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Yamareco

記録ID: 3294965
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市北区建部町 志呂神社〜豊楽寺山 歴史と生物の躍動を感じて

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:30
距離
12.6km
登り
426m
下り
432m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:34
休憩
0:55
合計
5:29
距離 12.6km 登り 432m 下り 438m
8:34
1
志呂神社駐車場
8:35
9:04
53
志呂神社
9:57
23
JR津山線南の東西分岐
10:20
55
石引乢&福本牧場分岐
11:15
29
福本牧場南の引き返し地点
11:44
17
石引乢&福本牧場分岐(2回目)
12:01
12:27
7
豊楽寺
12:34
32
13:06
25
JR津山線南の東西分岐(2回目)
13:31
18
人工滝&遊歩道撮影地点東の遊歩道入口
13:49
14
尾城川沿い引き返し地点
14:03
志呂神社駐車場
寺社巡りや旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離12.5km、歩行時間4時間30分、歩行数19,600歩、消費カロリー2,690Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
志呂(しろ)神社の駐車場に自動車を停めました。かなり広い草地で数十台は余裕ですが、境内に近いほうが草が低く歩きやすいです。
コース状況/
危険箇所等
 舗装道路ではないのは、神社や寺の境内や石段、人工滝&遊歩道<写真98>撮影地点東の遊歩道入口から尾城川沿いを北上し引き返して志呂(しろ)神社の駐車場に戻るまでです。多少、木の枝をよける程度でヤブコギや危険箇所はありません。石段などは下が濡れているときは滑りやすいので要注意です。
 志呂神社から誕生寺川親水公園<写真29>周辺がたまたま草刈り作業中で十数人おられました。それ以外は3人でした。

 人工滝&遊歩道<写真98>撮影地点東の遊歩道入口から尾城川沿いを北上し引き返して志呂(しろ)神社の駐車場に戻るまでは、舗装道路ではありません。
 野伏尾川の支流である尾城川沿いの低い草が茂った道を北上し、人工滝&遊歩道<写真98>を過ぎると、両サイドに背の高い草が茂ったコンクリート道になりました。東屋<写真100>から少し北上すると丸太と土の階段があり、これを上ると舗装道路で志呂(しろ)神社の駐車場に戻れます。一度は帰りかけましたが、直進し、予定にはなかった吉ケ滝を目指すことにしました。
 最初は草がまばらでしたが、そのうちにコンクリート道の両サイドから背の高い草や木の枝が迫ってくるようになり、足元をちょろちょろ水が流れていることもありました。そのうちにたまに植物が体に当たる土道になり、コンクリート堰堤のある小さなため池にオオアメンボ<写真101>がいました。
 ため池からさらに尾城川沿いを進むと、水たまりや小石がゴロゴロした所もありましたが、ほとんどかき分けることもなく歩けました。水はちょろちょろで滝があるとは思えず、途中で引き返しました。吉ケ滝は標高150m辺りだったようです。往路で上りかけてやめた丸太と土の階段の上まで戻りましたが、舗装道路には出ず、駐車場の草地を突っ切って戻りました。
その他周辺情報  福渡駅の南、旭川の対岸にたけべ八幡温泉があります。日帰り入浴は10〜21時ですが不定休です。レストランは火曜以外の11〜14時のみの営業です。その他、売店でお土産の購入、宿泊もできます。
01ウツボグサ
   &トラマルハナバチ
志呂神社の駐車場で早速見られたシーンです。蜜源の深い花にはやはり口器(中舌)の長いトラマルハナバチがやってきます。動画も撮りました。
2
01ウツボグサ
   &トラマルハナバチ
志呂神社の駐車場で早速見られたシーンです。蜜源の深い花にはやはり口器(中舌)の長いトラマルハナバチがやってきます。動画も撮りました。
02ミヤマサナエ♂
ナゴヤサナエなどのメガネサナエ属に似ていますが、胸部前面の縦と横の模様がつながっています。腹部先端が見えていないのが残念ですが、これでも横に広がった特徴的な腹部の形はわかります。岡山県では確認数が少ないようで、レッドデータブックでは県南で羽化し県北に移動していると推測されているものの、情報不足になっています。岡山市では成虫は未確認のようです。記念すべき第一号(^^)/
4
02ミヤマサナエ♂
ナゴヤサナエなどのメガネサナエ属に似ていますが、胸部前面の縦と横の模様がつながっています。腹部先端が見えていないのが残念ですが、これでも横に広がった特徴的な腹部の形はわかります。岡山県では確認数が少ないようで、レッドデータブックでは県南で羽化し県北に移動していると推測されているものの、情報不足になっています。岡山市では成虫は未確認のようです。記念すべき第一号(^^)/
03ノアザミ
   &トラマルハナバチ
ノアザミの花から花へと飛びまわりながら蜜や花粉を集めています。いわゆるハナバチの仲間なのでおとなしく、人を刺すことはまずありません。動画でその可愛い動きが見られます。
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03ノアザミ
   &トラマルハナバチ
ノアザミの花から花へと飛びまわりながら蜜や花粉を集めています。いわゆるハナバチの仲間なのでおとなしく、人を刺すことはまずありません。動画でその可愛い動きが見られます。
04志呂神社祖霊の塔
祖霊とは家族および親族の祖先の霊です。今まで見たことがないような形状でしたので、印象的でした。
1
04志呂神社祖霊の塔
祖霊とは家族および親族の祖先の霊です。今まで見たことがないような形状でしたので、印象的でした。
05志呂神社拝殿&本殿
ご祭神は大国主神の息子である事代主神(ことしろぬしのかみ)です。出雲国との関係については、感想にまとめました。拝殿より大きい本殿の存在感が印象的です。このすぐ東から境内の様子を動画に撮りました。
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05志呂神社拝殿&本殿
ご祭神は大国主神の息子である事代主神(ことしろぬしのかみ)です。出雲国との関係については、感想にまとめました。拝殿より大きい本殿の存在感が印象的です。このすぐ東から境内の様子を動画に撮りました。
06志呂神社境内図
拝殿の前にありました。このような境内図があると、あとで振り返りがしやすいです(*^^*)
06志呂神社境内図
拝殿の前にありました。このような境内図があると、あとで振り返りがしやすいです(*^^*)
07志呂神社本殿
嘉永元年(1848年)に再建されました。旧建部町指定重要文化財です。入母屋造の建物本体から大きな出向拝<写真15>が伸びているのが特徴で、建物全体に施された彫刻がすばらしいです。以降の写真で紹介します。
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07志呂神社本殿
嘉永元年(1848年)に再建されました。旧建部町指定重要文化財です。入母屋造の建物本体から大きな出向拝<写真15>が伸びているのが特徴で、建物全体に施された彫刻がすばらしいです。以降の写真で紹介します。
08志呂神社本殿縁葛の
      子&丑の彫刻
縁葛(えんかずら)に十二支の彫刻が見られました。せっかくなのですべて見ていきました。ネズミに二股大根!ネズミは男性、二股大根は女性の象徴で、男女の営みを表現しています。子孫繁栄のモチーフです。牛の左には松の木があるようです。後でここから本殿<写真07>の彫刻を動画に撮りました。
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08志呂神社本殿縁葛の
      子&丑の彫刻
縁葛(えんかずら)に十二支の彫刻が見られました。せっかくなのですべて見ていきました。ネズミに二股大根!ネズミは男性、二股大根は女性の象徴で、男女の営みを表現しています。子孫繁栄のモチーフです。牛の左には松の木があるようです。後でここから本殿<写真07>の彫刻を動画に撮りました。
09志呂神社本殿縁葛の
      寅&卯の彫刻
屏風や掛け軸などでもおなじみの虎と竹の組み合わせ、ウサギは波をかぶっているのでしょうか。因幡の白兎?
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09志呂神社本殿縁葛の
      寅&卯の彫刻
屏風や掛け軸などでもおなじみの虎と竹の組み合わせ、ウサギは波をかぶっているのでしょうか。因幡の白兎?
10志呂神社本殿縁葛の
      辰&巳の彫刻
竜は胴体がかなりうねっています。ヘビは大小2匹いますが、雌雄でしょうか。
1
10志呂神社本殿縁葛の
      辰&巳の彫刻
竜は胴体がかなりうねっています。ヘビは大小2匹いますが、雌雄でしょうか。
11志呂神社
   古神輿舎内部の神輿
文化2年(1805)〜平成12年(2000)の表示がありました。これは2つあるうちの右側のほうです。
11志呂神社
   古神輿舎内部の神輿
文化2年(1805)〜平成12年(2000)の表示がありました。これは2つあるうちの右側のほうです。
12志呂神社本殿縁葛の
      午&未の彫刻
馬は2頭で追いかけっこ、羊にはあごひげのようなものが見えますが、まさかヤギではないでしょうね(*_*;
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12志呂神社本殿縁葛の
      午&未の彫刻
馬は2頭で追いかけっこ、羊にはあごひげのようなものが見えますが、まさかヤギではないでしょうね(*_*;
13志呂神社本殿縁葛の
      申&酉の彫刻
右の猿のちょうだいポーズが可愛いです。鶏は奥にもう1羽いますが、左のデカい花のほうが気になります。
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13志呂神社本殿縁葛の
      申&酉の彫刻
右の猿のちょうだいポーズが可愛いです。鶏は奥にもう1羽いますが、左のデカい花のほうが気になります。
14志呂神社本殿縁葛の
      戌&亥の彫刻
吠えている犬の顔が妙にデカい(*_*;イノシシはちゃんと牙があります。これで十二支すべてコンプリートです。なお、十二支の彫刻は横一列に並んでいましたが、写真は2枚ずつ上下に並べて1枚、合計6枚にまとめました。
2
14志呂神社本殿縁葛の
      戌&亥の彫刻
吠えている犬の顔が妙にデカい(*_*;イノシシはちゃんと牙があります。これで十二支すべてコンプリートです。なお、十二支の彫刻は横一列に並んでいましたが、写真は2枚ずつ上下に並べて1枚、合計6枚にまとめました。
15志呂神社本殿出向拝の彫刻
左上に鶴、右に亀、木鼻には龍の顔、どれをとっても細かくよくできています。普通、拝殿のほうが彫刻が多く、本殿はシンプルなのですが、ここは逆でした。
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15志呂神社本殿出向拝の彫刻
左上に鶴、右に亀、木鼻には龍の顔、どれをとっても細かくよくできています。普通、拝殿のほうが彫刻が多く、本殿はシンプルなのですが、ここは逆でした。
16志呂神社天満宮
1間社流造の檜皮葺(昭和40年に鉄板葺に改修)、花崗岩切石製の低い基壇の上に南面して建っています。本殿と同じく嘉永元年の建築で旧建部町指定重要文化財です。手前に見事な龍の彫刻がありますが、ちょうどサカキ<写真17>の幹で隠れてしまいました。
16志呂神社天満宮
1間社流造の檜皮葺(昭和40年に鉄板葺に改修)、花崗岩切石製の低い基壇の上に南面して建っています。本殿と同じく嘉永元年の建築で旧建部町指定重要文化財です。手前に見事な龍の彫刻がありますが、ちょうどサカキ<写真17>の幹で隠れてしまいました。
17サカキ
花弁は初め白色で、のちに黄色みを帯びます。神棚や祭壇に供えるなど神事にも用いられる植物です。天満宮<写真16>の前に左右1本ずつありました。
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17サカキ
花弁は初め白色で、のちに黄色みを帯びます。神棚や祭壇に供えるなど神事にも用いられる植物です。天満宮<写真16>の前に左右1本ずつありました。
18志呂神社境内社伊都伎神社
丹波市の伊都伎(いつき)神社から分祀されたものと思われます。ご祭神の淤母陀琉神(おもだるのかみ)と妹の阿夜詞志古泥神(あやかしこねのかみ)は、『古事記』では伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)の前に生まれた神様です。
18志呂神社境内社伊都伎神社
丹波市の伊都伎(いつき)神社から分祀されたものと思われます。ご祭神の淤母陀琉神(おもだるのかみ)と妹の阿夜詞志古泥神(あやかしこねのかみ)は、『古事記』では伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)の前に生まれた神様です。
19ネズミモチ
紫黒色に熟した果実がネズミの糞を連想させ、​全体がモチノキに似ていることからこの名があります。トウネズミモチよりも花筒が長いです。
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19ネズミモチ
紫黒色に熟した果実がネズミの糞を連想させ、​全体がモチノキに似ていることからこの名があります。トウネズミモチよりも花筒が長いです。
20スイカズラ
苔むしたコンクリート道と石段を下りていると、法面に咲いていました。さすがに花はほとんど終わっていました。
3
20スイカズラ
苔むしたコンクリート道と石段を下りていると、法面に咲いていました。さすがに花はほとんど終わっていました。
21ピンクのガクアジサイ
花も萼もきれいです。色づき始めの淡い水色のアジサイもありました。
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21ピンクのガクアジサイ
花も萼もきれいです。色づき始めの淡い水色のアジサイもありました。
22志呂神社随身門
通り抜けて振り返ってみました。随身像はありませんでした。
22志呂神社随身門
通り抜けて振り返ってみました。随身像はありませんでした。
23志呂神社鳥居前バス停
        &アジサイ
「御津・建部コミュニティバス」鶴田線のバス停です。ここを通るのは火曜・木曜の13:46JR福渡駅発で一便のみです。ちなみに、福渡駅に向かうバスが8:43しかありません(-"-)まちがっても電車とバスでアプローチをしてはいけません。
23志呂神社鳥居前バス停
        &アジサイ
「御津・建部コミュニティバス」鶴田線のバス停です。ここを通るのは火曜・木曜の13:46JR福渡駅発で一便のみです。ちなみに、福渡駅に向かうバスが8:43しかありません(-"-)まちがっても電車とバスでアプローチをしてはいけません。
24アヒル?
バス停の裏の野伏尾川にいました。尾羽近くにカールした羽毛がないのでマガモではありません。大きさは小さめなので合鴨かと思いましたが、最近は野生のマガモと飼われている合鴨とを区別しないそうです。となると、小さいアヒル?水浴びしていたので動画を撮りました。
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24アヒル?
バス停の裏の野伏尾川にいました。尾羽近くにカールした羽毛がないのでマガモではありません。大きさは小さめなので合鴨かと思いましたが、最近は野生のマガモと飼われている合鴨とを区別しないそうです。となると、小さいアヒル?水浴びしていたので動画を撮りました。
25ムラサキツユクサ
5月〜9月頃に見頃を迎える花期の長い多年草植物です。オオムラサキツユクサとは違い、萼に毛がありません。この少し南西で草刈り作業中の数人とすれ違いました。
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25ムラサキツユクサ
5月〜9月頃に見頃を迎える花期の長い多年草植物です。オオムラサキツユクサとは違い、萼に毛がありません。この少し南西で草刈り作業中の数人とすれ違いました。
26薄紫の花菖蒲
野生のノハナショウブを改良した日本の花です。野伏尾川沿いの草地にポツンとこの花だけが見えたので、見下ろしてズームしてみました。以前はこの辺りも誕生寺川親水公園<写真29>として整備され、たくさん植えられていたのかもしれません。この後も川沿いで2か所ほど、同じ色の花を見ました。
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26薄紫の花菖蒲
野生のノハナショウブを改良した日本の花です。野伏尾川沿いの草地にポツンとこの花だけが見えたので、見下ろしてズームしてみました。以前はこの辺りも誕生寺川親水公園<写真29>として整備され、たくさん植えられていたのかもしれません。この後も川沿いで2か所ほど、同じ色の花を見ました。
27見返りメジロ
鳴き声でいるのはすぐにわかったのですが、撮ったらすぐに逃げられてしまいました。
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27見返りメジロ
鳴き声でいるのはすぐにわかったのですが、撮ったらすぐに逃げられてしまいました。
28ハグロトンボ♀
アオハダトンボに似ていますが、メスは翅に白い縁紋がないので見分けやすいです。妖精のようにヒラヒラと黒い羽を動かしている姿は優雅であり神秘的に映りました。動画にも撮りましたが、ちょうどすぐ下の野伏尾川沿いで草刈り機の大きな音が入ってしまいました。
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28ハグロトンボ♀
アオハダトンボに似ていますが、メスは翅に白い縁紋がないので見分けやすいです。妖精のようにヒラヒラと黒い羽を動かしている姿は優雅であり神秘的に映りました。動画にも撮りましたが、ちょうどすぐ下の野伏尾川沿いで草刈り機の大きな音が入ってしまいました。
29誕生寺川親水公園アジサイ
階段を下りて見に行きましたが、親水公園というよりも河川敷にアジサイを数本植えてあるだけの小さな広場でした。10人程で草刈り作業中だったので、すぐに上の舗装道路に戻りましたが、上にも2,3人おられて声を掛けられました。
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29誕生寺川親水公園アジサイ
階段を下りて見に行きましたが、親水公園というよりも河川敷にアジサイを数本植えてあるだけの小さな広場でした。10人程で草刈り作業中だったので、すぐに上の舗装道路に戻りましたが、上にも2,3人おられて声を掛けられました。
30ネムノキ
枝先に淡紅色の長いおしべをもつ花が集まって咲く姿は繊細でかわいいです。葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキの名前がつきました。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものです。咲き始めでしたが、夏を感じました。
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30ネムノキ
枝先に淡紅色の長いおしべをもつ花が集まって咲く姿は繊細でかわいいです。葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキの名前がつきました。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものです。咲き始めでしたが、夏を感じました。
31アマリリス&オオチャバネ
    セセリ&アブラムシ
直径15cm程のアマリリスの花の中でオオチャバネセセリ<写真上>が吸蜜している姿を微笑ましく見ていた次の瞬間、体長3〜5mmの大きなアブラムシが大量に茎にしがみついているシーン<写真下>を見て、目が覚めました(+o+)ひくかと思いきや、連れは完全にハマって爆笑していました(*_*;
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31アマリリス&オオチャバネ
    セセリ&アブラムシ
直径15cm程のアマリリスの花の中でオオチャバネセセリ<写真上>が吸蜜している姿を微笑ましく見ていた次の瞬間、体長3〜5mmの大きなアブラムシが大量に茎にしがみついているシーン<写真下>を見て、目が覚めました(+o+)ひくかと思いきや、連れは完全にハマって爆笑していました(*_*;
32イモカタバミ
花の中心部は赤みを帯び、葯は黄色です。よく似たムラサキカタバミ<写真59>は花の中心部が黄緑色、葯は白色なので区別できます。
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32イモカタバミ
花の中心部は赤みを帯び、葯は黄色です。よく似たムラサキカタバミ<写真59>は花の中心部が黄緑色、葯は白色なので区別できます。
33ラークスパー
初夏にブルーや紫色の穂状の花を咲かせるキンポウゲ科の一年草です。千鳥草、飛燕草とも呼ばれることがあります。デルフィニウムによく似ていますが、糸状の葉はデルフィニウム・シネンシスよりも細く、花の中心部が左右合わさったようになっている品種はラークスパーにしかありません。
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33ラークスパー
初夏にブルーや紫色の穂状の花を咲かせるキンポウゲ科の一年草です。千鳥草、飛燕草とも呼ばれることがあります。デルフィニウムによく似ていますが、糸状の葉はデルフィニウム・シネンシスよりも細く、花の中心部が左右合わさったようになっている品種はラークスパーにしかありません。
34シモツケ&クマバチ
シモツケにはピンクの他、白花もあります。岡山弁でクマンバチというのは、オオスズメバチのことで、クマバチはいわゆるハナバチの仲間なのでおとなしいです。縄張り意識が強いのか、顔に向かってくることはよくありますが、刺す気はさらさらないので、こちらが一歩下がれば満足して花に戻り、その後は完全にシカトです。
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34シモツケ&クマバチ
シモツケにはピンクの他、白花もあります。岡山弁でクマンバチというのは、オオスズメバチのことで、クマバチはいわゆるハナバチの仲間なのでおとなしいです。縄張り意識が強いのか、顔に向かってくることはよくありますが、刺す気はさらさらないので、こちらが一歩下がれば満足して花に戻り、その後は完全にシカトです。
35キソケイ
花の直径は2cm程らしいのですが、1cm少々しかありませんでした。シモツケ<写真34>同様、植栽のようです。
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35キソケイ
花の直径は2cm程らしいのですが、1cm少々しかありませんでした。シモツケ<写真34>同様、植栽のようです。
36アリウム・ギガンチウム
花序は直径12cm程でした。アリウムの中では最もポピュラーな品種です。
36アリウム・ギガンチウム
花序は直径12cm程でした。アリウムの中では最もポピュラーな品種です。
37ヤマトシジミ交尾中
よく似たルリシジミよりも小さめで後翅の黒斑の配置が微妙に違います。この状態で葉の上をグルグル回っていたので動画も撮りました。何の舞?
3
37ヤマトシジミ交尾中
よく似たルリシジミよりも小さめで後翅の黒斑の配置が微妙に違います。この状態で葉の上をグルグル回っていたので動画も撮りました。何の舞?
38青紫色の花菖蒲
湿地ではなさそうでしたが、元気に育っていました。2株くらいでしたが、花が大きいので見応えがあります(*^^*)
2
38青紫色の花菖蒲
湿地ではなさそうでしたが、元気に育っていました。2株くらいでしたが、花が大きいので見応えがあります(*^^*)
39白い花菖蒲
   &ヤマトシジミ♀
先程交尾していたメス<写真37>です。オスの翅の表側はきれいな水色です。白い花菖蒲も2株くらいでした。
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39白い花菖蒲
   &ヤマトシジミ♀
先程交尾していたメス<写真37>です。オスの翅の表側はきれいな水色です。白い花菖蒲も2株くらいでした。
40シオカラトンボ♀
シオヤトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、くすんだ色です。また、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分がありません。
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40シオカラトンボ♀
シオヤトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、くすんだ色です。また、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分がありません。
41ピンク色のアジサイ
小さな小屋のような建物の前に紫色や青色などたくさん咲いていました。
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41ピンク色のアジサイ
小さな小屋のような建物の前に紫色や青色などたくさん咲いていました。
42コナスビ
小さな実(果実)が茄子に似ていることから名づけられました。周辺は舗装道路の側溝に水がちょろちょろ流れており、コナスビ&コモチマンネングサ<写真43>ロードでした。
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42コナスビ
小さな実(果実)が茄子に似ていることから名づけられました。周辺は舗装道路の側溝に水がちょろちょろ流れており、コナスビ&コモチマンネングサ<写真43>ロードでした。
43コモチマンネングサ
むかごをつくってふえるのでこの名があります。茎は匍匐し、途中から立ち上がります。また、茎の一部が赤みを帯びることがあります。
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43コモチマンネングサ
むかごをつくってふえるのでこの名があります。茎は匍匐し、途中から立ち上がります。また、茎の一部が赤みを帯びることがあります。
44ドクダミ
白い花弁のように見えるのは総苞で、中心部の黄色い部分が花穂です。群生していました。
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44ドクダミ
白い花弁のように見えるのは総苞で、中心部の黄色い部分が花穂です。群生していました。
45ミヤコグサ
セイヨウミヤコグサとは違い、萼などに毛がなく、1か所につく花の数は4つくらいまでです。
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45ミヤコグサ
セイヨウミヤコグサとは違い、萼などに毛がなく、1か所につく花の数は4つくらいまでです。
46オヘビイチゴ
ミツバツチグリやキジムシロなど似た花が多いのですが、葉が5枚セットなのでわかりやすいです。花期が長いようで、まだたくさん咲いていました。
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46オヘビイチゴ
ミツバツチグリやキジムシロなど似た花が多いのですが、葉が5枚セットなのでわかりやすいです。花期が長いようで、まだたくさん咲いていました。
47オオキンケイギク
    &ハキリバチの仲間
ハキリバチの仲間は木や草の葉を切り取って巣を作り、中に花粉と蜜を混ぜて入れ、そこに卵を産みます。おとなしいので人間を刺すことはまずありません。体長は2cm近く、全体の雰囲気などからすると、スミスハキリバチあたりかもしれません。花の上を歩き回り花粉に夢中な様子を動画に撮りました。
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47オオキンケイギク
    &ハキリバチの仲間
ハキリバチの仲間は木や草の葉を切り取って巣を作り、中に花粉と蜜を混ぜて入れ、そこに卵を産みます。おとなしいので人間を刺すことはまずありません。体長は2cm近く、全体の雰囲気などからすると、スミスハキリバチあたりかもしれません。花の上を歩き回り花粉に夢中な様子を動画に撮りました。
48シロツメクサ
   &キマダラセセリ
キマダラセセリは普通種といわれていますが、我が家の庭にはめったに来ません。コキマダラセセリやヒメキマダラセセリは名前が似ているだけで、翅の模様をよく見れば間違えないでしょう。
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48シロツメクサ
   &キマダラセセリ
キマダラセセリは普通種といわれていますが、我が家の庭にはめったに来ません。コキマダラセセリやヒメキマダラセセリは名前が似ているだけで、翅の模様をよく見れば間違えないでしょう。
49オオユウガギク
花の直径は4cm程とよく似たヨメナやノコンギクよりも大きく、葉柄はなく葉は表側に微妙に毛があります。上の方の葉には鋸歯がありませんが、下の方の鋸歯は大きく粗いです。咲き始めのようで、この一輪だけでした。
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49オオユウガギク
花の直径は4cm程とよく似たヨメナやノコンギクよりも大きく、葉柄はなく葉は表側に微妙に毛があります。上の方の葉には鋸歯がありませんが、下の方の鋸歯は大きく粗いです。咲き始めのようで、この一輪だけでした。
50キツネノボタンの仲間
 &コシボソハナアブの仲間
キツネノボタンの仲間は花だけでは区別が難しく、この一輪しかない状態ではよくわかりませんでした。コシボソハナアブの仲間はネットに載っているのは2,3種類で、これそっくりの写真は見つかりませんでした。ハナアブの仲間なので、人を刺すことはありません。腰を上下に振りながら花粉をなめている様子を動画に撮りました。
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50キツネノボタンの仲間
 &コシボソハナアブの仲間
キツネノボタンの仲間は花だけでは区別が難しく、この一輪しかない状態ではよくわかりませんでした。コシボソハナアブの仲間はネットに載っているのは2,3種類で、これそっくりの写真は見つかりませんでした。ハナアブの仲間なので、人を刺すことはありません。腰を上下に振りながら花粉をなめている様子を動画に撮りました。
51大摩利支天王
集会所のような小さな建物のサッシのドアを開けると、祠がありました。摩利支天は陽炎を神格化した神で、武士の守護神として崇められました。
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51大摩利支天王
集会所のような小さな建物のサッシのドアを開けると、祠がありました。摩利支天は陽炎を神格化した神で、武士の守護神として崇められました。
52ワルナスビ
茎や葉に長く鋭いトゲがあり、いかにも悪そうですが、真っ白だとなぜか許せます(*^^*)白から薄紫色の花を咲かせますが、ここは真っ白なワルナスビロードでした。
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52ワルナスビ
茎や葉に長く鋭いトゲがあり、いかにも悪そうですが、真っ白だとなぜか許せます(*^^*)白から薄紫色の花を咲かせますが、ここは真っ白なワルナスビロードでした。
53マイマイカブリ
カタツムリの殻に頭を突っ込んで食べてしまう様子から、その名がつきました。地域によりいくつか種類があり、岡山などに生息する個体は特に首が細く長いです。歩き回る姿を動画に撮りました。連れが庭で幼虫を見たことがありますが、体長5cm足らずのダンゴムシを平たくしたような体形に脚が6本という、ちょっとコワカワなルックスだったそうです。
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53マイマイカブリ
カタツムリの殻に頭を突っ込んで食べてしまう様子から、その名がつきました。地域によりいくつか種類があり、岡山などに生息する個体は特に首が細く長いです。歩き回る姿を動画に撮りました。連れが庭で幼虫を見たことがありますが、体長5cm足らずのダンゴムシを平たくしたような体形に脚が6本という、ちょっとコワカワなルックスだったそうです。
54モノサシトンボ♂
グンバイトンボのオスとは違い、脚に太い部分がありません。
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54モノサシトンボ♂
グンバイトンボのオスとは違い、脚に太い部分がありません。
55キイトトンボ
たくさんいたのですが、なぜかなかなかピントが合わず、かなり時間がかかりました。メスはこのような色合いと、もっとくすんだ色の2種類います。
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55キイトトンボ
たくさんいたのですが、なぜかなかなかピントが合わず、かなり時間がかかりました。メスはこのような色合いと、もっとくすんだ色の2種類います。
56アジサイ色とりどり
七変化の真っ最中(^^)/この一角にたくさん咲いていました。
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56アジサイ色とりどり
七変化の真っ最中(^^)/この一角にたくさん咲いていました。
57紫がかったピンク色の
         アジサイ
この微妙な色合いがたまりません。最終的には何色になるのでしょうか。
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57紫がかったピンク色の
         アジサイ
この微妙な色合いがたまりません。最終的には何色になるのでしょうか。
58薄紫のガクアジサイ
中心部の両性花もよく咲いていました。
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58薄紫のガクアジサイ
中心部の両性花もよく咲いていました。
59ムラサキカタバミ
  &モンシロチョウ夏型♀
ムラサキカタバミはイモカタバミ<写真32>とは違い、花の中心部が黄緑色、葯は白色です。モンシロチョウ夏型のメスは、翅の表側がより黒っぽくなり、前翅表の黒斑がオスよりも大きいです。動画には一瞬ですが翅を広げているところも映っています。
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59ムラサキカタバミ
  &モンシロチョウ夏型♀
ムラサキカタバミはイモカタバミ<写真32>とは違い、花の中心部が黄緑色、葯は白色です。モンシロチョウ夏型のメスは、翅の表側がより黒っぽくなり、前翅表の黒斑がオスよりも大きいです。動画には一瞬ですが翅を広げているところも映っています。
60コオニヤンマ
オニヤンマとは胸部前面の模様が違います。頭部に角のような突起があり、胸部にT字型の模様があるので後ろ姿でもわかりやすいです。オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科に属します。
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60コオニヤンマ
オニヤンマとは胸部前面の模様が違います。頭部に角のような突起があり、胸部にT字型の模様があるので後ろ姿でもわかりやすいです。オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科に属します。
61ホオジロ♂
メスとは違い、顔は白黒です。水浴び後らしく、羽毛がボサボサで黄緑色の物をくわえたままきょろきょろしていました。巣に餌を運ぶ途中だったのでしょうか。動画にはウグイスの鳴き声が入っています。
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61ホオジロ♂
メスとは違い、顔は白黒です。水浴び後らしく、羽毛がボサボサで黄緑色の物をくわえたままきょろきょろしていました。巣に餌を運ぶ途中だったのでしょうか。動画にはウグイスの鳴き声が入っています。
62シロツメクサ
   &ベニシジミ春型
ベニシジミの春型は、夏型<写真92>とは違い、前翅の表側が黒っぽくありません。
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62シロツメクサ
   &ベニシジミ春型
ベニシジミの春型は、夏型<写真92>とは違い、前翅の表側が黒っぽくありません。
63福本牧場の牛
放牧中の牛を探してしばらく南下、諦めて引き返そうとしていると、草刈りをしていないのでこっち(南)は通れないと声をかけられました。おとなしく引き返す途中、福本牧場の牛舎の牛を撮りました。数は少なかったです。
63福本牧場の牛
放牧中の牛を探してしばらく南下、諦めて引き返そうとしていると、草刈りをしていないのでこっち(南)は通れないと声をかけられました。おとなしく引き返す途中、福本牧場の牛舎の牛を撮りました。数は少なかったです。
64コマツナギ
トウコマツナギに似ていますが、地面を這うように生育します。馬でさえつなぎ止めておけるほど強いことから名がついたようです。また、馬がこれを好んで食べ動かなくなってしまうからという説もあります。
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64コマツナギ
トウコマツナギに似ていますが、地面を這うように生育します。馬でさえつなぎ止めておけるほど強いことから名がついたようです。また、馬がこれを好んで食べ動かなくなってしまうからという説もあります。
65ホタルガ
シロシタホタルガに似ていますが、翅の白い帯模様の位置がより先端近くで、斜めになります。幼虫の毛には毒がありませんが、分泌液でかぶれるので触ってはいけません。
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65ホタルガ
シロシタホタルガに似ていますが、翅の白い帯模様の位置がより先端近くで、斜めになります。幼虫の毛には毒がありませんが、分泌液でかぶれるので触ってはいけません。
66ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりも全体的にほっそりしており、顔に白い筋模様があります。じゃあねと手を挙げているような前脚が可愛いです(*^^*)
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66ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりも全体的にほっそりしており、顔に白い筋模様があります。じゃあねと手を挙げているような前脚が可愛いです(*^^*)
67メジロ
下が気になって仕方がないようで、小首を傾げながら見ていました。可愛らしいしぐさでしたが、動画を撮り始めると飛び去ってしまいました。
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67メジロ
下が気になって仕方がないようで、小首を傾げながら見ていました。可愛らしいしぐさでしたが、動画を撮り始めると飛び去ってしまいました。
68ハンミョウ
光の加減で実物よりも青みが強く写っています。人が近づくと飛び立ってはすぐに止まって振り返るのを繰り返すので、俗に「みちおしえ(道教え)」と呼ばれます。動画に撮りましたが、道を教えるどころか、我先にと走り去りました。
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68ハンミョウ
光の加減で実物よりも青みが強く写っています。人が近づくと飛び立ってはすぐに止まって振り返るのを繰り返すので、俗に「みちおしえ(道教え)」と呼ばれます。動画に撮りましたが、道を教えるどころか、我先にと走り去りました。
69豊楽寺仁王門
重層の特徴ある三破風を組み合わせた豪壮な貴惣門は全国的にも珍しく、ここを含め4つしかありません。岡山県の埋蔵文化財地図の位置とは違っており、平成に修復されたようなので、岡山市の重要文化財ではなくなったのかもしれません。
69豊楽寺仁王門
重層の特徴ある三破風を組み合わせた豪壮な貴惣門は全国的にも珍しく、ここを含め4つしかありません。岡山県の埋蔵文化財地図の位置とは違っており、平成に修復されたようなので、岡山市の重要文化財ではなくなったのかもしれません。
70豊楽寺仁王像
格子戸の隙間から撮りました。上が吽形(うんぎょう)像、下が阿形(あぎょう)像です。大きいので顔がなかなか見えませんでした。
70豊楽寺仁王像
格子戸の隙間から撮りました。上が吽形(うんぎょう)像、下が阿形(あぎょう)像です。大きいので顔がなかなか見えませんでした。
71オオカマキリ幼虫
歩きやすい石段の途中、左側のアジサイにいました。体長3cm程で、隠れるようにゆっくり奥へ移動していきました。
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71オオカマキリ幼虫
歩きやすい石段の途中、左側のアジサイにいました。体長3cm程で、隠れるようにゆっくり奥へ移動していきました。
72青いガクアジサイ
石段は左側だけアジサイが並んでいました。鮮やかな青が目を引きました。
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72青いガクアジサイ
石段は左側だけアジサイが並んでいました。鮮やかな青が目を引きました。
73アジサイロード
石段を上り切ると、右にアジサイロードがありました。距離は10mもありませんが、色とりどりで鮮やかなので見応えがあります。ゆっくり歩きながら動画を撮っていると、ウグイスとシジュウカラの鳴き声がいいBGMになりました。
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73アジサイロード
石段を上り切ると、右にアジサイロードがありました。距離は10mもありませんが、色とりどりで鮮やかなので見応えがあります。ゆっくり歩きながら動画を撮っていると、ウグイスとシジュウカラの鳴き声がいいBGMになりました。
74クチナシ
ちょうど見頃でしたが、なぜか香りはしませんでした(*_*;
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74クチナシ
ちょうど見頃でしたが、なぜか香りはしませんでした(*_*;
75豊楽寺三猿像
入口手前に「見ざる、言わざる、​聞かざる」の三猿像がありました。「人の非を聞かず、非を見ず、過を言わず」という天台宗の教えに基づくものと言われていますが、豊楽寺は真言宗だったような気がします。
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75豊楽寺三猿像
入口手前に「見ざる、言わざる、​聞かざる」の三猿像がありました。「人の非を聞かず、非を見ず、過を言わず」という天台宗の教えに基づくものと言われていますが、豊楽寺は真言宗だったような気がします。
76豊楽寺鐘楼&本堂&観音堂
豊楽寺(ぶらくじ)は、室町時代には美作国の守護大名、赤松氏並びに山名氏の庇護を受け、寺領を与えられ僧坊は23坊に及びましたが、安土桃山時代に破却されました。右手前が観音堂<写真79>です。
76豊楽寺鐘楼&本堂&観音堂
豊楽寺(ぶらくじ)は、室町時代には美作国の守護大名、赤松氏並びに山名氏の庇護を受け、寺領を与えられ僧坊は23坊に及びましたが、安土桃山時代に破却されました。右手前が観音堂<写真79>です。
77豊楽寺瓦のオブジェ⁈
観音堂の手前、宝篋印塔(ほうきょういんとう)の脇です。お役御免の瓦のオブジェ⁈
77豊楽寺瓦のオブジェ⁈
観音堂の手前、宝篋印塔(ほうきょういんとう)の脇です。お役御免の瓦のオブジェ⁈
78昼寝中の猫
縁側でお昼寝中(*^^*)動画に撮っていると、頭を動かしましたが、目はつむったままでした。癒されました(^^♪
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78昼寝中の猫
縁側でお昼寝中(*^^*)動画に撮っていると、頭を動かしましたが、目はつむったままでした。癒されました(^^♪
79豊楽寺観音堂
背後に奥堂がつながっているのは、お寺では珍しいと思います。渡り廊下<写真82>で本堂<写真80>とつながっていました。
79豊楽寺観音堂
背後に奥堂がつながっているのは、お寺では珍しいと思います。渡り廊下<写真82>で本堂<写真80>とつながっていました。
80豊楽寺本堂&護摩堂
ご本尊は薬師瑠璃光如来です。真言宗の寺院で、和銅2年(709年)に玄形寮気砲茲辰徳老されました。
80豊楽寺本堂&護摩堂
ご本尊は薬師瑠璃光如来です。真言宗の寺院で、和銅2年(709年)に玄形寮気砲茲辰徳老されました。
81豊楽寺鬼瓦
割れたしゃちほこなどと一緒に地面に置かれていました。風化して風格が出つつあります。
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81豊楽寺鬼瓦
割れたしゃちほこなどと一緒に地面に置かれていました。風化して風格が出つつあります。
82豊楽寺渡り廊下
本堂の裏から観音堂<写真79>方向をのぞいてみました。裏からは出られなかったので、この渡り廊下の下をくぐりました。
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82豊楽寺渡り廊下
本堂の裏から観音堂<写真79>方向をのぞいてみました。裏からは出られなかったので、この渡り廊下の下をくぐりました。
83豊楽寺山頂上三角点
        「豊楽寺」
豊楽寺から北西に延びる舗装道路を終点まで進み、左端(西)のピンクテープからまばらにササが生えた踏み跡を辿るとすぐです。標高244.9mの頂上三角点が設置されていました。展望は効きません。
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83豊楽寺山頂上三角点
        「豊楽寺」
豊楽寺から北西に延びる舗装道路を終点まで進み、左端(西)のピンクテープからまばらにササが生えた踏み跡を辿るとすぐです。標高244.9mの頂上三角点が設置されていました。展望は効きません。
84オカトラノオ
   &オオチャバネセセリ
オカトラノオはヌマトラノオとは違い、花穂が下に曲がります。オオチャバネセセリはイチモンジセセリとは違い、後翅裏側の白斑がジグザグに並びます。植栽のドウダンツツジロードのすぐ裏にいたので、少しズームして動画を撮りました。県南なので、ドウダンツツジの見頃は4月半ば以降でしょう。
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84オカトラノオ
   &オオチャバネセセリ
オカトラノオはヌマトラノオとは違い、花穂が下に曲がります。オオチャバネセセリはイチモンジセセリとは違い、後翅裏側の白斑がジグザグに並びます。植栽のドウダンツツジロードのすぐ裏にいたので、少しズームして動画を撮りました。県南なので、ドウダンツツジの見頃は4月半ば以降でしょう。
85段々小滝
苔むした舗装道路の左側です。かなり細いのですが、落差は数mありました。音が涼しげだったので動画を撮りました。
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85段々小滝
苔むした舗装道路の左側です。かなり細いのですが、落差は数mありました。音が涼しげだったので動画を撮りました。
86クロヒカゲ
ヒカゲチョウに似ていますが、後翅裏側の一番上の蛇の目模様の横から下に伸びる筋模様の曲がり具合がきつめです。
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86クロヒカゲ
ヒカゲチョウに似ていますが、後翅裏側の一番上の蛇の目模様の横から下に伸びる筋模様の曲がり具合がきつめです。
87アルストロメリア
上の花弁の斑点が特徴的な球根植物です。かなり丈夫なようで、切り花をいただいたら、1か月程もちました。ここでは舗装道路の脇で野生化していました。
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87アルストロメリア
上の花弁の斑点が特徴的な球根植物です。かなり丈夫なようで、切り花をいただいたら、1か月程もちました。ここでは舗装道路の脇で野生化していました。
88JR津山線
キハ40形気動車が通り過ぎていく様子を動画に撮りました。来年は「岡山デスティネーションキャンペーン」として、この車両を桜の花をイメージしたピンク色に塗装した観光列車が運行されるそうです。
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88JR津山線
キハ40形気動車が通り過ぎていく様子を動画に撮りました。来年は「岡山デスティネーションキャンペーン」として、この車両を桜の花をイメージしたピンク色に塗装した観光列車が運行されるそうです。
89チガヤ
長さ20cm程の花穂は微風でも動いているので、ネコジャラシのようです(^^♪
89チガヤ
長さ20cm程の花穂は微風でも動いているので、ネコジャラシのようです(^^♪
90アリウム・ギガンチウム
    &カバオビドロバチ
往路で見た花<写真36>に体長1.5cm程のカバオビドロバチがいました。よく似たカバフドロバチは、U字型の黄色い帯模様の上にも帯模様があります。ドロバチの仲間は、泥などで作った巣に蛾の幼虫を入れて我が子の餌とします。毒針は餌を麻痺させるために使うので、人間を刺すことはまずありません。花に頭を突っ込んで花粉などを夢中で食べている様子を動画に撮りました。
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90アリウム・ギガンチウム
    &カバオビドロバチ
往路で見た花<写真36>に体長1.5cm程のカバオビドロバチがいました。よく似たカバフドロバチは、U字型の黄色い帯模様の上にも帯模様があります。ドロバチの仲間は、泥などで作った巣に蛾の幼虫を入れて我が子の餌とします。毒針は餌を麻痺させるために使うので、人間を刺すことはまずありません。花に頭を突っ込んで花粉などを夢中で食べている様子を動画に撮りました。
91キソケイ
   &トラマルハナバチ
花だけの写真<写真35>は往路で撮ったのですが、可愛いトラマルちゃん<写真01,03>がいたので、また撮ってしまいました。脚につけた花粉団子がデカっ!
91キソケイ
   &トラマルハナバチ
花だけの写真<写真35>は往路で撮ったのですが、可愛いトラマルちゃん<写真01,03>がいたので、また撮ってしまいました。脚につけた花粉団子がデカっ!
92ヒメジョオン
    &ベニシジミ夏型
ベニシジミの夏型は春型<写真62>とは違い、後翅の裏側のオレンジ色の帯模様の幅が広いです。ヒメジョオンはハルジオンに似ていますが、葉の基部が茎を抱かず、つぼみがあまりうなだれません。ただし、微妙な株もあるので、花弁のように見える舌状花の先端がより丸みを帯びて太いことで見分けたほうがいいでしょう。
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92ヒメジョオン
    &ベニシジミ夏型
ベニシジミの夏型は春型<写真62>とは違い、後翅の裏側のオレンジ色の帯模様の幅が広いです。ヒメジョオンはハルジオンに似ていますが、葉の基部が茎を抱かず、つぼみがあまりうなだれません。ただし、微妙な株もあるので、花弁のように見える舌状花の先端がより丸みを帯びて太いことで見分けたほうがいいでしょう。
93ツチイナゴ
複眼の下から口元に向かって伸びる筋模様が特徴です。成虫で越冬するので、春から見られます。
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93ツチイナゴ
複眼の下から口元に向かって伸びる筋模様が特徴です。成虫で越冬するので、春から見られます。
94チュウダイサギ夏羽
チュウサギよりも大きく、口角が目の後ろまで伸びています。夏羽は背中側に飾り羽が目立ちます。餌を探して食べている様子を動画に撮りました。
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94チュウダイサギ夏羽
チュウサギよりも大きく、口角が目の後ろまで伸びています。夏羽は背中側に飾り羽が目立ちます。餌を探して食べている様子を動画に撮りました。
95誕生寺川の堰堤
野伏尾川と合流する手前です。右側は魚道でしょう。川の流れを動画に撮りました。涼しげで夏らしい風景でした。
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95誕生寺川の堰堤
野伏尾川と合流する手前です。右側は魚道でしょう。川の流れを動画に撮りました。涼しげで夏らしい風景でした。
96田んぼ越しに北北東方面
田んぼ越しに左に三樹山、右に岡山市&久米南町境の250m峰が見えました。
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96田んぼ越しに北北東方面
田んぼ越しに左に三樹山、右に岡山市&久米南町境の250m峰が見えました。
97クサガメ
ニホンイシガメとは違い、首周りに黄色い模様があります。また、甲羅の隆起は3本です。先週に引き続き、舗装道路にいました(*_*;
97クサガメ
ニホンイシガメとは違い、首周りに黄色い模様があります。また、甲羅の隆起は3本です。先週に引き続き、舗装道路にいました(*_*;
98人工滝&遊歩道
舗装道路を歩いてゴールしてもよかったのですが、これが見えたので左折して歩いてみることにしました。野伏尾川の支流である尾城川沿いの低い草が茂った道を北上し始めると、薄紫の花菖蒲<写真26>1株、コオニヤンマ<写真60>が見られました。ここを過ぎると、両サイドに背の高い草が茂ったコンクリート道になりました。
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98人工滝&遊歩道
舗装道路を歩いてゴールしてもよかったのですが、これが見えたので左折して歩いてみることにしました。野伏尾川の支流である尾城川沿いの低い草が茂った道を北上し始めると、薄紫の花菖蒲<写真26>1株、コオニヤンマ<写真60>が見られました。ここを過ぎると、両サイドに背の高い草が茂ったコンクリート道になりました。
99餌を丸呑みする
     ホオジロ幼鳥
くちばしの付け根に白いヒナの印があり、胸部にはまだらに斑点があります。親鳥<写真61>は見当たりませんでしたが、近くにいたのかもしれません。バッタか何かの体の一部らしき大きな物を食べようと、くわえたり落としたりしていましたが、やっと向きを定めて口に入れ、丸呑みしました。動画には苦労しながら丸呑みする一部始終が映っています。
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99餌を丸呑みする
     ホオジロ幼鳥
くちばしの付け根に白いヒナの印があり、胸部にはまだらに斑点があります。親鳥<写真61>は見当たりませんでしたが、近くにいたのかもしれません。バッタか何かの体の一部らしき大きな物を食べようと、くわえたり落としたりしていましたが、やっと向きを定めて口に入れ、丸呑みしました。動画には苦労しながら丸呑みする一部始終が映っています。
100東屋&アジサイ
東屋の裏にはアジサイがたくさん並んでいました。丸太と土の階段で舗装道路に戻りかけたのですが、思い直して直進し、予定にはなかった吉ケ滝を目指すことにしました。
100東屋&アジサイ
東屋の裏にはアジサイがたくさん並んでいました。丸太と土の階段で舗装道路に戻りかけたのですが、思い直して直進し、予定にはなかった吉ケ滝を目指すことにしました。
101オオアメンボ
最初は草がまばらでしたが、そのうちにコンクリート道の両サイドから背の高い草や木の枝が迫ってくるようになり、足元をちょろちょろ水が流れていることもありました。そのうちにたまに植物が体に当たる土道になり、コンクリート堰堤のある小さなため池に出ました。池には体長3cm程のオオアメンボがいました。
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101オオアメンボ
最初は草がまばらでしたが、そのうちにコンクリート道の両サイドから背の高い草や木の枝が迫ってくるようになり、足元をちょろちょろ水が流れていることもありました。そのうちにたまに植物が体に当たる土道になり、コンクリート堰堤のある小さなため池に出ました。池には体長3cm程のオオアメンボがいました。
102ハグロトンボ♂
ため池からさらに尾城川沿いを進みました。水たまりや小石がゴロゴロした所もありましたが、ほとんどかき分けることもなく歩けました。水はちょろちょろで滝があるとは思えず、途中で引き返しました。吉ケ滝は標高150m辺りだったようです。往路で上りかけてやめた丸太と土の階段の上まで戻ってくると、ハグロトンボのオスが出迎えてくれました。メス<写真28>とは違い、胴体は緑色に輝きます。アオハダトンボに似ていますが、翅がより細長いです。翅を動かす様子を動画に撮り、舗装道路には出ず、駐車場の草地を突っ切って戻りました。
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102ハグロトンボ♂
ため池からさらに尾城川沿いを進みました。水たまりや小石がゴロゴロした所もありましたが、ほとんどかき分けることもなく歩けました。水はちょろちょろで滝があるとは思えず、途中で引き返しました。吉ケ滝は標高150m辺りだったようです。往路で上りかけてやめた丸太と土の階段の上まで戻ってくると、ハグロトンボのオスが出迎えてくれました。メス<写真28>とは違い、胴体は緑色に輝きます。アオハダトンボに似ていますが、翅がより細長いです。翅を動かす様子を動画に撮り、舗装道路には出ず、駐車場の草地を突っ切って戻りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【和銅年間からの歴史を辿る旧美作国の志呂神社と豊楽寺】
 今回も大半が舗装道路でしたが、志呂神社から誕生寺川親水公園<写真29>周辺がたまたま草刈り作業中で、草刈り中の方十数人、それ以外の方3人にお会いしました。おそらく、普段は密にはならないでしょう。
 出発点は下神目(しもこうめ)にある志呂(しろ)神社です。下神目は岡山市北区建部町の中北部に位置しており、旧美作(みまさか)国にあたります。
 志呂神社本殿<写真07>はとても立派で、入母屋造の建物本体から三間四面の総欅(けやき)造りの長大な出向拝が伸びています。美作独特の中山造りですが、ここまで長い向拝は珍しく、本殿全体の彫刻が実に見事です。その素晴らしさをできるだけ写真や動画で紹介しています。

 また、背後にある三樹山(みきやま)は岡山県の郷土自然保護地域に指定されています。鎮守の森としてこれまでほとんど人の手が加えられることはなく、自然の推移にゆだねられてきました。そのため、シイノキ、ヤブツバキなど原始的な植生型に近い常緑広葉樹が育っており、冬の寒さを嫌う南方系と夏の暑さに弱い北方系の動植物が同居する珍しいところです。
 駐車場のすぐ背後は植林帯のように見えましたが、奥には天然林が残っているのでしょう。機会があれば、南西向かいにある弓の木山とセットで登りたいと思います。

 志呂神社を南下し、誕生寺川を渡り、福本(上山)牧場まで進み、そこでUターンをし、豊楽寺(ぶらくじ)山にある豊楽寺を訪問しました。
 和銅2年(709年)、玄靴開山し、奈良時代に鑑真が整備したといわれています。重層の特徴ある三破風を組み合わせた豪壮な貴惣門<写真69>が特徴的です。全国的にも珍しく、ここを含め4例しかありません。
 また、岡山県指定重要文化財の豊楽寺文書は、中世の田地寄進状や土地売券などの寺領に関する貴重な文書です。残念ながら非公開ですが、案内板で写真を見ることができました。

【志呂神社周辺にまつわる伝承にみる備前・美作国の悲しい歴史】
 志呂神社は、美作国が備前から分国した和銅6年(713)に弓削庄27ヶ村(現在の建部町、久米南町)の総氏神として祀られたと伝えられていますが、元々、美作一宮中山神社(津山市)に社地があり、大和から来られた神に譲って遷座したという伝承があります。中山神社のご祭神の鏡作神とは石凝姥神(いしこりどめのかみ)のことで、大和国城下郡鏡作郷の神様と思われます。
 また、中山の神(大和国の鏡作神)が中山神社の地に天降ったとき、先にここで出雲大社のご祭神である大国主命を祀っていた者が反抗したものの、結局は屈して鹿を献上するようになったという伝承もあります。
 どうやら、出雲国から大和国に支配者が移ったようです。

 志呂神社の由緒に関しては、他にも伝承があります。志呂神社の南西、岡山市北区建部町田地子(たじこ)にある多自枯鴨(たじこかも)神社が和銅6年に分社として志呂神社を創建したというのです。多自枯鴨神社のご祭神は、出雲大社のご祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)の息子にあたる事代主命(ことしろぬしのみこと)です。
 興味深いのは、多自枯鴨神社のさらに南西にある大穴地区の鉾立池近くに、大国主命が攻め込んで来て(別の説では猛獣や妖怪を退治しにやってきて)鉾を立てて腰を下ろしたという鉾立岩があるということです。
 やはり、備前・美作国は出雲国に攻め込まれ、その後、大和国にとってかわられたのでしょう(+o+)

 出雲国と大和国の関連で思い出したのが、志呂神社の南東、赤磐(あかいわ)市石上にある石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社のご神体にまつわる話です。
 素盞嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を斬った時に使用した十握剣(布都御魂)という剣で、後に奈良県天理市の石上神宮に奉納されました。ちなみに、このことは石上神宮のホームページには記載がなく、「備前・美作国の剣を取り上げて本家を名乗ったのを隠した感」があります。
 なお、石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社の北東には、ヤマタノオロチの血が付いた剣を洗ったとされる血洗の滝があります。
 ヤマタノオロチ伝説の舞台は出雲国とされていますが、ここ備前・美作国にもあったのでしょうか。多自枯鴨神社の南西、建部町大穴地区の鉾立岩周辺で、大国主命が退治した猛獣や妖怪というのがヤマタノオロチ、つまり、備前・美作国の支配者だったのかもしれません。

 志呂神社の由緒、鉾立岩の伝承、石上布都魂(いそのかみふつみたま)神社のご神体の伝承から垣間見えてくるのは、まずは出雲国が攻め込んで乗っ取り、後に大和国がそれをどかして居座ったという、備前・美作国の悲しい歴史(-_-;)住み心地がよく豊かな地であったがゆえに、昔から目を付けられ攻め込まれては負け、鬼にされたりヤマタノオロチにされたりと、大変な目に遭ってきているのでしょうか。
 もっとも、最近は鬼扱いされてきた我々岡山県民もすっかり開き直り、「ワシらは温羅(うら)じゃ」と踊りまくっていますが(*^^*)

 志呂神社も豊楽寺も和同年間にその歴史が始まりました。和同開珎が国内で広く流通したり、平城京に都が移されたり、古事記が完成したり、備前国から分国され美作国ができたりと、歴史的に大転換期でもありました。
 5月9日に訪問した多自枯鴨(たじこかも)神社、6月6日に訪問した成就寺といい、建部町の史跡は知られざる魅力がたくさん詰まっており、味わい深いものです。

【自然界は初夏から盛夏へリレー】
 同じ地域をほぼ2ケ月にわたって散策したのは初めてです。おかげで自然(生物)の定点観測ができました。春から初夏にかけて咲く花や活動を始める動物、初夏から盛夏にかけて咲く花や活発に活動する動物など、想定以上の自然観察ができました。春から盛夏にかけての自然が同じ日に見られると、何か得をした気分でした(*^^*)毎週、同じ地域を巡ったからこそ気づけた変化です。オリンピックイヤーになぞらえて、まるで“盛夏リレー”をしているようでした。
 この盛夏リレーは次は北へと言いたいところですが、緊急事態宣言が解除になったばかりで開放的な気分になった人々で公園や山は密になりそうです。幸い?週末の天気は雨の予報なので、これまでどおり、傘を差しても歩ける舗装道路歩きで岡山市から少し離れてもいいかと考えています。



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