北ア南部横断(常念〜大天井〜槍ヶ岳〜笠ヶ岳)
- GPS
- 80:50
- 距離
- 52.3km
- 登り
- 4,999m
- 下り
- 5,227m
コースタイム
水平距離 標高差(+, -)
Day1: 14.05km, +2,252m, -619m
Day2: 9.53km, +1,177m, -930m
Day3: 16.09km, +1,451m,-1,729m
Day4: 13.06km, +466m,-2,177m
(合計)52.73km, +5,346m,-5,455m
(GPS Data+10mメッシュ標高(参考))
Day 1(9/21)(土): 一ノ沢登山口0614-0740エボシ沢0750-0913最終水場0920-1023常念乗越1120-1229常念岳1250-1345常念乗越1405-1725大天荘(テン泊)
Day 2(9/22(日)):大天荘0530-0542大天井岳0548-0558大天荘-0640大天井ヒュッテ0644-0900西岳小屋0905-(大休憩40分)-1233ヒュッテ大槍1253-1341槍ヶ岳山荘(素泊まり)
Day 3(9/23(月)):槍ヶ岳山荘0505-0602槍ヶ岳0631-0703山荘0710-0749千丈乗越-0944硫黄乗越-1043樅沢岳-1119双六山荘1200-1258弓折岳分岐-1312弓折岳-1442秩父平-1521稜線-1659抜戸岩-1730笠ヶ岳テン場(テン泊)
Day 4(9/24(火)):笠ヶ岳テン場0545-0617笠が岳0635-0700笠ヶ岳テン場0740-0847抜戸岳-1000杓子平-1256新穂高登山口1305-1405新穂高温泉BS
天候 | 9/21(土):快晴 9/22(日):曇り時々晴れ 9/23(月):晴れ時々曇り 9/24(火):快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
登山口迄:JR穂高駅からのタクシーは時期によっては予約しないと1時間以上待つこともあり(本文参照)。4,800円/台であった(参考)。 (復路)新穂高温泉からバス(濃飛バス)、平湯温泉からバス(濃飛バスで新宿) |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢⇒常念乗越 危険を感じる箇所はない。前半は緩斜面の続く登山道。渡渉が数か所あるので雨天時は要注意。(1週間前の台風時に下山中流されて亡くなった方いるよう)。最終水場から急登。ベンチが3か所あり休憩に便利。常念乗越からの槍穂の稜線は絶景。 常念岳ピストン 危険を感じる箇所はない。結構な斜度が続くので途中で息を入れながら。ルート踏跡が乱れていてミスコースしやすいので要注意。といっても基本山頂方向へ登れば到着するのでガス時でも心配は無いが、単にミスコースすると歩きづらい。 ⇒大天荘 危険を感じる箇所はない。急登はないもののアップダウンが連続するうえ疲れが溜まる後半なので結構キツイ。数か所、岩の上を飛び越えるトラバース路あり慎重に。東天井岳への最初の登りは、右側ルートは淵が崩落しており廃道となっている。新道は左。立入禁止のサインとロープはあるが迷い込まないように。 ⇒西岳小屋 大天荘から大天井ヒュッテまでのトラバース路は一部狭い箇所あり要注意。ただ思ったより安心して歩けた印象(個人的感想)。ヒュッテ超えてから西岳小屋までは危険を感じる箇所はない。 ⇒大槍ヒュッテ(東鎌尾根)⇒槍ヶ岳山荘 西岳小屋から先で急降下。足場狭いところやハシゴ、クサリも連続するので慎重に。ゆっくり3点確保しながら慎重に歩けば危険を感じる場面はほとんど無い。水俣乗越から東鎌尾根の取りつきはいきなりクサリもない岩場で始まるので、急に難度が上がった感があるが、3点確保の基本を守って慎重に行けば危険を感じる場面はない。大槍ヒュッテ先は一部岩場のトラバースもあるがそれ以前と比較し難度は低いと感じる。 ⇒槍ヶ岳ピストン 6本ボルトや高度感のあるハシゴがあるが、岩角が適度にあるので慎重に行けば問題ない。6本ボルトの最初の1段目で左明日を上げるのがやや大変であった。岩角のホールドやボルトなど潤沢にあるので慎重にスタンスを決めて3点確保の基本を守っていけば危険を感じる場面はない。下りでは急降下は後ろ向いて岩角をホールドして慎重に着地点を見ながら下りれば、登りより容易に思えた。槍ヶ岳、見ていると急角度の岩場だが、個人的には「思ったほど難度の高い岩場ではない」と感じた。とはいえ、手を放すとアウトな場面は続くのでくれぐれも慎重。ヘルメット装着率60%程度。到着日の午後、落石と思われる滑落事故あり。5mほど下の段差でストップし大事には至らなかった模様だが、現場に直径30cm程度の出血痕が残っていたのが生々しい。 ⇒双六小屋(西鎌尾根) 西鎌から硫黄乗越の感にクサリ場が3か所ほど出てくる。2つ目までは細いトラバースだが、クサリは補助的に握るか、岩角を握て慎重に行けば危険を感じることはない。(後者の方が安定感があるように感じた。)3つ目は急降下。ここはクサリに頼って降下しないとズリズリ行きそうに感じる。ここの登りは大変そうに見えた(写真#104) ⇒笠ヶ岳山荘テン場 特に危険を感じる場面はないが、足場の細いトラバースが2か所ほどあり慎重に。秩父平からの登りは疲れの溜まった後半なので結構キツイ。 ⇒笠ヶ岳ピストン 特に危険を感じる箇所はない。ガレの岩頭を飛び歩く場面が連続するので慎重に。 ⇒笠新道 ウワサ通りの急降下。ここを登ると大変、というのは頷ける。危険を感じる場面は特に無いが、抜戸岳からの北への下りガレ場ショートカットは不安定(岩ごとズリズリ50cm)なので止めた方が賢明。(少し遠回りだが来た道を戻りましょう)高度1800m以上は岩ゴロの頭を飛び歩く感じ。1800m以下でやっと登山道らしくなるが、急降下は変わらず。最後、一般登山道らしくなったと思ったら車道に飛び出す。 |
写真
感想
動画アップ9/29朝。(BGM=Living A Boy's Adventure Tale, by A-Ha, in 1985)
アメリカに戻る友人(マレーシア系アメリカ人)の記念登山として、また、自身リハビリ3年目のマイルストーンとして計画。
本来は7月末に行くはずだったが、天候不順で順延。お互いのスケジュールあわずこの時期となった。彼は奥さんが日本人なので片言の日本語はできるが、私の英語の方がコミュニケーションしやすいので英語での行動になる。<ツラ〜(汗)
4日とも好天に恵まれ一滴の雨も降らず、毎日少なくとも午前中は絶景が楽しめた。
常念乗越から見る快晴の槍・穂の稜線は、がんばった急登の後だけに喜びもひとしお。
常念岳に向け高度を上げるごとに広がる絶景と山頂での360度。
2日目は大天井岳からの360度と、槍を見ながら東鎌を登るにつれ近ずく興奮。
3日目はいよいよ槍ピストンと山頂からの360度の絶景。
西鎌から笠は刻々と変わる風景を堪能。
笠の山頂も360度の絶景と、笠新道はキツイけど正面に槍・穂の稜線を堪能しながら下山できた。
友人は2日目夜にリタイヤ表明。疲れすぎと高山病の頭痛が原因。本来ならパーティーとして一緒に下山すべきところ、槍沢ルートは人も多いし、山慣れしてるので一人で行かせた(勿論無事下山)。 従い、3日目の槍ヶ岳以降は単独歩きとなった。
(以下自身の記録も兼ねているので長文ご容赦)
前夜に都内から高速バスで松本入り。早朝のJR(ムーンライト)で穂高駅4:53am着。駅前にタクシーが並んでるかと思いきや、全くおらず、電話で呼び出す。3連休でどこも出払っており、6時以降(1時間以上待ち)で仕方なく予約。燕へはマイクロバスが次々拾ってゆく。5時半頃1台が来たので、シェアーの2人あわせて4人で乗車。一ノ沢まで4,800円/台。 お盆や秋の3連休時は予約しないとタクシーすら確保できないとのこと(要注意)。
<<<1日目>>>
一ノ沢登山口(ヒエ平)に6時過ぎ到着。当てにしていたタクシーがつかまらず、予定より1時間近く遅れ。登山届と準備運動のあと出発。最初、樹林帯の緩斜面を行くが、ウォームアップに丁度よい。エボシ沢は開けた涸れ沢になっており多数が休憩中。のんびりできる場所だな。それにしても人出が凄い。駐車場から登山口まで徒歩も多数だったが、登山道でもひっきりなしに登山者がいる。奥多摩辺りのメジャーコースのようだ。
しばらく行くと胸突八丁のジグザグ。確かに急登だが胸が地面に当る程ではない(笑) 最終水場で今日の行程分4L補充し最後の急登を行く。途中、T字分岐があり右を取ったがショートカットコースだったようだ。その先で3か所ベンチあり。水が重いので、都度、座り心地を確認する(って単に休憩!)。
常念乗越(稜線)に上がると、目の前に槍〜穂高の稜線がドド〜ンと飛び出す。急登をがんばったご褒美にこの絶景は感動もの。重荷の疲れも吹き飛び、快晴でよかったなと、つくづく思う。早ランチ(ラーメン)のあと、常念ピストンにかかる。タクシーで同乗の2人組みも休憩中。彼らは常念岳をパスして大天荘へ直接向かうようだ。
山頂へはガレ場続きで歩きづらいがストックでバランス取りながらゆっくり登ってゆく。高度を稼いでゆくと、隠れていた奥穂や前穂も見えてきて、槍穂の稜線が違った角度でクッキリ。
山頂はちょっとした人だかり。順番待ちで記念撮影し、蝶ヶ岳への稜線(思ったよりアップダウンある感じ)を目に焼き付けて下山開始。ここはチビッ子や初心者、高齢者など幅広く楽しまれている人気の山だな。
常念乗越で一息ついたあと、大天井に向けて出発。最初、横通岳への登りがキツイがあとはアップダウンあるものの急斜面はない。途中、ガレ場のトラバースが数か所あり慎重に。東天井岳取りつきの右ルートは崩壊しているのが下からも見て取れる。近寄ると右手が立入禁止の標識とロープあり。間違ってもそっちへ進まないこと。
幾つかのニセピーク(?)のあとやっと大天荘が見えてくる。小屋到着は5時半。遅着を詫びチェックインするとテン場は一杯なので小屋の東裏を指定される。大天井岳への取りつき口なので少し広くなっているとはいえ日暮れまでひっきりなしに通行者が通る。
友人はシュラフが薄く早々に小屋に撤退。私は一晩中風にはためくテントに留まったため若干寝不足。
<<<2日目>>>
今朝も快晴。ご来光がまぶしい。朝一番で大天井岳ピストン。小屋から片道10分と裏山感覚。山頂の絶景360度を堪能したあと、小屋に戻り槍へと向かう。大天井ヒュッテまでのトラバース路は一部細い箇所もあるが慎重に行けば大丈夫。大天井ヒュッテから西岳山荘までは少しアップダウンはあるが、歩きやすいコース。ビックリ平なる場所で何にビックリすべきか見当たらなかった(笑。槍の穂先が見えるから?)。その先で槍が綺麗に見え始め、以後、常に槍を右前に見ながら緊張感を持って歩ける。
西岳山荘からは急降下。噂より歩きやすく感じたが、ハシゴやクサリ、狭い足場が連続する急降下なので慎重に。降りて一山超えたところが水俣乗越だ。外人男性と日本人妻のカップルが休憩中。友人Charlieと4人で少々English Conversation。山中5泊で穂高から蝶・常念・大天井と周回し、ここから上高地へ降りるという。
ここから東鎌の急登が始まる。いきなりクサリの無い岩場登り。少し高度感もあるので慎重に。ここからしばらくはこんな感じの連続で、意外と消耗する。左から緩斜面が合流。あれ?バイパスルートもあるのかな?気づかなかったが、女性グループがそちらから来たようだ。
少し先の広場で休憩。友人は高山病で頭が痛いと言っていたので感冒薬を昨夜と今朝2回与えたが、昼寝を始めてしまった。結局40分ほど大休止。その間に休憩に来た熟年4人組みとちょっとしたスナックパーティー。おばちゃんからチョコや乾燥野菜など色々いただいてしまう。
さて、友人も回復し再出発。一部細い箇所などもあるが慎重に行けば問題ない。山慣れた方なら危険を感じることはないと思われる。ガレやザレ、一部細尾根の急登を行くとヒュッテ大槍あと40分との標記あり。しばらく行くとまた看板。しかし時間が読みづらい。よ〜く見ると3分と書かれている(?)。気を取り直して進むと確かに3分程でヒュッテ大槍だ。
ここからの槍ヶ岳は圧巻。小屋裏のベンチに座って目の前に聳えたつ槍に見とれる。友人は小屋でカレーを注文している。食べてから行くから先に行ってくれ、と言う。そんなことなら先に言ってくれれば15分もロスしなかったのに、と思いつつ、槍ヶ岳山荘のテン場は狭いらしいので先を急ぐ。ここからは急登もなく、目の前の山荘に向けひらすら足を動かすのみ。13:40pmに小屋到着。列をなして受付で聞くとテン場は12時半で一杯になったようだ。さすが3連休の中日だけあるな。下の殺生ヒュッテのテン場を案内されたが、アップダウンの面倒さもあり、仕方なく、後で上がってきた友人と小屋(素)泊まりとする。テン場一杯を知りガックリの方々が多数。
到着後、槍の穂先はほぼガスで真っ白。時折ガスが切れ全貌を現すが、渋滞の列ができている。槍の穂先ピストンに2,3時間と聞いたがまさにそんな感じ。槍穂を正面にベンチで休憩していると、ガスの中から地獄の絶叫ともいうべき多数の騒ぎ声が響き渡る。瞬間的に、嫌な予感がしたが、山頂方面から伝言のように大声が響く。1名滑落したようだ。幸いにも中腹の段に落ちたので意識はあり動ける様子。ただ頭から血を流しているので、小屋付設の医師とレスキューが装備を持って駆け上がる。ただでさえガスで真っ白なのに、こいう場面にでくわすと戦意喪失。今日はここまでとし明朝の快晴に期待しよう。
少し仮眠のあと、全体が重い空気のまま夜を迎える。夕方も穂先への渋滞は変わらず、下山は真っ暗覚悟なんだろうな。皆スケジュールがキツイから仕方ないんだろうが、大丈夫かな?と思う。
ここで友人が撤退表明。高山病の頭痛が収まらず、山行がハードでバテ切ったと言う。彼はトレランをしていたツワモノで、2年前に西穂〜槍まで1日で歩いたこともあるようだが、しばらく山には行っていなかったらしく体力の限界らしい。本来なら2人一緒に下山すべきシチュエーションだが、友人は山慣れしているし、一人で降りれるから、残りの工程は単独で行ってくれ、という。後半2日は、西鎌と笠だから一人でも行けると判断。明朝の調子をみて最終判断することに。
小屋は布団2枚に3人と、混んではいたがまだマシな方だったかもしれない。8時半消灯のところ、夕食の最終コールが8時20分に鳴り響いていた。
<<<3日目>>>
朝4時前から周囲が騒ぎ出したので4時から準備開始。4時半には出発の体制を整え、外に出てみたが、小屋前のベンチには霜と氷。外は氷点下だったようだ。この時間すでに穂先に取りついている人多数。ヘッドライトを点けてはいるが、がんばるな、山頂でご来光を拝む組かな。
我々も、日の出の少し前、5:05amに行動開始。少し上がったところで渋滞だから、そのうち明るくなるだろう。渋滞末尾までは大した岩場もなく到着。まさに牛歩の進みの間、日の出の時刻となる。もう少し早くスタートしてもよかったかもしれない。
感動の槍の穂先は、もっとロッククライミング的なものかと想像していたが、実際は想像以上に登りやすいかな、と感じた。もちろん、手を放すとアウトな場面ばかりだから誰でも安易に登れるというつもりはないが、多少の岩山を経験し3点確保やハシゴへの体重の掛け方など基本が体得できていればさしたる問題はないかと思う。
とはいえ、昨日の落石などの危険も伴うから油断は禁物。ヘルメット装着率50%以上と思う。小屋でも500円で2時間貸し出していたが、マイヘルメット持参者も多い。
6本のボルトの取りつき1歩目だけ左脚を上げるのに時間かかったが(脚が長すぎる?(笑))、それ以外は岩場のホールドやスタンスが幾つもあるので慎重に行けば大丈夫。渋滞で時間かけられるのも安全面ではいいのかもしれない。前を行く2人組みの兄ちゃんも最初のハシゴは若干へっぴり腰でしがみついている感あったが、慣れてきたのか山頂直下のハシゴは肩から力も抜けリラックスして登っていた。この辺は高所恐怖症だとつらい、と聞いていたが、妙に下を注視したりしなければ大丈夫と思う。
山頂は20人ほどでいっぱいだろうか。思ったより狭い。写真撮影の順番と下山待ちで渋滞となっており、山頂に人があふれかえっている感じ。中の誰かがつまずけば淵にいる数名はアウトかも。そう思った途端、端部から50cmに立っていた私は急にしゃがみこんでしまった(怖〜)。
それにしても360度の大絶景。今朝も快晴で、富士山や南アルプスもよく見えている。ほんとに好天に恵まれたな。自分の晴れ男度を再確信(笑)。順番に山頂写真を撮った後、まだ下山渋滞。下山は、登り渋滞時に足場を確認していたこともあり、スムーズに降りれたし、若干心配していた私のバランスも問題なかった。結局登りで1時間。山頂に30分、下山で30分の合計2時間要したが、無事下山完了。
槍ヶ岳山荘で仮眠後に下山するという友人と固い握手のあと、単独で西鎌に向かう。千丈乗越まで急坂ながらルートはしっかりジグザグが切ってあり問題ない。西鎌の途中。3か所ほどクサリ場もあるが、最初2か所は細いトラバースなので岩角やクサリに触れて慎重に行けば大丈夫。3つ目のクサリ場は急降下。おそらくクサリが無ければズリズリ行きそうなほど。一部クサリに体重を預け慎重に下ればクリア。
その先、硫黄乗越では名前どおり硫黄臭がする。その先、樅沢岳(もみさわ)まで少々きついアップダウンもあるが急登はない。樅沢岳の肩からは眼下に双六小屋が見えてくる。ジグザグの急降下を行くと居心地の良さそうな双六小屋に到着。ここは水(沢水)が無料なのもいい。ラーメンランチのあと笠ヶ岳へと向かう。CT5時間半で重荷なので、日没までに到着できるか不安なところ。
弓折岳分岐までアップダウンが幾つかあるが、CT以内で到着。その先、大ノマ乗越までCTよりだいぶ早着。残りをCTで行っても5時半には着けるだろう。大ノマ岳の登りでふと振り返ると、2人組みがこちらへ歩いている。私より遅く入る方がいるとは驚きつつも、万一の場面では少し安心感もある(勝手ながら)。
秩父平はとても気持ちのよいハイマツ帯。ここでのんびりしていたいが、時間がないので、行動食をほおばり先を急ぐ。ここから秩父岩へはちょっとした急登。疲れた体にこの登りは正直きつい。休憩を小まめに入れながら何とかクリア。後ろの2人も秩父平でのんびりしているようだ。少し手を振ってみたが見えたかな?
稜線に上がると笠ヶ岳の雄姿が見える。が、しかしまだだいぶ遠い。山頂はモヤの先でかすむほど。この距離をまだ歩くのかと思うと一気に疲れも出てきたが、CTより進んでいるから大丈夫だろう。ここからアップダウンの少ない稜線歩きなのでスピードアップ。抜戸岳は明日帰りに寄ることにして先を急ぐ。抜戸岩はこんな場所に?、と思うくらい奇妙な形の岩の間を抜ける。まあ名前そのままか。その先で山頂は目の前。テン場のカラフルなテントが見えている。
結局CTどおり5時半にテン場到着。受付で遅着を詫びながら設営を日没までに完了(テン場は小屋のだいぶ下なので実は先に設営)。後ろの2人(若夫婦だった)も日暮れまでに設営完了。秩父平で私の姿が見えていたそうだ。
夕食は毎晩「カップごはん」。アルファー米を使ったチャーハン・ピラフだが6種類ほど味がありマイブーム。大手製麺メーカが出しているので安価でもある。小屋で仕入れたビールと持参のバーボンで温まって就寝。
<<<4日目>>>
朝4時に起きられればクリア谷も検討しようかと思ったが、疲れもあって5時過ぎ起床。この時点でクリア谷はなくなり、笠新道での下山に決定。槍・穂の稜線には雲がかかっているが、それ以外は快晴の青空が広がっている。朝食はシリアル(フルーツグラノーラ)と粉ミルク。今回3日とも朝はこれだったが、なかなかいける。定番メニューに加えよう。
5:45にテン場スタート、山頂に半時間ほどで到着。このころには槍・穂の雲も取れ、朝日にシルエットが綺麗に見えている。昨日歩いた西鎌〜双六〜笠までのルートにしばし見入る。先週登った乗鞍・焼岳もクッキリ。クリヤ谷方向を偵察すると(いつ来れるかわからないが)、やはり難所らしい風貌。疲れた単独の脚ではパスが正解だったな、と思う。
山頂では昨晩の若夫婦も絶景を堪能中。奥さんの「ブロッケン!」だとの声に振り向くと確かに自分の影が。ブロッケン初体験。ひとしきり360度の絶景を堪能したあと、下山にかかりましょう。
テン場で荷造りを済ませ、コーヒーを飲みながら至福の時間をまったり。いつも時間に追われた登山が多いからコーヒーはザックの肥やしだったが、余裕があるといいものだ。
隣の若夫婦と少し話すると、奥方は京都の右京区出身だそうな。先週の台風18号で嵐山が大変だったがご実家は大丈夫だったそうだ。(一安心) 渡月橋があんな姿になるとは、関西出身で京都(左京区)に6年住んでいた私としても驚きであった。(被災された方々にはこの場を借りてお悔み申し上げます)
昨日のルートを少し戻る。抜戸岳の山頂に立ち寄ったあと、ガレ場に踏跡があったためショートカットにトライ。いつの間にやら踏跡は消え、不安定なガレ場を突っ切る羽目に。足を乗せるとそのまま50cmほどスライドする岩も多く、予想以上に時間を要したが何とかルート復帰。遠回りでも素直に戻ればよかったかな。
笠新道はさすがウワサに違わぬ急登(急降下)。しかもガレ場で岩頭を飛び越える部分が多く歩きづらい。長さといいここを登る人は凄いなと思う。杓子平からは笠ヶ岳や稜線が壁のように立ちはだかる。ここまで上がってきた人でも早くて4時間、遅いと5時間以上かかってるようで、皆一様にヘロヘロだが、今日の好天だと無理もない。
下りで足場不安定なので半時間おきに休憩。先で単独女性が休憩中。聞くと昨日ここを登って小屋泊まりだったが、今日は下る途中で脚にきているという。少し話すとあちこち登っているようだが、今回は同行者来れず単独で笠に来たそうだ。下りは脚に来るから慎重にとお先に。休憩しているとその方が追い付いてまた少し山談義。
その先も飛び石歩きが続き、暑さもあってペースがあがらない。最近得意の頭からシャワー水をペットボトルの水でトライ。これが頭の芯までヒンヤリとして気持ちいい。その先でランチ休憩していると、先の若夫婦が降りてきた。温泉に早く行きたいので急いでるという。ちょっと付いていこうかとがんばってはみたが、膝に来そうになったのでスローダウン。やっぱり若さにはかなわない(自分の訓練不足?(笑))。下から水音が聞こえてから1時間以上かかっただろうか。ほぼCT通りで笠新道入口に(やっと)到着。登山口の水場でまたシャワー。暑い日は病みつき!(笑)ここから車道(主にダート)歩き1時間で新穂高温泉BS.
念願の北ア横断、何とか完遂することができた。友人は前半2日だけだったが、彼が同行してくれたから何とか行けたと思う。自分にとって槍は私のリハビリの集大成ともいえる大きなマイルストーン。これが予想以上に容易に(?)達成できたことは、驚きつつも、素直に嬉しい。
平湯温泉で汗を流して新宿行きバスで帰路につく。
今回は平湯バスターミナル3Fの源泉掛け流し。設備も新しく空いており、平湯の白濁の源泉が600円で楽しめるのはいい発見だった。営業が5時半までと短いが、目の前に笠ヶ岳を見ながら入れる露天があるのもGood。この辺は温泉街なので岡田旅館などもお勧め。
p.s.笠ヶ岳の若夫婦は、帰りの平湯温泉のバス(新宿行き)でも同じだった。旦那さんと休憩時に立ち話すると、彼らは裏銀座・雲ノ平から6泊で周回してきたとのこと。新宿でバスを降りた後もライトGoods等で少し立ち話。若年から山を極めるとはツワモノ夫婦だなと感心。お互いの山行の成功をねぎらいつつ、またどこかの山で再開を誓ってお別れ。
4日間の縦走お疲れさまでした!
テン泊装備のロングの最後が笠新道とは、さすが会長
鍛え方が違いますネ
当方も大ノマ岳〜笠新道分岐の間が途方もなくしんどかった思い出があります
3連休中、当方も常念や大天井、槍や笠を見て過ごしてましたよ〜小屋どまりでしたけど
このルートもいいですね〜バスの移動今度参考にします〜では
ShuMaeさん、こんばんは。
待望の槍に登頂出来ましたね!おめでとうございます
ちょうど一か月前に表銀座を歩いたんですが、
だいぶ秋めいてきましたね
それにしても良い天気続きで、羨ましー
私が行った時は、東鎌尾根の途中からガスっていたので、
「あぁ、こんなふうに見えるのかぁ」と思いながら見ていました。
お友達が途中で下山してしまったのは残念でしたね
でも高山病は、下山するのが一番の特効薬ですから。
寝ると呼吸が浅くなりますます酷くなるんですが、大丈夫だったんでしょうか?
ShuMaeさん、こんにちわ。
北ア横縦走、大変お疲れさまでした。
( ´ノД`)コッソリ3座ゲットで今年目標は余裕でクリア
されたんではないでしょうか?
当方目標まであと3座…達成は厳しいです(;´д`)トホホ…
英語での登山ですかぁ…当方なら登山が疎かになって滑落
( ´Д`)ノ~バイバイになりそうな…
槍ヶ岳も余裕ですね、バランス問題も解決されたようで( ´∀`)bグッ!
拙者が本格的に山の世界に足を踏み入れたのが1986年なのですが、その時のコースとよく似てます
会長が一ノ沢から常念経由で大天井に行かれたのに対して、拙者は合戦尾根から燕経由で大天井に行ったのが違うだけで、後のコースは一緒ですよ
燕山荘・槍岳山荘・双六小屋に三泊して、下山後に新穂高温泉郷に泊って帰った点は若干異なりますが・・・
懐かしい・・・と、言うより、ほとんど何も覚えておりませんが、槍の穂先への渋滞・・・たまげました
すごい列なんですねぇ
時間があったら、【過去レコ】をアップする積りです(・・・積りになって、早や3か月も経ちましたが )
隊長
こんにちわ。
常念から笠まで縦走してしまうとは・・・ さすがですね
自分だったら、3回ぐらいに分けないといけない山行です
今年は北アルプスは天気全敗だったので、きれいな風景写真を見れてありがたいやら、うらやましいやら。。
ShuMaeさん、お天気最高に恵まれましたね〜\(~o~)/
「いいなぁ、いいなぁ、、、、」と絶景写真を見ながらつぶやいちゃいましたよ。。。
槍の渋滞には、「ヒョエ〜!」でしたけど
お仲間は体調不良で下山されてしまったのですね。。。
寒さで小屋に変更されたとか・・・
日本人同士だといろいろ気を遣ったりしてしてしまいそうですが・・・
なんかいい関係だなぁ、なんて感じました♫♬
kozyさん、メッセージありがとうございます
いや〜、疲れないようゆっくり歩いたとはいえ、重装備で初日の標高差2,000mがやっぱりキツカッタみたいで、友人は2日目の終わりでリタイヤ宣言。私は月に1,2度しか山歩きできてないのですが、い つの間にかトレーニングされてた感じで、時間さえあればもっと歩ける感じでした。
しかし、笠新道は急降下で長かったですね。私も重荷で最後半時間ごとに休憩入れないと膝にきそうになりました
kozyさんも似たようなルート歩かれたことあったんですね。
連休中もプチニアミスですか
好天続きでよかったですね。
あとでkozyさんのレコにおじゃまします
miki122さん、こんばんは
そうなんです待望の槍ヶ岳、ついに行けましたよ〜
自分のバランスがまだ完全ではなく、駅でも白線の外が怖くて歩きづらいのは同じなんですが、バランスも大分戻ってきたのでトライしてみました
で、ダメそうなら途中撤退もマジで考えてたんですが、気合充分で望んだだけに、降りてくるとアッサリいけたじゃないか、と驚き半分しかし、勿論嬉しくもありました。
東鎌はmiki122さんもこないだ歩かれてましたよね。私もそれを思い出しながら歩いてました 。取り付きの急登りにクサリが無かったりとか先が思いやられましたが、変化のある楽しいコースでしたね 。しかし近づいてくる槍の雄姿が無かったら単なる修行コースにしか思えなかったかも 。でも、見えなかった景色を少しでも楽しんでもらえて何よりです
友人はホントは3日目の槍穂もパスと言ってたんですが、そこは半ば無理やり連れていった感じ まあ山頂からの360度絶景には彼も感動して、きて良かった〜、とは言ってましたが・・・。
高山病、miki122さんも2,500m以上で必ずなるとか。私も頑張って登ったり血圧上がると頭痛がしたのでそうだったのかもしれません。Charlieは日ごとに悪化してたみたいで、もうダメ〜、なったみたい。初日にキツイ登りで3,000に来たのがよくなかったのかな。常念のキャンプ場へエスケープも考えてたんですが、行程を乱したくなかったから相談のうえ進んだんだけどね <反省
Horumonさん、こんばんは
いや〜、本夏のメインイベントが流れ流れて今になりました 途中で友人はダウンしてしまったのですが、私は何とか予定どおり歩けて正直ホットしています。念願の槍は自分にとってもリハビリ3年目の節目登山と思ってたし、何とか達成できて、よかったです。月1,2回しか山に行けてませんが、続けることの大事さが分かった気がします。それに好天にも恵まれたし
英語はねぇ、私も集中力散漫にならないよう気にしてました だから歩きながらの会話は広いとこだけ。細いトラバースでは足許に集中しないとヤバイですからね
コッソリは今年50超えが目標だったので、56だとまあOKかな。とはいえ、山頂に達していない山も富士山、とか3つあるから実際は50チョットですヨ。 雪前にもう1回いけるかなと考え中 。
Horumonさん最近音なしの構えですが、またレコ楽しみにしてますよ
隊長、メッセージありがとうございます
隊長も似通ったコース取りを、それも27年も前に歩かれてたとは凄い奇遇ですね〜 私も合戦尾根で燕も考えたのですが、常念岳を欲張ってしまいました〜 おかげで初日の疲れて友人がリタイヤする羽目に。よかったんだか、悪かったんだか微妙だったな、と思っています。
後半は一人だったのでマイペースで歩けましたが、やはり単独だと歩きの気分が慎重になりますね。その意味では友人と厳しめな東鎌と槍を歩けてよかったです。
隊長の過去レコですか 山1年目でこのコースとなると、凄いのが沢山出てきそうで楽しみです
bobechanさん、こんばんは
いや〜、このコースは自分も今年の夢にしていたコースだったので、友人と何とかスケジュール合わせられてよかったです 。体調がまだ完全ではないので、東鎌と槍は一人では多分行けなかったと思います。
最近はなんだか修行山行みたいにMなロングが多くなってる気がするので、たまには先日の乗鞍岳・焼岳みたいなノンビリ歩きも混ぜていきたいと思っています。
bobechanこそ、ご家族で鳳凰三山お疲れサマでした。
青木鉱泉からは登ったことがないのですが、あの急登りを重装備で行くと誰でもヨレヨレになると思いますよ
あ、そうそう、bobechanさんが鳳凰三山に行かれた日は、北アからも南アが丸見えでしたよ〜。
私のつたない写真とレコがbobechanのいい刺激になってるなら望外の喜びです
hana_solaさん、長〜いエールなタイトルありがとうございます 私もロングフレーズで返させて頂きました
あまり刺激ばかりしても何ですが、まさに絶景続きの4日間でしたね 特に初日の常念はこんな晴れはいつ以来か?と言うくらいの青空でした。秋めいて吹く風も心地よいですしね。
しかし、槍の渋滞には参りました。まさに「ヒョエ〜!」ですよね。 私らも日の出の少し前に出たんですが、すでに渋滞開始で下山まで2時間。日中更に混んでくるとウワサの3時間もダテじゃないな、と思いました タクシーの運転手さんもお盆と9月のこの連休は一番込む時期だ、と言ってました。 何もそんな人出の多い日に行かなくても、って感じではありましたね
Charlieは高山病やら疲れやらで2日目にはかなりヨレてしまいました。まあ初日の無理がタタッタんだろうな、と少し反省しています。
彼はうちの社に駐在しているアメリカ企業の技術スタッフなんですよ。かれこれ7,8年前から知ってる私の弟子みたいな感じかな、勝手に言うのも何ですが。。。 なので、仲はとってもいい感じ。彼も山好きで何度か山も一緒に行ったしレコにも登場してますが、このところ仕事が忙しすぎて運動不足なのがタタッタようです
hana_solaさんが英語の練習したくなったらいつでもどうぞ 山歩きしながら英語が上達できていいですよ まあ上でHorumonさん言ってるように、しゃべりに集中しすぎると、谷へまっしぐらかもしれませんが・・・
22日の朝は鳳凰三山からも北アルプスがくっきり見えて、「あっちでもきれいなご来光 に盛り上がってるんだろうな」と思い、なんとなくうきうきした気分でしたが、そこにShuMaeさんがいたとは、、、不思議な感じです
どのような体調不良だったかはわかりませんが、最高の快晴の中リハビリの集大成を迎えられおめでとうございます
これからも楽しい山行&レコ期待してます!
私も来年は燕岳〜大天井〜常念くらいは行けるよう頑張ります
槍は再来年にでも…
そうなんです、お互い南と北で見つめ合ってたかも って感じ。見とれていた先に知人がいると知ったら手を振ってたのに〜
こんなとこでご披露も何ですが、実は3年前の梅雨と夏は病院で過ごしました。ある朝、右側の体に力が入らず、立つこともできなくなっていました。病院で杖歩きまで、自宅周辺で少しづつ歩く距離を伸ばし、翌年の春からは諦めていた山歩きも少しずつできるようになり、奥武蔵の足腰の神様である子ノ権現様が心からの祈りを叶えてくれたんだな、と思っています。それ以来、毎年正月には子ノ権現にお礼参り。奥武蔵に特別な思い入れがあるのもそのせいかもしれません。
そんななか、昨春bobechanご家族に奥武蔵で出会い、ご家族全員で山歩きされてすばらしいなと心から感動しました。
私にとって3年目の節目に、夢のまた夢だった槍の穂先に立てたことは自分にとっては出来すぎだと思います。正直、これまでの山行で一番怖かったのは、槍の穂先でも何でもなく、杖歩きしてる2年前の春に行った日和田山〜ユガテ途中の細いトラバース。今では何でもない30cm幅くらいの水平トラバースなんですが、左が切れ落ちててバランスの悪い私はそんなとこでも進退窮まってました(汗)そこでコケてたら今の自分はホント無かったと思います。
深夜の酔っ払いが勝手なことを書き並べ過ぎましたが、bobechanさんのご家族登山、応援してますから、ステップアップでも何でもウサギより亀が早いんですから、是非また楽しいレコ、こちらこそ読ませてください
槍ましたね。 笑。おめでとうございます。
最高の縦走でしたね。記憶に残る山行になったんじゃないですか?
私は槍に3回登っていますが、晴れたことないんです。
次こそはー。と思っています。
3年前、そういうことがあったんですか。
知りませんでした。でも杖で登られたんですね。
凄い意思の強さですね。
今は後遺症はないのでしょうか。
山神さまは絶対、その姿を見ていたと思います。
素晴らしい山旅。お疲れさまでした。
makasioさん、こんばんは
ホント自分にとって、槍ましたね〜 って感じ
自分にとって、金字塔にも自信にもつながった記念すべき山行になりました 友人には申し訳なかったけど、天候にも恵まれたしね。
そうなんです、3年前よりかなりよくなった。
そりゃまだまだ不自由はありますよ。目をつぶって歩くと右に倒れるとか、右目が乾燥しやすいとか細かいこと言い出すときりが無い。でも、ここまで回復できたことが素直に嬉しいです。これも子ノ権現や登山の神に心からお祈りしてることと、ここ(ヤマレコ)の皆さんのおかげと大感謝です。
そうですね、杖突いて歩き始めた頃が一番しんどかったです。今でも杖(ストック)突いて歩いてるけどね makasioさんの根性に負けないように、少しでもがんばりたいと思います。
重ねてメッセージありがとう お兄さん(mmgさん)にも、よろしく
hana_solaさんの真似っこしました
ShuMaeさん、素晴らしい縦走です
そして、English Conversation???
なんてグローバルなんだ
カッケ〜
大天井から槍のルートは、いずれと思っているので
参考になります
その時にはこんな景色が見れたらいいな〜
私も山神さまから嫌われないように精進します
これは凄い
一ノ沢から入ってずっと横に展開していくなんてあまりみないコースですね。
M字型縦走とでもいうんでしょうか
山々の写真も、壁のように立ちはだかったり、とんがって個性が際立ったり、あるいは遠くで微妙なシルエットを醸し出したり・・・いいですね〜
それにしても常念も槍も頂上は人たくさんいますね。
いい写真撮るのもなかなか大変でしたね
おつかれさまでした
konontanさん、ありがとう
ちょっとチャレンジングなコースで歩いてみました でも完遂できて、よかった 一緒に行ってくれた友人は勿論、皆さんの応援のおかげと思っています。あらためてありがとう
Englishって単に言葉のツールだし、LAに3年半いたからたまにはBruch Upしないとね 海外の企業との接点が多いから否応なしなんです
あれ?関西人なんだから、そんな変な言葉使ったらあかんよ
東鎌はなかなか楽しいコースだったです。西岳小屋からの急降下だけ注意すれば、あとは難所もないから慎重に行けば大丈夫と思います。天気は、konontanさんの晴れ女パワーで大丈夫でしょ
山神も日ごろの行い見てるから、あれだけグリコポーズ完璧にできれば大丈夫でしょ <ちょっと意味不明ですが
yamahiroさん、メッセージありがとうございます。
このコース取りで歩いてる人は確かに少ないですよね。でも似たようなコースのレコをたまに見かけるうち、Inspireされてトライしてみました 初日の行程(常念〜大天井)が一番の難関だったんですが、何とかクリア。でも、ちょっと頑張りすぎたみたいで友人がダウンしちゃいました まさに”M"コースかもしれませんね
山の写真はなかなか上手く撮れませんが、少しでも雰囲気が伝わればな、と素人ながら思っています。4日間、槍や穂高をぐるっと回った格好なので、影の出方が変わって面白いなと思いました。
yamahiroさんのアイデア満載のレコ目指して更に精進しま〜す
ShuMaeさん、こんにちはぁ。
ずっと、「行きたい」とレコで言われていたので、
達成されて、なんだかこちらも嬉しくなってしまいました。
良いお天気続きで、本当に良かったですね
槍はコワくなかったんですかぁ。
わたし、少々コワかったです…
でも、あんな狭い土地(山頂)にぐるーっと北アの展望、
本当に絶景でしたよね。
なかなか見た事のないコース取りで、
雰囲気の違いを堪能されたのでしょうね
わたしも3分割くらいしないと行けそうにありませんが、
いつかは…そんな思いになるレコでした
大変お疲れさまでした
初めてコメントさせて頂きます。
キャー!大変失礼いたしました。
実は私、穂高駅でタクシーをシェアさせて頂いた初心者の方の者です。ShuMaeさんのレコは何回か拝見させて頂いておりましたのに、全く気付かず、大変恐縮至極です。ヤマレコレギュラーメンバーに遭遇するなんて、とても光栄です。
わぁ〜それにしてもタフですねぇ〜。槍までは伺っておりましたが、こんなに超ロングコースを行かれるとは思ってもおりませんでした
それに引き替え、私はあの重いザックのせいで、超バテバテで、師匠に迷惑を掛けながらの縦走でした(^^ゞ
でも、ずぅっと晴天に恵まれ、最高の山歩きでしたね。
また、どこかでお会いできればと思います。今度はちゃんとご挨拶ができると思いますぅ〜。。。
出遅れコメントすみません。北ア南部横断おめでとうございます
お友達が高山病で途中で下山されたのは残念でしたね。
とはいえ、4日間とも好天に恵まれ、ブロッケンも見れるなど幸運の連続 羨ましすぎです
各場所から広がる360度の絶景、ため息が出るほど素晴らしいですね
槍の渋滞写真、小屋の布団2枚に3人、朝の気温が氷点下…などはビックリすること盛りだくさんです
ところで、テントや大量の食料を持っているとは思えないほど、ザックがコンパクトにきれいにまとまっててスゴイです
ShuMaeさんはパッキングが上手なんですね
おはようございます、caramelさん。
一緒に喜んでくれてありがとうございます。
7月の予定が流れに流れて、今年のメインイベントだったのに秋口にやっと念願叶いました ふる〜。
快晴にも恵まれ絶景が堪能でき、秋口ならではの涼しさで花はやっぱり少ないですが、歩きやすいな、と思いました。
槍はね、下から急登を見てると行ける気しないなぁ〜、と思ってたんですよ。前日に滑落事故の嫌な空気も残ってたし。でも、だめなら途中でUターンしてこようと出発すると、気持ちが決まったのか、意外や意外にも、怖さも無くなって、するする〜と行けてしまいました。アドレナリンとかドーパミンとか出てたのかも
でも、山頂の小さい広場で20人以上が立ってたときに、ふと押されたらアウトだな、と急に怖くなったのでしゃがみこんでましたよ
今回のはちょっと欲張りコースだったのですが、歩くごとに景色も変化があり、色んな北アルプスの顔が見れてよかったです。caramelさんやusaさんが歩いたコースと重なってるとこなんかはちゃんと思い出しながら歩いてましたよー。硫黄尾根ってすごいですよね。歩けるのかな?
コメントありがとうございました。
morocha514さん、メッセージありがとうございます 穂高駅でタクシーシェアーさせてもらったのはmorocha514さんと先輩だったのですね、こっちこそ気づかず失礼いたしました。
先輩の方にはコース後半もお話してたのですが、先ずは初日、大天井まで辿り着けるか、でその先は笠まで届くか、だったのですが、ともにヘロヘロになりながら何とかこなせました しかし友人は3日朝にリタイヤ、後半は残念ながら単独でしたが・・・。
morocha514さんも17kg(でしたっけ?)のザックかついで縦走お疲れさまでした。ほんと快晴続きでよかったですね
あとでレコにおじゃましてみま〜す。
またどこかでお会いできたら、ゆっくりお話させてください。
neko-tamaさん、遅レコ全然オッケーですよ、ありがとうございます。
そうですね、念願の山行がいい天候にも恵まれ、やっと叶って嬉しいです。それにしても4日とも晴れるとは 台風の時期だけに恵まれすぎだったと思います。変化のある歩きも出来たし大満足
槍の渋滞は日中だと3時間近かったみたいです。最も込む時期みたいだから仕方ないのかな。小屋はひどいと布団1枚に2枚のときもあるらしいです。男女相部屋に最後なるらしいから女性は大変ですよね。9月末や10月頭には3,000mの稜線は雪のこともあるみたいだけど、実施ベンチが凍っていてビックリでした。
え?ザックは60Lなんですが、テントやマット、コッヘルを小型にしてたり不要なものを削ってるから実際は50L弱かな。でも4日分の食料だけでも重いな〜と思ってました。 乾燥重量13.5kg, 水最大5L入れて18kgとかになると(常念乗越までの登りとか)長く歩くのはしんどかったです。私の場合15kg超えるととたんにしんどくなる感じ パッキングは多少経験もあるかなぁ 柔らかい物は圧縮すると小さくなるしね
いや〜すごい山行ですねぇ
やっぱり、槍方面は大渋滞なんですね。
昔はすいててよかったなぁ。
槍とかも行きたいのですが、9月の平日とか行かないと駄目かな。
今、即コメなので、また、ゆっくりと見させて下さい。
とにかく、お疲れ様でした。
momohiro先輩、ご来訪&コメントありがとうございます
JR穂高からタクシーのシェアーありがとうございました。その後、餓鬼岳越えて縦走お疲れサマでした。
我々も何とか大天井まで日のあるうちに辿り着けましたが、友人は3日朝にリタイヤ、後半は単独で(いつも多いですが)笠まで。
槍の渋滞は半端なかったです。日中は3時間かかるとか。
少し時期外したくなりますよね。
またゆっくり見ていってくださいまし
常念から笠までの大横断!いや〜凄いですっ
夏に歩いたルートと一部かぶっているので、
少し懐かしさを感じながら拝見させてもらいました
常念方面から見る槍〜穂高の稜線は
素晴らしいですね!
切れ落ちている場所が多い飛騨側と
見え方が全然違うので面白いです
槍の穂先へは大渋滞でしたね…
お盆の時期の混雑がMaxだと思っていたので
手前まで列が出来るとは思いませんでした。
山頂が狭く少し怖かったのは同感です。
『つまずいて転んだらアウトじゃん!』と感じ
私も座って安全を確保したくなりました。
下りも渋滞でなかなか下り始められないので、
また落ち着かなくなってしまいます
私達は西鎌尾根のアップダウンに
かなりやられてしまいましたが、
ShuMaeさんはいかがでしたか?
笠ヶ岳山荘まで行かれているのだから
余裕そうですよね
西鎌の快適な尾根歩きは快適でしたか?
最後は笠ヶ岳から笠新道で下山ですか〜。
噂の笠新道…かなり厳しいようですね。
笠ヶ岳は小屋泊ピストンで軽量化して
挑戦しようと心に決めている私です(;^ω^)
天候もまずまずで素晴らしい縦走でしたねっ!
本当にお疲れ様でした
素晴らしい縦走ですね。常念から笠とは・・・。中々思いつかないと思います。
ところどころ歩いたことがあるので、感動がよ〜〜〜〜〜く伝わって来ます 。
こんな縦走が将来の夢です 。もう少し私生活が落ち着きましたら(笑)、是非チャレンジしてみます 。
usaさん、メッセージありがとうございます
今年のメインイベントが秋にやっと来た感じです。南ア縦走も楽しかったのですが、自分の中では槍は特別な存在だったこともあり、完遂できて素直に嬉しいです
西鎌尾根や新穂高までの車道を歩いてて、usa&caramelさんも歩いた道なんだなー、と感慨深く思ってました。
私は西鎌は下りだったので登りほどは大変じゃなかったですが、双六から笠までの体力温存のためのんびり歩いたのと、やっぱりアップダウンが思いのほかあってゲッソリしてました。
硫黄乗越(尾根?)の光景は特別ですよね。そこだけ特殊な感じがしました。
槍の穂先は案外狭いですよね。アドレナリン全開とはいえ、ふと気づくと高度感の割りに手すりも何も無い あわてて中腰になる始末 登下降中のようにどこかを掴んでいるわけでもなく、ちょっと落ち着かなかったです
歩きやすいといえば、双六〜笠の方が楽だったかな。西鎌より。アップダウンは連続するのですが、秩父平と大ノマの登りくらいで、距離は長かったけど、笠新道の迂回に使われるというだけあって、歩きやすい感じでした。
おっと、笠新道、行かれますか。
実は私も登る気がしなかったんですが、下ってみてやっぱり登らないと始まらないんじゃないか、と密かに登りリベンジを考えてます<半分冷やかし
いずれにせよ、天気も悪くは無かったので、上々の山行だったと思います。ありがとうございました。
HIDENORI-Tさん、メッセージありがとうございます
今回のコースは確かにあまり見かけないですが、ヤマレコで周回してる方がいらして、こういうコース取りもできるのか、と関心していました。初日の登りがキツイのですが、あとは何とか。HIDENORIさんの健脚ならもっと短時間でまわれると思いますヨ
変化のある楽しいコースと思いますので、よかったらそのうち是非
私はこのところ山に行きすぎて、仕事の山がエベレスト級になりかけてます
ゆっくりと拝見し、懐かしい思いでいっぱいです。
先ずは槍の登りは2〜3時間ですか!
しかもテン場は駄目ですか。
自分の時は20〜30分ぐらいかなぁ…。
やっぱり、槍は見るだけですかね。
ディズニ−−ランドより凄いですねぇ。
そんなに、ま・て・な・い・で・す!
後、秩父平は素敵なところですが、私が歩いた時は、ガスに巻かれて、結構、心が沈んでました。
とどめは、笠新道。
登りました。大馬鹿ものです。でも笠に行くには一番近道でしたから。若かったから、ずんずんコースタイム短縮して登りました。
ホントにまたご一緒したいですね。
また、ちょくちょくお邪魔します。
大先輩に懐かしい景色が提供できたみたいでよかったです
槍周辺に500人くらいいるんじゃないかというくらいの込み様でしたよ。山荘の定員が650人らしいので、布団2枚に3人だとありえますよね こうなると、まさにアトラクション。Disneyも顔負けかも
秩父平は急にのんびりした空間になって、時間があったらマッタリしたくなりました。あの辺は歩く人も少なくて谷を独占、ってのもよかったです。
笠新道、行っちゃいましたか あれ登るのは大変そうだなー、と思ってたんですが、やっぱり若い頃ですか、しかし馬力ありますね 私も下りで使っただけ、ってのも裏口な気がして、いつか登りで使いたいな、と密かにリベンジに燃えてます<半分本気
千葉の当方でよろしければ、計画に空きの際などお気軽にお声おかけください。普段単独で登ってるのですが、どうも限界を感じる今日この頃ですので。。。
またいつでもお越しください。
病気、大変でしたね。
そんな困難を乗り越えての今回の縦走は感動も一入だったでしょうね。
しかし、そんな不安を抱えながらあんなロングコースを歩くとはすごいです 。むしろ、病気が意思を強くしてるのかもしれませんね
これからも楽しい登山を!!
ところで、お酒 よく飲まれるんですか?
こちらも酒好きなので、機会があったら飲みに行きたいですね
こんばんは。
そうですね、確かに歩くたびよくなってる実感があるので、今のうちに多少意地になって負荷をかけてるのかもしれません。
なので、どことなく修行山行な感じも漂いがちなんですが、できるだけ周囲の自然や人に接して楽しみながら色々吸収しようとはしてますヨ
お、お酒いいですね〜(笑)
決して酒豪ではないのですが、飲むのは嫌いではないので、機会があればそのうち是非
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