一年前のあの日から…蛭ヶ岳・大倉ピストン

2023年04月08日(土) ~ 2023年04月09日(日)

• GPS: 11:15
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,242m
• 下り: 2,240m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:56

7:18 大倉バス停
7:22 7:22 大倉山の家
7:33 7:34 丹沢ベース
7:42 7:42 観音茶屋
7:57 7:57 雑事場ノ平
8:01 8:02 見晴茶屋
8:16 8:17 一本松
8:33 8:33 駒止茶屋
8:43 8:43 堀山
8:50 8:53 堀山の家
9:12 9:12 天神尾根分岐
9:36 9:37 花立山荘
9:46 9:47 花立ノ頭
9:51 9:52 金冷シ
10:10 10:14 塔ノ岳
10:14 10:14 尊仏山荘
10:37 10:37 日高
10:50 10:50 竜ヶ馬場休憩所
10:54 10:54 竜ヶ馬場
11:11 11:12 丹沢山
11:14 11:43 みやま山荘
11:43 11:44 丹沢山
11:56 11:57 早戸川乗越
12:08 12:08 箒杉沢ノ頭
12:13 12:13 不動ノ峰休憩所
12:19 12:19 不動ノ峰
12:30 12:30 棚沢ノ頭
12:43 12:44 鬼ヶ岩ノ頭
12:48 12:49 鬼ヶ岩
12:54 12:54 中ノ沢乗越
13:10 13:10 蛭ヶ岳山荘
13:14 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:40

6:25 蛭ヶ岳
6:25 6:25 蛭ヶ岳山荘
6:43 6:44 中ノ沢乗越
6:50 6:51 鬼ヶ岩
6:55 6:55 鬼ヶ岩ノ頭
7:08 7:08 棚沢ノ頭
7:19 7:19 不動ノ峰
7:25 7:25 不動ノ峰休憩所
7:29 7:29 箒杉沢ノ頭
7:39 7:40 早戸川乗越
7:59 8:00 丹沢山
8:00 8:01 みやま山荘
8:18 8:18 竜ヶ馬場
8:22 8:22 竜ヶ馬場休憩所
8:35 8:35 日高
9:01 9:01 尊仏山荘
9:04 9:15 塔ノ岳
9:27 9:27 金冷シ
9:33 9:33 花立ノ頭
9:41 9:45 花立山荘
10:03 10:03 天神尾根分岐
10:19 10:25 堀山の家
10:33 10:33 堀山
10:40 10:41 駒止茶屋
10:56 10:56 一本松
11:11 11:11 見晴茶屋
11:15 11:16 雑事場ノ平
11:22 11:22 大倉高原山の家
11:38 11:39 観音茶屋
11:46 11:46 丹沢ベース
11:56 11:57 丹沢クリステル
12:01 12:02 大倉山の家
12:05 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
(※宿泊夜にあられ有)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

渋沢駅よりバスにて終点「大倉バス停」下車。

コース状況／危険箇所等

・塔ノ岳過ぎたあたりから少々むかるみ有り
・丹沢→蛭間に鎖場2箇所あり。
　　晴天時は鎖使用せずに通行可能。
　　抜けている杭があるので一応、注意。
　　また、途中に工事箇所あるが、登山道は通行可。

大倉ルート全域で登山道がよく整備されているので大変歩行しやすい。

その他周辺情報

弘法の里湯…鶴巻温泉から徒歩3分。
丹沢フリーパスにて割引あり。サウナ、露天あり。食事処あり。
入口前で靴を洗える。
なお外に無料の足湯があるので入館しない人も利用ができる。

写真

4/8 7:04

大倉バス停横の戸川公園。
まだ桜が残っていた。

4/8 7:23

今年だけで3度目の大倉ルート入り。
毎回、膝壊されて帰ってくるのはなんでだ。

4/8 7:42

著莪、山吹などいろいろな花がチラホラ。
3月にであったミツマタさんはしょんもりしてた。

4/8 8:25

始発で来たとはいえ、びっくりするほど人がいない。
なんで。

4/8 8:51

堀山の家にて。
こんなのあったけ？

4/8 9:26

おー今日も富士山が立派に見えそうだ。

4/8 9:42

OKストアにて購入したチョコバー。
チョコのお味は普通だが、パインの酸味が登山中にイイ。

4/8 10:10

塔ノ岳は快晴！
ただし富士山は隠れてしまった。

4/8 10:18

前日は結構な雨だったはずだが、道のコンディションは良好だ。

4/8 11:17

丹沢山の深山山荘にてお昼休憩。
手作りっぽい丹沢ガイド結構面白い。

4/8 11:17

ギフチョウさん先週ぶり！

4/8 11:30

まさかのポット入りカレー。
山小屋とは思えない。ごちそうさまでした。

ちなみに「丹沢山」という日本酒がここで売ってるので購入オススメ。

4/8 11:47

尾瀬だとやたら滑るが、ここの木道は歩きやすい気がする。

4/8 11:50

丹 沢 。

4/8 11:58

シャンクスみたいなクマ。

4/8 12:13

途中で工事してた。通行には影響なし。
ここまで来るの作業員さん大変だったろうな…。

4/8 12:15

なんかの植物が芽吹いていた。
咲いてたら良さそうだな。

4/8 12:22

ここらへんから山深くなってきた感じがする。

4/8 12:31

山荘が見えてきた！

4/8 12:32

トンビ？二羽ほど飛んでいた。

4/8 12:46

あと1km !
こっから二山ほどで着く。

4/8 12:47

鎖場その�　�
鎖は使わなくても降りられる。

4/8 12:52

鎖場その��
鎖場はこの2箇所だけ。

4/8 13:00

道中にたくさんあるトゲトゲ。
引っ掛け注意。

4/8 13:04

後は整備された木道となだらかな道が続く。

4/8 13:09

こんな感じ。

4/8 13:11

雲も流れてきた。

4/8 13:13

蛭ヶ岳山荘到着。
一年ぶりのてるてるさん、こんにちは。

4/8 13:15

山荘横を抜け、山頂広場へ。

4/8 13:15

結構色んなルートがあるのね。

出会った親子さんは青根からきたそう。
ヒルは既に出現してるらしい…。

4/8 13:16

なかなかの展望。
富士山は見えない。

4/8 13:19

神奈川最高峰。

相棒のコマちゃんもドヤ顔。やったね。

4/8 13:34

宿にチェックイン。
夕食までのんびりしよう。

4/8 13:35

部屋はこんな感じ。
コロナ以降、スペース広くとってくれてるようだ。

本日の予約は満室だ。

4/8 13:45

再び外へ。
さりげに三角点。

4/8 13:47

歩いてきたみち。

4/8 13:50

迫力あるなー。

4/8 13:51

明日は晴れますように。

4/8 14:20

これだけ多くの人の力で支えられてるんだ。

4/8 14:20

丹沢頂人のTシャツが1番人気らしい。
自分は新発売のキーホルダーを購入。

4/8 15:05

昨年お世話になった！
北さんの記事！！

4/8 17:48

夕食はサラダに煮豆にパイナップル。
そしてお馴染み、蛭カレー。

スパイシーと聞いてたが、普通に食べやすい。

4/8 18:01

日の入り時間になったので、慌てて外へ。
実は夕飯までの間に雹が降っていた。

そのため雲で隠れてるが、幻想的でいい。

4/8 18:01

寒い中我慢してたら…

4/8 18:02

あっという間に晴れてきた！
一人で我慢した甲斐があった。

4/8 18:32

わずか30分の間に夜の世界へ。

4/8 18:33

反対側には横浜市街の夜景が。
山から見れるとは。

4/8 19:01

マジックアワー。

4/8 19:29

本格的な夜景に。
やたら明るい。

4/8 19:37

星も綺麗だなー。

20時消灯なのでおやすみなさい。

4/9 1:34

と思ったが、どーしてもまた夜空が見たくなり、
真夜中に起きる。

月が明るすぎてうまく撮れなかった。

4/9 1:34

夜景はバッチリ！
こんな時間でも明るいのね。

今度こそ本当におやすみなさい。

4/9 5:12

おはようございます。
まもなくご来光のお時間です。

4/9 5:13

一夜の間に霜柱がたくさん咲いていた。

4/9 5:14

富士山と月。

4/9 5:16

地平線が赤く染まる。
いよいよだ。

4/9 5:19

寒いけど思わず見入る。

4/9 5:19

来て良かった。

4/9 5:20

心なしか嬉しそう。

4/9 5:20

丹沢湖や市街地はまだ眠っているよう。

4/9 5:20

樋詰（ひづめ）オーナーもばっちり撮ってました。

4/9 5:21

もはやイラストのようなショット。

4/9 5:23

これが神奈川最高峰！

4/9 5:28

4/9 5:31

モルゲンロートも美しい。

4/9 5:32

まるでサバンナのような朝陽。

4/9 5:37

本日の朝食。
モリモリ白米と付け合わせ。ねこまんままで頂きました。

4/9 6:25

青地に金がカッコイイ。
これで装備が左にルーメソ、右に蛭中毒になった。

4/9 6:28

高く昇った太陽と赤く染まったベイブリッジ方面。

4/9 6:28

名残惜しいが下山開始。

薄氷が所々で張っていた。踏むのってワクワクする。

4/9 6:29

雲一つない。

4/9 6:35

振り向けば富士山。

4/9 6:35

春なのにこんなにクッキリ見えるとは。

4/9 6:36

そこかしこがシモバシラの道に。

4/9 6:44

登りだと鎖場の全貌が分かりやすい。

4/9 6:53

遠くに横浜が見える。

4/9 6:56

ベイブリッジのシルエットが分かりやすい。

4/9 6:58

日が高く暑くなってきた。

4/9 7:06

南アルプス方面？

4/9 7:15

つながって見える

4/9 7:20

絶景を見ながら歩くことのなんと楽しいことか。

4/9 7:29

目指す尊仏山荘が確認できる。

4/9 7:59

帰りなのに丹沢パシャリ。

4/9 8:29

富士山が綺麗すぎてシャッターが止まらない。

4/9 9:03

反面、足は止まりまくるのであった。

4/9 9:14

ふもとの丹沢まつりに関連して。

4/9 9:44

湾まで市街地一望。

4/9 10:29

アカヤシオな訳ないので恐らくツツジ。

4/9 10:53

風が吹いているので快適。

4/9 11:05

ここで裸足の人とすれ違う。
「す、すごいですね…（裸足）」
「あ、バレました？w」

4/9 11:15

時間に余裕があるので初めて「大観望」に向かう。

4/9 11:18

綺麗で新しいテントサイト。
水も汲めてなかなか良い感じ。

4/9 11:20

本当に大観望だった…。

4/9 11:20

大倉まで遠回りになるが来て良かったかも。

4/9 11:21

将来性って大事。

4/9 11:24

こちら経由のルートの方がなだらかで歩きやすい。
あと明るい。

4/9 11:46

相変わらずここは絶景。
ビジターセンターのスタッフさんも写真を撮っていた。

4/9 11:52

八重桜がまだまだ頑張っている。

4/9 12:09

大倉バス停前のカフェへ入店。
カッコイイ！北さんの！！写真がある！！！

4/9 12:11

抹茶ソフトでバスを待ちつつ。
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

じゃり子

この日の蛭が岳登山は一年ぶりの大悲願だった。
ちょうど一年前の4/10に、蛭ヶ岳・大倉ピストンの帰路で道に迷い遭難し、自力で何とか下山したものの、方々から怒られまくり、翌日は足の痛みに立ち上がれなくなった。

登山に「ちゃんと」取り組むようになったのはそれからだ。
グループ山行だろうが、ちゃんと自分で地図やルートを確認するようになったし、どんな時でもヘッデンとツェルト、エマージェンシーシートを持ち歩くようになった。

あの一年前から、絶対単独で登って無事に下山してやるとの夢がかなった。

2日前まで天気予報が悪かったが、どうしてもこの日に登りたくって、当日までひやひやした。実際に登ってみたら、景色はここ一番じゃないか位の大晴れで日の入りも日の出も最高だった。

世間一般的には大した山ではないかもしれない。
が、自分にとっての達成感はかなりでかかった。一年間がんばって来た甲斐があった。あの出来事がなければここまで登山にのめり込むこともなかったかもしれない。

ひたすら感謝。
今一度、山の厳しさと楽しさを教えてくれてありがとう。

コメント

ザワチン

はじめまして！
三本杭に拍手ありとうございます。

山へ大した装備もなく、読図もできないで安易に行く人が多いのには大変驚かされます！
山でのミスや事故は命に関わりますね。
それを身をもって体験し、自覚し、勉強し、努力して、この山行を成功されたことを心よりお喜び申し上げます！

これからも山には畏敬の念をもってお望み下さい！

じゃり子

ザワチンさん
嬉しいお言葉ありがとうございます。本当にあの頃の自分には反省ばかりです(笑)
だからこそ、山で会う人や一緒に行く人には山を楽しんでもらえるように、なるべくサポートをできたらいいな、と考えています。
ザワチンさんもよい山行を！