ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5678282
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

鳥取県日南町 福榮神社〜鬼林山+絹掛の滝 大雨後の花と蝶の楽園

2023年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
15.5km
登り
682m
下り
690m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:39
合計
5:16
距離 15.5km 登り 690m 下り 694m
8:36
7
福榮神社前スペース
8:43
8:48
7
福榮神社
8:55
8:56
62
福栄大橋
9:58
10:01
103
鬼林山登山口
11:44
12:11
63
13:14
31
鬼林山登山口(2回目)
13:45
13:48
4
福栄大橋(2回目)
13:52
福榮神社前スペース
大雨後でも安全に展望や旬の動植物観察を楽しめるコース
歩行距離15.5km、歩行時間4時間30分、歩行数21,800歩、消費カロリー1,510Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 福榮神社前の広いスペースに自動車を停めました。福栄神社前バス停<写真74>は廃止になりましたが、希望者がいればここで下車可能なのかもしれません。広いスペースですが、バスが停車するのに邪魔にならない場所に駐車できるのは3台くらいまででしょうか。今回は我々の車以外はありませんでした。
 また、林道大林線起点<写真33>の少し南東の標高620m辺りで西から舗装道路が合流してくる箇所がありますが、そこが鬼林山(きりんざん)登山口(ヤマレコ地図では林道大林線入口)です。広いスペースがありますが作業道入口でもあるので、駐車しても作業車の邪魔にならないのは2台程でしょうか。往路、復路ともに1台駐車中でした。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。ほぼ舗装道路なので、雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。
 舗装道路ではないのは次の2か所のみです。ヤマアジサイでお食事中<写真28>撮影地点辺りから鬼林山(きりんざん)登山口(ヤマレコ地図では林道大林線入口)まで、鬼林山頂上直下の地形図の実線の道終点から頂上<写真52〜63>まで。登山口までの一部は低い草が足に当たる道ですが、足元は見えます。7月初めでこの程度なので、通年マダニの心配なく通行できるでしょう。
その他周辺情報 福榮神社の南東、岡山県に入ると神郷(しんごう)温泉があります。定休日は祝日をのぞく水曜日です。日帰り入浴は平日が14時から、土日祝日は11時からでどちらも21時(最終受付20時半)までです。レストランの営業時間は11〜14時、3日前までに予約をすれば17〜21時も利用可能です。また、宿泊施設もあります。
01ヒメジョオン越しに福榮神社絵馬…福榮神社鳥居<写真02>の左(東)です。因幡伯耆國(いなばほうきのくに)開運八社の1社で、福が栄えてみんなしあわせになるというとても縁起のいい神社らしく、ヒメジョオンの花畑にほっこりしました😊
01ヒメジョオン越しに福榮神社絵馬…福榮神社鳥居<写真02>の左(東)です。因幡伯耆國(いなばほうきのくに)開運八社の1社で、福が栄えてみんなしあわせになるというとても縁起のいい神社らしく、ヒメジョオンの花畑にほっこりしました😊
02福榮神社石灯籠&鳥居…奧に見えている石段が妙にグリーングリーンしています。・・・<写真03>へ。
02福榮神社石灯籠&鳥居…奧に見えている石段が妙にグリーングリーンしています。・・・<写真03>へ。
03福榮神社ドクダミの花畑と化した石段…石段を上り始めると、足元はこんな感じでした。ドクダミのお花畑を上りながら動画を撮りました。個人的には好みです😊
03福榮神社ドクダミの花畑と化した石段…石段を上り始めると、足元はこんな感じでした。ドクダミのお花畑を上りながら動画を撮りました。個人的には好みです😊
04福榮神社鳥居越しに随身門…ドクダミの花畑は終わりましたが、苔むした石段が続きます。ここは濡れていても滑らずにすみそうです。前方に鳥居と随身門が見えてきました。
04福榮神社鳥居越しに随身門…ドクダミの花畑は終わりましたが、苔むした石段が続きます。ここは濡れていても滑らずにすみそうです。前方に鳥居と随身門が見えてきました。
05福榮神社随身門内部左大臣&狛犬…随身門の向かって右側内部です。普通は左大臣だけですが、狛犬も加わって鉄壁の守り😄彩色が施されていたようですが、ほとんど剥がれてしまっています。
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05福榮神社随身門内部左大臣&狛犬…随身門の向かって右側内部です。普通は左大臣だけですが、狛犬も加わって鉄壁の守り😄彩色が施されていたようですが、ほとんど剥がれてしまっています。
06福榮神社拝殿…石段の途中から拝殿を見上げてみました。なかなか立派です。
06福榮神社拝殿…石段の途中から拝殿を見上げてみました。なかなか立派です。
07福榮神社扁額&竜の彫刻…拝殿の軒下です。彫刻はそれほど緻密ではありません。
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07福榮神社扁額&竜の彫刻…拝殿の軒下です。彫刻はそれほど緻密ではありません。
08福榮神社拝殿&境内社…手前の境内社にまで狛犬がありました。ここはかなり狛犬が多いです。
08福榮神社拝殿&境内社…手前の境内社にまで狛犬がありました。ここはかなり狛犬が多いです。
09福榮神社本殿…近世までは田中大明神と称し、旧福榮村の産土(うぶすな)神をお祀りしていました。大正2年に周辺の神社を合祀して福榮(ふくさかえ)神社と改称し現在に至ります。
09福榮神社本殿…近世までは田中大明神と称し、旧福榮村の産土(うぶすな)神をお祀りしていました。大正2年に周辺の神社を合祀して福榮(ふくさかえ)神社と改称し現在に至ります。
10福榮神社本殿前の狛犬…社殿の間にひっそりと置かれていました。これは気づきにくいです。
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10福榮神社本殿前の狛犬…社殿の間にひっそりと置かれていました。これは気づきにくいです。
11アラゲハンゴンソウ&キタテハ&ベニシジミ…蜜を吸っているのはキタテハです。なぜか右にベニシジミが😊動画を撮りました。
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11アラゲハンゴンソウ&キタテハ&ベニシジミ…蜜を吸っているのはキタテハです。なぜか右にベニシジミが😊動画を撮りました。
12アラゲハンゴンソウ…直径6兪宛紊硫屬砲呂海里茲Δ北詫佑入ることがあります。ミツバオオハンゴンソウやオオハンゴンソウとは葉の形が違い、やたら毛深いです。お花畑を動画にも撮りました。
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12アラゲハンゴンソウ…直径6兪宛紊硫屬砲呂海里茲Δ北詫佑入ることがあります。ミツバオオハンゴンソウやオオハンゴンソウとは葉の形が違い、やたら毛深いです。お花畑を動画にも撮りました。
13コバギボウシ?…葉の長さは15冂しかありませんでした。コバギボウシにしては花色が薄いのが気になります。植栽のようなので、コバギボウシ系の園芸品種かもしれません。
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13コバギボウシ?…葉の長さは15冂しかありませんでした。コバギボウシにしては花色が薄いのが気になります。植栽のようなので、コバギボウシ系の園芸品種かもしれません。
14オオカナダモ…貯水槽の水面一面に生えていました。直径1冂の白い花でコカナダモなどと見分けられます。
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14オオカナダモ…貯水槽の水面一面に生えていました。直径1冂の白い花でコカナダモなどと見分けられます。
15ヒマワリ&ウラギンヒョウモン♂…直径7冂の小さなヒマワリが数輪咲いていました。蜜を吸っているのはウラギンヒョウモンですが、翅の縁がボロボロなのでヤマウラギンヒョウモンかサトウラギンヒョウモンかはわかりませんでした。動画を撮っていると、元気よく飛び去りました。
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15ヒマワリ&ウラギンヒョウモン♂…直径7冂の小さなヒマワリが数輪咲いていました。蜜を吸っているのはウラギンヒョウモンですが、翅の縁がボロボロなのでヤマウラギンヒョウモンかサトウラギンヒョウモンかはわかりませんでした。動画を撮っていると、元気よく飛び去りました。
16モリアオガエル卵塊…2畳程の広さの貯水池の縁にありました。岡山県の舗装道路でも見かけましたが、ここ鳥取県の舗装道路も恐るべし。
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16モリアオガエル卵塊…2畳程の広さの貯水池の縁にありました。岡山県の舗装道路でも見かけましたが、ここ鳥取県の舗装道路も恐るべし。
17オランダカイウ…カラーの名で切り花としてもおなじみの花です。後で気づきましたが、上にニホンアマガエルがいるようです😊ピンボケなのが残念です。
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17オランダカイウ…カラーの名で切り花としてもおなじみの花です。後で気づきましたが、上にニホンアマガエルがいるようです😊ピンボケなのが残念です。
18グラジオラス…咲き始めでした。小さな花壇だったようですが、周辺はかなり草が茂っていました。
18グラジオラス…咲き始めでした。小さな花壇だったようですが、周辺はかなり草が茂っていました。
19白いアジサイ…この一角にアジサイが並んでいました。真っ白な花がきれいです。
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19白いアジサイ…この一角にアジサイが並んでいました。真っ白な花がきれいです。
20八重のガクアジサイ…青とピンク色がかった紫のグラデーションに心惹かれました。
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20八重のガクアジサイ…青とピンク色がかった紫のグラデーションに心惹かれました。
21アジサイ&シオヤアブ♀…シオヤアブは体長3冂しかありませんが、オオカマキリやオオスズメバチとともに昆虫界の三強ともいわれています。オニヤンマを襲って食べることもあるとか😱人間は襲われないのでご安心を😊メスの腹部の先端には白いポンポンのような毛はありません。
21アジサイ&シオヤアブ♀…シオヤアブは体長3冂しかありませんが、オオカマキリやオオスズメバチとともに昆虫界の三強ともいわれています。オニヤンマを襲って食べることもあるとか😱人間は襲われないのでご安心を😊メスの腹部の先端には白いポンポンのような毛はありません。
22アルストロメリア&トラマルハナバチ…アルストロメリアの花は長持ちするので切り花として人気があります。トラマルハナバチはすぐに飛び去ってしまいました。
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22アルストロメリア&トラマルハナバチ…アルストロメリアの花は長持ちするので切り花として人気があります。トラマルハナバチはすぐに飛び去ってしまいました。
23花菖蒲…2輪残っているだけでした。水のない花壇のような場所に生えていましたが、花菖蒲だと思います。
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23花菖蒲…2輪残っているだけでした。水のない花壇のような場所に生えていましたが、花菖蒲だと思います。
24田んぼ越しに東南東方面…田んぼ越しに高畑山西尾根が見えています。左が738m峰、右が642m峰です。
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24田んぼ越しに東南東方面…田んぼ越しに高畑山西尾根が見えています。左が738m峰、右が642m峰です。
25梅の実…直径3冂の実が鈴なりでした。
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25梅の実…直径3冂の実が鈴なりでした。
26ウツボグサ&キタキチョウ夏型…キタキチョウは翅の裏側に褐色の小さな斑点がたくさんあります。夏型は表側の黒っぽい部分がより大きいです。動画を撮りました。
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26ウツボグサ&キタキチョウ夏型…キタキチョウは翅の裏側に褐色の小さな斑点がたくさんあります。夏型は表側の黒っぽい部分がより大きいです。動画を撮りました。
27クマノミズキ…花はミズキに似ていますが、葉はより細長い楕円形で縁が波打つことが多いです。また、葉は対生します。花期はミズキよりも遅く、6〜7月です。この辺りからしばらく、断続的にドクダミロードが続きました。
27クマノミズキ…花はミズキに似ていますが、葉はより細長い楕円形で縁が波打つことが多いです。また、葉は対生します。花期はミズキよりも遅く、6〜7月です。この辺りからしばらく、断続的にドクダミロードが続きました。
28ヤマアジサイでお食事中…茶色い幼虫がお食事中。樹高30冂しかない小さなヤマアジサイなので、食べるのはほどほどにしましょうね😉この辺りから鬼林山登山口まで砂利道で、一部、草が足に当たる箇所がありました。
28ヤマアジサイでお食事中…茶色い幼虫がお食事中。樹高30冂しかない小さなヤマアジサイなので、食べるのはほどほどにしましょうね😉この辺りから鬼林山登山口まで砂利道で、一部、草が足に当たる箇所がありました。
29ヤマアジサイ群生…エゾアジサイに似ていますが、葉は薄く光沢がなく長さは10冖に、花序は直径10冖にと、エゾアジサイよりも明らかに小さいです。この一角に群生していました。動画も撮りました。
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29ヤマアジサイ群生…エゾアジサイに似ていますが、葉は薄く光沢がなく長さは10冖に、花序は直径10冖にと、エゾアジサイよりも明らかに小さいです。この一角に群生していました。動画も撮りました。
30オカトラノオ群生…ヌマトラノオとは違い、花穂が曲がります。この日は何度も見かけましたが、ここが最も群生していました。
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30オカトラノオ群生…ヌマトラノオとは違い、花穂が曲がります。この日は何度も見かけましたが、ここが最も群生していました。
31アサヒナカワトンボ♀…ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は4で微妙でしたが、縁紋が丸っこいのでアサヒナのほうだと思います。
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31アサヒナカワトンボ♀…ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は4で微妙でしたが、縁紋が丸っこいのでアサヒナのほうだと思います。
32ウツボグサ&ドクダミ花畑…展望は効きませんが、ここは少し開けており、360度ウツボグサとドクダミの花畑でした。一部を動画に撮りました。
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32ウツボグサ&ドクダミ花畑…展望は効きませんが、ここは少し開けており、360度ウツボグサとドクダミの花畑でした。一部を動画に撮りました。
33林道大林線起点…左は地形図の破線の道で、少しヤブっぽく見えました。この少し南東の標高620m辺りで西から舗装道路が合流してくる箇所がありますが、そこが鬼林山(きりんざん)登山口で頂上直下まで舗装道路です。広いスペースがありますが作業道入口でもあるので、駐車しても作業車の邪魔にならないのは2台程でしょうか。
33林道大林線起点…左は地形図の破線の道で、少しヤブっぽく見えました。この少し南東の標高620m辺りで西から舗装道路が合流してくる箇所がありますが、そこが鬼林山(きりんざん)登山口で頂上直下まで舗装道路です。広いスペースがありますが作業道入口でもあるので、駐車しても作業車の邪魔にならないのは2台程でしょうか。
34ウツボグサ&トラマルハナバチ…体長1.5冂のトラマルハナバチは、丸っこい体で腹部の先端のみ黒いのが特徴です。おとなしいのですが、極度に人間を恐れることもありません。動画撮影中、完全にシカトされました😅
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34ウツボグサ&トラマルハナバチ…体長1.5冂のトラマルハナバチは、丸っこい体で腹部の先端のみ黒いのが特徴です。おとなしいのですが、極度に人間を恐れることもありません。動画撮影中、完全にシカトされました😅
35ノアザミ&コチャバネセセリ…セセリチョウの仲間は地味な色合いで蛾と間違えられることも多いのですが、真っ黒でつぶらな瞳がたまらなく可愛い蝶です😍翅の裏に透けて見える模様からコチャバネセセリと判断しました。動画を撮りました。
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35ノアザミ&コチャバネセセリ…セセリチョウの仲間は地味な色合いで蛾と間違えられることも多いのですが、真っ黒でつぶらな瞳がたまらなく可愛い蝶です😍翅の裏に透けて見える模様からコチャバネセセリと判断しました。動画を撮りました。
36オカトラノオ&ヤマウラギンヒョウモン…ウラギンヒョウモンは、後翅の裏側の付け根周辺にある白斑が3つくっついて見えることでギンボシヒョウモンと区別できます。3種類に分かれており可能性があるのはヤマとサトの2種類ですが、前翅の縁にくびれがあまりないことからヤマのほうだと思いました。右がメスです。
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36オカトラノオ&ヤマウラギンヒョウモン…ウラギンヒョウモンは、後翅の裏側の付け根周辺にある白斑が3つくっついて見えることでギンボシヒョウモンと区別できます。3種類に分かれており可能性があるのはヤマとサトの2種類ですが、前翅の縁にくびれがあまりないことからヤマのほうだと思いました。右がメスです。
37お邪魔虫乱入!…動画を撮っていると、お邪魔虫乱入😅ヒョウモンチョウの仲間のオスには、このように翅の表側に銀色の筋模様が入ります。おそらく、お邪魔虫はヤマウラギンヒョウモンのオスでしょう。
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37お邪魔虫乱入!…動画を撮っていると、お邪魔虫乱入😅ヒョウモンチョウの仲間のオスには、このように翅の表側に銀色の筋模様が入ります。おそらく、お邪魔虫はヤマウラギンヒョウモンのオスでしょう。
38ダイコンソウ…直径2冂の花の中心部は黄緑色の部分とおしべが目立ちます。葉の形を見れば、キツネノボタンの仲間ではないことがすぐにわかります。
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38ダイコンソウ…直径2冂の花の中心部は黄緑色の部分とおしべが目立ちます。葉の形を見れば、キツネノボタンの仲間ではないことがすぐにわかります。
39イヌトウバナ…花の直径は5个發△蠅泙擦鵝クルマバナの仲間とは違い、花穂の下に糸状の小苞がありません。また、トウバナやヤマトウバナよりも毛深く、萼の周辺に長い毛がびっしり生えています。
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39イヌトウバナ…花の直径は5个發△蠅泙擦鵝クルマバナの仲間とは違い、花穂の下に糸状の小苞がありません。また、トウバナやヤマトウバナよりも毛深く、萼の周辺に長い毛がびっしり生えています。
40ノアザミ&トラマルハナバチ…ふわふわのぬいぐるみのようなトラマルちゃんがダブルで、可愛さも2倍😊動画を撮りました。
40ノアザミ&トラマルハナバチ…ふわふわのぬいぐるみのようなトラマルちゃんがダブルで、可愛さも2倍😊動画を撮りました。
41ノアザミ&ミドリヒョウモン♂…動画には翅の表側にあるオスの印が映っています。後翅の裏側の白い筋模様が特徴です。
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41ノアザミ&ミドリヒョウモン♂…動画には翅の表側にあるオスの印が映っています。後翅の裏側の白い筋模様が特徴です。
42ヤマジノホトトギス&ヒメハナバチの仲間…ヤマジノホトトギスは花の中心部周辺が赤紫色です。この日は何度か見かけましたが、この株が最も花数が多かったです。体長1兢々のヒメハナバチの仲間は種類が多いので、動画で見てもよくわかりませんでした。
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42ヤマジノホトトギス&ヒメハナバチの仲間…ヤマジノホトトギスは花の中心部周辺が赤紫色です。この日は何度か見かけましたが、この株が最も花数が多かったです。体長1兢々のヒメハナバチの仲間は種類が多いので、動画で見てもよくわかりませんでした。
43オオバギボウシ…葉の長さは25冂で花茎は長さ70冂はありました。花色も薄く、これはオオバギボウシで間違いないでしょう。この日はつぼみしかない株をたくさん見かけましたが、おそらくオオバギボウシのほうだと思います。
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43オオバギボウシ…葉の長さは25冂で花茎は長さ70冂はありました。花色も薄く、これはオオバギボウシで間違いないでしょう。この日はつぼみしかない株をたくさん見かけましたが、おそらくオオバギボウシのほうだと思います。
44ピンクのヤマアジサイ…数少ないピンク色で、中心部は白く可愛かったです。光の加減でかなり白っぽく写ってしまいました。青い花のほうはこの周辺の法面に群生していました。
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44ピンクのヤマアジサイ…数少ないピンク色で、中心部は白く可愛かったです。光の加減でかなり白っぽく写ってしまいました。青い花のほうはこの周辺の法面に群生していました。
45サワギク…花の直径は1冂で、葉はノアザミのように羽状に裂けます。
45サワギク…花の直径は1冂で、葉はノアザミのように羽状に裂けます。
46コアジサイ…直径5伉の両性花のみで装飾花がないのでわかりやすいです。ヤマアジサイに交じって咲いていました。気づいたのはここだけだったので、動画も撮っておいてよかったです。
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46コアジサイ…直径5伉の両性花のみで装飾花がないのでわかりやすいです。ヤマアジサイに交じって咲いていました。気づいたのはここだけだったので、動画も撮っておいてよかったです。
47アカショウマ…トリアシショウマやヤマブキショウマに似ていますが、花穂を拡大してみても枝分かれが見えないことでトリアシショウマと、葉の葉脈がヤマブキほどきれいに整ってくっきりしていないことでヤマブキショウマと見分けられます。咲き始めの株をいくつか見かけました。
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47アカショウマ…トリアシショウマやヤマブキショウマに似ていますが、花穂を拡大してみても枝分かれが見えないことでトリアシショウマと、葉の葉脈がヤマブキほどきれいに整ってくっきりしていないことでヤマブキショウマと見分けられます。咲き始めの株をいくつか見かけました。
48エンレイソウ…左は実ができていますが、右はギリギリ花が残っていました。直径30冂の葉は3裂します。この周辺に数株ありました。
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48エンレイソウ…左は実ができていますが、右はギリギリ花が残っていました。直径30冂の葉は3裂します。この周辺に数株ありました。
49ササユリ…この日見かけたのは5株ですが、なぜかみんな仲良く2輪ずつ咲いていました。動画も撮りました。
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49ササユリ…この日見かけたのは5株ですが、なぜかみんな仲良く2輪ずつ咲いていました。動画も撮りました。
50ヒメジョオン&ヤマトスジグロシロチョウ夏型…翅にうっすらと筋模様が入っています。この時期は翅の裏側は特徴的な模様がなく区別しにくいのですが、スジグロシロチョウよりも翅の形が丸みを帯びているように思えました。動画を撮りました。
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50ヒメジョオン&ヤマトスジグロシロチョウ夏型…翅にうっすらと筋模様が入っています。この時期は翅の裏側は特徴的な模様がなく区別しにくいのですが、スジグロシロチョウよりも翅の形が丸みを帯びているように思えました。動画を撮りました。
51ミヤコグサ…舗装道路から砂利道に入ると、プチ群生が見られました。セイヨウミヤコグサに似ていますが、萼や葉などに毛がなく、花は1か所に3つくらいまでです。
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51ミヤコグサ…舗装道路から砂利道に入ると、プチ群生が見られました。セイヨウミヤコグサに似ていますが、萼や葉などに毛がなく、花は1か所に3つくらいまでです。
52鬼林山頂上…鬼林山(きりんざん)頂上周辺は開けていますが、日陰がないので夏は厳しいです。頂上標柱の右奥に大山(だいせん)がわずかに見えています。
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52鬼林山頂上…鬼林山(きりんざん)頂上周辺は開けていますが、日陰がないので夏は厳しいです。頂上標柱の右奥に大山(だいせん)がわずかに見えています。
53鬼林山頂上三角点「大林山」…標高1031.2m頂上三角点「大林山」です。元々、大林(おんばやし)と呼ばれていたためでしょうか、山名と点名が違います。
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53鬼林山頂上三角点「大林山」…標高1031.2m頂上三角点「大林山」です。元々、大林(おんばやし)と呼ばれていたためでしょうか、山名と点名が違います。
54鬼林山頂上より稲積山…南西方面です。右側が稲積山です。
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54鬼林山頂上より稲積山…南西方面です。右側が稲積山です。
55鬼林山頂上より道後山&岩樋山…南南西方面には左奧に道後山、右隣に岩樋山が見えました。
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55鬼林山頂上より道後山&岩樋山…南南西方面には左奧に道後山、右隣に岩樋山が見えました。
56鬼林山頂上より三国山&古頃山&名谷山…真南よりわずかに西寄りです。左は三国山、中央少し左寄りが古頃山、右は名谷山です。
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56鬼林山頂上より三国山&古頃山&名谷山…真南よりわずかに西寄りです。左は三国山、中央少し左寄りが古頃山、右は名谷山です。
57鬼林山頂上より妙見山&長久半貝山…南南東方面には手前に尖った妙見山、その奧に大きく長久半貝山(ながひさはんかいさん)が見えました。動画には比婆山や船通山も映っています。
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57鬼林山頂上より妙見山&長久半貝山…南南東方面には手前に尖った妙見山、その奧に大きく長久半貝山(ながひさはんかいさん)が見えました。動画には比婆山や船通山も映っています。
58鬼林山頂上電波塔群…警察庁の鬼林山無線中継所があり、テレビアンテナ塔なども林立しています。
58鬼林山頂上電波塔群…警察庁の鬼林山無線中継所があり、テレビアンテナ塔なども林立しています。
59ハンカイソウ&ミヤマカラスアゲハ♂…直径6冂のハンカイソウの花はこの1輪だけでした。ミヤマカラスアゲハのオスには、前翅の表側に黒い部分があります。
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59ハンカイソウ&ミヤマカラスアゲハ♂…直径6冂のハンカイソウの花はこの1輪だけでした。ミヤマカラスアゲハのオスには、前翅の表側に黒い部分があります。
60ハンカイソウの蜜を吸うミヤマカラスアゲハ♂…カラスアゲハとは違い、翅の光って見える部分の幅がほぼ一定です。動画を撮りました。
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60ハンカイソウの蜜を吸うミヤマカラスアゲハ♂…カラスアゲハとは違い、翅の光って見える部分の幅がほぼ一定です。動画を撮りました。
61キアゲハ交尾中…ナミアゲハとは違い、翅の表側の付け根周辺に黒い部分があります。動画を撮っていると、何やらすぐ上でゴソゴソ・・・<写真62>へ。
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61キアゲハ交尾中…ナミアゲハとは違い、翅の表側の付け根周辺に黒い部分があります。動画を撮っていると、何やらすぐ上でゴソゴソ・・・<写真62>へ。
62見つめるお邪魔虫…左上に交尾中のカップルをうらやましそうに見つめるお邪魔虫が😅
62見つめるお邪魔虫…左上に交尾中のカップルをうらやましそうに見つめるお邪魔虫が😅
63鬼林山頂上より大山…しばらく待っていると、雲はかかったままですが、山肌が次第にはっきり見えてきました。動画も撮りました。
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63鬼林山頂上より大山…しばらく待っていると、雲はかかったままですが、山肌が次第にはっきり見えてきました。動画も撮りました。
64ヒメジョオン&ダイミョウセセリ関西型…セセリチョウの仲間にしては珍しく、翅を広げて止まっていることが多いです。関西型は後翅の白紋がはっきりしています。
64ヒメジョオン&ダイミョウセセリ関西型…セセリチョウの仲間にしては珍しく、翅を広げて止まっていることが多いです。関西型は後翅の白紋がはっきりしています。
65林道より大山&烏ヶ山…往路では霞んで見えませんでしたが、復路ではなんとか見えました。右が烏ヶ山(からすがせん)です。
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65林道より大山&烏ヶ山…往路では霞んで見えませんでしたが、復路ではなんとか見えました。右が烏ヶ山(からすがせん)です。
66ウリノキ…おしべの葯が長く3冂あります。よくよく見ると、めしべのほうが少し長かったです。まだつぼみもたくさんありました。
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66ウリノキ…おしべの葯が長く3冂あります。よくよく見ると、めしべのほうが少し長かったです。まだつぼみもたくさんありました。
67ホタルブクロ…ヤマホタルブクロに似ていますが、萼の付属体が反り返ります。
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67ホタルブクロ…ヤマホタルブクロに似ていますが、萼の付属体が反り返ります。
68マタタビ…葉は元々白く、傷つけると緑色に変化します。少し遠かったので、花は見えませんでした。
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68マタタビ…葉は元々白く、傷つけると緑色に変化します。少し遠かったので、花は見えませんでした。
69明石山&竹谷山…東方面に中央奧にきれいに尖った明石山、すぐ右手前に竹谷山が見えました。
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69明石山&竹谷山…東方面に中央奧にきれいに尖った明石山、すぐ右手前に竹谷山が見えました。
70福栄大橋より九塚川越しに明石山&竹谷山…左奧に明石山&竹谷山<写真69>、中央少し左寄りに高畑山西尾根の738m峰と642m峰<写真24>が見えています。この太鼓の横を通ると、鳥取県の無形民俗文化財である「かしら打ち」の太鼓の音が流れます。動画も撮りました。
70福栄大橋より九塚川越しに明石山&竹谷山…左奧に明石山&竹谷山<写真69>、中央少し左寄りに高畑山西尾根の738m峰と642m峰<写真24>が見えています。この太鼓の横を通ると、鳥取県の無形民俗文化財である「かしら打ち」の太鼓の音が流れます。動画も撮りました。
71福栄大橋歩道の次第に満ちていく月…橋の歩道部分には、このように月が描かれており、次第に満ちて橋の中央から欠けていくようになっています。右下は満月ですが、柱の影で微妙に欠けているように見えます。4枚の写真を合成しました。
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71福栄大橋歩道の次第に満ちていく月…橋の歩道部分には、このように月が描かれており、次第に満ちて橋の中央から欠けていくようになっています。右下は満月ですが、柱の影で微妙に欠けているように見えます。4枚の写真を合成しました。
72キセキレイ夏羽♂…夏羽は、メスは喉元が白、オスは黒なのでわかりやすいです。
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72キセキレイ夏羽♂…夏羽は、メスは喉元が白、オスは黒なのでわかりやすいです。
73羽繕いするキセキレイ夏羽♂…動画を撮っていると、ずっと羽繕いしていました。ゴール直前で足止め😅
73羽繕いするキセキレイ夏羽♂…動画を撮っていると、ずっと羽繕いしていました。ゴール直前で足止め😅
74日南町町営バス旧バス停…福栄神社前バス停は廃止になりましたが、希望者がいればここで下車可能なのかもしれません。広いスペースですが、バスが停車するのに邪魔にならない場所に駐車できるのは3台くらいまででしょうか。今回は我々の車以外はありませんでした。
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74日南町町営バス旧バス停…福栄神社前バス停は廃止になりましたが、希望者がいればここで下車可能なのかもしれません。広いスペースですが、バスが停車するのに邪魔にならない場所に駐車できるのは3台くらいまででしょうか。今回は我々の車以外はありませんでした。
75絹掛の滝…新見市指定名勝です。国道180号線から見えるのは、この「第一の滝」だけです。落差は50m程ですが、普段は左端の細い流れだけのことが多いです。水玉がスローモーションで転がり落ちていくように見えるのが好きだったのですが、この日は大雨後で水量が増して普通の滝になっていました😅動画も撮りました。
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75絹掛の滝…新見市指定名勝です。国道180号線から見えるのは、この「第一の滝」だけです。落差は50m程ですが、普段は左端の細い流れだけのことが多いです。水玉がスローモーションで転がり落ちていくように見えるのが好きだったのですが、この日は大雨後で水量が増して普通の滝になっていました😅動画も撮りました。
76絹掛の滝不動尊参道入口のお堂…滝の右にある参道入口です。足王明法と書かれていました。
76絹掛の滝不動尊参道入口のお堂…滝の右にある参道入口です。足王明法と書かれていました。
77絹掛の滝鯉の滝登らず⁉…滝壺の少し上です。体長数十cmの鯉のオブジェは鯉の滝登りをイメージしたものなのでしょうが、動かないので滝登りではなく滝行のように見えました😅滝に打たれて修行中の鯉を動画に撮りました。
77絹掛の滝鯉の滝登らず⁉…滝壺の少し上です。体長数十cmの鯉のオブジェは鯉の滝登りをイメージしたものなのでしょうが、動かないので滝登りではなく滝行のように見えました😅滝に打たれて修行中の鯉を動画に撮りました。
78絹掛の滝不動尊…滝の右にある天然の岩屋の内部に不動明王像がありました。嘉永元年(1848年)に高梁川を航行する高瀬舟の安全祈願のために作られましたが、運搬中にここで舟が動かなくなったため、そのまま安置されました。無病息災や家内安全などのご利益があるとされています。
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78絹掛の滝不動尊…滝の右にある天然の岩屋の内部に不動明王像がありました。嘉永元年(1848年)に高梁川を航行する高瀬舟の安全祈願のために作られましたが、運搬中にここで舟が動かなくなったため、そのまま安置されました。無病息災や家内安全などのご利益があるとされています。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【みんな“しあわせ”になる福榮神社】
 今回は大雨後なので、頂上までほぼ舗装道路の鬼林山(きりんざん)に登ることにしました。出発点は鳥取県日野郡日南町にある福榮(ふくさかえ)神社です。岡山県新見市との境近くに位置します。
 福が栄えるといういかにもおめでたい名前は、村の名前でもありました。周辺には神福、福塚、豊栄といった地名もあります。
 みんな“しあわせ”になる福榮神社は、ご利益を願う参拝者が遠近より訪れる因幡伯耆國(いなばほうきのくに)開運八社の1社です。毎年11月に行われる福榮神社秋祭りでは、鳥取県の無形民俗文化財に指定された「日南のかしら打ち」が奉納され、一年で最も賑わいます。ちなみに、太鼓を打つ音に合わせて獅子や道化師が動く「かしら打ち」の音声は、福栄大橋のたもとにある太鼓の横を通過すると流れてきます。周辺の神社を合祀した福榮神社は、祀られた神様が多いのも驚きでしたが、随身門内部をはじめ、各境内社にまで狛犬が設置され、信仰の深さがうかがえました。
 古くから印賀鋼(いんがはがね)など全国的に有名な玉鋼(たまはがね)を産出し、たたら製鉄で栄えていたこの地は、権力者にとっても魅力的だったため、たびたび勢力争いの舞台となったようです。鬼林山には、孝霊天皇が牛鬼(ぎゅうき)という鬼を退治した伝説がありますが、これは大和国と出雲国との勢力争いのようです。こうした争いにおいては、敗者は退治すべき悪者「鬼」と呼ばれることが多々あります。岡山県の桃太郎伝説においても、鬼というのは実は、負けた吉備国(岡山県)のほうです。吉備国は出雲国からも大和国からも攻められて負け、出雲国は最終的には大和国に屈しました。
 鬼退治と呼ばれる勢力争いは、魅力的な土地の奪い合いでもあり、ここ旧福栄村も戦場となったのでしょう。福栄という村名、また村内の神福、福塚、豊栄という地名の由来は、ここが魅力的な土地だったというのもあるでしょうが、戦禍に疲れ果てた人々の「みんなで“しあわせ”になりたい」という強い願いの表れのような気がしてなりませんでした。我々も山行開始早々に“しあわせ”を実感することになりました。

【お花ロードの鬼林山登山道】
 福榮神社の境内に続く石段にはたくさんのドクダミの花が咲いていました。苔むしている石段はよくありますが、お花畑と化しているのはとても珍しい光景でした。このドクダミの花は鬼林山(きりんざん)の登山道沿いにも途切れることなく咲いており、およそ4劼砲錣燭辰謄疋ダミロードが続きました。
 ドクダミだけではありません。高度が上がるにつれ、ヤマアジサイ、オカトラノオ、ウツボグサなどの群生が道を彩り、さらには、時折姿を見せるヤマジノホトトギス、ササユリなどの花が癒やしてくれます。
 当初は日南町随一の雲海スポットといわれるほど風光明媚な景観を楽しむことがメインのはずでしたが、結果的にはお花見メインとなりました。

【鬼林山頂上で蝶の舞い】
 鬼林山(きりんざん)頂上では期待どおり、鳥取、島根、広島、岡山の県境近くにある山の展望を楽しむことができました。そして、北東方面には大山ドォーン!とまではいきませんが、ひときわ目立つ大山(だいせん)の剣ヶ峰や弥山が雲の上に見えました。ちなみに大山は舗装林道の途中からも見えます。
 この景色よりも我々を驚かせたのは、蝶の舞いです。ヒョウモンチョウの仲間などは登山道でもたくさん見られましたが、頂上付近では、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハといった今年お初の蝶が所狭しと舞う姿が頻繁に見られました。まるでバタフライワンダーランドのようでした。
 ほぼ舗装道路で頂上まで行ける鬼林山は、花や蝶の楽園であり、予想以上の収穫がありました。

【水量が増すと普通の滝に成り下がる絹掛の滝】
 帰途、国道180号線から見える絹掛(きぬがけ)の滝に立ち寄りました。新見市指定名勝で、落差約50mの「第一の滝」、同12mの「中の滝」、同28mの「奥の院」の三段からなりますが、国道180号線から見えるのは、「第一の滝」だけです。
 落差はありますが、普段は左端の細い流れだけのことが多いです。水玉がスローモーションで転がり落ちていくように見えるのが好きだったのですが、この日は大雨後で水量が増して普通の滝になっていました😅
 今まで気づきませんでしたが、滝壺の少し上には体長数十cmの鯉のオブジェがありました。鯉の滝登りをイメージしたものなのでしょうが、動かないので滝登りではなく滝行のように見えます😅批判的に見られることも多いようですが、滝に打たれて修行中の鯉もおもしろかったです。
 信仰心があまりないので、滝の右にある絹掛の滝不動尊のことはすっかり忘れていました。天然の岩屋の内部に不動明王が祀られています。嘉永元年(1848年)に高梁川を航行する高瀬舟の安全祈願のために作られましたが、運搬中にここで舟が動かなくなったため、そのまま安置されました。無病息災や家内安全などのご利益があるとされているためか、熱心な参拝客もおられました。参道は数mしかなくほぼ平坦なので、ついでにお参りしておきました。
 この週末も大雨の恐れがありますが、福榮神社や絹掛の滝不動尊に守られて全国で水害がないことをお祈りします。



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