記録ID: 4607139
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖
信濃俣河内(増水で第2ゴルジュ敗退)、イザルヶ岳南東尾根
2022年08月14日(日) ~
2022年08月17日(水)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 74:37
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 2,898m
- 下り
- 2,902m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:14
13:00
29分
畑薙第一ダム
13:42
13:57
45分
信濃俣大吊橋下(入渓点)
14:42
14:50
18分
戸立沢出合
15:08
15:08
6分
日影矢平沢出合
15:14
幕営地(日影矢平沢出合すぐ)
2日目
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:30
6:45
47分
幕営地(日影矢平沢出合すぐ)
7:32
7:32
5分
アシ沢出合
7:37
7:37
31分
西河内出合
8:08
8:20
20分
瀬戸
8:40
8:40
38分
大ヨギ沢出合
9:18
9:30
269分
三俣
13:59
13:59
36分
オリタチ沢出合
14:35
14:35
40分
第二ゴルジュ入口
15:15
幕営地(第二ゴルジュ手前)
3日目
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 8:33
7:11
17分
幕営地(第二ゴルジュ手前)
7:28
7:28
35分
南東尾根上
8:03
8:10
50分
1600m付近
9:00
9:10
13分
1820m付近
9:23
9:23
42分
1906mP
10:05
10:15
25分
2120m付近
10:40
10:53
100分
2254mP
12:42
12:53
4分
イザルヶ岳分岐
12:57
12:59
4分
水場
13:03
13:07
20分
イザルヶ岳分岐
15:44
4日目
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:03
5:41
5:45
28分
水場
6:24
6:27
43分
2228mP付近
7:50
7:55
40分
2352mP
9:55
10:00
8分
上河内岳分岐
10:16
10:24
17分
2350m付近
10:41
10:41
24分
樺段
11:05
11:20
23分
1950m付近
13:38
13:41
19分
第一吊橋
14:00
14:07
13分
椹島林道取り付き
14:20
14:23
37分
畑薙大吊橋
15:00
15:03
17分
沼平駐車場
15:33
ゴール地点
天候 | 8/14:晴れ、8/15:晴れのち曇り、8/16:曇り時々雨(稜線爆風)、8/17:雨時々曇り(稜線爆風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体として台風8号の影響でかなりの増水で事前に調べていたような状況ではなかった。 入渓点:ダムのバックウォーターは信濃俣大吊橋まできておらず、吊橋直下から入渓可能 入渓点〜西河内:水位は股下で渡渉では何度もスクラムを組んだ。(途中であった釣り師によると台風翌日は胸まで水があったそう) 瀬戸:白泡うずまく洗濯機状態で水線通しは不可能。右岸から巻いて突破。 瀬戸〜三俣:相変わらず水位は股下で水勢もものすごいがスクラムを組んで突破可能。 第一ゴルジュ:爆水で滝は基本的に高巻きせざるを得なかった。始めの綺麗な釜を持った滝は左岸を泳ぎ、ザックピストンで滝横の取り付きから突破。後半の滝でも一箇所右岸のクラックを空荷で突破し、ザックピストンした。その他、脆いルンゼや苔滑り巻きで予想以上に時間と体力を消耗。 第二ゴルジュ:短いが狭いので水勢がすごかった。一つ目の屈曲点を過ぎた場所までいけたが、最狭部が門のようになり白泡をともなった強烈な流れとなっており、とても突破できる状況ではなかった。二つ目の屈曲部の尾根は切り立っておりそこを巻くことは不可能。一つ目の屈曲部には尾根に上がれそうな棚があったのでそこを利用すれば2つの屈曲(第二ゴルジュ)全体を巻くことはできるかもしれない(行っていないので降り口の状況はわからないが)。 イザルヶ岳南東尾根:第二ゴルジュ手前から取り付き可能。一部ルンゼ上部の巻があるが大きな困難はない。最上部は50m程背丈ほどのハイマツ漕ぎがある。沢からの逃げのルートとして使える。 その他一般道:一般道なので特に問題なし。ただ長い。 |
その他周辺情報 | 下山後は白樺荘で温泉を利用。食事は15:30までで食べることはできなかった。 |
写真
水は股下ほどで、渡渉を何度かスクラムで突破しました。
途中降ってくる釣り師に話を聞いたところ、さらに上流部は胸まで水があったとのこと‼︎(かなり慣れた方のようで我々には無理!)
途中降ってくる釣り師に話を聞いたところ、さらに上流部は胸まで水があったとのこと‼︎(かなり慣れた方のようで我々には無理!)
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
コンパス
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
ファーストエイドキット
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
手袋
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
箸
スプーン
コップ
時計
日焼け止め
非常食
カメラ
サンダル
ヘルメット
シュラフマット
サングラス
歯ブラシ
登山靴
ケータイ用バッテリー
確保用具(スリング
カラビナ
下降器確保用具(スリング
下降器)
遡行図
渓流靴
ネオプレン膝当て
手袋など
イワナ釣り道具一式 (釣竿
仕掛けなど)
虫除けネットカバー
|
---|---|
共同装備 |
タープ
ガスヘッド
ガス缶
コンロ台
コッヘル (1L)
新聞紙 (5枚程度)
軍手
ロープ 8mmX20m
炊事用水タンク(2L)
火付け
うちわ
塩焼き用塩
手のこ
包丁
まな板
醤油
わさび
2m*2m グラウンドシート
テント (茶臼小屋)
|
感想
2年前行こうとして体調不良で中止になった信濃俣河内に行ってきました。
ちょうど台風8号が静岡を直撃し、行くかどうか悩んだ末ひとまず行ってみることに。
結果として、増水のため第二ゴルジュ中盤で敗退したもののスクラム渡渉や泳ぎ&ザックピストン、記録がほとんどないバリエーションルートでの稜線回帰などとても充実した内容で終わることができました。
ちょっと残念だったのが、尺岩魚が釣れるという当たりで竿が流されてしまったために釣りができなかったこと。また機会があったら、完全遡行も含めてリベンジしたいところです。
泳ぎやザックピストン、その他困難な部分はTYさんの経験と技術に助けられました。いろいろ勉強になり、感謝です!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:546人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
信濃俣河内は増水して楽しく遊べましたが、突っ込みすぎて帰りに困ったところ、satoshi884さんの下調べもあって、未知の尾根に取り付く。事前に崩壊地がないのを確認してくれていたので、反対せずについていった。光まで登る?沢から。尾根で。斬新。
結局最後に私がバテてしまい、かなり待たせたけれど、道も悪くないし、後半は高山植物の中を進む気持ちの良いルートでした。ハイマツ漕ぎもわずか50mくらい、イザルガに飛び出しました。イザルガsatoshi尾根ルートと名付けたいくらいでした。
信濃俣河内、お疲れ様でした!
こちらこそ、増水時の沢での判断や技術でとても助けられました。TYosさんなしでは第一ゴルジュの突破は無理でした。
イザルヶ岳南東尾根、ずっと登りでキツかったですが良かったですね。危険箇所もないしエスケープにはもってこいのルートだと思います。
水量の落ち着いた時、完全遡行のリベンジしましょう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する