38時間オールナイト耐久@丹沢

2015年06月27日(土) ~ 2015年06月28日(日)

• GPS: 53:49
• 距離: 91.2km
• 登り: 6,659m
• 下り: 6,679m

コースタイム

1日目

• 山行: 37:18
• 休憩: 1:12
• 合計: 38:30

4:50 スタート地点
5:31 二ノ塔
5:42 5:43 三ノ塔
5:49 三ノ塔地蔵菩薩
6:05 烏尾山荘
6:06 烏尾山
6:07 烏尾山荘
6:23 行者ヶ岳
6:38 政次郎ノ頭
6:44 書策小屋跡地
6:44 書策新道分岐
6:53 新大日茶屋
6:54 新大日
6:54 新大日茶屋
7:02 木ノ又小屋
7:04 7:05 木ノ又大日
7:21 塔ノ岳
7:21 尊仏山荘
7:23 塔ノ岳
7:31 金冷シ
7:38 大丸
7:45 小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)
7:49 小丸
8:03 石保土山(西ノ丸)
8:04 鍋割山荘
8:04 鍋割山
8:08 オガラ沢分岐
8:18 鍋割峠
8:22 鉄砲沢ノ頭(オキブドーノ頭)
8:33 8:34 茅ノ木棚沢ノ頭
8:50 オツボ沢ノ頭
8:51 西沢ノ頭(西尾根丸)
9:01 雨山峠
9:21 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)
9:27 雨山
9:48 檜岳
9:59 油沢ノ頭(西沢山)
10:06 伊勢沢ノ頭
10:35 秦野峠
10:46 ブナノ丸
10:58 10:59 林道秦野峠
11:21 菰釣山
11:31 11:32 桜丸
11:52 フトウ山
11:57 11:58 西ヶ尾
12:03 ヒネゴ沢乗越
12:03 菰釣避難小屋
12:06 富士見台
12:15 ブナ沢乗越(大又コシッパ)
12:43 12:46 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)
13:22 中ノ丸(中丸)
14:27 米ヶ沢ノ頭
14:30 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)
14:32 秦野峠分岐点
14:39 14:41 城ヶ尾峠(サガセ峠)
15:28 15:32 大界木山
16:08 神縄バス停
16:11 滝口沢
16:18 16:19 湯本平バス停
16:28 16:29 棚沢キャンプ場前
16:31 火打沢（ヒイチ沢）
16:33 16:36 モロクボ沢ノ頭
17:03 畦ヶ丸避難小屋
17:10 畦ヶ丸
17:55 17:56 番ヶ平
18:22 降雨山
18:27 18:29 善六ノタワ
18:47 不老山
18:51 不老山南峰
19:06 世附峠
19:16 19:18 不老の清水
19:17 19:19 本棚
19:38 世附峠
19:46 19:47 樹下の二人
19:51 19:53 悪沢峠
20:03 峰坂峠
20:55 神奈川県立西丹沢自然教室
20:55 白クラノ頭
21:21 21:50 湯船山
21:21 21:23 ツツジ新道入口
22:13 明神山
22:24 明神峠
22:45 三国山東登山口
22:57 ゴーラ沢出合
23:10 三国峠
23:42 鉄砲木ノ頭（明神山）
23:55 展望台
0:05 宿泊地
0:22 0:24 切通峠
0:49 ツツジ新道・石棚山稜分岐
0:55 高指山
1:19 1:20 檜洞丸
1:24 富士岬平(パラジマノ頭)
1:28 青ヶ岳山荘
2:00 大棚ノ頭巻道分岐
2:03 大棚ノ頭(山神峰)
2:11 水ノ木分岐
2:19 源蔵尾根下降点
2:20 源蔵尾根下降点
2:22 金山谷乗越
2:57 神ノ川乗越
3:28 臼ヶ岳
4:16 4:17 ミカゲ沢ノ頭
5:04 5:05 蛭ヶ岳
5:05 蛭ヶ岳山荘
5:39 中ノ沢乗越
5:47 鬼ヶ岩
5:55 鬼ヶ岩ノ頭
6:29 棚沢ノ頭
6:48 6:50 不動ノ峰
6:58 不動ノ峰休憩所
7:11 箒杉沢ノ頭
7:31 早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
8:00 丹沢山
8:01 みやま山荘
8:43 竜ヶ馬場
9:23 日高
10:18 尊仏山荘
10:22 尊仏山荘
10:22 塔ノ岳
10:25 塔ノ岳
11:07 木ノ又大日
11:12 11:13 木ノ又小屋
11:33 新大日茶屋
11:34 新大日
11:36 新大日茶屋
11:52 書策新道分岐
11:53 書策小屋跡地
12:07 12:08 政次郎ノ頭
12:29 行者ヶ岳
13:07 烏尾山
13:09 烏尾山
13:10 烏尾山荘
13:41 三ノ塔地蔵菩薩
13:57 13:59 三ノ塔
14:22 二ノ塔
19:00 菩提峠
19:00 日本武尊の足跡（起点）

途中でGPSの電源が落ちたので、後半のルートは手入力です。

天候

27日：霧雨→曇→晴、28日：晴→雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菩提峠に駐車場があります。ここにトイレ、水場は無いが、県道から菩提峠へのT字路にトイレがあり、さらに宮ヶ瀬方向に少し進むと水場（護摩屋敷の水）あり。

写真

6/27 5:47

6/27 7:23

土曜の塔ノ岳なのに誰もいない

6/27 8:04

ここまでメジャーなルートだけど誰にも会わず。この先はメジャーではないので誰にも会わない寂しい山行になるかなぁ。

6/27 8:21

雰囲気の良いブナ林が檜岳まで続きます。

6/27 9:01

雨山峠

6/27 9:27

雨山

6/27 9:49

檜岳。ヒノキダッカと呼ぶそうです。

6/27 10:07

伊勢沢ノ頭

6/27 10:08

葉が黒く枯れている草が一面に広がります。何でだろう？

6/27 12:02

ヒネゴ沢乗越。ここから「ひめじょろ道」を下ります。

6/27 12:22

ひめじょろ道の最後に渡渉箇所があります。前回は簡単に渡れたけど、今日は梅雨時の雨上がりとあって、靴を濡らさずに渡るのは厳しそう。

6/27 12:24

と思っていたら下流側にちょうど良い倒木がありました。足を乗せる部分は細いけど、手をかける部分にできるだけ体重をかけ何とか渡れました。

6/27 12:36

林道に出たところ

6/27 13:45

林道でアナグマに出会いました。
排水溝に隠れたところをパチリ。この日は人には会わない代わりに野生動物にはいろいろ会いました(笑)
写真は撮れなかったけど夜間はホタルも見れました。

6/27 13:54

午後は視界も良くなってきました。

6/27 14:05

林道(右)からトレイル(左)へ

6/27 15:09

ここは以前バリエーションルートの日影山から出てきたところにある道標です。今日は大野山方面から来て三保ダムを目指します。

6/27 15:16

三保ダム近くの県道に出たところ。

6/27 15:16

ここは県道76号線の標識のそばです。

6/27 15:48

レースのエイドステーションがわりに営業しているレストランを探したところ、しょうが焼きののぼりが目に留まります。大盛りで頂きました。

6/27 16:02

三保ダム

6/27 16:29

このつり橋を渡って再びトレールへ！次は不老山です。

6/27 18:07

番ヶ平にて。眺めが良いのはこの場所ぐらいです。

6/27 18:34

不老山

6/27 19:03

世附峠にあった手作り感あふれる案内板。明神峠までのルートは今は小山町が「富士足柄トレイル」として整備しているけど、以前は放置され地元の有志がボランティアで整備されてたそうです。

6/27 19:09

そろそろ日が落ちます。夏至が近く夜が短いのは助かった！

6/27 19:25

6/27 19:43

先の案内板によると「樹下の二人」という詩的なネーミングの場所に来ました。夜景がきれいですが、夜に恋人をつれて来るのはアクセス悪くて厳しそう。

6/27 23:26

その後は夜中で写真撮る状況ではないのですが、鉄砲木ノ頭あたりから高指山までは富士山が見える場所があります。ただスマホのカメラでは夜景がきれいに撮れません。本当は富士山に登る人の明かりが点々と見えたんですけど(汗)

6/28 4:18

菰釣山の手前で夜が明けました。

6/28 4:18

富士山もバッチリ見えます。

6/28 4:58

菰釣山非難小屋。ここで今回の山行ではじめて人に会います。

6/28 5:49

城ヶ尾山

6/28 6:12

大界木山

6/28 7:06

畦ヶ丸非難小屋。トイレもあります。

6/28 7:09

畦ヶ丸。

6/28 8:42

西丹沢自然教室近くの吊橋。このあたりは多くのハイカーでにぎわってました。

6/28 9:16

下界でジュースを調達後、またトレイルへ。つつじ新道で檜洞丸を目指します。

6/28 9:46

渡渉ポイントにある案内表示

6/28 9:46

防水の登山靴なら何とかなるかもしれないけど、非防水のトレランシューズでは浸水間違いなしと判断し靴を脱いで渡ります。
丸一日靴を履き続けていたので、足を洗えて気持ち良かった(笑)

6/28 11:17

だいぶ上がってくるとミツバツツジがたくさん生えている。さすがはつつじ新道！

6/28 11:18

このへんまでくると眺望も良い。というか山頂より良い。

6/28 11:21

何度か利用しているユーシン、石棚方面の道を交わる。山頂まであと一息だ！

6/28 11:33

檜洞丸。多くの人がいました。

6/28 11:44

蛭ヶ岳に向かう主稜に入るとめっきり人は減ります。アザミが多くて痛い。

6/28 13:39

途中振り返ると檜洞丸が見える。

6/28 14:02

蛭ヶ岳到着。ここから先は営業小屋があるので安心。

6/28 14:43

さっそくカップラーメンを頂きました。

6/28 15:48

丹沢山

6/28 16:30

塔ノ岳に戻ってきました。たまには自撮で(笑)

6/28 16:32

表尾根をみると右の秦野側は霧が凄い。このあと行者岳と三ノ塔の間で雨が降り始め写真撮影どころではなくなりました。

撮影機器：

202K KYOCERA

感想

at_kazu

UTMF対策としてどれだけ長時間のトレランできるか試してみることにしました。
今までの最高はSTYの22時間強なので、今回は30〜40時間程度を狙って見ます。
マラソン練習のLSDのイメージで速度はゆっくり、あくまで長時間って点を意識します。
なお舞台はホームグラウンドの丹沢ですが、ヒルが気になるので清川村エリアははずしてコースを組みました。
で、わかったこと。
（1）体へのダメージはやはりある！
足への負担が大きいのは予想通りだけど、それ以外の場所にもいろいろダメージがあった。ワセリンやテーピングなどの対策が有効かな。
あとシューズ、ソックスを途中で交換するのも有効かと思う。
（2）睡魔との闘い
STYやハセツネ以上に厳しかったです。これといってよい対策方法は思いつかないけど、どうしても眠さが我慢できなくなったらベンチなどでちょこっと仮眠を取るのが有効かなと思う。今回も結果的にそれで乗り切ったので！
（3）水、塩分、エネルギー補給
食べれなくなることを心配したが、特にそれはなかった。ただ甘いものが多すぎて飽きたので、甘くないものなど味のバリエーションは必要。
なお今回はエイドがないため荷物が増えたが、本番はエイドを有効に使えば軽量化できよりパフォーマンスがあがるはず。
（4）トレッキングポール
体力が落ちるまでポールは使わないことを信条としてきたが、100マイルとなるとやはりあった方が良さそう。軽量品の購入を検討したい。

【おまけ】何名かお会いした方から「どちらから？」とか「どちらまで？」と聞かれるのですが、こんなクレージーなプランは普通の方にはなかなか理解しがたいですよね。説明にいつもの倍以上かかりました(笑)
その分、暖かいエールもいっぱい頂きやる気もアップできました。

コメント

YUKI-USAGI

排水溝にいたのは
アナグマですよ。表情がかわいいですね。

at_kazu

Re: 排水溝にいたのは
YUKI-USAGIさん、ご教授ありがとうございます。
はじめて会ったので勘違いしてましたが、改めて調べてみるとおっしゃるとおりアナグマですね。勉強になりました。
写真のコメントも修正いたしました。

sugar_jirou

すごーい
すごい体力ですねー。いつかは目指したいもんです

at_kazu

Re: すごーい
sugar_jirouさん、ありがとうございます。
自分でも数年前には想像もできないことでしたが、地道にトレーニングを積んできたためか、徐々に体力レベルを上げることができました。
sugar_jirouさんもぜひチャレンジしてみて下さい。

くうたろう

はじめまして
kuutarouと申します。
八重山トレイルレコでat kazuさんを知りました者です。凄いレコに驚き思わずコメントさせて頂きました。

私も沢山の超人レコを拝見してきましたが、このレコはずば抜けてますね！
UTMF対策ということで、この距離、時間になっちゃうんですね。

私はトレイルまだ駆け出しでロードばっかなのですが、ちなみにロード（ハーフまたはフル）は、どのくらいで走られるのでしょうか？参考にお聞かせ頂けると幸いです。

UTMF頑張って下さい！

at_kazu

Re: はじめまして
kuutarouさん、コメントありがとうございます。
世の中にはUTMFを完走している超人がたくさんいますが、私の現状ではUTMF完走は厳しく、超人の域には達していないと思ってます。超人めざし毎週トレーニングをするつもりでいます。

ロードですが自己ベスト（ネット）が4時間4分で、まだサブフォーも達成できていないレベルです。トレイルレースでもロードの区間は必ずあるのでもっと練習しないといけないのですが、トレイルのほうが楽しいのでロードは練習量が少なくなっちゃうのが課題ですね(汗)

くうたろう

Re[2]: はじめまして
at_kazuさん　ご回答ありがとうございます。
どんなレベルに達しても満足しない、常に上を目指してトレーニングを
されているところに大変共感致しました。
これからも注目しております、励みにして私もトレーニングを頑張ります。