大菩薩嶺〜小金沢山で富士山を満喫
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 06:44
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 889m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:41
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
中里介山作の未完の長編時代小説に出てくる大菩薩峠。
江戸時代には、武蔵国と甲斐国を結ぶ旧青梅街道の重要な峠として、多くの人々が往来していたという。
その峠の上にそびえる大菩薩嶺まで 登山口にある福ちゃん山荘から標高差約300m
1時間ちょっとで登れるお手軽な山。
山頂の眺望はないが 登山道や雷岩からは富士山がど〜〜〜んと真正面に見える。
右の端には八ヶ岳も。
いいねえ。
富士山に浮かれながら大菩薩峠にある介山荘まではさくっと周回ルート。
この大菩薩嶺から大菩薩峠を経て南側へ続く尾根筋は小金沢山稜又は小金沢連嶺と呼ばれ、その主峰の小金沢山まで ピストンで足を伸ばすことに。
途中まで笹原の緑綺麗ね〜〜〜とはしゃぎながら歩いているが
トラバース道に入ってからが長く感じた。
小さなピークがいくつか続き
「あれかな? 違うの? まだかなー?」と思いながら歩いていたせいだろう。
そして その小さなピークを超えるたびに心が折れていく(笑)
小金沢山の山頂からは、この日一番の富士山で、ど〜〜んとそびえて まさに絶景。
南側の牛奥ノ雁ヶ腹摺山と共に富士山の眺望に優れる秀麗富嶽十二景の一つとして選ばれているだけあって、なんでこっちが百名山じゃないの?と思うほどの素晴らしき眺め。
小金沢山の名は 相模川水系の葛野川の源流となる小金沢(黄金沢とも書く)が沸き出ることからその名がつけられたそうで
山の東側一帯は「小金沢水源の森」として林野庁の認定する水源の森百選に選ばれている。
のに 前泊した登山口の福ちゃん荘では 沢水だが飲まないほうが良い 飲むなら煮沸してねといわれて
仕方なくペットボトルを買う羽目に。
ガス持ってきてなかったんだもん。
500リットル130円。
途中で買ってきたらよかった。
ちなみにホームページで「夕食おまけ券」を見つけて おまけをお願いしたが
「うちの晩御飯 量多いですよ 食べきれなかったらその分代金頂きます」と強く言われて お昼ご飯を少なめにして挑んだが
量的にはおまけがあって丁度の量。
あっ 私けっして大食いじゃないですからね。
山小屋ではご飯一膳は食べきれないので いつも半分にしてもらってますからね〜〜。
下山後 車にザックを載せて靴を履き替えてとしてると
近くで石焼き芋を食べている人が!
何処で買ったの? ロッジ長兵衛で焼いてるの?
速攻帰りに寄り、お昼ご飯かわりに 半分こして頂きました。
美味しかった〜〜〜(⌒∇⌒)
昨年の夏山で計画したのですが雨天中止。今年8月初旬に再度計画したのですが台風接近で中止、3度目の正直でやっと快晴の大菩薩嶺に登る事ができて大満足でした♪
前2回の計画では、福ちゃん荘隣接のテント場にテン泊予定でしたけども、もう9月中なので夜はサムイかも?と小屋泊2食付に変更。ここは唐松尾根登山にはベストな立地なのですが、もし福ちゃん荘を次に利用する事があるならば、テント泊強く推しか素泊まり自炊がベスト、と言う覚書。
深田久弥の百名山には
『東京から日帰りが出来るし、いろいろ変化の有る安全なコースが開かれているし、展望はすばらしく雄大、それに2000mの空気を吸う事ができる』 と記載。
けど大阪からは遠かった! 2000mの空気は吸えた。展望はナシ。
ピークハントのあとに足を延ばした小金沢山の方が、よっぽど名山で大展望だった。
今と昔では違ってしまったのだろうか〜 でもまぁ富士山の眺めが最高で良い山旅でした♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する