チャレンジ!【燕岳〜常念岳〜霞沢岳〜島々宿】常念山脈大縦走
- GPS
- 23:17
- 距離
- 56.0km
- 登り
- 4,624m
- 下り
- 5,296m
コースタイム
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 14:08
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:08
eTrex30では、合計62kmの表示でゴールしたので、+3kmとすると合計で65kmでしょうか。
天候 | 11日:一日中快晴 12日:午前中は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ロガーをデポした箇所がありますのでその地点は表示されていません。 中房登山口〜燕岳 良く歩かれた一般ルートなので見事に整備されて危険個所はありません。 三大急登の一つという事ですが、歩き易いので笠新道などに比べれば楽です。 燕岳〜蝶ヶ岳 常念山脈のメインルートですので多くの登山者で賑わっています。 小屋も多く安心して歩けるルートです。 危険個所といえば常念岳から蝶ヶ岳に向けての下りくらいでしょうか...。 蝶ヶ岳〜徳本峠 ここからは一気に人が減り(一人も会っていない)本当に静かなコース。 大滝山から徳本峠までの樹林帯は走りやすく南アルプス的な雰囲気をもつトレイルです。 熊が多く出るようなのでご注意ください。 徳本峠〜霞沢岳 アプローチが悪いのでなかなか行く事のない霞沢岳。 ジャンクションピークを過ぎて一旦下りきった辺りまでは道幅もそれなりに広く快適なトレイルですが、その後の道は歩きにくい場所や、頂上への登り付近の岩場、トラバースなど気を使う箇所があります。 徳本峠から標高差500m足らずの割にはアップダウンもあり疲れる山です。 徳本峠〜島々宿 徳本峠から一気に沢まで下りその後はずっと沢沿いの道を歩きます。 とても雰囲気の良い風景を見ながら歩くおススメのルートです。 本流に向かい流れる多くの沢を渡り、見事に黄葉した木々を見ながらカツラの木の甘い香りを感じながらのオールドルートでした。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 安曇野みさと温泉『ファインビュー室山』530円 10:00 〜 22:00 http://ebisu.surbiton.jp/onsen/nagano/fineview.html |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
共同装備 |
ツェルト
バーナー
コッヘル
|
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感想
台風の前の晴天を狙って、北アルプスの展望と紅葉を満喫した楽しいトレランでした! 5時間の寒〜いビバークを除けばね。。。
はじめの計画では、前夜から夜通し走り夕方島々に辿りつこうと思っていたのですが、速く走らないと間に合わない、それに夜走ってもせっかくの景色が堪能できない。
ところが、直前になって都合で夜出発は無理となり、朝5時出発に変更に。
朝発で考えると、途中にビバークが必要になるが、ゆっくり走っても昼前にはゴールできそう。明るいうちに行動できるので景色もばっちり。
さらにqwgさん/horikoさんも1時間前に出発するという。
合戦尾根は初めて登ったのですが二人で軽快に行くとあっという間でした。
燕山荘からは4人で楽しいトレランで、北アルプスの展望は剣から鹿島槍、針ノ木、野口五郎から水晶、鷲羽、北鎌尾根から槍、その他360°、ただし、稜線の紅葉はもう終わっていて2000m位がちょうどよい感じでしょうか。
時間的に余裕で、大天井荘でコーヒー、常念小屋でハンバーグ入りのカレーを頂きました。
蝶ヶ岳からはkaikaireiさんと二人で先を急いだのですが、走りやすい道が続き楽しいですが、人もいなくなり長〜い道でした。
槍見台からヘッドランプを点け予定より早く徳本峠に到着。
小屋でテント場を教えてもらうと到着時間の遅さを怒られました。
これ以上早く来るのは厳しいけど言い訳はせずすんなり謝りました。
小屋で、ビール(ロング缶800円)、テント代700円、水200円/L。
トイレが洋式ですごくきれいでした。
今夜の食事はラーメン、スープ、コーヒーでしたが、暖かいだけでありがたい。
9時前にビバーク開始!
私はゴアの雨具の下、上はキャプリーン4、薄いダウンにウインドブレーカー、足はウールの薄い靴下をはいてザックに突っ込む、手袋は幸いウールだった。
ツェルトはFineTrackのlongなので二人では余裕で空間が空きすぎて寒い、張らないで被ったほうが良かったんじゃないかと何度も考えました。
ボンベも節約して軽いの持ってきたので空焚きできない。
天気もよくてどんどん冷え込み、悪夢(早く脱出しないとやばい)と残り時間の確認(時計のライトボタンを押す)を続け、両手に力を込めて握ったり、股に手をいれて身体を丸めたり伸ばしたり、ぶるぶる震えて身体を温めたりで時間を稼ぐ。
隣のテントからは、暑いね、少し開けるよって!何それうらやましい。
結局、2時過ぎに起きてビバーク終了!
バーナー着けて朝ごはんのスープのお湯を沸かすと何この天国!
久しぶりのシュラフなしのビバークはきつかったです。
ツェルトを張ったまま、不要なものを残して出発。
早歩きで歩き出すとすぐに身体が温まり寝ているよりよっぽどいいです。
徳本峠からは樹林帯をひと登りするとジャンクションピークです。
稜線に出ると急なルンゼ状のところや気の抜けない岩稜が続きます。
予想通り眺望が素晴らしい。
頂上の一つ手前のピークで日の出となり、しばらく写真休憩とする。
ザックをデポし空身で霞沢岳の頂上に向かうと標識のある頂上に到着。
そこから10m位歩くと下が見渡せる稜線の端に到着、そこのコケモモの実は熟してまるで小梅の梅干しのようでした。
しばらく写真と眺望を楽しみ下ります。
暗い時に登って心配していた岩稜も明るくなると特に何でもないところでした。
徳本峠からジグザグに下って行くとすぐに力水で土中に挿したパイプから水が出ていました。冷たくておいしいです。
沢は紅葉していて落ち葉の道を気持ち良く下ります。
雨の日に来るのはいやな感じですが、今日のように晴れた紅葉の中であれば、また来てみたいコースです。
魚止めを過ぎると水量も多く岩魚が泳いでいるのが確認できました。
全体的に走りやすいルートですが今回軽量(重さよりもかさ)のためシュラフを持参しなかったが寒くてつらかったですが、横になっているだけで身体は回復できたようです。しかし、前日の睡眠も1時間であり風呂に入ったらもう。。。
追伸:
島々から車で中房温泉に移動中ですが、14時位に中房温泉まで6.8km位のところで、毛並みのいい立派な熊1頭が車道にいて、あわてて木に登って振り返りました。
熊注意の看板がありますが、本当にいるんですね。
前々からkurosukeさんが企画していたコースに便乗させて頂いた今回の山行。 台風の影響が心配されるので土曜日に変更し時間も朝の5時スタートで徳本峠付近にツェルトでビバークという計画に変更。
メンバーは本来ならばkurosukeさん、hanameizanさん、qwgさん、僕の4名でしたがhanameizanさんがお都合が付かずにキャンセル。qwgさんは1時間早くスタートで時間をずらしてのお弟子さんとショートコースという事で中房温泉〜燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜徳本峠〜霞沢岳〜島々宿というロングを歩くのは僕とkurosukeさんの二人という事になりました。
qwgさんとは途中で何とか追いつく事は可能と思っていましたが、hanameizanさんとは初めてお会いして驚異のスピードを一緒に楽しめると楽しみにしていましたので本当に残念! 次回は一緒に行けることを楽しみにしています!
kurosukeさんは言うまでも無く速い! フルマラソン:サブ3・ウルトラマラソン:10時間、しかもアルパイン、沢登りの経験も充分お持ちの方です。 スピードもスタミナも技術もある方なので僕が先頭でスピードを早めても後ろを気にする必要が無いので凄く心強いし安心できる方です。 しかし逆にプレッシャーも...、遅すぎると不快感を与えそうで怖い! しかし無理してスタミナを使い果たせば今回の計画がパーになってしまうのでバランスよく行く事が一番です。
11日の3時に新島々で待ち合わせして松本市役所安曇支所にkurosukeさんの車をデポして僕の車で中房温泉へ。
途中の冬季ゲートのある宮城の辺りで警備員で止められて「もう上の駐車場はいっぱいなので下のシャクナゲ荘に車を停めてバスかタクシーで行ってください」と言われたので「友人を迎えに行くだけだから...」と言い突破に成功!見事に少しだけ第二駐車場が空いていたので強引に駐車。 何とか間にあって良かった。
準備をして登山口を5時にスタート。
先行しているqwgさん、horiko嬢が1時間まえにスタートしているので少しは追いつきたいところですが、こちらの荷物が重いのとhoriko嬢がムキになって登っているのが想像できるのでここで縮めるのは厳しいか...。
合戦尾根は北アルプス三大急登の一つと言われているが非常に登り易いので結構スピードを上げて歩ける。登山者が多く、整備された現在では北アルプス三大急登と言うのも過去の話しなのかもしれません...。笠ヶ岳「笠新道」のほうが全然厳しいと思います。(一説では笠新道が北アルプス三大急登という説もありますが...)
スタートから寝不足の割には身体は軽くいいペースで登って行く。途中の合戦小屋で軽くご飯を食べて休憩を入れて更に高度を上げていき燕山荘や燕岳が見えてきた。 2時間弱で燕山荘に到着し快晴のもと休憩しながら素晴らしい展望を撮影しているとqwgさんと、horiko嬢が燕岳をピストンして下りてきた。
どうやら僕達が休憩しているのに気が付いていないようで声を掛けようとしたらhoriko嬢が「あの二人まだ来てないね。ゆっくり歩いてるのかな?」とドヤ顔で言っていたのを僕は見てしまった!
オイ!!!と声を掛けて「ゆっくりじゃなくてゴメン!」と言い久しぶりのqwgさんとザックの話などをしてqwgさん達は小屋でラーメンを食べるという事なので荷物をデポしてkurosukeさんと燕岳をピストン。 空身で快晴の花崗岩を走るなんてホントに気持ちが良い! 燕岳は見ても綺麗だし、山頂からの展望も良いし、登るのも比較的時間が掛からないので本当に良い山だと思う。
小屋に戻ると二人が丁度出てきたので今回歩く共通する地点である蝶ヶ岳まで一緒に行く事になりました。
qwgさんとは先日の仙塩尾根で一緒だったので久しぶりではないが、horiko嬢とは本当に久しぶりだったので先週の蝙蝠周回で自信を結構成長したと言うので非常に興味がありました!
男3人が前で走ってしまうとhoriko嬢が置いていかれるので先頭はhoriko嬢で自分のペースで歩いてもらう事にしました。歩き始めて「蛙岩」辺りまでは良いスピードで走っているので、さすがqwgさんが教えているだけあって成長しているんだなぁ〜。と見ていましたが「大下り」に入ると一変!
ノロい......。 と言うよりも遅すぎる!!! 以外にも優しそうなkurosukeさんからも「テン泊装備の縦走よりも遅い!」など厳しい言葉がガンガン飛んでいる!(笑) 以前の彼女はどんな下りだったか覚えていないが、まだまだ成長の余地は大いに残されているようだ...。
しかし、登りは駆け足で登って行くのは凄いと思うが、下りで急に止まるようなスピードで歩き出すペースに男3人は非常にストレスが溜まる! 通常なら登りを頑張って登って下りでスピードを上げて気持ち良く走るというパターンなのですが彼女は逆で、僕達には逆インターバルトレーニング。
いよいよ我慢できずに追い越して走るとほかの二人も走り彼女は見えなくなっていた。
そんなこんなで4人で楽しく笑いながら走りましたが、行動中のペースは速いので計画していた0.55〜0.6のペースよりは大幅に短縮していたので小屋でゆっくりしたり、山頂で景色を楽しんだり(kurosukeさんが大天井岳山頂で山座同定を聞かれてお姉さんに大人気でした!)しながら普段では考えられないくらいゆっくりと休憩をしながら笑いが絶えず楽しい縦走。
常念小屋でカレーを頂き、上を見上げると迫力のある常念岳。 この登りはキツそうだ!
流石のhoriko嬢もペースが落ちてきたので「早く行け!」「あそこの前にいる人に追い付き追い越せ!」と言いながらペースを上げてもらう。 彼女は素直なのでかなり上に居た人を見事に追いこしてくれた。これ以上のぼりが鍛えられたらもう登りは敵わないかも…。
常念岳の山頂は積雪期以来の二度目ですが、さすがに百名山の人気の山だけあって大勢の登山者で賑わっている。
ここではゆっくり休憩もできないので写真だけ撮って先に進むことにした。
常念岳からの下りはかなりの勾配で髭ダンスのダンサーのような下り方をしている女性がかなり苦戦している。
そしてコルの辺りでブルーベリーのような果実が沢山実っていたので誰かが食べ出すとみんなで食べ漁る…。 こんな事を何分やっていたのだろう? 多分、20分くらいは食べていたと思う。
流石にマズいと思い歩き出し、計画と現在時刻を照らし合わせてみると完全に貯金を使い果たしている。
ゆっくり楽しみ過ぎたので仕方ないか…(笑)
しかし、まだまだ今日の行程は長いのでここから挽回しなくてはいけない‼︎
申し訳ないが、2人よりペースをあげてkurosukeさんと先に蝶が岳ヒュッテに到着して水の補給や軽く食べたりしながら休憩。待つこと30分弱で2人が到着。
蝶ヶ岳山頂に四人で行き、賑わう山頂で記念撮影。
今回は台風の影響を考えて日にちをずらしたりしたのでqwgさん達には会えないと思っていましたが、時間を変更して頂き、四人で楽しく常念山脈を走れた事は本当に楽しかったし幸せな時間でした‼︎
ここから三股に下山するqwgさん達とはここでお別れ…。
次に会うのは再来週の丹沢ですね。
それからhoriko嬢、今回は卑猥な下ネタや下の余りの遅さにチャチャ入れまくってゴメーン!
でも、あなたの登りはやっぱり速いよ。
トレランの大会以外ではあなたより早い登山者は見た事ないよ。
きっと下りはしばらくショボいと思うけど良いパートナーがいるから頑張って!
qwgさん、最近は弟子と一緒の時ばかりで少し寂しいですか、天狗尾根と明神岳の計画はまだ生きていますので来年は行きましょうね‼︎
それと、今年はqwgさんらしい他人が目を疑うようなぶっ飛んだ山行が無かったのも少しだけ残念に思っています。
しかし、毎週ロングで鍛えていますので再来週の丹沢は期待していますよ‼︎
qwgさんは僕の尊敬するお兄ちゃんなんですから‼︎
ここからもkurosukeさんとの長い道のりは続く...。
蝶ヶ岳から大滝山に向っている時に右膝に少し痛みを感じるが特に痛む理由もないので放っておいたが痛みが少し強くなりマズイか...。と思うが小走りや早歩きならそれ以上に悪化する事は無かったので安心する一方で、大滝山から徳本峠までの下り基調の長い道のりを速いスピードで下る事は無理だと思った。
大滝山から徳本峠までの「中村新道」はコースタイムで4:20分。走りやすく気持ちの良いトレイルでどこか南アルプス的な雰囲気のトレイル。
徳本峠に着くまでに日没は確実な時間なので本当なら全力で走りたかったのに残念。
中間の「大滝槍見台」で日没となりライトを付けながら歩く。 まぁ、暗くなったからと言って普段の山行に戻るだけで徳本峠小屋で水を買えるかが心配なだけだったので良いのですが...。
結局、小屋に着いたのは19時ちょい前で、大滝山から2時間半くらい...だいたい55%くらいでした。小屋でテン泊をお願いするとkurosukeさんが少し怒られてしまったようで申し訳なかったです。
今回の楽しみの一つで会ったツェルトでのビバーク。
時間や飲み物の関係でテン場になってしまったが、条件に変わりはない。
この時期の2000mオーバーの山でトレランスタイルでツェルトで大丈夫なのか? これは今後の為に本当に経験したかった事でした。
直ぐに設営して、今晩の食事のカップラーメン1個にスープにコーヒー...。 今回の山行は結構歩いたのにラーメン1個は少し精神的にもカロリー不足か...。
しかし、行動を止めて冷えた身体に暖かい食べ物はとてつもなく幸せな食べ物でした!
上下軽量ダウン、ダウンのテントシューズ、この暖かい勢いで就寝したので「今夜は睡眠不足なのでグッスリ眠れそうです!」などとkurosukeさんに言ったものの、21時に寝て24時には寒さで起きてもう眠れない...。
マジか...。こりゃ冬期登攀か遭難者の世界だぞ...。 この後は時計との睨めっこ。
切迫した寒さの中色んな事を考える...。
・今から行動したとして、霞沢岳まで標準CTで4:10分、2時間半あれば着いてしまう。更に寒い中を山頂で待つのは不可能だ。
・過去に経験した一番寒いテン泊の−25℃で完全な装備の時はこれ程凍えていなかった...、デカいシュラフが有るんだから当然か、、、。
・ツェルトでのビバークするよりも、このまま夜間行動で霞沢岳〜島々宿に下山する方が安全だ!
・腹筋をして体を温めよう!!!
・kurosukeさんは眠れているのか?
などを考えながら耐えて2時過ぎにお互いに起きてバーナーに火を着ける。
この幸せは何なんだろう...。一気にツェルト内が暖まり温かいコーヒーを飲む至福の瞬間でした!
不要なものはツェルトにデポして3時過ぎに出発!
一番心配していた足の具合はスタートして20分位は良かったがその後は昨日と同じ状態に戻り走る事は出来ない。
しかし霞沢岳に行かずにリタイアする事は嫌ですので霞沢岳をピストンして本当に駄目なら上高地に降りる事をお願いしようと思っていました。
ジャンクションピークに到着する頃には身体は完全に暖まり上着を脱ぐくらいに熱くなる。 やはり自己発熱と言うのは凄いです、腹筋やるべきでした(笑)
霞沢岳で朝日を・・・。これが結構難しい!
とてもアプローチの悪い場所にあるので上高地からだと標準でCT7:50分。バスやタクシーでは無理で徳本峠を早くに出ないと間に合わない。
結局2時間チョイでK1ピークに到着。誰もいない山頂で図った通り東の空が明らんできた。見事なモルゲンロートが期待できそうだ!
朝日が出て来る前にK2ピークへ移動。 ここから朝日を待つ事にしました。
そして朝日が...。 なんて綺麗なんだろう...!
空が赤く染まり、穂高連峰、笠ヶ岳、焼岳も日が当たり赤く染まって行く。
涸沢を望むのに最高な場所は常念山脈やパノラマコースなどがありますが、岳沢を中心とした奥穂、前穂、西穂を眺めるのにはここより良い場所は無いのではないだろうか?
そして山頂に移動してkurosukeさんと握手! これが今回の山行の最後のピークでした。
そして下山。
徳本峠に戻り、ツェルトを撤去して帰りの準備をして下山にかかりますが、やはり僕には少しの痛みよりも大きな満足感と下山後の大きな後悔が嫌で島々宿へのオールドルートを歩く事にしました。
早歩きと、軽くしか走る事は出来ないですけど...とkurosukeさんに告げても嫌な顔もせずに付き合ってくれて本当に嬉しかった!
徳本峠から一気に沢まで下りるとその後は延々と沢沿いの道を歩く。 しかし退屈な道では無く、マイナスイオン満ちた風情のある素晴らしいオールドルート。
昔の猟師や杣人がここを歩いていた事を思いながら歩く。
黄葉した木々や、カツラの良い香り...。 落ち葉でフカフカなトレイル。 速くは走れないが気持ち良くてジョグ程度に走ってしまう。
そして二俣の林道に到着。
長かったトレイルもここで終わり。 その後は林道を歩き松本市役所安曇支所に到着。
その後は中房温泉に車を回収して(ここで僕の最大の失態!途中に寄ったコンビニでお金を払う際に車のカギを置いてきてしまった事を中房温泉に着いてから気が付き、もう一度コンビニまで下りて中房温泉に行ってもらうというkurosukeさんにとんでもないご迷惑をおかけしました!本当にゴメンナサイ!!!)
たまたま近くにいたmattsooさんに連絡すると迎えに行けそうなタイミングなので三股に迎えに行き一緒に夕食を食べる事が出来ました。
ちなみに夕ご飯はmattsooさんにご馳走になっちゃった。 ありがとうございました!
今回の山行は本当に色んな出来事が多く楽しい事、苦しい事、寒い事など多くの経験をさせてもらう事が出来て大変有意義で充実感のある山行になりました!
kurosukeさん、2日間も面倒を見ていただき本当にありがとうございました!
出来る事ならまたご一緒しましょう!!!
しかし、これ以上寒い時期のツェルトでのビバークは勘弁してください(笑)
それでも眠れた3時間+横になって休んでいた2時間で体力は確実に回復していた事は大きな発見でした!
長くなってしまいました...。 ご覧になって頂いた方、ゴメンナサイ!
kurosukeさん、kaiさん、こんばんは。
写真のコメントを読んで、楽しそうだなという感じがヒシヒシと伝わって
来たのですが、お二人の感想を読んで羨ましく思えて来ました。
実力者の二人が、良い条件の中、良いルート。
そしてひげダンスの鑑賞。
笑いが絶えない山行は最高ですね。
寒さに凍えるのも、一人よりは二人ですかね。
私の初テン泊は富士山2000M辺りだったのですが、寒さで寝れない中
横にいたricalojpさんがいびきをかいていたので、死にはしないかと
耐えた記憶があります。
いつかは時間差スタートでも、同行出来るようになりたいなと思っています。
kaiさん、膝しっかりケアしてあげてくださいね。
millionさん、こんばんは
同じタイミングで右膝を故障するとはやはり何かご縁があるようですね
僕は大人しい人間ですので、今日は湿布をして焼肉屋に行ったくらいで、後は家で子供を叱ったり、 でサポートタイツを物色したりで運動はしていません
今回のツェルト泊の最大の楽しみは、この季節のこの高度でシュラフなしでどの程度の寒さで耐えられる寒さなのかを知る為でした
結果的には耐える事は可能ですが、大きな苦しみを伴うという事でした
jpさんくらい耐寒能力があれば良いのですが...
四人での山行は本当に楽しく良い思い出になりました 次に似たような企画がありましたら是非
kurosukeさん、kaikaireiさん、おつかれさまでした!
僕の前日に歩いたルート&温泉で聞いた内容だったので楽しくレコを拝見させていただきました
眠れないレベルのビバークの後のご来光は太陽の有り難みを感じますね。
縦走後の最終ピークなら尚更でしょう
霞沢岳はかなり興味がありますが、アプローチからして積極的に行こうと思える場所ではないので、いい機会だったのではないでしょうか。
h氏の下りペースが遅い遅い!と言ってましたが、何度もの大休憩やコケモモ採集を経てのこのタイムですから、行動速度は僕より全然速いですよ!
お二方とも丹沢24Hでまたお会いしますね。打ち上げ楽しみにしています
mattsooさん、こんばんは!
今日は今から暖かい布団で子供に抱き付きながら寝られるので今から楽しみです
霞沢岳は位置的には上高地に近いのですが山脈から見れば常念山脈の末端という事になるのでしょうか
上高地に近い割にはアプローチに時間が掛かる山ですが、この展望は一見の価値あり!です
またこちらに来る際は行ってみてください
来週、再来週とご一緒すると思いますので楽しく遊びましょうね
kurosukeさん、kaikaireiさん
素晴らしい天気と稜線で迎えるモルゲンロード。本当に気持ちよさそうです
辛いツエルト泊を耐えた甲斐がありましたね
kaiさんはまた一つ新しい遊び(ツエルト泊山行)を覚えちゃったんじゃないですか
inaminさん、こんばんは!
霞沢岳で迎えるモルゲンロートは格別でした
アプローチの非常に悪い山ですのでナイトハイク&スピードハイクで朝日を拝む事が出来て最高でしたよ
そしてアプローチの悪さに加え、疲れる山ですので一回登っておけば二度と来なくても良い という安堵感もありました
新しい遊び>今回知った新しい遊びは寝袋無しの極寒ツェルト泊ではなく、木のみを食べる楽しみとダンス鑑賞でしょうか
yamayoさんが言っていた事が理解できました
kurosukeさん、kaikaireiさん、こんばんは。
この日の朝は冷え込みましたね。
こんな寒い中で寝袋なしでツェルト泊していたとは、 です。
私は安温泉宿で寒くて目が覚めて、温泉で温まっていました
そしてもう少し遠い同じ角度から穂高連峰を眺めておりました
とても楽しい雰囲気が良く分かるレコで、こちらも楽しませていただきました
計画していたことは知っていましたので、私も参加すればよかったと
ちょっと残念に思っています
丹沢24(多分打ち上げで)でお会いすることを楽しみにしております
shigetoshiさん、こんばんは
コメントありがとうございます!
この日は乗鞍に行っていたという事はkurosukeさんからお聞きしていましたので、大きな姿の乗鞍岳を見ていました
この日は本当に快晴で放射冷却で冷え込んでいました
この先の更に冷える季節ではもうやりたくはないです
再来週の打ち上げでお会いできますね
内気な性格ですので話しかけてくださいね
kaikaireiさん、こんにちは。
kurosukeさん、はじめまして。
トレランの世界はよくわかりませんが、この素晴らしいコースと景色には大いに共感できます。
表銀座の素晴らしさは今更コメントするまでもありませんが、個人的には燕〜蝶に向かって歩いた時に、まるで日食のように槍の姿が変わっていくのが好きですね。
燕、大天井、常念、蝶・・・どこから見る槍も捨てがたい!
徳本峠に泊まって霞沢岳に登るルートも近々行ってみたいと思っていたところでしたので参考になりました。
それにしても・・・トレラングループがブルーベリー?をモクモクと食している姿は異様ですね(笑)
Sanchan33さん、こんばんは
今回は台風前でしたが本当に見事な晴天で二日間、最高の展望でした
僕も燕〜蝶の稜線は槍〜穂高連峰の眺めが最高なので大好きなのですが、やはり思い出深い北鎌の迫力に目が行ってしまします
Sanchan33さん程の健脚で経験をお持ちの方ならばですが、ぜひ晴天確率が高い時に霞沢岳で日の出を迎えるような計画をおススメします
きっと言葉を失うような穂高が待っていますよ
霞沢岳からの日の出は見事でうらやましいです。
でも一緒に行ってたら、凍死してたと思うので、ご一緒しなくて正解。
過去2度のビバークもパートナーは気持ちよく寝てたのに、私は寒くて震えてました。もうこりごり。
kurosukeさんのスパルタ教育参考にさせてもらいます。ちょっと弟子を甘やかしすぎました。
kaikaireiさん、ヒザ心配ですね。足裏のマッサージとヒザ裏のスジのマッサージ効きますんで試してみてください。
qwgさん、こんばんは
土曜日は会えるような時間に変更していただいて本当にありがとうございました
あの後は原付でかなり寒い思いをしたようですね
翌日の早朝も雲一つない快晴で放射冷却しまくりでしたので嬉しいような悲しいような...。
一つ質問なのですが、qwgさんならどちらを選択するでしょうか?
今回はkurosukeさんのツェルトを張ってビバークしましたが、これが結構広くて二人が横になって寝るには十分なスペースがありました。
しかし反面、広いので暖まらないし隙間風も入って来るので寒い事この上なかったのです
テン泊料金700円を払ってテン場でツェルトを張らずに二人で顔だけ出して包まっている方が確実に暖かかったと思いますが、夜間に他の登山者がテン場でお金を払って包まっている姿を見ればきっと不気味に映るでしょう...。
あんまり直視されたら「見せもんじゃねぇぞ!!!」という感じですが...
qwgさんならどちらを選択しますか?
>qwgさんならどちらを選択するでしょうか?
たまには、真面目に答えますね
A.ツエルトを広げて寝る
B.ツエルトをかぶって寝る
の二択ですよね?
まず、ファストパッキングスタイルで、夜間泊することが前提なら、迷わずAを選択します。
山行前に高層天気図(今回の場合なら850hp、標高にして2000mくらい)を見て、どのくらいの寒気が来てるかで、必要な防寒着を決めておきます。今回は前日の温かい気温とは打って変わって低かったので読みが外れたと思いますが・・・。
緊急ビバークの時は、ビバークポイントに応じたツエルトの使い方をすると思います。
横になれるような平らな場所がないところならかぶるでしょうし、寝るスペースがあれば設営することもあると思います。
いずれにせよ、装備不足で寒いときは無理して寝ないで、起きてるほうが精神的には楽だと思いますし、低体温症でそのまま凍死するリスクから逃れられるので良いのではないかと。
横になるより座って丸まってる方が、体温の温存になるそうです。
疲れた足とかマッサージしてると、暇つぶしになるし。
キャンプサイトだと、話ができないのがつらいですね。
qwgさん、今回は本当に真面目な返答でビックリしましたw
今回は今後の為に経験しておきたかった事がこのビバークでした。
ファストパッキングスタイルで考えられる軽量な装備で現在手持ちなものを持って行きました。
行く前の想定では、2000m付近で5度くらいだと大まかに想定していましたが、その5度でシュラフやシュラフカバーが無くて大丈夫なのか?という事が一番の人体実験で知りたかった事です。
結果的には最低でもシュラフカバーは必要だったと思います。 もしかしたらそれでも凍えて軽めのシュラフも必要なのかもしれません。
ビバークポイントですが、結果的に霞沢岳への稜線ではあまり適した所がありませんでしたのでテン場で正解でした
今後の行動範囲を広げるためにもこの手の実験は冬期にやってみたいと思います。
間違っても凍死する事の無いようにしますね
ちなみに、テン場でkurosukeさんと話していたら「もう少し会話のトーンさげてもらえませんか?」と隣のテントの方に言われれてしまいました
kurosukeさん、私がいなきゃ、あと1,2時間は早く徳本峠到着
してたでしょうから、怒られずに済みましたね(T_T)
すんなり謝るところが、流石、大人ですね^^;
kurosukeさんから後ろを走ってもらえて(いや、kurosukeさんは歩いてたのか…)
鬼指導を受けられたのは貴重過ぎる経験でした!!!
kaikaireiさん、常念山頂で○ニ○○が何なのか??よく分からず、
連呼しちゃってましたが、あとで、忍者師匠から教えてもらって、
大後悔ですよ(TдT)!!近くにいた人に変態女だと思われましたよ(-_-;)
下界に下りてからスゴク寒くて、忍者さんと、2人とも大丈夫かな、、、
と話してました。超極寒ビバークを乗り越えた日の出、素晴らしく綺麗です!!
ヒゲダンスは頑張って解消するので、そしたらまたお願いします(><)
horiko嬢、こんばんは
イキナリですけど、僕のレコ荒らしですか?
いくら僕の事が嫌いでもヤマレコのメッセージでペニパンの話しはやり過ぎではないですか...。
山頂で連呼するくらいなのでhoriko嬢が好きものだという事は気付いていましたが...僕まで巻き添えにするとは...
まぁいいや。
今回はホントに楽しかったので感謝していますよ。
きっとこの先も師匠とトレーニングを積んで速くなっていく事でしょうね
僕からは何もしてあげらる事は出来ませんが、今後の為にせめて何か為になる事は無いかと思い一生懸命探してみました。
これでスピードアップ出来るかは分かりませんが僕からの気持ちです!
https://www.youtube.com/watch?v=VNJgL3n7eWQ
●millionさん、
一人より断然楽しいですね、コケモモ、ビルベリーの実を食べるのも!
天気も味方してくれて、こんな素晴らしいルートを楽しく走破できました。
最近ビバークなんてしてませんが、やはりきつかったです!
次はシュラフカバーくらい持っていこうかと思います。
当たり前かもしれませんが、一人より二人の方が楽しい思いは倍増され、辛い思いは軽減されるようです。
●mattsooさん、
霞沢岳は、距離的には徳本峠のついでによる山程度に考えていたのですが、今回の大縦走の最後を飾る価値ある山でした。
ビバーク後の行動確認と想像した以上の眺望という意味で。
●inaminさん、
あの展望と朝日を二人締めでき、疲れが飛びました。
ほんとに太陽の光が暖かったです。
ビバークさえ、もう少し改善できれば全体としていいルートなんですが。
●shigetoshiさん、
霞沢岳からは乗鞍がよ〜く見えたので、どこにいるのかなと思っていました。
今度はアルプスのロングぜひ行きましょう。
●Sanchan33さん、はじめまして。
そうですよね、表銀座って言うんですね、このルート。
合戦尾根を登るのはじめてでした。
稜線にあがると剣、鹿島槍からず〜と見えますからね!
メンバーも天気も良く、本当に楽しい秋山でした。
●qwgさん、
会えるように計画を立てていただきありがとうございます。
結果的には余裕の行程でしたので4人で楽しく過ごせました。
ビバークもっと快適にする方法考えないとだめですね
●horikoさん、
ごめんなさいね、歳とったせいか、ずばずば言っちゃって。
登りが速いんだから、下りさえ何とかすれば、トレランで表彰されますよ
まだ、始めたばっかりだから、数こなせば、速くなるでしょ
鉄人たちの山行はさすがですね。
ゲストさん?のおかげで楽しめたのではないでしょうか?
時間かかるけど、退屈しないでしょ??
極寒ビバークでTJARに一歩近づきましたね
ナイスレコ 楽しく読ませていただきました。
yamayoさん、こんばんは
はい、ゲストの女性には本当に参ってしまいましたよ
退屈はしないけど渋滞を引き起こしストレス溜まるは、常念の山頂では痴女っぷりを見せつけるはで本当に破天荒にも程がありますよ
ヘルメットの件了解しました
週末は本当に楽しみですね
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