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Yamareco

記録ID: 517891
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根−槍−大キレットー奥穂ー西穂−焼岳

2014年09月19日(金) ~ 2014年09月23日(火)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
43.1km
登り
3,015m
下り
3,019m

コースタイム

9月19日
5:30 上高地バスターミナル発
6:10 明神館通過
6:45 徳沢通過
7:30 横尾通過
8:50 槍沢ロッジ通過
9:00 槍見台到着、小休止
9:20 槍見台出発
10:00 大曲り、水俣乗越へ
11:00 水俣乗越通過、天上沢へ下降開始
15:10 1時間の道迷いロスの後北鎌沢出合到着、登攀開始
17:40 北鎌のコル到着、テント泊

9月19日 北鎌のピーク番号は独標(P10)、P15(諸君頑張れ)以外は不正確
5:10 北鎌のコルスタート
6:30 P8
7:40 P10独標正面岸壁(右へ巻いてから登攀)
9:20 独標山頂
11:20 P13
12:20 P15
13:00 北鎌平
14:00 上のチムニー(最後の登攀)
14:20 槍ヶ岳山頂
14:50 槍ヶ岳山荘出発
15:40 大喰岳山頂
16:10 中岳山頂
17:00 天狗原
17:20 南岳山頂
17:30 南岳小屋到着 テント泊

9月21日
5:10 南岳小屋テント場出発
6:33 長谷川ピーク
6:47 A沢のコル
7:54 北穂高小屋到着 休憩
8:30 北穂高小屋出発 北穂高山頂(北峰)到着
9:30 最低コル
10:40 涸沢岳
11:00 穂高岳山荘着 休憩、給水1L
11:20 穂高岳山荘出発
12:10 奥穂高岳
13:00 馬の背基部
13:30 ジャンダルム
14:00 こぶ尾根の頭
14:50 前回のビバーク地
16:30 天狗のコル、飛騨側テント跡にてビバーク(テント泊)

9月22日
6:00 天狗のコル出発
7:00 天狗岳山頂
8:00 間の岳山頂
9:50 西穂山頂
10:50 ピラミッドピーク
11:30 独標山頂
12:10 丸山山頂
12:30 西穂山荘着、テント泊(午後は休養)

9月23日
3:40 西穂山荘テント場出発
4:10 焼岳・上高地分岐点
5:20 槍見台
7:10 焼岳小屋通過
7:20 焼岳展望台
8:20 焼岳山頂、コーヒーブレイク 
9:30 山頂出発
10:30 焼岳小屋着、小休止
12:20 上高地登山口通過、
途中ピクニックテーブルでテントとフライを乾かしながら休憩
13:40 河童橋着
その後、小梨平キャンプ場で入浴
16:15 さわやか信州号乗車
22:00 新宿着
天候 19日:晴れ;20日:晴れ(朝のうち曇り);21日:快晴;22日:快晴;23日:快晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:新宿からさわやか信州号で上高地バスターミナルへ
帰り:上高地バスターミナルからさわやか信州号で新宿へ(通常渋滞で大幅に遅れる。注意)
コース状況/
危険箇所等
初級者にとってほぼすべて危険だが、
1.北鎌沢出合を見落とさないように。ケルンあり。季節により出合の水流はあったりなかったり。ただし上部では左俣に水流がある。右俣も季節によっては水を取れる
北鎌尾根は道の崩落が進んでいて要注意。またルートファインディング能力が必要(ペンキマークなし)槍以降の岩稜はペンキマークを正しくたどること、外れると北鎌並みか、それ以上に危険になる。
2.大キレットは飛騨泣きでの落石(落とすほうも落とされるほうも)に注意
3.奥穂−西穂間はジャンダルム後にペンキマークを追いづらくなる箇所があり
西穂山荘ー焼岳小屋間で道の崩れ+笹つきの斜面を通る箇所あり。滑落注意。他に比べて楽なので、油断しやすい。
その他周辺情報 焼岳小屋にはテント場はない。
入浴は上高地温泉ホテル、清水屋ホテルが下山地に近い(営業時間に注意)
縦走初日。上高地バスターミナル到着時。もう下でも霜が降りていた。
2014年09月19日 05:32撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
9/19 5:32
縦走初日。上高地バスターミナル到着時。もう下でも霜が降りていた。
快晴で前穂がくっきり(徳澤ー横尾間)。
2014年09月19日 07:11撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 7:11
快晴で前穂がくっきり(徳澤ー横尾間)。
槍ヶ岳より槍っぽい槍見台。
2014年09月19日 08:57撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 8:57
槍ヶ岳より槍っぽい槍見台。
水俣乗越が見えてきた。いよいよ一般ルートから外れる。
水俣乗越が見えてきた。いよいよ一般ルートから外れる。
水俣乗越より高瀬ダム方面を見る。
2014年09月19日 10:55撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9/19 10:55
水俣乗越より高瀬ダム方面を見る。
天上沢下降中望む北鎌尾根。
2014年09月19日 12:00撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 12:00
天上沢下降中望む北鎌尾根。
天上沢の水量は偵察時より減少。まさかの北鎌沢出合素通りの失敗!1時間をロス。
2014年09月19日 13:19撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9/19 13:19
天上沢の水量は偵察時より減少。まさかの北鎌沢出合素通りの失敗!1時間をロス。
北鎌沢出合。8月中旬の偵察時はここを水がさらさら流れていた。
2014年09月19日 15:05撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 15:05
北鎌沢出合。8月中旬の偵察時はここを水がさらさら流れていた。
こういう景色になってからさらに1時間ほど登攀させられて、ややあせりを感じたころ。
2014年09月19日 16:06撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
9/19 16:06
こういう景色になってからさらに1時間ほど登攀させられて、ややあせりを感じたころ。
ようやっとコルが見えてきた。
2014年09月19日 17:39撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 17:39
ようやっとコルが見えてきた。
北鎌のコルテント場。今夜は独り占め(広さは70Lザックと比較のこと)。
2014年09月19日 17:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/19 17:42
北鎌のコルテント場。今夜は独り占め(広さは70Lザックと比較のこと)。
二日目。あたりが明るくなるのを待ってスタート。夜は曇っていたが有明の月が見え始めた。
2014年09月20日 05:15撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9/20 5:15
二日目。あたりが明るくなるのを待ってスタート。夜は曇っていたが有明の月が見え始めた。
居心地のいいコルを出たとたんいきなり険しい岩稜急登に出会う。北鎌は甘くない。
2014年09月27日 20:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/27 20:40
居心地のいいコルを出たとたんいきなり険しい岩稜急登に出会う。北鎌は甘くない。
急登後に小さいながらテントスペース発見。残置マットあり。こういう落し物(残し物?)が目立った。
2014年09月27日 20:12撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/27 20:12
急登後に小さいながらテントスペース発見。残置マットあり。こういう落し物(残し物?)が目立った。
P9から見たP10独標。いよいよ登攀の第一の山場が近い。
2014年09月20日 06:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 6:27
P9から見たP10独標。いよいよ登攀の第一の山場が近い。
右端のミニピークを猫耳と名づけていた方がいらしたが、なるほど猫の後頭部そっくりだ。
2014年09月20日 06:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 6:28
右端のミニピークを猫耳と名づけていた方がいらしたが、なるほど猫の後頭部そっくりだ。
独標が迫ってきた。
2014年09月20日 06:36撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 6:36
独標が迫ってきた。
正面の一枚岩はとても手が出ず。右へトラバース。
2014年09月20日 07:39撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 7:39
正面の一枚岩はとても手が出ず。右へトラバース。
トラバース部分を過ぎたところ。道はほぼ崩落。石は浮きまくり。一応残置ロープには触れずに通過したがかなり危険だった。
2014年09月20日 07:53撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 7:53
トラバース部分を過ぎたところ。道はほぼ崩落。石は浮きまくり。一応残置ロープには触れずに通過したがかなり危険だった。
独標の登攀途中で足元を見る。試行錯誤でやく2時間を消費。一番しんどかったところ。
2014年09月20日 08:39撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 8:39
独標の登攀途中で足元を見る。試行錯誤でやく2時間を消費。一番しんどかったところ。
登攀を終えて独標頂上(正面の岩)が見えてきた。一安心。
2014年09月20日 09:22撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 9:22
登攀を終えて独標頂上(正面の岩)が見えてきた。一安心。
独標より槍ヶ岳山頂。まだまだ岩稜は続く。
2014年09月20日 09:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 9:23
独標より槍ヶ岳山頂。まだまだ岩稜は続く。
P11か?自信なし
2014年09月20日 10:13撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 10:13
P11か?自信なし
P12か?自信なし
2014年09月20日 10:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 10:38
P12か?自信なし
独標を過ぎると岩稜はますますその険しい表情をあらわにする。
2014年09月20日 10:47撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 10:47
独標を過ぎると岩稜はますますその険しい表情をあらわにする。
ざれ具合からするとP13っぽい。
2014年09月27日 12:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/27 12:27
ざれ具合からするとP13っぽい。
P14を過ぎたあたりだろうか。ここから見る槍ヶ岳は憧れというよりも悪魔の山の様相を呈する。子槍、孫槍、ひ孫槍が視線に入る。いつかあのラインにも挑みたい
2014年09月20日 12:21撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 12:21
P14を過ぎたあたりだろうか。ここから見る槍ヶ岳は憧れというよりも悪魔の山の様相を呈する。子槍、孫槍、ひ孫槍が視線に入る。いつかあのラインにも挑みたい
P15にある有名な「諸君がんばれ」のプレート。
2014年09月20日 12:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 12:23
P15にある有名な「諸君がんばれ」のプレート。
北鎌平到着。
2014年09月20日 13:01撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 13:01
北鎌平到着。
いよいよ槍の穂に取り付く。ルートにあたりをつける。といっても踏み跡らしきところをたどるだけなのだが。
2014年09月20日 13:41撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 13:41
いよいよ槍の穂に取り付く。ルートにあたりをつける。といっても踏み跡らしきところをたどるだけなのだが。
槍の穂取り付き中に独標方面を振り返る。ついにここまで来たかという感慨と、もうくたくたという疲労感が入り混じる。しかしまずは目先の登攀だ
2014年09月20日 13:55撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 13:55
槍の穂取り付き中に独標方面を振り返る。ついにここまで来たかという感慨と、もうくたくたという疲労感が入り混じる。しかしまずは目先の登攀だ
上のチムニー。ここを登り切れば山頂だ。
2014年09月27日 22:11撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/27 22:11
上のチムニー。ここを登り切れば山頂だ。
白い杭。これが左手に見えれば、ルートに間違えはない
2014年09月20日 14:16撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 14:16
白い杭。これが左手に見えれば、ルートに間違えはない
最後の岩を越えたとき「これで死なないですむだろう」という安堵感が山頂征服の感動を上回った。登攀を終えて祠の左後ろに飛び出た瞬間の、本人以外には何の価値もない写真。
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最後の岩を越えたとき「これで死なないですむだろう」という安堵感が山頂征服の感動を上回った。登攀を終えて祠の左後ろに飛び出た瞬間の、本人以外には何の価値もない写真。
山頂(3180m)。祠の前で長い間手を合わさずに入られなかった。槍ヶ岳の神様、ありがとうございました。
2014年09月20日 14:28撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 14:28
山頂(3180m)。祠の前で長い間手を合わさずに入られなかった。槍ヶ岳の神様、ありがとうございました。
北鎌踏破の余韻に浸りきる間もなく3000m超の岩稜縦走は続く。まずは大喰岳(3101m)。肩の小屋とそのテント場に泊まった人は、大喰岳から槍のモルゲンを見るのもお勧め。
2014年09月20日 15:13撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 15:13
北鎌踏破の余韻に浸りきる間もなく3000m超の岩稜縦走は続く。まずは大喰岳(3101m)。肩の小屋とそのテント場に泊まった人は、大喰岳から槍のモルゲンを見るのもお勧め。
中岳(3084m)。登る気力は尽きても歩く気力はまだ残っているようだ
2014年09月20日 15:45撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 15:45
中岳(3084m)。登る気力は尽きても歩く気力はまだ残っているようだ
南岳(3032m)。まだあの向こうまで歩かないと休めない。
2014年09月20日 16:27撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 16:27
南岳(3032m)。まだあの向こうまで歩かないと休めない。
やっと南岳山頂。山頂で教えていただいたブロッケン現象。生まれて初めて見た。北鎌踏破のごほうびか。ここからしばらく下ってようやく二日目のテントサイト、南岳小屋に到着した。この晩は天の川を見るというごほうびにもあずかれた。
2014年09月20日 17:21撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/20 17:21
やっと南岳山頂。山頂で教えていただいたブロッケン現象。生まれて初めて見た。北鎌踏破のごほうびか。ここからしばらく下ってようやく二日目のテントサイト、南岳小屋に到着した。この晩は天の川を見るというごほうびにもあずかれた。
縦走三日目。まだ暗いうちから大キレット越えに取り掛かったがすぐに明るくなりだした。
2014年09月21日 05:07撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 5:07
縦走三日目。まだ暗いうちから大キレット越えに取り掛かったがすぐに明るくなりだした。
大キレットのモルゲン、草紅葉混じり。
2014年09月21日 05:45撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 5:45
大キレットのモルゲン、草紅葉混じり。
大キレットへ下るはしごを恐ろしげに撮影してみた。
2014年10月12日 00:16撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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10/12 0:16
大キレットへ下るはしごを恐ろしげに撮影してみた。
長谷川ピークを飛騨泣きから撮影した。ピーク上の人影が迫力を誘う。
2014年09月21日 07:06撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
3
9/21 7:06
長谷川ピークを飛騨泣きから撮影した。ピーク上の人影が迫力を誘う。
飛騨泣きから大キレット全貌を撮影すると、まだ槍は視界に入らないことがわかる。
2014年09月21日 07:06撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 7:06
飛騨泣きから大キレット全貌を撮影すると、まだ槍は視界に入らないことがわかる。
北穂高岳(3106m)。バックに写っている槍ヶ岳のさらにずっと北から縦走してきたわけだが、まだまだ縦走は続く。
2014年09月21日 08:33撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 8:33
北穂高岳(3106m)。バックに写っている槍ヶ岳のさらにずっと北から縦走してきたわけだが、まだまだ縦走は続く。
北穂−涸沢縦走中に見る前穂北尾根と涸沢ヒュッテ。北尾根は登攀意欲をそそる。
2014年09月21日 08:58撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
9/21 8:58
北穂−涸沢縦走中に見る前穂北尾根と涸沢ヒュッテ。北尾根は登攀意欲をそそる。
奥穂高、ジャンダルムが見えてきた。今日はあの先まで歩くと思うだけでも疲労感が増す気がする。
2014年09月21日 08:58撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 8:58
奥穂高、ジャンダルムが見えてきた。今日はあの先まで歩くと思うだけでも疲労感が増す気がする。
穂高山荘へ着く前には涸沢岳の登攀が立ちふさがる。前回来た時よりも手ごわく感じるのは縦走3日目で疲れてきたからか。
2014年09月21日 09:23撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 9:23
穂高山荘へ着く前には涸沢岳の登攀が立ちふさがる。前回来た時よりも手ごわく感じるのは縦走3日目で疲れてきたからか。
涸沢岳(3110m。ここで頂上だろうというところからもう一度登攀があって苦戦した。ここから穂高山荘に下り、給水の後に奥穂高山頂(3190m)に到達した。奥穂高山頂の祠で今回の縦走の第二の核心部分、奥穂ー西穂縦走の成功を祈った上で縦走を継続した。奥穂高、穂高山荘周辺の写真はいい写真がなかったので省略した。
2014年09月21日 10:42撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 10:42
涸沢岳(3110m。ここで頂上だろうというところからもう一度登攀があって苦戦した。ここから穂高山荘に下り、給水の後に奥穂高山頂(3190m)に到達した。奥穂高山頂の祠で今回の縦走の第二の核心部分、奥穂ー西穂縦走の成功を祈った上で縦走を継続した。奥穂高、穂高山荘周辺の写真はいい写真がなかったので省略した。
馬の背を下降後に、恐ろしげに撮影してみた。
2014年09月21日 12:55撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 12:55
馬の背を下降後に、恐ろしげに撮影してみた。
ロバの耳を下った後に待ち受けるジャンダルム。今回は奥穂高側の急斜面を登攀した。ルートのあては前回つけてあったので、比較的容易に成功した。
2014年09月21日 13:14撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
9/21 13:14
ロバの耳を下った後に待ち受けるジャンダルム。今回は奥穂高側の急斜面を登攀した。ルートのあては前回つけてあったので、比較的容易に成功した。
ジャンダルム頂上にて天使の祝福を受ける。
2014年09月21日 13:34撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 13:34
ジャンダルム頂上にて天使の祝福を受ける。
そして自分にも後光が。本縦走2回目のブロッケン現象を観察する僥倖に預かる。
1
そして自分にも後光が。本縦走2回目のブロッケン現象を観察する僥倖に預かる。
上高地があんな遠くに見える。
2014年09月21日 13:38撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 13:38
上高地があんな遠くに見える。
西穂、焼岳。まだあそこまで縦走するのか、、、
2014年09月21日 14:40撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
1
9/21 14:40
西穂、焼岳。まだあそこまで縦走するのか、、、
焼岳、乗鞍、御岳山。このときは御岳山が噴火しようとは想像だにしなかった。
2014年09月21日 14:44撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9/21 14:44
焼岳、乗鞍、御岳山。このときは御岳山が噴火しようとは想像だにしなかった。
こぶ尾根のかしらを過ぎると、前回の西穂−奥穂縦走の際に使用したテント跡が見えてきた。いい場所だがさらに先に進まねばならない。
2014年09月21日 14:48撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 14:48
こぶ尾根のかしらを過ぎると、前回の西穂−奥穂縦走の際に使用したテント跡が見えてきた。いい場所だがさらに先に進まねばならない。
少しでも西穂に近づきたかったが、こぶ尾根通過で一気にペースと集中力が落ち、仕方なく天狗のコルにてテント泊を決定した。
2014年09月21日 15:31撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
9/21 15:31
少しでも西穂に近づきたかったが、こぶ尾根通過で一気にペースと集中力が落ち、仕方なく天狗のコルにてテント泊を決定した。
ここではどうしてもテントを張りたくなかった。
2014年09月21日 16:26撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
9/21 16:26
ここではどうしてもテントを張りたくなかった。
なぜならば、テントの横にはこんな岩の斜面が伸びている。手前の石ひとつが落ちれば重傷または死亡であろう。
2014年09月21日 16:26撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
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9/21 16:26
なぜならば、テントの横にはこんな岩の斜面が伸びている。手前の石ひとつが落ちれば重傷または死亡であろう。
しかし体力とこれからのコースの険しさ、残り時間を考えてここにせざるを得なかった。
2014年09月21日 16:53撮影 by  COOLPIX S30, NIKON
2
9/21 16:53
しかし体力とこれからのコースの険しさ、残り時間を考えてここにせざるを得なかった。
四日目。天狗のコルテントから笠が岳のモルゲン。この日は西穂までの行程なので、1時間朝寝坊した。
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四日目。天狗のコルテントから笠が岳のモルゲン。この日は西穂までの行程なので、1時間朝寝坊した。
今回の縦走の課題のひとつだった、天狗のコルの鎖場をよけて鎖なしで登るという課題は果たせず。写真で見るとなんてもないが、ホールドがぐらぐらだったり、つかみどころが後ひとつ足りなかったりと、あと少しが危険すぎてしり込みした。次回はもう少し研究したいところだ。
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今回の縦走の課題のひとつだった、天狗のコルの鎖場をよけて鎖なしで登るという課題は果たせず。写真で見るとなんてもないが、ホールドがぐらぐらだったり、つかみどころが後ひとつ足りなかったりと、あと少しが危険すぎてしり込みした。次回はもう少し研究したいところだ。
天狗のコルの鎖場を越えて振り返ると、槍ヶ岳にベールのような雲がかかっていた。時にこの雲自身が天女のような優雅な姿を見せていた。
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天狗のコルの鎖場を越えて振り返ると、槍ヶ岳にベールのような雲がかかっていた。時にこの雲自身が天女のような優雅な姿を見せていた。
天狗岳が見えてきた。
1
天狗岳が見えてきた。
天狗岳山頂到着。続いて間の岳を目指す。
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天狗岳山頂到着。続いて間の岳を目指す。
間の岳も飛騨側からはこんなやせ尾根に見える。
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間の岳も飛騨側からはこんなやせ尾根に見える。
間の岳到着。頂上の標識は岩に消えそうなペンキで書かれている。知らないと通り過ぎそうだ。
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間の岳到着。頂上の標識は岩に消えそうなペンキで書かれている。知らないと通り過ぎそうだ。
奥に西穂山頂が見えてきた。
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奥に西穂山頂が見えてきた。
振り返ると真っ青な空に吊尾根がくっきり。
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振り返ると真っ青な空に吊尾根がくっきり。
最後の難所。空まで続きそうな長い鎖場。でも鎖を使わなくても登ることができる。
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最後の難所。空まで続きそうな長い鎖場。でも鎖を使わなくても登ることができる。
鎖を超えると、いよいよ山頂か
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鎖を超えると、いよいよ山頂か
明神岳も応援してくれている。それにしても空の青いこと。
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明神岳も応援してくれている。それにしても空の青いこと。
でも、西穂山頂はまだまだ先だった。
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でも、西穂山頂はまだまだ先だった。
途中こんなやせ尾根を通過するし。でも、、、
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途中こんなやせ尾根を通過するし。でも、、、
今度こそゴールは間近。
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今度こそゴールは間近。
山頂の人たちが見えてきた。
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山頂の人たちが見えてきた。
西穂山頂到着。でも独標まではまだ気が抜けない。それに半日でへばってきてるし。
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西穂山頂到着。でも独標まではまだ気が抜けない。それに半日でへばってきてるし。
さらにここからp1、、、p10とたどって独標へ行かなければならない.
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さらにここからp1、、、p10とたどって独標へ行かなければならない.
ピラミッドピーク、均整の取れた三角
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ピラミッドピーク、均整の取れた三角
無名峰に寄り道する余裕も出てきた。
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無名峰に寄り道する余裕も出てきた。
ピラミッドピーク(p8)到着。
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ピラミッドピーク(p8)到着。
振り返ると、奥穂、吊尾根、明神が快晴の元にどっしりと構えていた。
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振り返ると、奥穂、吊尾根、明神が快晴の元にどっしりと構えていた。
p8から独標までの尾根がやせていて危険度高し。
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p8から独標までの尾根がやせていて危険度高し。
独標が見えてきた。
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独標が見えてきた。
独標到着。
独標のすぐ下に、ひっそりと隠れるように松本深志高校の遭難慰霊碑があった。落雷で11名の命が失われた事故。
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独標のすぐ下に、ひっそりと隠れるように松本深志高校の遭難慰霊碑があった。落雷で11名の命が失われた事故。
丸山を目指して最後のひと踏ん張り。
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丸山を目指して最後のひと踏ん張り。
丸山到着。ザックをおろして水を飲んで気合を入れなおした。
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丸山到着。ザックをおろして水を飲んで気合を入れなおした。
丸山から西穂山荘までは軽い登山路だが、縦走4日目だとかなり応えた。しかし、お昼過ぎには西穂山荘へ到着。
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丸山から西穂山荘までは軽い登山路だが、縦走4日目だとかなり応えた。しかし、お昼過ぎには西穂山荘へ到着。
今日はここまで。西穂ラーメンを食べて、テントを張って、あとはごろごろ。ところが昼寝したら夜眠れなくなってしまったのだが、、、。
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今日はここまで。西穂ラーメンを食べて、テントを張って、あとはごろごろ。ところが昼寝したら夜眠れなくなってしまったのだが、、、。
5日目 夜眠れずに3時に荷物を畳み、3時40分には出発した。上高地、焼岳分岐点に4時には到着。
5日目 夜眠れずに3時に荷物を畳み、3時40分には出発した。上高地、焼岳分岐点に4時には到着。
槍見台付近で朝焼けが広がった。明神岳と横尾方面。
槍見台付近で朝焼けが広がった。明神岳と横尾方面。
この後、2時間くらい地味な樹林帯を歩く。途中笹つきの斜面のトラバースがあってやや危険であったが、何とか焼岳小屋が見えてきた。
この後、2時間くらい地味な樹林帯を歩く。途中笹つきの斜面のトラバースがあってやや危険であったが、何とか焼岳小屋が見えてきた。
焼岳小屋を過ぎると、焼岳の雄姿が快晴の空をバックに飛び込んできた。気持ちが高揚した瞬間であった。
焼岳小屋を過ぎると、焼岳の雄姿が快晴の空をバックに飛び込んできた。気持ちが高揚した瞬間であった。
一歩きで焼岳の全貌が見えてくる。この急斜面を登はんするのかと驚いた(実際には見かけほどではないが)。
一歩きで焼岳の全貌が見えてくる。この急斜面を登はんするのかと驚いた(実際には見かけほどではないが)。
真ん中の丸い穴から時折蒸気が噴出していた。
真ん中の丸い穴から時折蒸気が噴出していた。
ススキの穂が開いて、北アルプスの早い秋が始まっていることがわかる。
ススキの穂が開いて、北アルプスの早い秋が始まっていることがわかる。
高度を上げていく。北峰が迫ってくる。
高度を上げていく。北峰が迫ってくる。
中の湯温泉との分岐点。水蒸気が激しく噴出していた。
中の湯温泉との分岐点。水蒸気が激しく噴出していた。
分岐点を振り返る。南峰への尾根(実は火口の縁)が鋭く伸びている。
分岐点を振り返る。南峰への尾根(実は火口の縁)が鋭く伸びている。
今回の縦走の最後のピーク、焼岳到着。
今回の縦走の最後のピーク、焼岳到着。
火口の向こうに白山が見える。
火口の向こうに白山が見える。
火口と南峰。南峰は立ち入り禁止になっているのが残念。
火口と南峰。南峰は立ち入り禁止になっているのが残念。
山頂は風が強かった。アルコールランプでお茶を沸かそうとしたが、風をよけながらの点火がなかなかうまくいかずに難儀した。ライターがうまく燃えないのであった。結局何とか点火に成功し、紅茶をいただいた。北を見ると縦走してきた峰の一部分が見える。左のほうに槍の穂がちょんと出ているが、あの更にずっと北の向こうから縦走してきたのだと思うと感慨深い。
山頂は風が強かった。アルコールランプでお茶を沸かそうとしたが、風をよけながらの点火がなかなかうまくいかずに難儀した。ライターがうまく燃えないのであった。結局何とか点火に成功し、紅茶をいただいた。北を見ると縦走してきた峰の一部分が見える。左のほうに槍の穂がちょんと出ているが、あの更にずっと北の向こうから縦走してきたのだと思うと感慨深い。
さて、縦走路を目に焼き付けながら下山である。
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さて、縦走路を目に焼き付けながら下山である。
下りで調子に乗って飛ばしていたら右足のアキレス腱で鈍い音が。幸いアキレス腱断裂ではなかった(経験上わかる)が以下、ペースがどんどん落ちた。
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下りで調子に乗って飛ばしていたら右足のアキレス腱で鈍い音が。幸いアキレス腱断裂ではなかった(経験上わかる)が以下、ペースがどんどん落ちた。
稜線が見えるのも、もうすぐおしまい。
稜線が見えるのも、もうすぐおしまい。
焼岳小屋でコーラのペットボトルを購入した。
焼岳小屋でコーラのペットボトルを購入した。
草地の中の登山道を下山していく。右足アキレス腱に大きな力がかからないよう、だましだまし下山した。向こうに見えるかっこいい山は霞沢岳である。
草地の中の登山道を下山していく。右足アキレス腱に大きな力がかからないよう、だましだまし下山した。向こうに見えるかっこいい山は霞沢岳である。
途中、巨大な地すべりの跡に沿って下山する。
途中、巨大な地すべりの跡に沿って下山する。
霞沢岳を真正面に、遠い眼下に帝国ホテルが見える。間もなく社会復帰である。
霞沢岳を真正面に、遠い眼下に帝国ホテルが見える。間もなく社会復帰である。
焼岳からの下山コース途中、鎖場のトラバースや、写真のようなはしごが何箇所かあった。実はこのはしご場の通過中、ザックの上にくくりつけていたテントが袋からはみ出していたらしく、木の枝に引っかかって広がってしまい、回収に難儀したのであった。
2014年11月22日 20:33撮影
11/22 20:33
焼岳からの下山コース途中、鎖場のトラバースや、写真のようなはしごが何箇所かあった。実はこのはしご場の通過中、ザックの上にくくりつけていたテントが袋からはみ出していたらしく、木の枝に引っかかって広がってしまい、回収に難儀したのであった。
高度感のある工事現場用足場による下降。
2014年11月22日 20:34撮影
11/22 20:34
高度感のある工事現場用足場による下降。
しかし、樹林帯に入って、間もなく登山口である。木漏れ日が気持ちいい。
しかし、樹林帯に入って、間もなく登山口である。木漏れ日が気持ちいい。
ずっと岩稜ばかりだったのでこういう道がうれしい。
ずっと岩稜ばかりだったのでこういう道がうれしい。
樹林の中が明るくなってしばらくすると。
樹林の中が明るくなってしばらくすると。
遠くに登山口が見えてきた。
遠くに登山口が見えてきた。
思わず「やったー」と叫んだ。
思わず「やったー」と叫んだ。
なんとか、大過なく帰ることができた。右足は痛むが。
なんとか、大過なく帰ることができた。右足は痛むが。
田代橋にて、吊り尾根を見る。
田代橋にて、吊り尾根を見る。
時間に余裕があったので、ピクニックベンチでフライシートを乾かした。
時間に余裕があったので、ピクニックベンチでフライシートを乾かした。
テント、ポールも乾かし、ポールの砂を落とした。
テント、ポールも乾かし、ポールの砂を落とした。
竜虎相まみえる。明神岳対六百山。
竜虎相まみえる。明神岳対六百山。
田代池−バスターミナル間の遊歩道より。吊り尾根をはじめ奥穂−西穂の岩稜が美しくそびえていた。5日間の縦走を振り返ってしばらく眺めていた。この後小梨平まで足を運んで入浴したが、アキレス腱の痛みは相変わらず。歩けたので軽症には違いないものの、帰宅まで冷や汗をかきながらの移動であった。
田代池−バスターミナル間の遊歩道より。吊り尾根をはじめ奥穂−西穂の岩稜が美しくそびえていた。5日間の縦走を振り返ってしばらく眺めていた。この後小梨平まで足を運んで入浴したが、アキレス腱の痛みは相変わらず。歩けたので軽症には違いないものの、帰宅まで冷や汗をかきながらの移動であった。
撮影機器:

装備

個人装備
テント シュラフ シュラフカバー マット ダウンジャケット ダウンパンツ ヘルメット ヘッドランプ 電池予備 サングラス 手袋(基本はホームセンターで買ったゴム引き軍手風(商品名「red tough」で 便利) 寒いとき用にフリース入り合皮手袋 オーバーグローブ 100均ミトン(意外に暖かい) 目だし帽(薄手のもの。朝晩の寒いときに便利。) 地図(北鎌については1/25 000地形図+オンライン版印刷したもの)+山と高原地図 コンパス 着替え(下着)一組 体拭き用ウェットティッシュ 靴下3足 下山後用着替え サージカルテープ(靴擦れ予防用) 日焼け止め 軟膏 食料:行動食のみ(ナッツ カロリーメイト 黒砂糖 レモンあめ 煮干 ビーフジャーキー ようかん) 水:最大で2L。スタート時はほぼゼロで横尾 ババ平など中途で随時少しずつ補給。北鎌沢出合で始めて満タン補給。減った分を山小屋で購入 登攀具は軽量化のため スリング一本とカラビナ1個のみ。
備考 過去の記録を参照して登攀具の必要を感じたらそれはルートミスで引き返すべきだと判断した。

感想

なんとか写真のアップまで完了しました。(つづく)

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コメント

壮大な記録
takahashisunさん
上高地から一周、それもこのルートで、素晴らしすぎる行程ですね。
テント泊装備で、最後焼岳までって、見ているだけでヘトヘトです。
北鎌も凄いけれど、奥〜西の間でテント泊してしまう勇気がビックリです!
2020/5/2 14:03
Re: 壮大な記録
maple19さん、コメントをありがとうございます。

今ヤマレコで昔の山行記録をアップを勧めるキャンペーンしてますね。
似たようなアクションとして、
キャンペーンにはシステム上ならないかもしれませんが過去の山行記録に
コメントしようなんて呼びかけも面白いかもしれないと思ってます。
多くのユーザーさんがやってると思いますけれど、目標とする
行程の過去の山行記録って調べていると思うのですよね。そのときに
謝辞を書いたり、あるいは目標達成したときに、おかげさまで
○○さんのレコを参考にしてかくかくしかじか出来ました、
なんてコメントを入れたりすると、その先行者の方も、
山行記録残しておいてよかったなとか、
そういえばあの時こんなに頑張ったんだななんて記憶が活性化すると
思うのですよ。

さて、自分の他の山行記録をご覧になっているmaple19さんは
お気づきのとおり、このレコには本来冗長すぎるほどの
感想文が付いていないといけないのですがいまだに果たせないでおります。

山やめるまでにはあるいは頭が働いているうちに、「北鎌への道」なんて
一連のレコ(初上高地ハイキングからこのヤマレコまでの一連の山行記録)
を残せたらなどと思っているのですが、、、

maple19さんは恐らくどんどんアルパインな方面へ進まれると思います。
安全と無事をお祈りして応援してます。
2020/5/3 21:47
プロフィール画像
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