[百名山23座目][3000m峰6/21]奥穂高岳(上高地ピストン)〜山岳事故2件に遭遇…私はなんでもないとこで滑る
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- GPS
- 50:01
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 1,971m
コースタイム
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 10:58
天候 | 20日 晴れ 21日 晴れ 【奥穂高岳の天気】http://www.mapion.co.jp/smp/weather/spot/L0570428/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【行き-19日】名鉄BC(22:30)=上高地BC(5:15) 車中泊 【帰り-21日】上高地BT(15:30)=名鉄BC(20:15) ▼交通機関 ┣地下鉄 桜山→名古屋¥230 ┣名鉄BC→上高地BT¥7200 ┣上高地BT→名鉄BC¥5660 ┗地下鉄 名古屋→桜山¥230 【上高地線/名鉄バス】http://www.meitetsu-bus.co.jp/express/kamikochi/ 往路は高速を使わないみたいで道の駅で3回休憩。 復路は高速を利用で、松ノ木PA(15分)、関SA(30分)の休憩。松ノ木PAは自販機しかありません。 ■駐車場 沢渡と平湯にあります。情報はいっぱいあるので省略(笑) 平湯の駐車場の係員は「駐車場の場所も知らんの?」と面倒くさそうな対応なので、事前に調べておきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 上高地~横尾 樹林帯の舗装されていないなだらかな車道ですが、アップダウンが多少あり。 横尾~本谷橋 本谷沢をトラバースするxしっかりした道ですが、多少のアップダウンあり。本谷橋に橋がかかっていました。 本谷橋~涸沢小屋 がれた道で、本谷橋からは滑りやすいです。 涸沢小屋~ザイテングラード取り付き がれ場です。。ここからヘルメット着用区間ですが、危険箇所はありません。 ザイテングラード~穂高岳山荘 がれた急登、途中鎖場数カ所あり。登りは足にきます。降りはバランスよくリズミカルに降りれば楽です。 穂高岳山荘~ 穂高岳山荘からの梯子場を登ってしまえばあとは楽です。山荘から山頂まで往復1時間くらいです。 ■水場 上高地バスターミナルにあります。 河童橋のほうがおいしいような気がします ■ポスト 上高地バスターミナルにあります。情報収集も可能。 |
その他周辺情報 | ■関係ウェブサイト💻 【蝶ヶ岳/Wikipedia】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%B6%E3%83%B6%E5%B2%B3 【安曇野の旅】http://www.azumino-e-tabi.net/ 【トコ トコ トザン(信州松本登山ガイド)】http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/tozan/ 【上高地公式ウェブサイト】http://www.kamikochi.or.jp/ 【ウォルター・ウェストン】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3 【道の駅風穴の里】http://www.go.tvm.ne.jp/~fu-ketsu/ 【上高地ビジターセンター】http://www.kamikochi-vc.or.jp 【日本自然保護協会】 https://www.nacsj.or.jp/ 【日本のレッドデータ検索システム/環境省】 http://www.jpnrdb.com/ ■小屋などの営業状況🏠 *【北アルプス山小屋交友会】 http://kita-alps.yamagoya.gr.jp/ [表銀座] 【中房温泉(モ)⛺♨】http://www.nakabusa.com/index.html 150人 ¥9625 (モ)1泊2食付料金より500円サービス・湯原の湯大人700円→500円子ども400円→300円・キャンプ時にオリジナルバッジプレゼント 【合戦小屋⛺】http://www.enzanso.co.jp/gassengoya/ 宿泊不可 名物はスイカ🍉¥800 【燕山荘⛺🍺】http://www.enzanso.co.jp/ 600人 ¥9800/¥6200/🌃🍴¥2700 30張(テント場のトイレには紙ナシ) 【大天荘⛺】http://www.enzanso.co.jp/daitenso/ 200人 ¥9500/¥5900 30張 安曇野市営 10月中旬まで 【大天井ヒュッテ】http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/ 150人 ¥9500/¥6500 10月中旬まで 【常念小屋⛺】http://www.mt-jonen.com/ 300人 ¥9800/¥6800 50張 水は有料 【蝶ヶ岳ヒュッテ⛺】http://www.inett.or.jp/mt-chou/ 200人 ¥9500/¥6500 30張 水は有料 【大滝山荘⛺】http://www.inett.or.jp/mt-chou/sansou.html 30人 ¥9000/¥3000 5張 [裏銀座] 【槍平小屋】http://www15.ocn.ne.jp/~yari-d/ 【滝谷避難小屋(通)❗】7名 高山市役所上宝支所基盤産業課 【穂高平避難小屋】http://ameblo.jp/hotakataira/ 30人 4月29日〜5月5日・7月1日〜 【水晶小屋】https://kumonodaira.net/suisho/ 30人 ¥9500/¥5500 【三俣山荘⛺】http://kumonodaira.net/mitsumata/ 80人 ¥9500/¥5500 70張 【黒部五郎小屋⛺】http://www.sugorokugoya.com/kurobe/shokai/kurobe_shokai.html 90人 ¥9500/¥6500 30張 【高天原山荘】http://yama-goya.jp/kita-alps/kumonotaira/takamagahara.html 50人 ¥9500/¥6500 【雲ノ平山荘⛺】https://kumonodaira.net/kumonodaira/ 70人 ¥9500/¥5500 50張 【双六小屋💧⛺🍺】http://www.sugorokugoya.com/ 200人 ¥9500/¥6500 60張 キレイな小屋 テント場の水は天然水👀 【鏡平山荘】http://www.sugorokugoya.com/ 120人 ¥9500/¥6500 【わさび平小屋💧⛺】http://www.sugorokugoya.com/ 60人 ¥8500/¥5500 30張 [笠ヶ岳] 【笠ヶ岳山荘💧⛺】http://kasagatake.com/ 100名 25張(¥800) ¥9800/¥6600/🌃🍴¥2200 6月25日〜10月15日 ソロは予約不要 [槍ヶ岳] 【槍ヶ岳山荘(モ)⛺】http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/ 650人 ¥9500/¥6500 30張←山と渓谷系。(モ)1泊2食付宿泊者に飲物をサービス 【南岳小屋(モ)⛺】http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/ 80人 ¥9500/¥6500 30張←水は天水で有料。山と渓谷系。(モ)宿泊者に記念品 【ヒュッテ大槍】http://www.enzanso.co.jp/ooyari/ 《【予約フォーム】https://www.enzanso.co.jp/reserve/enz0010.php?p=30 》90名 ¥9800/¥6800/🍱¥900 7月1日〜10月10日←Hütte女子系。飛び込みの登山者はとらないのですし詰めにはならない(余裕があれば飛び込みでも受付してくれる)。食事は女子が喜ぶメニュー😄ウェルカムワイン🍷あり 雲上の酒場 ここに泊まるなら2食付で 水🈶(不味くはない) 【殺生ヒュッテ(モ)⛺❗】http://www.nakabusa.com/lodge/lodge.html 100人 ¥8500/¥6500 20張←ガチの体育会男子系。予約ナシでヒュッテ大槍に行って断られればここに行くことになる。食事はとりあえず空腹を満たす程度。(モ)1泊2食つき料金より500円サービス・キャンプ時に粗品プレゼント 【ヒュッテ西岳⛺】http://www.nakabusa.com/lodge/lodge.html 100人 ¥9500/¥6500 20張 [穂高] 【岳沢小屋⛺】http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/ 60人 ¥9500/¥6500 30張 【穂高岳山荘⛺】http://www.hotakadakesanso.com/ 250人 ¥9600/¥6500/🌃🍴テント泊+夕食セットで¥3000(16時までの受付) 30張(¥1000)←ツアーが多い 【涸沢小屋⛺】http://www.karasawagoya.com/ 100人 ¥9500/¥6500/🌃🍴¥2200(16時までに受付) 500張(テント受付💁は山岳警備隊の横) ← 【涸沢ヒュッテ(モ)⛺】http://www.karasawa-hyutte.com/ 180人 ¥9500/¥6500/🌃🍴¥2500(16時までに受付) 500張(テント受付💁は山岳警備隊の横)←おでん🍢がおすすめです♪ 【北穂高岳山荘⛺】64人 ¥9500/¥6500 20張(🚻💧💁は北穂小屋まで)←食事の評判◎(食事のみは不可)+宿泊客みんな和気あいあい トマトソーススパゲッティがおすすめ🍴 [上高地〜横尾] 【横尾山荘⛺♨】http://www.yokoo-sanso.co.jp/ 250人 ¥¥9800/¥7000 100張←いわば下界にある山小屋 【徳澤園⛺♨】http://www.tokusawaen.com/2 120人 ¥10000/¥6500 200張(芝生のフラットなテント場)←いわばペンション ソフトクリームがおすすめ🍦 【明神館♨】http://www.kamikochi.or.jp/facilities/stay/myojinkan/ 120人 ¥9000←いわば民宿 ※(モ)モンベルフレンドショップ 会員カード提示で、宿泊料¥500〜10%OFFもしくは¥500までの飲み物サービスなどが受けられます。 ※(通)通年営業、(年末年始)年末年始営業。 ※⛺テント指定地。自然公園内の特別保護区は罰則規定があります。闇テンをすると別の意味怖い。 ※♨温泉もしくは鉱泉、入浴設備があり。冬季は提供なしのとこもあり。 ※❗心理的瑕疵あり ■宿泊情報など🏨 ▼穂高駅 【グレイスホテル吉野】http://www.grace-h.com/ 登山素泊まり可。インターネット予約¥5400 穂高駅徒歩4分。 【穂高タウンホテル】http://www.hotaka-th.com/ ¥5800 穂高駅徒歩10分。チェックインは22時まで…。 【あづみ野パークホテル】http://www.aph-web.com/ チェックインは23時までネット予約不可。 ▼松本駅 【ホテルモンターニュ松本】http://www.hotel-montagne.com/ 松本駅西口徒歩1分 【トーコーシティホテル松本】http://www.tokocityhotel.co.jp/matsumoto/ 松本駅徒歩1分 【エースイン松本】http://www.ace-inn.net/ 松本駅徒歩1分 【松本東急REIホテル】http://www.matsumoto.rei.tokyuhotels.co.jp/ 松本駅徒歩2分 【スーパーホテル松本駅東口南】http://www.superhotel.co.jp/s_hotels/matumoto/matumoto.html 松本駅徒歩2分 【リッチモンドホテル 松本】http://richmondhotel.jp/matsumoto/ 松本駅徒歩4分 【松本ツーリストホテル】http://www.trist.co.jp/ 松本徒歩5分 【ドーミーイン松本】http://www.hotespa.net/hotels/matsumoto/ 松本駅徒歩6分 【松本駅前本町/東横INN】http://www.toyoko-inn.com/hotel/00102/ 松本駅徒歩6分。駅からは居酒屋🍺🏮が建ち並ぶ通りを抜けていく。徒歩1分の距離に好日山荘もある。 ▼平湯温泉 【ひらゆの森】http://www.hirayunomori.co.jp/contents/bus/bus.html 素泊まり¥4000〜 【穂高荘倶楽部】http://hirayu-hotakasouclub.com/ 平湯温泉。いわゆる健康ランドみたいな施設で仮眠室は¥1900〜。 ■アウトドアショップ⛺ 【ICI石井スポーツ松本店】http://www.ici-sports.com/shop/matsumoto.html (平日)10:00-20:00/(土日祝)10:00-19:00 松本市中央2-3-17 【好日山荘松本パルコ店】https://www.kojitusanso.jp/shop/koushinetsu/matumoto/ 10:00-20-00 松本市中央1-10-30 松本パルコ6F ※【モンベル】は安曇野、【カモシカスポーツ】は松本郊外にありそれぞれ営業時間は10:00-20:00 ■観光案内📷 【松本市公式観光情報ポータルサイト】http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/ 【松本市アルプス観光協会】http://www.alps-kanko.jp/ 【松本観光コンベンション協会】http://www.matsumoto-tca.or.jp/ 【新穂高温泉観光協会】http://shinhotaka.com/ 【上高地公式ウェブサイト】http://www.kamikochi.or.jp/ 【飛騨高山観光公式サイト】http://www.hidatakayama.or.jp/ ■温泉♨ 【ほりでーゆ四季の郷】http://www.holiday-you.co.jp/ 【平湯温泉】http://hirayuonsen.or.jp/ 平湯バスターミナル・アルプス街道平湯 http://www.nouhibus.co.jp/alps/index.html ¥600 8:30-17:00 無休 休憩室あり ひらゆの森 http://www.hirayunomori.co.jp/contents/bus/bus.html ¥500 10:00ー21:00 休憩室あり。宿泊は素泊まり¥4000〜 【福地温泉】http://fukujionsen.com/ 【新平湯温泉】http://shinhirayuonsen.com/ 【栃尾温泉】http://www.okuhida.or.jp/archives/category/lodging/tochio 松本駅徒歩2分 【新穂高温泉】http://shinhotaka.com/ 中崎山荘奥飛騨の湯 http://shinhotaka.com/nakazaki.html ¥800 8:00ー20:00 不定休 休憩室有 おすすめは、新穂高ロープウェイと新穂高温泉の間にある奥飛騨の湯¥800。営業時間は20時まで(食事は17時まで)。休憩室がくつろげますよ。わさび平小屋で割引券もらえます。露天風呂は男女ともに表の道路から見えるのですが…。休憩所があるのでマル。登山者はこちらの利用が多いようでした。 【中の湯温泉】 http://www.nakanoyu-onsen.jp/ 登山者向プランあり おススメ!日帰りは12時からです。 【ジョイフル朴の木】http://www.norikoku.com/joyful/sukuna/ 【のりくら温泉郷】http://www.spa-norikura.com/ 【白骨温泉】http://www.shirahone.org/ 【さわんど温泉】 http://www.sawando.ne.jp/ ■食事🍴 【自然薯茶茶/高山市】http://cha2.co.jp/ 20時まで。自然薯のとろろ飯が美味しい。飛騨牛のメニューもあり。とろろ飯なら¥2000予算、飛騨牛を組み合わせて¥3500くらいの予算で。 【萬来/松本市】http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20007349/ 15時〜深0時(23時30分LO)。映画🎦“岳”の“ケルン”だけではなく、“白線流し”、“さよならクロ”のロケに使われた居酒屋。山賊焼き、蜂の子、ざざむし、馬刺しなど信州を代表するメニューあり。山屋の居酒屋🍺🏮、信州らしい雰囲気あり。オオスズメバチの焼酎漬け¥800がおすすめ。 |
写真
時間に余裕ができたので花の写真を撮りながら降りました。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
---|---|
共同装備 |
テントマット
ツェルト
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ
ポリタンク
|
備考 | ■持っていってよかった 着替え ■反省 テント泊しないのにテント泊装備は重いだけでした。いらないものは最初から削るべし。 上高地6時出発1泊2日での奥穂ピストンはきつくちょうど涸沢でばててしまいます。 ■持っていけばよかった バスで寝るための枕。 |
感想
■今度こそ奥穂の山頂を踏む
先々週は1日目タイムアップ+2日目ガスで奥穂の山頂を踏まず。
先週は東鎌から西鎌へ周回してたので、今週、天気予報が直前になって晴れマークになり、あわてて高速バスの予約を入れるも、出発日当日のお昼になっても予約が入らず、15時にようやく空席がでたのでネット予約でポチッ。1泊2日の山行で奥穂の反省点もあり、CTも余裕をみた計画で、奥穂のリベンジになりました。
■上高地へ
昨年は夏のシーズン運行だった名鉄バスの上高地行きが今年は長期で週末運行になったおかげでだいぶ便利になりました。名古屋からだと往復割引も適用されるし、平湯温泉と新穂高(行きのみ停車)にも止まるし、便利。名鉄BCを22:30発に出るバスに乗り込みますが満席(でも確実に2席は空いていたんですが…)。
横に座ったのは五竜山荘のTシャツを着たメタボのお兄さん…。暑苦しいし、指の間のマメが気になるし、最初の休憩まで寝られず。やっぱり仕事が終わって夜行バスに乗ってるせいか気がつくと新穂高。
■1日目 めっちゃっしんどかった
想像はしてましたが上高地は寒く、いつもの上高地食堂があくまでに朝ご飯(コンビニおにぎり)を食べて、お店でおにぎりとニジマスの円揚げを買い、メスティンに入れてさっさと出発します。今週は先週ほどではないにしても、上高地行きのバスが続々と到着すると、やっぱり賑わいました。
前回の反省から涸沢までCT用の写真を撮る他、写真はなく、前回よりも2時間早く涸沢小屋に到着。ですが…。涸沢分岐直前から足が痛みはじめ、涸沢小屋でかなりの休憩ロス。しかも目の前のベンチでラーメンを食べていたお姉さんが可愛くって、北穂へ向かったので、つい北穂に行きそうになりましたが、誘惑に打ち勝って、奥穂へ向かいました。
ただ…。登りはじめは足が痛く、ペースがあがらず、CTどおりであったものの、ザイテングラート取り付きで休憩。そしてたまたま定期入れにはさんでいたロキソニンを思い出したのでドーピング。後からパノラマ新道であがってきたお兄さんとはなすと、1日目は涸沢に一泊して荷物をおいてからサブザックで身軽にして山頂を目指すのがいいんだそうです。初日に上高地から山頂に行くのは健脚か物好きなんだそうです。たしかにザイテングラートですれちがう人に「上高地から一気にあがってきた」というと、そりゃ大変だねえといたわりの言葉がかけられました。最初は私だけかなあと思っていましたが、1日目は涸沢でとめとくほうがいいんだそうです。
ですが…。ザイテングラートを登って山荘について15時を回った位の時間。ガスが出てきて、あがっていく人もいなかったので、一緒に話してたおじさんに「涸沢岳にしといたら」といわれるも、ドーピング2回目で足の痛みも和らいだので、山荘から梯子を登り始めました(結局16:20くらいには山荘に帰ってこれました)。
登りは私1人(下りは岳沢からのパーティーが何組かいました)でしたので慎重にすすみました。およそ30~40分ほどで山頂に到着。祠が新しくなっていました(聞けば、重太郎さんが勝手にたてた祠は、正式に穂高神社からの分社となり、新しくなったんだそうです)。前のパーティーが写真を撮るのに10分くらいかけていたので、イライラしつつ(あとでシャッター押してくれたので良しとしました)待ちつづけてる時間にガスの中からジャンダルムも顔を出し(ガスから顔を出したジャンダルムはすごく幻想的でした。写真をとってもらったら、アルペン踊りの動画はつぎにして、さっさと山荘に戻り、宿泊手続き。
次回は、北穂の山頂でアルペン踊りの動画を撮ろうと画策中o(^-^)
実はテント泊装備を持ってきてるのですが、あまりの寒さにあたたかい布団とご飯を即選びました。先週もテント泊装備だったのに小屋泊だった気が…ボソッ。次はテント泊装備は止めよう…北穂に泊まろう(うーん、女子目線で山ガールがいっぱいいるに違いない←)。読み通り、先週は0度でしたが、今週は氷点下3度を下回ったらしく、小屋の中はポカポカしており、乾燥室は作動されていませんでしたが、食事はマルに、いびきの大合唱もなく、安眠できました。
■2日目 のんびり下山
翌日は、朝日をみてからぼちぼち下山。
先々週は1時間くらいでザイテングラートを取り付きまで降りましたが、今回は、足が疲れているのか降りるのにてまどいました。梯子場や鎖がありますので慎重に行けばそれほど問題ないと思います。
涸沢小屋の展望テラスと本谷橋(最高に気持ちがよかった)、河童橋の穂高ビューポイント(私の着替えポイント)のお気に入りの場所でだらだらしつつ15:30のバスで帰りました。今週は、先週ほどの人手ではなく助かりましたが、22日を休みにすると4連休になることもあってか、登りの人が多かったようです。
■遭難事故
13~15日に北ア穂高槍だけで3人死亡+負傷も多数あったこともあってか、遭対協では横尾と涸沢で啓発キャンペーンをやってました。等身大の三歩もお目見え。
1. 山荘からの梯子を登りきるとあとは稜線に出てがれた岩場の緩やかな登り。ですが…下ってくる登山者に「負傷者が通りますので、道をあけてください」といわれ、ドキッとしました。でも、自力下山できたみたい。
2. 2日目の朝、1度上のほうから「落石です!」続いてその下にいる人から「ラク!」の声を聞き、大きな石がいくつか共鳴しあって谷底へ落ちて行きました。幸い何事もありませんでしたが、小さい石でも落とさないように慎重にお願いします。事故はザイテングラートでもかなりおきているようです。晴れた日は、早朝は涸沢、昼以降は上高地奥からの登りの登山者が多いため、互いに譲り合って、事故防止につとめることが大事だと思います。
3. 上高地の手前で負傷者を上高地の警察官が対応。かなり軽装の高齢の観光客みたいで、救急車で搬送されていました。
ついでに. 私も涸沢と本谷橋の中間にあるザイルがはってあるとこの手前で滑りました。なんでもないとこなんですが…。
先週の事故は滑落=死亡事故でしたが、今週はなんでもないところでおきているようです。みなさんもご注意ください。決して山ガールがみてるからといって、いいとこ見せよう…なんてことは思わないよう。私だけかなあ…ボソッ。私みたいにヘルメットを持っていって使わなければ意味がないので、ヘルメットを持っていったらちゃんと着用しましょう。ヘルメットは滑落だけでなく落石予防や私みたいによじ登ってるとこで岩に頭をぶつけるなんてこともあります←五竜から八峰キレットの稜線にて何度もぶつけていました。
■これまでのレコ📝
2014年9月5日〜2014年9月7日【奥穂高岳(上高地ピストン)〜ようやく登れた今年初の夏山は北アでツェルト泊】http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-504372.html
edusさん
こんばんは
いや立て続けに奥穂チャレンジとは
ご立派です❗
好天に恵まれ山頂ゲット出来満足では
なかったでしょうか。
次は北穂ですか?
山ガールのお尻を追っかけていてはいけませんよ。純粋な気持ちで山には行きましょう。なんて私が言っても無理がありますかね✨
kazuさん、こんにちは♪
山荘から山頂へいくときはガスで迷いましたが期待通り、晴れてくれてよかったです。時間もギリギリ間に合ったので満足です。
kazuさんの山ガールレコが最近ないので寂しいですよ。復帰を待ってます(*^▽^*)
ただ…山ガールが行く小屋は失敗ないですよ
お疲れ様です。自分は前日から涸沢入りで、渋滞を避けて5時前から登りはじめてたところに上部から落石がありました。幸い落石は私のいた付近からはそれており、また取り付きの登山道に達する前に止まったので事なきを得ました。
岩場では、落石は自分は良くても下の人がかなりの確率で怪我を負うリスクを伴います。岩場を行くものはリスクに備えヘルメット等でリスク回避に努めるとともに、周囲のために慎重に、落石を起こさないよう登下降してもらいたいものです。
お疲れ様です!
すみません、takaohさんのラーク!の声に反応して、注意していましたが、登山道がある稜線からはそれて、私のほうまでこないと思ったので私は、ラークと叫ばずにすみました。が…、岩が落ち着くまでは目が離せず。
結構大きな岩が落ちて来たので、これが登山道のあるザイテングラートの稜線であったら、と思うとぞっとしました。
小石であっても、大きな事故につながるので、注意してほしいです。落としたらすかさず、ラーク!と叫んでほしいです。落石です!もいいですが、あんまりピンとこないので、ラーク!ですね。人間が落ちたらフォール!
関係ないですが,takaohさんのウェアをチェックしてしまいました。びしっと決められていましたね
edus4100さん、はじめまして!
詳細な山行記録、参考にさせていただきました。
おかげさまで9月末に19年ぶりの奥穂高を不安なく登ることができました。
ありがとうございました。
rokko931
rokko931さん、はじめまして♪(*^▽^*)
19年ぶりの奥穂高、お疲れさまでした
ちなみに、CTをみると横尾と涸沢小屋ですれ違ってますねえ。横尾ではいつも自販機の前で休んでいます。
レコを拝見させていただき、下山後の観光もありで充実されていますね
新穂高への下山路は参考にします。
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