【神ノ川-地蔵尾根-蛭ヶ岳-檜洞丸-ヤタ尾根】素晴らしき西丹沢、食わず嫌いを反省
- GPS
- 08:25
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,872m
コースタイム
※GPSの電源入れ忘れで蛭ヶ岳まではログがとれていません。
天候 | 快晴も風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神ノ川ヒュッテの駐車場は有料で300円/日と書いてあった。 ゲート前に公衆トイレあり。山高地図には冬期閉鎖とありますがまだ使えました。 ゲート到着時気温-3℃、神ノ川林道は路面凍結してました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゲート-地蔵尾根取付き】 林道から広河原へは写真の黄色い標識から下ります。 広河原からはしばらく左岸を歩き川幅が狭くなってきたところで右岸へ渡ります。 渡渉は飛び石で問題なし。右岸を歩いていくと次第に川幅が狭まってきて左手に地蔵尾根取付きの目印が現れます。 広河原ではマークがありませんが上流に適当に歩いていくと左岸にテープが出てきてそのあとはマークがしっかりあるので迷うことはないでしょう。 【地蔵尾根】 破線ルート。取付きから尾根筋に合流するまで激急登。ロープ多数。岩場あり。 尾根筋に出てしばらくはなだらかな感じで安心するのもつかの間、中間部から上部にかけてまた激急登になります。ロープにクサリ、岩のヤセ尾根、落ち葉で滑りやすい急斜面トラバースなど、アトラクションが盛りだくさん。もともと崩れやすい土質で足場が悪い上に落葉でさらに滑りやすくなっていてかなり神経使いました。先行者がいる場合は落石注意です。石に触っただけで落ちて行きます。 地図には「上級者向き、下りは危険」とありますが、まさにその通り。 下りに使うルートも考えてましたが、やめて良かった。 ハードではありますがマーク類はたくさんありますので迷うことはないです。 慣れた人ならスリリングで楽しいと思います。 【地蔵平-蛭ヶ岳】 丹沢主脈ということで階段、木道などよく整備され(すぎ)てます。 特に危険箇所はありません。 【蛭ヶ岳-熊笹ノ峰】 蛭からは300mほど一気に激しく下ります。ヤセ尾根、ガレのフチなどの場所もありますがさほど危険なところはありません。蛭からの下りと檜洞丸からの下りの展望は富士山も含めて素晴らしく、何度も足を止めて見入ってしまいました。 檜洞丸周辺のブナ林の雰囲気もなかなか。アップダウンが多くてそれなりにきついですが気持ちのいい稜線で大変気に入りました。 【ヤタ尾根】 上部はブナ林と笹原、下は人工のスギ林。ドMのレコ友が大好きな急登です。 登りはしんどそう。 全行程ほとんど凍結箇所はなく路面状況は良好でした。 下山後は風呂も食事もなく直帰。 |
写真
感想
この週末は八ヶ岳に今シーズンの雪山はじめに行くつもりだったんですが、荒れそうだったので、晴天が期待できる丹沢にしました。
丹沢エリアは3年前に丹沢山に登ったきり。
これまで近くに住んでいながらなかなか足が向かなかったのは、
1.人が多い。
2.人の手が入りすぎている。
3.街が近くて非日常感が薄い。
4.ヒルがいる。
5.初めて登った丹沢山で免許証、カードの数々、現金うん万円が入った財布を落としてゲンが悪い。
などの理由によるものでしたが、理由1.2.3.については場所を選べばまったく違うことを無知な私は知らなかったのでした。
「ある人」の西丹沢修業レコをいくつか読むうちに少しずつイメージが変わってきて、6月に引っ越して丹沢が自宅から一番近い山域になったこともあり、さらにその「ある人」と山行計画を相談しているうちにここが候補にあがり、完全に火が着いてしまいました。
果たして西丹沢は思った以上に素晴らしい。
ルートの面白さもですが、何といっても富士山の眺望が抜群。
特に檜洞丸から熊笹ノ峰へ向かう途中からの富士山には圧倒されました。
山々の連なりの向こうに聳え立っているサマがよいのです。
残念だったのは9月の白峰南陵のときに経験したのと同じ足の攣り。
蛭ヶ岳の下りからそれは起こって、激痛に顔を歪め何度も立ち止まることを余儀なくされました。
登山道のわきでウ○コ座りして(この体制が楽だったので)ハアハアいってる怪しいオヤジの横を
「ナニこの人?!まさかここで大キジ?ズボンも下さずに?」
という目で山ガールが通り過ぎていきました。
「大丈夫ですか?マッサージしてさしあげましょうか?」
という暖かい言葉を期待してたのに...
ペースは思いっきりダウンし、あわよくば大室山、最低でも犬越路と思ってたのですが、時間短縮のためやむなく足に不安を覚えつつも急登のヤタ尾根を下りました。
地蔵尾根でテンションあがってハリキリすぎて足を使いすぎたのが原因?
なんかクセになってたら嫌だなあ。
ともあれ西丹沢はすっかりお気に入りに。
バリエーションも多いし、自宅から1時間の近場にいい遊び場を見つけちゃいました。
奥多摩より丹沢の方が近くなったんですね~。
ホームグラウンドが変わったようで、何かちょっと残念な気もしますが…。
奥多摩のことも忘れないでくださいね!
kanosukeさんはホントに山が好きなんですね~。
写真のコメントを読んでいると、そんな感じがします。
ウンコ座りなんかしないで、いっそのこと倒れ込んでいれば、山ガールも立ち止まって声をかけてくれたんじゃないですかね?
kanosukeさん、こんにちは。
裏丹沢での修行、お疲れさまでした。
地蔵尾根からの蛭ヶ岳、とても良いペースで登ってますね。
裏丹沢での修行を、富士山お目見えのご褒美付きでサクッとこなす。素晴らしい
これで、奥多摩に雪が降っても安心。今週末は、是非ラッセルをお願いいたします
しかし、地蔵尾根を登っている人が沢山いたとは。ちょっとビックリです。
写真を拝見していると、地蔵尾根の取り付きのマークも増えているようですし。
出だしの急登は、人が多いと落石がとても怖いので、程々の人出の方がいいんですけどね
それにしても、檜洞丸〜熊笹ノ峰までの稜線からの景色は良いですよね
新緑の季節なども素敵なので、是非色々な時期にまた来て下さい
カノスケどん、まいど。
西丹沢修業なんですかねえ?
もし、修行だったらこのコースをアイゼンボッカで登ってほしいですね
えっ? そんなことしたら、ますます攣るって?
筋肉の使い方が違うので、攣らないんですよね!これが・・・
あと、登山の時にストックを使ったトレーニングもいいですよ!
何故かって? もちろん、シール登高のためですよ!
氷ノ山で足の筋肉をぐねって、ウン○座りの出来ないクマより
さすがgeraさん、ナイスなアドバイス!
今度は倒れこんでみますね
でも、救助要請されたら困るな〜。
丹沢は近くなりましたが、奥多摩もそんなに遠くなったわけではないので、私の中では奥多摩もまだホームグラウンドですよ
ホームグラウンドが増えただけですね。
丹沢も沢登りコースがたくさんあるみたいなので、私がマルチピッチ講習が終わったら一緒にどうですか?
「ある人」ことcirrusさん、どーもです。
cirrusさんの「お庭」で遊んできましたよ
私はcirrusさんほどストイックではないので、修行ではなく物見遊山的な感じなんですけど
事前に情報をいろいろありがとうございました。
地蔵尾根を登っている時はルートを間違えた2人組パーティが尾根筋で停滞してるのをトラバース道からみかけたくらいだったんですけど、地蔵平休憩中に尾根から6人ぐらい続々と登ってきたのでびっくりしてしまいました。
ただたまたま同じ時間帯に集中しただけかもしれませんが。
おっしゃる通り落石の危険が高いのであまり前後に人がいてほしくない尾根ですね
cirrusさんのレコや話に刺激されて初めて裏丹沢に足を踏み入れましたが、cirrusさんがよく行かれる理由がよくわかりました。
いいところですよね〜
やっぱり「裏」が好き!!
新緑の季節のブナ林も訪れてみたいですね。
仏谷から大クドレも、ね
地蔵尾根はいいペースというかオーバーペースだったんだと思います。だから足がツっちゃったんですよ
今回足がツリまくって不安があるのでラッセルはおまかせしま〜す
クマさん、修行ではありませぬ
ここで修行をしてるのはcirrusさんです。
私は「遊び」です。
実はアイゼンはともかくボッカトレも考えたんですけど、地蔵尾根が不安だったのと、できるだけ長く歩きたかったので止めましたが、やめてよかったですよ。
軽装備で足がダメになってしまったので重装備だったら行動不能になってしまったかもしれません
使う筋肉が違うからだいじょうぶって、ホントですか?
でも、逆にやっぱりトレーニングは必要ですね。
トレのときはもっと負荷の軽いコースから始めようと思います。
でも、キリギリスの私はトレが苦手なんですよ〜
ストックは毎回持っていってますから、ばっちりです
kanosukeさん、お疲れ様でした。
お〜晴れてる と思ったら、丹沢なのね
八ヶ岳に行って、吹雪で撤退!の方が「しっくりくる」って
感じですけど
「クセになってたら嫌だなあ。」とおっしゃってますけど、
足が攣るのは、もうクセになっていると思います。
何度も攣っていると、攣るタイミングが分かるようになりますし、
攣った時の痛みにも慣れてくるので問題は無いかと
次回は「あの御方」と奥多摩に行くそうですが、
ペース を合わせると確実に足が攣りそうですね。お気をつけて
ronさん、こんばんは。
やっぱそうですかね、もうクセになっちゃってますかね
痛みに慣れるって、なんかMっぽいですね。
ronさんはもしかして痛みが快感になっちゃってたりして
実は足のトラブルがなくて小笄まで行ってたらronさんの真似してネタを考えてたんですけど披露できずに残念です。
冬山の悪天予報で突っ込むほど私はモノ好きではないですよ。
私的にはぜんぜんしっくりこないんですけど
今週末の「あの御方」との奥多摩山行は当然わたしのペースにあわせていただきますよ。
私の前に出るべからずで
kanosukeさん、こんにちは!
相変わらず破線のハードなルートを登ってますね〜
激急登にロープ&クサリのアトラクション、下って登り返して足も攣るのもわかるようなハードな感じですね。
もう少しハードなところが歩けるようになれば、遠くないので修行で歩いてみたいと思います
しかし、きちんと笑いを入れてますねーっ。
それにしてもグッド?タイミングでの山ガール登場は、ネタではないんでしょうけど、すみません笑っちゃいました
今週の奥多摩もハードそうですが、攣りに注意して楽しんでくださいな
zucchi
北丹沢に一時間とは、羨ましい限りです。
東京在住の時は、小田急だし、今は高速だし、ほんと丹沢の北面はあまり歩いてないんです。
寄、西丹沢自然教室、玄倉、大倉に周回ばかり。
道志に引っ越すかな、なんて。
こんばんは、kanosukeさん!
植林した杉林はきらいですが、冬ざれたブナ林はいいですネ
とくにヤタ尾根なんて急登も忘れるほどすばらしいブナ林がひろがるので、またゆっくり歩きたいですネ...
多くの登山者は秦野(南)側から入るので、北側から入る丹沢が好きです。
足攣りですか 、、、困ったもんですネ...
鍛えるしかないネ
お久しぶりです
相変わらずハードな山行をキメてますねw
足の攣りには、ズバリ漢方の「芍薬甘草湯」ですよ。
予め飲んでおいてもいいし、攣ってから飲んでも早く効いて痛みがなくなります。処方箋がなくても買えるので是非常備してみてください。
zucchiさん、こんばんは。
ホント、いいタイミングで山ガールが横を通っていきました。実は途中で抜いた後だったんで余計カッコ悪かったです。
ホントはハードな山行をクールにビシッとキメたいのですが、悲しいかな器じゃないんですね
zucchiさんは昨年主脈縦走されてから行かれてないみたいですが、お宅からも近いはず。
100名山ハントに飽きたらぜひ裏丹沢も訪れてみてください。
zucchiさんなら十分ハードプレイもいけるはずです
というか、それでこそ山ヤですね。
レコを拝見しましたが、寒々しいですけどやはり雪景色は曇っていてもいいですね〜。
jpさんは丹沢を知り尽くしているイメージがあったのでまだ歩き残しているところがあるなんて意外です
道志に引っ越すって、もしかしてホンキだったりして...
hottenさんも好きだってわかってましたよ
ここのブナ林はいい雰囲気でした。
冬もいいですけど新緑の季節にも再訪したいですね
あとやっぱり「ウラ」も好きなんですね〜
hottenさんも焼山で足を痙攣させてましたが、そのあとは出てないのですか?
もしかして鍛えたのですか?
mickyさん、こんばんは!
アドバイスありがとうございます。
実は「芍薬甘草湯」持ってるんですヨ
9月に足をツらせてからザックの中に忍ばせてたんですが、よりによって今回だけ忘れてしまったのでした、がーん
mickyさんも愛用者ってことはよく攣るんですか?
ところで、話は激しく変わりますが、
先日ルーリードが亡くなったことが、ショックでした。
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