ジャンダルムでご来光!晴れの槍〜奥穂〜西穂縦走♪
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 3,323m
- 下り
- 2,274m
コースタイム
3:35 新穂高
4:37 白出沢出合
5:55 槍平
7:10 千丈分岐
8:18 飛騨乗越
8:58 槍ヶ岳
9:20頃 発
9:40 飛騨乗越
9:55 大喰岳
10:20 中岳
11:15 南岳
13:20 北穂高小屋
13:25 北穂高岳
15:00 涸沢岳
15:10 発
15:15 穂高岳山荘
7/20土
3:30 穂高岳山荘
4:05 奥穂高岳
4:15 発
4:50 ロバ耳
5:00 ジャンダルム
5:15 発
5:55 天狗のコル
6:10 天狗の頭
6:35 間ノ岳
6:55 赤岩岳
7:10 P1
7:15 西穂高岳
7:40 ピラミッドピーク
7:50 西穂独標
8:10 丸山
8:20 西穂山荘
8:55 ロープウェー西穂高口駅
天候 | 7/19 AM晴れ PM晴れ一部ガス 7/20 AM晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは西穂登山口駅からロープウェーで楽々下山。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポスト 新穂高の登山指導センターは現在新築建設中です(まだ更地でしたが) 穂高ホテルの少し手前に専用の建物があり、登山届・下山届を提出できます。 ○登山道 アイゼン、ピッケルは不要です。 軽アイゼンを持参しましたが全くの荷物でした。 行程のほとんどが岩場の稜線歩きです。 落石、滑落、天候の急変には十分注意します。 また、混雑時にはすれ違いに時間がかかるためコースタイムは多めに見積もることが必要です。 特別に今回危険を感じるような箇所は見受けられませんでした(例年通りと思います) ○温泉 今回もひがくの湯で入浴。 登山者割引あり。受付で登山者であるorヤマレコユーザーであること(笑)を伝えると100円引きになります。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
(7/19)
1泊2日で新穂高を起点に槍〜奥穂〜西穂と歩いてきました。
日曜が仕事なため、今回は金曜に代休をもらい金〜土と登山しました。
金曜日のこともあり、無料駐車場は1時半頃はまだガラ空き。
一番奥の上にとめ、仮眠します。早い人は2時台から出発しているようでした。
3時に起床し、朝飯を済ませ出発。
空は満天の星空、ホタルの飛ぶ明かりも見えました。
登山届を出し右俣を歩き始めます。
槍平までは人に会わず。
千丈分岐あたりから下山者とすれ違うようになりました。
このあたりから視界が開け、快晴にあたりの景色を望むことができるようになります。
飛騨乗越からは岩稜歩き。
槍の穂先もはっきり見え、早速登りました。
山頂で会った人はわずか1人。西鎌を行くそうで、しばらく話し、先に降りました。
大喰岳、中岳、南岳を通過し大キレットへ入ります。
長谷川ピークは何故か頂上のペイントを見逃してしまいました。疲れ?
こんなことは初めて。念のため慎重に歩くように心がけます。
ナイフリッジ、飛騨泣きを通過し、北穂小屋直下まで来ます。
ここで先行する登山者から落石を落とされました。
気づいていたようでしたが、何の言葉もなくビックリ。
ちょっとうんざりしたので先行者が小屋に付くくらいまで休憩することにしました。
北穂から涸沢岳までは実は結構な難所。
槍からの縦走だと体力も落ちて疲れが出る頃なので慎重に歩きます。
時折のお花畑や岩場から一生懸命に咲く花に心癒されます。
涸沢岳へたどり着き、無事に穂高岳山荘に到着しました。
この日は宿泊者は30〜40人程度。驚くくらいの人の少なさでした。
西穂から縦走してきた人、雪渓残る白出沢を上がって来た人、様々な人がいました。
部屋も定員30人?の部屋にわずか7,8人。おかげ様で快適に眠れました。
(7/20)
翌朝、予定通り3時半に発ちます。この日も満天の星空。
あたりは真っ暗ですが、さすがは奥穂の登山道と言ったところ。
よく整備され、○字のペイントも多く難なく歩けました。
奥穂山頂でひと休み。
祠の裏(前穂側)に風の当たらない場所があるのでいつもここで休憩しています。
ヘッデンが要らなくなったところでジャンダルムへ向けて出発します。
最大の難所は馬の背の下り。両側に切れ落ちたナイフリッジを慎重に通過します。
時折風が吹くのでバランスには注意します。
一気に下り再び登り返し、途中でロバの耳へ寄ってみました。
ジャンダルムへは直登ルートもよく聞きますが、今回も安全の巻き道で登頂します。
貸切のジャン山頂ではご来光のご褒美。
もうとっくに日は昇っている時間なのですが、奥穂の裏側からなので時間がだいぶ遅れたようです。
全く期待していなかったので感動の瞬間!でした。
日は一気に昇り、気温も上がってくるので、再び縦走路を歩き始めます。
天狗、間ノ岳を過ぎ、赤岩岳あたりで西穂側からの登山者とすれ違うようになりました。
うち一人は早朝に上高地を出発し、上高地へ日帰りで下山予定とのことでした。
まさかの日帰り西穂奥穂!このルートを歩くと必ずと言っていいほど猛者に出くわします(笑)
西穂からは登山者も増え、特に独標より下では団体2組もありちょっとしたブレーキ。
それでも日曜日の午前中に比べればごく少ない人数です。このあたりで出会った方々はほとんどが西穂山荘泊なのでしょう。
西穂〜西穂山荘までこんなにスムーズに歩けたのはもちろん初めてのことでした。
西穂山荘から半分くらい歩いたところで、この日ロープウェーで上がってきた登山者に続々とすれ違います。
面白いことに先にすれ違うのはガチ装備の方々で、後からすれ違うのは軽登山者風の方々なのでした。
帰りのロープウェーも5分と待たずして乗ることができました。
早々に下山し、ひがくの湯に立ち寄り帰宅しました。
夏山の槍穂高は混む、という固定観念を見事に打ち破る登山でした。
週末は大混雑の北アも平日は結構すいているものなんですね。
山もようやく梅雨明けといったところでしょうか。
天気良し、展望良しの素晴らしい2日間となりました!!
ちなみに昨年ほぼ同じルートを歩いた時の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210845.html
kiyoponさん、LArcでございます。
素晴らしい槍・穂高を楽しませていただきました。
いつものレコよりもお花率が低い印象があります。
今回は山歩きを堪能なさったのでしょう。
いずれにしても、足元を見ても、見渡してみても槍・穂高の魅力を余すことなくレコにまとめていらっしゃいます。
ジャンでのダイヤモンド奥穂!ドンぴしゃですね。
素晴らしい光景です。
しかも好天に加えて混雑のない山行とはラッキーです。
美しい花、素晴らしい景色・・・こういったレコを拝見すると行ってみたくなります。
どうもkiyoponさんが行くところ、私の行ってみたいリストになることが多く、困ります。
困りますけど、これからももっともっと注目していきます。
いつもコメントありがとうございます
花の写真が少なめなのは、いつも通り載せると写真の枚数が膨大になるからです(笑)
今回も花の写真もたくさん撮ってますよ
天気が良くて、展望の稜線歩きが楽しめたので、なるべく景色の写真をチョイスしたつもりです
ダイヤモンド奥穂は狙っていたわけではなかったので、たなぼたでした。
この景色を見てしまうとやはり毎年訪れたくなってしまいます
花に偏ることが多いレコですが、参考になるようなら幸いです
LArcさんのレコもいつもじっくり見させて頂いてます
kiyoponさん こんばんは!
最高の大絶景、じっくり拝見させていただきました
天気も良し 、ジャンからの奥穂ご来光なんて最高ですね
写真見ているだけでも爽快でしたよ
それにしても、ご飯 4杯?には驚きです
私の勝手なイメージだったのですが、
お花 好きなkiyoponさんに、
そんなイメージが浮かばなかったもので・・・
それと、出来たら少し教えていただきたいのですが、
奥穂から先のルート(ジャン〜西穂まで)は、
ペイント等のマークはそれなりにあるものなのでしょうか?
(どこを投降したり・通れば良いのか、行けばだいたい判りますか?)
また、やっぱりメットは必要そうですか?
(今回はやっぱりメット着用ですか?)
最後に、やはり今回はこれだけの大絶景だと、
いつもの【花メイン】ではなくなっちゃいますよねぇ〜
最高の写真拝見させていただき、ありがとうございました
同じ日に、西穂から天狗岳まで往復した者です。
たった二日間で、これだけの距離をいかれたんですね!
真似してみたいけど、絶対無理です _/\○_
でもジャンダルム、いつか行ってみたい!
そんなわたしに、登ってみたような感覚を沸かせてくれた素敵なレコに感謝です!
4日間出張してまして返信がすっかり遅れてしまいごめんなさい
悪天候の予報ではまず歩かないルートですが、今回は今までこのルートを歩いた中では一番良い天気で気分も爽快でした
普段から燃費が悪いとよく言われます(笑)
行動時はあまり食べないのですが、小屋の食事はとにかく量を食べてしまいます
奥穂〜西穂はルートは出来ていますがペイントは少なくなります
ガスってしまうと初めてでなくても分かりにくいところは出るかと思います。
進行方向を確認しながら稜線を行くのか、巻き道を行くのか注意して進む箇所があります。
天気が良ければ基本稜線で、進みづらいなと感じたら周りを見渡して上からペイントを探すのも手かもしれません。
ヘルメットは恥ずかしながら着用しませんでした。
メットはこのルートの標準装備かと思います
毎回出会う人の半分以上は着用している印象です。
歩く人が多くなれば落石等も多くなるので注意です
花の写真増やすとたぶん、写真200〜300枚のレコになっちゃいますね
こちらこそコメントありがとうございました
初めまして
コメントありがとうございます
レコ拝見しました。
大変な1日になったんですね
(失礼と思いますが)ちょっと無謀かな〜とも思えてしまいました
天狗岳までピストンできるくらいですから、しっかり縦走の準備して臨めば可能なのではないでしょうか
天狗岳からその先の天狗のコルまでの下りは特に急です。
そしてそこからのジャンまでの登りはもっと長く険しいと思います
岩場ばかりのルートですが、それでも毎年この時期になると歩きに来たくなるほど魅力あるルートだと思っています
kiyoponさん こんばんは!
ルートの件、ご回答頂きありがとうございました
結構詳細に教えて頂けたので、印象が掴めた感じです
実は私も来週の後半あたりで、同じルートを歩こうかと思ってます。
(天気 次第ですが・・・)
kiyoponさんのように1泊では私は無理なので、
ゆっくりまったりテン泊で2泊3日にしようかと思います。
北岳 の時に続きまして、事前情報をご教示戴き、
本当にありがとうございました
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