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Yamareco

記録ID: 365517
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
四国剣山

晩秋の四国アルプス縦走【前編】剣山〜三嶺〜天狗塚

2013年10月28日(月) ~ 2013年10月31日(木)
 - 拍手
GPS
46:30
距離
24.8km
登り
1,482m
下り
2,555m

コースタイム

【day1】2224横浜=(車中泊)

【day2】0708坂出0714=0718宇多津0810=0920貞光1010=1115見ノ越1140=1150西島1155-1220剣山1250-1400次郎笈-1510丸石-1535丸石避難小屋(泊)

【day3】0630丸石避難小屋-0720高ノ瀬-0920白髪避難小屋1010-1105カヤハゲ-1205三嶺1220-1340西熊山-1405お亀岩避難小屋(泊)

【day4】0530お亀岩避難小屋-0605天狗峠-0620天狗塚-0645天狗峠-0805イザリ峠(西山林道)-1035久保=1100いやしの温泉郷1305-1320菅生1335=1415見ノ越1430=1630阿波池田1640=1740三豊市内友人邸(泊)

天候 day1 晴れ時々曇り
day2 晴れのち曇り
day2 快晴
day3 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
横浜〜坂出 JRサンライズ瀬戸号(のびのび座席、往復約25000円)
坂出〜宇多津 JR予讃線(片道200円) 
宇多津〜見ノ越 オリックスレンタカー(軽車両5日間18000円+ガス代約2500円)
見ノ越〜西島 剣山リフト(片道1000円)
久保〜いやしの温泉郷 ヒッチハイク
菅生〜見ノ越 三好市営バス(片道1530円)
見ノ越〜三豊市内 レンタカー 
コース状況/
危険箇所等
■道の状況
7月上旬の集中豪雨と9月末より5週連続でヒットした台風のせいで、もともと地盤のゆるい四国山地は土砂災害が多数出ています。国道も時間帯閉鎖したり通行止めがあったりであちこち工事中になっています。それに比べると縦走路はほとんど被害が出ていなかったのですが、増えすぎた鹿がやたらに立派な獣道を作るようで、三嶺から名頃集落への下山中の道迷い遭難がよく発生しているようです。私もイザリ峠から久保集落まで地図上の破線ルートをたどったのですが、林道から30分ほど下った所で杉檜の斜面ごと崩壊していて登山道がつぶれている場所があり、またややこしいことに、地勢調査の目印のピンクテープが沢沿いにそこいら中にぶら下がっていてミスガイドされ、たいへん脆弱な斜面を無理矢理へつったり高巻きしたりで何度かプチ滑落しながら命からがらバス通りに出ました。なので、時間がかかっても大人しく車道を下ったほうが安全です。もっとも通る人もまれなのでしょうが、それでも三好市には最低限、通行止めなどの注意喚起をしてほしいですね。。。

■温泉・飲食店
いやしの温泉郷は温泉と食事処のどちらもセンスよく綺麗でサービスも洗練されているので、リゾートらしくとてもゆったり過ごせます。露天風呂から三嶺の稜線が見えますし、東祖谷で一番立派な施設なのではないでしょうか。そこから西祖谷経由で大歩危方面に行くにしろ、祖谷渓方面に行くにしろ、車道は綺麗に舗装はされていますが1車線の狭くてカーブが続くため、対向車すれ違いが緊張の連続のドライブになります。従っていったん東祖谷でリセット休憩が必要です。

■アクセス
久保〜見ノ越間は20kmぐらい距離がありますが1日に午前と午後の各1便しかバスがなく、西山林道への自転車デポもかなりきついかと思います。ソロなら選択肢があまりないですが、いやしの温泉郷までは割とひんぱんに観光客が来るので、ヒッチハイクできるかもしれません。グループで縦走の場合はマイカー複数台で来るか、タクシーを予め手配するかしたほうが無難です。

■物資調達
祖谷にはコンビニはおろか商店もないので、縦走のための買いだしは阿波池田か貞光あたりで済ませて来るしかないです。自分は往路で貞光に寄ったのは、マルナカとローソンがあったからです。
じゃーん!横浜からサンライズ瀬戸号に乗り込みます!寝台特急なんて超ひさびさ!国内では、高校の修学旅行で北斗星に乗って以来か?
2013年11月04日 15:59撮影 by  iPod touch, Apple
11/4 15:59
じゃーん!横浜からサンライズ瀬戸号に乗り込みます!寝台特急なんて超ひさびさ!国内では、高校の修学旅行で北斗星に乗って以来か?
これがのびのび座席の一人分のスペース。お隣としきりがあるのが嬉しい。
2013年11月04日 15:59撮影 by  iPod touch, Apple
11/4 15:59
これがのびのび座席の一人分のスペース。お隣としきりがあるのが嬉しい。
2階建てです。
2013年10月29日 06:29撮影 by  iPod touch, Apple
10/29 6:29
2階建てです。
山小屋のカイコ棚に似ている
2013年11月04日 15:59撮影 by  iPod touch, Apple
11/4 15:59
山小屋のカイコ棚に似ている
翌朝、瀬戸大橋を渡っていくところ。小さな漁船がつーっと通っては、静かな海面を分けて行きます。
2013年10月29日 06:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 6:55
翌朝、瀬戸大橋を渡っていくところ。小さな漁船がつーっと通っては、静かな海面を分けて行きます。
朝7時少し前にまさにサンライズ。
2013年10月29日 06:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 6:56
朝7時少し前にまさにサンライズ。
瀬戸内の朝の静けさ、美しさを存分に味わえる素敵な寝台特急です。
2013年10月29日 06:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 6:56
瀬戸内の朝の静けさ、美しさを存分に味わえる素敵な寝台特急です。
四国に着きました。
2013年10月29日 07:01撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 7:01
四国に着きました。
レンタカーの手続きをしたら、朝うどん。かけうどんと、半熟卵、れんこん、鶏の天ぷらをがっつりトッピングして、いただきます!
2013年11月04日 15:59撮影 by  iPod touch, Apple
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11/4 15:59
レンタカーの手続きをしたら、朝うどん。かけうどんと、半熟卵、れんこん、鶏の天ぷらをがっつりトッピングして、いただきます!
紅葉前線はだいぶ降りて来て、ちょうど見ノ越登山口のあたりがきれいでした。祖谷渓はまだ1−2週間先かな。
2013年10月29日 11:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 11:56
紅葉前線はだいぶ降りて来て、ちょうど見ノ越登山口のあたりがきれいでした。祖谷渓はまだ1−2週間先かな。
空がどんどん曇って来たし荷物が重たいので、インチキ登山することに。観光リフトで西島までひとっとび。
2013年11月03日 09:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:25
空がどんどん曇って来たし荷物が重たいので、インチキ登山することに。観光リフトで西島までひとっとび。
早い人は昼頃もう下山しています
2013年10月29日 12:18撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:18
早い人は昼頃もう下山しています
あっという間に山頂、リフト降りて尾根沿いの最短コースでここまで30分くらい
2013年10月29日 12:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:20
あっという間に山頂、リフト降りて尾根沿いの最短コースでここまで30分くらい
頂上はなんとこんな板が敷き詰められた展望台です。赤いジャケットの方、曇天に映えて絵になりますね
2013年10月29日 12:24撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 12:24
頂上はなんとこんな板が敷き詰められた展望台です。赤いジャケットの方、曇天に映えて絵になりますね
今回縦走しない方面の尾根にも誘われるような道が続いています
2013年10月29日 12:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:25
今回縦走しない方面の尾根にも誘われるような道が続いています
頂上小屋のあたりです
2013年10月29日 12:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:25
頂上小屋のあたりです
平家の馬場方向?やたら平たい
2013年10月29日 12:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:30
平家の馬場方向?やたら平たい
何やら素敵な尾根が見えてきます
2013年10月29日 12:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:32
何やら素敵な尾根が見えてきます
私もあのベンチでお昼にしよう
2013年10月29日 12:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:32
私もあのベンチでお昼にしよう
次郎笈のかっこいい尾根を眺めながらいただきます。貞光のスーパーで買った徳島のみかんがうまい!
2013年11月03日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/3 9:26
次郎笈のかっこいい尾根を眺めながらいただきます。貞光のスーパーで買った徳島のみかんがうまい!
堂々たる山容にしびれます。深田久弥さんが剣山を百名山にしたのは、おそらく次郎笈まで含んでのことかと思います。
2013年10月29日 12:48撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 12:48
堂々たる山容にしびれます。深田久弥さんが剣山を百名山にしたのは、おそらく次郎笈まで含んでのことかと思います。
尾根を下りつつ、振り返ると剣山。
2013年10月29日 13:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 13:05
尾根を下りつつ、振り返ると剣山。
笹原の下の方、山の中腹が紅葉しています。
2013年11月04日 12:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 12:50
笹原の下の方、山の中腹が紅葉しています。
りんどう、まだがんばるか。
2013年11月03日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/3 9:26
りんどう、まだがんばるか。
一瞬の青空。
2013年11月04日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/4 12:52
一瞬の青空。
うーん、やはり剣山の姿はこちら側からがお美しい。
2013年11月04日 12:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 12:53
うーん、やはり剣山の姿はこちら側からがお美しい。
さて次郎笈の山頂にアタックする前に、巻き道にある水場で3Lほど汲んでからと思って来たのですが、キョロキョロしていたらつまづいてしまい、笹原にナルゲンの緑色ボトルが飛んで行った!さあ大変!20分ほどロスしてやっとリカバリー。
2013年10月29日 13:35撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/29 13:35
さて次郎笈の山頂にアタックする前に、巻き道にある水場で3Lほど汲んでからと思って来たのですが、キョロキョロしていたらつまづいてしまい、笹原にナルゲンの緑色ボトルが飛んで行った!さあ大変!20分ほどロスしてやっとリカバリー。
水場あった〜
2013年11月03日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:26
水場あった〜
次郎笈峠から山頂に急登し、剣山を望む
2013年11月04日 12:57撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 12:57
次郎笈峠から山頂に急登し、剣山を望む
美しい笹原に吸い込まれそうです
2013年11月04日 13:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:00
美しい笹原に吸い込まれそうです
さて私が向かうのはコチラ側、丸山方面です
2013年10月29日 14:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 14:21
さて私が向かうのはコチラ側、丸山方面です
立ち枯れた木々がよい雰囲気
2013年10月29日 14:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 14:26
立ち枯れた木々がよい雰囲気
ブナでしょうか、あたたかな色合い
2013年11月04日 13:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:03
ブナでしょうか、あたたかな色合い
水を汲んでからまた荷物が重くなり、丸山へのこのまろやかな登り返しがきつく感じる
2013年11月04日 13:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:05
水を汲んでからまた荷物が重くなり、丸山へのこのまろやかな登り返しがきつく感じる
地元の消防士さんたちも訓練なのか、登りに来ていた
2013年11月04日 13:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:04
地元の消防士さんたちも訓練なのか、登りに来ていた
丸山から本日来た道を振り返る
2013年11月04日 13:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/4 13:04
丸山から本日来た道を振り返る
小屋をめざし、樹林帯を下って行く
2013年10月29日 15:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 15:20
小屋をめざし、樹林帯を下って行く
丸山避難小屋到着。うーん、少しおっかない感じ。そこいら中に鹿の悪さした後があります。実際、夜中じゅう鹿が走り回っていた模様。
2013年11月04日 13:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:05
丸山避難小屋到着。うーん、少しおっかない感じ。そこいら中に鹿の悪さした後があります。実際、夜中じゅう鹿が走り回っていた模様。
中はこんな感じ。ブルーシートと銀マが一巻き置いてあった
2013年10月29日 15:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 15:39
中はこんな感じ。ブルーシートと銀マが一巻き置いてあった
暗くなる前に、夜ご飯の支度にとりかかる。しかしやたら食材多いな。重いわけだ
2013年11月04日 13:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/4 13:07
暗くなる前に、夜ご飯の支度にとりかかる。しかしやたら食材多いな。重いわけだ
今夜はシンプルにピエンロー。白菜、しいたけ、豚肉と春雨をごま油と塩をつけていただきます。
2013年10月29日 16:23撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/29 16:23
今夜はシンプルにピエンロー。白菜、しいたけ、豚肉と春雨をごま油と塩をつけていただきます。
丸山避難小屋の朝、今日はお天気良さそう。もたもたしていたらとっくに日の出の時間過ぎてしもた
2013年10月30日 06:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 6:30
丸山避難小屋の朝、今日はお天気良さそう。もたもたしていたらとっくに日の出の時間過ぎてしもた
ここから高ノ瀬山までの道が悪いというのは、もはや過去の話のようです。
2013年10月30日 06:43撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 6:43
ここから高ノ瀬山までの道が悪いというのは、もはや過去の話のようです。
とてもよく刈り払いされています。水場もわかりやすく表示されています
2013年11月03日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:26
とてもよく刈り払いされています。水場もわかりやすく表示されています
ちょっとした岩場にはトラロープ。
2013年10月30日 07:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 7:00
ちょっとした岩場にはトラロープ。
高ノ瀬に着いた、いい感じ。
2013年10月30日 07:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 7:10
高ノ瀬に着いた、いい感じ。
この気持ちよい笹の斜面は、鹿の落とし物だらけでした
2013年10月30日 07:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 7:10
この気持ちよい笹の斜面は、鹿の落とし物だらけでした
白い幹が青空に映える。
2013年10月30日 07:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 7:10
白い幹が青空に映える。
紅葉してるのはイワオトギリソウかな?
2013年10月30日 07:44撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 7:44
紅葉してるのはイワオトギリソウかな?
木からもくもく煙があがっているような、ヒコーキ雲
2013年11月03日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/3 9:26
木からもくもく煙があがっているような、ヒコーキ雲
あの右奥に見えるのはもしや三嶺?遠いな〜
2013年10月30日 07:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 7:53
あの右奥に見えるのはもしや三嶺?遠いな〜
白髪小屋までのこの稜線、とてもいい雰囲気です
2013年10月30日 07:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 7:56
白髪小屋までのこの稜線、とてもいい雰囲気です
花崗岩でしょうか、白い岩がニョキニョキあります
2013年10月30日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 8:02
花崗岩でしょうか、白い岩がニョキニョキあります
いい!
2013年10月30日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 8:03
いい!
ハイジ!と叫びたくなる
2013年10月30日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 8:03
ハイジ!と叫びたくなる
黄葉がきれいです
2013年11月04日 13:13撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:13
黄葉がきれいです
どうやら私がたどってきたのは鹿の踏み跡で、登山道はこの下にあったようだ。でも気持ちいいので、ここでみかん休憩
2013年10月30日 08:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 8:20
どうやら私がたどってきたのは鹿の踏み跡で、登山道はこの下にあったようだ。でも気持ちいいので、ここでみかん休憩
おーい!
2013年10月30日 08:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 8:20
おーい!
自分撮り
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/3 9:27
自分撮り
何の実でしょう?
2013年10月30日 08:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 8:28
何の実でしょう?
こっちは何の苺かな?
2013年10月30日 09:14撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 9:14
こっちは何の苺かな?
白髪小屋が見えて来た
2013年10月30日 09:16撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:16
白髪小屋が見えて来た
まー、なんと理想的なテン場でしょう!
2013年10月30日 09:17撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:17
まー、なんと理想的なテン場でしょう!
それでは恒例の、物件チェック
2013年10月30日 09:18撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:18
それでは恒例の、物件チェック
丸山避難小屋と同じシンプルな造りですが、日当りがよい分雰囲気はこちらの方が勝っています
2013年10月30日 09:18撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:18
丸山避難小屋と同じシンプルな造りですが、日当りがよい分雰囲気はこちらの方が勝っています
天気がよいので、テン場で10時のおやつにします
2013年11月04日 13:15撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/4 13:15
天気がよいので、テン場で10時のおやつにします
粉と卵と牛乳を適当な配分で混ぜて、、、
2013年10月30日 09:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:34
粉と卵と牛乳を適当な配分で混ぜて、、、
全部いっぺんに流し込んで焼いたら、でっかくなりすぎてひっくりかえすのに往生しました
2013年10月30日 09:44撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 9:44
全部いっぺんに流し込んで焼いたら、でっかくなりすぎてひっくりかえすのに往生しました
パンケーキこげちゃったけど、さつまいもと紅玉リンゴとラムレーズンのジャムをたっぷりつけて、三嶺を眺めつついただきます!
2013年10月30日 09:48撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 9:48
パンケーキこげちゃったけど、さつまいもと紅玉リンゴとラムレーズンのジャムをたっぷりつけて、三嶺を眺めつついただきます!
三嶺がやっと現実的な距離になってきた
2013年10月30日 10:24撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 10:24
三嶺がやっと現実的な距離になってきた
まず韮生越までいったん降りないといけない、、、
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:27
まず韮生越までいったん降りないといけない、、、
バラ科の何かの実が晩秋の雰囲気出しています
2013年10月30日 10:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 10:31
バラ科の何かの実が晩秋の雰囲気出しています
やー、ここを降りて、あそこに見えるカヤハゲを登り返して、そっから三嶺か。もうひと仕事だな
2013年10月30日 10:37撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 10:37
やー、ここを降りて、あそこに見えるカヤハゲを登り返して、そっから三嶺か。もうひと仕事だな
いるんだよねえ、他の木は全部もう終わってるのに1本だけ遅くまで葉が残っている。
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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11/3 9:27
いるんだよねえ、他の木は全部もう終わってるのに1本だけ遅くまで葉が残っている。
この縦走路はありとあらゆる方向に分岐があって興味深い。
2013年10月30日 10:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 10:50
この縦走路はありとあらゆる方向に分岐があって興味深い。
あざみの葉のようです
2013年10月30日 10:52撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 10:52
あざみの葉のようです
カヤハゲまでやっと登って来た、ここからいよいよ三嶺の尾根にとりつきます
2013年10月30日 11:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 11:04
カヤハゲまでやっと登って来た、ここからいよいよ三嶺の尾根にとりつきます
目の前にどーん!と来ました、三嶺!
2013年10月30日 11:06撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 11:06
目の前にどーん!と来ました、三嶺!
なんという雄大な山なんだ!深田先生、これを見逃すなんて、しくじったね。
2013年10月30日 11:09撮影 by  iPod touch, Apple
10/30 11:09
なんという雄大な山なんだ!深田先生、これを見逃すなんて、しくじったね。
ツツジの紅葉の盛りだったなら、もっとコントラストはっきりしていたでしょう。でも今年は猛暑のせいか、赤くならずに散ってしまったと聞きました。
2013年10月30日 11:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 11:41
ツツジの紅葉の盛りだったなら、もっとコントラストはっきりしていたでしょう。でも今年は猛暑のせいか、赤くならずに散ってしまったと聞きました。
途中、有名な岩をクサリを使って乗り越えます
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:27
途中、有名な岩をクサリを使って乗り越えます
笹原もいいけど、時々こういう変化があると、もっと楽しい
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:27
笹原もいいけど、時々こういう変化があると、もっと楽しい
あともう少し。鹿よけのゲートかな
2013年10月30日 11:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 11:56
あともう少し。鹿よけのゲートかな
何と美しいのでしょう
2013年10月30日 11:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 11:56
何と美しいのでしょう
天狗塚方面の尾根、うっとりします
2013年10月30日 11:57撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 11:57
天狗塚方面の尾根、うっとりします
三嶺ヒュッテ方向の尾根
2013年10月30日 12:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 12:04
三嶺ヒュッテ方向の尾根
いよいよ着きました!遠かったけど、達成感でいっぱいです
2013年10月30日 12:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 12:07
いよいよ着きました!遠かったけど、達成感でいっぱいです
剣山ははるか向こうです
2013年10月30日 12:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 12:08
剣山ははるか向こうです
小屋まで行って覗いてくるエネルギーが残っていない、、、あちら側からはたくさん登ってこられる方がいました。縦走路ではここまで3人しかすれ違っていないけれど。
2013年10月30日 12:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 12:10
小屋まで行って覗いてくるエネルギーが残っていない、、、あちら側からはたくさん登ってこられる方がいました。縦走路ではここまで3人しかすれ違っていないけれど。
眼福ってことで、眺めるだけで良しとしよう
2013年10月30日 12:15撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 12:15
眼福ってことで、眺めるだけで良しとしよう
これから行く縦走路をバックに。
2013年10月30日 12:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 12:21
これから行く縦走路をバックに。
何度もふりかえりつつ先に進む
2013年10月30日 12:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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何度もふりかえりつつ先に進む
いや〜夢のような稜線です
2013年10月30日 12:49撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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いや〜夢のような稜線です
西熊山へのこのゆるゆるした登りがすでにしんどい
2013年10月30日 13:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 13:04
西熊山へのこのゆるゆるした登りがすでにしんどい
今日のうちに天狗塚まで行くつもりだったけど、やーめた
2013年10月30日 13:49撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 13:49
今日のうちに天狗塚まで行くつもりだったけど、やーめた
お亀岩に到着。さっさと小屋に降りて水をくむんだ。
2013年10月30日 14:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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お亀岩に到着。さっさと小屋に降りて水をくむんだ。
かわいらしいお亀岩避難小屋の赤いとんがり屋根
2013年10月30日 14:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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かわいらしいお亀岩避難小屋の赤いとんがり屋根
立派だなあ
2013年10月30日 14:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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立派だなあ
2階建てか、デラックス!'94年建立だそうで、バブル期に索道を作って建材を上げたと聞きました。
2013年10月30日 14:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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2階建てか、デラックス!'94年建立だそうで、バブル期に索道を作って建材を上げたと聞きました。
高知県の管理らしい
2013年10月30日 14:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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高知県の管理らしい
外の雰囲気もいいですな
2013年10月30日 14:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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外の雰囲気もいいですな
スウェーデン製というストーブも健在
2013年11月03日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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スウェーデン製というストーブも健在
大勢とまれそうです
2013年10月30日 14:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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大勢とまれそうです
煮炊きの場所が分かれているというのは贅沢ですな
2013年10月30日 14:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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煮炊きの場所が分かれているというのは贅沢ですな
高知県側からの美しい手書きのイラストルートマップが貼ってありました。こういうの見ると感激します。地元の人に相当愛されてるんだなあって。
2013年10月30日 14:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 14:08
高知県側からの美しい手書きのイラストルートマップが貼ってありました。こういうの見ると感激します。地元の人に相当愛されてるんだなあって。
水場まで下って3L汲みます。
2013年10月30日 14:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/30 14:20
水場まで下って3L汲みます。
今夜は水餃子とニラとキノコとトック(韓国餅)がたっぷり入ったチゲです。
2013年10月30日 16:43撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/30 16:43
今夜は水餃子とニラとキノコとトック(韓国餅)がたっぷり入ったチゲです。
早朝4時、暗闇で焼いたパンケーキはやけに黄色い
2013年10月31日 04:46撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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早朝4時、暗闇で焼いたパンケーキはやけに黄色い
1日に2本しかないバスに乗り遅れないように、ヘッドランプつけて早出します
2013年10月31日 05:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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10/31 5:28
1日に2本しかないバスに乗り遅れないように、ヘッドランプつけて早出します
なんとか天狗塚にてご来光を拝みたい
2013年10月31日 05:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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なんとか天狗塚にてご来光を拝みたい
重たい荷物は天狗峠にデポ
2013年10月31日 06:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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重たい荷物は天狗峠にデポ
あのとんがりを目指して走る!
2013年10月31日 06:09撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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あのとんがりを目指して走る!
わー。空が焼けて来た
2013年10月31日 06:14撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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わー。空が焼けて来た
地表を雲が覆っているため、日の出の時間がちょっと遅くなったのでご来光間に合った!
2013年10月31日 06:24撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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地表を雲が覆っているため、日の出の時間がちょっと遅くなったのでご来光間に合った!
2013年10月31日 06:26撮影 by  iPod touch, Apple
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光のあたり具合が面白い
2013年10月31日 06:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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光のあたり具合が面白い
3日間歩いてきた道のりが全部見えます、感激です
2013年11月04日 13:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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3日間歩いてきた道のりが全部見えます、感激です
今日もいい天気になりそう
2013年10月31日 06:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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今日もいい天気になりそう
朝日で染まった天狗塚かっこいい
2013年10月31日 06:33撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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朝日で染まった天狗塚かっこいい
澄み切った空気、でも霜が降りるほど寒くはない
2013年10月31日 06:35撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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澄み切った空気、でも霜が降りるほど寒くはない
Windowsな空
2013年10月31日 06:35撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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Windowsな空
one last look
2013年10月31日 06:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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one last look
西山への道を下ってるつもりが、また獣道に入ってしまったようだ
2013年10月31日 07:01撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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西山への道を下ってるつもりが、また獣道に入ってしまったようだ
back to trail良かった〜
2013年10月31日 07:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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back to trail良かった〜
標高をどんどん下げて行くと紅葉ラインになりました
2013年10月31日 07:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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標高をどんどん下げて行くと紅葉ラインになりました
カラフルですな
2013年10月31日 07:24撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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カラフルですな
気持ちのいい樹林帯
2013年10月31日 07:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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気持ちのいい樹林帯
東祖谷の集落が見えます
2013年10月31日 07:54撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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東祖谷の集落が見えます
林道に出ました。鹿打ち隊の方はこれから上がる模様。私はここから破線の山道をもう少し下ってバス停までがんばります
2013年10月31日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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林道に出ました。鹿打ち隊の方はこれから上がる模様。私はここから破線の山道をもう少し下ってバス停までがんばります
30分ぐらい杉檜の道を降りて来た所で、おっと、土砂崩れの後ですか
2013年10月31日 08:40撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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30分ぐらい杉檜の道を降りて来た所で、おっと、土砂崩れの後ですか
さて、どこを通ったらいいのかわからなくなった
2013年11月03日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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さて、どこを通ったらいいのかわからなくなった
このピンクテープ合ってる?
2013年10月31日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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このピンクテープ合ってる?
沢沿いを行けばいつかはバスの通る国道に出るんだろうけど、、、さまようこと、ロスタイム1時間
2013年10月31日 08:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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沢沿いを行けばいつかはバスの通る国道に出るんだろうけど、、、さまようこと、ロスタイム1時間
足元悪すぎます、、、やっと、このピンクテープが地勢調査の作業用で登山ルートの目印でないことに気づく
2013年11月03日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:28
足元悪すぎます、、、やっと、このピンクテープが地勢調査の作業用で登山ルートの目印でないことに気づく
七転八倒し、ようやく橋を渡ってゴール
2013年11月03日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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七転八倒し、ようやく橋を渡ってゴール
しかし、久保集落に着く頃にはとっくにバスの時間が過ぎていた、、、
2013年11月03日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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しかし、久保集落に着く頃にはとっくにバスの時間が過ぎていた、、、
ヒッチハイクした車は、なんといやしの温泉郷のスタッフの車でした!もともと車を回収してから立ち寄るつもりだったけど、順序逆になりました
2013年10月31日 10:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ヒッチハイクした車は、なんといやしの温泉郷のスタッフの車でした!もともと車を回収してから立ち寄るつもりだったけど、順序逆になりました
お山が見える、木造のいい露天です
2013年10月31日 11:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/31 11:00
お山が見える、木造のいい露天です
立派な施設
2013年10月31日 12:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/31 12:00
立派な施設
平日限定さんまの塩焼き定食、いただきます!
2013年10月31日 12:22撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
10/31 12:22
平日限定さんまの塩焼き定食、いただきます!
菅生のバス停。これが国道(酷道?)とは。セメント工場に出入りするダンプがひっきりなしに通る。これとすれ違うのは大変だ
2013年11月03日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
11/3 9:28
菅生のバス停。これが国道(酷道?)とは。セメント工場に出入りするダンプがひっきりなしに通る。これとすれ違うのは大変だ

装備

個人装備
免許証 保険証 クレジットカード iPod Touch(地図) 携帯電話 充電器 カメラ ナルゲン サーモス プラティパス ストック ヘッドランプ タオル 洗面用具 GORETEXジャケット ゲイター 防寒着 手袋 ニット帽 下着 着替え レッグウォーマー アルコールティッシュ 防水袋 セームタオル 時計 非常食 サブザック
共同装備
テント フットプリント シュラフ ウレタンマット ストーブ ガスカートリッジ クッカー カトラリー 食器 コップ キャンドル ライター ナイフ プラティパス 調味料 ゴミ袋

感想

ここ何年か、秋になると東北の山を縦走して紅葉を愛でつつ温泉に入る、というのがパターン化していて、今年はちょっと違ったところを歩きたいな、どうせならあまり行ったことのない西日本を目指すか、と半年前から考えていた。九州も中国地方も初夏に歩いてしまったので、四国がいいかな、と山のガイドをパラパラ見ていて、眼が釘付けになってしまった稜線、それがこの剣山〜三嶺〜天狗塚の笹原の道。赤いツツジの葉に彩られた頃にここを歩こう!四国遠征ついでに、石鎚山も行こう!私は百名山ハンターじゃないし、どうせだったら長い縦走にしよう!そう思って、サンライズ瀬戸号も10月中旬に一度は予約するも、あいにくの5週連続台風続きで延期、天候が安定したのは10月も末になってから。それでも運良く再びサンライズ号も取れて結果オーライ、全部で5日間の四国アルプス縦走のうちの最初の2泊3日がこのルート。

寝台特急とはいえ、サンライズにはのびのび座席というフェリーでいうと2等船室みたいな雑魚寝のクラスがあって、そんなの山小屋で慣れている自分は迷わず寝台料金を節約。人気があるみたいで、月曜の夜だったけど満員御礼。とはいえ仕切りがあって一人分のブースが確保されプライバシーもあり、寝袋に入って規則的なほどよい揺れに身を任せているうちに、ぐっすり。目が覚めたのは朝5時すぎで、ブラインドを上げてだんだんと明るくなっていく車窓をぼんやり眺めていると、すごく和む里山の風景と瓦屋根の古い民家が並ぶ美しい集落。岡山の手前だった。朝霧が農地からゆっくりと立ち上り、とても美しい朝。岡山でサンライズ出雲号を切り離して、いよいよ瀬戸大橋を渡り香川県に入る。ちょうど朝日が左手方向から海に浮かぶ島の間から昇るのが見えて、この鉄道の旅のハイライトにわくわく。坂出で特急を降りて予讃線の普通に乗り換え宇多津で降りて、手配しておいたレンタカー屋に直行。7時半過ぎについてしまったが、8時から営業開始のはずなのに、スタッフの女性が気をきかせて早く貸してくれた上に早朝営業をやっている近くのうどん屋「麺屋」さんを教えてくれた。いやー、気がきくなあ。

それにしても四国はもともと地盤がゆるいらしく、夏の集中豪雨とここ1ヶ月相次いでヒットした台風のせいで、登山口までの道路はあちこち通行止めやら工事規制などをやっている。それでも徳島県の貞光経由で縦走の食料買い出しをしつつ国道438号をまっすぐ上がって行くと、時々1車線のか細い道になったりしてすれ違いにヒヤヒヤはしたが、空いてて割とすんなり見ノ越に着いた。登山口ですでに標高1410mなんだから、たった標高差300mのためにリフトなんか使う予定なかったのだが、ザックを背負ってみて&空模様がどんどん曇って来たのを見て、あっさり作戦変更。今回はピークハントでなく縦走メインなんだからと自分を納得させ、リフトでさくっと稜線に出る。しかしたった30分の歩きで剣山に着いちゃうなんて、やっぱりインチキ登山だよな。。。

平日だったが、だだっぴろい山頂はたくさんのオシャレ山ガール&おじいちゃんおばあちゃんで賑わっていた。そしてお楽しみは、なんといっても次郎笈への美しい稜線。これを真正面に眺められるベンチを見つけてお弁当を広げる。そうそう、剣山に登るといったら、最低限この次郎笈への尾根の往復を含めてこそなんだと私は思う。コレなかったら、百名山にリストするのはちょっとねえ?久弥さん。

さてその夢のような美しい笹原の尾根をいったん下り鞍部で振り返ると、そこには全く違った表情を持った剣山の姿があった。山腹にカンバの白い幹と赤や黄色に色づいた木々をまとい、たっぷりとした尾根をギザギザさせてりりしく立っている剣山は、見ノ越から見上げたずんぐりまあるい姿とは大違いで、惚れ直したわ〜。そして自分はそのまま次郎笈に上がらず、いったん山腹をトラバースする巻き道で給水してから、次郎峠にザックをデポして山頂に上がる作戦で行くことにする。さて水場はどこだろうとキョロキョロしながら歩いていたら、つまんない石ころにつまづいておっとっと!ボトン、と音がする。はっ!ザックのポケットに突っ込んでた水筒がふっとんで笹の斜面に埋もれてしまったではないか!しかも運悪く緑色のナルゲンボトル、保護色過ぎて全然見つからない。。。orz 結局転んだポイントから10m四方の笹原をくまなくローリングして約20分後やっとリカバーしました。リフトで稼いだ時間とエネルギーを消費しちまいました。全く何をやってるんだ私。。。

気を取り直して次郎笈のピークを踏みに登り返す。山頂からはたくさんの山が帯のように何十にも重なって見えて、またそのひとつひとつがてっぺんを擦りむいたように笹原になっているのが面白く、四国の山の特徴なんだなと思った。そしてどれひとつとして山座同定できないところがまた、遠くへ来た!って感じでわくわくする。山深いな、四国。

次郎笈から先はぐっと人影もなくなり、丸山を超えて、樹林帯の中にひっそりと建つ避難小屋に到着。あたりは鹿のフンだらけで、夜中になると木の枝をミシミシ音をさせて歩き回っていたのはどうやら彼らのようだ。翌朝歩き出すと、ケーン!と鳴き声がして、黒い肢体にハート形の白いお尻のマークの生き物が跳ねて行ったのを見た。彼らは数が増えすぎてしまってそこいら中の木々の芽や幹まではいで食べてしまうので、地元の人も苦慮してネットをかけたり柵で囲ったりと対策をしているようだ。結局、その夜は小屋には私ひとりきりだった。

縦走2日目。

朝5時に起きたときにはまだ外には星が瞬き真っ暗で、風が轟々鳴っていたので、一度は寝袋に戻ったものの、6時にはちゃんと明るくなって来たのであわてて支度をして出発する。ガイドブックには、高ノ瀬山までの道が「やや薮漕ぎ」と書いてあり、地図には「年々良くはなっている」と書いてあったので、防滴対策で雨具を着て出たが、なんのことはない、すっかり綺麗に刈り払い整備されていてその快適さに驚いた。あまり人が通らないように感じた縦走路だったが、やはり黄金ルートなのかな。白く立ち枯れた木々が笹原の上にパラパラと立つ高ノ瀬には小鳥の群れが渡って行く。えも言われぬ清らかさに、後ろ髪をひかれつつ先を歩いていると、前から若い女子2人と男子1人の3人連れがやってくる。しばらくすると、今度は若い男の子がソロで歩いて来た。みんなこの時間に歩いているということは、前の晩に次の白髪避難小屋に泊まったということだ。平日だが、やっぱり人気のあるルートで、私の泊まった丸山小屋が不人気なだけか。そりゃそうだ、高ノ瀬から先だって、花崗岩がニョキニョキ立つ、アルペンムードたっぷりの景観だし、アップダウンは少ないし、水場は豊富だし小屋はあるし、こんな素晴らしい尾根歩きを山好きが放っておくわけがないか。さしずめ西の八幡平だな。そうやって久々に雲一つない秋空の晴天に見守られて、夢心地の笹原を3時間ほど歩いて、遠かった三嶺がだんだん近づいて現実的な距離になって来たと思ったら白髪避難小屋に到着。ここで10時のおやつ休憩とする。前の晩に鍋を食べ過ぎて朝あまりお腹が空かなかったので軽く済ませたから電池切れ寸前なのだ。せっかくピカピカお天気なので、小屋の外でパンケーキを焼いて、三嶺を眺めながらほおばった。美味しい!嬉しい!楽しい!

そこから先は、これまでのなだらかなルートとは打って変わって、ツツジの群落を激下り&激登りで、2時間たっぷりかかってやっと三嶺についた。途中、大きな岩をクサリにつかまって直登するような箇所もあったりで、汗水たらしてこの大きな山を登頂したときの充実感たるや。それにしてもカヤハゲから見上げる三嶺、かっこいいなあ。笹原の中に赤いツツジの木とゴツゴツした岩がアクセントを作っていて、両側に大きく裾野を広げ、特に西熊山の方へのびのびと続く稜線は永遠に歩いていたいような空中散歩だ。そして反対側の尾根の三嶺ヒュッテのまわりには、これまた広い広い笹原がゴルフでもサッカーでもしてくれといわんばかりに平らに広がり、ここに泊まるのも星がたくさん見えて綺麗だろうなあ。小屋の裏から続々と列をなしてハイカーたちが上がってくるのが見えた。三嶺は尾根の両側にあちこち登山口があるようだが、名頃から上がってきてピストンするか剣山へ向かうのがポピュラーみたいだ。数人の方とお話ししたが、私と同じ方向へ縦走する人はいなかった。

三嶺から西熊山への道もなだらかに見えて、結構距離があり、最後のゆるゆるとした登りの途中で力尽きて、ビスケットとスープでまた燃料補給をする。振り返ると三嶺がおかんのようにどこまでも見守ってくれている。西熊山から先はちょっと笹の背が伸びてて腿くらいまで来たけど、ほどなくしてお亀岩に到着。まだ2時過ぎで本当は天狗塚までピストンする予定だったが、朝から8時間行動してくたびれていたので、早いけどそのまま避難小屋に入って休むことにした。高知県が管理するらしいこのお亀岩避難小屋、別荘のような立派な造りでびっくり。だって丸石や白髪の小屋とは差がありすぎるだろ!この分だと、偵察しなかった三嶺ヒュッテも豪華なんだろな。。。何しろ、トイレ完備、水場完備、薪ストーブ完備、2階建て、築浅、庭付き!サンダルやハンガー、銀マなどもたくさん置いてあり、掃除も行き届き、よく利用されているのがわかる。お茶を飲んだら、水を汲みに行く。いや〜、岩手の避難小屋みたいだわ。こんなところを今夜も独り占めなんてラッキー♪♪♪ウキウキと鍋の支度をして、ありったけの水餃子とキノコ類と餅をぶちこんだチゲをハフハフやって、早々に寝袋に入ってキャンドルライトに音楽を聴きながらウトウトしていたら、「コンバンワー」と野太い声がして、おじさんが2人、真っ暗な闇の中から突然現れた。外は轟々と音を立てて風が鳴るなか、寒い寒いといって入って来たので、てっきり道迷いでもしたのかと思って聞いたら、高知の人で、「夜に小屋で寝入るまで時間を持て余すのが嫌だからわざと遅くに出発する」のを習慣としているらしい。年に7回も8回もこの山域を歩く地元の人だからこそ、そんな考え方もあるのか。感心するというか、多様性に驚くというか。自分は寝袋に入れば6時でも7時でも寝れてしまうもんな。。。結局その晩は、そのおじさま達の話す土佐弁が龍馬みたいだ〜と気になってしかたなく、彼らが飲んで食べて静かになるまで眠れなかったのだけど。

縦走3日目。

朝4時にそっと起きだし、まだ寝ているおじさま達を起こさないようになるべくそーっと荷物を土間の方に移動して、戸を閉めて朝食の支度をする。本日は予定通り下山して1日に2本しかない見ノ越行きのバスを何としてもつかまえなければならないため、ヘッドランプをつけて5時半に出発。小屋が東側に開けていて、まだ月が出ているが空の端っこが赤くなってきているのが見える。またしてもピカピカの晴天に恵まれそうだ。狙い通り、日の出前に天狗峠に到着、ザックをデポしてつん、ととんがった天狗塚までピストンする。ここの稜線も、写真で一目見てから気に入って、どうしても歩きたかった所だ。うまいこと、空の低いところに雲が折り重なっていてご来光の時間が少し遅れてくれたおかげで、天狗塚のピークから漆黒の空が紫になりだんだんとうろこ雲が真っ赤に染まっていく様子と輝く朝日をゆっくり眺めることができた。遠くには、剣山と次郎笈の2つのピーク、それに続く三嶺の尾根と、ここまで歩いて来た縦走路をすべて振り返ることができる。そして、天狗塚の先にも、四方八方に道は累々と続き、名前のわからないピークがいっぱいあることに感激する。聞きしに勝る、素晴らしい縦走路だったな。

さて、天狗峠に引き返しザックを背負い直して、西山林道へと下る。これがまた、どれが本来の登山道だかよくわからないほどに笹原にケモノ道がいくつも伸びているが、とにかく下る。本能に従い斜め右へ右へと降りて行くと、ようやくしっかりした(ヒトの)踏み跡に出た。そこからどんどんと下って紅葉ラインへ降りて行き、杉ひのきの樹林になり祖谷の集落がみえてきたと思ったら、人の声がして、車が停まっていた。鹿駆除作戦のグループと、これから天狗塚へ登ろうというハイカーが複数来ていたが、これから国道に降りる人は残念ながら皆無だった。。。ヒッチ作戦失敗。まあまだ時間も早いし、1時間半もあるけばバス停に出られるのだから、あとひとがんばり、と思ってまた山道に入ったのだったが、、、、これが悪夢の始まりだった。

そこから30分ぐらいは赤テープを目印に順調に歩けたのだが、途中で突然、杉の木ごと根こそぎ土砂崩れした斜面があり登山道がつぶれている。踏み跡も何もわからなくなっているが、倒木をくぐりつつトレイルとおぼしき方向へ歩いたが、その先はちょろちょろと水が流れる急な岩場になっていて、これがツルツルすべる上に崩れやすく、非常に危ない。仕方なく元来た道を引き返し、土砂崩れポイントの頭の所まで戻って、目を皿のようにして目印を探す。と、随分斜面の下の方、沢すれすれのところにピンクテープが揺れているのが見える。あんな下まで降りないといけないのか。地図を見ると、確かに最後は沢沿いに歩いて橋を渡って国道に出るようになっているが、、、。躊躇していても仕方がないので、危ないな、と思いつつもグズグズの斜面を恐る恐る降りて行く。怖いのが、見るからに柔らかそうな土の上を避けて、多少固そうな岩を選んで歩いているのに、この石がお皿のように薄く刺さっているだけのようで、足を乗せたとたんに崩れるのだ。浮き石地獄の剱の北方稜線を思い出す。木につかまりながら降りれば、その木がすっと抜けたりぼきっと折れたりして、見事に流される。ストックで何とか足場を作りながら降りるけれど、何度もプチ滑落を繰り返して、やっとのことでピンクテープに辿り着く。沢に沿って、次々とピンクテープを追って行くのだが、これがまたあり得ないような危ない水際をへつらされたり、そんなところ登ってなんの意味があるのだ?というような木の上についていたりする。ようやく、これが登山道の目印ではなくて、何らかの作業道の目印なんだということに気がついて、脱力する。すでにあちこち泥だらけだし、レギンスにはかぎ裂きを作ってしまったし、1便のバスの時間にはとうてい間に合いそうにもないが、幸いお天気はいいし、午前中の早い時間だ。沢沿いをなんとか高巻きして平行に歩いて行きさえすれば、最終的には集落に出れる。絶対出れる。そう自分を励まして、その後も何度かコケたり滑ったりしながら、時々目障りなピンクテープに悩まされながら、今まで歩いたどんなバリエーションルートよりも怖い思いをしながら、命からがら、アスファルトで舗装された道路が見えた時には、生還、、、という文字がよぎった。全く、この騙された?怒りや不満をどこにぶつけたらいいんだ!

久保の集落はほとんど人気がなく、さて次のバスまで2時間半余り、どうしようかと思っていたら、なんと下から上がってくる車と降りてくる車が近づいてくるではないか。細い道ですれ違おうとスピードをゆるめたところを狙い、ここで全力で手を挙げてアピール!上がって行く車はいかにも地元の人といった年配の女性の運転する軽車両で、手短にバスに乗り遅れた事情を話したら「途中までだけど」と言ってドアを開けてくれた。何でもこの先の温泉宿に勤めていて、ちょうどそのホテルへ向かうところらしい。聞けば、下山後、車を回収してから立寄りしようと思っていた、「いやしの温泉郷」というこぎれいなリゾートホテルではないか!何とラッキー。ちょっと順序が逆になっちゃったけど、ここでお風呂に入って泥を落として、優雅にランチをして、ゆったり癒されながら次のバスを待とうっと。

泥んこの登山者なのに、平日の午前中でまだのんびりムードのただようホテルの方には大変親切にしていただき、ホテルを出る頃には行き場のない怒りもすっかりおさまり、穏やかな気持ちでバスに乗って、スタート地点の見ノ越に戻ることができた。それにしても、最後はワイルドなフィニッシュの待ちうけている縦走だった。。。

そんなこんなで十分祖谷を冒険したので、もう平家の生き残り伝説だのかずら橋だの大歩危小歩危などの祖谷渓を観光する気はすっかり失せていて、宿の人お勧めの県道32号&国道32号でまっすぐ阿波池田方面に降りて、下界の文明社会へと戻ったのでした。

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無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [日帰り]
三嶺〜天狗塚(帰りは久保バス停より路線バス)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [2日]
名頃から四国の名峰三嶺・剣山を縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [日帰り]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [日帰り]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5

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