温泉と雷鳥とお花と。そして霧の雪渓と。〜白馬鑓ヶ岳
- GPS
- 14:52
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,035m
- 下り
- 2,053m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:28
天候 | 【Day1】 晴れ時々曇り 直射日光が直撃でした。 日傘さして歩いている男性がいました。 18時ごろからめちゃ雨 テント場大わらわ。 【Day2 】 ヤマテンも山荘のボードも晴れ予報、風も無さそうとのことで稜線へ。 実際には降ったり止んだりでレイン上下とザックカバーは常に。 風はほぼなかったけど時折り強めに吹くので、レインフードも被ったり外したり。 霧が濃く、少し前しか見えない状況が雪渓終わりまで続きました。 白馬尻小屋くらいからは晴れ。 下界はずっと晴れていた、とタクシーの運転手さん。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・新幹線 長野着0803 はくたか551号 ・バス 長野0820-白馬駅前0930 2000円 バス乗車時に停留所にて購入も可。 https://www.alpico.co.jp/traffic/express/nagano_hakuba/ ・バス 白馬駅0950-猿倉1017 1000円 バス乗車時に停留所にて購入。 https://www.alpico.co.jp/traffic/datas/files/2023/03/30/355787cd34032e6f194255c64b3f57d4a70814db.pdf ⚫️帰り ・タクシー バスが行ってしまったので次のバスまで時間を潰すつもりでしたが、乗り合いでタクシー利用をお声がけいただきました。 白馬八方バスターミナルまで。 ・バス 白馬八方バスターミナル〜長野行き 2200円 車内で運転手さんが対応されていて時間がかかり、出発が遅れていました。 出発遅れのため到着も遅れ、新幹線の便変更しました。 ・新幹線 長野からはくたか |
コース状況/ 危険箇所等 |
【Day1】 ・猿倉〜三白沢 時々開けるもののほぼ樹林帯。 ゆる坂との記載ですが😅 ・三白沢〜白馬槍温泉小屋 道幅が狭くなり直射日光もろ浴び。 傾斜がキツくなります。 【Day2】 ・白馬槍温泉小屋〜槍温泉分岐 鎖場が連続します。 「ストックしまう」看板あり お花畑もありますが、もう少し季節が早ければもっと素敵なお花畑なんだろうなぁ。 雷鳥さんがお散歩中でした。 何人もの方に「逆ルートですね」と言われました。 そうなんですね。 ・槍温泉分岐〜白馬岳頂上宿舎 稜線に上がった瞬間に霧が晴れて、周りの山々が見えました! その後はずっと霧で、周りは見えず。 ・白馬岳頂上宿舎〜大雪渓手前 想像よりも長かったです。 段差のある岩岩の道、片側切れ落ちている道、落石注意の看板あり。 危険箇所や言ってはいけない方向にはトラテープあり。 沢を渡る橋のところが増水で、橋は大丈夫でしたが橋までの川部分で着水しての歩行となりました。 もっと雨が降ったら渡れなくなるかも。 歩いている間は感じませんでしたが靴の中もびしょ濡れになっていて一歩間違えば危険な状態に。 靴の買い替え検討です。 ・大雪渓 歩き始めは赤粉?と石に括り付けられたピンクテープあり。 途中から人の足跡と方角を頼りに歩きました。 クレバスのせいか、雪渓が続くところも岩道にピンテで誘導されているところもありました。 岩道より雪渓の方が歩きやすく、富士山の大砂走り同様、タイムが稼げるエリアです。 ・雪渓終わり〜猿倉 整備された道から林道になります。 最後猿倉近い部分だけ林道から入ります。 |
その他周辺情報 | 【白馬槍温泉小屋】 冬の雪崩のため、毎年立て直す小屋です。 この小屋も今シーズンのみで来シーズンはまた新しくなります。 温泉は足湯のほかに2つお風呂あり。 1つは混浴の露天風呂、もう1つは女性専用の囲いがあるお風呂。20時-21時のみ交代になります。 女性は水着持参の方多数、それでも男性がたくさんいるところには入りにくく、迷っている人たちが集まって入っているようでした。 露天風呂は通路からもテン場からも見えるステージのようでした、笑 男性の中には4回入った!という方も。 【立ち寄り湯】 八方の湯 850円 露天風呂あり、サウナなし モンベル割引終了 JAF割もなし PayPay利用可 |
写真
感想
今日は白馬岳へ
昨年台風のため引き返したので今年は!とのことで2泊3日で計画しましたが、今年も台風のため1泊2日に変更、天候・体調を鑑みて白馬岳山頂はまたの機会のお楽しみとなりました。
当初計画では猿倉から槍温泉小屋泊、稜線を歩き白馬岳へ。白馬山荘泊で蓮華温泉に下山。そこからバスで糸魚川から帰る、としていました。
今回1泊に変更のため、槍温泉でピストンか、稜線歩くか、白馬岳へ行くか、そのまま大雪渓に下りるか、天候次第で、としました。
猿倉から槍温泉は風も雲もない中、直射日光ゲキ当たりで汗だくだく。ゆるいのぼりからのキツイのぼりで全身びっしょりでした。
15時着目標でしたがその前に着けて良かったです。
17時過ぎに着いたグループは白馬岳まわってきたのかな。
そんな中の温泉はもうほんとに気持ちよかったです。
ちょっと熱めでまた汗かきそうでしたが疲れが癒やされました〜
夕飯の時に見たテレビやネットの山系の天気予報情報では明日は曇りから晴れで風も強くなさそう、とのことで稜線へ上がることに。
翌日は白馬岳登頂も鑑みて4時出目標(結局なんだかんだ4:20ごろになってしまった)
明け方のヘッデン登山も数回目となりました😅
しかし誰も登る人はおらず。
稜線に出る間も下りの人に「どこまで」と聞かれまくり。みなさん稜線は相当風が強いとの話だったのでまた戻るのもアリとしてとりあえず上に行ってみようと。
上に着いたらなんと雨は止み霧は晴れて無風。
周りの景色がさぁーっと見えて「あぁ来て良かった」
そして稜線歩く人も数人見えたので歩くことにしました。
白馬岳は時間と天気次第、行けたら行きたいと思ってわずかな杓子さえ巻いたのに、やっぱりこの天候で往復1時間とは言え、下山を遅らせるのは良くないと目の前にして(真っ白で見えなかったけど)登頂せず下山しました。
今までアルプスなんてすごい人が行くところ、と思っていたけどようやく私にも行けるかもと思い始め、今年初めてソロアルプスにチャレンジしてみました。
やはり近隣の低山とは違って天候の変化やそれに対応する力や判断が必要なのだと感じました。
そしてそれに値する景色やそのほか言い表せない魅力があるのも感じました。
山頂を踏んでないことで、また次回はどんなコースにしようかすでに妄想中です、笑
※たくさんのお花を見てここには載せ切れず、ですが、他の方の記録を見ると、ウルップソウ、シコタンソウ、ニッコウキスゲ、などなども僅かながらに咲いていたのですね。逆コースだったせいか、気持ち急いでいたからから、天候のせいか、気付きませんでした。
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