紅葉の弥陀ヶ原より立山三山と大日連山を縦走
- GPS
- 19:11
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,728m
- 下り
- 3,692m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:01
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:35
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:21
天候 | 9/26:雨、のち曇り 9/27:晴れ 9/28:晴れ、若干高曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山地方鉄道にて立山へ 立山ケーブル、高原バスにて弥陀ヶ原へ 復路:称名滝バス停より立山へ 富山地方鉄道にて富山、北陸新幹線にて帰路 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・おおむねよく整備された登山道。 ・大日小屋から大日平小屋までは激下り。 ・更に牛首から称名滝までは濡れた岩場で非常に滑る。ここは要注意。 |
その他周辺情報 | 立山周辺に温泉施設があるが、コロナの影響で営業している場所は見つからず。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
【計画】
後立の未踏区間である八峰キレットか、大キレットを歩こうかと思ったが、やっぱり危険(子供に金がかかるので、まだ死ぬ訳にはいかない)なので、グレートトラバースで田中陽気が紅葉の弥陀ヶ原を歩いていたので(田中陽気は立山駅から、私は弥陀ヶ原のみ)、同じように弥陀ヶ原と立山三山、ついでに大日連山を歩いてしまおう、と言う計画。
入山は富山となるので、いつものようにキラキラ号で予約(格安、3列シートで快適、やめられない)した。
【0日目から入山まで】
YCATからバスでに富山に入る。バスは快適でよく寝られた。雨は止んでおり、期待出来た。立山に向かう地鉄の出発まで時間があるので、近くのコンビニで腹ごしらえをして、6:07発のと立山行きに乗る。
次第に雨は激しくなってきたので追分からの入山はやめて、弥陀ヶ原とすることに決めた。
立山からケーブルで美女平に着く。途中下車する高原バスまで時間があり、雨具とザックカバーを装備、準備万端である。(雨の中、雨具を着こむのは切ない)
予定通り、弥陀ヶ原で下車した。私を含め、10人ほど下車した。
【1日目】
雨が降っており、景観が期待できないので松尾峠展望台とカルデラ展望台はパスする予定。
バス停右手から登山道に入り、10分くらい歩くとなぜかカルデラ展望台に着いた。どうやら登山道入り口を間違えてようだ。霧が出ていないので意外によく見えた。写真を撮り、バス停に戻る。
今度はバス停左手から登山道に入る。弥陀ヶ原ホテル脇を回り込み、暫く歩く。雨が激しいのでこの先の獅子ヶ鼻岩の鎖場が厄介と思い、中腹をトラバースぎみに歩く、ルートに変更することにした。
またバス停に戻り、道路をとぼとぼと歩く。今度は間違えないように、道標を見逃さないように注意した。
道標を見つけたが、登山道は川になっている。まじか、思いながら登る。登山靴はローカットなので簡単に水没してしまうので深い水溜まりには注意しながら歩く。
途中、雨はやみ、広場に出たので少し休憩をする。ザックが降ろせたのでカメラを出した。大日連山の写真を撮り、歩く。
ここまで何とか登山靴を濡らさずにがんばっていたが、深い水たまりよ避けた際、バランスを崩し、ついにドボン。ここまでかなり頑張ってきたが、かなりへこんだ。仕方がないので靴をブシュブシュ言わせながら歩く。
天狗平を過ぎ、室堂に到着する。前の雄山が聳える。紅葉がキレイでいい感じだった。
ミクリガ池を回り込み、雷鳥平に下っていくとテン場が見えた。テントは少なく、非常に空いているようだ。
テン場に着くと、先の設営するようにと表示があった。設営場所はいくらでもあり、テーブル近くの平な場所に設営した。テントを固定する岩も多くある割には、小石が少なく、非常によいテン場である。設営後、受付をして、テン場の説明を受ける。水はジャバジャバ出ており、トイレも水洗である。しかも4Gがバリバリに入り、なんとWi-Fiまである。信じられない。
とりあえず雷鳥ヒュッテに向かい、風呂に入る。キレイな風呂場ではないが、シャンプーと石鹸が備え付けであり、大きな窓から見える景色は絶景であり、なんて贅沢だろうか。誰一人入ってこないのでゆっくりとして、風呂を出る。ヒュッテ前のベンチで景色が眺めながらビールを飲む。なんで贅沢だろうか。
テントに戻り、ご飯を食べてゆっくりとする。歯磨きをして寝る。ウトウトとしていると騒がしいので目が覚める。どうやら子供連れのキャンパが騒いている。9時を過ぎても騒いでいた。近くでないので我慢できたが、近くだったら最悪である。交通機関が近くまで来ていること、テン場の環境が良いことから勘違い野郎が来てしまうのだろう。
【2日目】
4時の起きるはずであったが、昨日の騒ぎで寝付けず、5時15分起きで寝坊した。準備を整えて出発する。今日は立山三山を縦走する予定。
雷鳥坂を登り、劔御前小舎の到着する。ここから劔御前に向かうだが、道標が見つからない。地図で確認して更に登る。多少に岩場を抜け、劔御前に到着する。
劔御前と言うだけあって劔がドーンと聳える。朝で日が低く、空気がクリアなので劔の陰影がはっきりとして迫力がある。コーヒを入れて暫く眺めていた。
小屋の戻り、縦走を開始する。次は別山。緩やかの登山道を歩き、すぐに到着する。別山から北峰に行ってみる。北峰からは後立山並みと劔が聳える。後立から良く山並みを眺めたが、後立をの全容を見るのは初めてだった。
真砂、富士ノ折立を越え、雄山の到着する。雄山は人だかりで写真だけ撮って降りる。イチノコシから登り返し、浄土山に到着する。これで「別山」「雄山」「浄土山」の立山三山をコンプリート。数年前に歩いた浄土山からの下山する。室堂山荘から近道ができるので雷鳥沢に降りていき、キャンプ場に戻った。またもや雷鳥沢ヒュッテの温泉に入り、ビールを飲んでゆっくりする。テントに戻りご飯を食べて寝ようとしたが、寝付けず、ずるずると時間だけが過ぎていく。結局寝たのは何時だかわからず、ウトウトとしていたら3:30のアラームが鳴った。
【3日目】
あまり寝ていないこと、もっと寝ていたいのだが、鞭を打って起きる。まだ真っ暗なので忘れ物をしないように慎重に準備をして出発する。今日は大日連山を縦走して称名滝に降りる予定。
室堂乗越を越え、弥陀ヶ原、称名川の谷を眺めながら、縦走を継続する。奥大日岳で休憩、細かいピークを越えて大日小屋に到着、そこから大日岳をピストンして下山する。
激下りし、緩やかになってくると木道が現れる。大日平小屋で休憩し、称名滝を見てから出発する。
木道を過ぎると、牛首から更に激下りする。岩場は濡れており、苔も生えている。岩場を削った階段は歩数が合わず、歩きにくい。滑らしたらかなり危険であるので慎重に下る。ジグザクの下山道になると登山口は近い。車道が見え、大日岳登山口に塔茶する。予定では称名を見る予定であるが、大日平小屋から見れたこと、バス時間がギリなのでバス停に向かう。
バス時間まで微妙なので走る。10分前に到着し、片付けをしてバスで立山駅へ。電車は直ぐにあるのだが、着替えたいこと、荷物の整理があるので、1本飛ばした。休憩所でビールを飲み。地鉄で富山へ。
富山で「富山ブラック」を食べた。有名な割にはしょっぱくていまいちである。横浜家系の方が個人的には旨い。駅には海鮮、日本酒が飲める店が沢山あり、そっちにすれば良かったと後悔。
【総括】
立山三山はなかなか行く気にはなれなかったが(他に行きたいところがいくらでもある)、行ってみるといいところだ。劔、後立がドーンと聳えており、景観もよい。
雷鳥沢キャンプ場は癖になりそうだ。温泉、トイレ、近いことを考えると、かなり良い。けど登山ではない。仙人池とかいってみたい。
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