簗場駅から鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳へ 高山植物と残雪が作る景色が天国でした

2023年07月01日(土) ~ 2023年07月02日(日)

• GPS: 15:11
• 距離: 30.3km
• 登り: 3,039m
• 下り: 2,449m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:46

20:12 簗場駅
21:04 21:04 鹿島槍ヶ岳スポーツヴィレッジ
21:34 21:35 大谷原 登山口
22:22 22:35 西俣出合
23:58 高千穂平

2日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 2:57
• 合計: 11:05

0:18 高千穂平
1:21 1:33 冷乗越
1:48 1:48 冷池山荘
1:55 1:55 冷池山荘テント場
2:39 2:39 布引山
3:23 4:34 鹿島槍ヶ岳
4:56 5:07 鹿島槍ヶ岳北峰
5:37 5:53 鹿島槍ヶ岳
6:25 6:30 布引山
7:01 7:02 冷池山荘テント場
7:06 7:18 冷池山荘
7:31 7:31 冷乗越
7:57 7:57 爺ヶ岳北峰
8:14 8:23 爺ヶ岳中峰
8:39 9:05 爺ヶ岳南峰
9:27 9:35 種池山荘
9:46 9:48 富士見坂
10:05 10:05 水平岬
10:29 10:32 駅見岬
10:35 10:36 ケルン（柏原新道）
11:10 11:10 柏原新道登山口
11:23 扇沢駅

天候

登山口までの夜中は雨と霧
午前3時頃からは上空の雲が晴れて星空が広がる
日の出後は下山後まで青空が広がる

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは簗場駅まで電車で移動して徒歩
帰りは扇沢から信濃大町駅までバスを利用

バスの時刻表
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/ogizawa/

コース状況／危険箇所等

登山道の残雪は3ヶ所。
冷池山荘のテント場から鹿島槍ヶ岳へ向かう先に数メートル（ほぼ平坦な道）
種池山荘から爺ヶ岳へ向かう先で数メートル（ほぼ平坦な道）
種池山荘から扇沢へ10分程度下った場所（アザミ沢）は危険な所だけど、雪切りしてあるので安全に通行可能な状態

今回歩いたルートではアイゼン等の滑り止めは不要。

その他周辺情報

北アルプスブルワリー
https://lp.n-alps.beer/
扇沢から信濃大町へ向かうバスを利用する場合、九日町で降りると近いです。

BACCAブルーイング
https://bacca.work/
松本駅近くにある美味しいビールを飲めるお店です。

写真

7/2 3:32

簗場駅から延々と歩いて日の出前に鹿島槍ヶ岳の山頂に到着。誰も居なく静かに星空を堪能出来ました。

7/2 3:50

夜明け前の立山と剱岳。日の出前のこの濃い青空の時間帯は好き。

7/2 3:50

爺ヶ岳から針ノ木岳方面、北アルプス南部方面の眺め。

7/2 3:53

南峰から北鋒を眺める。雲海が広がっている。

7/2 3:53

白馬岳へ続く稜線。水平線が赤く染まりだす。

7/2 4:07

立山と剱岳方面。少し明るくなってきました。

7/2 4:07

立山から薬師岳、水晶岳方面へ続く峰々。

7/2 4:07

爺ヶ岳や針ノ木岳、槍ヶ岳方面の眺め。

7/2 4:08

明るくなってきたところで山頂標識を再度撮影。背後の立山と剱岳が良い。

7/2 4:11

水平線が更に赤くなってきた白馬岳方面。

7/2 4:11

五竜岳と白馬岳。

7/2 4:11

鹿島槍ヶ岳北鋒と雲海。

7/2 4:11

北鋒から白馬岳へ続く稜線。

7/2 4:11

爺ヶ岳方面も徐々に明るくなってきました。

7/2 4:18

立山と剱岳方面。上空の空が夜明け前の感じの色になってきました。

7/2 4:18

立山から針ノ木岳、水晶岳方面の眺め。

7/2 4:18

久しぶりに姿をはっきりと見る薬師岳。

7/2 4:19

立山。

7/2 4:19

剱岳。

7/2 4:19

針ノ木岳と蓮華岳、裏銀座縦走路から槍ヶ岳への峰々を一望出来る眺め。

7/2 4:19

槍ヶ岳と穂高連峰、常念岳方面もよく見えていました。

7/2 4:19

五竜岳、白馬岳方面は徐々に明るくなる。

7/2 4:26

立山と剱岳方面。上空の空の明るい部分が徐々に下がってくる。

7/2 4:26

剱岳と毛勝三山方面の眺め。

7/2 4:26

立山から針ノ木岳、水晶岳方面。

7/2 4:26

爺ヶ岳方面。上空の色が良い感じになってきました。

7/2 4:27

白馬岳方面。稜線が徐々に明るくなってきて緑色が分かるようになってきました。

7/2 4:28

五竜岳と白馬岳。

7/2 4:30

立山と剱岳。

7/2 4:31

立山から針ノ木岳、水晶岳方面。

7/2 4:31

爺ヶ岳、槍ヶ岳方面。

7/2 4:31

五竜岳、白馬岳方面。

7/2 4:32

鹿島槍ヶ岳の北鋒から白馬岳方面。徐々に明るくなってくる空と雲海が素晴らしい。

7/2 4:54

北鋒へ移動したタイミングで雲の隙間から御来光。とても眩しい。

7/2 4:54

鹿島槍ヶ岳の北鋒から眺める南鋒。

7/2 4:54

鹿島槍ヶ岳の北鋒から眺める南鋒。剱岳と立山が淡く染まるこの時間帯が最高です。

7/2 4:55

鹿島槍ヶ岳の南鋒と北アルプスの峰々。朝焼けの色が良い時間。

7/2 4:55

薄く朝焼けする北アルプスの峰々。朝の限られた時間帯でしか見れない景色。

7/2 4:55

五竜岳へ続くキレットと白馬岳へ続く稜線。今年はここを歩こうかなと思ってます。

7/2 4:55

縦にして撮影。キレットは標高差が凄いので眺めるには素晴らしい景色。

7/2 4:56

五竜岳と白馬岳。

7/2 4:56

淡く朝焼けをする剱岳と立山。

7/2 4:56

鹿島槍ヶ岳の南鋒と影の北鋒。背後は立山と剱岳。

7/2 4:56

鹿島槍ヶ岳の南鋒と影の北鋒。背後は爺ヶ岳と槍ヶ岳方面。

7/2 4:56

朝日を浴びる北アルプスの峰々。

7/2 4:57

槍ヶ岳と穂高連峰、常念岳方面。

7/2 4:57

針ノ木岳と水晶岳方面。

7/2 4:57

五竜岳と白馬岳。格好良い。

7/2 5:05

日が登ると共に稜線の緑色が見えてくる。

7/2 5:05

迫力のキレットと白馬岳方面の眺め。

7/2 5:06

この眺めは見ていて飽きない。

7/2 5:06

太陽の方角に雲があって暗くなったり明るくなったり。ぼーっと眺めてるには飽きないです。

7/2 5:12

南鋒に戻る時は高山植物鑑賞をしながら。イワウメが多く咲いていました。

7/2 5:14

シナノキンバイ。

7/2 5:14

シナノキンバイ。

7/2 5:16

タカネヤハズハハコ。

7/2 5:19

イワカガミ。

7/2 5:19

ツガザクラ。

7/2 5:25

コメバツガザクラ。

7/2 5:25

ハクサンイチゲ。

7/2 5:25

ハクサンイチゲ。

7/2 5:26

南鋒を見上げる。

7/2 5:28

ミヤマクワガタ。

7/2 5:36

ミヤマダイコンソウ。

7/2 5:38

南鋒に戻ってきました。

7/2 5:40

残雪混じりの緑色の山肌と青空が綺麗な時間になっていました。

7/2 5:40

剱岳と毛勝三山。

7/2 5:40

立山と薬師岳。

7/2 5:40

爺ヶ岳から針ノ木岳方面。

7/2 5:40

毛勝三山。

7/2 5:41

剱岳。

7/2 5:41

剱岳の山頂付近を最大ズームで撮影してみた。

7/2 5:41

立山。

7/2 5:41

立山の雄山、大汝山、富士ノ折立。

7/2 5:41

薬師岳。

7/2 5:41

針ノ木岳。後は赤牛岳、水晶岳、野口五郎岳。

7/2 5:41

赤牛岳。

7/2 5:41

針ノ木岳と水晶岳。

7/2 5:41

鷲羽岳と野口五郎岳。

7/2 5:41

針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 5:42

蓮華岳。背後には槍ヶ岳。

7/2 5:42

太陽が登った後は爺ヶ岳方面の緑色が最高に綺麗。

7/2 5:42

布引山から爺ヶ岳へ続く稜線。

7/2 5:42

槍ヶ岳と穂高連峰。

7/2 5:42

大天井岳、常念岳、燕岳、餓鬼岳。

7/2 5:44

南鋒から眺める北鋒。

7/2 5:44

北鋒と太陽と雲海。

7/2 5:44

五竜岳と白馬岳へ続く稜線。

7/2 5:44

五竜岳と白馬岳。

7/2 5:45

北鋒から白馬岳。

7/2 5:52

鹿島槍ヶ岳の山頂を去る前に剱岳と立山を眺める。

7/2 5:52

五竜岳と白馬岳方面の景色ともお別れ。

7/2 5:52

爺ヶ岳へ向けて出発。

7/2 6:06

布引山まではハクサンイチゲだらけ。

7/2 6:08

ハクサンイチゲで埋め尽くされる斜面。

7/2 6:08

ハクサンイチゲ。目立たないけど黄色の花はほぼキバナノコマノツメ。

7/2 6:08

ハクサンイチゲ越しの立山と剱岳。

7/2 6:08

楽しい高山植物の道。

7/2 6:09

イワベンケイ。

7/2 6:12

キバナノコマノツメ。

7/2 6:13

キバナノコマノツメ。

7/2 6:14

ハクサンイチゲと立山と剱岳。

7/2 6:14

目の前に布引山が見えてきた。

7/2 6:23

布引山から眺める鹿島槍ヶ岳。

7/2 6:24

鹿島槍ヶ岳。

7/2 6:24

鹿島槍ヶ岳の南鋒。

7/2 6:24

鹿島槍ヶ岳の北鋒。

7/2 6:24

布引山から眺める立山と剱岳。

7/2 6:25

布引山から眺める爺ヶ岳。

7/2 6:25

布引山から眺める針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 6:26

爺ヶ岳。

7/2 6:26

ハクサンチドリ。

7/2 6:26

ハクサンチドリ。

7/2 6:28

ミヤマクワガタ。

7/2 6:41

イワツメクサ。

7/2 6:41

イワツメクサ。

7/2 6:46

キヌガサソウ。

7/2 6:47

ショウジョウバカマ。

7/2 6:48

ミヤマキンバイ。

7/2 6:48

ミヤマキンポウゲ。

7/2 6:49

シナノキンバイ。

7/2 6:53

高山植物の綺麗な登山道から布引山と鹿島槍ヶ岳を振り返る。

7/2 7:01

テント場からの眺め。

7/2 7:01

種池山荘と針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 7:02

爺ヶ岳。

7/2 7:08

冷池山荘前から眺める鹿島槍ヶ岳。

7/2 7:08

双耳峰が美しく見えます。

7/2 7:24

ゴゼンタチバナ。

7/2 7:37

ツガザクラ。

7/2 7:48

ミヤマダイコンソウ。ここはとても綺麗に咲いていた。

7/2 7:56

爺ヶ岳。北鋒、中峰、南鋒。

7/2 7:56

北峰辺りからの眺め。

7/2 7:56

北鋒から眺める立山と剱岳。

7/2 7:57

コメバツガザクラ。

7/2 8:15

中峰の山頂に到着。とても傾いています。

7/2 8:15

中鋒から眺める鹿島槍ヶ岳。

7/2 8:15

冷池山荘から布引山、鹿島槍ヶ岳へ続く道がよく見える。

7/2 8:16

中鋒から眺める南鋒と立山と剱岳。

7/2 8:17

中鋒から眺める立山と剱岳。

7/2 8:17

中鋒から眺める南鋒。奥には針ノ木岳まで続く稜線が見える。

7/2 8:18

針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 8:18

針ノ木岳と蓮華岳の奥には槍ヶ岳方面の峰々。

7/2 8:19

頸城山塊と戸隠連峰。

7/2 8:28

ミネズオウ。

7/2 8:30

コマクサ。

7/2 8:32

コマクサ。

7/2 8:34

コマクサ。

7/2 8:35

クモマスミレ。

7/2 8:35

ミネズオウ。

7/2 8:41

南峰に到着。

7/2 8:42

南鋒から眺める立山と剱岳。

7/2 8:43

剱岳。

7/2 8:43

立山。

7/2 8:43

針ノ木岳へ続く稜線。

7/2 8:43

針ノ木岳や蓮華岳、爺ヶ岳が扇沢を囲んでいるのが分かる。

7/2 8:44

針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 8:44

槍ヶ岳、穂高連峰、大天井岳、常念岳、燕岳、餓鬼岳。

7/2 8:45

南鋒から眺める鹿島槍ヶ岳。

7/2 9:05

南鋒を去る前に立山と剱岳をもう一度。

7/2 9:05

鹿島槍ヶ岳のこの眺めともお別れ。

7/2 9:08

チングルマ。今年初めて見た。

7/2 9:09

チングルマ。

7/2 9:10

正面に立山と剱岳を眺めながら種池山荘へ向かう。

7/2 9:18

鹿島槍ヶ岳は徐々に見上げるような眺めに変化する。

7/2 9:18

ほぼ正面に種池山荘が見えてきた。

7/2 9:23

アオノツガザクラ。

7/2 9:23

ヒメイチゲ。

7/2 9:26

ショウジョウバカマ。

7/2 9:28

種池山荘前からの眺め。岩小屋沢岳方面。

7/2 9:28

種池山荘前からの眺め。針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 9:35

種池山荘と爺ヶ岳。

7/2 9:46

今回歩いた中で唯一危ない場所の残雪だけど雪切りしてあるので安全に歩ける。

7/2 9:56

ミツバオウレン。

7/2 9:56

下りながら岩小屋沢岳方面を眺める。

7/2 9:56

針ノ木岳と蓮華岳もずっと綺麗に見えていた。

7/2 10:02

アカモノ。

7/2 10:25

扇沢と針ノ木岳と蓮華岳。

7/2 10:26

ギンリョウソウ。

7/2 10:37

展望が開ける度に扇沢が近くに見えてくる。

7/2 11:10

登山口に到着。

7/2 11:49

扇沢で山賊焼きサンドをいただく。ちょうど良いサイズで美味しかった。

7/2 13:39

信濃大町駅の手前でバスを降りて北アルプスブルワリーへ。

7/2 17:01

松本駅へ移動した後はBACCAブルーイングで締め。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

Galaxy A53 5G SC-53C docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 防寒具 帽子 靴 ザック 行動食 飲料 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ストック チェーンスパイク

感想

sola

毎週末訪れる梅雨の晴れ間。
今週は夏の終わりか秋にしか歩いた事の無い鹿島槍ヶ岳へ。

土曜の夜には雨が止むか小雨になる予報だったけど外れて登山口までは大雨のち霧という状態の中を歩きました。

高千穂平まで登ると冷たい風が強めに吹いていたので防寒対策をして冷乗越へ。
高千穂平では曇り空だったけど冷乗越に着く頃には星や月が見え始めたので、山頂まで星を楽しみながら歩けました。

山頂には3時半頃に到着。
暗闇から日の出時刻まで徐々に明るくなってくる景色を楽しめました。

太陽の出る位置は雲が多くて御来光は見れなかったけど雲の上に出てからは綺麗な青空が広がり、
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳から眺める北アルプスの景色は素晴らしかったです。

稜線上には多くの高山植物が咲いていたのも最高でした。

下山後は美味しいビールも飲めて今週も良い週末となりました。