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Yamareco

記録ID: 5832676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

荒川岳・赤石岳縦走 DAY1 三伏峠から展望の小河内岳を経て高山裏へ

2023年08月10日(木) ~ 2023年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
43:17
距離
53.2km
登り
4,774m
下り
4,746m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:51
休憩
1:11
合計
10:02
距離 15.3km 登り 1,660m 下り 898m
8:07
8:08
39
8:47
8:48
28
9:42
9:43
4
10:50
10:51
45
11:36
11:37
43
12:20
13:04
82
14:26
14:27
8
14:35
14:45
27
15:12
15:13
5
15:18
15:19
50
2日目
山行
9:06
休憩
2:08
合計
11:14
距離 10.6km 登り 1,447m 下り 786m
4:38
4:41
162
7:23
7:49
16
8:05
8:12
7
8:19
8:47
85
10:12
10:44
15
10:59
42
11:41
12:11
72
13:23
42
14:05
14:07
71
3日目
山行
7:32
休憩
0:59
合計
8:31
距離 9.2km 登り 736m 下り 732m
4:43
21
5:38
29
6:07
44
6:51
6:58
18
7:16
7:18
11
7:47
8:29
36
赤石岳
9:05
204
13:07
4
4日目
山行
10:21
休憩
0:45
合計
11:06
距離 18.1km 登り 948m 下り 2,361m
5:00
8
宿泊地
5:08
5:10
76
6:26
6:34
19
6:53
7:09
68
8:17
8:19
2
8:21
8:23
25
8:48
8:50
6
8:56
8:57
109
10:46
56
11:42
11:43
42
12:25
12:26
60
13:34
12
14:07
14:08
29
14:37
14:38
35
15:13
15:17
49
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道ゲートから入山、下山も同じ。
祝日の1日前、8/10の入山のためゲート脇に駐車場所を確保。
【南アルプスの懐へ】
毎日嘘のような好天に恵まれ、おおきな南アの懐深くで過ごした4日間。
2023年08月10日 12:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:49
【南アルプスの懐へ】
毎日嘘のような好天に恵まれ、おおきな南アの懐深くで過ごした4日間。
【8/10 DAY1】

先週に続き鳥倉林道より入山。
予想に反して朝から快晴、これはうれしい。
過ぎ去った台風6号の影響からか、風が強く暑さの心配もない快適さ。
奥茶臼山の稜線は雲海の上。
2023年08月10日 06:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 6:27
【8/10 DAY1】

先週に続き鳥倉林道より入山。
予想に反して朝から快晴、これはうれしい。
過ぎ去った台風6号の影響からか、風が強く暑さの心配もない快適さ。
奥茶臼山の稜線は雲海の上。
林道から見た大日影山尾根。
秋チャレンジ予定のバリルート。
2023年08月10日 07:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 7:53
林道から見た大日影山尾根。
秋チャレンジ予定のバリルート。
中ア・宝剣岳と千畳敷カール。
2023年08月10日 09:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 9:09
中ア・宝剣岳と千畳敷カール。
あの山頂にいたのはまだ1週間前…塩見岳が見えた。
2023年08月10日 09:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 9:32
あの山頂にいたのはまだ1週間前…塩見岳が見えた。
毎度見る ”200歩” の案内。
2023年08月10日 09:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 9:37
毎度見る ”200歩” の案内。
三伏峠到着。
2023年08月10日 09:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 9:40
三伏峠到着。
先週は左の塩見岳へ。
今日は右の荒川・赤石方面へと4日間の縦走へ。
先週は左の塩見岳へ。
今日は右の荒川・赤石方面へと4日間の縦走へ。
視界が開けタカネマツムシソウなどが咲き乱れるお花畑に飛び出す。
2023年08月10日 09:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 9:54
視界が開けタカネマツムシソウなどが咲き乱れるお花畑に飛び出す。
ここが三伏峠のお花畑。
2023年08月10日 09:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 9:58
ここが三伏峠のお花畑。
ここからの塩見岳の姿、本当に好き。
2023年08月10日 09:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 9:58
ここからの塩見岳の姿、本当に好き。
池口岳から北岳をめざした学生時代の縦走の最後は台風接近・予備日なく入山17日目にあっけなくここ三伏峠から急転直下のエスケープ。
北岳が歌のとおりに『思い遥かな』山になってしまったという因縁の場所。
今回は逆に過ぎ去った台風のおかげでこの好天。
2023年08月10日 10:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 10:00
池口岳から北岳をめざした学生時代の縦走の最後は台風接近・予備日なく入山17日目にあっけなくここ三伏峠から急転直下のエスケープ。
北岳が歌のとおりに『思い遥かな』山になってしまったという因縁の場所。
今回は逆に過ぎ去った台風のおかげでこの好天。
大きな間ノ岳、その奥に北岳。
2023年08月10日 10:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 10:03
大きな間ノ岳、その奥に北岳。
防鹿用金網が出来てしまいましたが、南アルプスらしい景観は健在です。
2023年08月10日 10:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 10:03
防鹿用金網が出来てしまいましたが、南アルプスらしい景観は健在です。
トモエシオガマ。
2023年08月10日 10:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 10:22
トモエシオガマ。
中ア・空木岳から南駒ケ岳の稜線。擂鉢窪カールもはっきりわかる。
2023年08月10日 10:24撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 10:24
中ア・空木岳から南駒ケ岳の稜線。擂鉢窪カールもはっきりわかる。
遠く仙丈岳。
2023年08月10日 10:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 10:41
遠く仙丈岳。
烏帽子岳への登り。三伏峠小屋が小さくなった。
2023年08月10日 10:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 10:44
烏帽子岳への登り。三伏峠小屋が小さくなった。
烏帽子岳山頂。
山梨県側から雲が沸き上がるのが南アルプスの夏の気象。
白峰三山はすでに雲の中。
はやければ朝8時半ごろから徐々に雲が押し寄せてくる。しかも赤石岳など南部の山々の方がはやい。
ですが、この後雲は徐々に消えていき全天青空に。
2023年08月10日 10:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 10:50
烏帽子岳山頂。
山梨県側から雲が沸き上がるのが南アルプスの夏の気象。
白峰三山はすでに雲の中。
はやければ朝8時半ごろから徐々に雲が押し寄せてくる。しかも赤石岳など南部の山々の方がはやい。
ですが、この後雲は徐々に消えていき全天青空に。
どーん!
前小河内岳では塩見岳と真正面から顔突合せる。
2023年08月10日 11:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 11:35
どーん!
前小河内岳では塩見岳と真正面から顔突合せる。
シコタンソウ。
2023年08月10日 11:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 11:41
シコタンソウ。
コバノコゴメグサ。
2023年08月10日 11:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 11:50
コバノコゴメグサ。
大きくガレている烏帽子岳付近は、いかにも南アルプスらしい山稜。
2023年08月10日 11:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 11:52
大きくガレている烏帽子岳付近は、いかにも南アルプスらしい山稜。
ミヤマハナゴケ?
地衣類はかじりだしたばかりで名前特定に自信なしです。
2023年08月10日 11:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 11:57
ミヤマハナゴケ?
地衣類はかじりだしたばかりで名前特定に自信なしです。
ウサギギク。
2023年08月10日 12:01撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:01
ウサギギク。
塩見岳から右にのびる長い蝙蝠尾根。
2023年08月10日 12:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 12:11
塩見岳から右にのびる長い蝙蝠尾根。
前小河内岳と小河内岳の間の稜線は本当に楽しいプロムナード。
2023年08月10日 12:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 12:15
前小河内岳と小河内岳の間の稜線は本当に楽しいプロムナード。
小河内岳山頂。
2023年08月10日 12:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:21
小河内岳山頂。
ここからの雄大な南アルプスはパノラマで撮影。
2023年08月10日 12:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 12:23
ここからの雄大な南アルプスはパノラマで撮影。
明日登る予定の荒川前岳カール。赤いのがおおよそのルート、標高差600m。主稜線に上がってもこんなのぼりがあるのが南アらしい。
2023年08月10日 12:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:30
明日登る予定の荒川前岳カール。赤いのがおおよそのルート、標高差600m。主稜線に上がってもこんなのぼりがあるのが南アらしい。
悪沢岳に最後まで残ってたガスもとれ、荒川三山、赤石岳・聖岳と南ア南部のジャイアンツ達が勢ぞろいする壮観な景色に。
2023年08月10日 12:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 12:43
悪沢岳に最後まで残ってたガスもとれ、荒川三山、赤石岳・聖岳と南ア南部のジャイアンツ達が勢ぞろいする壮観な景色に。
小河内岳から南の展望、山座同定。
2023年08月10日 12:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:48
小河内岳から南の展望、山座同定。
小河内岳避難小屋の営業は8/20まで。今季宿泊予約は5名/泊までの受付。
2023年08月10日 12:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:48
小河内岳避難小屋の営業は8/20まで。今季宿泊予約は5名/泊までの受付。
これだけ威圧感ある南ア巨峰たちの展望は、上河内岳とここ小河内岳がワンツーではないだろうか。
2023年08月10日 12:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:49
これだけ威圧感ある南ア巨峰たちの展望は、上河内岳とここ小河内岳がワンツーではないだろうか。
トウヤクリンドウは咲き初め。
このあたりにしか咲かない特産のサンプクリンドウを探しましたが今回は見つからず…残念。
2023年08月10日 12:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 12:50
トウヤクリンドウは咲き初め。
このあたりにしか咲かない特産のサンプクリンドウを探しましたが今回は見つからず…残念。
悪沢岳から北にのびる大きな尾根上には西小石岳 (2,828m) がある。
山小屋(万之助小屋)まであったという。
登ってみたい尾根だがアプローチが大変そうだ…
2023年08月10日 13:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 13:13
悪沢岳から北にのびる大きな尾根上には西小石岳 (2,828m) がある。
山小屋(万之助小屋)まであったという。
登ってみたい尾根だがアプローチが大変そうだ…
悪沢岳山頂部ズーム。
魚無沢源頭は北岳バットレスを思い起こさせるほど迫力満点。
2023年08月10日 13:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 13:13
悪沢岳山頂部ズーム。
魚無沢源頭は北岳バットレスを思い起こさせるほど迫力満点。
マルバダケブキ。
2023年08月10日 13:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 13:51
マルバダケブキ。
ベニヒカゲがおいしそうにマルバダケブキの蜜を吸っている。
2023年08月10日 13:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 13:55
ベニヒカゲがおいしそうにマルバダケブキの蜜を吸っている。
バイケイソウ。
2023年08月10日 14:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 14:21
バイケイソウ。
誰とも会わないのでセルフィー撮影。この日、三伏峠から南の稜線ですれ違ったのはわずか2人だった。
2023年08月10日 14:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 14:40
誰とも会わないのでセルフィー撮影。この日、三伏峠から南の稜線ですれ違ったのはわずか2人だった。
赤石岳から右に落ちる尾根上のほとんど高低差のないところが百間平。
2023年08月10日 14:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 14:41
赤石岳から右に落ちる尾根上のほとんど高低差のないところが百間平。
赤石岳。
左手前の尾根上のなだらかな大聖寺平も分かる。
2023年08月10日 14:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 14:41
赤石岳。
左手前の尾根上のなだらかな大聖寺平も分かる。
大日影山ガレからの展望。
2023年08月10日 14:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 14:42
大日影山ガレからの展望。
イワインチン。
2023年08月10日 14:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 14:43
イワインチン。
蝙蝠岳。右奥に徳右衛門岳。
大井川から登ったら長いだろうな…
2023年08月10日 14:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 14:53
蝙蝠岳。右奥に徳右衛門岳。
大井川から登ったら長いだろうな…
小河内岳(左)と右奥に蝙蝠岳。
2023年08月10日 15:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/10 15:02
小河内岳(左)と右奥に蝙蝠岳。
ミヤマシャジン。
2023年08月10日 15:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 15:12
ミヤマシャジン。
板屋岳。
三角点さがすもヤブで断念。
2023年08月10日 15:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 15:16
板屋岳。
三角点さがすもヤブで断念。
2023年08月10日 15:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 15:21
兎岳・中盛丸山・大沢岳… 赤石岳と聖岳の間の『ネッシーの背のような』コブがつらなる山稜遠望。
2023年08月10日 15:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/10 15:22
兎岳・中盛丸山・大沢岳… 赤石岳と聖岳の間の『ネッシーの背のような』コブがつらなる山稜遠望。
赤石岳をバックに咲く黄色いキオンの花。
2023年08月10日 15:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 15:30
赤石岳をバックに咲く黄色いキオンの花。
同じ黄色の花だが、こちらはマルバダケブキ。
2023年08月10日 15:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 15:32
同じ黄色の花だが、こちらはマルバダケブキ。
立枯木とキオンのお花畑。
いかにも南ア、といった風景があちらこちらにある。
2023年08月10日 15:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 15:35
立枯木とキオンのお花畑。
いかにも南ア、といった風景があちらこちらにある。
ホソバトリカブト。
2023年08月10日 15:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 15:37
ホソバトリカブト。
花茎に毛があったのでカワチブシではないと判断しましたが、さて?
2023年08月10日 15:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/10 15:37
花茎に毛があったのでカワチブシではないと判断しましたが、さて?
見上げる悪沢岳(左)と荒川岳(右)。
首がいたくなる高さに山頂が見えるほど近くになった。
2023年08月10日 15:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 15:42
見上げる悪沢岳(左)と荒川岳(右)。
首がいたくなる高さに山頂が見えるほど近くになった。
大日影山尾根を観察。
あの大きなギャップはどうやって越えるのだろう?
2023年08月10日 15:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/10 15:46
大日影山尾根を観察。
あの大きなギャップはどうやって越えるのだろう?
今夜の宿泊地、高山裏小屋が見えてきた。
まわりはマルバダケブキのお花畑。
2023年08月10日 16:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 16:05
今夜の宿泊地、高山裏小屋が見えてきた。
まわりはマルバダケブキのお花畑。
荒川前岳カールを望む好ロケーションの小屋。
水場は今シーズンは7月にすでに枯れてしまい、荒川岳方面登山道へ片道15分の場所にある代わりの水場まで行かなければならない。
2023年08月10日 16:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/10 16:06
荒川前岳カールを望む好ロケーションの小屋。
水場は今シーズンは7月にすでに枯れてしまい、荒川岳方面登山道へ片道15分の場所にある代わりの水場まで行かなければならない。
夕方5時になってもまだこの青空。
小屋の管理人さんも『今年初めてだよ、こんな天気は。ひと夏で一日あるかないかぐらい。秋みたいな空気だよ。』と話されていた。
明日は標高差550m、目の前に見えるこのカール壁を登る予定(DAY2へ続く)。
2023年08月10日 16:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/10 16:47
夕方5時になってもまだこの青空。
小屋の管理人さんも『今年初めてだよ、こんな天気は。ひと夏で一日あるかないかぐらい。秋みたいな空気だよ。』と話されていた。
明日は標高差550m、目の前に見えるこのカール壁を登る予定(DAY2へ続く)。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ずいぶん前から天気予報を見ながら悩む人が多かったに違いないこのお盆。台風が次々に発生し、毎日予測が変わる目まぐるしさ。

昨年秋、計画した椹島からの荒川岳・赤石岳縦走も山小屋・テント場の予約を入れた翌日に林道崩壊のおかげでキャンセルせざるをえなくなってしまった。
そんな経験があり、安曇野へガイドの講習に通っていることもあってこの盆休みの計画はちょっと前まで全くの白紙。
気が付いたら山小屋の予約はめぼしい赤石小屋や荒川小屋は満室…

そこで思いついたのが三伏峠からの往復。稜線上の中岳避難小屋と高山裏小屋には空きがあった。
問題は水の確保。そこで、中岳避難小屋に連泊して赤石岳と悪沢岳を日帰りで往復、水は日中途中で補給する作戦を立てた。おかげで比較的身軽でフレキシブルな行動が出来、稜線で花を探したり撮影など十分な時間が確保できた。

『山の日』の祝日の1日前に夏休みをとって入山できたのもよかった。タイミングよく台風6号が通過した後の涼やかな青空が広がったこの日は夕方まで快晴…南アルプスの夏ではまずありえない好天。翌日、翌々日も南アの典型的な好天(快晴で朝が始まるがはやければ午前8時すぎから徐々にガスが上がってきて10-12時ごろには3,000m峰の稜線は真っ白)であったが、稜線上に宿泊出来たメリットを最大限に使ってガスが上がる前に悪沢岳、赤石岳へ到達。
心配した最終日も終わってみれば終日好天で台風の影響は下山しての帰路、夕方の高速道路が夕立で視界が遮られるほどだった。

台風と台風のはざま、ここしかないドンピシャの日程で南ア南部を楽しめたのは幸運だった。
近づく台風のため、東海フォレストの送迎のバスは8/13午後2時を最後に翌日は計画運休となり、大勢の登山者が予定を変更したり山小屋をキャンセルしたらしい。このためか、稜線上は盆休みにもかかわらず混雑とはほど遠かった。
高山裏小屋では宿泊者は3名だけ、テントも5張のみ。テント泊のアメリカ人2名と話が弾んで楽しかった。

初日のレコに関して言えば、小河内岳からの圧倒的な荒川・赤石・聖の展望に尽きる。タカネビランジなど花の探索レコはDAY2以降にて。

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