縦走初日。上高地バスターミナル到着時。もう下でも霜が降りていた。
1
9/19 5:32
縦走初日。上高地バスターミナル到着時。もう下でも霜が降りていた。
快晴で前穂がくっきり(徳澤ー横尾間)。
1
9/19 7:11
快晴で前穂がくっきり(徳澤ー横尾間)。
槍ヶ岳より槍っぽい槍見台。
1
9/19 8:57
槍ヶ岳より槍っぽい槍見台。
水俣乗越が見えてきた。いよいよ一般ルートから外れる。
0
水俣乗越が見えてきた。いよいよ一般ルートから外れる。
水俣乗越より高瀬ダム方面を見る。
0
9/19 10:55
水俣乗越より高瀬ダム方面を見る。
天上沢下降中望む北鎌尾根。
1
9/19 12:00
天上沢下降中望む北鎌尾根。
天上沢の水量は偵察時より減少。まさかの北鎌沢出合素通りの失敗!1時間をロス。
0
9/19 13:19
天上沢の水量は偵察時より減少。まさかの北鎌沢出合素通りの失敗!1時間をロス。
北鎌沢出合。8月中旬の偵察時はここを水がさらさら流れていた。
1
9/19 15:05
北鎌沢出合。8月中旬の偵察時はここを水がさらさら流れていた。
こういう景色になってからさらに1時間ほど登攀させられて、ややあせりを感じたころ。
1
9/19 16:06
こういう景色になってからさらに1時間ほど登攀させられて、ややあせりを感じたころ。
ようやっとコルが見えてきた。
1
9/19 17:39
ようやっとコルが見えてきた。
北鎌のコルテント場。今夜は独り占め(広さは70Lザックと比較のこと)。
1
9/19 17:42
北鎌のコルテント場。今夜は独り占め(広さは70Lザックと比較のこと)。
二日目。あたりが明るくなるのを待ってスタート。夜は曇っていたが有明の月が見え始めた。
0
9/20 5:15
二日目。あたりが明るくなるのを待ってスタート。夜は曇っていたが有明の月が見え始めた。
居心地のいいコルを出たとたんいきなり険しい岩稜急登に出会う。北鎌は甘くない。
2
9/27 20:40
居心地のいいコルを出たとたんいきなり険しい岩稜急登に出会う。北鎌は甘くない。
急登後に小さいながらテントスペース発見。残置マットあり。こういう落し物(残し物?)が目立った。
2
9/27 20:12
急登後に小さいながらテントスペース発見。残置マットあり。こういう落し物(残し物?)が目立った。
P9から見たP10独標。いよいよ登攀の第一の山場が近い。
2
9/20 6:27
P9から見たP10独標。いよいよ登攀の第一の山場が近い。
右端のミニピークを猫耳と名づけていた方がいらしたが、なるほど猫の後頭部そっくりだ。
2
9/20 6:28
右端のミニピークを猫耳と名づけていた方がいらしたが、なるほど猫の後頭部そっくりだ。
独標が迫ってきた。
2
9/20 6:36
独標が迫ってきた。
正面の一枚岩はとても手が出ず。右へトラバース。
2
9/20 7:39
正面の一枚岩はとても手が出ず。右へトラバース。
トラバース部分を過ぎたところ。道はほぼ崩落。石は浮きまくり。一応残置ロープには触れずに通過したがかなり危険だった。
2
9/20 7:53
トラバース部分を過ぎたところ。道はほぼ崩落。石は浮きまくり。一応残置ロープには触れずに通過したがかなり危険だった。
独標の登攀途中で足元を見る。試行錯誤でやく2時間を消費。一番しんどかったところ。
1
9/20 8:39
独標の登攀途中で足元を見る。試行錯誤でやく2時間を消費。一番しんどかったところ。
登攀を終えて独標頂上(正面の岩)が見えてきた。一安心。
2
9/20 9:22
登攀を終えて独標頂上(正面の岩)が見えてきた。一安心。
独標より槍ヶ岳山頂。まだまだ岩稜は続く。
2
9/20 9:23
独標より槍ヶ岳山頂。まだまだ岩稜は続く。
P11か?自信なし
1
9/20 10:13
P11か?自信なし
P12か?自信なし
1
9/20 10:38
P12か?自信なし
独標を過ぎると岩稜はますますその険しい表情をあらわにする。
2
9/20 10:47
独標を過ぎると岩稜はますますその険しい表情をあらわにする。
ざれ具合からするとP13っぽい。
1
9/27 12:27
ざれ具合からするとP13っぽい。
P14を過ぎたあたりだろうか。ここから見る槍ヶ岳は憧れというよりも悪魔の山の様相を呈する。子槍、孫槍、ひ孫槍が視線に入る。いつかあのラインにも挑みたい
2
9/20 12:21
P14を過ぎたあたりだろうか。ここから見る槍ヶ岳は憧れというよりも悪魔の山の様相を呈する。子槍、孫槍、ひ孫槍が視線に入る。いつかあのラインにも挑みたい
P15にある有名な「諸君がんばれ」のプレート。
3
9/20 12:23
P15にある有名な「諸君がんばれ」のプレート。
北鎌平到着。
2
9/20 13:01
北鎌平到着。
いよいよ槍の穂に取り付く。ルートにあたりをつける。といっても踏み跡らしきところをたどるだけなのだが。
1
9/20 13:41
いよいよ槍の穂に取り付く。ルートにあたりをつける。といっても踏み跡らしきところをたどるだけなのだが。
槍の穂取り付き中に独標方面を振り返る。ついにここまで来たかという感慨と、もうくたくたという疲労感が入り混じる。しかしまずは目先の登攀だ
1
9/20 13:55
槍の穂取り付き中に独標方面を振り返る。ついにここまで来たかという感慨と、もうくたくたという疲労感が入り混じる。しかしまずは目先の登攀だ
上のチムニー。ここを登り切れば山頂だ。
1
9/27 22:11
上のチムニー。ここを登り切れば山頂だ。
白い杭。これが左手に見えれば、ルートに間違えはない
1
9/20 14:16
白い杭。これが左手に見えれば、ルートに間違えはない
最後の岩を越えたとき「これで死なないですむだろう」という安堵感が山頂征服の感動を上回った。登攀を終えて祠の左後ろに飛び出た瞬間の、本人以外には何の価値もない写真。
3
最後の岩を越えたとき「これで死なないですむだろう」という安堵感が山頂征服の感動を上回った。登攀を終えて祠の左後ろに飛び出た瞬間の、本人以外には何の価値もない写真。
山頂(3180m)。祠の前で長い間手を合わさずに入られなかった。槍ヶ岳の神様、ありがとうございました。
3
9/20 14:28
山頂(3180m)。祠の前で長い間手を合わさずに入られなかった。槍ヶ岳の神様、ありがとうございました。
北鎌踏破の余韻に浸りきる間もなく3000m超の岩稜縦走は続く。まずは大喰岳(3101m)。肩の小屋とそのテント場に泊まった人は、大喰岳から槍のモルゲンを見るのもお勧め。
1
9/20 15:13
北鎌踏破の余韻に浸りきる間もなく3000m超の岩稜縦走は続く。まずは大喰岳(3101m)。肩の小屋とそのテント場に泊まった人は、大喰岳から槍のモルゲンを見るのもお勧め。
中岳(3084m)。登る気力は尽きても歩く気力はまだ残っているようだ
1
9/20 15:45
中岳(3084m)。登る気力は尽きても歩く気力はまだ残っているようだ
南岳(3032m)。まだあの向こうまで歩かないと休めない。
1
9/20 16:27
南岳(3032m)。まだあの向こうまで歩かないと休めない。
やっと南岳山頂。山頂で教えていただいたブロッケン現象。生まれて初めて見た。北鎌踏破のごほうびか。ここからしばらく下ってようやく二日目のテントサイト、南岳小屋に到着した。この晩は天の川を見るというごほうびにもあずかれた。
1
9/20 17:21
やっと南岳山頂。山頂で教えていただいたブロッケン現象。生まれて初めて見た。北鎌踏破のごほうびか。ここからしばらく下ってようやく二日目のテントサイト、南岳小屋に到着した。この晩は天の川を見るというごほうびにもあずかれた。
縦走三日目。まだ暗いうちから大キレット越えに取り掛かったがすぐに明るくなりだした。
2
9/21 5:07
縦走三日目。まだ暗いうちから大キレット越えに取り掛かったがすぐに明るくなりだした。
大キレットのモルゲン、草紅葉混じり。
2
9/21 5:45
大キレットのモルゲン、草紅葉混じり。
大キレットへ下るはしごを恐ろしげに撮影してみた。
1
10/12 0:16
大キレットへ下るはしごを恐ろしげに撮影してみた。
長谷川ピークを飛騨泣きから撮影した。ピーク上の人影が迫力を誘う。
3
9/21 7:06
長谷川ピークを飛騨泣きから撮影した。ピーク上の人影が迫力を誘う。
飛騨泣きから大キレット全貌を撮影すると、まだ槍は視界に入らないことがわかる。
2
9/21 7:06
飛騨泣きから大キレット全貌を撮影すると、まだ槍は視界に入らないことがわかる。
北穂高岳(3106m)。バックに写っている槍ヶ岳のさらにずっと北から縦走してきたわけだが、まだまだ縦走は続く。
2
9/21 8:33
北穂高岳(3106m)。バックに写っている槍ヶ岳のさらにずっと北から縦走してきたわけだが、まだまだ縦走は続く。
北穂−涸沢縦走中に見る前穂北尾根と涸沢ヒュッテ。北尾根は登攀意欲をそそる。
1
9/21 8:58
北穂−涸沢縦走中に見る前穂北尾根と涸沢ヒュッテ。北尾根は登攀意欲をそそる。
奥穂高、ジャンダルムが見えてきた。今日はあの先まで歩くと思うだけでも疲労感が増す気がする。
1
9/21 8:58
奥穂高、ジャンダルムが見えてきた。今日はあの先まで歩くと思うだけでも疲労感が増す気がする。
穂高山荘へ着く前には涸沢岳の登攀が立ちふさがる。前回来た時よりも手ごわく感じるのは縦走3日目で疲れてきたからか。
2
9/21 9:23
穂高山荘へ着く前には涸沢岳の登攀が立ちふさがる。前回来た時よりも手ごわく感じるのは縦走3日目で疲れてきたからか。
涸沢岳(3110m。ここで頂上だろうというところからもう一度登攀があって苦戦した。ここから穂高山荘に下り、給水の後に奥穂高山頂(3190m)に到達した。奥穂高山頂の祠で今回の縦走の第二の核心部分、奥穂ー西穂縦走の成功を祈った上で縦走を継続した。奥穂高、穂高山荘周辺の写真はいい写真がなかったので省略した。
1
9/21 10:42
涸沢岳(3110m。ここで頂上だろうというところからもう一度登攀があって苦戦した。ここから穂高山荘に下り、給水の後に奥穂高山頂(3190m)に到達した。奥穂高山頂の祠で今回の縦走の第二の核心部分、奥穂ー西穂縦走の成功を祈った上で縦走を継続した。奥穂高、穂高山荘周辺の写真はいい写真がなかったので省略した。
馬の背を下降後に、恐ろしげに撮影してみた。
2
9/21 12:55
馬の背を下降後に、恐ろしげに撮影してみた。
ロバの耳を下った後に待ち受けるジャンダルム。今回は奥穂高側の急斜面を登攀した。ルートのあては前回つけてあったので、比較的容易に成功した。
1
9/21 13:14
ロバの耳を下った後に待ち受けるジャンダルム。今回は奥穂高側の急斜面を登攀した。ルートのあては前回つけてあったので、比較的容易に成功した。
ジャンダルム頂上にて天使の祝福を受ける。
2
9/21 13:34
ジャンダルム頂上にて天使の祝福を受ける。
そして自分にも後光が。本縦走2回目のブロッケン現象を観察する僥倖に預かる。
1
そして自分にも後光が。本縦走2回目のブロッケン現象を観察する僥倖に預かる。
上高地があんな遠くに見える。
1
9/21 13:38
上高地があんな遠くに見える。
西穂、焼岳。まだあそこまで縦走するのか、、、
1
9/21 14:40
西穂、焼岳。まだあそこまで縦走するのか、、、
焼岳、乗鞍、御岳山。このときは御岳山が噴火しようとは想像だにしなかった。
0
9/21 14:44
焼岳、乗鞍、御岳山。このときは御岳山が噴火しようとは想像だにしなかった。
こぶ尾根のかしらを過ぎると、前回の西穂−奥穂縦走の際に使用したテント跡が見えてきた。いい場所だがさらに先に進まねばならない。
2
9/21 14:48
こぶ尾根のかしらを過ぎると、前回の西穂−奥穂縦走の際に使用したテント跡が見えてきた。いい場所だがさらに先に進まねばならない。
少しでも西穂に近づきたかったが、こぶ尾根通過で一気にペースと集中力が落ち、仕方なく天狗のコルにてテント泊を決定した。
2
9/21 15:31
少しでも西穂に近づきたかったが、こぶ尾根通過で一気にペースと集中力が落ち、仕方なく天狗のコルにてテント泊を決定した。
ここではどうしてもテントを張りたくなかった。
0
9/21 16:26
ここではどうしてもテントを張りたくなかった。
なぜならば、テントの横にはこんな岩の斜面が伸びている。手前の石ひとつが落ちれば重傷または死亡であろう。
1
9/21 16:26
なぜならば、テントの横にはこんな岩の斜面が伸びている。手前の石ひとつが落ちれば重傷または死亡であろう。
しかし体力とこれからのコースの険しさ、残り時間を考えてここにせざるを得なかった。
2
9/21 16:53
しかし体力とこれからのコースの険しさ、残り時間を考えてここにせざるを得なかった。
四日目。天狗のコルテントから笠が岳のモルゲン。この日は西穂までの行程なので、1時間朝寝坊した。
1
四日目。天狗のコルテントから笠が岳のモルゲン。この日は西穂までの行程なので、1時間朝寝坊した。
今回の縦走の課題のひとつだった、天狗のコルの鎖場をよけて鎖なしで登るという課題は果たせず。写真で見るとなんてもないが、ホールドがぐらぐらだったり、つかみどころが後ひとつ足りなかったりと、あと少しが危険すぎてしり込みした。次回はもう少し研究したいところだ。
2
今回の縦走の課題のひとつだった、天狗のコルの鎖場をよけて鎖なしで登るという課題は果たせず。写真で見るとなんてもないが、ホールドがぐらぐらだったり、つかみどころが後ひとつ足りなかったりと、あと少しが危険すぎてしり込みした。次回はもう少し研究したいところだ。
天狗のコルの鎖場を越えて振り返ると、槍ヶ岳にベールのような雲がかかっていた。時にこの雲自身が天女のような優雅な姿を見せていた。
1
天狗のコルの鎖場を越えて振り返ると、槍ヶ岳にベールのような雲がかかっていた。時にこの雲自身が天女のような優雅な姿を見せていた。
天狗岳が見えてきた。
1
天狗岳が見えてきた。
天狗岳山頂到着。続いて間の岳を目指す。
1
天狗岳山頂到着。続いて間の岳を目指す。
間の岳も飛騨側からはこんなやせ尾根に見える。
2
間の岳も飛騨側からはこんなやせ尾根に見える。
間の岳到着。頂上の標識は岩に消えそうなペンキで書かれている。知らないと通り過ぎそうだ。
2
間の岳到着。頂上の標識は岩に消えそうなペンキで書かれている。知らないと通り過ぎそうだ。
奥に西穂山頂が見えてきた。
1
奥に西穂山頂が見えてきた。
振り返ると真っ青な空に吊尾根がくっきり。
2
振り返ると真っ青な空に吊尾根がくっきり。
最後の難所。空まで続きそうな長い鎖場。でも鎖を使わなくても登ることができる。
1
最後の難所。空まで続きそうな長い鎖場。でも鎖を使わなくても登ることができる。
鎖を超えると、いよいよ山頂か
1
鎖を超えると、いよいよ山頂か
明神岳も応援してくれている。それにしても空の青いこと。
1
明神岳も応援してくれている。それにしても空の青いこと。
でも、西穂山頂はまだまだ先だった。
2
でも、西穂山頂はまだまだ先だった。
途中こんなやせ尾根を通過するし。でも、、、
1
途中こんなやせ尾根を通過するし。でも、、、
今度こそゴールは間近。
1
今度こそゴールは間近。
山頂の人たちが見えてきた。
1
山頂の人たちが見えてきた。
西穂山頂到着。でも独標まではまだ気が抜けない。それに半日でへばってきてるし。
2
西穂山頂到着。でも独標まではまだ気が抜けない。それに半日でへばってきてるし。
さらにここからp1、、、p10とたどって独標へ行かなければならない.
1
さらにここからp1、、、p10とたどって独標へ行かなければならない.
ピラミッドピーク、均整の取れた三角
1
ピラミッドピーク、均整の取れた三角
無名峰に寄り道する余裕も出てきた。
1
無名峰に寄り道する余裕も出てきた。
ピラミッドピーク(p8)到着。
1
ピラミッドピーク(p8)到着。
振り返ると、奥穂、吊尾根、明神が快晴の元にどっしりと構えていた。
1
振り返ると、奥穂、吊尾根、明神が快晴の元にどっしりと構えていた。
p8から独標までの尾根がやせていて危険度高し。
2
p8から独標までの尾根がやせていて危険度高し。
独標が見えてきた。
1
独標が見えてきた。
独標到着。
1
独標到着。
独標のすぐ下に、ひっそりと隠れるように松本深志高校の遭難慰霊碑があった。落雷で11名の命が失われた事故。
1
独標のすぐ下に、ひっそりと隠れるように松本深志高校の遭難慰霊碑があった。落雷で11名の命が失われた事故。
丸山を目指して最後のひと踏ん張り。
1
丸山を目指して最後のひと踏ん張り。
丸山到着。ザックをおろして水を飲んで気合を入れなおした。
1
丸山到着。ザックをおろして水を飲んで気合を入れなおした。
丸山から西穂山荘までは軽い登山路だが、縦走4日目だとかなり応えた。しかし、お昼過ぎには西穂山荘へ到着。
1
丸山から西穂山荘までは軽い登山路だが、縦走4日目だとかなり応えた。しかし、お昼過ぎには西穂山荘へ到着。
今日はここまで。西穂ラーメンを食べて、テントを張って、あとはごろごろ。ところが昼寝したら夜眠れなくなってしまったのだが、、、。
1
今日はここまで。西穂ラーメンを食べて、テントを張って、あとはごろごろ。ところが昼寝したら夜眠れなくなってしまったのだが、、、。
5日目 夜眠れずに3時に荷物を畳み、3時40分には出発した。上高地、焼岳分岐点に4時には到着。
0
5日目 夜眠れずに3時に荷物を畳み、3時40分には出発した。上高地、焼岳分岐点に4時には到着。
槍見台付近で朝焼けが広がった。明神岳と横尾方面。
0
槍見台付近で朝焼けが広がった。明神岳と横尾方面。
この後、2時間くらい地味な樹林帯を歩く。途中笹つきの斜面のトラバースがあってやや危険であったが、何とか焼岳小屋が見えてきた。
0
この後、2時間くらい地味な樹林帯を歩く。途中笹つきの斜面のトラバースがあってやや危険であったが、何とか焼岳小屋が見えてきた。
焼岳小屋を過ぎると、焼岳の雄姿が快晴の空をバックに飛び込んできた。気持ちが高揚した瞬間であった。
0
焼岳小屋を過ぎると、焼岳の雄姿が快晴の空をバックに飛び込んできた。気持ちが高揚した瞬間であった。
一歩きで焼岳の全貌が見えてくる。この急斜面を登はんするのかと驚いた(実際には見かけほどではないが)。
0
一歩きで焼岳の全貌が見えてくる。この急斜面を登はんするのかと驚いた(実際には見かけほどではないが)。
真ん中の丸い穴から時折蒸気が噴出していた。
0
真ん中の丸い穴から時折蒸気が噴出していた。
ススキの穂が開いて、北アルプスの早い秋が始まっていることがわかる。
0
ススキの穂が開いて、北アルプスの早い秋が始まっていることがわかる。
高度を上げていく。北峰が迫ってくる。
0
高度を上げていく。北峰が迫ってくる。
中の湯温泉との分岐点。水蒸気が激しく噴出していた。
0
中の湯温泉との分岐点。水蒸気が激しく噴出していた。
分岐点を振り返る。南峰への尾根(実は火口の縁)が鋭く伸びている。
0
分岐点を振り返る。南峰への尾根(実は火口の縁)が鋭く伸びている。
今回の縦走の最後のピーク、焼岳到着。
0
今回の縦走の最後のピーク、焼岳到着。
火口の向こうに白山が見える。
0
火口の向こうに白山が見える。
火口と南峰。南峰は立ち入り禁止になっているのが残念。
0
火口と南峰。南峰は立ち入り禁止になっているのが残念。
山頂は風が強かった。アルコールランプでお茶を沸かそうとしたが、風をよけながらの点火がなかなかうまくいかずに難儀した。ライターがうまく燃えないのであった。結局何とか点火に成功し、紅茶をいただいた。北を見ると縦走してきた峰の一部分が見える。左のほうに槍の穂がちょんと出ているが、あの更にずっと北の向こうから縦走してきたのだと思うと感慨深い。
0
山頂は風が強かった。アルコールランプでお茶を沸かそうとしたが、風をよけながらの点火がなかなかうまくいかずに難儀した。ライターがうまく燃えないのであった。結局何とか点火に成功し、紅茶をいただいた。北を見ると縦走してきた峰の一部分が見える。左のほうに槍の穂がちょんと出ているが、あの更にずっと北の向こうから縦走してきたのだと思うと感慨深い。
さて、縦走路を目に焼き付けながら下山である。
1
さて、縦走路を目に焼き付けながら下山である。
下りで調子に乗って飛ばしていたら右足のアキレス腱で鈍い音が。幸いアキレス腱断裂ではなかった(経験上わかる)が以下、ペースがどんどん落ちた。
1
下りで調子に乗って飛ばしていたら右足のアキレス腱で鈍い音が。幸いアキレス腱断裂ではなかった(経験上わかる)が以下、ペースがどんどん落ちた。
稜線が見えるのも、もうすぐおしまい。
0
稜線が見えるのも、もうすぐおしまい。
焼岳小屋でコーラのペットボトルを購入した。
0
焼岳小屋でコーラのペットボトルを購入した。
草地の中の登山道を下山していく。右足アキレス腱に大きな力がかからないよう、だましだまし下山した。向こうに見えるかっこいい山は霞沢岳である。
0
草地の中の登山道を下山していく。右足アキレス腱に大きな力がかからないよう、だましだまし下山した。向こうに見えるかっこいい山は霞沢岳である。
途中、巨大な地すべりの跡に沿って下山する。
0
途中、巨大な地すべりの跡に沿って下山する。
霞沢岳を真正面に、遠い眼下に帝国ホテルが見える。間もなく社会復帰である。
0
霞沢岳を真正面に、遠い眼下に帝国ホテルが見える。間もなく社会復帰である。
焼岳からの下山コース途中、鎖場のトラバースや、写真のようなはしごが何箇所かあった。実はこのはしご場の通過中、ザックの上にくくりつけていたテントが袋からはみ出していたらしく、木の枝に引っかかって広がってしまい、回収に難儀したのであった。
2014年11月22日 20:33撮影
0
11/22 20:33
焼岳からの下山コース途中、鎖場のトラバースや、写真のようなはしごが何箇所かあった。実はこのはしご場の通過中、ザックの上にくくりつけていたテントが袋からはみ出していたらしく、木の枝に引っかかって広がってしまい、回収に難儀したのであった。
高度感のある工事現場用足場による下降。
2014年11月22日 20:34撮影
0
11/22 20:34
高度感のある工事現場用足場による下降。
しかし、樹林帯に入って、間もなく登山口である。木漏れ日が気持ちいい。
0
しかし、樹林帯に入って、間もなく登山口である。木漏れ日が気持ちいい。
ずっと岩稜ばかりだったのでこういう道がうれしい。
0
ずっと岩稜ばかりだったのでこういう道がうれしい。
樹林の中が明るくなってしばらくすると。
0
樹林の中が明るくなってしばらくすると。
遠くに登山口が見えてきた。
0
遠くに登山口が見えてきた。
思わず「やったー」と叫んだ。
0
思わず「やったー」と叫んだ。
なんとか、大過なく帰ることができた。右足は痛むが。
0
なんとか、大過なく帰ることができた。右足は痛むが。
田代橋にて、吊り尾根を見る。
0
田代橋にて、吊り尾根を見る。
時間に余裕があったので、ピクニックベンチでフライシートを乾かした。
0
時間に余裕があったので、ピクニックベンチでフライシートを乾かした。
テント、ポールも乾かし、ポールの砂を落とした。
0
テント、ポールも乾かし、ポールの砂を落とした。
竜虎相まみえる。明神岳対六百山。
0
竜虎相まみえる。明神岳対六百山。
田代池−バスターミナル間の遊歩道より。吊り尾根をはじめ奥穂−西穂の岩稜が美しくそびえていた。5日間の縦走を振り返ってしばらく眺めていた。この後小梨平まで足を運んで入浴したが、アキレス腱の痛みは相変わらず。歩けたので軽症には違いないものの、帰宅まで冷や汗をかきながらの移動であった。
0
田代池−バスターミナル間の遊歩道より。吊り尾根をはじめ奥穂−西穂の岩稜が美しくそびえていた。5日間の縦走を振り返ってしばらく眺めていた。この後小梨平まで足を運んで入浴したが、アキレス腱の痛みは相変わらず。歩けたので軽症には違いないものの、帰宅まで冷や汗をかきながらの移動であった。
takahashisunさん
上高地から一周、それもこのルートで、素晴らしすぎる行程ですね。
テント泊装備で、最後焼岳までって、見ているだけでヘトヘトです。
北鎌も凄いけれど、奥〜西の間でテント泊してしまう勇気がビックリです!
maple19さん、コメントをありがとうございます。
今ヤマレコで昔の山行記録をアップを勧めるキャンペーンしてますね。
似たようなアクションとして、
キャンペーンにはシステム上ならないかもしれませんが過去の山行記録に
コメントしようなんて呼びかけも面白いかもしれないと思ってます。
多くのユーザーさんがやってると思いますけれど、目標とする
行程の過去の山行記録って調べていると思うのですよね。そのときに
謝辞を書いたり、あるいは目標達成したときに、おかげさまで
○○さんのレコを参考にしてかくかくしかじか出来ました、
なんてコメントを入れたりすると、その先行者の方も、
山行記録残しておいてよかったなとか、
そういえばあの時こんなに頑張ったんだななんて記憶が活性化すると
思うのですよ。
さて、自分の他の山行記録をご覧になっているmaple19さんは
お気づきのとおり、このレコには本来冗長すぎるほどの
感想文が付いていないといけないのですがいまだに果たせないでおります。
山やめるまでにはあるいは頭が働いているうちに、「北鎌への道」なんて
一連のレコ(初上高地ハイキングからこのヤマレコまでの一連の山行記録)
を残せたらなどと思っているのですが、、、
maple19さんは恐らくどんどんアルパインな方面へ進まれると思います。
安全と無事をお祈りして応援してます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する