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Yamareco

記録ID: 41723
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(馬蹄形を半周)

2009年06月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:09
距離
17.6km
登り
1,660m
下り
1,651m

コースタイム

4:02マチガ沢登山口−5:12西黒尾根分岐点−6:04肩の小屋(休憩9分)
−6:17トマノ耳−6:25オキノ耳(休憩8分)
−7:10一ノ倉岳−7:24茂倉岳(休憩3分)−8:45武能岳(休憩21分)
−9:32蓬峠−9:41水場(給水11分)
−10:28白樺避難小屋−湯桧曽川河原(水浴び15分)
−12:06JR見張小屋−12:21旧国道−12:52一ノ倉沢−13:11マチガ沢登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
百名山を稼ぐにあたって、谷川岳は、近隣の山との組み合わせで、ロープウエイを利用してお手軽登山をしたいと考えていたが、天候や体調などの理由で延び延びになり、この山だけがポツンと残っていた。
日曜日は天気予報が思わしくないため、山行は土曜日一日だけ。もう少し距離を歩きたいと思い、「馬蹄形」の半分を周回するコースを計画した。
馬蹄形とは湯桧曽川を囲む谷川岳から清水峠を経て白毛門まで(あるいはその逆)のコースタイム16時間以上のロングコースであり、通常は途中一泊、トレランの人は日帰りで回る。
今回はその半周であるが、長距離のためコースタイムは10:55と長めだが、谷川岳までの急登をがんばれば、後半は傾斜の緩い下りが続くため、体力的には日帰りは困難ではない。
夜明け間近のマチガ沢登山口。到着は3:30頃。駐車スペースは10台程度だが、既に4台停まっていた。準備中、ヘッ電を点けて3組が駐車場を通り過ぎていった。おそらくロープウエイ駐車場に車を置いて来たのだろう。それ以外にも車で一ノ倉方向に数台走っていった。人気の山だけあって朝から盛況である。明るくなってきたので準完了後こちらも直ちに出発。
夜明け間近のマチガ沢登山口。到着は3:30頃。駐車スペースは10台程度だが、既に4台停まっていた。準備中、ヘッ電を点けて3組が駐車場を通り過ぎていった。おそらくロープウエイ駐車場に車を置いて来たのだろう。それ以外にも車で一ノ倉方向に数台走っていった。人気の山だけあって朝から盛況である。明るくなってきたので準完了後こちらも直ちに出発。
朝日にシルエットが浮かぶ、右から白毛門、笠ヶ岳、朝日岳。最近は夜明けの山が一番美しいのではないかと思っている。
朝日にシルエットが浮かぶ、右から白毛門、笠ヶ岳、朝日岳。最近は夜明けの山が一番美しいのではないかと思っている。
第一見晴よりマチガ沢。
厳剛新道の良いところは、マチガ沢の雪渓を間近に見ながら登れる点であり、西黒尾根とほぼ同じルートであるが、眺望の点で多くの方が厳剛新道を推しているのが理解できる。
第一見晴よりマチガ沢。
厳剛新道の良いところは、マチガ沢の雪渓を間近に見ながら登れる点であり、西黒尾根とほぼ同じルートであるが、眺望の点で多くの方が厳剛新道を推しているのが理解できる。
マチガ沢から山頂方向を望む。西黒尾根から東尾根の間に7本程度の沢筋が確認できた。何処を通っても最後は岩壁であり、アルパインの世界である。
マチガ沢から山頂方向を望む。西黒尾根から東尾根の間に7本程度の沢筋が確認できた。何処を通っても最後は岩壁であり、アルパインの世界である。
西黒尾根分岐点から天神山方向を見る。この時点(1490m)でロープウエイ天神平駅(1315m)は眼下である。ということは、ロープウエイを使っても、山頂までは結構な高度登るというであり、それ程お手軽ということは無いかもしれない。
西黒尾根分岐点から天神山方向を見る。この時点(1490m)でロープウエイ天神平駅(1315m)は眼下である。ということは、ロープウエイを使っても、山頂までは結構な高度登るというであり、それ程お手軽ということは無いかもしれない。
山頂方向を望む。登り初めてしばらくすると山頂が確認できるが、なかなか到着しない。今日は天気が良い。
山頂方向を望む。登り初めてしばらくすると山頂が確認できるが、なかなか到着しない。今日は天気が良い。
東尾根が近付く。相当に厳しい表情である。このカメラ(OLYMPUSμ1030)で逆光方向を写すと、どうも白っちゃけてしまう。歩行中いちいち露出確認するのも面倒なので、帰宅後に失敗を知ることになる。
東尾根が近付く。相当に厳しい表情である。このカメラ(OLYMPUSμ1030)で逆光方向を写すと、どうも白っちゃけてしまう。歩行中いちいち露出確認するのも面倒なので、帰宅後に失敗を知ることになる。
氷河の跡と呼ばれる一枚岩から天神山方向。お弁当を食べるのにはもってこいの場所である。
氷河の跡と呼ばれる一枚岩から天神山方向。お弁当を食べるのにはもってこいの場所である。
天神尾根との分岐点が見えてきた。途中標識は残雪上のルートを示していたが、最近の降雨で踏み抜きが怖いので、右側から岩の間を登る迂回路を取った。
天神尾根との分岐点が見えてきた。途中標識は残雪上のルートを示していたが、最近の降雨で踏み抜きが怖いので、右側から岩の間を登る迂回路を取った。
肩の小屋。小屋の前に多くの観光客がひしめく写真を見たことがあるが、今は誰もいない。結構ハイペースで登ったのでしばし休憩する。小屋の方の話では、本日泊まりの客は既に出発した後だそうだ。途中ブヨが多かったことを話すと、もうすぐトンボの季節になり、そうなると虫は一気に減る、とのことだった。
肩の小屋。小屋の前に多くの観光客がひしめく写真を見たことがあるが、今は誰もいない。結構ハイペースで登ったのでしばし休憩する。小屋の方の話では、本日泊まりの客は既に出発した後だそうだ。途中ブヨが多かったことを話すと、もうすぐトンボの季節になり、そうなると虫は一気に減る、とのことだった。
トマノ耳までの登りから小屋方向を振り返る。向こうには、オジカ沢ノ頭から、川棚の頭、小出俣山へと連なる俎山稜。その左は阿能川岳。大源太山の向こうには、霞んでいるが草津白根山が思ったより近い。
トマノ耳までの登りから小屋方向を振り返る。向こうには、オジカ沢ノ頭から、川棚の頭、小出俣山へと連なる俎山稜。その左は阿能川岳。大源太山の向こうには、霞んでいるが草津白根山が思ったより近い。
トマノ耳山頂。誰もいない。登ってきた尾根を見下ろすと結構登ったことが判る。1963m-838m=1125mの登りであった。
トマノ耳山頂。誰もいない。登ってきた尾根を見下ろすと結構登ったことが判る。1963m-838m=1125mの登りであった。
トマノ耳からオキノ耳を見る。山頂に登山者が見えた。写真数枚を撮ってオキノ耳に向かう。
トマノ耳からオキノ耳を見る。山頂に登山者が見えた。写真数枚を撮ってオキノ耳に向かう。
オキノ耳山頂。これで本日の目的達成。到着してみると先行者は既に先に向かった様で、ここも無人であった。山頂で誰かと話すのも楽しいが、山頂独り占めは早出のご褒美である。
オキノ耳山頂。これで本日の目的達成。到着してみると先行者は既に先に向かった様で、ここも無人であった。山頂で誰かと話すのも楽しいが、山頂独り占めは早出のご褒美である。
山頂からのパノラマ。トマノ耳から茂倉岳まで。霞んでいるが、苗場山が大きく広がる。西側のパノラマも何枚か撮影したが、逆光でボケた写真ばかりで全てボツ。
まだ先は長いので、行動食を食べたら直ちに出発する。
山頂からのパノラマ。トマノ耳から茂倉岳まで。霞んでいるが、苗場山が大きく広がる。西側のパノラマも何枚か撮影したが、逆光でボケた写真ばかりで全てボツ。
まだ先は長いので、行動食を食べたら直ちに出発する。
一ノ倉岳山頂。山頂直下の登りは結構辛かった。トマノ耳からここまで同方向の先行者を5人程パスした。何人かの方にに聞いたら、全員小屋泊まりの方であった。山頂手前で反対方向から来た単独行とすれ違った。「一泊で馬蹄形」だそうだ。
一ノ倉岳山頂。山頂直下の登りは結構辛かった。トマノ耳からここまで同方向の先行者を5人程パスした。何人かの方にに聞いたら、全員小屋泊まりの方であった。山頂手前で反対方向から来た単独行とすれ違った。「一泊で馬蹄形」だそうだ。
一ノ倉岳から先はなだらかな笹原が続く。途中の残雪は小さくなり、登山道に雪が掛かっているのは2m程。
一ノ倉岳から先はなだらかな笹原が続く。途中の残雪は小さくなり、登山道に雪が掛かっているのは2m程。
茂倉山への途中。オジカ沢の頭から、万太郎山、遠く霞んで白砂山、右に仙ノ倉山。
茂倉山への途中。オジカ沢の頭から、万太郎山、遠く霞んで白砂山、右に仙ノ倉山。
茂倉岳山頂。ここも無人。ここで茂倉新道と分岐する。1977.9mでこの一帯の中では一番標高が高い。但し、オキノ耳(1977m)は三角点が無く、小数点以下は不明。標高的には最高点で後は下山するだけだが、残りコースタイムは5:55で、未だ半分も来ていない。ちなみに、ここから来た道を戻った場合はコースタイム4:10であり、天神平であれば2:50である。
茂倉岳山頂。ここも無人。ここで茂倉新道と分岐する。1977.9mでこの一帯の中では一番標高が高い。但し、オキノ耳(1977m)は三角点が無く、小数点以下は不明。標高的には最高点で後は下山するだけだが、残りコースタイムは5:55で、未だ半分も来ていない。ちなみに、ここから来た道を戻った場合はコースタイム4:10であり、天神平であれば2:50である。
茂倉岳から谷川岳方向を振り返る。稜線西側は東側とは違って穏やかな表情である。
茂倉岳から谷川岳方向を振り返る。稜線西側は東側とは違って穏やかな表情である。
下山途中、左側に茂倉岳避難小屋が見えた。ここから見る万太郎山は立派な尾根を持ち端正である。持参の水が少なくなって来たので、茂倉岳避難小屋の水場まで一旦下ろうと思っていたが、登り返しがいやだったのでそのまま通過した。ここから見る限りそれ程の高低差ではなかった。
下山途中、左側に茂倉岳避難小屋が見えた。ここから見る万太郎山は立派な尾根を持ち端正である。持参の水が少なくなって来たので、茂倉岳避難小屋の水場まで一旦下ろうと思っていたが、登り返しがいやだったのでそのまま通過した。ここから見る限りそれ程の高低差ではなかった。
目の前に武能岳が大きくなる。ルート計画時にはあまり気にしていなかったが、相当どっしりとしており、行く手に「立ちはだかる」様である。
目の前に武能岳が大きくなる。ルート計画時にはあまり気にしていなかったが、相当どっしりとしており、行く手に「立ちはだかる」様である。
左下には土樽PAが見える。JR土樽駅は山陰で見えない。この真下にはJR清水トンネルが走っているはずである。武能岳の手前でトレランの若者とすれ違った。本日4:00に土合から白毛門経由の馬蹄形を走っているという。コースタイム約10:45を4:35で走ってきたことになる。やはりトレランの人は体力が違う。練習を欠かさないアスリートと趣味の山歩きでは次元が違う。
左下には土樽PAが見える。JR土樽駅は山陰で見えない。この真下にはJR清水トンネルが走っているはずである。武能岳の手前でトレランの若者とすれ違った。本日4:00に土合から白毛門経由の馬蹄形を走っているという。コースタイム約10:45を4:35で走ってきたことになる。やはりトレランの人は体力が違う。練習を欠かさないアスリートと趣味の山歩きでは次元が違う。
武能岳山頂。先ほど手前から見て想像した通り、この登り返しは相当に厳しかった。登り始めて4時間43分。ここで本日初めてザックを降ろして大休憩を取った。というかバテてそうせざるを得なかった。途中日陰の全く無い尾根歩きは晴れていると結構暑い。だれもいない山頂でズボンの「ベンチレーション」を全開にしただらしない格好で休憩する。そよ風が股間に心地よい。
武能岳山頂。先ほど手前から見て想像した通り、この登り返しは相当に厳しかった。登り始めて4時間43分。ここで本日初めてザックを降ろして大休憩を取った。というかバテてそうせざるを得なかった。途中日陰の全く無い尾根歩きは晴れていると結構暑い。だれもいない山頂でズボンの「ベンチレーション」を全開にしただらしない格好で休憩する。そよ風が股間に心地よい。
武能岳からの下山途中、蓬ヒュッテが見えてきた。ミニマッターホルンの大源太山(見れば納得、笑えます)、その向こうの巻機山は登ったときの印象は薄かったが、ここから見ると貫禄がある。西尾根の合わさる小ピークには反対方向から来た7〜8人のパーティーが休憩していた。私が通過する際には、皆脇に寄って登山道をクリアにした。統率力のあるしっかりしたパーティーであろうことは直ぐに判った。
武能岳からの下山途中、蓬ヒュッテが見えてきた。ミニマッターホルンの大源太山(見れば納得、笑えます)、その向こうの巻機山は登ったときの印象は薄かったが、ここから見ると貫禄がある。西尾根の合わさる小ピークには反対方向から来た7〜8人のパーティーが休憩していた。私が通過する際には、皆脇に寄って登山道をクリアにした。統率力のあるしっかりしたパーティーであろうことは直ぐに判った。
蓬峠分岐点。この先のヒュッテに寄ろうかどうか迷ったが、寄ったら絶対にビールかコーラをがぶ飲みしそうだったのでやめた。もし売っていなかったらショックも大きい。武能岳の山頂で持参の水が尽き、非常用の水(150cc)に手を付けていた。9:30を過ぎて太陽の高度も気温も上がり、相当に蒸し暑い。
蓬峠分岐点。この先のヒュッテに寄ろうかどうか迷ったが、寄ったら絶対にビールかコーラをがぶ飲みしそうだったのでやめた。もし売っていなかったらショックも大きい。武能岳の山頂で持参の水が尽き、非常用の水(150cc)に手を付けていた。9:30を過ぎて太陽の高度も気温も上がり、相当に蒸し暑い。
蓬峠から縦走路を振り返る。稜線歩きもここでおしまい。歩いてきた稜線に別れを告げて谷筋を降りていく。
蓬峠から縦走路を振り返る。稜線歩きもここでおしまい。歩いてきた稜線に別れを告げて谷筋を降りていく。
ケサ丸沢上流の地図にも載っている水場。ここでやっと給水する。稜線歩きは水場が少ないのが辛い。雪解け水は良く冷えており美味しい。水筒に目一杯の2.5リットルに加えて、胃袋にも相当量を給水した。しかし、冷水をタラフク飲んだおかげで、この後は相当ペースダウンすることとなった。地図には記載は無いがこの直ぐ隣の沢でも給水可能であった。
ケサ丸沢上流の地図にも載っている水場。ここでやっと給水する。稜線歩きは水場が少ないのが辛い。雪解け水は良く冷えており美味しい。水筒に目一杯の2.5リットルに加えて、胃袋にも相当量を給水した。しかし、冷水をタラフク飲んだおかげで、この後は相当ペースダウンすることとなった。地図には記載は無いがこの直ぐ隣の沢でも給水可能であった。
白樺避難小屋。「緊急用であり、むやみに使用しないでください」と書いてある。同じ「避難小屋」でも有料で宿泊OKの有人小屋もあり、こういう情報は体系立てて入手できればと思う。ヤマレコに「山小屋、避難小屋情報掲示板」があれば...勝手な要望で済みません。
白樺避難小屋。「緊急用であり、むやみに使用しないでください」と書いてある。同じ「避難小屋」でも有料で宿泊OKの有人小屋もあり、こういう情報は体系立てて入手できればと思う。ヤマレコに「山小屋、避難小屋情報掲示板」があれば...勝手な要望で済みません。
新道は途中、湯桧曽川の河原を少し通過する。ここで半裸になり水浴びをした(もちろん周りに誰もいなかった)。当初は登り傾斜の緩い逆コースも考えたが、今回の時計回りコースは終盤の「水」の豊富さが良かった。特に暑い夏の日にはお勧めである。
新道は途中、湯桧曽川の河原を少し通過する。ここで半裸になり水浴びをした(もちろん周りに誰もいなかった)。当初は登り傾斜の緩い逆コースも考えたが、今回の時計回りコースは終盤の「水」の豊富さが良かった。特に暑い夏の日にはお勧めである。
成蹊学園虹芝寮。JR見張小屋かと思って近付いたが違っていた。綺麗な山小屋である。
成蹊学園虹芝寮。JR見張小屋かと思って近付いたが違っていた。綺麗な山小屋である。
こちらがJR見張小屋。途中、154KVのJR送電線(信濃川ー新鶴見線)2本を何回かくぐる。この送電線は首都圏JRの生命線であり、積雪による鉄塔倒壊を考慮して、清水峠の前後は回線毎に鉄塔を分けているのである。山中の監視小屋は冬季の送電線路保守用であり、雪が無くなればその役目は終わる。私の前職は電気主任技術者という仕事をしていたため、電力施設等のプラント物が大好きである。
こちらがJR見張小屋。途中、154KVのJR送電線(信濃川ー新鶴見線)2本を何回かくぐる。この送電線は首都圏JRの生命線であり、積雪による鉄塔倒壊を考慮して、清水峠の前後は回線毎に鉄塔を分けているのである。山中の監視小屋は冬季の送電線路保守用であり、雪が無くなればその役目は終わる。私の前職は電気主任技術者という仕事をしていたため、電力施設等のプラント物が大好きである。
旧道から新道への分岐点。JR見張小屋から急登を15分程でここに来る。旧道とは、古くは国道8号線(一桁国道!)、「現在の」国道291であり、車は疎か、登山者でも歩行困難な「国道」である。私は廃墟、廃屋、廃道など、人工物が人間の手を離れて、再度自然に戻っていく様子を見るのが好きで、この国道291号線にも以前から興味があったので、ここを歩くのを楽しみの一つとしていた。詳しくは、私の尊敬する松波氏のHPで。http://japan.road.jp/History/Gunma-R291.htm
旧道から新道への分岐点。JR見張小屋から急登を15分程でここに来る。旧道とは、古くは国道8号線(一桁国道!)、「現在の」国道291であり、車は疎か、登山者でも歩行困難な「国道」である。私は廃墟、廃屋、廃道など、人工物が人間の手を離れて、再度自然に戻っていく様子を見るのが好きで、この国道291号線にも以前から興味があったので、ここを歩くのを楽しみの一つとしていた。詳しくは、私の尊敬する松波氏のHPで。http://japan.road.jp/History/Gunma-R291.htm
観光客で一杯の一ノ倉沢駐車場。蓬峠からの登山道は、あまり良く整備されていないにも拘わらず、多くの観光客(靴、服装、ザックで判断)が歩いていたが、幽ノ沢あたりからその人数が急激に増え、一ノ倉沢は全くの観光地となっていた。マチガ沢の駐車場も観光客で一杯で、着替えもそこそこに(最後まで裸ネタ)帰路についた。
観光客で一杯の一ノ倉沢駐車場。蓬峠からの登山道は、あまり良く整備されていないにも拘わらず、多くの観光客(靴、服装、ザックで判断)が歩いていたが、幽ノ沢あたりからその人数が急激に増え、一ノ倉沢は全くの観光地となっていた。マチガ沢の駐車場も観光客で一杯で、着替えもそこそこに(最後まで裸ネタ)帰路についた。

感想

今回は馬蹄形の西側半分を周回したが、今度来るときには残りの東側半分を周回(体重が落ちていれば、下りにロープウエイを使って全周)したいと思っている。
東側は熊も出るため、夜間登山はあまり気乗りしないが、朝日に燃える谷川岳は写真家の間でも好評らしい。
清水街道の新潟側探索や、土合〜土樽の「土々縦走」など、面白そうなルートもあり、この山域に飽きることは無いだろう。

ここ何週間か、金曜日の帰宅後にそのまま出発をして、徹夜で日帰り登山をするパターンが続いている。
今回は昼近くになって登山疲れと睡魔に襲われ、たった1時間弱の国道歩きが非常に辛かった。50歳を前に最近体力の低下が気になる。

これで、本州の関東以北で残る百名山は飯豊山だけであり、7月の山開きを待って山行計画したい。

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