熊木東沢を詰めて蛭カレーを食べよ!
- GPS
- 16:17
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,374m
- 下り
- 2,373m
コースタイム
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 3:31
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 12:37
天候 | 1日目、晴れのち雷雨 2日目、快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションを多く含んでおりますので危険な箇所多数有ります。自分の技量で考えて行動してください。 一般登山道でも道迷い遭難の多いルートを含んでおりますので地図とコンパスは必携です。 |
その他周辺情報 | ユーシンロッジ(閉鎖中) 蛭ヶ岳山荘 蛭カレー、コーラ |
写真
感想
1日、2日とヤッさんと熊木東沢を使って蛭ヶ岳で蛭カレーを食べに行ってきました♪
1日では難しいと判断し、ユーシンベースで行くことにしました。
荷物は、25kg、、、久々に重い物を背負って行くことに。
ヤッさんと待ち合わせより早く秦野駅に着いたので朝マックしに行くとチャンタカさんに出会い少しお話をすると「今日、明日天候崩れるよ、14時からは雨になるし雷予報も出てるよ!」と教えて頂きました!
天候が崩れる事は、気象図から想像して居たのですが、私の予想だと17時以降と踏んで居ましたが山ですからね、、、ゆっくり行く予定でしたが14時前に現着に修正、朝マック後にヤッさんと合流しお昼ご飯とお酒を駅中のOXで購入し寄大橋に向けて出発!連休なので車が停められるか心配していましたが、、、、
駐車スペースは、全てバリケード🚧で駐車出来なくなっていて少ない空間に所狭しと駐車して有る、、、
が、何とか停めて荷支度をして10時に出発!25kgを背負い進みますがスピードは出ない、ヤッさんはペースが速くそれに着いて行けない、、、「ヤッさん、そのペース無理!」と言ってペースをおとして貰います。森の登りを抜けて寄沢の渡渉を終える頃には心拍も上がって登りも快調に!釜場平でお昼予定でしたが天候を考え雨山峠にする事に!
雨山峠で小鯵寿司を食べて出発!雨山沢の径を行くとzinniaさんに!大石山に行ったとのことでした。やがてユーシンに13時30分に到着!
避難所には先住者が居ました。
雨の降る前にビバークの準備をして沢水を浄水してテントに戻ると暫くして雷鳴と雨が☔️チャンタカさんありがとう!と感謝しながらテントでうとうとしてると1時間位で雨も上がり時計を見ると16時過ぎ!イワナでも釣るか!と沢で17時位迄やると何とか二匹釣れて晩御飯に!
テントに戻ると間も無くして雨、、、、
晩御飯を各々テントで作る晩御飯はラム肉のカシミールカレー!ヤッさんにプレゼントしたダイソーメスティンでオート炊飯のやり方をテント越しに教えてカシミールカレーの食材を渡し、釣ったイワナも3枚におろし塩胡椒でソテー!
ヤッさんは、メスティンデビューで美味しくご飯が炊けたことに感動して美味しい美味しいを連呼していました!
やがて風雨が強くなりだすと雷が!
時刻は18時、、、予測していた事ではあるが、雷は4km位の所で集中的に落ちているようで雷雲は動かない
缶チューハイも飲み終わりうとうとしていると1km 位の距離になったので避難小屋の炊事場に一時的に避難して日本酒を呑みカミナリが去るのを待っていると釣りをしていた先住者さんが出てきてしばし釣り談義からの山話!話は盛り上がり酒が進みました!これが翌朝に響くことになることをこの時は知る由もなかった、、、
2日目、5時出発を予定していたが、何と二日酔いと言う失態をしてしまった、、、4時半には目覚めたものの全くムカムカが、、、
朝ご飯のうどんはヤッさんだけで食べてもらい、水を飲んで何とか6時に出発、、ウキウキしているヤッさんとは裏腹にムカムカと戦っている私、、、、そうこうしているうちに熊木沢出合(正確には落合と言うらしい)に到着、ゴーロ歩きに入る。
二日酔いにはゴーロは辛い、、、
カギカキ沢を過ぎると道の真ん中にオス鹿の立派なツノが付いた頭骨を発見!思わぬ収穫に頭骨を手に持ったまま藪漕ぎし赤いワンボックスまで来ました、南陵を直登するか迷ったが当初の計画通り東沢で上がることに決めて東沢出合迄戻ります。
最初の堰堤は堰堤の右から3mほど岩を登りチムニーの様になっている堰堤と岩の間から越えます。
これを越えると良く投稿にあるオレンジ色のヘルメットがある角度的に尾根をトラバースして次の堰堤を越えるのかと思い踏み跡を辿りましたが敢えなく沢におりて堰堤の右手手前から取付高巻きました。
そこからはゴーロ歩きで左俣を進みその次は右俣から進む予定でしたが左俣にして(理由は、時間がかかっているのでヤマレコの軌跡がある方に)と進みやがて右岸側が岸壁の様相を見せる頃には次第に傾斜を増し5m程の大きい岩を持った棚にかかります。この棚は直登は出来ないので右岸側から巻きましたが、土質で崩れやすいのでヤッさんはロープで確保しました。(恐らく此処でピッケルを忘れる)
やがてログだと左岸尾根に逃げる地点に来ましたがそのまま沢を登ります。浮石だらけの急登にかかり慎重に落石注意で登ると岩が出てきて追い立てられる様にその方向に進む、このままでは岩登りになると思い左岸尾根側にトラバースを試みるが赤土地帯があるのでピッケルを使おうと背中に手を伸ばすがピッケルが無い、、、、しょうがないので戻り岩を登り手詰まりになりかけたところで何と鹿道が左岸尾根にトラバースしているではないですか!
有り難く使わせていただき、予想通りの荊地帯を抜けやがて鈴竹地帯に入ると縦走路に出ました!
蛭ヶ岳山荘で蛭カレーを食べに寄ると何と丹ハイのメンバーが勢揃い!来たルートの話や鹿角の話をしながらカレーを食べて山頂に行くと此処に四週連続で山頂にて萩原さんのお2人組に会いました!先週の塔ノ岳でもびっくりしたのに蛭ヶ岳でも会うとは!次は、何処で出会うのでしょうか?
蛭ヶ岳とも別れて臼ヶ岳から朝日向尾根でユーシンに戻り、テントを畳んで20kg越えくらいになったザックを背負い何とか日没同じ位に車まで戻れました!
疲れたけれど、沢山の山友と出会えて今回も良い山行になりました!
長文になってしまいました、、、
この2日間楽しかった!とても疲れましたが心に残る山行でした!東沢の詰めのシビアな面、丹沢の最奥で雷雨のテント。生まれて初めてのメスティン(^^)/鹿角に蛭が岳での山友の出合い。本当ありがとうございました!
いゃ〜荷物が重かった、、、
また遊びましょうね!
とっても読み応え、見ごたえのあるレコでしたー
鹿角GETおめでとございます!
ピッケルストック(´;ω;`)
参考書うらやましー♪
まだ1回しか読んでないので、何回も楽しませていただきま〜す(^^
朝日向尾根はtoramonさんのレコを参考にさせていただきました♪
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