椹島Runからの悪沢岳〜光岳周回 ツェルト泊

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月16日(日)

• GPS: 26:28
• 距離: 83.3km
• 登り: 6,702m
• 下り: 6,675m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:36
• 休憩: 0:38
• 合計: 11:14

4:21 臨時駐車場
4:32 4:32 畑薙第１ダム
4:40 4:40 畑薙ダムゲート前
4:55 4:55 茶臼岳登山口
5:07 5:07 青薙山登山口
5:28 5:28 中ノ宿吊橋
6:14 6:15 聖沢登山口
6:22 6:23 聖岳東尾根入山口
6:30 6:30 牛首峠
6:32 6:32 赤石岳東尾根コース登山口
6:35 6:35 滝見橋
7:36 7:37 小石下
8:15 8:22 清水平
8:45 8:45 蕨段
8:51 8:51 見晴岩
9:28 9:28 駒鳥池
9:34 9:35 駒鳥池駐車場
9:51 10:05 千枚小屋
10:33 10:34 千枚岳
11:07 11:08 丸山
11:31 11:32 悪沢岳
12:05 12:05 荒川中岳避難小屋
12:10 12:10 中岳
12:22 12:23 お花畑（荒川前岳南東斜面）
12:42 12:51 荒川小屋
13:18 13:25 大聖寺平
13:58 13:58 小赤石岳の肩
14:09 14:09 小赤石岳
14:18 14:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
14:31 14:31 赤石岳
14:35 14:35 赤石岳避難小屋
15:18 15:18 百間平
15:42 百間洞山の家

2日目

• 山行: 14:48
• 休憩: 0:37
• 合計: 15:25

15:42 百間洞山の家
2:48 2:48 中盛丸山・大沢岳間分岐
3:03 3:03 中盛丸山
3:33 3:33 小兎岳
4:02 4:09 兎岳
4:11 4:12 兎岳避難小屋
4:31 4:41 聖兎のコル
5:28 5:28 聖岳
5:50 5:50 小聖岳
6:08 6:09 薊畑分岐
6:16 6:16 聖平小屋分岐
6:36 6:36 聖平小屋
7:30 7:31 南岳
7:54 7:54 上河内岳の肩
8:37 8:37 茶臼岳
8:44 8:45 仁田池
8:55 8:55 希望峰
9:38 9:42 易老岳
10:15 10:16 三吉平
11:03 11:08 県営光岳小屋
11:19 11:19 光岳
11:28 11:28 県営光岳小屋
12:00 12:01 三吉平
12:38 12:39 易老岳
13:41 13:42 希望峰
13:54 13:54 仁田池
14:09 14:09 茶臼岳
14:28 14:39 茶臼小屋
15:23 15:23 横窪沢小屋
15:56 15:56 ウソッコ沢避難小屋
16:31 16:31 ヤレヤレ峠
16:45 16:46 畑薙大吊橋
17:11 17:12 畑薙ダムゲート前
17:31 17:31 畑薙第１ダム
17:45 17:45 臨時駐車場
17:45 ゴール地点

天候

7/15(土)は小雨　稜線上は風速25mの強風
7/16(日)は朝からガスに包まれる。午後に少し晴れてくる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平ゲート前は満車のため畑薙臨時駐車場に駐車。畑薙臨時駐車場から沼平ゲートまで約3km、沼平ゲートから椹島までは16km強。最近は自転車利用者も多いようだ。今回は椹島まで2時間ジョグをした。

コース状況／危険箇所等

今回、以下の稜線ではかなりの強風。特に悪沢岳周辺は吹き飛ばされないよう注意した。
丸山〜悪沢岳・中岳
大聖寺平〜赤石岳〜百間平
中盛丸山〜兎岳(視界不良時はロストしやすい。そのためか細かくマーキングがある)
聖岳〜小聖岳

その他周辺情報

白樺荘は18時まで営業(知ってたら走った…)

写真

7/15 4:21

到着が遅くなり畑薙臨時駐車場からのスタートに。椹島まで脚で走ります。

7/15 4:56

畑薙大吊橋。行きはスルー。

7/15 6:37

千枚岳登山口から山に入る。椹島まで2時間ちょっと。意外と近いので積極的に取り入れていいかもしれない。

7/15 8:17

清水平

7/15 9:51

千枚小屋。そこそこ賑わっていた。

7/15 10:06

結局、富士山が見えたのはこの時のみ。

7/15 10:17

いい感じのダケカンバの道を越えて稜線へ

7/15 10:35

ガスと風の稜線

7/15 11:13

丸山付近からは西風がどんどん強くなる

7/15 11:31

悪沢。暴風で立っていられないときもある。強風帯は重心を低くして足早に通り過ぎた。

7/15 12:05

中岳避難小屋が見えてくる。この先を下れば強風と少しお別れ。

7/15 12:18

荒川のお花畑。ハクサンチドリ。

7/15 12:20

シナノキンバイが多い。

7/15 12:21

鹿柵の内側はすごい花

7/15 12:21

7/15 12:33

ここで謎の小さいネズミみたいな生物が道を横切る。5cmくらい。二頭身ででよちよち歩いていてかわいい。

7/15 12:33

ネズミの子ども？正面からは撮れなかった。。。

7/15 12:46

荒川小屋。給水して出発。

7/15 13:15

大静寺平から強風と再開。

7/15 14:17

雷鳥のつがいを発見

7/15 14:18

子どもはいないようだった。

7/15 14:31

風が強くて写真を撮る気にならない。記録写真ばっかり。

7/15 15:17

百間洞にくだる。ガスだとロストしやすい地形かと思ったけど意外にトレースが明瞭だった。

7/15 16:06

1日目終了！ここをキャンプ地とする！

7/15 18:37

ツェルト2ロング。広くて結露しにくく快適。

7/16 4:03

二日目。百間洞のトラバースから稜線に出ると15mくらいのやや強い風。ガスと闇で道が非常にわかりづらかった。兎岳で一息。

7/16 4:06

タカネビランジは咲き始め。

7/16 4:40

日の出の時間だけどガスが濃い。昨日は予報が確認できなかったけど、悪い方に変わったらしい。

7/16 5:27

聖岳からの下りも強風。でも昨日よりはかなりマイルド。ここは下りやすい路面なので快調に進む。

7/16 5:28

この感じの花はいろいろあって同定が難しい。

7/16 5:28

悪沢岳でも見かけたイワベンケイ。今日は写真が撮れる。

7/16 5:51

こういう天気だとメガネが役に立たない。いちおう0.4ある裸眼で足場をみつけて走る。

7/16 6:16

薊畑の鹿柵の内側がキスゲだらけに。

7/16 6:18

聖平で給水。北米のシェルターもテント場でよく見かけるようになった。

7/16 6:59

散ったサラサドウダンも好きです。

7/16 7:24

ツガザクラと水滴

7/16 7:52

何とかオウレンとイワカガミ

7/16 8:13

上河内と茶臼の鞍部。ここの雰囲気が好き。鹿が入るまではここもお花畑だったのだろうか。

7/16 8:25

このまま畑薙には下らず、光岳までピストンします。

7/16 9:38

地味にアップダウンがある。

7/16 10:43

キツイ登り返しを終えると楽園感のある水場へ。この辺はハクサンフウロがすごかった。

7/16 10:45

湧いてます。

7/16 11:19

さすがに疲れた。今回は光岳まで。

7/16 14:10

茶臼まで戻ってくると少し晴れ間が見える。

7/16 14:17

最後に茶臼岳が見えた。

7/16 14:24

茶臼小屋。いい所です。今季はテント含めて予約制。

7/16 16:00

畑薙への下りは橋を何度も渡る。来るたびに老朽化が心配。。。

7/16 16:10

新しくてしっかりした橋もある。前来たときにはあったかな。

7/16 16:44

畑薙大吊橋を渡って下山！長かった。

7/16 17:45

3連休で明日も休みなので車はかなり残っていた。沼平ゲート前も同様。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

きょんしー

奥武蔵ロングトレイルのあと、免疫が落ちていたのかコロナに初罹患。熱が下がっても咳が長引き味覚も嗅覚もない。しばらくは運動ができなかった。3週間経っても咳が酷くて肋骨付近が痛むので骨がおかしいのかと思ってレントゲンを撮ったが所見なし。ようやくマシになってきたので先週からジョグを再開した。
せっかくの三連休、月曜は用事があるが山には行きたいので夏の宿題を始めることに。コースは悩んだ末に人の比較的少なそうな南ア南部へ。トレイルランをやるようになってからロードを走ってとりつくのに抵抗がなくなってきた。椹島へは2時間くらいで行けることがわかったので、今後も積極的に活用しよう。

1日目。井川に着くまでの運転で気持ち悪くなり急きょ仮眠して到着が遅れた。体はまだ元気なので百間洞まで辿り着くことを目標に出発。稜線は予報通りの強風で、風速25mくらいあったと思う。体を持っていかれないよう気をつけて進んだ。花と雷鳥に癒されつつ赤石岳を越えると、人もまばらになる。疲労の蓄積を感じた頃に百間洞に到着した。ツェルト2ロングを張ってアルストでカレーメシを作って食べて寝る。中で煮炊きしても結露しないのですごい。

2日目。1:00起床。百間洞では電波がないのでヤマテンは見られなかった。すごくガスっていてがっかり。一昨日の予報よりも悪い方向に変わったようだ。稜線に出ると風も強い。暗いしメガネも曇るし良いことはないが、これも良い修行と思って記憶と足元の感覚でルートを逸れないように進む。聖から先は人も多くなる。標高が下がり、天気も回復傾向。疲れはあるけど体力は残っているので予定通り光岳まで往復することに。途中、TJAR最年長完走者の竹内さんとすれ違う。狭いすれ違いで短い会話しか出来なかったけど感激してエネルギーを貰えた。
易老岳から先は芝沢ゲートから来た登山者も増えて賑やかになる。南アは山好きばかりで、ちょっとした会話も楽しい。光岳で折り返して気合い入れ直す。脚は動いているけど、自分の思っているよりペースが出ない。茶臼小屋からの下りは路面が柔らかいので体が落ちるのに任せて体力を使わずに進めた。畑薙には予定より遅れて下山。白樺荘の営業時間が18時までだと車内で知り愕然。そりゃそうか。次は間に合うように走ろう。

天気はわるかったけど、やっぱり縦走はいい。次の北アも楽しみ。


1日目　休憩込みCT11:20/標準CT23:20 短縮率48.5%
2日目　休憩込みCT15:33/標準CT25:23 短縮率60.8%