笠ヶ岳・抜戸岳(花鳥無風月)
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- GPS
- 01:08
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,188m
- 下り
- 2,176m
コースタイム
天候 | 晴 のち 曇 ・笠ヶ岳の天気(日本気象協会) http://www.tenki.jp/mountain/famous100/5/24/164.html |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・杓子平から上部では多くのミヤマリンドウが咲き乱れていました |
その他周辺情報 | ・新穂高岳温泉のバス停にあったアルペン浴場は閉鎖(2009年?)され撤去されていました。 |
写真
感想
新穂高温泉の蒲田川左岸にある無料駐車場には空スペースがあって駐車できました。ヘッドライトを点灯してすぐにスタートしました。蒲田川の左俣谷の橋が工事中で少し上流に仮設の橋が架けられていました。笠新道の登山口では、いつものようにホースから水が出ていたので、水を入れ替えました。岩が多い急な登山道を上って行くと、樹間から穂高岳や左俣谷の河川敷が見えていました。次第に焼岳や乗鞍岳がモルゲンロートとなってきました。槍ヶ岳と穂高岳の間の稜線付近が明るさを増して、大キレット辺りからのご来光となりました。途中でルリビタキ♂に少し似た何か分からない賑やかな野鳥のさえずりが聴こえました。観察してみるとメボソムシクイに似た小鳥のようでした。近くのやぶの中では似た小鳥が、「チィッチィッ」と地鳴きしていました。杓子平に到着すると笠ヶ岳山頂と抜戸岳が見渡せました。この先からは
高山植物のお花畑となっていて、まだ多くの花が咲き残っていました。特にミヤマリンドウはあちこちで咲き乱れていました。トウヤクリンドウは笠ヶ岳で2株見られた程度でした。抜戸岳の山頂付近まで到達する頃には上空に雲が湧き始めていました。抜戸岳の三角点にある山頂部に立ち寄ると、北アルプスなどの山並みが見渡せました。穂高岳は逆行気味でした。その後どんどん雲が湧きあがっていて、笠ヶ岳に向かうにつれて段々と視界が無くなって行きました。笠ヶ岳のキャンプ指定地の水場には残雪が少しだけありました。周辺ではイワヒバリが動き回って採食を行っていました。笠ヶ岳山荘から山頂に向かい、山頂に到着すると上空は完全に雲に覆われて全く視界が無くなってしまいました。条件が良ければ富士山も見られるようです。山頂部のハイマツの中で野鳥のさえずりが聴こえていて、観察していたらコガラでした。ライチョウらしき汚い鳴き声が聴こえていましたが、その姿は確認できませんでした。下山時には、登山道でイワヒバリとニアミスしました。山頂ではほとんど風も無く、日差しがないので歩行中は半袖でちょうど快適でした。ここから、標高差1,900m近く駐車場まで下って行きました。新・花の百名山に選定されている笠ヶ岳では、この時期にも多くの花が見られました。
【抜戸岳からのパノラマ展望360度】
笠ヶ岳→白山→黒部五郎岳→薬師岳→剱岳→立山→双六岳→水晶岳→鷲羽岳→野口五郎岳→唐沢岳→燕岳→槍ヶ岳→穂高岳→焼岳→乗鞍岳→御嶽山→笠ヶ岳
alpsdakeさん、はじめまして♪
同じ日に登った者です。
日の出のお写真からすると、おそらく登りで何度かすれ違った方でしょうか?
レコアップの早さにも驚きましたが、ひとつひとつの写真の素晴らしさと観察力に感服致します
コイワカガミ、ダイモンジソウ、その他いろいろ全く気づきませんでした
山座同定が苦手なので、YouTubeで勉強させていただきます
それでは
miyucchiさん はじめまして、こんばんは
笠新道の上りで追い越した後に追い越され、笠ヶ岳へ上っている途中ですれ違ったと思われます。
予想以上に多くの花が残っていたので、撮影や野鳥観察をしている間に道草をし過ぎてしまいました。抜戸岳に到着した後に雲が湧き始めていたので、予想通り笠ヶ岳に到着する時には雲の中となってしまいました。
曇ってきたのでライチョウに出会えるかと思いましたが、山頂部で出会った野鳥はイワヒバリとコガラでした
7月下旬〜8月中旬頃には、シナノキンバイ、コバイケイソウなどもっと多くの
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