【兄弟で南アルプス150キロ縦走(深南部→主稜線→白峰南嶺)】池口岳-加加森山-光岳-仁田岳-聖岳-大沢岳-赤石岳-悪沢岳-千枚岳-塩見岳-蝙蝠岳-新蛇抜山-三峰岳-間ノ岳-農鳥岳-広河内岳-大籠岳-白河内岳-黒河内岳-保利沢山-天上小屋山-生木割山-偃松尾山-笊ヶ岳-布引山
- GPS
- 91:34
- 距離
- 150km
- 登り
- 13,334m
- 下り
- 13,443m
コースタイム
合計距離: 150.15km
最高点の標高: 3162m
最低点の標高: 320m
累積標高(上り): 13129m
累積標高(下り): 13299m
天候 | 7/28 入山 7/29 池口岳 → 7/30 光岳 7/31 上河内岳 8/1 聖岳 → 8/2 赤石岳 → 8/3 悪沢岳 → 8/4 塩見岳 時々 8/5 間ノ岳 時々 8/6 農鳥岳 →時々 8/7 笊ヶ岳 8/8 下山 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飯田駅(18:00)〜[信南交通 遠山郷線]〜大島(19:22) 700×1.5=1050円(手荷物代を含む) 遠山郷線の時刻表http://www.shinnan.co.jp/sb/sb01_11_1h1.html 復路:大島(14:30)〜[早川町乗合バス]〜下部温泉駅(14:59) 400+200(手荷物代)=600円 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html 下部温泉(16:24)〜[身延線]〜(17:34)甲府(18:08)〜[中央本線]〜(19:38)高尾 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】池口岳避難小屋まで舗装路と砂利道 避難小屋は畳敷き 【2日目】池口岳登山口から山頂まで一般登山道(かなりの急登) 【3日目】池口岳ジャンクションから加加森山までは踏み跡程度で[b]一般向けではない[/b] 倒木帯は長野県側を巻く 加加森山〜テカリ石分岐までは一部、樅の藪漕ぎはあるものの踏み跡はあり テカリ石分岐以降は一般登山道 光岳小屋の水場は下り5分、登り10分 光岳バッチや手ぬぐいを販売していた 仁田岳は踏み跡があるものの足元の這松が邪魔 【4日目】一般登山道 茶臼小屋で上河内岳バッチを売っていた 聖平小屋で聖岳バッチを売っていた 【5日目】基本的に一般登山道 兎岳の三角点への道は這松の道で多少テープがある(入口は×印となっている) 大沢岳への道は明瞭 百間洞山の家ではバッチを売っていなかった 【6日目】一般登山道 荒川小屋にて悪沢岳や荒川三山のバッチを売っていた 【7日目】一般登山道 千枚小屋では悪沢岳のバッチしかなかった 三伏峠では塩見岳のバッチを売っていた 【8日目】一般登山道 蝙蝠岳への道は踏み跡明瞭 塩見小屋でもバッチを売っていた(蝙蝠岳はなし) 【9日目】一般登山道 新蛇抜山への道標はないものの、踏み跡を頼りに登頂可能 安部荒倉岳は道標あり 熊ノ平小屋では熊ノ平、塩見岳バッチを売っていた 農鳥小屋の水場は故障中のため、1ℓ100円で買うか、 大井川源流で汲む(下り40分、登り50分) バッチは農鳥岳、間ノ岳、北岳、白峰三山、南アルプス北部の峰々など 特に北岳の種類が数多く揃っていた。 【10日目】広河内岳から先は破線ルートで[b]一般向けではない[/b] テープや道標はほとんどないものの、ケルンは目安になる 大河内岳〜大籠岳、黒河内岳、奈良田越などに幕営適地あり 黒河内岳からの下りは樹林帯で踏み跡が薄い上に分散気味になっている テープは随所にある 奈良田越は林業の機材が散乱している 伝付峠までの林道はアップダウンが大きく 道路上は唐松の幼木が数多く芽を出していて車両は長らく通行していない様子 一部林道は崩落していて足元が崩れていく場所もあり 伝付峠の水場は新倉方面へ下り5分ほどでチョロチョロ程度 【11日目】二軒小屋への道はもちろんのこと笊ヶ岳方面も一般登山道 しかし、距離が長くエスケープルートや水場が少ない 二軒小屋では山梨県側の情報は少ない、バッチの販売はなし 伝付峠から保利沢山方面の林道も唐松の幼木が多く芽を出している 保利沢山(上ノ切三角点)までは稜線上に踏み跡あり 天上小屋山標識よりも北側に西側展望あり 生木割山は展望なし 偃松尾山は南側がザレ気味、山頂へのピストンは東斜面からが楽 笊ヶ岳への登りは急登、山頂南側に2張幕営可 他に生木割山や上倉沢水場分岐付近に幕営適地あり 小笊への踏み跡発見できず 【12日目】笊ヶ岳から下山口まで一般登山道 布引山からどんどん高度を落としていく テープが多く、広河原までつづら折りが続く 広河原は大きな石を飛び移る様に渡渉 林道終点まで川より高い位置に岩壁を削りこんだ歩きやすい道 途中、斜面から水が滴っている場所があり、飲めないことは無い 老平まで砂利道で馬場まで集落を抜ける。 馬場〜大島間のバスが予約制なので注意 大島から下部温泉駅や身延駅方面に僅かな本数のバスあり |
写真
感想
昨年は南アルプスの北部を縦走したので今回は南部を縦走することにしました。
[b]【1日目 入山】[/b]
中央本線で岡谷まで行き、飯田線に乗り換えて飯田まで行きました。
飯田駅からは信南交通バスの遠山郷線で大島バス停まで乗りました。
乗客は他に1名しかおらず、1日当たりの運行は2,3本という状態で
この路線がいつかなくなってしまうではないかと心配です。
バスの運行の関係から大島のバス停に着いたのは日没後ということで
この日は池口岳の登山口にある避難小屋までということとしました。
基本的に道なりですが、分岐には池口岳への道標が付けられていました。
登山口から多少林道を進むとプレハブの避難小屋がありました。
横には乗用車がいましたが、この日は他に宿泊者はいませんでした。
夜は虫退治に苦労しましたがテントを張らずに済んだので良かったです。
[b]【2日目 池口岳】[/b]
避難小屋を後にして、池口岳を目指すこととしました。
登山口からいきなり急登が続き、なだらかな道が続くかと思うと、再び急登というような尾根道でした。
食料も14日分背負った上に2泊分の水を背負っていた為にこの急登は堪えました。
黒薙は展望が良いということでしたが、この日は天候には恵まれず、南側からの風が強かったです。
利剣沢の頭付近で単独行で下ってくる方に会いました。
ザラ薙を過ぎると小テン場がありましたが、水場は確認しませんでした。
高度を上げるにつれて傾斜はキツくなり、ロープのある岩場を2ヶ所越えました。
それを越えるとようやくジャンクションでした。
ここでザックをデポして山頂をピストンしました。
最近は登山者が多いためなのか分かりませんが標識などが整備されていました。
ジャンクションから加加森山方面へ10分ほど下るとちょうどいいテン場があったのでここでビバークとしました。
[b]【3日目 光岳・仁田岳】[/b]
夜が明け、前日よりも天候はましになっていたので、先へ進むこととしました。
ここから先はしばらく登山道ではありませんが、稜線上には予想以上にテープが付けられていました。
しかし、倒木帯に入ると踏み跡はかなり分散し、テープも格段に減りました。
下調べした通りに信州側を巻きながら進みました。
無事に加加森山の三角点との分岐まで出たのでザックをデポして山頂へと向かいました。
山頂の三角点までは徒歩5分ほどで着きました。
一応光岳から破線ルートで来れるということで標識も多かったです。
ここから先は一応登山道ということでしたが、道標は少なかったです。
P2381は油断していると北尾根に入ってしまいそうな感じでした。
樅のヤブを多少こぎながら急登するとテカリ石との分岐に出ました。
天候はあまり良くありませんでしたが、どうせ来たのなら見ておこうということでテカリ石にも登りました。
分岐までもどり光岳まで歩くと立派な標柱がありました。
光小屋につき小屋番さんと挨拶をしようとすると開口一番に「池口岳から来たのか!」
こちらから言わずとも理解していたのは驚きました。
歩いてきた道の話をすると嬉々とした表情で話を聞いてくれた上にお土産まで頂いてしまいました。
到着したのが昼過ぎで次のテン場まで行こうかと考えていると話したところ快く了承してもらえました。
水を補給し先へと進むことにしました。
木道をしばらく歩くとイザルガ岳の分岐があったのでザックをデポして登りました。
イザルガ岳の山頂部は禿げたなだらかな山頂でした。
分岐まで戻り、ゴロゴロと岩の転がっている沢状の道を下っていきました。
この辺りまでくると光小屋を目指すハイカーたちが大勢やって来ました。
その先はしばらく泥濘が続き、易老岳でした。
喜望峰手前の登りがキツく、登りついたころにはへばっていたので仁田岳でビバークすることとしました。
仁田岳までは這松の生い茂った道を進み、三角点手前の山頂標付近で幕営することとしました。
このピークは主稜線から多少東に飛び出たところにあるために風がかなり強かったです。
[b]【4日目 上河内岳】[/b]
翌朝起きてみるとガスはなくなり大展望が広がっていました!
南側には光岳から別れ深南部へと分かれていく尾根が望め、
北側には今後歩いてゆく上河内岳や聖岳を望むことができました。
おまけに富士山も顔を出してくれていました。
相変わらず風は強いものの天候はよく、さわやかな出発が出来ました。
喜望峰まで戻り、茶臼岳へと向かいます。
茶臼池で最初の登山者に出会い、雷鳥がいたとのことでしたが自分たちは会えませんでした。
茶臼岳を越え、茶臼小屋の分岐でザックを下ろし、水補給とバッチ購入の為にくだりました。
小屋番さんにビバークしたことを謝り、用事を済ませて分岐まで戻りました。
小屋番さんは気さくな人で印象のいい人でした。
分岐まで戻り、比較的なだらかな道を進んでいくと木道があり、上河内岳が間近に迫っていて迫力がありました。
そのうち上り坂になり竹内門という岩を過ぎると急登となりました。
上河内岳の肩でザックを置き、山頂まで息を切らしながら登りました。
山頂からは聖岳、赤石岳、悪沢岳が非常によく見えていていました。
また、茶臼の小屋から抜きつ抜かれつで歩いていた登山者の方たちと話をしました。
中学生を連れた女性グループの人たちに仁田岳の話をしたら、
その方たちは仁田岳の尾根を前週に藪漕ぎしたという話や、池口岳のこともご存知でした。
肩まで戻り、南岳へと一気に下ったところで一休みをしました。
ここから小屋まで1時間と標柱に書いてありましたが樹林帯の中ということで距離が長く感じました。
聖平小屋に着き、テン場の記入シートの欄で入山口と前夜の幕営地が共に選択肢に"その他"にしたために
「君たちどこから来たわけ?」とツッコまれてしまったので
「入山は池口岳からで、昨日は仁田岳です…」と素直に伝えたところ
あんなところに泊まったか!?というようなことを言われましたが
どちらかというと怒られるどころか小屋番さんは嬉しそうでした。
テン場に着いたのが早い時間だったのでテントを張っても時間が余っていました。
何もしないのも退屈なので衣服の洗濯などをして過ごしました。
[b]【5日目 聖岳・大沢岳】[/b]
前日と違い、テン場はガスのまいた状態でしたが雨は降っていなかったので出発しました。
アザミ平までくると雨が降り出してきたので雨具を羽織って登ることにしました。
森林限界を超えると容赦なく風が吹いていました。
低体温症になりたいとは思わなかったので休憩なしで登ることとしました。
無事登頂しましたが、暴風雨だったので奥聖岳は断念しました。
ピークハントの人が多かったので、聖岳より先は無茶なことをしている登山者はいませんでした。
チャートの岩場をドンドンとくだっていきました。
ここは登山者が少ないお陰なのか分かりませんが高山植物が多かったです。
一気に下ったあとは再び登り続けて行くと少し縦走路を外れた場所に避難小屋が見えたので休憩をとりました。
避難小屋から山頂までは近かったのですが、三角点に立寄る人はかなり少ないようで這松が道を覆い隠していました。
無事に三角点を確認してから小兎岳へと向かいました。
水場分岐のあたりまでくるとおおらかな道でした。
小兎岳と中盛丸山らしきピークは通ったのですが標識は確認できませんでした。
百間洞への新道と大沢岳の分岐がありましたが、今回は縦走なので忠実に大沢岳も登ることとしました。
大沢岳への登りは比較的なだらかでしたが、山頂を過ぎるとちょっとした岩場があり緊張しました。
岩場を過ぎればトラバース道となりましたが、その後巨石のあふれたガラガラとした斜面をくだりました。
この下りは非常に長く、膝に堪えました。
なんとかテン場に辿り着き、小屋で手続きを済ませてから赤石岳に一番近い場所にテントを張りました。
この日も早めに到着できた上に、午後から天候が良くなったので濡れたモノを干しました。
聖岳から抜きつ抜かれつで歩いていた単独行の方に話しかけてもらえたのでしばらく談笑させてもらいました。
実はこの方、自分たちを光小屋で見かけていたそうで、
池口岳から縦走した話やこれから縦走する先が重なっている場所もあったので話が弾みました。
この時は最終的に白峰三山から広河原へ下りる予定だったので、
池口岳から白峰三山まで縦走する自分に対して
「この縦走が終わったら白峰南嶺も行くんですか?」と言われ、
「いつかは行きたいですねぇ〜」なんて話をしました。
以前から白峰南嶺については、いつか歩きたいとは思っていたので、一応下調べはしていました。
それもあってか、心の何処かで"今回の縦走で白峰南嶺も歩きたい!"と思いました。
[b]【6日目 赤石岳・悪沢岳(往路)】[/b]
テントを片付け、天気はスッキリとした気持ちのよい朝でした。
つづらで急斜面で高度を稼ぐと百間平でした。
ここはとても気持ちのよい場所で正面には赤石岳は立ちはだかっていました。
赤石岳直下にくると巻道となり、日影のひんやりとした道を進みました。
再び稜線に出ると山頂と小屋が見えました。
小屋まではすぐそこで、そこでバッジを買いました。
小屋番さん夫婦はとても気さくな人たちで、小屋近くにある展望ベンチでお茶とお菓子を振る舞ってくれました。
おまけにお互いのカメラで記念撮影をしてからハーモニカで演奏までしてもらいました。
それに加えてお土産まで頂いてしまい、こんなに接待してもらっていいんだろうか?と思うほど親切にしてもらいました。
山の名前も教えてもらうことができ、天候が非常に良かったので蓼科山まで見えていることを教えてもらえました。
小屋のおじさんに今後の山行予定を話すと、悪沢岳ピストンは聞いたことあるけど、千枚岳ピストンは聞いたことがないとのことでした。
しばらく談笑していると雷鳥の親子が出てきてくれました。
名残惜しいですが、小屋を後にして日本一高い一等三角点を確認してから荒川小屋を目指しました。
小赤石岳を通過し、目がくらむほどのお花畑を歩きました。
途中、トレイルランナー並の早さで下っていく登山者の方に追いぬかれました。
大聖寺平からは水平なトラバース道で荒川小屋まで行けました。
ここで水を補給し、バッジを購入してから悪沢岳を目指しました。
ちょっと前に出会った足の速すぎる方にまた抜かれました。
鹿防止柵の中にあるお花畑は匂いが強すぎてクラクラするほどでした。
ここから振り返ると赤石岳の姿に迫力感がありよかったです。
お花畑を過ぎると岩の道となり、荒川の前岳、中岳の間に出ました。
中岳で休憩をとっていると2度抜かれてしまった足の速すぎる方が前岳からやって来ました。
話しかけてみると沢登りがメインの方らしく全国を巡り歩いているという方でした。
自分が奥秩父周辺を歩いていることを話すとその近くの沢もよくご存知で話が弾みました。
中岳を過ぎ、ダラダラ下ったあとは、悪沢岳への急登となりました。
さらに傾斜がキツくなると岩場となりました。
途中、尾根上にサルのグループがいました。
こんな高所にもサルがいるなんて意外でしたが、食料は少ないようでやせ細っていました。
山頂までくるとガスが多くなり、展望は利きませんでした。
山頂でしばらく粘って見ましたが、晴れることはありましたが、
ここでも池口岳を知っている登山者の方に出会えたので話が弾みました。
この方は深南部の山に数多く登っている方だったので根掘り葉掘り聞いてしまいました。
普通に縦走する人であれば、このピークから戻るのですが
千枚岳も行きたかったのでそのまま千枚小屋を目指しました。
巨石のあふれた稜線を下っていくと徐々になだらかになり丸山に着きました。
ここから右折し千枚岳へとくだっていきました。
途中1+4羽の雷鳥の親子に2回会うことが出来ました。
ちょっとした岩場を過ぎると千枚岳に到着しました。
山頂には千枚小屋から散歩に来ていた学生がいました。
天候が悪くなってきたので休むのはほどほどにして小屋まで早めにくだっていきました。
小屋までは予想以上に距離が長く、小屋直前で夕立にやられてしまいました。
小屋に着くと受付が大行列だったので、ダラダラと休んでいたところ、
この日3回追いぬかれた足の速い方や、悪沢岳の頂上で仲良くなった方などが
気さくに話しかけてくださったので雨宿りの時間もあっという間に過ぎて行きました。
自分たちの容姿とは裏腹に純粋に山が好きな人間だということを見抜かれていたらしく、
20〜30年前は山岳部員だったような方々に長時間かまってもらえました。
しばらくすると雨も収まったので残り少ないテン場の端っこにテントを張りました。
[b]【7日目 悪沢岳(復路)・小河内岳】[/b]
翌朝起きてみると、天気は回復していました。
すっからかんのテン場でのんびりとテントを畳み、出発しました。
小屋前からは大井川対岸に双耳峰の笊ヶ岳や布引山が見えていました。
ここの小屋は大井川側からの登山者が多いらしく、登山道はずいぶんと賑わっていました。
そそくさと千枚岳まで上がってみると、前日と比べ遥かに遠くまで望むことができました。
南アルプス北部の峰々はもちろんのこと、北アルプスの槍穂高やその奥には後立山連峰を望むことができました。
素晴らしい展望に感動しながら悪沢岳まで登って行きました。
山頂も前日とは大違いで、南部の峰々もハッキリと見えていて嬉しかったです。
前日出会ったサルたちはこの日も尾根上にいました。
岩場と急坂を下り、今度は中岳へと登り返しました。
中岳の避難小屋では小屋番さんが覚えていてくれたらしく、
「えっ!昨日も君いたよね!?」と声をかけてくださいました。
千枚小屋をピストンしたことを伝えると「そんなの聞いたことない」とのことでした。
ここで白峰南嶺まで歩いた場合のことを考えて、下山後の交通情報について教えてもらえました。
前岳からはガレ場のつづらを降りて行くとここでも雷鳥の親子に出会えました。
下りきると樹林帯のトラバース道となり、1回クサリ場があるくらいで比較的歩きやすい道でした。
途中の水場はしっかりと出ていたので水補給しました。
高山裏避難小屋に予想以上に早く着いてしまったので、
小屋番さんに「次の小屋まで行けますか?」と聞いてみると
「君たちの顔見たら元気そうだから余裕だよ!」とのことだったので先へ進むこととしました。
休憩中の中年グループの方々には新鮮な食べ物を頂いてしまいました。
樹林帯の道でしたが徐々にガスが多くなったのでさほど暑くはありませんでした。
板屋岳はちょっとしたピークだったので通過し、瀬戸沢ノ頭近くに砂地が広がっていたので休憩をとりました。
どこが大日影山だったのか分からなかったのですが、見晴らしのない樹林帯もなかなかよかったです。
急坂になると這松となり、さらに高度を稼ぐと岩場になりました。
この辺りは最近整備の手が入ったらしく鉈目の目立つ道が続いていました。
小河内岳まで登りきり、ちょい先の避難小屋分岐でザックを置き小屋番さんと話をしてから三伏峠を目指しました。
小屋番さんは三伏峠についてあまりオススメされませんでした。
(自己判断で手前の某地点でビバークできるよ。と立場上の問題からなのか分かりませんが、曖昧に教えてもらえました。)
結局、三伏峠まで歩きました。水場との分岐で水汲みに行った登山者の方にテン場から歩くのは面倒だから
今ここで水汲んだほうがいいと教えてもらえたので先に水を汲んでからテン場に行きました。
三伏峠は登山口からすぐそこなので多くのテントが張られていました。
なぜだか分かりませんが、緑の方のヱスパースの比率が多かったです。
[b]【8日目 塩見岳・蝙蝠岳】[/b]
観光客?の溜まっていた三伏山を過ぎ、地味な本谷山を越えると平坦な道になりました。
道中、前日に塩見小屋に泊まった登山者が既に下ってきていました。
しばらく歩いてゆくと急坂となり、塩見小屋でした。
塩見小屋を過ぎると岩の多い道となりました。
クサリなどはないので自由に岩と戯れることができて楽しかったです。
西峰が三角点で東峰が最高点でしたが、自分が苦手なタイプの方がいたので少し先へ行ったところで休憩をとりました。
正面に見える蝙蝠岳の尾根が自分たちにとってはとても魅力的に見えたので、蝙蝠岳に立寄ることにしました。
北俣岳分岐には既にデポされたザックが置かれていたので自分たちのザックを置かせてもらいました。
北俣岳まではギザギザの岩尾根でした。
この先はなだらかなで幅の広い尾根道でしたが、岩で出来た尾根なのでケルンが多く立てられていました。
以前、この尾根を歩いたという方に前夜の三伏峠で会ったのですが、その人が言うようにガスが出ればかなり難易度があがると思いました。
ザックをデポした中年夫婦の方が登り返してきていたので挨拶をしてから先へ進みました。
下り坂では駆け足で下っていけましたが、コケれば間違いなく顔が傷だらけになってしまったことでしょう。
多少、ヤブのある道を進んでいき、這松の尾根を上がっていくと蝙蝠岳でした。
ガスが出始めていましたが、少なからず展望が利き、白峰南嶺の広河内岳〜白河内岳間の稜線を望むことができました。
2人でケルンを積んでいたら塩見岳手前で追い抜いた女性3人グループの方でした。
帰りは北俣岳まで戻る間には誰にも会いませんでした。
北俣岳分岐でザックを回収して北荒川岳方面へ急坂を降っていきました。
雪投沢水場分岐には標識が見当たりませんでしたが明らかに踏み跡は沢方面へ下っていたので、水を汲みに行きました。
沢の水は豊富で逆に人の声が届かないほどでした。
ヒイヒイ言いながら稜線まで戻り、北荒川岳のテン場まで歩きました。
熊ノ平まで歩くと日没後になってしまうので、ここでビバークとしました。
[b]【9日目 新蛇抜山・間ノ岳】[/b]
テン場からすぐそこに北荒川岳の山頂がありました。
この先はダラダラとした道が続きました。
しばらく行くと、直感で新蛇抜山だと感じる場所があったので、西へ20mほど灌木帯を進んでいくと山頂標がありました。
登山道からはテープはなかったように思いますが、多少踏み跡がありました。
安部荒倉岳は分岐に立派な標識があったので通りすぎてしまうことはありませんでした。
熊ノ平ではバッジを買い、水を補給してから進みました。
小屋番さんは気さくな人で小屋前にあるテラスを作った人の話などをしてもらいました。
あまり天候は良くありませんでしたが、雨は降っておらず三峰岳まで稜線を繋ぎたかったのでそのまま歩くことにしました。
ガスが巻いていましたが、岩は濡れておらず快適な登りでした。
三峰岳まで登ったところで休憩をとりました。
ここからちょっとだけ下ってから、岩稜をスイスイと間ノ岳まであがりました。
山頂で天候回復を待ちましたが、相変わらず曇りでした。
農鳥岳への下りはこれでもか!というほどのペンキによる案内でウンザリするほどでしたが、必要な人もいるのでしょう。
大井川源流との道が合わさった先に農鳥小屋がありました。
小屋のおじさんは曲者だというウワサを聞いていましたが、自分たちにとってはとてもいい人に感じました。
白峰南嶺へは行ったことがないものの、ぜひ行ってみたいと伝えたところ、行っても良いとのことでした。
コース上で踏み跡が薄いところなどがあるということでいくつかの注意点を教えてもらえました。
自分たちなら1日で伝付峠まで行けると思ってもらえたようで、
「学生なら時間があるのだから途中で1泊してのんびりと行ってもいいんだよ」とのことでした。
テントを張り、時間があったので水を大井川源流まで汲みに行きたいということを伝えると、
しっかりテントを背負ってきた上に白峰南嶺を縦走もするんだからいくらでも水を分けてやると気遣ってもらってしまいましたが、
大井川源流を見たかったこともあり、水を分けてもらうのを丁重に断ってから、大井川源流まで行きました。
これが意外と距離があり、往復1.5hほどかかりましたが、なんとも言えない達成感がありました。
通常であれば農鳥小屋にも水場があるそうですが現在は機械の調子が悪く水が汲めないとのことでした。
水場は登山道脇にあり、湧いているすぐそこからすぐに岩に吸い込まれている不思議な水場でした。
水を目一杯に詰めてから、農鳥小屋まで登り返しました。
[b]【10日目 農鳥岳・大籠岳・黒河内岳】[/b]
この日はコースが長いので早立ちすることとしました。
テントを出ると満天の星空と足元には甲府盆地の夜景が広がっていました。
のんびりと岩場の道を進んでいきました。
最高峰の西農鳥岳を乗り越え、トラバース道で標高を落としてから農鳥岳まであがりました。
無事に山頂で御来光を迎えることができました。
天候は非常によく、富士山や奥秩父山塊、南アルプスの前衛峰の鳳凰三山へと徐々に朝日に染まっていく姿が楽しめました。
ここからしばらく岩場を下っていくと大門沢下降点でした。
この辺りでは真上の天候がいいのにもかかわらず、西方に雲があり横から雨が降っていました。
広河内岳まではちょっとした登りでした。
ここまでは一般登山道ですが、この先は踏み跡程度となりました。
広河内岳から東に折れると、踏み跡が分散気味でしたが、稜線上にガスが出ていなかったので問題ありませんでした。
池ノ沢への道は踏み跡が濃く、ガスが出れば引き込まれる可能性が高いように感じました。
しばらく気持ちの良い稜線歩きを楽しめました。
この辺りは登山者がかなり少ないようで高山植物が溢れていました。
大籠岳あたりは時折、踏み跡が濃くなりましたが一般登山道といえるほどではありませんでした。
白河内岳周辺ではガスに覆われてしまいましたが、ケルンを頼りに無事に黒河内岳方面へ降りてゆくことができました。
幹の太い這松がのさばる道でしたが、ハッキリとした踏み跡に加え、テープが点在していました。
途中、巨石の転がる場所がありましたが、それ以外は特に問題はありませんでした。
樹林帯の道を進んでいくと黒河内岳の北峰に出ました。
展望が利くのはこちらのほうでしたが、三角点は南峰にあったのでそちらで休憩をとりました。
山頂部は比較的に広く、幕営したあともありました。
奈良田への道と別れると、テン場が広がっていました。
一体どれだけ黒河内岳へ登りに来る人がいるのか知りませんが、
テン場がたくさんあるところを見ると人気の山なのかもしれません
しばらく下っていくと荒れた稜線になり、右手には蝙蝠岳の裾野が見えていました。
道はというと這松に埋もれ気味で踏み跡は非常に薄かったです。
樹林帯に入ると小さな倒木が多く、新旧の踏み跡が右往左往していました。
標高2500m付近から南南西へと分かれている尾根には迷い込んだと思われる濃い踏み跡が付いていました。
その後は踏み跡が分かりやすくなった代わりに石楠花が現れました。
白剥山は展望の利かない地味なピークでしたが、やけに沢山の標識がありました。
長時間歩いた足には堪える急坂を下っていくと杣小屋跡があり、さらに下っていくと奈良田越でした。
峠には木材を輸送するための施設が解体されたままで放置されていました。
この時点で10時間近く歩いていましたが、翌日の行動を考えて伝付峠まで行くこととしました。
ここからひたすら林道でしたが、予想以上にアップダウンがありました。
路面には唐松の未生が繁茂していて人一人通れる踏み跡が付いていました。
車両が通行することはしばらく不可能なほどに荒れ果てた道でした。
2回ほどアップダウンを繰り返すと、林道が完全に崩壊した上に足元がザラザラと崩れる場所を通りました。
その後、高さにして数百メートルは崩壊したヘアピンカーブをショートカットしました。
ショートカットとは言っても崖にトラロープが付いている崖を10mほど下りるかたちでした。
無事に伝付峠に到着し、二軒小屋分岐付近の林道脇に幕営しました。
水場までは往復20分見ておけば十分でした。
結局、農鳥小屋を出てから伝付峠までに登山者に会うことはなかったことです。
[b]【11日目 保利沢山・偃松尾山・笊ヶ岳】[/b]
二軒小屋にバッジを売っているかと思い立寄ることとしました。
伝付峠から下っていくと2日前に安部荒倉岳付近で出会った蝙蝠岳へ行くと言っていた3人組に出合いました。
こちらは北上していたはずなのにまた出会ったことに3人組の人たちはかなり驚いていました。
彼らは伝付峠を越えて新倉方面へと下山するとのことでした。
二軒小屋まで降りたのですが、バッジは椹島にしかないとのことでした。
山梨側下山路の公共交通機関について教えてもらってから伝付峠まで登り返しました。
前日と同じような荒れた林道を終点まで歩きました。
しばらくはなだらかな道を進み、登山道はやがてトラバース道となりましたが
弟も三角点ピークに立ち寄ってくれると言ってもらえたので、トラバースせずに稜線上に進みました。
獣道があったので比較的楽に三角点ピークの保利沢山(上ノ切)まで登れました。
山頂には山頂標が付けられていました。
山頂からトラバースしている登山道まで降りようと思ったのですが、
獣道にもトラバース道があったのでそれを利用しながら南下していきました。
無事に登山道と合流し、天上小屋山方面へと進んでいくと右手が部分的に切り拓かれていて荒川三山や赤石岳がそびえ立っていました。
天上小屋山の山頂手前も西側が切り拓かれていたので赤石岳よりも南側の峰々も望むことができました。
生木割山までの道は奥秩父に似た雰囲気の気持ちの良い道でした。
山頂は展望がないものの立派な標柱が建っていました。
ここから少し高度を下げてから、右手が遥か下までザレ場の尾根を歩きました。
偃松尾山は這松に覆われたピークだったので、空身で山頂まで往復しました。
藪漕ぎをしていたところ、登山者であれば間違いなく必要な装備が散乱していました。
地形図に手書きで記入されたものなどが落ちていたので、昨年のお盆に歩いた石塔尾根の時のように
"元"人間に出会ってしまうのかとビクビクしましたが、そのようなことにはならずに済みました。
山頂にはボロボロでしたが、偃松尾山と書かれた山頂標がありました。
意外と展望はあり、荒川三山方面が望めました。
帰りは巻道で戻れることを発見したのでそちらから帰りました。
上倉沢の水場分岐を過ぎ、椹島下降点で最後の休憩をとりました。
ここからは岩こそないもののかなりの急登で息を切らしながら登りきりました。
山頂南側直下に2張ほど晴れる場所がありました。
稜線上としては農鳥小屋を出て以来登山者に出会っていませんでしたが、
笊ヶ岳の山頂に単独行の幕営者の方と一緒になりました。
小笊にも行こうかと思っていたのですが、踏み跡がなかったので諦めました。
[b]【12日目 布引山・下山】[/b]
日の出前にテントを片付け、山頂に立つと360度の大展望でした。
10日近くかけて歩いて、登頂していった峰々たちが雲ひとつなく顔を見せてくれました。
自分たちを楽しませてくれた山が最終日までいい思いをさせてもらえました。
笊ヶ岳をくだり、ダラダラとした道で布引山まで行きました。
青薙山との道を分け、雨畑湖へとくだりました。
布引大崩れもとても展望がよく、南アルプス主稜の姿を目に焼き付けました。
ここからさきはひたすら下り続け、桧横手山もピークという感じではありませんでした。
広河原まで下りきると、岩の上を跳んで奥沢谷を渡り、その先は水平な道でした。
古民家の廃屋を過ぎると、林道になりました。
雨畑湖畔まででるとヴィラ雨畑があったのですが、定休日なので通過しました。
近くに馬場というバス停があるのですが、雨畑〜大島の間のバスは予約制ということだったのでそのまま歩くことにしました。
大島までひたすら舗装路を歩き続け、無事に路線バスのあるところまで出ることができました。
幸いなことにバスも長時間待たずに乗ることができました。
12日間も入浴していない状態で乗車してしまいましたが、他にも登山者が乗車していたので臭いについては指摘されずに済みました。
下部温泉駅で下車し、温泉会館で十分に身体をキレイにしてから身延線で甲府駅経由の中央本線で帰京しました。
[b]【まとめ】[/b]
[b]まとめについては日記のほうで書くことにします。[/b]
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こんにちは
C-chanと申します、
8日、笊ヶ岳に登る途中、布引山手前にすれ違ったと思います
早朝の山頂、あんなに景色が良かったですね、私たちが着いた頃はほとんどガスでした
しかし、すごい縦走ですね、何日間もかけて南アルプスの奥深いところを歩くのがうらやましい限りです
お天気もまずまずで良かったですね
はい!お会いしました!
早朝はとても天気が良かったです
急登を軽々登っていてスゴい人たちだなと思いました。
私達の容姿は長期縦走するような感じではないので道中で何回か驚かれました。
南ア大縦走、お疲れ様でした。
天気も回復して満喫できたのではないでしょうか。白山が見えたとは凄い。
深南部から南部のビッグの画像に圧倒されました。
それにしても笊ヶ岳まで軽々こなしてしまうとは、お二人ともおそるべき剛脚ですね。
池口岳付近と聖岳付近以外は天候に恵まれました。
ピークハント用のルート以外の方が
お花が多く残っていて道もキレイで気持よく歩けました。
昨年に笊ヶ岳まで計画しましたが脚力的に厳しいかと思い
断念しましたが、今年は歩くことが出来ました!
弟と同程度の体力だったのでとても快適な山行でした。
山行記録を拝見しました。
写真を見ただけではわからない、さまざまな点で充実した山だったようで、読んでいてとても楽しかったです。
光岳の小屋番さんも「最近は百名山ピークハントで聖岳からしか来ねえ」と思っていたでしょうから嬉しかったんでしょうね。交通が発達したとはいえ池口岳は、大無間、黒法師と並ぶ深南部に変わりはないですから。
白峰南嶺編は奈良田越、伝付峠など昔、赤石岳などに登る記録でよく見る地名をみて少しタイムトリップした気分でした。
また、山に遊びに行っていたので返信できませんでした。
この縦走は夏休み最初に行ったのですが、
いきなりストイックなものでしたが、とても充実していました!
大無間山、黒法師岳なども行ってみたいですねぇ〜
伝付峠は冬季登山で現在でも比較的利用されているそうですよ!
こんにちは
まとめの日記の方も拝見しました。
どの山も普段自分が好きで歩いている地元の山々でそれを一気に繋げて歩かれているレコを拝見して羨ましい!と思いました。(何せ仕事の都合で大半の山行が日帰りなもので・・・)
お天気、出会い、風景と素晴しい山行ですね。
お疲れ様でした
この辺りはそろそろ小屋の営業も終わり更に静かな山になります。
深い森と沢、大きな山々がまた違った雰囲気に変わって行くもの良いですよ〜
また山に行きたくなっちゃったなぁ
これだけ連続で歩けるのは学生の特権ですね
南アルプス南部の山はそれぞれ個性があって再訪したいところが多かったです。
1座だけでも、また登りに行くのもいいな〜なんて思っています。
久しぶりにこの山行記録を見たら拍手とお気に入りの数に驚きました
読み物としてお気に入り登録されていたら嬉しいな〜なんて思います!
ところでmamepyonさんは安倍東山稜を歩かれているんですね!
大浜公園から賤機山、竜爪山、十枚山のコースタイムが予想が立たずに悩んでいます。
もし、オススメのサイトやガイド本などがありましたら教えて頂けないでしょうか?
この辺りの山はところどころ踏み跡が薄いところはありますがそ里山の延長程度ですが、奥に行くにつれて徐々に標高も上がり、奥深い山へと変わって行きます。
参考になる読み物は松浦理博 著 自費出版の安倍山系というのがこの辺りの里山の事をかなり詳しく書いています。が、おそらく静岡の本屋でしか手に入らないようです。戸田書店、矢島屋という本屋さんに問い合わせてみるとよろしいかと思います。
静岡の山と言う本にもたぶんそこそここの山域の情報は出てると思います。
大浜から山伏までは縦走したことありますが標高が低い割に水場がないのがネックでした。竜爪辺りは我が家の本家の山々なので遊び場みたいな感じですw
その先は南アルプスの北端まで別々には歩いて繋げましたが一気に全部歩いてみたいものです
大浜から賤機山までは普通に平坦な市街地を5〜6キロ程度歩くだけです。
時間的には早足で1時間ちょっと。多く見積もっても2時間はかからないのでは?
自費出版本となると地域は限られていしまうかもしれないですね
分県登山ガイドの"静岡県の山"は手元にあるので目を通してみようと思います。
南アルプスの北端まで繋がれたですか!羨ましい
ご親切に色々と情報を提供して頂きありがとうございました。
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