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Yamareco

記録ID: 6730197
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰奥駈道縦走(逆峯)

2024年04月27日(土) ~ 2024年05月02日(木)
 - 拍手
GPS
56:31
距離
105km
登り
8,062m
下り
8,143m

コースタイム

1日目
山行
1:40
休憩
0:01
合計
1:41
14:20
9
近鉄六田駅
14:29
14:30
7
14:37
14:37
32
15:09
15:09
16
15:25
15:25
36
16:01
2日目
山行
13:24
休憩
1:53
合計
15:17
2:30
10
2:40
2:40
16
2:56
2:56
26
3:22
3:22
4
3:26
3:26
9
3:35
3:37
8
3:45
3:46
21
4:07
4:07
18
4:25
4:25
25
4:50
4:50
64
5:54
5:54
8
6:02
6:08
13
6:21
6:21
25
6:46
6:46
13
6:59
7:11
57
8:08
8:19
36
8:55
9:00
24
9:24
9:24
21
9:45
9:45
43
10:28
10:37
12
10:49
10:53
1
10:54
10:54
21
11:15
11:16
13
11:29
11:29
6
11:35
11:35
15
11:50
11:57
15
12:12
12:12
7
12:19
12:19
11
12:30
13:02
35
13:37
13:38
12
13:50
13:50
22
14:12
14:13
32
14:45
14:49
11
15:00
15:00
6
15:06
15:06
16
15:26
15:27
9
15:36
15:37
0
15:37
15:37
14
15:51
15:53
10
16:03
16:03
12
16:15
16:21
3
16:24
16:24
41
17:05
17:06
12
17:18
17:18
14
17:32
17:38
9
3日目
山行
9:15
休憩
1:14
合計
10:29
3:48
2
3:50
3:50
33
4:23
4:23
19
4:42
4:42
9
4:51
4:51
5
4:56
4:56
18
5:14
5:22
24
5:46
5:46
24
6:10
6:19
49
7:08
7:35
28
8:03
8:04
17
8:21
8:22
18
8:40
8:40
28
9:08
9:09
27
9:36
9:36
37
10:13
10:36
81
11:57
11:58
7
12:05
12:05
23
12:28
12:28
6
12:34
12:35
7
12:42
12:42
26
13:08
13:08
16
13:24
13:24
26
13:50
13:52
25
14:17
4日目
山行
9:33
休憩
0:58
合計
10:31
5:19
26
5:45
5:45
6
5:51
5:51
14
6:05
6:05
11
6:16
6:17
35
6:52
6:53
15
7:08
7:08
21
7:29
7:30
14
7:44
7:44
7
7:51
7:51
15
8:06
8:07
19
8:26
8:26
16
8:42
8:55
27
9:22
9:22
31
9:53
9:53
11
10:04
10:04
20
10:24
10:24
15
10:39
10:43
6
10:49
10:51
9
11:00
11:07
10
11:17
11:18
32
11:50
11:51
14
12:05
12:23
26
12:49
12:50
33
13:23
13:23
81
14:44
14:45
1
14:46
14:52
11
15:03
15:03
16
15:19
15:19
31
5日目
山行
9:59
休憩
1:07
合計
11:06
5:11
2
5:13
5:14
93
6:47
6:48
24
7:12
7:12
44
7:56
8:03
9
8:12
8:12
11
8:23
8:24
3
8:27
8:28
5
8:33
8:34
4
8:38
8:38
5
8:43
8:44
11
8:55
8:55
8
9:03
9:04
27
9:31
9:31
4
9:35
9:35
30
10:05
10:06
3
10:09
10:09
9
10:18
10:19
8
10:27
10:28
7
10:35
10:36
22
10:58
10:59
33
11:32
11:36
21
11:57
12:09
26
12:35
12:36
7
12:43
12:46
6
12:52
13:08
14
13:22
13:29
13
13:42
13:43
14
13:57
13:58
4
14:02
14:03
32
14:35
14:36
35
15:11
15:11
24
15:35
15:35
9
15:44
15:45
32
16:17
宿泊地
6日目
山行
6:10
休憩
0:57
合計
7:07
4:30
34
宿泊地
5:04
5:05
3
5:08
5:08
36
5:44
5:45
14
5:59
6:10
44
6:54
6:57
21
7:18
7:18
22
7:40
7:40
5
7:45
7:45
17
8:02
8:07
18
8:25
8:29
5
8:34
8:34
30
9:04
9:05
8
9:13
9:16
5
9:21
9:22
7
9:29
9:33
31
10:04
10:27
55
11:22
11:22
15
天候 27日:曇り、28日:晴れ、29日:曇りのち雨、30日:雨のち曇り、1日:雨、2日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
吉野には、近鉄電車で簡単にアクセスできます。熊野本宮大社からは、バスで新宮駅、紀伊田辺駅、大和八木駅に行くことができますが、便数が少ないので、時刻表を確認していたほうが良いと思います。また、私は紀伊田辺駅行きのバスに乗ったのですが、15分程度遅延しました。紀伊田辺駅から電車の接続がある場合はバスの遅延も想定しておいたほうが良いと思います。
コース状況/
危険箇所等
登山道としての整備は行き届いてると思います。道標やピンクテープもたくさんあります。特に南奥駈道は新宮山彦ぐるーぷの皆様が整備してくださっています。とはいっても、もともと険しい道なので気軽には考えないほうがよいと思います。今回は、雨の中で釈迦ヶ岳や地蔵岳を通過する必要があり、かなり神経を使いました。
その他周辺情報 吉野の旅館で素泊まりをしたのですが、吉野の夜に食事のできる場所はほとんどありません。熊野本宮大社の近くのわたらせ温泉大露天風呂には、コインランドリーも設置されています。熊野本宮大社からはバスもありますが、本数が少ないのでタクシーを利用しました。
5日分の行動食。ブラックサンダー:20個、柿の種(63g):10袋、カロリーメイト(4個入り):5箱。一日あたり1,134kcal、227g。
5日分の行動食。ブラックサンダー:20個、柿の種(63g):10袋、カロリーメイト(4個入り):5箱。一日あたり1,134kcal、227g。
夕食と朝食4回分。サタケのマジックパスタは美味しかった。
1
夕食と朝食4回分。サタケのマジックパスタは美味しかった。
その他の非常食用などの食料。4泊5日の食料の総重量は約2.5kg。毎日500g減っていく予定。
その他の非常食用などの食料。4泊5日の食料の総重量は約2.5kg。毎日500g減っていく予定。
吉野に向かう近鉄電車。
2024年04月27日 13:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 13:51
吉野に向かう近鉄電車。
荷物はかなりコンパクトにまとめました。水なしで11kg。食べるためのものが約3.5kg、寝るためのものが約3.0kg、電子機器が0.6kg、着替えと備えが1.7kg、ザックが1.5kg、その他約1.0kg。
2024年04月27日 14:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
4/27 14:17
荷物はかなりコンパクトにまとめました。水なしで11kg。食べるためのものが約3.5kg、寝るためのものが約3.0kg、電子機器が0.6kg、着替えと備えが1.7kg、ザックが1.5kg、その他約1.0kg。
スタートの六田駅(標高約150m)。
2024年04月27日 14:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:21
スタートの六田駅(標高約150m)。
柳の渡しの説明文。
2024年04月27日 14:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:28
柳の渡しの説明文。
ここにかつて柳の渡しがあったそうです。
2024年04月27日 14:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:28
ここにかつて柳の渡しがあったそうです。
川の対岸にある碑。六田の渡しと柳の渡しは同じもの?
2024年04月27日 14:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:32
川の対岸にある碑。六田の渡しと柳の渡しは同じもの?
新しい柳の渡しの説明文。
2024年04月27日 14:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:32
新しい柳の渡しの説明文。
75番靡(柳の宿)の説明文
2024年04月27日 14:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:42
75番靡(柳の宿)の説明文
75番靡(柳の宿)
2024年04月27日 14:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:42
75番靡(柳の宿)
75番靡から吉野神宮に向かう山道には木が倒れており、通ってはいけない道に見えるが、ここを通過する必要がありました。
2024年04月27日 14:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 14:48
75番靡から吉野神宮に向かう山道には木が倒れており、通ってはいけない道に見えるが、ここを通過する必要がありました。
吉野神宮の鳥居。
2024年04月27日 15:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:02
吉野神宮の鳥居。
吉野神宮の駐車場の中にある74番靡(丈六山)の碑
2024年04月27日 15:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:07
吉野神宮の駐車場の中にある74番靡(丈六山)の碑
吉野神宮はひっそりとしていました。外国人旅行者の方が吉野駅を目指して彷徨っていましたが、吉野神宮駅への行き方を説明しました。
2024年04月27日 15:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:08
吉野神宮はひっそりとしていました。外国人旅行者の方が吉野駅を目指して彷徨っていましたが、吉野神宮駅への行き方を説明しました。
下千本駐車場付近。
2024年04月27日 15:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:24
下千本駐車場付近。
1日目の夜は、尾根筋(標高約310m)から50mほど降りて、吉野駅の近くにある「美吉野 桜庵」さんのお世話になりました。
2024年04月27日 15:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:55
1日目の夜は、尾根筋(標高約310m)から50mほど降りて、吉野駅の近くにある「美吉野 桜庵」さんのお世話になりました。
「美吉野 桜庵」さんの玄関。
2024年04月27日 15:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 15:56
「美吉野 桜庵」さんの玄関。
「美吉野 桜庵」さんの部屋の中。とても良い感じで、今度は普通の旅行で、のんびりと泊まってみたいと思いました。深夜に吉野駅から登っていく登山者の熊鈴の音が聞こえました。
2024年04月27日 16:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
4/27 16:16
「美吉野 桜庵」さんの部屋の中。とても良い感じで、今度は普通の旅行で、のんびりと泊まってみたいと思いました。深夜に吉野駅から登っていく登山者の熊鈴の音が聞こえました。
朝食用に購入した柿の葉寿司。吉野名物として多くの店で販売しているのは知っていたのですが、販売終了時間が早く16時だと購入できないリスクもあったので、吉野に向かう途中の近鉄丹波橋駅構内の売店で購入しました。なので、別に柿の葉寿司でなくてもよかったのですが、、、
2024年04月27日 16:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 16:19
朝食用に購入した柿の葉寿司。吉野名物として多くの店で販売しているのは知っていたのですが、販売終了時間が早く16時だと購入できないリスクもあったので、吉野に向かう途中の近鉄丹波橋駅構内の売店で購入しました。なので、別に柿の葉寿司でなくてもよかったのですが、、、
吉野には夕食を食べることのできるレストランがほぼないと思います。そこで、電車で一駅降りた吉野神宮駅まで行きました。
2024年04月27日 16:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 16:35
吉野には夕食を食べることのできるレストランがほぼないと思います。そこで、電車で一駅降りた吉野神宮駅まで行きました。
吉野神宮駅。
2024年04月27日 16:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 16:50
吉野神宮駅。
吉野神宮駅前にある鳥居。
2024年04月27日 16:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 16:51
吉野神宮駅前にある鳥居。
来来飯店さん。初日の夕食はここで食べました。17時の夜の部の開店を待っていたのですが、それに気づいていただき、少し早めに入れてもらえました。
2024年04月27日 16:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 16:52
来来飯店さん。初日の夕食はここで食べました。17時の夜の部の開店を待っていたのですが、それに気づいていただき、少し早めに入れてもらえました。
スタミナラーメン。これからの奥駈縦走に備え、スタミナをつけました。
2024年04月27日 17:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
4/27 17:07
スタミナラーメン。これからの奥駈縦走に備え、スタミナをつけました。
帰りは、電車のタイミングが悪く、2kmほどを歩きました。明日からのよい準備運動になりました。
2024年04月27日 17:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/27 17:41
帰りは、電車のタイミングが悪く、2kmほどを歩きました。明日からのよい準備運動になりました。
2日目の朝食の柿の葉寿司。これを食べて、2:30ごろにスタート。2日目の天気予報は晴れ、3日目以降は雨続きだったので、2日目に距離を稼ぐ予定です。
2024年04月28日 01:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 1:55
2日目の朝食の柿の葉寿司。これを食べて、2:30ごろにスタート。2日目の天気予報は晴れ、3日目以降は雨続きだったので、2日目に距離を稼ぐ予定です。
金峯山寺仁王門は工事中で見ることはできません。この奥にある蔵王堂が、73番靡(吉野山)か?
2024年04月28日 02:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 2:38
金峯山寺仁王門は工事中で見ることはできません。この奥にある蔵王堂が、73番靡(吉野山)か?
73番靡の靡名が吉野山だったので記念に1枚。おそらく桜の季節はここから綺麗な桜を見ることができるのだと思います。
2024年04月28日 03:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 3:12
73番靡の靡名が吉野山だったので記念に1枚。おそらく桜の季節はここから綺麗な桜を見ることができるのだと思います。
72番靡の吉野水分神社。
2024年04月28日 03:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 3:24
72番靡の吉野水分神社。
霧がかかっていて、修行門そのものはうまく撮影できませんでした。ここが71番靡か?
2024年04月28日 03:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 3:46
霧がかかっていて、修行門そのものはうまく撮影できませんでした。ここが71番靡か?
金峯神社(標高約750m)の鳥居横にある説明。ここまで90分間、自動車も通れる舗装道路を登ってきます。標高差で400m以上稼ぎます。ここから基本登山道になります。
2024年04月28日 04:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 4:03
金峯神社(標高約750m)の鳥居横にある説明。ここまで90分間、自動車も通れる舗装道路を登ってきます。標高差で400m以上稼ぎます。ここから基本登山道になります。
青根ヶ峰を過ぎると、一旦、舗装道に出ます。正面にこれから登る四寸岩山(標高1234m)が見えてきました。標高差約300mです。最初の登山的な登りになります。
2024年04月28日 04:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 4:55
青根ヶ峰を過ぎると、一旦、舗装道に出ます。正面にこれから登る四寸岩山(標高1234m)が見えてきました。標高差約300mです。最初の登山的な登りになります。
舗装道から登山道に入るところにある道標。
2024年04月28日 04:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 4:57
舗装道から登山道に入るところにある道標。
四寸岩山を登っている途中。夜が明けて来て、雲海が綺麗でした。
2024年04月28日 05:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
4/28 5:15
四寸岩山を登っている途中。夜が明けて来て、雲海が綺麗でした。
四寸岩山からの眺望その1。
2024年04月28日 06:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 6:01
四寸岩山からの眺望その1。
四寸岩山からの眺望その2。雲海というか霧ですね。
2024年04月28日 06:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
4/28 6:03
四寸岩山からの眺望その2。雲海というか霧ですね。
大天井ヶ岳までは、Kobo Trail用の印が至る所にありました。大天井ヶ岳からはルートが異なりますが、そこまでは、この印を追いかければ間違いありません。
2024年04月28日 06:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 6:08
大天井ヶ岳までは、Kobo Trail用の印が至る所にありました。大天井ヶ岳からはルートが異なりますが、そこまでは、この印を追いかければ間違いありません。
四寸岩山から少し降りたところにある足摺宿。
2024年04月28日 06:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 6:21
四寸岩山から少し降りたところにある足摺宿。
四寸岩山を降って舗装道と合流(標高1000m)。ほんの少し進んで道路を横切り、また登山道に入ります。
2024年04月28日 06:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 6:47
四寸岩山を降って舗装道と合流(標高1000m)。ほんの少し進んで道路を横切り、また登山道に入ります。
ここから、大天井ヶ岳(標高約1400m)まで400mの登りです。昨年12月に発生した下北山村の土砂崩れで国道169号線が通行止めになっており、エスケープで利用可能だったゆうゆうバスが部分運休になっています。その注意看板が至る所にありました。南奥駈に入ると容易に脱出できません。覚悟と慎重さが必要です。
2024年04月28日 06:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 6:47
ここから、大天井ヶ岳(標高約1400m)まで400mの登りです。昨年12月に発生した下北山村の土砂崩れで国道169号線が通行止めになっており、エスケープで利用可能だったゆうゆうバスが部分運休になっています。その注意看板が至る所にありました。南奥駈に入ると容易に脱出できません。覚悟と慎重さが必要です。
大天井ヶ岳の登りの途中にある二蔵宿。69番靡です。ここから大天井ヶ岳の山頂まで340mの登りです。
2024年04月28日 07:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 7:00
大天井ヶ岳の登りの途中にある二蔵宿。69番靡です。ここから大天井ヶ岳の山頂まで340mの登りです。
大天井ヶ岳の山頂。
2024年04月28日 08:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 8:11
大天井ヶ岳の山頂。
大天井ヶ岳から200m降りたところにある五番関。ここに女人結界門があります。
2024年04月28日 08:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 8:48
大天井ヶ岳から200m降りたところにある五番関。ここに女人結界門があります。
今宿跡を過ぎると、遠くに山上ヶ岳が見えてきました。
2024年04月28日 10:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 10:00
今宿跡を過ぎると、遠くに山上ヶ岳が見えてきました。
大天井ヶ岳山頂ルートを通ると、吉野から水場がありません。山上ヶ岳の先の小笹ノ宿が次の水場です。吉野から1Lの水を持って登りましたが、気温が上がって水分補給のペースに気を使いました。ここ洞辻茶屋でお店が開いていたためしがないのですが、コーラをここで飲むぞと妄想しながらここまで来ました。しかし、やはり売店は開いていませんでした。
2024年04月28日 10:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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大天井ヶ岳山頂ルートを通ると、吉野から水場がありません。山上ヶ岳の先の小笹ノ宿が次の水場です。吉野から1Lの水を持って登りましたが、気温が上がって水分補給のペースに気を使いました。ここ洞辻茶屋でお店が開いていたためしがないのですが、コーラをここで飲むぞと妄想しながらここまで来ました。しかし、やはり売店は開いていませんでした。
この看板の手前に松谷清造本舗の大峯山茶屋がありまして、そこのおじさんに個人品の缶コーヒーを譲っていただきました。ありがとうございました。生き返りました。ここからは、左側のルートを通りました。
2024年04月28日 10:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 10:54
この看板の手前に松谷清造本舗の大峯山茶屋がありまして、そこのおじさんに個人品の缶コーヒーを譲っていただきました。ありがとうございました。生き返りました。ここからは、左側のルートを通りました。
鐘掛岩からの眺望。洞川の温泉街が見えているのだと思います。
2024年04月28日 11:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 11:11
鐘掛岩からの眺望。洞川の温泉街が見えているのだと思います。
鐘掛岩から山頂まで、標高差で100m。
2024年04月28日 11:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 11:11
鐘掛岩から山頂まで、標高差で100m。
山上ヶ岳の宿坊も近くに見えてきました。
2024年04月28日 11:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 11:22
山上ヶ岳の宿坊も近くに見えてきました。
右に行けば西の覗。
2024年04月28日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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右に行けば西の覗。
西の覗岩からの眺望その1。
2024年04月28日 11:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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西の覗岩からの眺望その1。
西の覗岩からの眺望その2。真下は怖くて覗いていません。
2024年04月28日 11:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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西の覗岩からの眺望その2。真下は怖くて覗いていません。
山上ヶ岳の山頂にある大峰山寺(67番靡)。五番関から標高差500mを上り切りました。小笹ノ宿を当日のゴールにすると、あとはちょっと降るだけで楽勝なのですが、まだまだ距離を稼ぐ覚悟を決めます。ここで水を飲み切って、小笹ノ宿に向かいます。
2024年04月28日 11:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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山上ヶ岳の山頂にある大峰山寺(67番靡)。五番関から標高差500mを上り切りました。小笹ノ宿を当日のゴールにすると、あとはちょっと降るだけで楽勝なのですが、まだまだ距離を稼ぐ覚悟を決めます。ここで水を飲み切って、小笹ノ宿に向かいます。
小笹ノ宿(66番靡)に到着。
2024年04月28日 12:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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小笹ノ宿(66番靡)に到着。
小笹ノ宿の小屋。小さいです。ここで泊まる方は多いのですが、基本テン泊前提です。ここで水を十分に補給しました。虫が多く噛まれました。ここから大普賢岳経由で行者還避難小屋まで、7km、4時間、登り500m、下り800mとまだまだあります。
2024年04月28日 12:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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小笹ノ宿の小屋。小さいです。ここで泊まる方は多いのですが、基本テン泊前提です。ここで水を十分に補給しました。虫が多く噛まれました。ここから大普賢岳経由で行者還避難小屋まで、7km、4時間、登り500m、下り800mとまだまだあります。
阿弥陀ケ森(65番靡)分岐にある女人結界門。
2024年04月28日 13:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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阿弥陀ケ森(65番靡)分岐にある女人結界門。
大普賢岳(63番靡)山頂。
2024年04月28日 14:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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大普賢岳(63番靡)山頂。
大普賢岳から西側の眺望。左側に尖った山が大日山で、そのさらに左が稲村ケ岳。
2024年04月28日 14:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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大普賢岳から西側の眺望。左側に尖った山が大日山で、そのさらに左が稲村ケ岳。
南側の眺望。中央の高い山が明日通過する八経ヶ岳だと思います。
2024年04月28日 14:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 14:46
南側の眺望。中央の高い山が明日通過する八経ヶ岳だと思います。
大普賢岳を少し降りたところ、水太覗の手前から東側の眺望。
2024年04月28日 14:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 14:56
大普賢岳を少し降りたところ、水太覗の手前から東側の眺望。
七曜岳(59番靡)山頂。大普賢岳以降、下り基調なのですが、急なアップダウンの続く険しい道です。
2024年04月28日 16:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 16:18
七曜岳(59番靡)山頂。大普賢岳以降、下り基調なのですが、急なアップダウンの続く険しい道です。
七曜岳山頂からの眺望その1。たぶん稲村ヶ岳。
2024年04月28日 16:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 16:18
七曜岳山頂からの眺望その1。たぶん稲村ヶ岳。
七曜岳山頂からの眺望その2。たぶん奥にあるのが山上ヶ岳。
2024年04月28日 16:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/28 16:18
七曜岳山頂からの眺望その2。たぶん奥にあるのが山上ヶ岳。
七曜岳山頂からの眺望その3。中央手前にあるのがたぶん行者還岳。本日のゴールはその裏です。
2024年04月28日 16:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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七曜岳山頂からの眺望その3。中央手前にあるのがたぶん行者還岳。本日のゴールはその裏です。
行者還岳の山頂はパスしました。行者還岳の水場については、山道脇の黒いパイプからは水が流れていませんでしたが、5mほど登れば、まあまあの水量で水がありました。ここで大量に水を補給しました。
2024年04月28日 17:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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行者還岳の山頂はパスしました。行者還岳の水場については、山道脇の黒いパイプからは水が流れていませんでしたが、5mほど登れば、まあまあの水量で水がありました。ここで大量に水を補給しました。
当初予定通り、行者還岳避難小屋で宿泊しました。私のほか4名の方がいたと思います。15時間行動と長い一日でした。
2024年04月28日 17:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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当初予定通り、行者還岳避難小屋で宿泊しました。私のほか4名の方がいたと思います。15時間行動と長い一日でした。
奥駈道出合。弥山、八経ヶ岳登山で一般的に使われるトンネル西口の登山口から登ってくるとここに来る。行者還からここまでの山道歩きは、とても快適で気持ちが良い。
2024年04月29日 05:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/29 5:16
奥駈道出合。弥山、八経ヶ岳登山で一般的に使われるトンネル西口の登山口から登ってくるとここに来る。行者還からここまでの山道歩きは、とても快適で気持ちが良い。
聖宝ノ宿跡。ここから弥山山頂まで300m。今回は50分で登れた。何度も登っているが今回が一番速かった。
2024年04月29日 06:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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聖宝ノ宿跡。ここから弥山山頂まで300m。今回は50分で登れた。何度も登っているが今回が一番速かった。
八経ヶ岳山頂。いつ雨が降り出してもおかしくない天候になってきた。
2024年04月29日 08:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/29 8:03
八経ヶ岳山頂。いつ雨が降り出してもおかしくない天候になってきた。
八経ヶ岳からの眺望。
2024年04月29日 08:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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八経ヶ岳からの眺望。
八経ヶ岳から弥山を望む。
2024年04月29日 08:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/29 8:04
八経ヶ岳から弥山を望む。
七面山の猫耳。
2024年04月29日 09:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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七面山の猫耳。
楊子ヶ宿小屋で休憩。ついに雨が降り出しました。この先、雨の中、釈迦ヶ岳への険しい道を慎重に登り、かくし水で給水し、深仙小屋に逃げ込みました。
2024年04月29日 10:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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楊子ヶ宿小屋で休憩。ついに雨が降り出しました。この先、雨の中、釈迦ヶ岳への険しい道を慎重に登り、かくし水で給水し、深仙小屋に逃げ込みました。
これより険しい道が始まります。
2024年04月30日 05:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 5:51
これより険しい道が始まります。
般若岳。持経ノ宿までのほぼ中間点。先はまだ長い。
2024年04月30日 08:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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般若岳。持経ノ宿までのほぼ中間点。先はまだ長い。
持経ノ宿。右隣に宿泊可能な立派な小屋がありますが、無人でした。コーラとコーヒーは売り切れでした。悲しかった。
2024年04月30日 11:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 11:01
持経ノ宿。右隣に宿泊可能な立派な小屋がありますが、無人でした。コーラとコーヒーは売り切れでした。悲しかった。
平治宿。持経宿や行仙宿の小屋と比較して小さいと思いました。中には入っていません。
2024年04月30日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 12:06
平治宿。持経宿や行仙宿の小屋と比較して小さいと思いました。中には入っていません。
青空が見えました。心も晴れます。
2024年04月30日 12:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 12:16
青空が見えました。心も晴れます。
転法輪岳。平治宿から行仙宿までの1つ目のピーク。
2024年04月30日 12:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 12:48
転法輪岳。平治宿から行仙宿までの1つ目のピーク。
倶利伽羅岳。平治宿から行仙宿までの2つ目の名前のあるピーク。
2024年04月30日 13:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 13:23
倶利伽羅岳。平治宿から行仙宿までの2つ目の名前のあるピーク。
時々きれいに咲いている花に癒やされます。
2024年04月30日 14:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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4/30 14:24
時々きれいに咲いている花に癒やされます。
怒田宿跡。行仙岳への急登がここから始まります。
2024年04月30日 14:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 14:43
怒田宿跡。行仙岳への急登がここから始まります。
行仙岳山頂。行仙小屋まであと少し。
2024年04月30日 15:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 15:04
行仙岳山頂。行仙小屋まであと少し。
行仙岳には電波塔があります。
2024年04月30日 15:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 15:04
行仙岳には電波塔があります。
行仙小屋の入口。いろいろな品があります。まさにオアシス。
2024年04月30日 15:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 15:28
行仙小屋の入口。いろいろな品があります。まさにオアシス。
コーラとビールが冷やされていました。ビールは下山まで我慢です。
2024年04月30日 15:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 15:28
コーラとビールが冷やされていました。ビールは下山まで我慢です。
豚汁のおもてなしを受けました。最高でした。おかわりもしました。ありがとうございました。
2024年04月30日 17:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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4/30 17:24
豚汁のおもてなしを受けました。最高でした。おかわりもしました。ありがとうございました。
行仙小屋から日暮れ直前の東側の眺望その1。
2024年04月30日 18:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 18:26
行仙小屋から日暮れ直前の東側の眺望その1。
行仙小屋から日暮れ直前の東側の眺望その2。
2024年04月30日 18:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 18:26
行仙小屋から日暮れ直前の東側の眺望その2。
行仙小屋。
2024年04月30日 18:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
4/30 18:28
行仙小屋。
笠捨山に登る途中でその1。天候の回復を祈ったが、逆に悪くなった。
2024年05月01日 06:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 6:05
笠捨山に登る途中でその1。天候の回復を祈ったが、逆に悪くなった。
笠捨山に登る途中でその2。天候の回復を祈ったが、逆に悪くなった。
2024年05月01日 06:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 6:16
笠捨山に登る途中でその2。天候の回復を祈ったが、逆に悪くなった。
笠捨山山頂。
2024年05月01日 06:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 6:47
笠捨山山頂。
笠捨山山頂からの眺望。
2024年05月01日 06:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 6:47
笠捨山山頂からの眺望。
玉置山山頂。ここまで雨が降り続いていたので、写真を取る余裕がありませんでした。
2024年05月01日 12:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 12:37
玉置山山頂。ここまで雨が降り続いていたので、写真を取る余裕がありませんでした。
玉置神社。空気が違いました。登山ではなく、また来てみたいです。
2024年05月01日 12:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 12:56
玉置神社。空気が違いました。登山ではなく、また来てみたいです。
玉置神社駐車場の売店の看板。うどんとめはり寿司を食べたかった。
2024年05月01日 13:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 13:23
玉置神社駐車場の売店の看板。うどんとめはり寿司を食べたかった。
しかし、休業日でした。残念でなりません。
2024年05月01日 13:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 13:24
しかし、休業日でした。残念でなりません。
大森山山頂。熊野本宮大社までの縦走路のラスボス的な山です。縦走達成が見えてきました。
2024年05月01日 15:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/1 15:34
大森山山頂。熊野本宮大社までの縦走路のラスボス的な山です。縦走達成が見えてきました。
大森山を下りきったところにあります。
2024年05月02日 05:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 5:04
大森山を下りきったところにあります。
五大尊岳に登る途中で、ついに熊野川を見ることができました。
2024年05月02日 05:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 5:28
五大尊岳に登る途中で、ついに熊野川を見ることができました。
五大尊岳山頂(7番靡)。
2024年05月02日 05:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 5:38
五大尊岳山頂(7番靡)。
五大尊岳は双耳峰で、こちらは北峰。標高は780m程度。一方南峰は825mとちょっと高い。しかし、このちょっとの降りて登ってが辛い。
2024年05月02日 05:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 5:38
五大尊岳は双耳峰で、こちらは北峰。標高は780m程度。一方南峰は825mとちょっと高い。しかし、このちょっとの降りて登ってが辛い。
五大尊岳からの眺望。今日は良い天気になりそうです。
2024年05月02日 05:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
5/2 5:39
五大尊岳からの眺望。今日は良い天気になりそうです。
金剛多和(6番靡)。標高450m程度です。低山ハイク気分の道になってきました。
2024年05月02日 06:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 6:56
金剛多和(6番靡)。標高450m程度です。低山ハイク気分の道になってきました。
大黒天神岳(5番靡)。標高570m。残りもわずか。
2024年05月02日 07:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 7:17
大黒天神岳(5番靡)。標高570m。残りもわずか。
大黒天神岳から山在峠に降りる途中、標高約310m地点で。熊野川の蛇行がいい感じです。
2024年05月02日 07:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 7:57
大黒天神岳から山在峠に降りる途中、標高約310m地点で。熊野川の蛇行がいい感じです。
山在峠。標高265m。林道と合流します。
2024年05月02日 08:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 8:02
山在峠。標高265m。林道と合流します。
吹越山。あとちょっとかなと思ってからが長い。
2024年05月02日 08:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 8:24
吹越山。あとちょっとかなと思ってからが長い。
吹越峠。標高300m。ここから登り100m、下り300m。
2024年05月02日 09:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 9:05
吹越峠。標高300m。ここから登り100m、下り300m。
七越峰手前の標高280m地点。大鳥居が見えました。
2024年05月02日 09:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 9:13
七越峰手前の標高280m地点。大鳥居が見えました。
七越峰広場。日常の世界まで戻ってきました。
2024年05月02日 09:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 9:21
七越峰広場。日常の世界まで戻ってきました。
七越峰広場の案内板。
2024年05月02日 09:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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七越峰広場の案内板。
七越峰山頂。標高260m。裏山のレベルですね。
2024年05月02日 09:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 9:27
七越峰山頂。標高260m。裏山のレベルですね。
備崎の登山口。大峰奥駈道順峯の起点です。つまり逆峯の終点。ついに着きました。
2024年05月02日 10:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 10:08
備崎の登山口。大峰奥駈道順峯の起点です。つまり逆峯の終点。ついに着きました。
ここから河原に降りました。
2024年05月02日 10:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 10:09
ここから河原に降りました。
熊野川を渡り切りました。
2024年05月02日 10:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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5/2 10:47
熊野川を渡り切りました。
このあたりを渡ってきました。
2024年05月02日 10:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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このあたりを渡ってきました。
大鳥居脇の世界遺産の碑。
2024年05月02日 11:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:23
大鳥居脇の世界遺産の碑。
大斎原大鳥居を下から見上げる。本当に大きい。
2024年05月02日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:24
大斎原大鳥居を下から見上げる。本当に大きい。
大鳥居横では、田植えが行われていました。
2024年05月02日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:24
大鳥居横では、田植えが行われていました。
大斎原大鳥居その1。
2024年05月02日 11:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:25
大斎原大鳥居その1。
大斎原大鳥居その2。
2024年05月02日 11:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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大斎原大鳥居その2。
熊野本宮大社の鳥居が見えてきました。
2024年05月02日 11:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:30
熊野本宮大社の鳥居が見えてきました。
ゴールまであと僅か。
2024年05月02日 11:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:30
ゴールまであと僅か。
最後の修行。登りの階段。ヘロヘロだったので、一般の観光客にも抜かれました。
2024年05月02日 11:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:31
最後の修行。登りの階段。ヘロヘロだったので、一般の観光客にも抜かれました。
熊野本宮大社神門。
2024年05月02日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 11:36
熊野本宮大社神門。
熊野本宮大社本殿。
2024年05月02日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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熊野本宮大社本殿。
わたらせ温泉大露天風呂のコインランドリー。助かりました。
2024年05月02日 12:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 12:32
わたらせ温泉大露天風呂のコインランドリー。助かりました。
わたらせ温泉大露天風呂。さっぱりしました。
2024年05月02日 12:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 12:32
わたらせ温泉大露天風呂。さっぱりしました。
ざるうどんとさんま寿司。
2024年05月02日 14:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 14:27
ざるうどんとさんま寿司。
紀伊田辺の五右衛門一門店。ウツボの天ぷら。初めて食べました。美味しかった。
2024年05月02日 17:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 17:57
紀伊田辺の五右衛門一門店。ウツボの天ぷら。初めて食べました。美味しかった。
太刀魚の塩焼き。こちらもホクホクで美味しかった。
2024年05月02日 17:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
5/2 17:58
太刀魚の塩焼き。こちらもホクホクで美味しかった。
特急くろしおから見た日没直後の太平洋。放心状態でした。
2024年05月02日 18:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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5/2 18:43
特急くろしおから見た日没直後の太平洋。放心状態でした。
持ち帰った食料。ブラックサンダーはたくさん食べた。柿の種は結構余った。山行中、一度もシャリバテにはならなかった。食料計画としては成功だったと思う。
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持ち帰った食料。ブラックサンダーはたくさん食べた。柿の種は結構余った。山行中、一度もシャリバテにはならなかった。食料計画としては成功だったと思う。

感想

なんとか無事に終わりました。感想というより記録として書き綴りました。
<準備>
 2年前に奥駈縦走を目標にいろいろと調査、計画を進めた。1年前のGWに挑戦する予定だった。荷物が重くなるので、1週間前に21世紀の森から持経ノ宿まで縦走装備で1泊のピストンで試走した。しかし、全くダメで笠捨山で引き返した。そして、その年の縦走は断念した。結果として、極力軽量化に心がける必要性を実感した。
 今回、テントはツェルト、レインウェアも超軽量のもの、ストックもカーボンの軽量のものにした。食料に関しては、日頃の日帰り登山では昼食と少しの行動食だが、今回はカロリーウエイトレシオの高い行動食を選んだ。ブラックサンダー、カロリーメイト、柿の種を選んだ。朝食と夕食はモンベルのリゾッタ、サタケのマジックパスタ、カレーヌードルにした。ザックも45Lのものにした。シュラフや衣類は、防水スタッフバッグにギュウギュウに圧縮した。日頃の登山でも時々膝が痛くなるときもあったので、膝テーピングも準備した。
 日頃は自動車通勤、デスクワークで一切運動をしていないので、トレーニングを兼ねて3月末から毎週末、日帰り登山を続けた。1週間前の週末は、太尾登山口から平治ノ宿までツェルト泊のピストンで試走した。天気予報で2日目は雨とわかっていたので、リハーサルとして好都合だった。日頃は天気予報で雨とわかれば絶対に山には行かないのだが、奥駈縦走で雨がふらないことは想定できない。本番装備で雨の中でも歩けそうなことが確認でき、実行することとした。また、かくし水と持経ノ宿の水場には十分に水があることも確認できた。
<1日目>
 大阪北部在住なので、始発で吉野に向かうと8:30スタートになる。これだと小笹まで到着できるか微妙だった。なので、吉野で前泊して、早朝スタートとした。ただ、吉野の旅館で一人で泊まれるところは多くないし、前もって予約して天候不順でキャンセルするのも申し訳ないので、直前に予約することにした。予約できなかった場合は金峯神社脇の休憩所で宿泊しようと考えていた。しかし、幸運にも「美吉野 桜庵」さんで予約ができた。素泊まりだったので、夕食と朝食を手配する必要があったが、吉野のレストランは基本昼食向けで夕食はほとんどやっていない。Googleマップで探すと近鉄吉野神宮駅のそばに来来飯店があった。登山前のスタミナを付けるのにもってこいの中華料理屋だった。朝食は吉野で柿の葉寿司を購入する予定だったか、夕刻になると売り切れる場合もあるそうで、安全のために事前に購入することとした。しかし、頭の中で柿の葉寿司でイメージができていてどうしようかと悩んだが、吉野に向かう途中で利用する近鉄丹波橋駅の構内に柿の葉寿司の売店があることを思い出し、そこで購入することとした。午前中、自宅で装備の点検をし、お昼ごろに家を出て、丹波橋で予定通り柿の葉寿司を購入した。隣のパン屋のパンも美味しそうだったので翌日の行動食としてクルミアンパンも1つ購入した。ザックには入らないので、手でもった。翌日からが登山本番で1日目はゆっくりできるので、六田駅で降りて柳の渡しから吉野までお散歩気分で歩いた。ただ気温が高く、汗だくになった。吉野神宮まで一部山道を歩くのだが、倒木が行く手を遮っており、道を間違えたかと思ったが正解だった。あまり使われていない山道かもしれない。吉野神宮で道に迷っている外国人のおばさんに吉野神宮駅までのルートを教えてあげた。旅館のチェックインが16時でそれまで少し時間があったので、吉野山無料休憩所で時間を潰した。「美吉野 桜庵」さんはきれいで快適な旅館だった。チェックインして、ちょっとだけゆっくりして来来飯店まで電車で行った。17時オープンを待っていたのに気づいてくださり、少し早めに入れてもらえた。メニューはどれも美味しそうで選択が難しかったが、翌日からのことを考え、スタミナラーメンにした。とても美味しかった。帰りは電車のタイミングが悪く、旅館まで1駅歩いた。旅館に戻って、すぐお風呂に入った。お風呂も快適だった。サービスで草餅をいただき、19時ごろに就寝した。
<2日目>
 この日の目標は行者還岳避難小屋。最低でも小笹。吉野から洞辻茶屋までは昨年10月に8時間で歩いていた。洞辻茶屋から小笹までコースタイムが1:44、行者還岳避難小屋まで6:17。順調に歩けば、小笹までなら6時スタートでも問題なし。しかし、行者還17時着を目標にすると、3時スタートの必要があった。心地よい布団で早く就寝したので2時前にバッチリ目が覚め、朝食をとって2:30にスタートできた。水分はアクエリアス500mlを2本。登山届はメールで奈良県警に提出済みだが、吉野の駐在所でも紙の登山届を提出しておいた。金峯神社まで暗い舗装路を歩き、少し休憩した。ここから山道と舗装路を行き来し四寸岩山の登山口まで来た。ここから四寸岩山まで300m登って200m下って、大天井ヶ岳まで400m登る。四寸岩山への上りの途中で夜が明けた。晴れの良い天気になりそうだった。途中、二蔵宿で休憩中に一人の方に追い抜かれた。その方はとても速かった。洞辻茶屋着が10:30と前回と同じ時間で歩くことができ、行者還まで行く覚悟をした。しかし、洞辻茶屋手前からペースが落ちていた。暑いのと水分補給をセーブしていたからだと思う。これまで洞辻茶屋で売店が開いていたことはなかったが、開いていてコーラを買って飲むことを妄想していた。実際は開いていなかったが少し休憩した。その先の松谷清造本舗の大峯山茶屋が開いていて、これでコーラが飲めると思ったが、飲み物は売っていなかった。しかし、お店のおじさんが個人品の缶コーヒーを譲ってくれた。とてもありがたかった。山上ヶ岳山頂でも少し休憩して、小笹に向かった。小笹では水をがぶ飲みした後、1Lを給水した。多くの虫に取り巻かれ、2箇所噛まれた。5/3時点でもまだ腫れている。給水したおかげで、小笹以降はペースが戻った。大普賢岳への200mの登りも普通に歩けた。大普賢岳と七曜岳の間も何度も歩いたことがあるところで、鎖場もあるのだが、険しいというより楽しいという印象を持っていた。ただ、今回は険しいと感じた。稚児泊でテン泊の準備をされている女性の方がいた。その方が出会った方から聞いた話だと、行者還の水場は枯れている可能性がある。ただ、上流に行くと出ているかもしれないと。その時点で水は800ml程度残っていた。弥山で水を購入できるのは知っていたので、セーブすればなんとかなるとは思った。実際には、行者還の水場は上流に行けば十分に水があった。十分に給水し、避難小屋に行った。小屋には4名の先客がいた。大小2部屋あり3,1名で入っていたので、1名の方に入った。その方はこの日の4時吉野発で3泊で縦走する計画だった。翌日も私より遅く出たが、途中で爆速で抜かれた。もしかすると、私を二蔵宿で追い抜いた方かもしれない。夕食はマジックパスタ。夜は寒くなく、シュラフを毛布のようにして寝た。
<3日目>
 3時頃に起床し、カレーヌードルを食べた。準備を済ませ、4時前に出発。天候が崩れることがわかっていたので、その前に行けるところまで行きたいと考えた。この日の目標は、できれば持経ノ宿、悪くても深仙ノ宿。問題は、深仙から持経まで5時間かかること。しかも水場もない。深仙に午前中に到着しないと持経には行けない。これはかなり飛ばさないと難しいのはわかっていた。
 行者還から弥山までの山道は、何度も歩いているが、非常に気持ちが良い。道迷いの心配もない。それでも暗いうちは慎重に歩いた。聖宝ノ宿跡から弥山山頂まではいつも1時間はかかるのだが、今回は50分で歩けた。最速記録だ。気温が低かったのと、昨晩十分な休息が取れたからだと思う。それでも行者還小屋で一緒だった方には一瞬で抜き去られた。弥山小屋ではコーラと水1Lを購入させていただいた。楊子ノ宿の水場が確認できていないので念の為。残念なのは、弥山神社に立ち寄るのを忘れたこと。空身だと往復3〜4分で行けるのに、先ばかり考えていた。八経ヶ岳にも余裕で登れた。山上ヶ岳にも多くの登山客がいたが、弥山と八経ヶ岳への登山者もそれ以上に多かった。八経ヶ岳から楊子ノ宿までは緩やかに300m下る。ただトラバース道が崩落しているところが何箇所かあったり、激下りがあったりで、ペースがひどく落ちた。また、天川川合登山口に向かう分岐にて、不注意で(下ばかり見ていたので)そちらに行ってしまった。道のイメージはできていたので、すぐに気づき引き返した。また、楊子ノ森の下り基調のトラバースは初めて通るところ(過去に七面山に向かうため山頂経由の道は通ったことがあった)なのだが、安全な楽勝の山道をイメージしていた。しかし実際は急斜面に細い道を刻んで付けたもので、通過には気を遣った。楊子ノ宿小屋で少し休憩したが、このあたりから小雨がぱらつきだした。ここから釈迦ヶ岳まで200mの登り返しである。仏生ヶ岳と孔雀岳を越えるまでは緩やかな山道で歩きやすい。この日は朝から雨装備をしていたがレインパンツだけ履いていなかった。孔雀岳付近から釈迦ヶ岳まで背丈の低い笹が山道にかぶさっており、以前、晴れていても朝露で靴の中がぐっしょりと濡れたことがあった。なので、それほど雨はひどくなかったが早めにレインパンツも履いた。ところがこの後、雨風が強くなり、釈迦ヶ岳への最後の登りの一番厄介なところを風雨の中通過しなければならなかった。すでに、この雨の中を持経まで歩くのは困難と判断し、深仙をゴールと決めていたので、慌てずにゆっくり慎重に歩いた。釈迦を超えた後、かくし水まで下り、そこで大量に水を補給し、深仙までトラバース道を進んだ。深仙小屋には御夫婦の登山者がすでにいらっしゃった。小屋の中をきれいに掃除してくださっており、とても助かった。濡れた衣類などを干して(といっても乾かないが)、寝床を整えた。後から数名の方がやってきて、最終的には6名が小屋泊をしたと思う。途中で入るのを諦めてテントを張る方もいた。しかし、雨風がひどく大変だったと思う。夕食にマジックパスタを食べた。夜中は雨風の音が強く、翌日の天候を心配しながら寝た。
<4日目>
 4時頃から起き出して準備を進めたが、濡れたものが多く、さっさと動けない。朝食はリゾッタを食べた。御夫婦の方は準備の手際が良く、さっと出発された。天気は曇り。この日、古屋の辻まで進んで登山口まで降りると水と東屋があり、翌日中にゴールするのも可能だが、7割方諦めており、行仙宿を目指すことにした。この日もレインパンツ以外は雨装備で出発したが、笹薮の存在を思い出し、出発して100m程度のところでレインパンツも履いた。深仙で一緒だった方には一人を除いてすぐに追い越された。平治ノ宿までは1週間前に往復歩いているので、イメージはバッチリできている。深仙から持経までは450mも下るので、楽なように思える。しかし、長くてしんどいイメージだ。ボスとなる大きなピークはないし、危険なところもほとんどないが、小さなピークを何度も何度も超えなければならない。偽ピークにも何度も騙される。天狗の稽古場のような、晴れていると気分が上向く場所も多くあるのも事実だが、すぐに雨が降り出し面白くない。なので写真もほとんどない。一つ良かったことは、1週間前の雨の際に、靴下までぐしょぐしょに濡れる経験をしていた。2年前の白山縦走では初日に靴の中が濡れ、以降、靴下を変えてもずっと足が濡れたままで、気持ちが悪いだけではなく、マメができて歩くのも辛かった。今回は対策として防水ソックスというものを知って、アマゾンで購入し持ってきた。これの効果があった。持経までの最後のピークである阿須迦利岳を通過すると、後は200m下るだけ。持経には簡単にたどり着ける水場もあるので、ここまで来ると気分は楽になる。持経には誰もいなかったが、大量のコーラの空きペットボトルとコーヒーの空き缶があった。有料販売をしていたようだ。どこに保管しているのか、小屋の内外を軽く探したがなかった。多分売り切れだったと思う。非常に虚しい気持ちになった。水場で給水し、気を取り直して進んだ。平治に到着する頃には雨も上がっていたと思う。平治には深仙で一緒だった方が休憩から出発の準備をしていた。私も少し休憩して行仙に向かった。このころから時々晴れ間が見えるようになり、気分は上向いた。しかし、平治から行仙までは3時間強の行程で370m登って370m降りる結構タフな道だ。このあたりから大きな独り言を言いながら歩いていたと思う。この日の最後に登るボス山である行仙岳の山頂には電波塔があるのを知っている。それが見えると絶対に偽ピークではない。それを探しながら歩き、最後に見つけたときは嬉しかった一方、結構遠いのと標高差も100m近くあるので疲れも出た。ブラックサンダーに力をもらって、なんとか登りきった。行仙宿は多くの人で賑わっていた。深仙小屋の中はお通夜の雰囲気だったが、ここは違った。オアシスだった。小屋番のおじさんとおばさんがいて、至れり尽くせりのおもてなしがあった。今回縦走を達成できた要因の一つは間違いなくこのおもてなしの存在だった。持経でゲットできなかったコーラは3本も頂いた。夕食にはパンケーキや豚汁のサービス(おかわり付き)もあった。ラーメン(麺職人柚子しお)も頂いた。お湯も準備くださった。濡れた衣類や靴はストーブで乾かしていただいた。小屋番のおじさん、おばさん、縦走されている皆さんと楽しいお話もできた。勇気をたくさんもらった。よく眠ることもできた。(私はいびきがうるさいので、他の方には迷惑をかけたかもしれないが、、、)
<5日目>
 朝4時に電気が灯り、皆起きた。小屋番の方がお湯を準備くださったので、助かった。リゾッタを食べて、出発の準備をした。靴やレインウェアも乾いており、助かった。自分としては手際が良い方と思っていたのだが、思い違いだった。他の方々のほうが先にどんどんと出発した。重いカメラを担いでいたお兄さんだけのんびりしていた。昨日はきれいな夕日を見れたので、晴れたら良いと思っていたが、そんなことはなかった。出発時点では曇りだったが、すぐに雨になった。この日は夜まで止まなかった。昨晩、玉置神社駐車場売店のうどんが話題となった。昨日は15時には売り切れだったという情報が入っていた。皆、急いでうどんを食べようということで盛り上がった。ということで、本日のゴールは、玉置神社ではなく、玉置神社駐車場売店のうどんとなった。以後、うどんが頭から離れなかった。
 笠捨山まで標高差300mは急登だったが順調に登ることができた。その後は古屋の辻までは通ったことのある道で700mの下り。しかし、地蔵岳という高くはないが長い鎖場などがある険しい山が控えていた。雨だったので慎重に通過した。その後の古屋の辻までの下りと、玉置山までの400mの登り返しは良いペースで歩けた。雨で体温が上がらずよいコンディションを維持できていたからだと思う。新しく買ったレインウェアは高価な分、性能も良い。雨は通さないし汗は逃がしてくれる。ただ、歩くのを止めると一気に体温が下がって歩けなくなりそうだったので、休憩は取らなかった。玉置山展望台の東屋で初めて休憩をとった。レインウェアの下に1枚着込んだ。山道の横に舗装された林道が走っており、安心感があった。玉置山神社に到着すると、雨にも関わらずそこそこの参拝者がいた。険しい階段の参道を傘をさして歩いているのが大変そうだった。丁寧にお参りを済ませ、神社の方にお礼を言って水をたくさん頂いた。その後、意気揚々と駐車場に向かった。ところがなんと定休日でうどんはなかった。かなり落ち込んだ。仕方ないので自動販売機でコーラを買おうと思ったら小銭が少なく、1000円札もない。なんとか緑茶を買うことができ、味わった。雨も降っていて、ツェルトは自立したいので舗装された駐車場には不適である。電波も入って夜には雨も止むようなので、雨が止むまで進もうと思った。体の調子はよいので、最後のボス山である大森山を越えておきたかった。そうすれば、明日は楽勝だと考えていた。標高差250mの大森山を登っていると、対向の登山者から大森山の山頂はテント張れるとの情報を得たので、そうしようと思った。時間的にも良い感じだった。ところが、山頂につくと、強い風が吹く抜けていた。ツェルトが風に弱いのは実は1週間前に経験していた。夜中につぶれては悲惨なことになる。そこで、少し下って風が弱そうなところでツェルトを張ることにした。まだ雨は降っていたが、なんとか設営できた。気温が下がっていたので、暖かく着込んでシュラフに包まって速攻で寝た。夕食は食べなかった。夜に通過する登山者が何人かいた。意外なところにツェルトがあって驚いた方もいたと思う。一人の方には声をかけていただいた。「明日、降りるだけですので」と返した。しかし、暗い中、あんな山道を歩ける人はすごいと思う。気温はかなり下がっていたと思うが、暖かく眠ることができた。
<6日目>
 3時過ぎに起床した。最終日、体調も悪くなく、筋肉痛も膝痛もない。膝サポーターの効果は比較実験ができないのでわからないが、痛みが出なかったのは事実である。毎日使ってよかった。朝食はカレーヌードルを食べた。お湯を入れる前にシュラフマットの上で容器を倒し、シュラフマットがカレー粉まみれになった。最終日で良かった。大森山から熊野本宮大社まで、12km、500m登って、1500m降りる。コースタイム6時間。すぐというわけではないが、午前中のゴールを目指し、4:30に出発した。電波が入ったので、ゴール地点付近の情報を調べていたら、わたらせ温泉大露天風呂にはコインランドリーが併設されていることがわかった。家族は私の遭難を心配していたが、同じくらい帰路のバスや電車での臭いを気にしていた。温泉とコインランドリーは最強の組み合わせだ。しかも、うどんもめはり寿司もある。気分的なゴールは、わたらせ温泉になった。小さなピークをいくつも越えながら、右手に時々熊野川を見ながらもくもくと歩いた。大鳥居が見えたときには、すごく嬉しかった。河原に降り立った。川を歩いて渡りたい。でも浅そうなところが見つからない。上流にありそうだったので、川岸の苔むした岩場を越えていった。今回の山行で一番難しいところだった。バランスを崩しお尻でトレッキングポールを踏みつけた。見事に折れた。「ここまで来て」とも思ったが「ここで良かった」とも思った。結局、上流にも渡れそうなところを見つけることはできず、もとに戻ってちょっと下流で渡ることにした。他の人は浅い深いをどのように判断したのだろう。私には目視ではわからなかった。どこもそれなりに深そうだった。唯一、波立っているところは浅そうに思えた。もちろん流れが速いのはわかっている。靴はすでに濡れているので、そのまま入っていった。深くはなかったが、流れの強さは想像以上だった。転倒は許されないので、1本のトレッキングポールでバランスを取りながら、少しずつ進み、なんとか渡り切ることができた。晴れていたので、靴や靴下を脱ぎ乾かしつつ、日向ぼっこをしながら、歩ききった達成感を一人で味わっていた。向こう岸に行仙で一緒だった強者のお姉さんがやってきた。自分がわたったところはお薦めしないと伝えたら、下流に探しに行った。やっぱり速い。すぐに見えなくなった。なので、一人で本宮大社にお参りに行った。観光客でいっぱいだった。縦走を貫徹できたこと、丁寧にお礼した。家族のお守りも買った。国道沿いのお店の自動販売機でジュースを買って、おばちゃんにタクシー乗り場を教えてもらった。近かったが、わざわざ連れて行ってくれた。タクシーの運転手さんも優しかった。帰りのバス乗り場も教えてもらった。温泉ではまず洗濯をした。トイレで、レインパンツと最後まで残っていた未使用のTシャツだけになり、レインウェア以外衣類とタオルをすべて洗濯した。コーヒーも飲んだ。その後、温泉に入った。JAF会員証を見せてくれると割引があるよと温泉のおばさんが教えてくれた。スマホ会員証の表示の仕方はおばさんのほうがよくわかっていた。久しぶりのお風呂は本当に気持ちが良かった。その後、うどんと、さんま寿司(めはり寿司は売り切れ)と、ソフトクリームを食べた。15時過ぎの紀伊田辺駅行きのバスにのった。バス停に向かう途中で、行仙で一緒だった先程のお姉さんと二人のお兄さんとまた出会った。最後の挨拶をしてバスにのった。バスは外国人観光客でいっぱいだった。多くの外国人は湯の峰温泉で下車した。皆さんマニアックだと思う。予定だとバスが紀伊田辺駅に到着した15分後に大阪行き特急がある。しかし、バスが15分ほど遅延していたので、1時間遅い電車をバスの中から予約した。で、その1時間で夕食を食べることにした。GoogleMapで「五右衛門」というお店が見つかった。刺盛り、ウツボの天ぷら、太刀魚の塩焼きを食べた。すべて美味しかった。大満足。最後に電車に乗り込もうとしたら、深仙と行仙でご一緒だった御夫婦と再開した。天王寺でご挨拶をして別れた。いつも一人で登山していて、今回もそうだったのだが、行仙での小屋番さんや登山者の方々との出会いは素敵な思い出になった。これからはテン泊ではなく、小屋泊もしてみようかと思った。
<感想>
 挑戦することは好きだが、いつもは念入りに調べたりして、ある程度目処が立たないと実行しない。しかし、今度だけは最後の最後まで自信を持てなかった。いつ体が痛むかわからない、いつ事故にあうかわからない、いろいろな想定ができるが事前にすべてに備えることはできない。そんな中、なんとか達成できたのは幸運だった。雨が続いて天候は悪かったが、3泊は小屋に泊まることができた。行仙小屋のおもてなしは想定外で最高だった。出会った人、皆さんとの会話で心が安らいだ。このレベルのフィジカルな挑戦は今後の人生ではないと思うが、また体を休めて、いろいろな山に登ってみたい。
<おまけ>
 レインパンツのお尻はボロボロだった。おそらく釈迦ヶ岳や地蔵岳などの岩場の上り下りでお尻をついて動く時があって、それが原因だと思う。しかし、この経験はプライスレスなので、気にならない。

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無雪期ピークハント/縦走 大峰山脈 [日帰り]
吉野 本宮
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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