【鷲羽岳】 新穂高から小屋泊ピストン


- GPS
- 23:48
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 2,806m
- 下り
- 2,795m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 9:30
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 10:02
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 6:23
2日目鷲羽岳〜、3日目双六小屋〜でしばらく開始忘れをし、時刻のみ手修正です😢
天候 | 8/11 晴れのちくもり 酷暑 8/12 晴れのちくもり 酷暑 8/13 晴れ 酷暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都からの夜行バスで新穂高温泉へ。 【往路】 博多1859(1902)→2137京都 新幹線のぞみ Gポイント利用 京都2238→0542(早着0509)新穂高温泉 濃飛バス 満席 ※バス待ちの待機時間は改札内の待合室が涼しいです。 ★双六小屋系列の山小屋へ宿泊の方は、わさび平小屋で無料で不要な荷物を預かってくれるそうです。下山時に確認して後悔しました😢 【帰路】 新穂高温泉1255→1328平湯温泉[ひらゆの森] 濃飛バス 平湯温泉1435→1531(1538)高山 濃飛バス臨時増発便 高山1600→1835(1846)名古屋 JR東海バス 名古屋1858(1902)→2214博多 新幹線のぞみ Gポイント利用 ※()内実時間 ※新穂高温泉発バスは満席で立ち席も出ました。 □たい の行程 新宿からの毎日アルペンで新穂高温泉へ。 【往路】 新宿2300→0530(遅着0550)新穂高温泉 毎日アルペン 【帰路】 新穂高温泉1255→1328平湯温泉[ひらゆの森] 濃飛バス 平湯温泉1805→2245新宿 京王バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
小池新道はかなり整備されて毎回歩きやすくなっています。 ただし暑い時間の登りは大敵。 自分たちを含め多くの方が足攣りに至っていたようです。 その他 鷲羽岳への道はザレておりかなりスリッピー。 三俣〜双六間の巻道もかなり歩きにくい道です。 稜線は快適、絶景ロードです。 双六小屋の水場も制限されてました。 三俣山荘はテン場のみ利用可能。 経路外ですが、雲ノ平はテン場も水がないそうです。 |
その他周辺情報 | 【鏡平小屋】 コーヒーフロート;1,100円 かき氷;600円 宇治金時;800円 【双六小屋】 1泊夕食付;12,600円 缶ビール;600円 缶チューハイ;500円 Tシャツ;4,600円 〜その他〜 水場→外にあり無料 お湯(ポット)あり→無料 コンセント各数あり(USB差込口もあり) 夜はフリースで過ごせる気温 【三俣山荘】 整備援助金手ぬぐい;1,800円 ケーキセット;1,100円 オムライス;1,600円 今夏は小屋で水不足 【わさび平小屋】 そうめん;800円 〜温泉〜 平湯温泉ひらゆの森 大人;700円 |
写真
感想
夏休みがやってくる。
だけど予定は決めていませんでした。
11日の山の日から夏休みでしたが、前日の昼頃まで予定は未定。
ただ山には行きたくて、たくさんと夏山について話したところ北アルプスへ行くとのことで、思わず乗っかってみました。
ただ前日の10日で行く手段は2つ。
自家用車で向かうか、交通公共機関で向かうか。
夏休みの北アルプスで嫌なことは渋滞の車の運転と不眠での登山。
それともっと嫌なのが駐車場の争奪戦。
これを考えたら今回はバスにしようということになりましたが、いざウェブで検索してもチケットがない…。
混雑期に直前でチケットを取ろうなんて虫が良すぎたのかもしれません。
ただ、運良く毎日アルペン号で新穂高温泉行きのチケットに空きがあったのですぐに予約してシートを確保。
あとはたくさんに託して双六小屋も確保してもらったので準備万端。
ここまで思い立ったて『そうだ、京都行こう』ならぬ『そうだ、北アルプス行こう』ということができたのも、計画からフォローまでたくさんのおかげです。本当に感謝です。
しかし、仕事中のお昼過ぎに、しかも直前でこんなことができてしまうんですから、日本も進んだなぁって思う昨今。
そんなこんなで仕事も終わり、在宅勤務ということで割とパッキングやその他準備もスムーズに進み、初めての自宅からのバス登山に向かいます。
都庁前のバスターミナルで23時過ぎに出発。
深夜にも関わらず談合坂付近で大渋滞がある中、運転しなくていい快適さ。
しかもビールまで呑んじゃってる開放感(笑)
バスも悪くないと感じました。
新穂高温泉に到着し、たくさんと合流。
運転しないおかげで普段の登山とは違うスッキリとした体調で登山を開始します。
朝から青空が広がり、快調に歩を進めます。
ところが、今回は初めてのバス登山というのと、しばらくぶりの登山ということもあり、念の為という心理が働いて余計なものを多く背負い過ぎたせいで小屋泊なのにテント泊のようなザックを背に登っていたところ、ものすごい暑さと照りつける日差し、それに長い行程が祟ってようやくたどり着いた鏡平小屋でヘロヘロに。
シャリバテもあるのかな?と思い、食料補給と暑さ対策でかき氷を食して回復を図りました。
これでなんとか持ち直して歩けるかな?と思って進もうとしたところ、鏡平小屋を出て100m程で足が吊ってしまいました。
こんな状況は初めてでした。
脱水症状が原因と思われる症状でした。
そんな状況でへばったところ、道中で出逢ったコウキさんたちにご好意で塩分を補給していただいたおかげですぐに回復。
これには本当にびっくりしました。
持つべきものは友なりかという他に、持つべきものは塩なりかと言いたくなるほどの効果がありました。
おかげでなんとか無事に双六小屋に到着しましたが、この日は食事を済ませたあとはベッドですぐに睡眠しました。
翌朝はど快晴。
昨日の足の吊りが心配でしたが、思いのほか回復したので軽身で双六岳へ向かいます。
双六岳へ向かう途中、今まで北アルプスに何度か訪れている中でも一度も来れてなかった双六岳へ向かうルート越しの槍ヶ岳を見れたことに感動!
この絶景を快晴の元で見れたことに感謝です。
まさに『The Day』という景色でした。
次に三俣蓮華岳へ向かいます。
ここは2014年の黒部縦走をした際に訪れたかった山でしたが、その時は悪天候で泣く泣く巻道を通って三俣山荘に向かってしまった心残りがあり、今回の山行でようやく三俣蓮華岳の頂に立つことができました。
ただ、三県に跨る三角点を見るとそれぞれの県の思惑が垣間見えてしまう感じがしました。
その後は9年振りの三俣山荘に立ち寄りました。
当時荒天で息子と2連泊させていただいた懐かしい思い出が蘇ってきました。
赤い屋根に二階建てのレストランスペース。
なんとも懐かしい思い出です。
下山後にここで食事をすることとして、とりあえずは鷲羽へ向かいます。
鷲羽への直登。
これは見た目にもかなりキツイのですが、当時登った時はものすごい強風の中を親子で耐風姿勢で登ったのですが、今回は天気もいいのですいすいと登れます。
コースタイム1時間30分のところ、50分ほどで登りきりました。
普段ウォーキングで鍛えていたことと、久しぶりの登山ということもあってどこかで自分の体力を試したかったということもあり、思わずここの登りでは山柱になったつもりで『全集中、山の呼吸』を使ったところウォーキングの効果とまだまだ体力が落ちていないことを確認できました。
まぁ鷲の首を切り裂いたような感じでしょうか。
鷲羽岳でまったりと1時間近くしてから下山し、三俣山荘で食事タイム。
ここで宿泊した時のジビエチューは美味しかったのですが、今回はオムライスを注文しました。
まさかこんな山奥でオムライスが食べられるなんてという程、味の方もバッチリでした。
忙しくされていたので、2014年当時に台風の中で私たち親子に親切にしてくださった伊藤圭さんや奥さんにご挨拶できなかったのは心苦しいですが、ささやかながら伊藤新道やその他整備にもその費用の一部が利用されるという手ぬぐいを購入して、ちょっとだけ恩返して出発しました。
巻道を通って双六小屋に戻って愛媛から来られた三人の女性達と山談義をして過ごしました。
素晴らしい景色と楽しい山小屋ステイができたこともさらに今回の山行を彩ってくれました。
そんなこんなであっという間の2泊3日の山行が終わってしまいましたが、久しぶりに山最高っていう気分を味わえました。
やっぱりもっと山に行かないとなぁって気づかされたと同時に、人との出逢いや思い出に感謝の山行でもありました。
3年前、日帰りピストンをして以来ぶりの双六岳。
そしてもう何年も行けていなかったその奥へ。
もう少し歩けると思っていたけど、特に初日、2日目は精いっぱい。
スタート遅れはもちろんのこと、加齢か、体調か、体づくりか…💦
そしてパッキングも。
登山口までの往復を考慮しているとはいえ
2日目も含めてテン泊?縦走?何度も聞かれましたし😅
ま、反省点はいっぱいあるけれど。
絶好の天気の中、最低目標、10年ぶりだった鷲羽岳には行けたし。
ずっと鏡平小屋を使っていたおかげで、
初小屋泊以来、13年ぶりになってしまいった双六小屋に、しかも連泊。
3日ほど前に見つけた空きから遠征先を確定し、その段取りのわりにはベストな行程が組めたかな。
そして道中の出会い、びっくりの再会も楽しい時間になりました。
たいさん、そしてみなさん、ありがとうございました。
P.S. 今回でヤマレコ「ブラック」になったそうで、びっくりでした💦
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