谷川連邦縦走(平標山〜仙ノ倉〜万太郎山〜肩の小屋〜土合)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,291m
コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:15
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 13:45
平標山登山口→平標山の家 AT2h05m/CT2h25 (+休憩10分)
DAY2)平標山の家→平標山 AT/45m/CT50m
平標山→仙ノ倉→エビス大黒避難小屋AT85m/CT85m (+休憩15分)
エビス大黒避難小屋→最低鞍部 AT90m/CT100m
最低鞍部→越路避難小屋 AT20m /CT20m (+休憩20分)
越路避難小屋→万太郎山 55m/CT70m
万太郎山→大障子避難小屋AT70m/CT70m(+休憩10分)
大障子避難小屋→オジカ沢避難小屋AT70m*/CT60m (+休憩10分)
オジカ沢避難小屋→肩ノ小屋 AT80m/CT80m (+休憩35分)
肩ノ小屋→(西黒尾根)→登山指導センター AT3h40m(途中休憩10m×2含)*/CT3h10m
*CTオーバー1 陽射しも出て、オジカ沢の頭への登りがここに来てきつかった。
*CTオーバー2 累積疲労と2日目も減らない荷物で終盤ばて、行動時間12時間経過あたりでふらつきを心配される。西黒尾根の樹林帯をはいったところで、まだ15〜16kgあった荷物の一部(「平標の家のおいしい清水」2.5Lは自宅まで持って帰る!とのおおせにつき)を相方に移動。すみません...
天候 | 1日目ー小雨〜雨〜夕方晴れ 1日目昼頃まで曇り(ガスガス)&昼前から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)土合〜自家用車 |
写真
感想
夏の大雪山縦走に向けたトレーニングとして選定。
当初、土樽〜茂倉岳〜谷川〜平標山〜土樽の周回ルートの予定だったが、台風の影響を考慮し、上記案に変更。縦走トレなので荷物は重量級。1日目17kg(水など5L、共同装備夕+朝食×2人、2テンのテントフライ+ポールなど)、2日目推定16kg。相方は初日18〜19kg程度?(水など5L、テント本体、ロープ、コッヘル、ガス、ランタン、酒、アルコール、リカーなど)
以下、備忘録&感想
●どうまわるか&避難小屋
車だと土樽を起点にすると周回できて便利。ただ、平標新道の徒渉は大雨や台風の後はきびしい。今回は雨の多い台風だったので、日曜の下山も含めてきびしいと判断して平標新道は回避。小屋の人いわく、避けて賢明だったとのこと。
平標山ー谷川間をどちらから歩きはじめるかが悩むところ。縦走中に全ての「カマボコ」避難小屋を実際に見たが、どれも緊急避難!以外での宿泊は避けたいとの印象... 東北などの避難小屋とはちがう...
土合からで肩の小屋で一泊をさけると、東→西への縦走は避難小屋利用を避けられない可能性が高い。結果的には今回の西→東の方がよいかと。吾策新道は地図でみるとエスケープとして使えそうだけど、実際エスケープしたい状況でさくさく下りれる道ではなさそう。(歩いてないですが)西→東ならいざとなったらロープ−ウェイ下山できるので安心。
平標の家の避難小屋はきれいで、うっとり。寝袋も担げば素泊まり2000円。水も潤沢にあり、食卓に使えるテーブルもあり。トイレも避難小屋内からいけるため、いろんな意味で混雑度の高そうな肩の小屋より使い勝手が良い(&安い)と思う。
●ルートに関して(*全て主観的&気になったことのみ)
★平標山〜仙ノ倉 木道が整備されていて、まったくもんだいなし。
★仙ノ倉〜万太郎(大障子避難小屋あたりまで?)が核心。登山道を草木が覆って、膝丈から時に腰以上まであるところが大半。踏み跡はあるので、道に迷うことはない。でも、とにかく歩きにくい。足下は見えないし、滑りやすい。斜面での石・ザレ場もこれまたすべる。雨がふってなくても、草木が前夜の雨や朝露や霧で濡れていると、雨具なしでは下半身がぐっしょり。スパッツだけでは全く無力。そんななかを数時間は歩くので、しんどい。
★万太郎以降、肩の小屋までは笹も刈られ、よく整備されている。
★肩の小屋以降、西黒尾根はご存じ、岩&急登の道。長距離縦走のあとの岩場の下りはリスクが高い。トレーニングでなければ、天神もしくはロープ−ウェイがおすすめかも。
●お花 (7/19時点)
平標山〜仙ノ倉までは本来お花畑だが、遅かったみたい。チングルマなどは終わり。今回は余裕がなく、あまりお花のメモをとっていないけれど、印象に残ったのはニッコウキスゲ。仙ノ倉を過ぎてからと、万太郎山を下りたあたり(だったかな)に大群生の場所がある。あんなにたくさんのニッコウキスゲが咲いているのははじめてみた。とにかく、見事だった。晴れていたら金色に輝いていたと思う。ガスっていて残念。
(見た花)
ナルコユリ、タテヤマウツボグサ、コバイケイソウ、ハクサンフウロ、ゴゼンタチバナ、ジョウシュウオニアザミ、、ニッコウキスゲ、クガイソウ、トモエシオガマ(たぶん)、シモツケソウ、ハナニガナ(たぶん)、クルマユリ、コメツツジ、ジョウシュウキオン、シャジン系(ヒメ?ハクサン?)、ウサギギク、タカネシュロソウ、ウラジオヨウラク、ミヤマキンバイなど。と書くといろいろ咲いてますね。でもお花以上にとにかく草や笹をかき分けて進んだ印象の方が強い...
●その他
土曜の天気が悪かったこともあり、平標の家の小屋泊まりは男性1,女性2人組1組のみ。避難小屋は私たちのみ。(小屋があまりに素敵&昼過ぎまで雨でテント泊から変更)。日曜も谷川方面から同縦走路を逆に来たのは、10人もいなかったと思う。とにかく人がいない静かなルート。だったが、ガスガスで素敵な稜線がなにもみえず、残念...
今回は万太郎山をすぎるまで涼しかったこともあり、2日目は下山までで2Lも飲まなかった。これは非常にレアケース。本ルートは基本、給水が難しいし、晴天時は暑いと思うので、水の量に注意。
稜線を歩ききり、ヘロヘロになって肩の小屋まで這い上がると、そこは、原宿ですか?といった人混み。トイレは長蛇の列。レジャーシートを広げる若者グループやファミリー。こぎれいな山ガール。そのギャップにしばし呆然....
肩の小屋直前までガスガスで展望は楽しめず、サクサク歩ける縦走路ではなかったため、ひたすら修行モード。晴天に歩くとまた印象が違うのかも?
とにかく、ひさびさにぐったり。下山後の温泉で、露天風呂に行く階段を下りるのを一瞬、躊躇するほどしんどかった...
火曜現在、ひさしぶりに激しい筋肉痛... やばい。
先日馬蹄形でヘロヘロになったばかりだから、「谷川?」って気になってたの。
うーん、気になる。
でも、辛そう。。。
ハロー。距離でいうなら、馬蹄形1日で歩くほうが大変そうだよー。(歩いたことないけど、ふたりの記録みたらおなかいっぱいになった...)
今回は長期縦走トレで重めの荷物で歩いたのでしんどかったけど、軽めの荷物&展望がよければ、もっと楽しんで歩けるよ思うよ。興味があったらぜひ!
ゆっきーも とうとうどMの仲間入りかあ…
いやー、基本、 いやし山行派ですよ。今回はつれがSモードだったのだと。
ま、訓練なのでいたしかたなしー。
また、山でご一緒してねー。
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