大峯奥駈道 吉野から熊野へ縦走

2021年04月30日(金) ~ 2021年05月04日(火)

• GPS: 87:54
• 距離: 99.4km
• 登り: 7,733m
• 下り: 7,882m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:30
• 休憩: 0:35
• 合計: 11:05

6:48 スタート地点
7:09 7:09 吉野山駅
7:20 7:23 金峯山寺
7:40 7:41 上千本口バス停
8:10 8:11 花矢倉展望台
8:19 8:19 吉野水分神社
8:29 8:29 高城山
8:39 8:39 奥千本口バス停
8:48 8:48 金峯神社
9:03 9:03 青根ヶ峰
9:27 9:27 試み茶屋跡
10:41 10:41 薊岳
10:49 11:01 四寸岩山
11:15 11:15 足摺の宿跡
11:45 11:46 九十丁石
12:02 12:15 二蔵宿小屋
13:30 13:31 大天井ヶ岳
14:14 14:15 五番関
15:13 15:14 今宿跡
16:05 16:11 洞辻茶屋
16:23 16:23 陀羅尼助茶屋
16:26 16:26 松清店
16:51 16:51 鐘掛岩
17:06 17:06 西の覗岩
17:22 17:22 山上ヶ岳
17:40 17:41 地蔵岳
17:48 17:48 投地蔵辻
18:02 小笹ノ宿

2日目

• 山行: 11:31
• 休憩: 0:38
• 合計: 12:09

18:02 小笹ノ宿
5:42 5:42 脇ノ宿跡
5:51 5:52 明王ヶ岳
6:42 6:44 大普賢岳
6:55 6:55 水太覗
7:02 7:02 弥勒岳
7:29 7:30 サツマコロビ(薩摩転び)
7:34 7:34 国見岳
7:40 7:41 内侍落し(屏風横駈)
7:45 7:46 稚児泊
8:00 8:06 七つ池
8:19 8:19 七曜岳
8:22 8:23 無双洞・和佐又山分岐
9:14 9:14 みなきケルン碑
9:23 9:24 行者還岳分岐
9:31 9:34 行者の水場
9:49 9:50 行者還小屋
9:57 9:57 天川辻
10:40 10:40 R309 90番分岐
11:02 11:02 しなの木出合
11:11 11:12 一ノ垰
11:16 11:16 一の垰プレート
11:35 11:35 奥駈道出合
12:07 12:07 弁天ノ森
12:32 12:34 聖宝ノ宿跡
13:52 14:08 弥山小屋
14:42 14:44 大峰山
15:03 15:04 明星ヶ岳
15:27 15:33 禅師ノ森
16:00 16:01 五鈷峰
16:35 16:36 舟ノ垰
17:20 楊子ノ宿

3日目

• 山行: 10:45
• 休憩: 0:26
• 合計: 11:11

17:20 楊子ノ宿
5:53 5:53 孔雀岳
6:27 6:27 両部分け
6:35 6:36 橡の鼻
6:44 6:45 空鉢岳
7:09 7:10 馬の背
7:33 7:34 釈迦ヶ岳
8:16 8:17 深仙ノ宿
8:53 8:53 太古の辻
9:11 9:11 蘇莫岳
9:14 9:14 仙人舞台石
9:28 9:29 石楠花岳
10:21 10:22 天狗山
10:44 10:45 奥守岳
11:05 11:26 嫁越峠
11:43 11:44 天狗の稽古場
11:51 11:52 地蔵岳
12:14 12:14 般若岳
12:45 12:46 滝川辻
13:06 13:07 乾光門
13:43 13:46 涅槃岳
14:14 14:15 証誠無漏岳
14:25 14:25 鎖場
14:47 14:48 阿須迦利岳
15:30 持経の宿

4日目

• 山行: 12:50
• 休憩: 1:04
• 合計: 13:54

15:30 持経の宿
5:12 5:12 持経千年檜
5:44 5:44 両又分岐
6:03 6:05 平治ノ宿
6:33 6:33 転法輪岳
6:59 7:00 倶利伽羅岳
8:08 8:09 水場まで10分
8:10 8:17 怒田宿跡
8:25 8:34 行仙岳
8:57 8:57 行仙宿山小屋
10:49 10:55 笠捨山
11:29 11:29 葛川辻
12:10 12:18 地蔵岳
12:27 12:27 水場
12:47 12:48 四阿之宿
12:51 12:52 東屋岳
13:00 13:00 拝み返し
13:08 13:09 檜之宿跡
13:18 13:18 巻道分岐
13:29 13:30 香精山
14:21 14:21 塔ノ谷峠
14:59 14:59 古屋の辻
15:17 15:18 如意宝珠岳
15:31 15:32 蜘蛛ノ口
15:46 15:46 稚児ノ森
16:14 16:15 水呑金剛
17:17 17:17 花折塚
17:39 17:39 玉置山展望台
18:10 18:17 玉置山
18:21 18:46 玉置神社
19:05 玉置山駐車場

5日目

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:28
• 合計: 10:10

19:05 玉置山駐車場
5:14 5:15 玉置辻
6:20 6:21 大平多山分岐
6:46 6:51 大森山
7:00 7:00 大水ノ森
7:41 7:41 切畑辻
8:29 8:31 五大尊岳（北峰）
8:44 8:46 五大尊岳
9:56 9:57 金剛多和
10:23 10:37 大黒天神岳
11:29 11:30 山在峠
11:49 11:49 吹越山
12:07 12:07 吹越宿跡
12:43 12:43 吹越峠
13:02 13:03 展望台
13:10 13:10 七越峰広場
13:16 13:22 七越峰
14:48 熊野本宮大社

天候

4月30日　晴れ後曇り　
5月1日　　雨後雹、一時雪　強風
　2日　　雨　強風
　3日　　晴れ
　4日　　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

5月1日、2日は雨、雪、雹、そして強風で山行には過酷な状況でした。特に2日は八経ケ岳過ぎから土砂降りに加え大粒の雹、強風。

コースは、特に危険と感じるところはありませんが、急な下りが多く慎重に。奥駈道は長いコースなので慣れや油断が大敵です。

噂の地蔵岳は確かに1番の注意箇所ですが、地元の有志の皆さんの手により真新しい鎖が取り付けてあり安心して通過出来ました。ただ何箇所か迷い易いルートはありましたので、GPSナビを時々確認しながらの山行が今や必須です。

その他周辺情報

<水場>

小笹の宿　→水量豊富

楊枝の宿　→沢の水。正しい場所はどこだかは不明だったので適当に小屋前の沢から調達。もちろん煮沸利用しました。

鳥の水　→楊枝の宿の水が安心出来ずここで調達。

持経の宿　→悪天候で小屋止まりにしたらご主人に無料で提供していただく。テント泊の方は5分ほどのところ。

弥山小屋　→1リットル100円。パンも購入。

玉置神社　→神社裏手の池の脇にある。丁度神社の神主さんにお会いし、無料でどうぞとのこと。もちろん神社に拝みも忘れずに。

<宿泊地>

楊枝の宿　悪天候で超満員。仕方なく軒下にテント設営。雨風が凌げ問題なかった。

玉置神社　神主さんに駐車場でのテント泊のことを聞いたら、進んで承諾しているのではなく、奥駈道を頑張っている方への奉仕の立場とのこと。駐車場に張らしてもらっているという感謝の気持ちは忘れずにいたいものです。

持経の宿　GW期間だけ新宮山彦グループのご主人が滞在。水の無料提供やボンカレー、ビール販売と至れり尽せり。薪ストーブも焚いていただき暖かく過ごせました。外は最悪の天気だっただけに天国でした。感謝です。

写真

4/30 6:46

吉野駅スタート

4/30 7:22

4/30 8:39

言葉通り修行の山行に

4/30 8:46

4/30 8:47

4/30 8:55

4/30 11:01

1日目天気良好

4/30 11:15

4/30 14:15

現世でもこういうのがあるんだね。

4/30 15:13

4/30 16:00

4/30 16:02

茶屋はしばらくの間、誰も居ません。

4/30 16:22

ゴースト化

4/30 17:00

山頂に宿坊

4/30 17:05

西の覗き

4/30 17:21

4/30 18:05

小笹の避難小屋。定員4名ほどでどなたか先着の方が利用していました。この日はテント20張程。まだ余裕はありました。

5/1 5:14

朝焼けが綺麗

5/1 5:32

南からの門。凄い異質なものを感じます。

5/1 6:42

今日登る八経ケ岳はまだ遠いなー。

5/1 7:51

和佐又に続く稜線はアルプス並み。

5/1 8:16

緊張の木の橋渡り

5/1 8:17

5/1 8:17

雲行きが怪しくなって来ました。

5/1 9:42

行仙小屋、ここを過ぎてから雨。

5/1 11:36

5/1 11:36

5/1 13:53

弥山小屋で水を調達。次いでに菓子パンも2個購入。非常時のカロリー確保のためです。

5/1 14:41

関西最高峰八経ケ岳、ここから地獄の雨風、雹。
この後、楊枝の宿が本日の宿泊地なのですが余りの悪天候で写真は撮っていません。

5/2 5:46

楊枝の宿から、まもなく鳥の水。２リットル補給しました。

5/2 6:01

5月でこの寒さ、霧氷。

5/2 7:24

釈迦ケ岳、この頃、雨が雪に。

5/2 7:36

5/2 8:19

深仙の宿。昨日、楊枝の宿が満員でここまで足を伸ばして来た方が就寝中でした。

5/2 8:19

今日も強風に雨。

5/2 8:50

嵐の中での癒やしになります。

5/2 8:53

ここからのルートは、北ほどはっきりしない箇所も出て来ます。しかし慎重に周囲を見回しながら進むことにより迷いの心配はないでしょう。

5/2 8:55

5/2 8:55

5/2 9:21

5/2 10:40

5/2 10:41

5/2 11:43

5/2 11:59

5/2 13:42

涅槃岳、バテて来ました。標高差200から300mの登り降りの繰り返しが毎日続きます。

気温マイナスの山行で寒さにもやられました。
この後、平治の宿までの予定でしたが、持経の宿にて本日終了。

5/3 5:09

持経の宿の朝。宿のご主人には大変お世話になりました。特に夜も暖かく良かった。寒さで疲弊した体が持ち直しました。

5/3 5:14

5/3 6:05

平治の宿。水場はあるようです。

5/3 6:32

5/3 8:24

5/3 8:25

遠くに見えるは八経ケ岳や弥山

5/3 8:25

5/3 8:56

行仙小屋

5/3 8:57

5/3 10:49

笠捨山。ここの登りは長い。

5/3 10:50

どんどん八経ケ岳が遠くに。

5/3 10:51

5/3 11:44

地蔵岳前の槍ケ岳。確かに本家北アルプスのものに穂先が似ている。

5/3 12:09

地蔵岳山頂。新しい鎖が沢山張られていました。

5/3 12:19

地蔵岳からの下降を撮った一枚。ほぼ垂直の6メートル。緊張箇所でどれと言ったらここが1番かも。

5/3 13:29

5/3 14:21

5/3 17:45

堂々

5/3 17:46

この真新しいテラスからの絶景に癒されました。

5/3 18:10

石楠花の道を抜けると間もなく本日ゴール、玉置神社。

5/3 18:11

玉置山山頂

5/4 4:50

熊野本宮の奥宮である玉置神社は非常に趣きがある社でした。水が非常に美味しい。神主さんも気さくな方でした。

5/4 6:45

5/4 8:15

熊野の麓が見えます。

5/4 10:24

5/4 11:23

5/4 14:00

5/4 14:01

前を行くグループが熊野川を渡るところ。

5/4 14:16

渡り切りました。膝上まで水量はありました。

5/4 14:40

前回、中辺路の時にお参りしたので旧本宮後はスルー。

5/4 14:44

結構、人がいます。

5/4 14:49

遂にゴール。中辺路とは比べ物にならないほど、タフなコースでした。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

yasujiro

大峯奥駈道、無事完走出来ました。二日間は悪天候に見舞われ、雹や雪、強風で大変なこともありましたが、挑戦して良かった