【6泊7日テント泊】南アルプス縦走【広河原-北岳肩の小屋-熊ノ平小屋-高山裏避難小屋-赤石小屋-椹島ロッジ-畑薙ダム】
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- GPS
- 52:05
- 距離
- 74.2km
- 登り
- 7,068m
- 下り
- 7,655m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:45
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:18
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 11:28
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:24
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:36
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:00
天候 | 7日間常に晴れ 夕立の気配すらなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
大阪から広河原まで 大阪-名古屋-塩尻-竜王(電車) 竜王-徳州会病院-芦安(バス) 芦安で前泊 芦安-広河原(バス) 復路 畑薙ダム-静岡(乗合タクシー) 静岡-大阪(電車(鈍行)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に一般道なため特に問題なし 塩見岳 登りはザレ場の急登 降りは鎖場 前岳 登りの前岳の手前のピークからの短距離の稜線が崩壊しているのでハイマツの上を進んでいく |
写真
ここのテント場で他のパーティの宴会に混ぜてもらった
そこで今季の高山裏避難小屋の小屋番の方と小河内避難小屋の小屋番の方もいらっしゃり、とてもありがたい出会いになった
来年また行きまーす!(出来れば)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
コンロ
調理器具
ポール
テント
|
感想
今回はワンゲル部の夏本合宿として南アルプスの6泊7日長期縦走を行いました。
コロナ禍で長期間行うことの出来なかった長期縦走でメンバー全員が初経験だった。
1日目
基本的に全て登りで一気に3000mの肩の小屋まで標高をあげた。
高山病が少し心配だった。メンバーに症状が少し見られたが、問題なく行動出来るレベルだったので特に支障はなかった。
水場はテント場から下り10分程度の場所。
水量は少ないがなんとか汲める。
2日目
日本2位と3位の山の縦走。
北岳は大きな看板もあり、人も多かったが、間ノ岳は標識だけで人も少なかった。
間ノ岳から三峰岳への稜線で、関西大学と青山学院大学のパーティとすれ違った。
両団体とも両俣小屋から来たとの事。
この日の北岳山荘のテント場は混んだだろうなぁ。
熊ノ平小屋は水は豊富。
帽子やシャツを水洗い〜
3日目
この日は熊ノ平から塩見岳を経由して三伏峠小屋までの比較的長いルート。
途中にエスケープは無く、塩見小屋があるだけなので雷雨にならないように......
基本的に歩きやすい稜線だが、塩見岳周辺のみ、ざれ場がれ場で注意が必要。
塩見岳に登っている最中、塩見岳山頂でヘリコプターがホバリングしていた。
急病人が発生したそうだった。
結局熊ノ平小屋に着いたのは16:30頃、遅いなぁ。
水場は小屋から15分程の場所で水量は豊富。
4日目
この日は高山裏避難小屋までの短いルート。
12:30頃には到着してこの日は休養に。
水場は小屋から10分ほど下ったところにあるが、水量は少なく、汲める場所はなんとか流水の水溜まりだが、すぐに伏流になっていた。
5日目
元々は荒川小屋までの予定だったが、短すぎることと、6日目に椹島でゆっくりしたかったのでこの日は赤石小屋まで行くことに。
4時発にしたので、最初1時間ぐらいはヘッデン行動。
前岳への登りは、暗いうちに行動していたこともあってかそれほどきつくなかった。
前岳直前の稜線は崩落していて、ハイマツの上を通過する。
赤石岳に登る際は、赤石小屋への分岐に荷物をデポし、空荷で。
赤石小屋への下りがキツかった。
途中のトラバースの長いこと。
赤石小屋に着く頃にはヘロヘロ......
赤石小屋の水場はクマが出没しているのか使用禁止で、小屋横で水を汲める。水は節約で。
6日目
この日は赤石小屋から椹島に降るだけで、9:30頃には到着しており、ほぼ1週間ぶりのシャワーを浴びた。気持ちいぃ〜
その後はのんびりと過ごしていた。
夜は、付近でテンカラ釣りをしていたパーティに、釣りすぎたからと宴会にお誘い頂き、イワナやアマゴを頂いた。ありがとうございました!
高山裏避難小屋や小河内避難小屋の小屋番をやっていた方もおられ、とてもありがたい出会いだった。
7日目
この日はひたすら車道を歩き畑薙ダムまで。
これが長いこと長いこと......
それなりに余裕を持って出発したのに結局乗合タクシーの時間の30分前着......
全体を通して
基本的に歩くペースが遅く、予定よりも時間がかかっていた。
この合宿では奇跡的に全日程で晴れており夕立の予兆すらなかったが、普通であれば夕立に振られ、雷で行動不能になる可能性すらあった。
また、僕個人的なことであるが、持ってきた行動食が多すぎた。半分しか消費しなかった......
ただ、全員無事に長期縦走を終えることができ、良い経験になった。
来年はこの経験を活かしてより良い計画を行って欲しい。
コメント
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