荒川岳・赤石岳縦走〜初めての山小屋

2014年07月20日(日) ~ 2014年07月21日(月)

• GPS: 14:58
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,271m
• 下り: 3,253m

コースタイム

7/20
椹島ロッジ 9:15
小石下 10:50
清水平 11:45
蕨段 12:15
駒鳥池 13:10
千枚小屋 13:40
千枚岳 14:30
丸山 15:20
悪沢岳 15:45
中岳 16:50
荒川小屋 17:40
（CT 11:40 ⇒ 8:25）

7/21
荒川小屋 5:30
大聖寺平 6:00
小赤石岳 7:00
赤石岳 7:35
富士見平 9:00
赤石小屋 9:20
林道跡 10:20
椹島ロッジ 11:50
（CT 10:10 ⇒ 6:20）

天候

7/20 曇り。山頂は小雨、夕方は本降り。
7/21 曇り。午前中は、少し晴れ。早朝は、富士山見えました♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆くるま
- 静岡ICから、椹島までは、一般道を2時間程走る。
- 静岡SAでETC出入口あるので、こっちの方が早そう。何故か、ナビではルートに出てこない。
- 県道60号、国道392号の両方ともくねくね道なので、ゆとりを持って出発しよう。

◆送迎バス
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(8:00)※　⇒ 椹島ロッヂ(9:00)
※増便が、7時頃出発しました。
http://www.t-forest.com/alps/
行き：3,000円 帰り：東海フォレストの宿泊レシートがあると無料

コース状況／危険箇所等

◆山開き
今年は、7/16に山開きされました。
◆危険
- 千枚岳〜丸山間は、一部垂直な岩場あり。くさりも無いので、足元に注意。
- 北沢源頭は、急坂、浮き石に注意。
- 富士見平までのトラバース道は、一部切り立っているので、滑落注意。特に、濡れていると、滑るので注意。
◆荒川小屋
- 綺麗な小屋です。
- 夕飯のカレーは、エスニック風で美味しかった。おかわり自由です。
◆温泉
白樺荘 http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html 510円
硫黄泉で、ヌルヌル感がたまらないです。

その他周辺情報

7/20
椹島ロッジ 9:15
小石下 10:50
清水平 11:45
蕨段 12:15
駒鳥池 13:10
千枚小屋 13:40
千枚岳 14:30
丸山 15:20
悪沢岳 15:45
中岳 16:50
荒川小屋 17:40
（CT 11:40 ⇒ 8:25）

7/21
荒川小屋 5:30
大聖寺平 6:00
小赤石岳 7:00
赤石岳 7:35
富士見平 9:00
赤石小屋 9:20
林道跡 10:20
椹島ロッジ 11:50
（CT 10:10 ⇒ 6:20）

写真

7/20 7:47

畑薙臨時駐車場。100台以上駐車できそう。

7/20 9:15

椹島ロッヂ到着。涼しく、綺麗な場所です。さあ、ここから縦走出発！

7/20 9:23

10分くらい歩くと、林道の分岐。右へ行きます。

7/20 9:29

千枚岳の登り口。

7/20 9:31

水はエメラルド色。ダムの色も綺麗なエメラルドグリーンだった。

7/20 9:36

いいですよね、この吊り橋。期待どおりに揺れます。

7/20 10:10

1時間も歩くと鉄塔に着く。小学生の親子に出合う。今考えると、あの岩場を乗り越えられたのだろうか？

7/20 10:10

ツガ・コメツガの静かな登山道。

7/20 10:34

林道に出たら、このハシゴを登ります。

7/20 10:45

千枚小屋までは、このような看板があるので、どこまで登っているか分かります。

7/20 10:51

小石平。まだまだ、先は長い。

7/20 11:20

千枚小屋までは、森林を楽しむ。

7/20 11:35

ずーーと森ッス。

7/20 11:41

清水平。

7/20 11:44

昨日の雨で、水量充分でした。

7/20 11:59

ギョリンソウ。透き通った白さ。結構多く咲いてた。

7/20 12:13

蕨段到着。この少し上に、見晴台ベンチがある。残念ながら、ガスで視界ゼロ。

7/20 12:14

○○段が多い。樺段は小赤石尾根にあります。

7/20 12:14

それにしても、静か。もくもくと登ります。岩場は無いので、登りやすいです。

7/20 12:21

やっと、2100m越え。山頂までの約半分きました。

7/20 12:39

6/7。後、1こま。

7/20 13:02

この看板を見ると、勾配はゆるくなる。

7/20 13:02

こんなコケがいっぱい。

7/20 13:10

駒鳥池。

7/20 13:10

駒鳥池までが、森林帯。ここまで花は咲いてなかったな。

7/20 13:29

ハクサンコザクラ。駒鳥池を過ぎると、花が咲き始めました。

7/20 13:30

キバナノコマノツメ

7/20 13:36

ラスト看板7/7。

7/20 13:39

千枚小屋着。14:00前なので、荒川小屋へ向かう。

7/20 13:40

シナノキンバイ

7/20 13:40

シナノキンバイ 群生。

7/20 13:40

カラマツソウ

7/20 13:51

荷揚げ用ケーブル。

7/20 13:53

シナノキンバイ 。ミヤマダイコンソウじゃないよね。

7/20 14:06

ウラジロナナカマド

7/20 14:07

タカネヤハズハハコ。まだ蕾。

7/20 14:31

千枚岳到着。

7/20 14:36

ミヤネウスユキソウ

7/20 14:36

イワオウギ。まだ、蕾が多い。

7/20 14:36

イワベンケイ

7/20 14:36

シコタンソウ

7/20 14:37

ハクサンイチゲ

7/20 14:37

ミヤマオダマキ

7/20 14:38

タカネコウリンカ。まだ蕾です。

7/20 14:42

コバノコゴメグサ

7/20 14:44

直登の崖。足場が悪いので、危険です。

7/20 15:06

丸山を望む。ピークのこの先の先なので、美人局な山です。

7/20 15:18

イワカガミ

7/20 15:19

丸山。

7/20 15:19

カールは残念ながら、観れませんでした。やっぱり晴れていた方がいいよな。

7/20 15:19

調査中

7/20 15:22

山頂付近は、ハクサンシャクナゲ多いです。

7/20 15:44

悪沢岳。生憎のガス。寒いし、時間も遅いので下ります。

7/20 16:07

花畑。荒川小屋周辺、北沢源頭はもっと凄かった。残念ながら、雨とバッテリー切れで写真ないです。

7/20 16:07

タカネシオガマ

7/20 16:08

イワツメクサ

7/20 16:20

中岳方面は、ガスの中。この辺りで親子に会う、千枚小屋へ向かうとの事だが、無事着いたのだろうか？

7/20 16:33

キバナシャクナゲ

7/20 16:43

中岳避難小屋。ここで泊っていれば、雨に打たれなった。

7/20 16:49

荒川中岳。

7/20 16:50

何度観てもガス。

7/20 16:55

荒川小屋への分岐。前川岳へのピストンは、日が暮れてきたので、取りやめました。

7/20 17:03

なんだろう。調査中。

7/20 17:03

雪が見えた。赤石岳の方が残雪多かったです。

7/20 17:08

花を守るためのシカ防止柵。

7/20 17:09

ショウジョウバカマ。あともう少し。この後、雨が本降りになった。

7/21 4:48

雲海に浮かぶ富士山。

7/21 5:00

朝焼けの赤石岳。ガスよ晴れろーー。

7/21 5:00

悪沢岳からの日の出。富士山は、朝が一番です。

7/21 5:08

荒川小屋。ありがとうございました。
残念ながら、スマホのバッテリーもなくなってしまいました。これ以降写真なし。うーー赤石山頂の写真とれなかった。

記念に買いました。

撮影機器：

SO-01B docomo

SZ-14 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

takasun

◆花畑と迫る山容。
行ってみないとわからいのが花畑。この縦走路は、本当に花畑が凄かった。
中岳からの下りの花畑、シナノキンバイで黄色く染まる北沢源頭、シャクナゲと多種の花々が見れる荒川三山。
北岳も凄いと思ったけど、南アルプスでは、この縦走路が一番じゃないかな。うまく、写真に撮れないのが残念だけど、一度現物を見る価値があると思います。
花だけではなく山も凄い。大聖寺平にいると、荒川岳、赤石岳を一望でき、両方の山が迫ってくる感じが、他の山には無い感じですね。恐竜に会いそうな雰囲気です。絶対一度行くべきですね。

◆初めての山小屋
山小屋デビューを荒川小屋で経験しました。18：00前に着いたのですが、本降りの雨に打たれて小屋についたので、いろいろと小屋の人に迷惑をかけてしまいました。それでも、丁寧に案内してくれたので、翌日はスムーズに支度をする事ができ、ありがたかったです。カレーも美味しかったし、新しい小屋だったので、また来たくなる小屋ですね。憧れていた”悪沢岳Tシャツ”も購入し、満足の山小屋デビューでした。

◆つわものが集まる山
通常のコースタイムが2泊3日なので、経験者の方が多かったですね。服とか山道具を見ていると、自分も欲しくなってくる。丹沢には無い雰囲気ですね。百名山を目指す人は、最後の方に来る人が多いそうです。綺麗な山なので、早めに登ることをお勧めします。
因みに、当日はトレイルランナーの奥平さんが練習していたそうです。ここで練習すると鍛えられそうです。

◆危険だったな
今回はちょっと無理をして、1日目に荒川小屋まで向かったのですが、危なかったかも。15:00を過ぎて、稜線を歩いていたのですが、運よく雷に会わずにすんだけど、最後に雨に打たれてしまった。この後、カメラが雨に濡れてしまい使えなくなった。花畑が綺麗だったので、超残念。やはり、基本に忠実に15:00以降は行動してはいけないですね。早めに小屋でゆっくりする事にしよう。

◆最後に
3連休の晴れ間を狙って荒川岳・赤石岳を急遽決定。ちょっと無理をしましたが、綺麗な花、山を見れて満足です。欲を言えば、晴れていれば何も言う事はないですね。この山はオススメです。

コメント

kozzzzy

お疲れさまでした！
鉄塔のところですれ違った親子連れです^^
子供に聞いてみたところ、「あのすごいスピードで抜いて行った人だよね！」と覚えておりました。午後からは梅雨末期の悪天となりましたが、足下が悪い稜線を素早く抜けられたようで何よりです。
お花畑すばらしかったですね。花の名前がわからなかったので、写真を拝見しながら楽しませていただきました

takasun

Re: お疲れさまでした！
覚えて頂いてありがとうございます。当日はなんとか荒川小屋までいきましたが、最後は雨に打たれました。 やっぱり無理してはいけないですね。安全に親子で楽しく山行を楽しんでください。