荒川三山・赤石岳〜好天を捉えに自転車アプローチ〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,984m
- 下り
- 2,973m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:45
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 11:00
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:30
天候 | 1日目:雨のち曇り、2日目:晴れ、3日目:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
沼平〜椹島:自転車(往路:1時間45分、復路:1時間30分) ※舗装路が約1/3でアップダウンも多いため、下りでも時間が案外かかりました。 クロスバイク700×28Cだと、ギリギリで未舗装路でも何とかなる感じです。 (あくまで自己責任の範囲ですが。) 各所で舗装工事が進捗していたので、バス運行再開後の移動は快適になると思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・千枚岳からの下りの岩場が傾斜ありますが、梯子も掛かっているので問題なし ・椹島下降点から砲台型休憩所までの登山道は脆いので足元要注意 ・砲台型休憩所から富士見平までは要所に足場が設置されているので安心 ・千枚小屋、赤石小屋ともに冬季小屋が開放されており、いずれも清潔・快適 |
その他周辺情報 | コロナ禍につき、最小限の買い物、トイレ以外は立寄らず ※オクシズの駅「アルプスの里」でいただいた地元野菜の天ざるそばは美味でした |
写真
装備
個人装備 |
無雪期標準装備<br />※テント泊装備を持参するも使用せず
|
---|
感想
今年の夏も、残念なことに新型コロナウイルスの感染が広がる状況でお盆を迎えることとなりました。
できるだけ人の多いところを避けつつ、山を登りたいと思って選んだのが、山小屋が全て休業してバスも運行しないという南アルプス南部の椹島を起点とした山域です。
しかしバスが運行しないということは、その区間18kmを移動せねばなりません。。。
息子のクロスバイクの前輪を外すと車に積み込めることから、借用して未舗装路が多くを占める道を自転車で移動することとしました。
台風9号から変わった温帯低気圧の影響で強風が吹く中、自宅を出て着いた畑薙第一ダムは幸いにも風が収まっている様子なれど、雨が降り続く状況。。。
しかし、翌日は好天が予想されることから、今日一日を何とかすれば絶景に出会えるはず!と思い、雨具を着て自転車のペダルをひたすら漕ぎ続けました。
果たして迎えた翌朝は好天!
午後には入道雲が発達して雷雨となる盛夏には珍しく、終日好展望に恵まれ、南アルプス北部や富士山はもとより、中央アルプスから北アルプスまで望むことができました。
また、足元には盛りを過ぎたとはいえ高山植物がきれいに咲き誇り、雷鳥との出会いもある素晴らしい日々でした。(山中3日間で出会った方々は30名弱と、この時期のメジャー山域にしては静かな山を満喫できました。)
前日はTJAR2020(トランスジャパンアルプスレース、2021年開催)が急遽中止となるほどの悪天候、そして下山日以降は本州に前線が停滞して各地で警報が続出するほどの天候の合間を縫っての登山となり大満足です。
登山道や山小屋、テント場だけでなく、道路の改修もしていただいている特種東海フォレストの皆様をはじめとする関係者の方々に改めて感謝申し上げます。
3000m級の山に登ると高山病による頭痛に悩まされることだけが、玉に瑕でしたが。。。
コメント
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無事に下山された様で何よりです。
そして、我々も無事に下山しました。
レコを拝見すると、3日目の聖岳も何とか展望があったようで何よりです
(チャリを漕ぎながら、上部の雲を心配しておりました )
南アルプスは一つひとつの山が大きく、登り甲斐があっていいですね
また何処かでお会いしましょう
今回はアプローチの自転車選択、悪天候の合間を縫ったタイミングの良い行動など、計画の勝利でしたね。
椹島までの自転車アプローチはなかなか思いつかないですね。これで徒歩と比べて7時間程度の短縮でしょうか?この調子で南ア中の林道を攻められますね。(私には無理ですが)
南ア南部の山並みの素晴らしさは写真ではなく、私も行って見たいですね。
特に笊が岳の山容には引かれました。
恒例の「心の洗濯」ができずに残念でしたが、それに代わる私にとっての良いことは、もちろんこの山行!
南アルプスは山が深く、大きいので、2泊3日でも十分満足でした🥴
もっとも天気のいいタイミングを捕まえられたおかげだとは思いますが・・・😅
metsさんが計画してくださった、易老渡からの聖岳〜光岳の周回ルートは残しておきましたので、いずれご一緒に!
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