硫黄岳(美濃戸口ピストン)〜山頂はホワイトアウトながら楽園のような赤岳鉱泉でマッタリ小屋泊
- GPS
- 07:25
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 551m
コースタイム
美濃戸口(7:10)…美濃戸(8:20)…赤岳鉱泉(10:20)…赤岩の頭(12:30)…硫黄岳山頂(13:10)…赤岩の頭(13:40)…赤岳鉱泉(14:40)
1月5日
赤岳鉱泉(6:40)…美濃戸(7:40)…美濃戸口(8:20)
写真
装備
個人装備 |
アウター 1 mont-bell ドロワットパーカ
ミドルレイヤー 1 mont-bell クリマエアジャケット
ミドルレイヤー 1 mont-bell ジオライン3Dサーマルジャケット
ミドルレイヤー 1 mont-bell ウィックロンZEOロングスリーブジップシャツ
ミドルレイヤー 1 mont-bell クール ハーフスリーブジップシャツ
アンダーレイヤー 1 ワコール CW-X トップス
アンダーレイヤー 1 patagonia トランクス
アウター 1 mont-bell インシュレーッテッドアルパインパンツ
タイツ 1 foxfire 魅せタイ
アウターソックス 1 mont-bell メリノウール アルパインソックス
インナーソックス 1 mont-bell ジオライン サポーテック インナーソックス
バラクラバ 1 mont-bell ネオプレンフェイスネックゲイター
ネックゲイター 1 mont-bell スーパーメリノウールネックゲイターロングヒット
帽子 1 mont-bell イヤーウォームキャップクリマパイル
グローブ 1 mont-bell パウダーグローブ
インナーグローブ 1 mont-bell ジオラインL.W.インナーグローブ
ザック 1 ミレー 45リットル
登山靴 1 mont-bell アルパインクルーザー2500
アイゼン 1 mont-bell LXT-12 アイゼン
ピッケル 1 mont-bell グレイシャー
ピッケルリーシュ 1 mont-bell 2ウェイピッケルリーシュ
スパッツ 1 mont-bell GORE-TEX アルパインスパッツ
ゴーグル 1 no bland
サングラス 1 AXE Optical style サングラス 眼鏡着用可モデル
アルパインポール 2 mont-bell アルパインポール
スノーバスケット 2 mont-bell スノーバスケット
サーモボトル 450ml mont-bell ステンレス サーモボトル 0.75L
ボトル 500ml mont-bell スクリュートップアルミボトル
ナイフ 1 VICTORINOX アウトライダーNL
ヘッドランプ 1 PETZL ジプカ2
ヘッドランプ 1 PETZL ティカプラス2
USBモバイル電源 1 Panasonic モバイルバッテリー QE-PL301
GPS 1 GARMIN eTrex30J
予備電池 2 eneloop 単3形 2本
ヘルメット 1 BlackDiamond ハーフドーム BD12011
時計 1 SUUNTO Vector Yellow S010600600
コンパス 1 SUUNTO A-10 S012055013
地図 1 山と高原地図 八ヶ岳
食料 2食分 焼きおにぎり
非常食 2食分 ウィダインゼリー、ソイジョイ、
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感想
■登り初めは、やっぱ八ヶ岳でしょ(*^^*)
年末の天狗岳からみた南八ヶ岳の立派なお山に感動して
、年明けは南八ヶ岳!って決めていましたが、1/3は職場の電話当番で、明けの1/4、24:00まで自宅待機。それでも20:00頃になっても電話がならんかったので、赤岳周回のルートを決めて、着々と山行の準備をします。ですが、23時前に突然、携帯電話がなり響き、翌3時まで仕事をするはめに。ですが、職場にいくまでに山装備を持っていったのは言うまでもないー。
仕事を切り上げてからそのまま、高速へのり八ヶ岳へ。つい、名古屋高速から東名
へのアクセスを間違えて、ぐるっと大回りして春日井ICからのることになってまいました。ここで、ナビの予定到着時刻が8時近くなっており、赤岳周回は早速諦める。で、地蔵周回ならいけるかも!と思いつき、計画縮小。赤岳鉱泉が空いていれば小屋泊にすればいいしね♪←と、ここで、メスティンのセットを忘れたことに気がつく(-_-;)~甘いなあ。
車を東名→中央道へ走らせ、途中の駒ヶ岳SAで休憩をいれて、諏訪南ICで降り、美濃戸口へ。ICを降りると、何ヵ所も凍結しているところがありましたが、徐行しつつ無事クリア♪って、道路の凍結は、今回の山行で最大の難所だったかもです(-_-;)
美濃戸口の駐車場に着いたのが7:10頃。ここで、着々と装備をします。今回は小屋泊も想定した装備なので45リットルのザックでかなり身軽(^-^)v。ちゃっちゃっと準備をして、駐車場の料金を払おうとするが、小屋の人がいない!まわりの人に聞けば、8時か9
時にならないと係の方は出勤してこないとのこと。駐車料金請求の紙が貼られるので、帰り際でいいとのことなので、帰りに払えばいいや←小屋に泊まるかもしれないしね
とご気楽に駐車場を後にします。しかも、またもや登山届を出し忘れる←面倒だからと、前に10枚くらい登山届の用紙をいただいて、家で書いて来たのにね(・・;)
■登ります!
年末の寒さが嘘のような暖かさにウキウキしながら登山を開始しますo(^o^)o。まだお日様が上っていませんでしたが、天気予報では、午前中はしっかり晴れマーク。午後から曇マークせしたけど→山の天候は変わりやすいし、きっと午後からも快晴に違いない!という勝手な思い込みをしながら快調に林道を歩きはじめました。
途中、美濃戸まで車でいけるみたいで、スバルやジムニーなんかの四駆が登っていきました→が、プリウスは途中で引き返してました(チェーンもしてなかったしね)。
林道と林道からはなれる登山道を繰り返しながら、2つ目の堰堤で林道が終わり、これ以降は登山道になります。というわけで、林道の終点の堰堤からアイゼンをつけてる方が多く、私も、ここからアイゼンを装備。実は今回の山行の2/3は赤岳鉱泉までの沢道でこれが結構な距離。帰りは赤岳鉱泉から90分で変えれますが、行きは少なくともCT3時間はかかり、ヘトヘト(-_-;)←冬場でこれだったら夏はどないするん?という自分への突っ込みをしながら、雪景色に感動しながら、しっかりと冬山を堪能していました。ほぼ一緒のペースで登っておられた2人の山ガールならぬ山専業主婦は、めちゃめちゃ感動されながら登っておられた様子←赤岳鉱泉の夕食時は横に座っておられました。
3時間かかって、2人の山専業主婦(くどいかも〜)に追い越され、追い抜きながら赤岳山荘に到着。今日の予約状況を聞いてみたら、大部屋で20人もいかない様子なので、即今日の宿を申込み。スタッフから「お部屋に案内しますか?」と言われたけど、「山頂に行ってきます!」と小屋代を払って、トイレ休憩(チップ制のとこはかなりにおいいました→小屋の中は暖房付でとってもきれい(ですが、ちとにおいます))
赤岳山荘を出て、登り始めたら、かなりの急登。しかもお天気はどんより(涙)。グリセードの跡がけっこうあったので、帰りにやってみようと思いながら登りますが、まったく山頂どころか稜線もみえてこない・・・。歩いていればいつかは着く(←登っていればだろうという突っ込み)と考えながら登っていくと、ようやく森林限界を超えて、稜線へ。稜線を出たところが赤岩の頭らしいけど、ここから先、山頂らしきところは見えているけど、まったく近づかず・・・。しかもホワイトアウトだし・・・。
やっとの思いで山頂に到着するも、眺望はゼロ(当たり前ですね^^;)なんで、さっさと引き揚げます。でも山頂までに一瞬ですが、岩萌えとしてウレシイところがありました。山頂で前の日に出勤する前に作っておいた焼きおにぎりを食べようと思ったけど、避難小屋は雪の中・・・。で、稜線から降りたところで昼食。シャリバテ一歩手前でした。
ここから先は下山なんで、重力に身をまかせて一気にグリセードで下山。これが楽しかった!と瞬く間に赤岳鉱泉に到着するとまだ14時過ぎでした。
■赤岳鉱泉!
年末のテント泊の寒さと、テント装備の重さに悲鳴をあげたので、今回は軽量化をはかった結果、45リットルの重さに感動。で、赤岳山荘へ。ザックの軽さもさることながら、小屋の中の暖かいこと。温度計ではかったらなんと10度もありました。うーん。楽園でしょう!
しかも、はやく受付していたからか、下の段の角が本日の寝床になりラッキー♪と思いながら、明日の準備。これもすぐに終わってしまい、ストーブでぬれた帽子や手袋などを乾かします(これもすごい!楽園♪)。
夕食は17:30をスタッフから聞いていたので、小屋のなかをうろうろ。すると談話室(ここはストーブがなく、寒いのですが・・・)に山雑誌を大量に発見。夕食の時間までヤマケイや岳人、PEAKSなどを読み漁ります。
自炊室をのぞいてみると、なんと石油ファンヒーターがあり、談話室から石油ファンヒーターの前に移動し(500円で買ったビールを片手に)、ビールを飲みます。飲んでいると、ウイスキーを飲んでいた方に話しかけられ、年末の反省と今日の反省?を語ると、なぜか盛り上がります。夕食の話になると「正月3日だけステーキなんだよ」と余計なことを言われ、ステーキを期待してやってきた私は意気消沈。
結局、夕食は海鮮鍋でした。しかし・・・、ステーキではないにしても、海鮮鍋の美味しいこと!鍋の汁だけでご飯が進むほどでした。しかもプラスαのおかずも美味しくって、水菜の和え物がとっても美味!これまたご飯が進み、ごはんのおかわりは自由ってことだったんで、おかわりは大盛りにしちゃいました。
食事の配席は、スタッフが部屋ごと、グループごとに気をきかしていたみたい。私は飛び込み客(大部屋)グループで、おじさん、カップル(夫婦?)と2人の山専業主婦と一緒になりました。おじさんは埼玉のほうから、2人の専業主婦は千葉と埼玉からやってきたそうです(ご主人が理解がある方なんだそうですが、ご主人はそれぞれ山に行かないんだそうです。夫婦でいけば楽しいのに・・・と余計なことを考えてしまいます)。夕食時にはいっしょのテーブルの方々と山談義をして楽しくすごしましたが、ほぼ完徹状態で登ってきた身に、ほどよい眠気が襲ってきて、ご飯を食べたら即就寝・・・。ちともったいなかったかなあ・・・と思うような楽しい時間でした。
翌朝は6時くらいには出ようを思っていたので、5時にはおきて朝ごはんと装備を準備して6時20分くらいには出発(で、GPSの電源を入れ忘れて、5日のログはなし・・・シクシク)。CT90分どおり、8時には赤岳山荘の駐車場へ到着しました。途中で、登山道をロストして、結局林道をずっと歩くことになったけどねえ。これまた行きと違う風景をみれる→なんてことはなく、林道は退屈なだけでした。
テント泊との違いは明らかで、暖かさ!そしてザックの軽さでした。
夏場ならともかく、寒さに弱い私(→で冬山になんて登るなあと一瞬でも思ったやつは絞首刑)には、今回の山行は天国にいるような気分でした。しかもお布団は暖かいし!
で、この日の赤岳鉱泉ですが、普段は個室料金は高いのですが、あまり予約が入っていないということで、雑魚寝料金+1000円で個室に泊まれたようです。ちなみに個室には炬燵があります!
赤岳鉱泉の食事時間は夕食17:30〜、朝食6:00からなので、朝が早い方だとよく、朝食をお弁当に振替え(冬場でこんなのを持っていったらカチカチに凍っちゃいますね)もなく、あたたかいご飯を食べてからピークハントもできますね。あと、美濃戸口からの始発バスは9:30。これも遅くても7時に小屋を出れば充分間に合う時間です。
■八ヶ岳はめっちゃ最高だった!
今回の山行は、年末のテント泊の寒さに教訓を得て、小屋泊ができるなら小屋泊で。+赤岳鉱泉のステーキを楽しみにしていたのですが、ステーキは出てこなくても、これが小屋のご飯?!と思うような美味しいご飯をいただき、しかもいろんな方と楽しい時間をすごすことができました。
山頂からの眺望は残念でしたけど、それはそれでヤマレコのネタができた!シメシメと思いながら、ちゃっかり楽しんでいます。2000m級以上の山で晴れるなんてことが珍しいですしねえ。
年末に引き続き、年始も八ヶ岳(実は夏の八ヶ岳も行ったことがないのに・・・)でしたが、すごく素敵な山でした。今度は、北横岳に行こうかなあ(赤岳に行くのに時間もなかなかとれないし)と思いながらまた地図をながめています(笑)。
※年末のさむーい天狗岳への山行はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-386696.html
■みなさん明けましておめでとうございます!
遅ればせながら、みなさん新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
今年は馬の年などで馬がつく名前の山に頑張って登ろうかなあ・・・白馬とかあ(笑)などと、冗談めいたことを言っていますが、みなさんの山行の安全を願っております。無事故で無事帰れますように(願)。
■これまでのレコ📝
2013年12月28日(土)〜2013年12月30日(月)【天狗岳(渋の湯ピストン)〜冬の八ヶ岳でマッタリとテント泊のはずが...】http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-386696.html
edus4100さん
こんばんは
年明けは南八ヶ岳へ行かれましたか。
このシーズンの八ヶ岳はいかがでしたか?
私にとっては夢の世界ですから、大変楽しく見せて
いただきました。
ゆくゆくはこんな世界を楽しんでみたいものです。
私も近くの山で雪と戯れたくなりました
コメありがとうございます(*^^*)!
今回も八ヶ岳でした。次回も、ウーン...やっぱ八ヶ岳かなあ(笑)
実際、八ヶ岳には行ったことがなく、←なんかミーハーなイメージがプンプン(-_-;) で、避けていのですが、行き出すとはまりますよ♪
kazuさんもぜひ冬山へどうぞ。夏山には夏の良さがありますが、冬山最高!ひとつ難を言えば、お花が咲いてないことですかねえ…(>_<)
どんどん戯れちゃってください!
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