白峰三山縦走 雲の下、風に吹かれて花咲き乱れ
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- GPS
- 52:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 3,140m
コースタイム
7:10広河原 - 7:30白根御池・大樺沢分岐 - 9:45二俣(大休止)
10:15二俣 - 12:35小太郎尾根分岐 - 13:15北岳肩の小屋13:40 - 14:30北岳(小休止)
14:45北岳 - 15:05吊尾根分岐 - 15:50北岳山荘(泊)
■7/14====
6:00北岳山荘 - 6:45中白根山 - 7:55間ノ岳(小休止)
8:05間ノ岳 - 9:15農鳥小屋(大休止)
9:40農鳥小屋 - 10:40西農鳥岳 - 11:30農鳥岳(昼食)
12:00農鳥岳 - 12:45大門沢下降点12:50 - 15:50大門沢小屋(泊)
■7/15====
6:25大門沢小屋 - 8:30八丁坂8:50 - 9:50休憩小屋 - 10:30第一発電所 - 11:10奈良田
天候 | 7/13 曇り時々雨、稜線上強風 7/14 曇り時々雨、稜線上強風 7/15 雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
JR中央線甲府駅下車。朝4時のバスを待つ。 山梨交通バス(快速・広河原行き) 4:20甲府駅 - 6:40広河原 ⇒登山口:広河原 ⇒下山口:奈良田 ■帰り 奈良田より乗合タクシー利用 奈良田13:50 - 下部温泉駅14:30 下部温泉駅よりJR身延線で甲府へ行き、JR中央線で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■宿泊 7/13 北岳山荘(夕食付き、朝昼弁当) 7/14 大門沢小屋(夕食、朝食付き) ■温泉 7/15 奈良田温泉 ■登山道 登山道は非常に良く整備されています。 左俣ルートには雪渓がありましたが、右俣には無し。 右俣であれば、白峰三山縦走コースは最後までアイゼン不要でした。 ■目にした花 ハクサンイチゲ ミドリハクサンイチゲ チョウノスケソウ ミヤマオダマキ アオノツガザクラ キバナシャクナゲ チングルマ イワウメ イワツメクサ ミヤマシオガマ ウラジロナナカマド イワカガミ ショウジョウバカマ シナノキンバイ タカネスミレ タカネグンナイフウロ タチフウロ ツマトリソウ サンリンソウ など多数 主役はハクサンイチゲ。 キタダケソウ、タカネマンテマにはお目にかかれませんでした。 ■服装 1.アンダーシャツ長袖 2.Yシャツ半袖 3.ウインドブレーカー 4.薄手のダウンジャケット |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 2
ティッシュ 1
三角巾
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 2
雨具 1
防寒着 1
ストック 1
水筒 1
時計 1
非常食 2
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共同装備 |
ツェルト
ファーストエイドキット 1
医薬品
カメラ 3
ビデオカメラ
車
|
感想
というわけで白峰三山縦走です。
せっかくの三連休なので、我が大恩ある山の師匠kazubonneさんらと共に山に行くことになりました。どこに行くか紆余曲折あったものの、最終的に北岳に行くことになりました。
私にとって、以前、入笠山に登ったことはあるものの、本格的な南アルプスは初めて。
甲府から早朝のバスで登山口の広河原に向かいます。三連休とあってバスは大混雑。なんと20台くらいバスが出てるらしい。そうとう混雑するだろうとは思っていましたが、果たしてこれだけの人が山小屋に入りきれるのだろうか??と、早くも心配になります。
途中別行動になったkazubonneさんの記録はコチラ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-322644.html
■1日目(7/13)====
広河原から、まずは沢沿いの道を北上。二俣まで進みます。
ここでkazubonneさんらは左俣ルートの雪渓にチャレンジ。私は右俣ルートで山頂を目指すことにし、二手に別れます。
白根御池にも行きたかったですが、当日中に北岳山荘まで行かないといけないし、時間的に厳しくなると判断して先に進むことにします。
登る途中で雨になり、雨の中を稜線へ。
この辺りから高山植物の咲き乱れるお花畑となりましたが、雨で写真を撮る余裕なし。こんど防水カバー買ったる。
稜線に出たら凄い強風で、危うくザックカバーが飛ぶところでした。
肩の小屋を経由して、ついに北岳山頂に到着!!
展望ゼロで残念ですが、これで私も日本で二番目に高い山に登頂しました。
天候回復の見込みも無いので、北岳山荘へ直行。
降りたところで雲からは抜け出し、稜線の眺めを堪能しながら山荘へ向かいました。
山荘で右俣を攻めたkazubonneさん達と合流。これで一日目が終了です。
■2日目(7/14)====
2日目、前日右俣を攻めたkazubonneさん達は北岳に向かい、わたしは間ノ岳方面へ進むことにしたので、再び別行動です。
お二人のほうが断然スピードが速いので、どこかで追いつかれるだろうと思い、先に進みます。
中白根山あたりからものすごい強風に。間ノ岳直前では唸るような強風にあおられて進みました。
谷底で雲が渦を巻いて、一気に稜線に駆け上がり、反対方向へ抜けていく。
これを見たら龍がいると思っても不思議ではないよなー。
そんな強風のなかでも、高山植物は耐えて咲き続けていました。
基本的に強風は西側からだったので、間ノ岳を過ぎて西に遮るものがある場所では、非常におだやかでした。
美しい稜線を農鳥小屋→西農鳥岳→農鳥岳と進みます。
そして大門沢分岐点からは、大門沢にそって急降下。ここの下りはとにかくつらかった。
おまけに途中から雨も降ってきて、試練の道となりました。
どうにか大門沢小屋にたどりつき、ほっと一安心。
kazubonneさん達も後からやってきて合流しました。
■3日目(7/15)====
最終日は、大門沢小屋から奈良田まで、3時間半弱で下りるだけ。
などと思っていたのですが、なんと4時間半程度かかってしまいました。
なんてこったい。
最後の舗装道では脚の痛みに耐えながらも、どうにか奈良田の集落に到着。
温泉で汗を流して、ベーコンステーキ丼を堪能。
奈良田からは13:50発の身延行きバスに乗る予定でしたが、乗合タクシーがあるとのことで、急遽そちらに変更。
40分弱で下部温泉に付き、うまく身延線の甲府行きに乗り継ぐことができました。
ありがたや。
甲府からは特急かいじに乗り継いで、帰路につきましたとさ。
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ヤマレコ 39記録
3000m峰 4/21(+3)
日本百高峰 7/100(+3)
日本百名山 13/100(+2)
日本二百名山 15/200(+1)
日本三百名山 22/300
一等三角点百名山 6/100
都道府県最高峰 4/47
(中白根山と農鳥岳は、それぞれ間ノ岳と西農鳥岳の付属峰と考え、3000m峰と日本百高峰には入れていません)
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