憧れの富士山 最高の御来光
- GPS
- 26:09
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,952m
- 下り
- 2,470m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 6:07
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 10:55
天候 | 1日目 曇り一時雨 2日目 晴れ 6合目から下はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
小田急線で新松田へ、新松田から須走口五合目まで富士急湘南バス・片道2100円 帰り 御殿場口新五合目から御殿場駅までタクシー約5000円、JR御殿場線で御殿場から松田へ、新松田から小田急 |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
感想
QMC関東支部で富士山行きを計画していたところ、QMC福岡のegokenさんも参戦表明。ということで11年振り2回目の富士山登山が決定!
ルートは前回と同じく登りに須走ルート、下りは御殿場ルートで計画。
1日目。
小田急の新松田駅からバスで須走口五合目へ。早めの昼食と高度慣らしをして登山開始。最初は樹林帯。少しずつ高度を上げていく。
ガスっていたのが六合目の手前で雨に変わる。六合目の長田山荘でレインウェアを着て途中木の下で雨宿りしてたら本六合目の瀬戸屋では雨が上がる。
それぞれの小屋で焼印をもらいつつ、ガスが残る中登り続け本七合目の見晴館へ。ここは11年前に泊まった思い出の地。でも今回はさらに上へ。八合目の下江戸屋が今回の宿。
八合目に着いたときにはガスも晴れ、雲の切れ間から山頂方面も下界も見えた。
夕食はハンバーグ付きカレーライス。20時前に就寝。
2日目。
3時起床予定だったが2時に小屋の電気が点いたのでそのまま起床。雲も少なく夜景と星がとても綺麗だった。
準備をして3時前に出発。3人とも高山病の兆候もなくスイスイ登る。九合目からは渋滞にあうが4時半過ぎに登頂!
そして早起きしたからこそ見れる山頂からの御来光!雲の上に太陽が顔を出すとみな歓声を上げる。とても美しく感動的な御来光だった。
そしてお鉢巡りへ。とても大きな火口をいろんな角度から見れるのが面白い。
富士山浅間大社奥宮では焼印(刻印)と御朱印をいただく。
最後の急登・馬の背を登りきり日本最高峰3776mの剣ヶ峰へ。写真渋滞で15分くらい待ち、無事に3人で本当の登頂と記念撮影。2回目でもこの瞬間は感動した。
グルっとお鉢を1周し扇屋で腹ごしらえした後、またお鉢を歩き御殿場ルートで下山開始。八合目までは岩場の下り。七合目まではザレ場の下り。そしてここから大砂走り。この大砂走りが長いながい。。歩き方が悪いのか膝にきてつらかった。大砂走りが終わった後も少し硬くなった地面の上を1時間くらい歩く。11年前にこんなきつい思いをした記憶がないのは歳をとったせいだろうか!?途中からガスって涼しかったのが救いだった。
バテバテになって御殿場口新五合目上の大石茶屋に到着し今回の富士山登山は無事に終了。
また登ると思ってなかった富士山。1日目にちょっとだけ雨に降られたものの、大半は天気に恵まれ、感動の御来光が見れたのが最高だった。3人とも高山病にもならず楽しんでもらえて本当に良かった。
また登ることがあるなら今度は王道の吉田ルートかなぁ。
なかなか実行出来なかった富士山登頂登山。
今年の個人ノルマに設定してナガタマ君と計画、
九州から遠征のegokenさんも加えてQMC富士登山へ!
今回の企画は電車とバスで移動して須走ルートを登り御殿場ルートを下山する計画に。一度富士山登山の経験があるナガタマ君に宿の確保や計画をまとめてもらい宿が取れた日曜・月曜で実施。
微妙な気圧配置で天気予報も二転三転する中、私にとっての富士山初登山は最終的には両日コンディションはA判定の中での実施。
一日目は須走登山口ガスの中からスタート。
途中六合目の長田山七荘から雨が降り出しレインウェアに。
七合目では晴れ間も出だして高山病を気にしつつゆっくり登る。
いい間隔で山小屋があり休憩もでき、いいペースで八合目の下江戸屋に到着。
小屋前からはガスも切れ青空が、下界の景色も見えだし翌日の日出に大きな期待!
寝ている間に少し頭痛になる兆しもあったが深い呼吸を意識して行いどうにか高山病は回避。
2時過ぎに起床して早いうちに出発。下界の富士吉田、御殿場、遠く関東平野の夜景まで見える中、頂上でのご来光を目指す。九合目から渋滞気味になったが日の出前15分前には登頂。富士山頂からの素晴らしいご来光を堪能することが出来た。
頂上天候は風もなく快晴、予定より早く登頂で来た事もありお鉢巡りを1周半して御殿場ルート下山口から下山する事に。大きな火口の向こうににある最高峰「剣ヶ峰」を目指し右回りに巡る。剣ヶ峰は写真撮影の渋滞にはまったがどうにか日本最高標高地点での記念撮影もできた。お鉢巡りの間ガスも出らずいい景色を堪能でき初めての富士山登頂は最高でありました。
下山は御殿場ルートを下ったが、大砂走の下山はまあ楽に下りれるがこれが長い長い。バテバテで大石茶屋に到着。
一生に一度は登っておきたいと思っていた初めての富士登山。
下界までの景色がスッキリ見渡せる事は出来なかったがいいコンディションの中充実の日本最高峰「富士山」の登頂が出来た。
やはり富士山は観光地化されており個人的な感想としては富士山は近隣の山から眺めることが良いと実感したしだいであります。
一生に一度は登ってみたいなあ〜と想いが実現できた。九州から出向中のQMC関東支部のtuneQさんとナガタマさんのお陰です。ありがとうございました。
<登頂までの準備編>
還暦も迎え体力的に一抹の不安もあり、さらにはコロナが猛威を振るってい最中の計画は半ば強行企画ではあった。快く承諾いただいたQMC関東支部の二人には迷惑をかけてもいけない。まずは愛犬レンと散歩しながらトレーニング開始。犬友仲間の方々にも富士山登頂を宣言。自分にプレッシャーをかけてどうする?
準備を怠ってはいけないとモンベルにお勤めのNariさんのショップを訪問。シューズは大丈夫か?相談に伺った。即買い替えを勧められ、tuneQさんと同じシューズを購入。ついでにストック2本、ライトダウン、ヘッドライトやおやつまで購入。さすが営業ですね!気持ちよく買い物させて頂いた。おまけにモンベル会員にまで入会。ポイントで手袋も購入できるよ!と親切にLINEまで。ありがとうございました。
1W前に控えた7月30日、QMCトレッキングメンバと宝満山へ。トレーニングにちょうど良い山と思いきや裏ルートは険しく道にも迷いながらの山行。829mの山ですがヘトヘトでした。富士山登頂、大丈夫だろうか?増々不安は高まり、まずは体調だけは万善に。体調不良で高山病に罹っては元も子もない。平日ゴルフの誘いもキャンセル。誘ってくれた皆様ごめんなさい。
<福岡出発>
8月6日、ANA1446便、東京15:25着の便でフライト。もちろん座席は左窓側を確保。明日からチャレンジする富士山を上空から眺めておく段取り。いよいよ富士山付近?あいにくの曇り空、一面真っ白の雲海。富士山は見えないかもと思いきや7合目付近か?雲の上にぽっかりと頭を覗かしていた。あんなに高い山なんだ!期待と不安を抱きながら写真を撮った。
羽田空港に20分遅れで到着。遅れは気にしないことにしているが今回はQMC関東支部の二人が空港までお迎えに来てくれるのでちょっぴり申し訳なかった。ナガタマさんは髪を切っていたせいか?子供に見えて一瞬目を疑ったが無事合流。40歳になろうかとするナガタマさん、失礼しました。
出会った直後から、明日から準備物の最終チェック、手袋には不安があったものの他は大丈夫と思いきや?tuneQさんから服装にダメ出し、不要な物ものたくさん(笑)即ショップへ。
スポーツデポでは良いものがなく応急酸素ボンベ2本のみ購入。気休め?結局使わずに済んで良かった。やっぱりモンベル川崎店へ向かいフリーズを購入。軽いブレーカーも欲しかったが高いということで同じビル内にあるワークマン女子へ。恐るべし安さとクオリティーに驚愕、1900円のブレーカーと99円の手袋を購入。特にこだわりがなければワークマンで服装は十分。(Nariさんには申し訳ないです)その後、3人でとんかつ食べて元気をつける。準備万端!
<1日目>
二人に連れられて小田急新松田駅下車、バスで須走登山口へ。こんな定期バスで2000m付近まで登れるのか?不安気に乗っていたが、驚くなかれグングン登っていく。下車後、一時間30分ほど高地に体を慣らすことに。
さすが富士山は2000m付近から5合目から登頂スタート。6合目あたりまでは樹林帯をコケや高山植物も鑑賞しながらゆっくりと登っていく。鳥のさえずりも元気を与えてくれた。
壊れそうなケルン?補強の石を積んでみた。壊れないで!願いを込めて。小雨も降る中、ガスで下界も山頂も見えない。一歩一歩ゆっくりと深く呼吸しながら登っていく。スタートの時に購入した杖に合目ごとに焼印を入れてもらう。次の山小屋を目指す励みになった。水分補給は十分すぎるほど取りながら、また次の合目へ向かって一歩一歩、徐々に岩場が多くなり勾配もきつくなってきた。そろそろ体力も限界になりそうなところで宿泊場所の山小屋、八合目下江戸屋に到着。
下界も頂上も視界が広がってきた。疲れも吹っ飛ぶほどの満点の星空と夜景を堪能。
初めての山小屋での食事、富士山の山小屋はカレーが定番らしく美味しくいただいた。歯磨き用の水も大切な山小屋。ビールも飲みたかったが高山病になってはいけないと断念。早々に就寝準備をして20時には消灯。眠れないと思いきや疲れて3時間ほど眠れた。その後は頭が痛くなった気がしたので、大きく深呼吸して仮眠した。
<2日目>
朝に2時に起床の合図か?電灯がともる。予定時間よりも2時間も早い。支度の音で眠れない。二人の同様だったのだろか?早めに起床して食事をすることに。朝食はお弁当を食べる。飲料水も補給して山小屋を出る。満点の星空、tuneQさんにオリオン座を教えてもらった。手に取るように近くに見える星空を横目にヘッドライトを装着し登頂開始。山頂の方を見上げる。先に登っている登山者のヘッドライトが山肌を照らし、道しるべになっていた。
ここまで来たら高山病も大丈夫、山頂目指して一歩一歩踏みしめながら登っていく。八合五勺・御来光館へ到着。計画ではこの辺りでご来光を見る予定でだったが頂上まで行けそうな時間と判断。徐々に登山者で渋滞に。ナガタマさんの判断で横からゴボウ抜きにトライ、頂上まで行けるかだろうか?はやる気持ちもあってかアドレナリンが出てきた。薄っすらと明るくなった下界を見ながら登っていく。ゴールの鳥居をくぐると大勢の登山者の笑顔、登頂の達成感とご来光の瞬間を見れる喜びいっぱいだった。
ご来光の瞬間、遠く雲海の中から光が!!神秘的な瞬間だった。日本一高い山から御来光を拝むことができて最高!3人で記念撮影をしながら満面の笑顔。その後富士山頂上浅間大社奥宮へ参拝、無事登れたお礼と健康を祈願した。
最高峰の剣ヶ峰へ向かってお鉢めぐりスタート、風もなく最高の天気、雲海の写る影富士も見ることができた。荒々しい火口めぐりも堪能できた。日本の最高標高点の剣が峰で記念写真を撮って大満足。お鉢めぐりも終え下山前に腹ごしらえ、頂上の食堂でうどんを食べた。3,776m富士山頂なのに不思議な感じ、大勢の人だかり観光地?と錯覚を覚えた。
御殿ルートで下山することに。御殿場ルートは須走ルートより険しい感じがした。登ってくる登山者に”もう少しですよ!頑張ってください!”声かけあうことで自分も元気をもらえる。
いよいよ噂の大砂走へ。砂でシューズが埋まってしまうほど柔らかい。最初はパウダースノーの雪山を降りるがごとくポールで上手くコントロールしながら降りていた。どころが延々と続く大砂走に膝ががくがくに。飛ぶように駆け降りるイメージをしていたがとんでもなかった。膝がガクガクになるほどつらかった事もいい思い出に。
<さいごに>
富士山登頂企画に賛同し一緒に登頂したQMC関東支部のtuneQさんとナガタマさん、本当にありがとうございました。ご来光も拝むことができて最高でした。今度はアルプスの山々から富士山を眺めてみたい!又よろしくお願いします。QMC福岡チームメンバの皆さん!遠征して一緒にチャレンジしましょう。九州の山々も愉しみながら・・ wrote egoken
下は雨が降ってても雲を抜けると青空、さすがに富士山。ご来光も拝めて、青空の元、剣ヶ峰にも登れて最高の富士山登山になりましたね。
皆さん、下山後も充実感で満たされてることでしょう♪
改めて登頂おめでとうございます🎉
ただコロナ禍ながら、山頂はすごい人出のようでちょっと人多すぎのような…😅
富士山、やっと登頂できました。
登山口からの傾斜がだんだんキツくなり標高差がやはり半端ではありませんでしたが、ゆっくり登って高山病も出ず良かったです。
山頂日の出時の登山者の多さは平日といえ多かったですね。
やはり、中国の方含め外国人も多かったです。
今回一泊で登りましたが、一日弾丸で登られている方もいて驚くばかりです。
軽装登山者も多く、中にはサンダルで登って来ていた無謀な若者も居ました。
舐めて登ってくる観光客は後を絶ちませんね。
ありがとうございます!
また富士山登頂できるとは思ってませんでした。3人とも高山病も出ず天気に恵まれたのはegokenさんの運の強さでしょうか
山頂は人が多かったです。ツアー客も多かったようですが、時間に縛られない個人登山がいいなぁと思いました。
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