槍ヶ岳 <北鎌尾根>

2021年07月31日(土) ~ 2021年08月01日(日)

• GPS: 19:51
• 距離: 42.7km
• 登り: 2,623m
• 下り: 2,621m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:51
• 合計: 9:24

距離 21.0km 登り 1,962m 下り 742m

5:13 上高地バスターミナル
5:16 無料トイレ
5:22 小梨平
5:48 明神館
5:52 徳本口
6:23 6:25 徳沢公衆トイレ
6:27 徳澤園
6:37 新村橋
7:11 横尾
7:39 槍見河原
7:46 一ノ俣
7:52 二ノ俣
8:11 8:31 槍沢ロッヂ
8:52 8:53 赤沢岩小屋
9:12 9:13 槍沢大曲り
9:56 10:01 水俣乗越
11:29 11:38 北鎌沢出合
13:21 13:34 北鎌のコル
14:37 独標2899m

2日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:55

距離 21.7km 登り 671m 下り 1,888m

6:10 独標2899m
8:43 9:11 槍ヶ岳
9:16 9:49 槍ヶ岳山荘
10:14 播隆窟
10:17 10:18 坊主岩屋下
10:43 槍沢・天狗原分岐
11:02 槍沢大曲り
11:21 赤沢岩小屋
11:39 12:05 槍沢ロッヂ
12:21 二ノ俣
12:27 12:28 一ノ俣
12:33 12:34 槍見河原
13:00 13:05 横尾
13:38 新村橋
13:48 13:49 徳澤園
14:21 徳本口
14:27 14:28 明神館
15:00 15:01 河童橋
15:05 上高地バスターミナル

天候

1日目　曇り
2日目　晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

往路　タクシー 4,600円(定額) さわんど第二駐車場 → 上高地
復路　バス 1,300円　上高地 → さわんど第二駐車場

コース状況／危険箇所等

水俣乗越〜槍ヶ岳頂上はバリエーションルートなので各自判断での対応必要
北鎌沢の取水：左俣との分岐が水量が多い。その後、右俣でも取水は可能だが細いので判断が難しい。　雨後であれば問題なさそう。

写真

7/31 5:13

タクシーにて入りました
ほぼトップで出発

7/31 5:16

河童橋

7/31 5:29

長いロードの始まり

7/31 6:17

明神岳

7/31 6:27

徳澤園

7/31 7:10

横尾
約2時間で到着

7/31 7:49

毎回撮る梓川の清流

7/31 8:12

槍沢ロッジ

7/31 8:17

ここに着くと毎回飲んでしまう(BM)

7/31 8:51

青空が見えたのもこの辺りまで

7/31 8:53

ババ平

7/31 9:11

大曲
ここから水俣乗越への急登開始

7/31 9:24

マーキングあります

7/31 9:45

後半は細かなスイッチバックが続く

7/31 10:00

水俣乗越

7/31 9:54

これから下りていく間ノ沢を俯瞰

ザレ場を草木を掴みながら下りていく

7/31 10:08

ところどころでマーキングあり

7/31 10:15

トレースは明瞭

7/31 10:21

雪渓が出てきた

7/31 10:26

ユックリ進めば問題無い

ゴーロ歩きが30分以上続く

7/31 11:05

水場
北鎌沢出合で幕営される方は此処ので取水をお勧めします

7/31 11:16

水場から20分程度歩くと

7/31 11:29

北鎌沢出合

7/31 11:44

右俣・左俣の合流点までは沢幅は広い

7/31 11:56

合流点
晩ごはん・朝ごはん・行動用の3.5〜4.0Lの水を補給

7/31 12:13

まだ200m程度しか登っていない・・
出合 ⇔ コルの標高差は約600m

7/31 12:14

右俣・左俣合流点より約100m上流でも取水は可能でした。
融雪が無くなり、お天気が続くと涸れる可能性は高いです

7/31 13:00

この写真では無いが、2箇所ほど非常に登りにくい段差があります

7/31 13:07

終盤は細いシングルトラックになっていく

7/31 13:21

北鎌のコル。出合から2時間弱で到着
4張り程度なら設営可能

7/31 13:35

コルで幕営のハイカーが多いので、先に進む

7/31 13:46

ガスって見えにくいが独標が見えてきた

7/31 14:02

樹林帯を高度を上げていく

7/31 14:12

水俣乗越が見える
あそこから出合まで600m下げて、600m上がってきた

7/31 14:13

独標

7/31 14:40

テングの腰掛を過ぎて適地を探す。
BMの適当な判断(もう動きたくなかった)で、ここを幕営地に決定

7/31 14:42

労をねぎらう
2人共に缶ビール2本を持参。後は焼酎(ken1) & ウイスキー(BM)

7/31 15:59

テント設営完了

8/1 4:40

2日目
マジックアワー

8/1 5:03

ご来光

8/1 5:05

幕営地からトレース通りに水平移動するがトレースが無くなる
ザレた壁を登るとこの景色に出た

8/1 5:21

残雪期ルートは直登するらしいが、絶壁だ・・・

独標トラバース開始
いきなりお助け紐があります。私は無いと行けないな(汗)

8/1 5:25

続くken1さん

8/1 5:33

独標トラバース名物：逆コの字
下にステップがあるので、見た目ほどに怖くない

8/1 5:34

逆コの字を過ぎたところから独標ピーク方面を見上げる
ここを直登する事に決定

8/1 5:40

足元はザレているのでホールド可能なところを選んで登る

8/1 5:44

このトンネルを通過

8/1 5:50

凹凸があり、ホールドしやすい

8/1 5:54

頂上直下のお花畑
花の写真を撮るのは、心に余裕がある時のみ

独標
ken1さん、写真ありがとうございます♪

8/1 6:22

もう一度。少し引き目で。
ジャンダルムが見えている。

8/1 5:59

独標より

8/1 5:56

独標より
硫黄尾根、後ろに双六〜三俣〜鷲羽〜水晶

8/1 5:59

前穂〜奥穂

8/1 6:04

東鎌尾根の奥に常念岳

8/1 6:07

来年の年賀状に決定したそうです(笑)

8/1 6:09

基本は稜線通しだが下りれない壁もあるので、幾度も巻く
掴んだ岩が動かないか、一つ一つ確認。

8/1 6:24

ken1さん　足並みが軽い

8/1 6:41

このアングルだと非常に長い事が解る

8/1 6:43

幕営適地多し

8/1 6:55

このままトラバースで下りていっても良いのか？と思う箇所が多い。　結果的に下りましたが、、、

8/1 7:03

左右に巻けない場合は壁でも稜線通しで進む

8/1 7:12

トラバースのトレースがしっかり付いている
しかし稜線に繋がるトラバースは無いので、どこかで直登必要

8/1 7:18

トラバースが不明瞭となり、ここから直登

8/1 7:50

北鎌平手前の休憩適地
毎回、ここで休憩する(BM)

8/1 8:11

北鎌平

8/1 8:17

最後の小ピークを右に巻こうとしたがダメだった。
戻る途中、たまたまブロッケン。
「巻かずに、迷ったら直登！」とBMさんに叱咤される。

8/1 8:12

槍穂が大きくなってきた
左端のken1さんの小さい事

8/1 8:39

残置ザック & ピッケル

8/1 8:31

そして、レリーフ多数。

8/1 8:52

上から見るとこんな感じ。

8/1 8:50

頂上直下のチムニー
手足の短い方だと厳しいかも

8/1 8:53

よじ登る。

8/1 8:56

祠の裏から登頂し、喜ぶken1さん

8/1 9:01

記念撮影！

8/1 9:06

ビールが近い

8/1 9:19

登頂を祝して、ロング缶で乾杯♪

8/1 9:32

重くて硬いトレッキングシューズからトレランシューズに交換する(BM)

8/1 9:56

上高地に向けて下山開始

8/1 10:09

また何時か北鎌から登りたい

8/1 11:03

26時間振りに大曲に戻ってきた

8/1 14:43

本当に嫌になるほど長い

8/1 15:04

帰ってきました〜

撮影機器：

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

ぶたもだん(BM)

2年振り3回目の北鎌尾根での登頂。
ken1さんから一度北鎌ルートで登りたいとのリクエストにお応えしていってきましたが、ザックの重さでスピードが出ないBMを尻目に先々進むken1さんでしたので、決して引率では無く、一緒に登ってきましたが正しいですね(汗)

今回初めて北鎌尾根でビバークしましたが、北鎌沢での取水で3.5〜4.0リットルを担ぎ上げるのは本当に辛かったですが、翌日の槍頂上までの行動時間が4時間半程度で済むので、お天気が安定している午前中にピークハント出来るのは安全面からもありだと思いました。
3回目ですがルート全てを覚えている訳じゃないので、何度も迷う場面がありましたが、これも相談しながらルーファイして進むのがバリエーションの楽しみとしての結果で良かったかと思います。

毎年は勘弁して欲しいけれど、2〜3年に一度は行きたいですね♪

ken1ohta

構想から十数年。
一度はあきらめた北鎌尾根。
BMさんのおかげでこのたび宿願成就。
天候、景観には期待せず、このコースを歩く事を楽しみに臨みました。
結果、天気も見晴らしも良くコースコンディションも良い中の山行となりました。
体力的には1日目、精神的には2日目。
特に2日目は高い集中力が要求される場面が多く、ビビりの私はド慎重に両手足を運びました。
2日目の行程を楽にする為に、酒、水を歩荷しながら独標手前まで進めたBMさんの判断は正しかったです。

コメント

sakura

BMさん　毎度です　ken1さん　初めまして

BMさんと初めてキタカマ行ったの思い出されますねー、もう8年前？
あの時もいい天気でしたがさすが持ってますね

そして今回も下山はトレランシューズでしたか
もうキタカマは目つむっても行けるんじゃない？

ぶたもだん(BM)

sakuraさん　　毎度です！
8年前も1泊2日でしたが、大天井ヒュッテからのスタートだったので、非常に長い一日でした
毎日、沢山の脳細胞が死んでいく年齢ですので、過去2回の記憶も乏しく『どっちだったかなぁ？』と思う事が頻繁にありました

北鎌攻略のキーワードは、【お天気と体力】ですね

ken1ohta

sakuraさん コメントありがとうございます。
BMさんのおかげで北鎌踏破できました。
過去の大天井から貧乏沢ルートの件、道中聞きましたが相当長かったろうと拝察します。
次また行きたい自分がいます。