<上野原駅>
鶴島御前山最寄りの上野原駅から行動開始。
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3/31 6:14
<上野原駅>
鶴島御前山最寄りの上野原駅から行動開始。
桂川沿いの桜並木は早くも満開。鶴島御前山はいきなり急登で始まるので花見ついでに軽く歩いて体を温めておく。
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3/31 6:20
桂川沿いの桜並木は早くも満開。鶴島御前山はいきなり急登で始まるので花見ついでに軽く歩いて体を温めておく。
壮観。こちらをゴールにして河川敷で一杯というプランでも良かったかも。
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3/31 6:22
壮観。こちらをゴールにして河川敷で一杯というプランでも良かったかも。
桂川橋より鶴島御前山・栃穴御前山を眺める。既に存在感のあるあの山が地獄の入り口である。
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3/31 6:22
桂川橋より鶴島御前山・栃穴御前山を眺める。既に存在感のあるあの山が地獄の入り口である。
名残惜しく桜並木を振り返る。
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3/31 6:23
名残惜しく桜並木を振り返る。
対岸の鶴島側にも立派な桜の木が何本か植えられていて晴れ晴れとした気持ちになる。
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3/31 6:24
対岸の鶴島側にも立派な桜の木が何本か植えられていて晴れ晴れとした気持ちになる。
橋の先で島田小の前を西へ折れ登山口に向かう。道中御前山という案内がいくつか立っているものの細い路地を行くため地図はよく見たほうが良い。
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3/31 6:25
橋の先で島田小の前を西へ折れ登山口に向かう。道中御前山という案内がいくつか立っているものの細い路地を行くため地図はよく見たほうが良い。
<薬師堂>
道は緩やかな坂になりぐねぐねと折れながら南西へ向かう。しばらく歩いていると左手に薬師堂が現れる。このようなお堂にこそはらはらと散る桜が似合うと思うのは自分だけだろうか。
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3/31 6:28
<薬師堂>
道は緩やかな坂になりぐねぐねと折れながら南西へ向かう。しばらく歩いていると左手に薬師堂が現れる。このようなお堂にこそはらはらと散る桜が似合うと思うのは自分だけだろうか。
薬師さまを覗かせていただく。
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3/31 6:29
薬師さまを覗かせていただく。
薬師堂の先で道は分かれるが登り坂の方へ。道標を見逃して下ってしまうと鶴鉱泉へ出てしまうので注意。
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3/31 6:31
薬師堂の先で道は分かれるが登り坂の方へ。道標を見逃して下ってしまうと鶴鉱泉へ出てしまうので注意。
この辺りには蔵やお屋敷がいくつかあり、決まって桜が脇を飾っている。
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3/31 6:34
この辺りには蔵やお屋敷がいくつかあり、決まって桜が脇を飾っている。
ここからしばらく景色とはお別れと思い、高台より鷹取山・陣馬山を眺める。
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3/31 6:35
ここからしばらく景色とはお別れと思い、高台より鷹取山・陣馬山を眺める。
タチツボスミレ
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3/31 6:37
タチツボスミレ
<登山口>
獣害防止のゲートの先にある墓地の向いより入山。
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3/31 6:37
<登山口>
獣害防止のゲートの先にある墓地の向いより入山。
ヤマブキ
その前に栃穴集落とを結ぶ連絡道にて山野草の観察。
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3/31 6:38
ヤマブキ
その前に栃穴集落とを結ぶ連絡道にて山野草の観察。
キブシ
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3/31 6:38
キブシ
序盤から急登。暗い所は思ったよりぬかるみがあって嫌な感じだった。
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3/31 6:40
序盤から急登。暗い所は思ったよりぬかるみがあって嫌な感じだった。
<分岐>
学校林に出るトラバースと道を分ける箇所で一瞬だけ傾斜が落ち着くがすぐに急登へ突入する。
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3/31 6:43
<分岐>
学校林に出るトラバースと道を分ける箇所で一瞬だけ傾斜が落ち着くがすぐに急登へ突入する。
鶴島御前の顔とも言える岩場が現れると一段と傾斜は厳しくなる。
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3/31 6:48
鶴島御前の顔とも言える岩場が現れると一段と傾斜は厳しくなる。
下る分には少々怖いが登りは足掛かりに使える岩が多い。張り巡らされたトラロープを時折くぐったり跨いだりしなければならず、ザックや足を引っ掛けないように気を配る必要はある。
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3/31 6:49
下る分には少々怖いが登りは足掛かりに使える岩が多い。張り巡らされたトラロープを時折くぐったり跨いだりしなければならず、ザックや足を引っ掛けないように気を配る必要はある。
岩場が終わると南寄りに少し巻くようにして稜線に出る。やれやれ、ここの登りは何度やっても堪える。
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3/31 6:50
岩場が終わると南寄りに少し巻くようにして稜線に出る。やれやれ、ここの登りは何度やっても堪える。
稜線に出たハイカーを迎える石祠。
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3/31 6:51
稜線に出たハイカーを迎える石祠。
ミツバツツジも歓迎してくれている。
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3/31 6:52
ミツバツツジも歓迎してくれている。
ミヤマシキミ
頂上周辺の北側斜面に少しだけ。
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3/31 6:52
ミヤマシキミ
頂上周辺の北側斜面に少しだけ。
稜線に出てから100mほど緩やかに登っていく。先ほどの鉄砲登りに比べるとこの位の傾斜はほとんど無いようなものだ。
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3/31 6:53
稜線に出てから100mほど緩やかに登っていく。先ほどの鉄砲登りに比べるとこの位の傾斜はほとんど無いようなものだ。
<1. 鶴島御前山山頂>
まずは第一峰。しばらく鬱蒼として狭苦しかったが冬に北面が伐採されて明るいピークになっていた。藪に埋もれていた石祠もやっと頂上メンバーの仲間に復帰した。
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3/31 6:54
<1. 鶴島御前山山頂>
まずは第一峰。しばらく鬱蒼として狭苦しかったが冬に北面が伐採されて明るいピークになっていた。藪に埋もれていた石祠もやっと頂上メンバーの仲間に復帰した。
道標も手が加えられている。
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3/31 6:54
道標も手が加えられている。
足元につい先ほどまでいた桜並木が見えて嬉しくなる。
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3/31 6:55
足元につい先ほどまでいた桜並木が見えて嬉しくなる。
北西には権現山の堂々とした稜線。すぐ手前は三峰目の四方津御前へ連なる山稜。甲州街道が沿う様が見える。
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3/31 6:55
北西には権現山の堂々とした稜線。すぐ手前は三峰目の四方津御前へ連なる山稜。甲州街道が沿う様が見える。
鶴島御前を後にし西へ緩く下る。頂上部を離れるにつれだんだんと道が瘦せてきて緊張するが、まだ本番はこれから。
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3/31 6:57
鶴島御前を後にし西へ緩く下る。頂上部を離れるにつれだんだんと道が瘦せてきて緊張するが、まだ本番はこれから。
<カニのハサミ岩>
南にちらちらと高柄山・大室山を見つつ進んでいくと特徴的な岩がある。
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3/31 6:59
<カニのハサミ岩>
南にちらちらと高柄山・大室山を見つつ進んでいくと特徴的な岩がある。
霞んではいたがハサミの間からは扇山から三つ峠までよく見えた。
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3/31 6:59
霞んではいたがハサミの間からは扇山から三つ峠までよく見えた。
栃穴御前山へはハサミ岩の手前から北西へ入る。いきなり足場が悪く、すぐ先は崖になっているので足が竦む。岩はグリップの掛かりが良くない上、落ち葉とザレで見るからに滑りそうで怖い。
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3/31 6:59
栃穴御前山へはハサミ岩の手前から北西へ入る。いきなり足場が悪く、すぐ先は崖になっているので足が竦む。岩はグリップの掛かりが良くない上、落ち葉とザレで見るからに滑りそうで怖い。
岩にへばりつくようにして悪場を抜けると痩せ尾根に入る。
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3/31 7:00
岩にへばりつくようにして悪場を抜けると痩せ尾根に入る。
ドキドキしながら痩せ尾根の先にある開けたザレ場に立つ。個人的にはこれくらいの足場でも方向転換するのをためらうほど高度感のある所は苦手である。
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3/31 7:01
ドキドキしながら痩せ尾根の先にある開けたザレ場に立つ。個人的にはこれくらいの足場でも方向転換するのをためらうほど高度感のある所は苦手である。
振り向くと高柄山が良く見えた。奥には大室山も覗く。
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3/31 7:01
振り向くと高柄山が良く見えた。奥には大室山も覗く。
南へ視線を移すとゴルフ場の向こうには丹沢の山も。
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3/31 7:01
南へ視線を移すとゴルフ場の向こうには丹沢の山も。
ミツバツツジがあちこちに咲いていたが落ち着かないので中々寄って撮ることが叶わない。
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3/31 7:01
ミツバツツジがあちこちに咲いていたが落ち着かないので中々寄って撮ることが叶わない。
先ほどの展望地から一気に20mほど下る。一部道が崩れていて小石が良く滑る。
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3/31 7:03
先ほどの展望地から一気に20mほど下る。一部道が崩れていて小石が良く滑る。
安全地帯まで下りてもう一度振り返って撮る。地形図からは想像もできない傾斜だった。
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3/31 7:04
安全地帯まで下りてもう一度振り返って撮る。地形図からは想像もできない傾斜だった。
痩せ尾根を倒木が塞ぐ。
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3/31 7:06
痩せ尾根を倒木が塞ぐ。
常緑樹のトンネルを抜けると正面に栃穴御前山が姿を現した。目を凝らすと正面右手の斜面が欠けている。頂上への道はその脇を登ることになる。
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3/31 7:07
常緑樹のトンネルを抜けると正面に栃穴御前山が姿を現した。目を凝らすと正面右手の斜面が欠けている。頂上への道はその脇を登ることになる。
鞍部に下り立ちようやく一息。早くも芽吹き始めた新緑の間に見えた桂川の桜が恋しくなった。
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3/31 7:09
鞍部に下り立ちようやく一息。早くも芽吹き始めた新緑の間に見えた桂川の桜が恋しくなった。
栃穴御前への登り返しに取り掛かる。先述の通り東側は岩肌が見えていて急激な落ち込みを見せる。
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3/31 7:09
栃穴御前への登り返しに取り掛かる。先述の通り東側は岩肌が見えていて急激な落ち込みを見せる。
その脇を登り上げていく。まともには立っていられないので木の根や幹など掴めるものは何でも掴んで体勢を確保する。
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3/31 7:10
その脇を登り上げていく。まともには立っていられないので木の根や幹など掴めるものは何でも掴んで体勢を確保する。
先ほどの岩盤の上に出た。下なんて見るんじゃなかった。
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3/31 7:10
先ほどの岩盤の上に出た。下なんて見るんじゃなかった。
この登りをもってすれば鶴島御前山が穏やかに見えるくらいだ。
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3/31 7:10
この登りをもってすれば鶴島御前山が穏やかに見えるくらいだ。
突き上げるような厳しい登りは続く。張り直されたトラロープはありがたかった。
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3/31 7:12
突き上げるような厳しい登りは続く。張り直されたトラロープはありがたかった。
<2. 栃穴御前山>
頂上に立つとここも一帯が整備されていて驚きの声を上げてしまった。以前は草木が密生し、標高か山名を示すテープを見付けては満足するくらいの寂峰だったのに。
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3/31 7:14
<2. 栃穴御前山>
頂上に立つとここも一帯が整備されていて驚きの声を上げてしまった。以前は草木が密生し、標高か山名を示すテープを見付けては満足するくらいの寂峰だったのに。
手製の山頂標はいいとして道標にベンチまである。正気を疑う光景だった。
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3/31 7:14
手製の山頂標はいいとして道標にベンチまである。正気を疑う光景だった。
笹尾根の眺めが良い。まさかこんな時代が来るとは。怖い登り下りが報われた思いだ。
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3/31 7:15
笹尾根の眺めが良い。まさかこんな時代が来るとは。怖い登り下りが報われた思いだ。
高柄山も間近に迫る。
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3/31 7:15
高柄山も間近に迫る。
栃穴集落へ向けて下降を開始。整備に合わせてかテープもふんだんに付けられていたがこちらも気の抜けない下りだ。烽火台の遺構が見られるとのことだが滑り落ちないようにするので精一杯だった。
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3/31 7:17
栃穴集落へ向けて下降を開始。整備に合わせてかテープもふんだんに付けられていたがこちらも気の抜けない下りだ。烽火台の遺構が見られるとのことだが滑り落ちないようにするので精一杯だった。
50mほど高度を落とした先で道は北へ折れる。尾根の詰まりが塚状に隆起していて上には石祠が祀られていた。
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3/31 7:19
50mほど高度を落とした先で道は北へ折れる。尾根の詰まりが塚状に隆起していて上には石祠が祀られていた。
引き返し栃穴御前側から石祠の立つ丘を見上げる。かつてはここも眺めが良かったのだろう。
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3/31 7:20
引き返し栃穴御前側から石祠の立つ丘を見上げる。かつてはここも眺めが良かったのだろう。
石祠から北西の尾根を辿る道もあるのだが、今回は丘を東へ巻く形で北の尾根へ入る。足の置き場は狭い。
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3/31 7:20
石祠から北西の尾根を辿る道もあるのだが、今回は丘を東へ巻く形で北の尾根へ入る。足の置き場は狭い。
トラバースが終わると細い笹道に入る。ちょっとした藪だが踏み跡ははっきりとしていた。
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3/31 7:23
トラバースが終わると細い笹道に入る。ちょっとした藪だが踏み跡ははっきりとしていた。
親切なトラロープ。
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3/31 7:23
親切なトラロープ。
330m付近で道は左右に分かれる。右手、栃穴集落へ向かうと思われる尾根を選択。この辺りまで来ると足場も傾斜も無理のないものになってくる。
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3/31 7:25
330m付近で道は左右に分かれる。右手、栃穴集落へ向かうと思われる尾根を選択。この辺りまで来ると足場も傾斜も無理のないものになってくる。
すぐ先にはまた石祠。
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3/31 7:26
すぐ先にはまた石祠。
ここで先ほど分かれた道と合流するようだ。見たところ状態はかなり良く、現在はそちらが主経路の感がある。
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3/31 7:27
ここで先ほど分かれた道と合流するようだ。見たところ状態はかなり良く、現在はそちらが主経路の感がある。
後は広い道に沿って下りていけば民家の屋根が見えてくる。
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3/31 7:28
後は広い道に沿って下りていけば民家の屋根が見えてくる。
山道を伝い下りていくと先ほどの民家へ続く擁壁の片脇より栃穴集落の中心に下り立つ。
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3/31 7:28
山道を伝い下りていくと先ほどの民家へ続く擁壁の片脇より栃穴集落の中心に下り立つ。
<登山口>
当然といえば当然なのだが、恐るべき事にここにも栃穴御前山を案内する道標が設置されていた。
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3/31 7:29
<登山口>
当然といえば当然なのだが、恐るべき事にここにも栃穴御前山を案内する道標が設置されていた。
集落より西に進むと次の四方津御前山、さらにその向こうには綱之上御前山が控えていた。これから歩く栃穴吊橋は正面の民家脇にある道を通らせていただく。
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3/31 7:30
集落より西に進むと次の四方津御前山、さらにその向こうには綱之上御前山が控えていた。これから歩く栃穴吊橋は正面の民家脇にある道を通らせていただく。
偶々民家の方がいらっしゃったので挨拶し案内していただいた。
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3/31 7:31
偶々民家の方がいらっしゃったので挨拶し案内していただいた。
吊橋に至る道は徐々に荒れ始める。篤志家以外にはもうほとんど使われていないようだ。
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3/31 7:33
吊橋に至る道は徐々に荒れ始める。篤志家以外にはもうほとんど使われていないようだ。
<栃穴吊橋>
薄暗い谷を下りていくと錆の目立つ吊橋に出た。いつ底板を踏み抜くかも知れぬ恐怖の橋を探り探り歩く。今日は他に怖い所はあったがここは別格だった。恐らく行政などの手も及んでいない以上南アルプスの吊橋よりも遥かに怖い。
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3/31 7:34
<栃穴吊橋>
薄暗い谷を下りていくと錆の目立つ吊橋に出た。いつ底板を踏み抜くかも知れぬ恐怖の橋を探り探り歩く。今日は他に怖い所はあったがここは別格だった。恐らく行政などの手も及んでいない以上南アルプスの吊橋よりも遥かに怖い。
震える手で桂川を撮影するが渓谷美に対する感慨もへったくれもない。早く対岸に移りたいとか西の杖突大橋で渡れば良かったとかそんな感想しかなかった。
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3/31 7:35
震える手で桂川を撮影するが渓谷美に対する感慨もへったくれもない。早く対岸に移りたいとか西の杖突大橋で渡れば良かったとかそんな感想しかなかった。
対岸も荒れている。もはや管理されているのだろうか、東電の銘板が付いた電柱を追うように頼りない踏み跡が続く。
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3/31 7:38
対岸も荒れている。もはや管理されているのだろうか、東電の銘板が付いた電柱を追うように頼りない踏み跡が続く。
時折消えかける道を追って進む。笹に飲まれかけた道に階段や木杭など、往時利用されていた形跡は窺える。
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3/31 7:39
時折消えかける道を追って進む。笹に飲まれかけた道に階段や木杭など、往時利用されていた形跡は窺える。
軽い笹道をじぐざぐに登っていくと牧野地区の手前から本格的な笹藪に変わる。終盤は身を屈めて笹を突き抜けなければならなかった。
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3/31 7:40
軽い笹道をじぐざぐに登っていくと牧野地区の手前から本格的な笹藪に変わる。終盤は身を屈めて笹を突き抜けなければならなかった。
最終的に民家脇の柵向こうから飛び出してきた。以前からこのルートは荒れていたがそろそろ維持もされなくなってくるのではと思う。
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3/31 7:41
最終的に民家脇の柵向こうから飛び出してきた。以前からこのルートは荒れていたがそろそろ維持もされなくなってくるのではと思う。
路地を抜けると国道沿いのコンビニ裏に飛び出す。
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3/31 7:43
路地を抜けると国道沿いのコンビニ裏に飛び出す。
取り付きを求め国道20号を渡り中学校前へ。少し前は巌中学校だったのにしばらく登らない間に上野原西中に名前が変わっていた。
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3/31 7:44
取り付きを求め国道20号を渡り中学校前へ。少し前は巌中学校だったのにしばらく登らない間に上野原西中に名前が変わっていた。
東京電力 駒橋線66号鉄塔
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3/31 7:45
東京電力 駒橋線66号鉄塔
学校の周りも桜が満開で卒業・入学の季節だという事を実感する。それは置いといてカーブミラーの先にあるフェンスの切れ目から東側の斜面へ取り付く。目印にか控えめにピンクテープも下がっていた。
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3/31 7:47
学校の周りも桜が満開で卒業・入学の季節だという事を実感する。それは置いといてカーブミラーの先にあるフェンスの切れ目から東側の斜面へ取り付く。目印にか控えめにピンクテープも下がっていた。
ここから入山。道標等はなし。
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3/31 7:48
ここから入山。道標等はなし。
ヒノキ林の先へ歩いていくと笹藪の真ん中に踏み跡が続いている。
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3/31 7:48
ヒノキ林の先へ歩いていくと笹藪の真ん中に踏み跡が続いている。
笹の中は最初こそ倒木で荒れた印象を受けるがそこから先、350mの鞍部に達するまでは歩きやすい。
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3/31 7:49
笹の中は最初こそ倒木で荒れた印象を受けるがそこから先、350mの鞍部に達するまでは歩きやすい。
難なく稜線に出る。写真は中学校側を振り返ったところ。こちらも控えめなテープが付いているだけだ。
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3/31 7:53
難なく稜線に出る。写真は中学校側を振り返ったところ。こちらも控えめなテープが付いているだけだ。
西へ進むとすぐに岩稜帯へ入る。
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3/31 7:54
西へ進むとすぐに岩稜帯へ入る。
そのままルートは尾根上の露岩を踏む。それなりにフリクションが効くのでまごまごせず一気に歩いてしまう。ロープも下がっているがこちらは古いままだ。
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3/31 7:56
そのままルートは尾根上の露岩を踏む。それなりにフリクションが効くのでまごまごせず一気に歩いてしまう。ロープも下がっているがこちらは古いままだ。
ロープの下がった岩場より2段ほど登った所から振り返る。すぐ左下の崖が迫る狭い足場から登り上げるのでやや緊張する。
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3/31 7:58
ロープの下がった岩場より2段ほど登った所から振り返る。すぐ左下の崖が迫る狭い足場から登り上げるのでやや緊張する。
正面には四方津御前山の雄姿、そして足元にはこれから挑む馬の背が。地形図には出ないアップダウンがある。
1
3/31 7:58
正面には四方津御前山の雄姿、そして足元にはこれから挑む馬の背が。地形図には出ないアップダウンがある。
稜線上では多少のルートファインディングが要求される。テープ類がないではないが距離は短いので自分の目で歩ける所を探す方が早い。
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3/31 7:58
稜線上では多少のルートファインディングが要求される。テープ類がないではないが距離は短いので自分の目で歩ける所を探す方が早い。
大抵岩場を避ける場合は北側の灌木帯の中に突っ込むことになる。
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3/31 7:59
大抵岩場を避ける場合は北側の灌木帯の中に突っ込むことになる。
一旦下って馬の背に取り掛かる。馬と言うよりラクダのコブ。乾いていたので上を歩いたが写真左手の草付きに逃げることも可能。
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3/31 7:59
一旦下って馬の背に取り掛かる。馬と言うよりラクダのコブ。乾いていたので上を歩いたが写真左手の草付きに逃げることも可能。
岩場より西に鶴島御前。通過に苦労した栃穴御前はここからでは尾根に同化して険阻ぶりが伝わらない。
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3/31 8:01
岩場より西に鶴島御前。通過に苦労した栃穴御前はここからでは尾根に同化して険阻ぶりが伝わらない。
岩場が一段落しても北側が切れ落ちているので用心して頂上にじり寄る。
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3/31 8:03
岩場が一段落しても北側が切れ落ちているので用心して頂上にじり寄る。
直下はステップの乏しいきつい登り。ここはトラロープが二重に下がっている。
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3/31 8:04
直下はステップの乏しいきつい登り。ここはトラロープが二重に下がっている。
登り切った先はNHK/YBS共同の中継施設。古の烽火台がこのように通信施設として使われているのに感慨を覚える。
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3/31 8:06
登り切った先はNHK/YBS共同の中継施設。古の烽火台がこのように通信施設として使われているのに感慨を覚える。
傍らには大日尊と彫られた石祠。
1
3/31 8:06
傍らには大日尊と彫られた石祠。
<3. 四方津御前山山頂>
100mほど西へ移動すると第3峰の平場に出る。眺めはほとんどないが地元の方が設置したベンチがありほっとする里山らしい頂上だ。
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3/31 8:08
<3. 四方津御前山山頂>
100mほど西へ移動すると第3峰の平場に出る。眺めはほとんどないが地元の方が設置したベンチがありほっとする里山らしい頂上だ。
頭上の山桜も見頃。
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3/31 8:09
頭上の山桜も見頃。
山頂標に三角点。以前は右側の欠損した古い三角点に縦書きの山名板が立てかけられていた。
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3/31 8:09
山頂標に三角点。以前は右側の欠損した古い三角点に縦書きの山名板が立てかけられていた。
クサボケ
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3/31 8:09
クサボケ
四方津御前の西側はアンテナの巡視路でもあるので道は良い。
1
3/31 8:11
四方津御前の西側はアンテナの巡視路でもあるので道は良い。
ヤブレガサ
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3/31 8:12
ヤブレガサ
尾根は進まず大きく北へ巻いて歩く。おかげで傾斜もほとんど感じず楽ちん。
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3/31 8:12
尾根は進まず大きく北へ巻いて歩く。おかげで傾斜もほとんど感じず楽ちん。
<分岐>
400m付近まで回り込むと頂上にもあった石造りの風変わりな道標が立っている。次の西御前へは巡視路を外れここから西の踏み跡を追う。
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3/31 8:14
<分岐>
400m付近まで回り込むと頂上にもあった石造りの風変わりな道標が立っている。次の西御前へは巡視路を外れここから西の踏み跡を追う。
背丈よりも高い笹のトンネルを抜けると岩場に差し掛かる。ロープもあるしテープも豊富でいつの間にか準一般ルートに変わっていた。
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3/31 8:16
背丈よりも高い笹のトンネルを抜けると岩場に差し掛かる。ロープもあるしテープも豊富でいつの間にか準一般ルートに変わっていた。
最後は大岩の間をすり抜けていく。
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3/31 8:16
最後は大岩の間をすり抜けていく。
<4. 西御前山頂>
岩の間から飛び出すと4つめのピークに立つ。すぐ正面には四方津御前山が大きい。
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3/31 8:17
<4. 西御前山頂>
岩の間から飛び出すと4つめのピークに立つ。すぐ正面には四方津御前山が大きい。
四方津御前のサブピークのような所だが以前からその存在は知られていて山頂標もある。アンテナのある周辺が城郭でこちらが烽火台ではないのかなと思っていたりするが実際の所はどうなのだろうか。
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3/31 8:17
四方津御前のサブピークのような所だが以前からその存在は知られていて山頂標もある。アンテナのある周辺が城郭でこちらが烽火台ではないのかなと思っていたりするが実際の所はどうなのだろうか。
西御前は南西の眺めに優れる。倉岳山・高畑山の稜線の向こうには富士山の頭が見え、足元にはコモアしおつの住宅地が広がる。右手にこんもりとした綱之上御前山に、さらに奥には三ツ峠まで望める。
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3/31 8:18
西御前は南西の眺めに優れる。倉岳山・高畑山の稜線の向こうには富士山の頭が見え、足元にはコモアしおつの住宅地が広がる。右手にこんもりとした綱之上御前山に、さらに奥には三ツ峠まで望める。
踏み跡はさらに西へ続いている。
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3/31 8:18
踏み跡はさらに西へ続いている。
どうやらルートは2通りあるようだが、西の尾根へ出る場合、一部は木にしがみついて急傾斜を南から巻く必要がある。本ルートはやや危険で下りではあまりおすすめできない。
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3/31 8:19
どうやらルートは2通りあるようだが、西の尾根へ出る場合、一部は木にしがみついて急傾斜を南から巻く必要がある。本ルートはやや危険で下りではあまりおすすめできない。
以降は急坂ながらもはっきりとした道が続き、じきにコモアしおつに下り立つ。
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3/31 8:24
以降は急坂ながらもはっきりとした道が続き、じきにコモアしおつに下り立つ。
<入山口>
下りてきた方向を振り返って。当然こちらには道標はない。
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3/31 8:24
<入山口>
下りてきた方向を振り返って。当然こちらには道標はない。
<石の公園>
下山先のすぐ南には石の公園と名付けられた広場があり、山側には造成時に現れたものなのかちょっとした大岩が集められている。
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3/31 8:25
<石の公園>
下山先のすぐ南には石の公園と名付けられた広場があり、山側には造成時に現れたものなのかちょっとした大岩が集められている。
住宅街の中央に設けられたプロムナードを抜けて西の県道へ。
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3/31 8:26
住宅街の中央に設けられたプロムナードを抜けて西の県道へ。
途中2か所にある時計の公園、風の公園という憩いの場でも枝一杯の桜が楽しめた。
1
3/31 8:31
途中2か所にある時計の公園、風の公園という憩いの場でも枝一杯の桜が楽しめた。
住宅地端の階段から車道へ。この先から県道へ抜ける区間は冬場に通行止めとなる。
1
3/31 8:34
住宅地端の階段から車道へ。この先から県道へ抜ける区間は冬場に通行止めとなる。
<大野貯水池>
しばらく道なりに歩き今回唯一と言ってもいいアオシスに到着。休憩舎に自販機(アルコールも買える)、なんと足湯までできていた。
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3/31 8:46
<大野貯水池>
しばらく道なりに歩き今回唯一と言ってもいいアオシスに到着。休憩舎に自販機(アルコールも買える)、なんと足湯までできていた。
湖畔は桜花爛漫。
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3/31 8:46
湖畔は桜花爛漫。
対岸にはこれから登る御春山。
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3/31 8:47
対岸にはこれから登る御春山。
桜の回廊を少しだけ散策する。やや曇りがちな1日だったがここは気持ちよく晴れてくれて良かった。
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3/31 8:48
桜の回廊を少しだけ散策する。やや曇りがちな1日だったがここは気持ちよく晴れてくれて良かった。
回廊は左岸を200mほど進んだ先にあるお宮の手前で途切れる。北から回り込んで南米沢峠へ上がれば御前山シリーズだけを踏んでコンプリートできるのだが、御春山から見下ろす桜もいいなと思い引き返すことにした。
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3/31 8:50
回廊は左岸を200mほど進んだ先にあるお宮の手前で途切れる。北から回り込んで南米沢峠へ上がれば御前山シリーズだけを踏んでコンプリートできるのだが、御春山から見下ろす桜もいいなと思い引き返すことにした。
湖畔に向かって咲く花と斜面の桜をつなげて。
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3/31 8:50
湖畔に向かって咲く花と斜面の桜をつなげて。
戻って堤体を渡り御春山へ。こちらは10年ほど前に整備されて一般登山道になった。
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3/31 8:54
戻って堤体を渡り御春山へ。こちらは10年ほど前に整備されて一般登山道になった。
振り返ると桜並木の上に扇山が浮かんでいた。大野地区上段の辺りも桃色に染まっている。
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3/31 8:55
振り返ると桜並木の上に扇山が浮かんでいた。大野地区上段の辺りも桃色に染まっている。
停滞の向かいに咲いていた桜たち。
1
3/31 8:57
停滞の向かいに咲いていた桜たち。
東屋のある展望台までは舗装路になっている。
1
3/31 8:57
東屋のある展望台までは舗装路になっている。
坂の途中には天王宮・金比羅宮・秋葉社が並ぶ。
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3/31 8:59
坂の途中には天王宮・金比羅宮・秋葉社が並ぶ。
ひと登りすれば展望台に出られる。この周りに植えられた桜は遅咲きなのかほとんど花が付いていなかった。
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3/31 9:00
ひと登りすれば展望台に出られる。この周りに植えられた桜は遅咲きなのかほとんど花が付いていなかった。
東屋より湖畔を見下ろすと桜と東側のアースダムの様子がよく分かる。
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3/31 9:00
東屋より湖畔を見下ろすと桜と東側のアースダムの様子がよく分かる。
頂上までは整備された道が続く。
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3/31 9:07
頂上までは整備された道が続く。
<郷司山山頂>
やや急登が続き玉のような汗が出始めた頃、登山道と境界線の交わるピークに出た。道標に郡司山とあるがハイキングコースが整備された時に配布されたガイドマップには郷司山と書かれていたはずでは?
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3/31 9:09
<郷司山山頂>
やや急登が続き玉のような汗が出始めた頃、登山道と境界線の交わるピークに出た。道標に郡司山とあるがハイキングコースが整備された時に配布されたガイドマップには郷司山と書かれていたはずでは?
<御春山山頂>
小さく登り返すと御春山の頂上に立つ。春爛漫の眺めを期待して登ってきたが草木が茂って湖畔は見下ろせず、栃穴御前とは対照的な結果となった。
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3/31 9:12
<御春山山頂>
小さく登り返すと御春山の頂上に立つ。春爛漫の眺めを期待して登ってきたが草木が茂って湖畔は見下ろせず、栃穴御前とは対照的な結果となった。
比較的眺めの得られた八重山・能岳方面。あの辺りも桜の名所の一つのはずだが意外にも花の様子は窺えなかった。
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3/31 9:14
比較的眺めの得られた八重山・能岳方面。あの辺りも桜の名所の一つのはずだが意外にも花の様子は窺えなかった。
一休みしたら西へ下っていく。南米沢峠までは一応一般ルートなので道は悪くない。が、わざわざ峠を踏もうという人も少ないのか足裏から返ってくる感触は藪山のそれだった。
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3/31 9:17
一休みしたら西へ下っていく。南米沢峠までは一応一般ルートなので道は悪くない。が、わざわざ峠を踏もうという人も少ないのか足裏から返ってくる感触は藪山のそれだった。
道中朽ちかけた祠や、
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3/31 9:17
道中朽ちかけた祠や、
石仏がひっそりと立っている。かつては山越えの重要な道だったのだろう。
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3/31 9:18
石仏がひっそりと立っている。かつては山越えの重要な道だったのだろう。
<南米沢峠>
やや道が荒れ始めた頃鞍部の峠に下り立つ。笹刈りをしなければ数年のうちに飲まれてしまいそうな場所である。
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3/31 9:20
<南米沢峠>
やや道が荒れ始めた頃鞍部の峠に下り立つ。笹刈りをしなければ数年のうちに飲まれてしまいそうな場所である。
タチツボスミレ
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3/31 9:21
タチツボスミレ
ここから先は行政の手が及ばないルートとなり藪っぽい道が続く。
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3/31 9:22
ここから先は行政の手が及ばないルートとなり藪っぽい道が続く。
分岐まで尾根通しで一応の踏み跡は見出せるが笹が鬱陶しくなってくる。
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3/31 9:27
分岐まで尾根通しで一応の踏み跡は見出せるが笹が鬱陶しくなってくる。
<分岐>
480mの小コブを抜けた先で尾根は南北に分かれる。ここには判りやすい私標が取り付けられていた。
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3/31 9:29
<分岐>
480mの小コブを抜けた先で尾根は南北に分かれる。ここには判りやすい私標が取り付けられていた。
南へ折れると不明瞭な道が始まる。新旧のテープ類があるが基本的には歩きやすい所を探して歩く。
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3/31 9:30
南へ折れると不明瞭な道が始まる。新旧のテープ類があるが基本的には歩きやすい所を探して歩く。
踏み跡は一旦東へ迂回して尾根筋に出るようだった。南へ直登する尾根にもテープが残っていた。結局は途中で合流するだろうと後者を選択。
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3/31 9:34
踏み跡は一旦東へ迂回して尾根筋に出るようだった。南へ直登する尾根にもテープが残っていた。結局は途中で合流するだろうと後者を選択。
藪山らしく足元が怪しくなってくる。一部では押し返されるような斜面になりトラロープのサポートを受けた。
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3/31 9:36
藪山らしく足元が怪しくなってくる。一部では押し返されるような斜面になりトラロープのサポートを受けた。
頂上付近まで登り詰めると瘦せ尾根・岩場が現れる。慎重な足運びが必要になるがその分眺めもなかなかのもの。
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3/31 9:38
頂上付近まで登り詰めると瘦せ尾根・岩場が現れる。慎重な足運びが必要になるがその分眺めもなかなかのもの。
<5. 綱之上御前山山頂>
景色を楽しみながら歩いていくと第四のピークに到着。頂上はあまり広くない。
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3/31 9:40
<5. 綱之上御前山山頂>
景色を楽しみながら歩いていくと第四のピークに到着。頂上はあまり広くない。
付近にはいくつかの山頂標が掛けられている。寺山とあったかつての標識は朽ちて判読不能になっていた。
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3/31 9:40
付近にはいくつかの山頂標が掛けられている。寺山とあったかつての標識は朽ちて判読不能になっていた。
開けた東側に歩いてきた鶴島御前・栃穴御前・四方津御前が並ぶ。こうして見るといずれもかなりの低山だが周囲の山稜に比べて突出した印象を受ける。
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3/31 9:41
開けた東側に歩いてきた鶴島御前・栃穴御前・四方津御前が並ぶ。こうして見るといずれもかなりの低山だが周囲の山稜に比べて突出した印象を受ける。
下りは梁川駅に向けて概ね南西に進むが踏み跡はやや不明瞭。こちらもテープが新設されたようで、踏み跡と見比べながら道を選んで下りていく。
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3/31 9:42
下りは梁川駅に向けて概ね南西に進むが踏み跡はやや不明瞭。こちらもテープが新設されたようで、踏み跡と見比べながら道を選んで下りていく。
ここもミツバツツジがきれいだった。
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3/31 9:43
ここもミツバツツジがきれいだった。
550〜500m間はルートがはっきりしない所がちらほらある。幸い猛烈な藪という事がないのでGPSを頼りに西へにじり寄っていく。
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3/31 9:44
550〜500m間はルートがはっきりしない所がちらほらある。幸い猛烈な藪という事がないのでGPSを頼りに西へにじり寄っていく。
特に西の尾根を捕まえるまでは地形が曖昧で不安になる。そんな中倒木帯を抜ける箇所がありやや苦労した。(写真は通過後に振り返った所)
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3/31 9:47
特に西の尾根を捕まえるまでは地形が曖昧で不安になる。そんな中倒木帯を抜ける箇所がありやや苦労した。(写真は通過後に振り返った所)
尾根を南へ乗り換える。元々曖昧な地形に立ち木が視界を阻んで位置の把握が難しい。登りはともかく、下るのにこのルートはやや難しい。先人のテープがありがたかった。
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3/31 9:48
尾根を南へ乗り換える。元々曖昧な地形に立ち木が視界を阻んで位置の把握が難しい。登りはともかく、下るのにこのルートはやや難しい。先人のテープがありがたかった。
その南の尾根も正直に追わずすぐに西の作業道風の踏み跡に入る。
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3/31 9:49
その南の尾根も正直に追わずすぐに西の作業道風の踏み跡に入る。
<八坂神社>
後はほぼ一般道だった。最後は斜面をやや強引に横切って社殿の前に下りてきた。覆屋の中には木彫りの金精神も祀られている。木祠の中には判読不能な木札が数枚だが紙垂は新しく、周囲にはタチツボスミレが群落を作っている。植林といつの間にか設けられた手摺がやや雰囲気を損なうが、それでも里山において維持されている貴重なお宮である。
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3/31 9:51
<八坂神社>
後はほぼ一般道だった。最後は斜面をやや強引に横切って社殿の前に下りてきた。覆屋の中には木彫りの金精神も祀られている。木祠の中には判読不能な木札が数枚だが紙垂は新しく、周囲にはタチツボスミレが群落を作っている。植林といつの間にか設けられた手摺がやや雰囲気を損なうが、それでも里山において維持されている貴重なお宮である。
参道の「踊り場」からはほぼ一本道で下りられる。階段道が一段落すればすり鉢状の山道へと変わる。
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3/31 9:52
参道の「踊り場」からはほぼ一本道で下りられる。階段道が一段落すればすり鉢状の山道へと変わる。
<東京電力 駒橋線40号鉄塔>
九十九折れになりしばらく下っているうちに背の低い鉄塔の真下に出る。この良い道は巡視路も兼ねていたという訳だ。
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3/31 9:55
<東京電力 駒橋線40号鉄塔>
九十九折れになりしばらく下っているうちに背の低い鉄塔の真下に出る。この良い道は巡視路も兼ねていたという訳だ。
<分岐>
鉄塔のすぐ南で道は東西南北に分かれる。いずれも道は明瞭。
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3/31 9:56
<分岐>
鉄塔のすぐ南で道は東西南北に分かれる。いずれも道は明瞭。
南へ進み軽い藪を抜けて350m圏へ出ると忠魂碑に出る。周囲はコンクリートで整地されてここだけ手入れされた感があるが、南東にあるらしい踏み跡が見付からない。傍らの三柱もしっかり維持されている。
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3/31 9:57
南へ進み軽い藪を抜けて350m圏へ出ると忠魂碑に出る。周囲はコンクリートで整地されてここだけ手入れされた感があるが、南東にあるらしい踏み跡が見付からない。傍らの三柱もしっかり維持されている。
忠魂碑からの眺めは良い。扇山の真下に中央線が走し、柳川駅の放送すら聞こえてくる。ここで軽食にしても良かったなと思う。
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3/31 9:58
忠魂碑からの眺めは良い。扇山の真下に中央線が走し、柳川駅の放送すら聞こえてくる。ここで軽食にしても良かったなと思う。
引き返して梁川駅へ向けて下山する。こちら側の道は明瞭だった。
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3/31 9:59
引き返して梁川駅へ向けて下山する。こちら側の道は明瞭だった。
ラストの用水路を渡す橋はこの通り、板のほとんどが朽ちていて平均台を歩くような状態だった。
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3/31 10:00
ラストの用水路を渡す橋はこの通り、板のほとんどが朽ちていて平均台を歩くような状態だった。
そのまま農地脇を下りて柳川駅へ出る。標識などもなく判り辛い箇所と思う。
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3/31 10:01
そのまま農地脇を下りて柳川駅へ出る。標識などもなく判り辛い箇所と思う。
<JR中央本線 柳川駅>
トンネルは潜らず柳川駅北を通過。コンコース越しに見えるのが次に登る斧窪御前山、いかにも低山に見えるがあの山も油断ならない。
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3/31 10:02
<JR中央本線 柳川駅>
トンネルは潜らず柳川駅北を通過。コンコース越しに見えるのが次に登る斧窪御前山、いかにも低山に見えるがあの山も油断ならない。
この時間は特急が引切り無しに通過するので退屈しない。
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3/31 10:04
この時間は特急が引切り無しに通過するので退屈しない。
<丹沢ガード>
中央線上り線の高架を潜り斧窪地区へ。真上を通るトンネルは御前山トンネルと山名が付けられているのだが、どうしてここに丹沢という名があるのだろうか。
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3/31 10:09
<丹沢ガード>
中央線上り線の高架を潜り斧窪地区へ。真上を通るトンネルは御前山トンネルと山名が付けられているのだが、どうしてここに丹沢という名があるのだろうか。
山沿いに大月市の設置した道標がある。以前は御前山と書かれていたがとうに文字は掠れて読めなくなっている。
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3/31 10:09
山沿いに大月市の設置した道標がある。以前は御前山と書かれていたがとうに文字は掠れて読めなくなっている。
中央線下り線の柳川橋と国道20号線。険阻な谷を渡す様は現代版猿橋のよう。
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3/31 10:10
中央線下り線の柳川橋と国道20号線。険阻な谷を渡す様は現代版猿橋のよう。
鉄道脇を桜が彩っていてごきげんな舗装路歩きだった。
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3/31 10:12
鉄道脇を桜が彩っていてごきげんな舗装路歩きだった。
こちらは見事な源平咲きの梅。
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3/31 10:14
こちらは見事な源平咲きの梅。
早くもスモモの花が咲いていて甘い香りを放っていた。
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3/31 10:15
早くもスモモの花が咲いていて甘い香りを放っていた。
<登山口>
山沿いの小径を進んでいくと再び大月市の道標が現れるのでここから入山する。
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3/31 10:15
<登山口>
山沿いの小径を進んでいくと再び大月市の道標が現れるのでここから入山する。
山頂までは一本調子の登り坂。九十九折れに踏み跡が切られているので忠実に辿る。
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3/31 10:17
山頂までは一本調子の登り坂。九十九折れに踏み跡が切られているので忠実に辿る。
ちょうど半分ほど登るとパイプ造りが特徴的な鳥居の祠に出る。社名不詳。ここだけは傾斜が緩んで一息つける。
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3/31 10:24
ちょうど半分ほど登るとパイプ造りが特徴的な鳥居の祠に出る。社名不詳。ここだけは傾斜が緩んで一息つける。
鳥居を潜り再び急登に挑む。しばらくは素直な尾根道を踏んでいく。
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3/31 10:27
鳥居を潜り再び急登に挑む。しばらくは素直な尾根道を踏んでいく。
直下で大岩が立ち塞がるので南西から巻いて登る。
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3/31 10:28
直下で大岩が立ち塞がるので南西から巻いて登る。
頂上部は南北に長く山頂までは少し細尾根を行く。東側は等高線が顕著な詰まり方をしていてやや高度感がある。
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3/31 10:31
頂上部は南北に長く山頂までは少し細尾根を行く。東側は等高線が顕著な詰まり方をしていてやや高度感がある。
<6. 斧窪御前山>
汗びっしょりで第6峰に立つ。TVアンテナの間に三等三角点がひっそりと設置されている。「釜」窪御前山と誤植のあったプレートは撤去されていた。
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3/31 10:32
<6. 斧窪御前山>
汗びっしょりで第6峰に立つ。TVアンテナの間に三等三角点がひっそりと設置されている。「釜」窪御前山と誤植のあったプレートは撤去されていた。
以前はアンテナの間から東側がよく見えたのだが木々が成長してこの通り。葉が出てしまうと殆ど眺望はなさそうだ。
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3/31 10:38
以前はアンテナの間から東側がよく見えたのだが木々が成長してこの通り。葉が出てしまうと殆ど眺望はなさそうだ。
さすがに疲れてきたし小腹も空いた。山桜を見上げながら早いお昼にした。
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3/31 10:38
さすがに疲れてきたし小腹も空いた。山桜を見上げながら早いお昼にした。
下山は北へ抜けてヨソ木山へ連なる鉄塔巡視路を利用する事にした。途中までは斧窪地区から延びているアンテナ用のケーブルを辿る。
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3/31 10:38
下山は北へ抜けてヨソ木山へ連なる鉄塔巡視路を利用する事にした。途中までは斧窪地区から延びているアンテナ用のケーブルを辿る。
東尾根を見送り北西へ進む。主尾根上は一部藪漕ぎになるが短い間隔でテープが案内してくれている。
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3/31 10:39
東尾根を見送り北西へ進む。主尾根上は一部藪漕ぎになるが短い間隔でテープが案内してくれている。
車の行き交う音が聞こえたと思ったら北に中央道が見えていた。
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3/31 10:42
車の行き交う音が聞こえたと思ったら北に中央道が見えていた。
藪さえ抜ければ後は比較的道がはっきりしている。
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3/31 10:43
藪さえ抜ければ後は比較的道がはっきりしている。
足元には図根点か何かの石標が設置されている。篠笹に気を取られて躓かない様注意した。
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3/31 10:44
足元には図根点か何かの石標が設置されている。篠笹に気を取られて躓かない様注意した。
ミミガタテンナンショウ
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3/31 10:47
ミミガタテンナンショウ
<ヨソ木山分岐>
鞍部から先は鉄塔巡視路になるが一般的な登山道と遜色ない。写真の巡視路の標識から北側(右)に進めばヨソ木山へ出られる。
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3/31 10:47
<ヨソ木山分岐>
鞍部から先は鉄塔巡視路になるが一般的な登山道と遜色ない。写真の巡視路の標識から北側(右)に進めばヨソ木山へ出られる。
<JR東日本 八王子-大月線梁川分岐4号鉄塔>
1
3/31 10:48
<JR東日本 八王子-大月線梁川分岐4号鉄塔>
アケボノスミレ?
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3/31 10:49
アケボノスミレ?
快適な山道。
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3/31 10:50
快適な山道。
494m点圏峰にもTVアンテナあり。ここからの眺めも中々良い。
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3/31 10:51
494m点圏峰にもTVアンテナあり。ここからの眺めも中々良い。
<JR東日本 八王子-大月線梁川分岐5号鉄塔>
すぐ先には5号鉄塔。
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3/31 10:51
<JR東日本 八王子-大月線梁川分岐5号鉄塔>
すぐ先には5号鉄塔。
100mほど進むと南西の遠山地区へ下りる踏み跡がある。
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3/31 10:53
100mほど進むと南西の遠山地区へ下りる踏み跡がある。
冬場に調べておいた主尾根の破線路を下りる予定だったので一旦は無視したのだが、南西尾根の南側にも同じくしっかりとした踏み跡があったのでこちらから下山してみる事にした。
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3/31 10:54
冬場に調べておいた主尾根の破線路を下りる予定だったので一旦は無視したのだが、南西尾根の南側にも同じくしっかりとした踏み跡があったのでこちらから下山してみる事にした。
ザレと落ち葉で滑るものの道はすこぶる良い。途中南へトラバースする分かれ道もあったが尾根通しに進んだ。
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3/31 10:56
ザレと落ち葉で滑るものの道はすこぶる良い。途中南へトラバースする分かれ道もあったが尾根通しに進んだ。
<東京電力 駒橋線30号鉄塔>
すぐ先には今回何度か出会った駒橋線の鉄塔が建っていた。
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3/31 10:56
<東京電力 駒橋線30号鉄塔>
すぐ先には今回何度か出会った駒橋線の鉄塔が建っていた。
鉄塔先の踏み跡を下りていくと青いトタン屋根が見えてくる。作業小屋かと思ったら由緒のありそうな三社宮が祀られていた。
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3/31 10:58
鉄塔先の踏み跡を下りていくと青いトタン屋根が見えてくる。作業小屋かと思ったら由緒のありそうな三社宮が祀られていた。
いつもはGW前に見られるフデリンドウがもう咲いていた。
1
3/31 10:58
いつもはGW前に見られるフデリンドウがもう咲いていた。
踏み跡というか参道はやや北寄りに西へ向かい、最後は民家の花壇脇から恐縮して下山することとなった。
1
3/31 11:00
踏み跡というか参道はやや北寄りに西へ向かい、最後は民家の花壇脇から恐縮して下山することとなった。
下りた先の枝垂桜が立派な枝振りで思わず声をあげてしまう。
1
3/31 11:01
下りた先の枝垂桜が立派な枝振りで思わず声をあげてしまう。
梅と枝垂桜、ソメイヨシノの見事なグラデーション。
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3/31 11:01
梅と枝垂桜、ソメイヨシノの見事なグラデーション。
ちなみに、494m点からアンテナ用のケーブルを追って西の尾根へ入ると下部は29号鉄塔の巡視路に変わり写真の石仏裏へ出ることができる。
1
3/31 11:02
ちなみに、494m点からアンテナ用のケーブルを追って西の尾根へ入ると下部は29号鉄塔の巡視路に変わり写真の石仏裏へ出ることができる。
そこから20号線に出る道を探して集落をうろうろとしてしまった。
1
3/31 11:03
そこから20号線に出る道を探して集落をうろうろとしてしまった。
ジュウニヒトエ
1
3/31 11:06
ジュウニヒトエ
なんとか20号に出て鉄塔の巣となった斧窪御前西の稜線を振り返る。見辛いが山腹に建つ右側の鉄塔が先ほどの駒橋線30号である。
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3/31 11:14
なんとか20号に出て鉄塔の巣となった斧窪御前西の稜線を振り返る。見辛いが山腹に建つ右側の鉄塔が先ほどの駒橋線30号である。
国道20号は進まず南の県道513号線へ向かう。ここからは長い車道歩きが待っている。
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3/31 11:15
国道20号は進まず南の県道513号線へ向かう。ここからは長い車道歩きが待っている。
虹吹橋より西側。次の駒橋御前山は見ることができない。正面に見える猿橋城山も位置関係からして烽火台の役割を持っていたと思われるので今回の山行に組み込むべきだっただろうか。
1
3/31 11:20
虹吹橋より西側。次の駒橋御前山は見ることができない。正面に見える猿橋城山も位置関係からして烽火台の役割を持っていたと思われるので今回の山行に組み込むべきだっただろうか。
百蔵山や小金沢連嶺を眺めながら黙々と車道を歩く。
1
3/31 11:25
百蔵山や小金沢連嶺を眺めながら黙々と車道を歩く。
小篠・津成地区には無人販売所がいくつもある。お手頃だしラインナップも充実。
1
3/31 11:31
小篠・津成地区には無人販売所がいくつもある。お手頃だしラインナップも充実。
太田地区の枝垂桜。こちらもいい枝振り。
1
3/31 11:35
太田地区の枝垂桜。こちらもいい枝振り。
春日神社に隣接した公園も見頃。山歩きは切り上げてここで一杯やりたいくらいだった。
1
3/31 11:39
春日神社に隣接した公園も見頃。山歩きは切り上げてここで一杯やりたいくらいだった。
<春日大明神>
公園の西向かいに広い境内を持つ春日社が鎮座している。
1
3/31 11:40
<春日大明神>
公園の西向かいに広い境内を持つ春日社が鎮座している。
古びた屋根の拝殿。
1
3/31 11:40
古びた屋根の拝殿。
本殿は鳥居と同系統の色遣いで同時期に修繕されたものと思われる。五柱の摂末社が本殿と同軸に並んで大事に扱われているのが印象的だった。
1
3/31 11:42
本殿は鳥居と同系統の色遣いで同時期に修繕されたものと思われる。五柱の摂末社が本殿と同軸に並んで大事に扱われているのが印象的だった。
<妙楽寺>
猿橋城山の麓に構えるお寺。現在は荒れているようだが裏手の墓地の先から頂上に上がることができる。
1
3/31 11:49
<妙楽寺>
猿橋城山の麓に構えるお寺。現在は荒れているようだが裏手の墓地の先から頂上に上がることができる。
本堂。寺号から日蓮宗のような印象を受けるが臨済宗のお寺である。
1
3/31 11:50
本堂。寺号から日蓮宗のような印象を受けるが臨済宗のお寺である。
境内にある樹齢400年ほどの大楠。
1
3/31 11:51
境内にある樹齢400年ほどの大楠。
庫裏の彫刻にも桜。
1
3/31 11:51
庫裏の彫刻にも桜。
歩くこと小一時間でようやく甲州街道・中央線と合流。山陰の向こうに岩殿山も見えてきた。
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3/31 12:00
歩くこと小一時間でようやく甲州街道・中央線と合流。山陰の向こうに岩殿山も見えてきた。
北に百蔵山が大きい。
1
3/31 12:05
北に百蔵山が大きい。
ミヤマキケマン
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3/31 12:09
ミヤマキケマン
ムラサキケマン
1
3/31 12:09
ムラサキケマン
ヤマエンゴサク
車道脇で似た花が一堂に会している。人為的なものだろうか。
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3/31 12:09
ヤマエンゴサク
車道脇で似た花が一堂に会している。人為的なものだろうか。
小金沢連嶺を背に岩殿山が突き上がるように聳える。
1
3/31 12:10
小金沢連嶺を背に岩殿山が突き上がるように聳える。
<JR中央本線 猿橋駅>
駅で自販機が利用できるがたっぷり残っているので素通り。セオリーは駅そばの登山口から上がるが今回は駒橋の天王山参道を行くため西に出て甲州街道に合流する。
1
3/31 12:13
<JR中央本線 猿橋駅>
駅で自販機が利用できるがたっぷり残っているので素通り。セオリーは駅そばの登山口から上がるが今回は駒橋の天王山参道を行くため西に出て甲州街道に合流する。
<東京電力 駒橋発電所>
送水管が国道に迫る様子を観察。
1
3/31 12:22
<東京電力 駒橋発電所>
送水管が国道に迫る様子を観察。
発電所といえば桜。今回何度か通過した駒橋線はここから始まっている。(写真中央右手、農地に建っている背の低い鉄塔が2号)
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3/31 12:22
発電所といえば桜。今回何度か通過した駒橋線はここから始まっている。(写真中央右手、農地に建っている背の低い鉄塔が2号)
<関場の石仏群>
工事で石仏群がまとめられているのは甲州街道でよく見かける光景だがここは石仏の数が群を抜いて多い。
1
3/31 12:23
<関場の石仏群>
工事で石仏群がまとめられているのは甲州街道でよく見かける光景だがここは石仏の数が群を抜いて多い。
<厄王権現口>
発電所より250mほど西へ進んだ所から参道は始まる。市設置の古い道標には「奥の院30分、御前山40分」とあるがこれはかなり厳しいタイム。
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3/31 12:25
<厄王権現口>
発電所より250mほど西へ進んだ所から参道は始まる。市設置の古い道標には「奥の院30分、御前山40分」とあるがこれはかなり厳しいタイム。
道は時代を感じさせる門を通り抜けて林道へ合流する。
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3/31 12:26
道は時代を感じさせる門を通り抜けて林道へ合流する。
なんだか絵に描いたようなポージングの桜。
1
3/31 12:30
なんだか絵に描いたようなポージングの桜。
林道脇に置かれた事務所の傍らには背の高い石祠があった。厄王権現との関わりは判らなかったが、ふと、この裏から526m点圏峰を経由して菊花山に上がれるルートが取れるのではと思ってしまった。
1
3/31 12:30
林道脇に置かれた事務所の傍らには背の高い石祠があった。厄王権現との関わりは判らなかったが、ふと、この裏から526m点圏峰を経由して菊花山に上がれるルートが取れるのではと思ってしまった。
堰堤工事の最中であるテントウ沢を見下ろしながら坂道を登っていく。いい加減車道歩きが辛くなってきた。
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3/31 12:30
堰堤工事の最中であるテントウ沢を見下ろしながら坂道を登っていく。いい加減車道歩きが辛くなってきた。
参道の途中から菊花山へダイレクトに上がれるコースがあるらしい。しかし大月市内で見られる青の道標はマイナーなルートが多い。
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3/31 12:32
参道の途中から菊花山へダイレクトに上がれるコースがあるらしい。しかし大月市内で見られる青の道標はマイナーなルートが多い。
林道は沢を跨ぎ折り返すようにして北に向かう。
1
3/31 12:32
林道は沢を跨ぎ折り返すようにして北に向かう。
<四合目鳥居>
橋を渡った先に建つ鳥居から入山。
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3/31 12:33
<四合目鳥居>
橋を渡った先に建つ鳥居から入山。
鳥居の足下には合目標が。甲州街道にあったのは一合目ということだろうか。
1
3/31 12:33
鳥居の足下には合目標が。甲州街道にあったのは一合目ということだろうか。
まだ四月にもなっていないというのに新緑が眩しい。
1
3/31 12:34
まだ四月にもなっていないというのに新緑が眩しい。
山道はしばらく谷に沿って南東に登っていく。道の具合がいいので等高線ほどの大変さはなく、むしろこれまでの御前山に比べて歩きやすいほど。
1
3/31 12:38
山道はしばらく谷に沿って南東に登っていく。道の具合がいいので等高線ほどの大変さはなく、むしろこれまでの御前山に比べて歩きやすいほど。
六合目以降、やや崩れた谷沿いを行くようになるが谷が浅いためさほど危険はない。
1
3/31 12:40
六合目以降、やや崩れた谷沿いを行くようになるが谷が浅いためさほど危険はない。
標高500mを超えると谷筋を何度かクロスするようになる。道は明瞭。
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3/31 12:42
標高500mを超えると谷筋を何度かクロスするようになる。道は明瞭。
<八合目鳥居>
540m付近から北へトラバースして尾根に到達する。
1
3/31 12:46
<八合目鳥居>
540m付近から北へトラバースして尾根に到達する。
そのまま厄王権現には向かわず北へ向き直り580m点圏峰を踏みに上がる。
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3/31 12:46
そのまま厄王権現には向かわず北へ向き直り580m点圏峰を踏みに上がる。
580m点はやや見通しの良い瘤山になっている。山頂標などはないが、ここはかつて厄王山として呼ばれ、現在の730m峰を御前山として区別していたそうだが、殊に狭くあまりその面影は感じない。
1
3/31 12:48
580m点はやや見通しの良い瘤山になっている。山頂標などはないが、ここはかつて厄王山として呼ばれ、現在の730m峰を御前山として区別していたそうだが、殊に狭くあまりその面影は感じない。
この時期のキタテハはほとんど物怖じせず近付いてくる。
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3/31 12:48
この時期のキタテハはほとんど物怖じせず近付いてくる。
ピークには古い道標が残されていた。かなり藪だがここから北西の尾根を辿れば駒橋発電所の巡視路へ抜けられる。他に北の尾根も有効らしいが現在も維持されているのだろうか。
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3/31 12:49
ピークには古い道標が残されていた。かなり藪だがここから北西の尾根を辿れば駒橋発電所の巡視路へ抜けられる。他に北の尾根も有効らしいが現在も維持されているのだろうか。
八合目鳥居へ取って返し山頂へ向かう。
1
3/31 12:52
八合目鳥居へ取って返し山頂へ向かう。
尾根は急峻なため参道は西へ外して続いている。
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3/31 12:53
尾根は急峻なため参道は西へ外して続いている。
九合目の石標を見た後は九十九折れの急登に。短いが正念場だった。
1
3/31 12:56
九合目の石標を見た後は九十九折れの急登に。短いが正念場だった。
<厄王山奥ノ院>
参道は穏やかだったが突如として荒々しい雰囲気に変わり、巨岩を穿って建てられた厄王権現が現れた。
1
3/31 13:00
<厄王山奥ノ院>
参道は穏やかだったが突如として荒々しい雰囲気に変わり、巨岩を穿って建てられた厄王権現が現れた。
外枠は南京錠で閉じられているので中をつぶさに見ることはできないが石祠と役小角像や獅子顔の狛犬が窺える。
1
3/31 13:01
外枠は南京錠で閉じられているので中をつぶさに見ることはできないが石祠と役小角像や獅子顔の狛犬が窺える。
西側に開け小金沢連嶺がよく見える。
1
3/31 13:01
西側に開け小金沢連嶺がよく見える。
御前山まであと少しだが疲れたので大岩に背を預けて小休止した。
1
3/31 13:02
御前山まであと少しだが疲れたので大岩に背を預けて小休止した。
それにしても凄い所に建てたものだと思う。修験の山として開かれた当時はどのような姿だったのだろう。
1
3/31 13:02
それにしても凄い所に建てたものだと思う。修験の山として開かれた当時はどのような姿だったのだろう。
ダンコウバイ
1
3/31 13:02
ダンコウバイ
社殿の奥から南へ向かうとすぐに道は細いトラバースに変わる。足場はかなり狭い。
1
3/31 13:02
社殿の奥から南へ向かうとすぐに道は細いトラバースに変わる。足場はかなり狭い。
すれ違いはおろか通るのもちょっと怖い場所だが最後は崩壊地まで登場する。それほど距離がないのでさっさと通過してしまう。
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3/31 13:04
すれ違いはおろか通るのもちょっと怖い場所だが最後は崩壊地まで登場する。それほど距離がないのでさっさと通過してしまう。
西には高川山の向こうに三ッ峠・鶴ヶ鳥屋山。
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3/31 13:05
西には高川山の向こうに三ッ峠・鶴ヶ鳥屋山。
<分岐>
崩壊地の先からは危険はない。緩く登って御前山の西100mほどの場所で尾根に出る。
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3/31 13:07
<分岐>
崩壊地の先からは危険はない。緩く登って御前山の西100mほどの場所で尾根に出る。
東に折れて頂上を目指す。道はいくつかあるがお好みで歩けば良いだろう。
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3/31 13:08
東に折れて頂上を目指す。道はいくつかあるがお好みで歩けば良いだろう。
<分岐>
直登せず頂上の北を歩くと大月市の道標が現れる。このまま北へ尾根を辿るとあの厄王権現の岩の上へ出てしまう。
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3/31 13:09
<分岐>
直登せず頂上の北を歩くと大月市の道標が現れる。このまま北へ尾根を辿るとあの厄王権現の岩の上へ出てしまう。
<7. 駒橋御前山山頂>
先ほどの道標から回り込むようにして急坂を登ると最後の御前山の頂に出る。いつの間にか秀麗富嶽十二景の標識に架け替えられていた。
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3/31 13:09
<7. 駒橋御前山山頂>
先ほどの道標から回り込むようにして急坂を登ると最後の御前山の頂に出る。いつの間にか秀麗富嶽十二景の標識に架け替えられていた。
頂上一帯は岩場。
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3/31 13:10
頂上一帯は岩場。
南はまさに断崖絶壁。覗くのも怖いし頂上もあまり広くない気がしてきてそわそわする。
1
3/31 13:13
南はまさに断崖絶壁。覗くのも怖いし頂上もあまり広くない気がしてきてそわそわする。
ここでようやく富士山と対面した。御前山コンプリートのご褒美だ。
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3/31 13:13
ここでようやく富士山と対面した。御前山コンプリートのご褒美だ。
東に身を乗り出せば郡内の低いながらも手強い里山を見ることができる。顕著に尖って見えるあの山が御前山だろうかとぼんやりと思う。
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3/31 13:14
東に身を乗り出せば郡内の低いながらも手強い里山を見ることができる。顕著に尖って見えるあの山が御前山だろうかとぼんやりと思う。
岩場になっていることもあり最も眺めが良いのは南側。道志の山が高く立ち塞がり丹沢はその向こうだ。粘ってもこれ以上貼れそうにないので下山を開始する。
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3/31 13:15
岩場になっていることもあり最も眺めが良いのは南側。道志の山が高く立ち塞がり丹沢はその向こうだ。粘ってもこれ以上貼れそうにないので下山を開始する。
西側へ下りて頂上の岩場を振り返った。まさに断崖絶壁。
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3/31 13:17
西側へ下りて頂上の岩場を振り返った。まさに断崖絶壁。
下山路はいくつかあるが菊花山方面へ向けて下りることにした。岩場とまではいかないがしばらく岩塊の目立つ道が続く。
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3/31 13:18
下山路はいくつかあるが菊花山方面へ向けて下りることにした。岩場とまではいかないがしばらく岩塊の目立つ道が続く。
<八五郎岩>
次の岩峰に差し掛かりまだ登るのかと愕然とするが……
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3/31 13:18
<八五郎岩>
次の岩峰に差し掛かりまだ登るのかと愕然とするが……
難なく南へ迂回できる。慎重に進めば岩の上にも立てるそうだが遠慮した。
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3/31 13:19
難なく南へ迂回できる。慎重に進めば岩の上にも立てるそうだが遠慮した。
八五郎岩を過ぎれば特段注意を要する所もなく比較的平和な道がしばらく続く。
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3/31 13:21
八五郎岩を過ぎれば特段注意を要する所もなく比較的平和な道がしばらく続く。
<分岐>
その後、沢井沢ノ頭直下は急登になるが50mほど登り返したところで北の尾根で下りに移る。
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3/31 13:25
<分岐>
その後、沢井沢ノ頭直下は急登になるが50mほど登り返したところで北の尾根で下りに移る。
写真からは伝わらないが地形図通りの急な下りに変わるのでしばらくは忙しくなる。
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3/31 13:26
写真からは伝わらないが地形図通りの急な下りに変わるのでしばらくは忙しくなる。
坂道が落ち着いたところで東電のマイクロ波反射板が現れた。以前はここから駒橋御前山も拝めたが眺めは限定的になっていた。
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3/31 13:32
坂道が落ち着いたところで東電のマイクロ波反射板が現れた。以前はここから駒橋御前山も拝めたが眺めは限定的になっていた。
作業道と思われる踏み跡が東から登ってきている。八五郎岩の先から分かれていたルートがここに通じているのだろうか。
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3/31 13:33
作業道と思われる踏み跡が東から登ってきている。八五郎岩の先から分かれていたルートがここに通じているのだろうか。
以降は地味にアップダウンを繰り返して北上していく。道は明瞭だがどこもやたらと滑りやすい。
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3/31 13:44
以降は地味にアップダウンを繰り返して北上していく。道は明瞭だがどこもやたらと滑りやすい。
<沢井峠>
菊花山まではまた登りになる。四合目に通じる道も確認できたが安全に下りられるか確証が持てないので頂上経由で大月駅へ下りることにした。
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3/31 13:49
<沢井峠>
菊花山まではまた登りになる。四合目に通じる道も確認できたが安全に下りられるか確証が持てないので頂上経由で大月駅へ下りることにした。
直下は痩せ尾根を経て岩場となる。
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3/31 13:51
直下は痩せ尾根を経て岩場となる。
<菊花山山頂>
岩場を越えると駒橋御前山と雰囲気がよく似た頂上に出る。
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3/31 13:52
<菊花山山頂>
岩場を越えると駒橋御前山と雰囲気がよく似た頂上に出る。
最後のピークにも三角点あり。御影石が剥がれている
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3/31 13:52
最後のピークにも三角点あり。御影石が剥がれている
菊花山も眺めが素晴らしい。ここより倍ほどの標高がある百蔵山・扇山がほとんど同じ高さに見えた。
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3/31 13:52
菊花山も眺めが素晴らしい。ここより倍ほどの標高がある百蔵山・扇山がほとんど同じ高さに見えた。
南西には変わらず富士山・御正体山がよく目立つ。
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3/31 13:53
南西には変わらず富士山・御正体山がよく目立つ。
山頂西側は痩せ尾根。斜面にヤマツツジやミツバツツジ、ヤマザクラなどが咲いているが怖くて覗き込めない。
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3/31 13:55
山頂西側は痩せ尾根。斜面にヤマツツジやミツバツツジ、ヤマザクラなどが咲いているが怖くて覗き込めない。
すぐ真下に見える大月の町が高度感を倍増させる。
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3/31 13:55
すぐ真下に見える大月の町が高度感を倍増させる。
悪場は痩せ尾根からザレた急坂へと連続する。
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3/31 13:56
悪場は痩せ尾根からザレた急坂へと連続する。
下りは都留の町を見下ろしながら。むすび山から高川山に伸びる低い尾根が大月と都留の境になっている様子を観察できる。
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3/31 13:58
下りは都留の町を見下ろしながら。むすび山から高川山に伸びる低い尾根が大月と都留の境になっている様子を観察できる。
<分岐>
標高580mほどまで下りると傾斜が落ち着いた所に道標が現れる。今回は写真正面、北北西の踏み跡に進んだ。
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3/31 14:00
<分岐>
標高580mほどまで下りると傾斜が落ち着いた所に道標が現れる。今回は写真正面、北北西の踏み跡に進んだ。
幹に「↑クサリコース↓」と直接書かれているのを横目に踏み込むといきなり鎖場が始まる。序盤はさほどでもない道も下るにつれザレで足場が不確かになり、痩せた道も現れ油断ならない。
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3/31 14:02
幹に「↑クサリコース↓」と直接書かれているのを横目に踏み込むといきなり鎖場が始まる。序盤はさほどでもない道も下るにつれザレで足場が不確かになり、痩せた道も現れ油断ならない。
木々を掴みながら痩せ尾根を下りていくと正面に大岩が現れるのでこれを西側に迂回。
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3/31 14:04
木々を掴みながら痩せ尾根を下りていくと正面に大岩が現れるのでこれを西側に迂回。
巻いた先もザレが続く。このルートを下りに使うのはあまり勧められない。
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3/31 14:05
巻いた先もザレが続く。このルートを下りに使うのはあまり勧められない。
やっとの思いで急傾斜をやり過ごすと社殿前に出る。厄王権現同様に金属製の扉が固く閉ざされているが中は空だった。
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3/31 14:07
やっとの思いで急傾斜をやり過ごすと社殿前に出る。厄王権現同様に金属製の扉が固く閉ざされているが中は空だった。
<東京電力 谷村線39号鉄塔>
社殿より下は鉄塔巡視路となり格段に道が良くなる。
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3/31 14:08
<東京電力 谷村線39号鉄塔>
社殿より下は鉄塔巡視路となり格段に道が良くなる。
<金刀比羅宮>
ステップの短い巡視路階段をを慎重に下り、腐葉土の九十九折れになると登山口はすぐそこ。赤い鳥居の先にこんぴらさんが鎮座しているので立ち寄った。状態の良い木祠の脇にしゃもじが奉納されていた。
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3/31 14:13
<金刀比羅宮>
ステップの短い巡視路階段をを慎重に下り、腐葉土の九十九折れになると登山口はすぐそこ。赤い鳥居の先にこんぴらさんが鎮座しているので立ち寄った。状態の良い木祠の脇にしゃもじが奉納されていた。
参道を兼ねた道らしく擬木の階段まで付けられている。
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3/31 14:14
参道を兼ねた道らしく擬木の階段まで付けられている。
<登山口>
墓地の脇より国道に出て山歩きは終了。
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3/31 14:15
<登山口>
墓地の脇より国道に出て山歩きは終了。
道標は東側を指しているがあちらは信号待ちが長そうだ。登山口から西側に10mほどの所にあるトンネルで20号を潜り市街地へ出る。
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3/31 14:16
道標は東側を指しているがあちらは信号待ちが長そうだ。登山口から西側に10mほどの所にあるトンネルで20号を潜り市街地へ出る。
<JR中央本線 大月駅>
大月駅にて行動終了。久々に骨の折れる山行だった。
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3/31 14:21
<JR中央本線 大月駅>
大月駅にて行動終了。久々に骨の折れる山行だった。
全身ぼろぼろなので洒落た飲食店は入り辛い、という事で駅蕎麦で軽く済ませて帰路に就いた。
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3/31 14:28
全身ぼろぼろなので洒落た飲食店は入り辛い、という事で駅蕎麦で軽く済ませて帰路に就いた。
遅いコメントになってしまいまい申し訳ありません。
私は1月に逆向きに斧窪御前山から鶴島御前山まで(5or6座)を縦走しましたが、御前山全山縦走は素晴らしいですね。ご苦労様でした。(ご苦労が偲ばれます。)
しかし「栃穴吊橋」まだ渡れたのですね。逆向きからは完全に藪に遮られて橋までの道を見つけることができませんでしたが。。。しかし橋が落ちても誰も助けに来てくれそうにないのでやめといたほうがよさそうですね。
こんにちは。コメントありがとうございます!
各山を何度か登っていて、どれもきついことを解っていたので全山縦走への覚悟はかなりのものでした笑
栃穴吊橋も、その西にある吊橋もまだ現存しています。よくもまぁあんな橋が残っているものだと思うばかりですが……ソロなら渡れなくもないですが、あれを昨年集団で渡っている山行記をどこかで見てたまげました。
山行記録拝見いたしました。
恐らく、逆ルートの方が下りが厳しくて困難だったかと思います。ご苦労様でした。下りが下手な自分にはその度胸はありません。。
そちらの吊橋も状態は似たようなものですが、アプローチは両側ともかなり分かり難いです。まだ栃穴吊橋の方がトライしやすいかと。
以前のレコにはなかったように思いましたが最近のレコで「栃穴吊橋」を渡られているものがいくつかありますね。藪払いとかされたのでしょうか。でもチャレンジはやめておきます。
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