快晴の白峰南嶺!連休なのに大展望を貸切!(広河原→間ノ岳→農鳥岳→白峰南嶺→笹山→転付峠→二軒小屋&サブコース笹山ダイレクト尾根)
- GPS
- 57:27
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 2,809m
- 下り
- 4,801m
コースタイム
広河原スタート6:10-7:50二俣8:00-(pen9:48)(teku9:57)八本歯のコル10:00-(pen11:03)(teku11:08)北岳山荘11:30-(pen12:53)(teku13:08)間ノ岳13:20−14:00農取小屋(テン泊)
21日
農鳥小屋(テン場)6:00-6:50西農鳥岳6:55-7:23農鳥岳7:35-8:15大門沢下降点8:15-8:49広河内岳9:00-10:30大籠岳10:42-11:23白河内岳11:35-13:07笹山北峰13:35-13:40笹山南峰-13:52ビバーク地
22日
<teku>笹山ダイレクト尾根下山
テン場5:48-笹山南峰5:53-水場入り口7:54-笹山登山口9:04−9:30奈良田バス停
<pen>二軒小屋へ下山
テン場5:45→7:45白剥山8:00→8:35奈良田越→10:50転付峠→11:55二軒小屋ロッジ
天候 | 3日間ともに快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
20日早朝 芦安駐車場着 始発乗合タクシー乗車(5:10) 広河原6:00着 <teku> 22日(日) 奈良田13:00発広河原行きバス乗車 広河原13:50着 14:20発甲府行きバス乗車 15:20芦安市営駐車場着 <pen隊> 23日(月) 二軒小屋09:30送迎バス乗車→畑薙ダム臨時駐車場11:20着 畑薙ダム臨時駐車場から、12:20毎日アルペン号(新宿行き)乗車→20:00新宿着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★白峰南嶺は一般コースではありません。 北岳・間ノ岳・農鳥岳のいわゆる「白峰三山」は一般ルートですが、 そこから南の、いわゆる「白峰南嶺」と呼ばれる山域である 大門沢下降点から先の広河内岳から転付峠に至るまでは、 一部ルート不明瞭、藪漕ぎ、倒木、崩壊地、が続きます。 おまけに水場は農鳥小屋から転付峠に至るまで皆無ですので、 途中のビバーク用の水も含めた2日分の水を持ち運ぶ必要があります。 (今回、pen夫は8.5リットルの水を持ち運びました。総重量は25kg。) 霧が出れば非常に迷いやすくなりそうなコースですので、万全の準備のうえ、 体力とルートファインディングに不安のある方は、安易に入山されないよう ご注意下さい。★ <☆出だしは一般ルート> 広河原〜二俣(大樺沢コース) 沢沿いの道、特に問題なし 二俣〜八本歯のコル 沢を詰めて登って行くため落石の危険はあり。 後半は丸太ハシゴの連続となる。 八本歯のコル(巻き道経由)北岳山荘 岩の山腹をトラバースしていく道。 木製の桟道などもあり。狭いです。 北岳山荘〜間ノ岳 中白根のピークを経てしっかり登って行きます。 農取小屋テント場 東側に開けた立地。富士山〜鳳凰三山の眺めが良い。甲府の夜景もキレイ。 整備は行き届いており、フラットで設営用の石もふんだんにあり。 小屋手前(間ノ岳側)と小屋を過ぎてすぐ(農鳥岳側)の二か所あり。 水場とトイレが近い農鳥側のほうが便利で人気がある様子。 水場はテン場からググッと下って行きます。 往復20〜30分くらい。 清涼で美味しい水がふんだんに出ています。 一度は行ってもいいけど二度行くのはイヤかな〜〜というくらいの労力を要す。 サブザック等を持っていくのが良い。 (水は小屋でペットボトル(500円)か、1リットル100円で買う事も出来ます。 しかし、自力で水場まで水を汲みにいけば、農鳥のオヤジさんの受けはよいで す。) 農取小屋〜農鳥岳 まずは、西農鳥までガッツリとした登り。 そこから一旦しっかり下って農鳥には登り返します。 西農鳥のほうが高いので登り返しは思ったほどではないです。 農鳥〜大門沢下降点 夏にはお花畑であったのだろうと思われるような場所でした。 下降点には鐘のついた黄色い鉄塔あり。 下降点〜広河内岳(100高山) そこそこの登りになります。 <<☆ここから先、白峰南陵は破線コース>> 広河内岳からの下り、十分注意してください。 踏み跡がたくさんあり、うっかりすると池の沢の方へ引き込まれます。 正しい道はすぐに尾根上に戻りますので下って行くようなら注意してください。 そのあとも尾根上を行きますが、尾根が広く岩のガレ道のため踏み跡は薄いです。 視界があれば先に見える薄く続く道を目指してゆけば良いのですが、ガスっていたらかなり難解な道になると思われます。 晴れていても登りベースになると、先が見えないためルートを外しそうになりました。 ハイマツの中など注意して歩いてください。正しい道は、思わぬ方へ曲がっていたりします。 白河内岳まで、素晴らしく展望の良い尾根です。 大籠岳、白河内岳頂上は広いですが東海パルプの大きな標柱があり少し遠くからでもよくわかります。 白河内岳から先の道はかなり難解でした。 まず山頂がだだっ広いため下降点がわかりにくいです。 小さなケルンが積んでありますのでケルン沿いに下ってください・ ケルンと言っても石を3〜5段程度積んだだけの小さなモノなので見落としがちです。 しばらく岩場を急激に下ると、ハイマツの藪の中に入ります。 ハイマツの太い枝や根を乗り越えながら進む道でした。 途中岩場に出る所でまた道をロストしそうになりますので注意の事。 岩場を過ぎてまたハイマツや樹林の中を急激に登って行くといきなり展望が開けた笹山北峰に出ます。 北峰から南峰までは10分程度。南峰は樹林の中で展望はあまりよくありません。 南峰頂上に笹山ダイレクト尾根の入り口があります。 それぞれの入り口に「奈良田」「伝付峠」と書いたプレートがかかっていますので間違えないと思います。 このルート上はテントを張れそうなところ(テント痕)はたくさんありましたので行けるところまで進んでもそれなりに適地を見つけることはできると思います。 笹山南峰頂上と北峰との鞍部もテント痕がたくさんありました。 われわれは南峰から伝付方面へ少し進んだところの露地に張りました。 <ここから先、pengin22> 笹山南峰から先、いきなり藪に入ります。崩壊地とハイマツの藪藪ルート。間遠ながら目印はついていますが、藪漕ぎの連続です。 西側への岩礫がルートのように見えるところが所々にありますが、正しいルートは大抵藪の中に延びていますので、間違って右手に誘い込まれない様にして下さい。 背丈以上のハイマツの藪漕ぎの後は、石楠花の藪漕ぎになります。とにかく首筋に枝が入りこんでチクチクします。 樹林帯越しに隣の蝙蝠尾根や荒川三山がよく見えます。 白剥山は樹林帯の中の静かなピーク。 奈良田越までは、結構ルートが判りにくいです。下りの場合、下りやすいところをたたたっと下りてしまいがちですが、気を付けないと変なところに迷い込みます。 登りの場合は目印を拾いやすいでしょう。 突然怪しすぎる廃屋が現れると、工具の残骸等の転がる奈良田越に出ます。 奈良田越からは一旦大きくV字に戻って、廃道となっている元・林道を辿ります。 先程までとは違って展望は良いですが、道はかなり崩落していますので、注意して歩いて下さい。左側からの落石と右側の崩落に注意しながら進みます。右に寄りすぎると崩れますので注意。 やや道路状態が落ち着いて、美しい樹林の中の道になると、転付峠近くの展望台に出ます。展望台からは悪沢岳、徳右衛門岳、等が良く見え、田代湖の眺めも綺麗です。 もう1か所からは富士山が見えます。転付峠自体は展望はありません。 ここから、二軒小屋に下りる道は普通に整備されています。 <笹山ダイレクト尾根 teku> 標高差1900m。笹山頂上と奈良田をまっすぐ結ぶ、いかにもダイレクトという感じのするバカ尾根です。 いきなりの激下りから始まります。 破線コースらしい倒木や枝道の多い難解なコースではありますが、要所要所に赤テープがあり、見落とさなければ大丈夫かと思います。 そんなに親切に大がかりな目印ではないので見落とさないように!! 赤テープが無くなったなと思ったら迷わず最後に見た赤テープまで引き返し、ゆっくり周りを見回しましょう。次の赤テープが見えるはずです。 ただ最近は使う人も多いのか大分踏み固められてきている感じはします。 北岳から両俣へ降りる中白峰沢コースが廃道に向かってまっしぐら感があるのに比べこちらは今から栄えて?きそうな勢いを感じました。 破線コース感があるのは上部1/3くらいの間で下半分以上は奥多摩縦走路のような尾根道でした。尾根を外さなければ問題ないと思います。 最後いきなり工事現場のような場所(第三発電所)に出ますのでそれを回り込んで早川沿いに出て、吊り橋(塩見橋)に向かって進んでください。 一か所支流を徒渉します。 飛び石状の石がありますので渡りやすいところを選んで渡ってください。 濡れていても滑りにくい石でした。 吊り橋を渡って左に進むとすぐにバス停です。 バスの便は少ないのでご注意ください。 芦安側と違って乗合タクシーなどはありません。 待ち時間はバス停裏から遊歩道を登ったところにある町営温泉へ。 温泉入浴のみなら500円(外のベンチは使用可) 座敷を使って休みたいなら1500円でした。 食事もできます。 |
写真
感想
最近、めっきり、破線ハンターと化している私・・・
ここはもちろん気になるルート。しかしさすがにソロではなあ・・・
と思っていたら、ぺんさんからお誘いが・・・もっけの幸いとばかりに飛びつきました〜〜〜
23日はお仕事を休めないため、一日早く下山しなければなりませんが、これも気になっていた「笹山ダイレクト尾根」を降りればいいし、実に渡りに舟ではありませんか。
しかし、初日、まさかのアクシデントに襲われ、快速ペンギンたちの足をめちゃくちゃひっぱることに・・・
いやいや、「本当にスマナイ!!」
登山中に足つりなんて初めての事で、超あせりました。
これは、もうあきらめて、私だけ北岳山荘にテント張ろうと思いましたが、なんとか回復。
農鳥オヤジに怒られない時間に農鳥小屋に到着できて本当に良かったです。
あ、足つりには「芍薬甘草蕩」本当によく効きます。
でも炭酸飲料で飲んではダメですよ〜〜〜
サイダーで飲んだら、口の中でウルトラ泡立ち、ぶは〜〜と吹き出してしまいました・・・バカ!!
心配した二日目はいつも通り歩くことが出来、素晴らしい景色を堪能しました。
北ア、南アの主要ルートは大混雑だったと思われる快晴の3連休。
ほとんど人に会うことなく、富士山や南アの主要な山々を近く望みながら各山頂ごとに立ち止まり、サンドイッチやどら焼きをいただきながらの山旅。
幸せ気分でいっぱいでした。
ペンギンさん、いつもありがとね〜〜〜♡
三日目は笹山ダイレクトを下山しました。
誰にも会わないかと思ったら「日帰りです」と言って4名登ってこられました。
わりあい人気のあるコースなようですね。
そのうち、実線ルートに昇格しちゃうのかな〜〜〜
私としてはこういう道はこのまま置いといて欲しいけど(ワガママ)
栄えていくコースとさびれていくコース(北岳から両俣への道)、今月は両極端な二つの破線コース歩きました。
奈良田って、実は私初めて行ったんです。
だから勝手がわからなかったけど、温泉もあって良いところでした。
でもね〜〜〜9時半に下山完了したのに、車に戻れたのが15時半。
う〜〜ん、やっぱ南アは交通が大変だ〜〜〜〜
あ、ちなみに13時のバスの前は8時50分です。
頂上でご来光を見ず、サクサク降りてきたら間に合ったでしょうが、この最高の天気を楽しまずに降りるなんてもったいないこと出来なかったから、13時で妥協しました。
そして3連休中日なのに中央道は大渋滞でした。
でも翌日のほうがもっとすごかったみたいで、一日早く切り上げて良かったかなと思いました。
だけど、久々の快晴の週末でしたね。
皆さん、山をたっぷり楽しめたのではないでしょうか?
山はやっぱり青空が良いね!!
9月20日は、超激務の妻が9月で唯一何とか有給休暇が取れるとのことで、南ア白峰南嶺を計画。ここは一般ルートではなく、小屋も水場もないハードなところなので縦走の最後はゴージャス二軒小屋でシメようと早々と妻が二軒小屋ロッジの予約を入れた。そこへteku姐さんも20日休みとの連絡が入り、それじゃ、ご一緒に白峰南嶺如何ですかとお誘いしたところ「行く行く!」とのお返事。但し姐さんは二軒小屋までは同行出来ないとのことで、途中の笹山で別れてダイレクト尾根から下山するということに。
さて、後は天気だ。お盆以来嫌がらせのように週末に天気が崩れるパターンが続いており、雨中の破線ルート、しかも大門沢下降点からは初踏となるので、天候が悪ければコース変更せざるを得ない。が、久しぶりに晴れそうだ。しかし、先週の台風18号の影響で、ただでさえ荒れていると思われるルートが崩壊していないかが不安。前日妻が二軒小屋に確認したところ、「台風後誰も南嶺に入ってないので、ルート状況不明」とのことであった(悲)。但しスタッフが笊ガ岳に様子を見に登ったところ、倒木状態も台風前後でさほど変わっている感じではなかったとのこと。「でも、元々南嶺は一般ルートじゃありませんから倒木多いですし。水場もないので覚悟して気をつけてきて下さい」とのご注意が。ハイ、判ってますです。
さて、いよいよ決行の日。我々は帰りは「毎日アルペン号」を予約し、行きは姐さんの車で芦安へ。姐さんから「早上がりなので15時には帰れるよ」と連絡頂いたが、妻の帰りはどんなに早くても21時過ぎになるであろう。ということで深夜出発。
姐さんに車を出して頂いたので運転はやりますよと言い、姐さんに教えて頂いた自動車保険にもバッチリ加入。姐さんとことうちは同じ車なので、運転もストレスフリーであった。途中の中央道が事故で一宮御坂から通行止というアクシデントはあったが4時前に芦安到着。久しぶりの好天予報のため、連休前日だがすでにかなりの車が駐まっていた。始発タクシーまでしばし仮眠。と、まだ真っ暗であったが人影が少し動きだした気配がする。姐さんと自分が支度している間に、こういうことにスバヤイ妻がいつの間にか先頭タクシーの運転手と交渉して座席を3つ確保して既に乗り込んでいた。
さて、広河原到着。姐さんも我々もついこの前来たばかりであるが、今日は快晴!すでに広河原から北岳が輝いている。
さて、今日の行程は農取まで。事前に計画を立てた際、「初日農取まで」としていたが、「農取、遠くない?」と、珍しく難色を示していた姐さん。「新穂から中崎尾根で槍行って双六泊まりにする人が何言ってるんですか!」とまったく相手にしなかったが、実は姐さんは一気に農取まで行くのは初めてとのことで、少し緊張?されていたようだ。
我々はいつも熊の平まで一気に行ってしまうので「農取の方が近いから今日は楽だな<>、なんてボケッとしてました。でもこのとき姐さんには子泣き爺の黒い影が忍び寄っていたのであった!
大樺沢二俣まではほぼいつも通りのようであった姐さんであったが、子泣き爺が八本歯梯子手前で姐さんに襲い掛かかり、「両足太腿同時痙攣」に!立ち上がれなくなった姐さんにこっちもオロオロ。姐さんは痙攣に効くという芍薬を飲み、ストックに縋って再度歩き出したが、3歩進んでは立ち止まる状態。北岳山頂はこの前も行ったばかりなのでパスることにしたが、それでも今日は北岳山荘までしか無理か?姐さんに「荷物持ちますよ」と申し出たが、「持ってもらわねば動けないようだったらこのままここでビバークする」とのことでよれよれながらも根性で歩み続ける姐さん。
幸い一番タクシーで入山したのでまだまだ時間はある。とりあえず北岳山荘で大休憩して様子を見ることに。
大休憩し、姐さんは芍薬甘草を追加服用。少しはマシになってきたとのことで予定通り農鳥に向かう。農鳥小屋の親父さんは至極真っ当な昔かたぎの山ヤであるので、遅い到着は絶対NG。到着のタイムリミットは15時だが、ゆっくり歩いて間ノ岳で再度大休憩したとしても14時には着けるであろう。
ということで、快晴の眺望を満喫しながら間ノ岳へ。この稜線はもう十数回歩いているところであるが、今日は今までで、1,2を争う好天!しかも、人が殆どおらずたいへん気分良し!「最近間ノ岳付近を通過するときはガスることが多かったので嬉しいね!」と妻。まったくそのとおり。
間ノ岳山頂は先々週には無かった木製のプレートがひとつ追加されていた。
快晴の展望を満喫しているうちに姐さんも到着。よかった、ヤク(芍薬甘草)が効いてきたようである。
ぐるっと360度のすばらしい展望を満喫しながら大休止。
さて、ここから農鳥へ。我々はいつもここから仙塩尾根の熊ノ平へ向かうことが多いが、今日はまっすぐ農鳥へ向かう。熊ノ平より近いから気が楽ではあるが、農鳥のオヤジさんに粗相のないようにしなければ。
山頂で一緒だった小屋泊単独女性と俄か4人組となり、いつものとおりドラム缶に腰掛けていた農鳥のオヤジさんに直立不動ばりに挨拶し、テント設営。
水は買うこともできるが、ここから白峰南嶺を南下する場合、転付峠まで水場は皆無なので、我々は明日からの2日間の山行に備えて、往復30分の水場へ水を汲みに行く。(小屋でも買えるが、自力で水汲みにいけば、農鳥のオヤジさんのおめがねにも適う。汲みに行けばタダだし。)テン場の南端から水場へ降りる。足攣り姐さんに「水汲んできますよ」と申し出たが、相変わらずの根性で「一緒に行く」とのことでガンガン下る。水場への道は綺麗に整備されていて下りやすかった。水場には冷たくて豊富な水がたっぷり!先に戻って農鳥おやじさんと歓談してた妻によれば「水場付近は前は凄いお花畑だったけど、今は鹿にやられて少なくなっちゃったんだって!」とのこと。ビールやジュースを買いにいったら「これがおいしいよ」と親切に薦めてくれた由。妻と農鳥おじさんの相性はいつも良い。
さて、トイレは相変わらず山ガールが恐れをなしそうなシロモノであるが、富士山一望のテン場のロケーションは最高である。本日は4張のみという快適さで、心ゆくまで景色を愉しんだ。
が、明日からがいよいよ未踏の白峰南嶺本番!明日の天気は持ちそうだがヤマテンでは気圧の谷が近づいてあさっては雨と?うーむ、明日は笹山付近までと計画していたが、明日のうちにもっと南下しておいた方がよいか?と妻に言ったら「だって姐さんは笹山から下りるんだからだめだよ。一人になっちゃうし。」 と言われた。姐さんは「別にいいわよ〜」と言ってくれたが、確かに妻のいうとおり、いくら姐さんでもバリルートの途中で一晩置き去りにするのはマズイか。熊に襲われて万一のことがあっては、いくら「亡妻」とメールしてくるとはいってもtekuご主人に申し訳ない。
それじゃ明日は予定どおり笹山までとしますか。
だったら明日はゆっくり日の出を見てから6時に出発としよう。
ということで、素晴らしい夕陽と満天の星空を堪能して就寝。
翌朝、オレンジ色の地平線!今日も快晴だ。日の出を堪能していよいよ白峰南嶺へ。明後日の転付峠まで水場が無いのが最大の不安材料であるので、8.5リットルの水を持った。いつも水の消費の少ない妻にも4.5リットル持たせる。二人で水13リットルあれば足りるであろう。しかし重さは25kg位になった。
ずしりと重くなったザックを背負い、まずは西農鳥へ。振り返る間ノ岳が大きい。ピークに出ると塩見や荒川三山が迫力のパノラマを見せている。
以前はなかった西農鳥の山頂標識が新しくできていた。素晴らしい景色を眺めながら農鳥へ。貸切の山頂を満喫!
そして、大門沢下降点へ。さあ、ここからが未踏ルートになるのでワクワクする。鐘を鳴らして出発。まずは広河内岳へ。ここは大門沢下降点から往復する人もそこそこいるので踏跡はしっかりしている。山頂は素晴らしいパノラマ!南へ向かう尾根が広いが、縦走路は実は左手方向に延びていたが、右手に大籠岳への明確なルートが見えていたので、そっちへ進んでしまい、ルートロス。正規ルートに戻るべく、ハイマツと岩礫を踏み分けながら苦闘。妻がハイマツに足をとられてすっ転ぶ。重量ザックが頭上に被さって自力で起き上がれずもがいており、姐さんに引っ張りあげてもらった。姐さんすいません!姐さんも今日は足攣りも収まったようでよかった!芍薬が効いたようである。
その後もこんなに晴れているのに意外と判りにくい薄い踏み跡を辿る。稜線の幅があるため逆に踏跡がつかないのであろう。大籠岳も素晴らしい景色が広がる。快晴の景色は素晴らしいし、人にはまったく逢わないし、素晴らしい景色が広がりすぎて、だんだん感覚が麻痺してきた。寝そうになりながら大籠岳でも景色を堪能。ここから白河内岳へ。砂漠のような不思議な場所を越えて山頂へ。ここで昼飯をたっぷり摂る。
ここまでは森林限界上の稜線が続いていたが、ここから先は薮漕ぎゾーンになる。白河内からのルートが不明瞭であり、ぐるぐる回る。小さい石積みのケルンを辿りながら黒河内岳(笹山)へ進むと、いよいよ薮に突入!デカイザックは薮漕ぎには引っ掛かって辛いが、衣食住一式パンツが松脂まみれになった。妻などはいくら破けてもいいように使い込んだウェアを着用していて薮漕ぎ対策は万全!多少のアップダウンを繰り返しながら笹山へ向かう。
と、あれに見えるは笹山北峰か?なんと人がいる!
笹山山頂にいらしたのは、タダモノではないトレラン男性のお二人組であった。なんと転付から来てこのままダイレクトを下りるとのこと。三股から常念、大天井、西岳、槍を回り、一旦横尾に下りて蝶から三股へ日帰りするという人間じゃない方でありました。
この方々に姐さんと三人の貴重な記念写真を撮って頂き、車座になりご一緒に談笑。ルートの状況具合などの貴重な情報を教えて頂く。しかし、短パンで足が血だらけなんですけど・・?「ずっと薮ですからね〜」と、血だらけの足でニコニコ言われても〜。廃道化している元林道の崩落状態が心配であり、どんな状況か伺うと、「荷物持たなきゃ行けますけど、その重量装備だと大丈夫かなぁ」なんですと〜!?しかし、荷物を捨てる訳にはいかないし・・。でも、この方たちが来れたのであればなんとかなるであろう。
姐さんは笹山ダイレクトの状況を色々聞いていた。もう下山するから水要りませんか?と言われ、プラティパスが水漏れを起こした姐さんがありがたく頂いた。我々の方は13リットルとありまくりなので、姐さんにも十分お分けできると思ったが、水は貴重なのでありがたい。幕営適地も教えて頂き、楽しいひとときを過ごさせて頂いた。トレランのお二人とお別れし、笹山南峰を過ぎて本日の幕営地到着。
姐さんと我々の3人だけで素晴らしい景色と静寂を楽しませて頂きました。水もあり余るほど持って来たので、たいへん重かったが、おかげで水不足の心配は皆無であり、農鳥で汲んできた美味しい水でコーヒーを沸かしたり、ゆったりとした気持ちで白峰南嶺の中に身を置く幸せに浸る・・・。
2日連続で綺麗な夕陽と星空と朝日を満喫しまくっても許されるのであろうかという気分。幸せな気持ちで就寝。
翌朝。本日も快晴なり。初踏の破線ルートであるため、迷わないように暗いうちから歩くことはせず、まずはゆったりと朝食を作り、富士山と荘厳なオレンジに染まる日の出を満喫。至福だな・・・・。
さて、笹山ダイレクト尾根を下山する姐さんとはここでお別れ。2日間本当にお世話になりました!!そして我々はそのまま白峰南嶺を二軒小屋目指して南下を開始!
おおっ、水が減っている分、前日比7割位にザックが軽くなっているではないですか〜。本当は重いのかもしれないけど、昨日よりずっと軽いため、妻と「軽い!ラクだね〜」を連発。
いきなり藪漕ぎから始まる。背丈ほどもあるハイマツの藪漕ぎと岩礫が交互に現れる。西側の岩礫がまるでルートのように見えて誘っているが、正しいルートは大抵ハイマツの中にあるので、右手の岩礫ルートに誘い込まれて下りていってしまわないよう注意。藪漕ぎをしていても、時々ぽかっと藪から出ると今日も素晴らしい展望が広がっている。右手に蝙蝠尾根を見ながら進む。蝙蝠尾根も実に好きな尾根である。
ハイマツが首から背中に入りこんでチクチクする。手拭を首に巻いておけば良かった。
ここからハイマツの藪漕ぎから石楠花の藪漕ぎに変わる。ハイマツより枝ぶりがくねっているのでデカザックが引っかかる。
白剥山は樹林帯の中の静かなピーク。ここから先、下りの場合ドンドン行ってしまうとハマる。ルートを確認しながら慎重に進む。藪漕ぎは無くなったが、今度は倒木ゾーンと化した。倒木を乗越えたり潜ったり、またいだり、で倒木と戯れながら進む。
突然、変な廃屋が現れるとそこは奈良田越。ここから先は、すっかり廃道化した林道を辿る。まずはV字に大きく戻って廃道に合流。この付近かなり幕営できそうな平坦なところ。その先は左手から落石が発生しないかに注意し、右に寄りすぎると道ごと崩落してしまうので、寄りすぎない様に注意。確かに崩壊して荒れているな・・・。
ところどころ、かつて活躍していたと思われるカーブミラーが梢越しに残っている。西別当代山を過ぎると、蝙蝠尾根上の徳右衛門岳が大きく右手に聳えている。かつて蝙蝠尾根を歩いたときはこんな存在感のある山のようには思えなかったが・・・
美林の中を歩いて暫く行くと、2か所の展望台に出る。一方は富士山、もう一方は笊が岳や蝙蝠尾根、徳右衛門岳が素晴らしい。田代湖も見える。
徳右衛門岳からの稜線の下に懐かしの中電管理施設が見える!随分下に見えるが、蝙蝠尾根を歩く時、実はそこから下が長い。こんなふうに見えるとは感激。もう一つからは富士山が見えるが、転付峠自体は展望は無い。
ここから二軒小屋までは整備された道を下り、大好きな二軒小屋に到着!!
ハードな南アのシメはいつもここに泊まってしまう二軒小屋ロッジは完全予約制。登山小屋もあるが、ここはロッジの素晴らしいディナーを食べるためにくるものである。毎回必ず出る岩魚や洋風パエリアとピザは絶品。
しかし、二軒小屋は完全なる携帯圏外地帯で、無事下山のメールが打てず、姐さんに心配されてしまった。
白峰南嶺。3日間快晴に恵まれ、大展望と静寂を心ゆくまで姐さんと3人だけで貸切で満喫し、本当に最高の素晴らしい連休であった。
(そして、例によって例のごとく、妻は翌日から出張に飛んで行った・・・。)
コメント
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tekutekugoさん はじめまして
ぺん22さん まいど
この連休、行っているのではと思っていたら、ピンポンでしたネ。広河原辺から意識してさがしていたのですが、1日早い入山でしたか・・・。皆さん快速だから追いつくわけないですね。
奈良田にクルマで入ったので、笹山か、転付峠まで行こうと思っていたのですが、ちょっとしたアクシデントで大門沢からおりてしまいました。
農鳥から見えた南嶺の山並みが素敵で、魅惑的でしたが、皆さん楽しまれたようデスね。
来年は、自分も笊まで行ってみたいと思っています。
ペンギンさんご夫妻には、二軒小屋までご苦労様です。
私たち、笹山から伝付は未踏なんで、たいへん参考になります。
でも、来シーズンでしょうか?
それと、廃道の池の沢ルートで降りて、雪投沢を登り塩見につなぐってのが気になって仕方がないんですよね。
開拓してくれません?
テクさん、調子が悪い中流石の縦走です。
白峰三山+笹山ダイレクトは、新たな人気ルートになるかもですね。
私たちが行った時は、水の問題があるので、農鳥から一挙に降りてしまいましたが、あの眺望は捨てがたい。
あまり、人気化してほしくないですけど。
積雪期に笹山ダイレクト、狙ってます。
北アで人まみれになってた、ricalojpでしたぁ。
あら、親分が先にコメントしてる〜。
久しぶりの晴れ晴れ、ご一緒に満喫されていたんですね〜
それにしてもてくさん&ぺんさまご夫婦ならではの山行、白峰三山がまるで前座みたいです
でも、てくさんが足つるなんて珍しいですね
つりながらも農鳥まで行っちゃうところがまたスゴイですが
いつもながらのマッチョな山行、おつかれさまでした
相変わらず、恐ろしい登山隊ですね。
予想もつかないルートで驚きです。
tek姉さんも芍薬甘草蕩飲んで
農鳥に14時到着って・・・早すぎです
Pen夫さんは水8.5ℓってボッカ・・・・
25キロのザックじゃ山岳部ですね〜
私も昔し重いの担がされた時は転んで
一人じゃ起き上がれなかったですよ。
大門沢降下より先に行く人が居るなんて・・・
装備を考えたら私には不可能かと
でもこの時期は白根三山の 景色は
最高ですね〜
相変わらず、素敵なルートの山行ですね!
1度しか行ったことないですが私達が白峰を登った時はあいにくのお天気だったのですんごく羨ましく拝見しました
それにしてもtekuさんが足を攣らせることなんてあるんですね
きっと栄養が足りなかったのでしょう 生ビールでミネラル補給がよかったのかも
コケた軽量のPen奥様がデカザックの重さで立ち上がれないところ、
想像しちゃいました かわいい
大変なルートも並外れた馬力でこなしがっつりたのしんじゃう、そんな雰囲気がばっちり伝わってきた素敵なレコありがとうございました
ん〜。
広河原から農鳥小屋まで8時間は早い。
その気になれば、南アルプス全山縦走とか1泊2日とかで出来てしまうのでは?
しかし、後半は 読図力が試されるルートですね。
ちょっと自分が行くには自信ないですね。
しかし、富士ちゃんを見ながらの白根縦走も、いいですねぇ〜。
来年こそは白根縦走したいな。
BochiBochiさん
はじめまして。
同じルート一日遅れで歩いてこられてたんですね。
一緒の日じゃなくて良かったです
蒼白になって岩にへたり込んでる姿を見られたら悔しいやら悲しいやら・・・
でも最高の天気でしたね。
私も笊は行ってみたい山です。
ricalojpさん
ですよね〜〜〜
絶体ここは冬に狙ってると思ってました。
池の沢ルートはちゃんと踏み跡付いてましたよ。
(なぜ知ってるかって?うっかり迷い込みそうになったから・・・ ぺん妻さんが転んでる所、池の沢ルートです)
雪投げ沢は分からないけど、道ありそうな気がします。
こういう所って萌えますよね〜〜〜
SOULdCATさん
いえいえ、キャットさんの剱だってスゴイですよ
白峰三山、前座はヒド過ぎる〜〜〜
でも、たしかに、未踏のルートのほうが楽しくて前半のキオクは薄いかも・・・・
きゃろさん
岩のきゃろさんと、ロングなペンてく。
お互い、目指すところが違ってるんでそれぞれにスゴイですよね。
これからも、それぞれ得意分野を頑張っていい刺激し合いましょうね〜〜〜
kamehibaさん
いや〜〜〜今回は本当に、参りました
そうか〜〜〜たしかに前夜も飲まずに出たから が足りなかったのかも〜〜〜
今後、また悪夢にならないよう、 を頑張って摂取しときますね。
と言いながら、ザックにまた芍薬甘草湯を仕込んでるワタシでした・・・・
ああ、薬に頼るなんてナサケナイ・・・
Cold_Footさん
8時間は早いと言われても・・・
思い切り足引っ張ったんで、普通であれば7時間で行けたはずです・・・
全山はムリでも、このルートなら小屋どまりなら農鳥一泊で行けると思います。
今回も二日目は、笹山着いたのまだ2時で、奈良田まで降りる余力は十分残ってました。
出来るだけ山の中にいたい人なんでもったいないから降りませんけど。
でも、ガスったら危険そうなルートでしたよ〜〜〜
今回は軽量化していったんでドリップコーヒー持って行かなかった。あの美味しいコーヒーが脳裏をよぎりました〜〜〜
bochibochiさん、
実はお近くにいらしたんですね
お会いできずに残念でした〜。
どこも大混雑の連休に、ガラガラというのは
実に良かったです
(熊が出現しないかビビッてましたけど )
南嶺、天気に恵まれたこともありますが、とても素晴らしかったです
ricaloさん、
笹山から転付は、藪漕ぎながらも時々ぽかっと眺望が開け、(天気が良かったので、その際に荒川三山等も望めて)もっと全く展望が無いかと思ってしたので、これは嬉しかったです。
雪投沢ルートですか?シブいですねぇ。
妻の父の保有していた古い地図には実線ルートで載っていますので、まだ結構いけるのではないかと思います。
蝙蝠尾根なんて影も形も無いですが・・・。
ルートの栄枯盛衰、面白いですね
Catさん、
本当に最高のお天気でした
姐さんの足攣りにはビックリしましたが、復調して良かったです!
何がとり憑いたんでしょうね
carolさん、
先だって富士山重量ボッカされてましたから大丈夫ですよ
ただ、単独でない方が安心感があると思います。
体力勝負的な山行になりましたが、水の無い不安感につきまとわれながら歩くよりも、水の重さに耐えて歩く方が自分的には精神衛生上よいので・・・・。
kamehibaさん、
白峰三山だけでしたら、いつでもまた行けますし、「眺望」が素晴らしいですいので、また快晴日を狙ってチャレンジなさって下さい
妻は計3回ザックに潰されて、もがいてました
Footさん、
姐さんの足攣りで大幅ロスになるかと思いましたが、根性と芍薬で復活させていました
ここはそのうち歩くつもりだったので非常に参考になりました。
先ずは笹山までと考えています。
でも、伝付峠まで行けばその先の笊、さらには青薙までも夢ではないのですね。
ガスのときには無理だということも良く判りました。
ありがとうございます。
そしてお疲れ様でした。
テクさん、ペンギンさんご夫妻 こんにちわ
自分も逆から歩いたこのコースは大好きです。
ただっぴろい尾根のどこを歩いていこうかというかんじだったのを思い出しました。ヤブこぎも適度にありましたね。個人的には笹山からの塩見と白河内岳付近の天上の楽園のような場所がすごく好きでした。
てくさん、大丈夫ですか?足がつるとかとは全く無縁のような感じでしたがお大事にしてくださいね、睡眠不足でしたかね
ペンギンご夫妻、快足でいらっしゃるのが感想をよんで尚一層わかりました(笑)
いつもあんなにたくさんの水をもたれ消費されるのでしょうか
とにもかくにもお疲れさまでした
私は仕事だけどね〜〜〜
マツさん
久しぶり〜〜〜
そう、100高山ハンターの?マツさんは絶対ここ狙ってるはず・・・と広河内岳の上でウワサしてたの聞こえましたかね〜〜〜くしゃみ出たでしょ。ふふ、もちろんワルクチですわよ
マツさんなら、奈良田から日帰りできますよ。
暗いうちに大門沢登ってしまえば、あとはそんなにしんどい登りはないからとばせるし。(晴れた日に限る)
奈良田に車置けばバスの時間制限が無いのが良い
ピカ連れて駆け抜けてください〜〜
レコ待ってま〜〜す。
メタさん
本当に白河内岳あたりは天上の楽園でした。
大門沢からこっち、どんどん大きくなる塩見岳と荒川三山、そして笊。
ああ、あそこまで行きたい・・・・と
途中で降りるのがザンネンでなりませんでした。
足つりねえ・・・なんだったんですかねえ?
私はいつも前夜にPまで行って車中泊するので、深夜に家を出たのは初めてだったのもあるかも・・・
なんちゃって、ペンギンさんに運転させて助手席で爆睡してたくせに〜〜〜〜
に殴られる〜〜〜
上の文は読まなかったことに・・・
tekutekugoさん、Pengin22さん、こんばんは
"白峰南嶺"・・・以前から聞いてはいたのですが、
イマイチどこら辺のことなのか良く判らずにいましたが、
このレコにて、バッチリ勉強させていただきました!
それにしても、本題の南嶺に行くまでの"白峰三山一般ルート"も、
この大快晴 の素晴らし過ぎる絶景のお写真を見ていて、
もうこの時点でお腹いっぱいになっちゃいました
そして、本題の白峰南嶺・・・こちらも破線・広すぎる尾根による、
薄い踏み跡・藪漕ぎ連発など
私ではチョッと手が出せそうもないルートに感じましたが、
それでも、あの人が全然来ない感じがいいなぁ・・・と
激混み・混雑が苦手で、静かな山歩きが大好きな私としましては、
お写真見ていて、あのバス開通前の北岳・池吊ルート
(あの時も、3日間で会ったの2人だけ!)のような静けさで、
非常に羨ましく、もっと実力をつけてぜひとも行ってみたいルートになりました
それと、tekuさん、ダイレクト尾根の下降も1900mでハンパないですね!
いきなりtekuさんの尾根編になった途端に、あの倒木!!
池吊の倒木どころじゃないっすね!!
何れにしましても、この判り易くて詳細で長大なレコ、
じっくり拝見させていただきました
(昨日の23時頃から今までずっと見てたんですよ!! )
本当にいい勉強をさせていただき、
また、今度行く時の為にお気に入りもさせていただきました
ありがとうございました
Matsuさん、
おウワサはTeku姐さんからかねがね。
百高山めざしておられるそうですね!
我々は別に目指してはいないのですが、アルプスにばかり行っていたら自動的に百高山は殆ど行ってました。
このルートは広河内岳、大籠岳、黒河内岳、と三座ありますからぜひ。
Metaさん、
さすがに水8.5リットル持ったのは初めてですが、いつもかなりの水を持っています
水不足には極度の不安があり・・・。
持てるうちは持って歩こうかなと。
lifterさん、
自分たちも混雑しているところは好きではないですが、
ここ2、3年位、すっかり山ブームでどこへ行ってもヒトが多くなりましたね・・・。
静かな山歩きがお好きでしたら、昨年我々が歩いた
甲武信〜国師〜黒金山の周回ルートをお勧めします。
それか、グッと渋く、栃本からの十文字周回。これは快晴の連休のときに2日間歩いてたった一人にしか出会わなかったというお墨つきのところです。(その代わり、眺望も素晴らしく地味ですが )
うひゃ〜〜〜
二時間も眺めたら、パソコンのモニターに穴あいちゃいますよ。
本当に南ア好きなんですね〜〜〜
笹山ダイレクト尾根は、倒木が多いのは本当に上部だけで、池吊よりずっと歩きやすいです。
後半はなだらかな尾根が続くし、本当に1900m降りたのかな?というくらいあっけなく着きました。
175さんなら大丈夫ですよ。
でも南嶺の尾根筋は、迷子になるから、単独では行かないほうがいいかもしれません。
静かな山は良いですね。
今日もワタクシ、ダンナのケツを叩きながら人のあまりいない甲斐駒絶景ポイントにハイキングに行ってまいりました。
近日中にアップします
うわ〜っ、こちらのレコ、今頃気が付きました!
白峰南嶺、次に南アに行くならここを歩きたいと思っていました!
でも情報量も多くないし南アにはいまひとつ疎いので
どのくらいで歩けるものか見当が付かず。。踏ん切れないでいましたが!
皆さんと同じペースで歩けるとはとても思えませんが、
(それも何という重量で。。お水13Lとは💦)
思いっきり参考にさせて頂きますね^o^
それにしても人が少ない! 風景が新鮮です〜
それにpen奥様と、奥様に駆け寄るtekuさんのお写真はすごい一瞬ですね(^o^)
お、奥様を助ける前に写真を!?とか、一人で突っ込んでしまいました(笑)
tekuさん、その後脚は大丈夫でしょうか。。
tekuさんのそんな御姿も新鮮でした。。
皆さんほんとにすごいですね。
お気に入りに登録させて頂きました。
来年(以降)の為に、計画を練ります🎵
やっぱり、北岳あたり歩き尽くしたら、ここは絶対気になりますよね〜〜
私は、休み取れなくて途中下山したけど、笊までつなげたらステキですよね。
ittiさんなら、これ以上のペースで歩けますよ。
二日目は、私たち、割とゆったり歩いています。
ペン夫さんもさすがの重量でスピード出なかったし。
(とはいっても、普通の人よりは早いかも・・・笑)
ここは本当に、人に会わない静かなルートです。
塩見をはじめ荒川三山の眺めがめちゃくちゃ良いです。
富士山も常に同行です。
最高に幸せ気分な道ですよ。
是非いかれてくださいね。
ただし、ガスってしまうと本当に道わからなくなると思うんで十分注意してください。
ぺん夫はちょい離れて歩いていたんですよ。
超仲良し夫婦だからご心配なく
私の足は、今の所大丈夫です。
今日も でミネラル補給しました〜〜〜
姐さんの言うとおり、コースタイムはかなり余裕ありです!
初日は何しろ姐さんの足攣りがありましたし 、
2日目は、超・大量の水を背負っていた上に姐さんと笹山で別れる予定でしたので、農鳥〜笹山までの比較的短いコース取りでしたし。
ここの情報量は確かに少なく、どんなルート状態になっているのか我々も今一つ不安なものがありましたが、快晴に恵まれて大展望を楽しみながら歩けました。
次は笊までを繋いでみたいなと思ってます
あ、妻の助けにも行かず、 取っていたのがバレてしまいましたね〜
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