野口五郎岳、烏帽子岳(水晶岳は天候悪断念で残念!)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 3,135m
- 下り
- 2,920m
コースタイム
■一日目
七倉温泉 5:00 → タクシー (行動食)
高瀬ダム 6:20
登山口(水場)6:40
ブナ立尾根5番 8:44
三角点 9:00
烏帽子小屋 11:10
野口五郎小屋 13:40 (小屋夕食)
■二日目
野口五郎小屋 5:30 (小屋朝食)
***********
水晶小屋 8:00 → 断念
水晶岳 9:00 → 断念
水晶小屋 9:40 (力汁?) → 断念
*************
野口五郎岳
野口五郎小屋
三ツ岳
烏帽子小屋テン場 15:00 (夕食)
■三日目
烏帽子小屋テント場 6:00 (朝食)
烏帽子岳
三角点 8:35
高瀬ダム 11:48
七倉温泉
天候 | 一日目=小雨ー曇天ー大雨(遠雷付き) 二日目〜三日目=晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
シュラフ 1
コッフェル 1
ストーブ 1
ガス 1
ヘッドランプ 1
レインウェア 1
軽アイゼン 1
トレッキングポール 1
水ボトル 1
地図 1
コンパス 1
トイレットペーパー 1
手袋 1
歯ブラシ 1
替えアンダー 1
タオル 1
帽子 1
サングラス 1
替え靴下 1
カメラ 1
バッテリー 1 単4×4
バッテリー 1 携帯充電
武器(箸orフォーク) 1
|
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共同装備 |
テント一式 1 エアライズ2
グランドシート 1
ランタン 1
シート 1
ラジオ 1
|
感想
鈴鹿三人組での初北アルプス山行は
北アルプス浦銀座野口五郎岳、烏帽子岳そして水晶岳でしたが、
天候不順で水晶岳は今回はキャンセルしてのんびりと小屋とテントを楽しみました。
初日は雨の中を愛知県から車を飛ばして七倉着。
5時半の開門までは車の中で仮眠です。
朝にはなんとか雨も上がり雨具なしでも登山が出来そうです。
開門にあわせて到着したタクシーに相乗りで高瀬ダムへ到着。
ダム側面のトンネルを抜けて吊橋を渡れば砂地の濁り沢に出る。
暫らく歩くと北アルプス三大急登と言われるブナ立て尾根の登山口に到着だ。
入り口には標高とリンクする?No12からNo0の指標があります。
さあ、No.12からスタート。
重いテント泊の荷物と急登に苦しみながらも楽しみながらも楽しく登る
烏帽子小屋に到着、小屋前のコマクサが出迎えてくれる。
烏帽子小屋から野口五郎小屋までは何も無い稜線歩きです。
天気予報では雷の恐れも、念のために小屋におられた遭対協の方に確認するが
時間的にはまだ大丈夫だと思うが引き返す勇気を持って安全第一で行ってくださいとのことで
いざ、五郎へ出発。
明日泊まるテン場を抜けて最初のピーク三ツ岳を目指す。
三ツ岳を登る途中で大きな雷鳴がゴロゴロ、どきどきの気分で三ツ岳を越えて
アップダウンの少ない岩場の稜線をひたすら進む。
稜線からの景色は雲が低く垂れ込めて見えるはずの赤牛岳や水晶岳は上半身雲の中、残念。
それでもb さん、f さんは初めての3000m級の稜線歩きに感動していただき
山行を企画した h としてはうれしい限り、ありがとうございます。
途中風と雨が強くなり上下とも雨具を着込んでの縦走となる。
天候の悪さは幸運も連れてくる。
五郎小屋の近くで雷鳥の二組の親子に遭遇一組はなんと七羽の雛を連れた大家族で
小屋へ我々を案内するように登山道を先行するのでした。
青い屋根の五郎小屋へ到着。
小屋では乾杯の後に一眠りで、夕食のあとに一眠りっていうか
朝まで寝てしまった。
他の登山者の方々との楽しい語らいの時間を逃してしまいましたのが残念、
たしか昨年の小屋泊まりの時もそうでした。
翌朝の陽のでは残念ながら雲の中、そのかわりに大町付近を被う雲海に
朝の光が反射して綺麗でした。
さて、2日目の予定は水晶岳までのピストンでしたが水晶岳は雲の中
これは一日中の可能性が大。
水晶岳への目的は北アルプスのど真ん中から北アルプスの景色を堪能するのが
目的でしたので今回はお預けで、早々に烏帽子小屋のテン場に設営して
烏帽子岳の山頂に登ることにしたのでありました。
小屋を出発する前に烏帽子岳の山頂のお話をお聞きすると若い頃は
ドラム缶二本分ほどの広さしかない山頂に立ち上がって景色をみるのだとか。
きっと高度間のあるすごい景色なのだろう。
そんな訳で五郎小屋とはお別れ、烏帽子小山まで昨日歩いてきた稜線を引き返す。
稜線上からは残念ながら本日も赤牛岳、水晶岳は姿を現しませんでした。
烏帽子のテン場にそれぞれのテントを設営後、烏帽子岳に向かう
近づくにつれて巨大な岩の塊である烏帽子岳の姿の良さに頂上アタックに心が躍る
ちょっと道を見逃してしまうというアクシデントもありましたが烏帽子岳の取りつきに到着
最初は鎖またはステップが切ってある岩を登る。
私はステップを選んで登ったがしっかりとしたステップなので怖さはない。
つぎにカニの横這い?を通り山頂直下に到着。
ちょっとだけクライミング気分で先ずは f さんがなんと頂上にしっかりと立つ。
次は私がこわごわと足で岩をはさみながら半立ち
おっかなびっくり景色を楽しみ?なした(^^;
最後は b さん、全員で頂上の岩からの景色を楽しみました。
そしてたまたまご一緒になった女性に二眼レフカメラで我々の雄姿・・・後姿ですが、を
撮影していただき烏帽子岳から下山です。
帰りは48池を見学、大きな岩の上でまったり、のんびりしてからテン場に帰り宴会の開始です
いつものhikobeの簡単メニューですが喜んでいただけたようです。
実は重い食料を全て放出して一安心(^^
三日目は下山
ちょうど山小屋への荷揚げの日に当たりヘリによる輸送を見物。
帰りもブナタテ尾根を下山いたしました。
下山後は泥沢で朝露で濡れたテントを乾かして、
最後は七倉温泉に浸かって今回の山行は終了いたしました。
ついに北アルプスです。
ところが、1日目からへろへろで
自分の体力の限界を思い知らされたような山行になりました。
三大急登は見ため的にはそれほどでもないのですが
テントなど20キロ弱背負って
あの時間の急登はめっちゃんこきつかったです・・・。
ただ、稜線に着いてからは
へろへろながらも、夢で見たような景色に
ただただ感動でした。
テントは20年ぶりくらいでしょうか?
山の上でのテントは初めてです。
hさんの料理、本当にありがたかったです。
今回もhさん、fさんに上まで上げてもらいました。
本当にありがとうございました。
なお、帰ってからエアコンつけたまま寝たのがいけなかった!
2日間熱でふらふら、それでも仕事へ行ってやることやって即帰宅。
という具合で、書き込み遅れてすみません。
今回自分の意志での!初テン泊で〜す♪今までは全て知合いのお誘いにただ、ついて行ってただけでした。
皆での楽しい夕食、満天の星、天の川、流星・・
いや〜 これですっかり遠征にはまりそうです♪♪
あっそうそう、小屋泊まりは生まれて初めてでした!!
三千m級のアルプス縦走、これまた初めてで、スケールの大きさにビックリ!!
今回はhikobe師匠の指導の下、準備をして行ったわけですが、やはり色々な経験をさせていただきました。
夕食では師匠手作りの、ニンニクの芽のベーコン炒めや、キュウリ漬け、海藻サラダ、ぎょうざの皮ピザ
など盛り沢山で、お腹いっぱいになりました♪
hikobeさん、2日も数キロの食材を担いで頂き、ありがとうございました〜m(__)m
今回は残念ながら、天気(とく●す?!)に翻弄され、残念ながら水晶岳に行けませんでしたので、いつか・・リベンジしたいと思います。
あと、三千m級をなめてて、雨や、夜〜朝の寒さ・・ いい経験となりました。当初テン泊は予算の都合で鈴鹿の冬〜雪山からと思ってましたが、それまでにさらに経験を積んで行きたいと思います。
hさん、bさん、次回もまたよろしくお願いしま〜す♪♪
こんばんは。
こちらの記録にもコメント頂きありがとうございます。
小屋では少しお話させて頂きありがとうございました。愉快で楽しそうなパーティーでした♪
翌日の水晶はガスっていて、一瞬黒部五郎や雲の平が見えたぐらいでした。赤牛へと続く稜線を見るのを楽しみに来ていましたが…また次回の楽しみにとっておこうと思いました。
次回、水晶を目指すときはお互い好天に恵まれると良いですね!
hikobeです。
書き込みありがとうございます。
改めてですが、すごいパワーですね。
私もトレーニングしなくては。
s3214さんのコースいただきです。
実は双六から槍までのコースだけを歩いていないので総仕上げで
全てを歩くのも良いかななんで思っております。
これからもすばらしい山行を続けてください。
でもくれぐれも気をつけて下さいね。
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