記録ID: 4238476
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
弥山から熊野本宮大社 大峯奥駈道 男女合同 5日間
2022年04月29日(金) ~
2022年05月03日(火)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 59:15
- 距離
- 72.8km
- 登り
- 5,747m
- 下り
- 6,259m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:15
距離 11.2km
登り 1,450m
下り 176m
2日目
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:29
距離 10.1km
登り 642m
下り 847m
16:23
3日目
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:50
距離 10.1km
登り 719m
下り 1,346m
13:56
4日目
- 山行
- 15:09
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 18:17
距離 22.3km
登り 1,946m
下り 2,006m
21:33
5日目
- 山行
- 11:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 12:09
距離 19.0km
登り 1,000m
下り 1,947m
15:23
ゴール地点
天候 | 1日めは、冷たい大雨 2日めは、朝まで強風、樹氷。樹々は凍っていた。昼から晴れ、夕方から小雨、そのまま、雨 3日めは、終日雨雨。 4日めは、晴れ 夜まで晴れ 5日めは、晴れ、ゴールまで晴れ 暑いくらい ※5日めのコースでこっそり心配していたヒルはいなかった。GWまでなら大丈夫なのだろうか。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大峯奥駈道 弥山から熊野本宮大社 4泊5日 22.04.29-05.03. こだま登山部 コース紹介342 1日目 天川から弥山小屋 行者還トンネル近くの土砂崩れは復旧見込みが今年いっぱい立たないということで、天川川合役場前から出発。 予報通り雨も降ってくる。標高上がると雨も冷たく雨具をつたう。テムレスも内側がびっしょりで、役に立たない。 雨具も水をはじかず、防水透湿性もすっかりなくなる。じわじわと靴の中も浸水し、当然靴下もびしょびしょ。 小屋で衣服が干せるわけもなく、玄関脇にぶら下げるだけ。朝になると凍っている。 ミレーのドライナミックアンダー・いわゆるアミアミの七分丈上下はこういう時に真価を発揮。外が寒ければ、雨も冷たいが、それでもアミアミのお陰で少し余裕ができた。 過酷な一日であった。 暖かいご飯は幸せであった。お味噌汁のおかわりありがとうございました。少し生き返りましたが、濡れた靴に足を入れるのが辛いです。・・・つづく 2日目 弥山小屋から千丈平🏕 朝までものすごい風の音。樹氷で凍っている。本当は4時に出発したかったが、前日にたっぷり濡れた靴を履いて、全く濡れたままのレインを着て歩き始めても、低体温症になるのは見えているので、命を優先し、出発を遅らせることにした。 この時点で今日の持経宿に泊まるチョイスは無くなった。 風は強いが歩き始める。 八経ヶ岳の山頂では、樹氷もきれい、山並みも遥かに広がっている。 コバイケイソウの群落が多数。 陽射しも暖かく途中で思わずお昼寝と日向ぼっこをする。 靴や靴下を乾かしたく。太陽って嬉しい、幸せ。 重い荷物と共に釈迦ヶ岳に到着。 この日の深仙宿での宿泊者は多そうなので、そもそも水場が近い千丈平をキャンプ地を考えていたが、釈迦ヶ岳への縦走者の多さから、テン場確定とした。 残念ながら夕方から小雨。 電波も微弱ありで、Yahoo天気も見ることができた。ここは良いキャンプ地。 テント泊で良かった。 3日目 千丈平から持経宿 昨日、あまり進めず、今日は少しでも遠くへ進みたいところだったが、朝から雨。 この雨でメンバーのモティベーションが上がらなかったら、この後のペースがうまく維持できない可能性もあるので、途中下山するなら、このタイミングか。などと、と考えつつ。 今日は一日中、雨だし、結構疲れているので、ペースも上がらないだろう。 予定では行仙宿まで9時間行程だが、果たして、どうなるか。 朝ご飯食べ始めたところで、やっぱり、行ける可能性に賭けてみようと思った。 それは、明日の長時間行動を歩き切ることだ。 5時出発を発表した。 朝ご飯食べて、パッキングはしたが、雨の中のテント撤収で、時間が遅れるかなぁと思っていたら、 なんと、時間通りに準備が終わり、出発準備が整った。 ん、このメンバー、やるな。 この感じなら、今日は行程を短くしても、晴れの明日の長時間行動が出来るかも。 というか、明日、歩き切らないと、熊野へ届かない。 しかし、できそうだ。と思った。 よし、出発しよう。 雨は激しくなるが、今日は持経まで。 水はあるし、小屋だし、薪ストーブあるし。 ゆっくり眠って、明日に備えよう。 持経宿では、新宮山彦の会の方がたいそう手厚くもてなしてくれて、 メンバーの心はたっぷり充電できたようだった。 ここに泊まることにしてよかった。 明日につながった。 4日目 持経宿から玉置神社 持経の宿を03:00出発 天気は晴れ。 新宮山彦の会の方は早朝にもかかわらず、見送ってくれた。本当にありがとうございました。 玉置神社までは長い長い道のりなのと、地蔵岳の先の7mの壁を降りる場所は時間が相当かかるだろうから、ゆっくりもできずに地道に進むしかない。 昔々の平治の宿はそういえば笹藪の中だった。今はすっかり笹は取り除かれていて、広葉樹林の中。 朝ご飯もお預けで出発してきたから、まずは、休憩時間で、何か食べてくださーい。 ようやく日が昇る。 大峰へ来て、初めての日の出に皆さん新鮮な気持ちで感動。 倶利伽羅岳、転法輪岳、行仙岳とアップダウンを繰り返して、やっぱり5時間かかって行仙宿。でもまだまだ午前中。 ようやくの笠捨山では来し方を振り返り、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳、涅槃岳とか、いろいろ見えて、西行法師に思いを馳せてみたものの、まだまだ先があるので、落ち着かない。 すれ違い一名。若者。一人で奧駈なんて羨ましい。 相変わらず槍ヶ岳から地蔵岳へは緊張の連続、案外急だし、細い岩尾根。日差しがあるので、そんなに暗い気持ちにもならず。 石柱のある槍ヶ岳はピークではない。 地蔵の壁は、一人先に行ってもらっただけで、誰も来なかったので、しっかり確保しながら降りることができた。待ってメンバーは、寒かったとか。 私にしてみれば、無事核心部を抜けて一安心。これ以降は、何時間かかっても構わない気分。 前もそうだったが、ここから玉置神社までが、長いから、ひたすら、歩く。あまり期待しないで地道に歩くように仕向けて、気力が途切れないようにしてもらう。 それでも、皆さん相当くたびれてきていて、そろそろ限界かな。 テントはトイレが側にあるほうがいいとの意見もあるので、第一駐車場まで、歩くのを40分増やすことになる。でも、トイレが側にあることが重要とのことなので、仕方がない。 20:30に、予想より早く、玉置山に到着。集合写真。 無事、テントに収まりました。 皆さん、おつかれ様でした。明日も頑張りましょうね。 予定通り進んだメンバーは本当に頑張りました。 最終日 玉置神社から熊野本宮大社 連日の03:00出発 天気は晴れ。 駐車場には車は二台。自動販売機はあるが、買う気になれず。 定刻に出発したかったので、2時の起床と同時に寝袋を畳み、自分のザック他すべてをテントの出し、フライを外したりして、中の人がまだ寝袋の中にいるのを、わざとらしくバタバタ起こしてみる。 3時に出発できないと、予定通りに到着できないんだよー! 今は、寝ててはいけないんだよぉー!とは言わなかったけれど。 それでも3時に出発して、玉置神社にお参りしてから、最終日の行程へ。 ここから、大森山までが、今回、一番きつかった気がする。 昨日までの疲れは当然取れてないし、筋肉疲労はあるし、ザックはそんなに軽くなっていないし、一番は、眠い。とにかく眠いのでペースが上がらない。 大森山へは登りなので、とにかく登らないと、帰れない。熊野本宮大社にゴールできない。 頑張って登る。 山頂では若い男の子が、思いついて大峰奥駈順峰にきちゃって、無理を悟り、もう帰りますと笑っていた。 やってみないとわからないこともあるから、それでいいよ。 写真を撮ってくれた。ホッとするコミュニケーションだった。 トレランの人たちも多く、何人かの人たちやグループには、昨日や一昨日も抜かされて来たが、今日は我々が先に出発していたので、私たちが先行し歩いているところに追いついて来て、びっくりして、しかし、無事を確認できて、ホッとしてくれて、声がけいただいたりして、そういうやりとりも良かった。 我々集団9人がこの界隈で少し有名になった一瞬であった。いいんだか、良くないんだか。 ここまで運んでもらった抹茶羊羹を振る舞い、気分転換と元気を出してもらった五大尊岳、地図と実際は違った。この先の大黒天神岳についたら、他のメンバーには言わなかったが、ゴールは確実。5日間も水羊羹持ってくれてありがとう。 標高も下がり、だんだん暑くなる。 気が緩まないようにと注意喚起をするが、そもそも、既に限界を超えていて、気力だけで歩いているので、足元に気をつけるので精一杯。 ついに、熊野川のほとりに降り立つ。 ゴールまでは車道歩き。 熊野本宮大社では、さらっとお参りして、簡単に集合写真を撮って、登山終了宣言。 無事、長い道のりが終了しました。なんとなく、あっさり、終了しました。 最後まで怪我なく歩いてくださった皆さん、ありがとうございました。 感謝申し上げます。 皆さん本当に頑張りました。ここまで歩いた事実は永遠に残ります。 自慢しなくていいけれど、聞かれたら大峯奥駈道の一部を歩いたことがあるとは言っていいと思います。 10月からの合宿の成果がありました。 良かったです。 メンバーの何人かは、後泊して那智の滝を見に行ったとか、体力余ってたみたいです。 #こだま登山部 の縦走シリーズには重量トレーニングなどもあります。必ずロングトレッキングから何度もご参加ください。 #山が好きな人と繋がりたい #登山女子 #登山 #ハイキング #大人女子 #ヤマレコ #コンパス #ココヘリ #ヤマテン #山が好き #山へ行こうよ #山を歩いて健康に #登山仲間募集中 #日本山岳ガイド協会 #登山ガイド同行 #登山初心者 #東京の山歩きから #富士山を目指して #ステップアップ #trekking #hiking #Japanese #kodamatozan #mountain #アミノバイタル #大峯奥駈道 #持経宿 #大峰 |
その他周辺情報 | 弥山小屋 来年度から支配人が変わるようです。 坂口さま お世話になりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリースセーター(厚手)
薄手ダウン
ズボン
靴下
毛糸手袋
雨具
ゲイター
寝袋(3シーズン用)
シュラフカバー
ウレタンマット(サーマレストがおすすめ)
私物整理袋
食器2つ
スプーンと箸
コップ
着替え一式(Tシャツ・トレッキングパンツ・下着・登山用靴下・タオル)
折りたたみ傘
登山靴
予備靴ひも
雨蓋付ザック(60リットル程度がおすすめ)
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ(250ルーメン以上)
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
スマホバッテリー
時計
タオル
ダブルストック
赤コーラ
食糧3泊分・行動食5日分
|
---|---|
共同装備 |
テント3張り
コンロ
コッヘル
ライター
ツェルト
ストック
ロープ8mm×30m
スリング60cm×2本
スリング120cm×2本
ハーネス2人分
ファーストエイドセット
結束バンド
ポイズンリムーバー
サムスプリント
|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:354人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する