白馬岳、雪倉岳、朝日岳/花と太陽と汗を満喫の蓮華温泉周回


- GPS
- 58:26
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 3,348m
- 下り
- 3,343m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:59
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 10:33
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 9:54
8/1 12.415km +1038m -1632m
8/2 12.179km +882m -1519m
天候 | 7/31~8/2 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉の駐車場は一番奥の70台程のが丁度満車。少し戻ったところにある道路の幅の広くなったところに駐車。(金曜日午前5時30分) 日曜日午後4時にはさらに離れた場所に車が停められていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 登山口にあり ■危険個所 特になし |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉 蓮華温泉の立ち寄りは16:00まで・・・入れませんでした |
なんかもやっとした空で、日本気象協会の山の天気予報も曇り時々雨程度だったので、今回は余り期待はできないかとこの時点では思っていた。
「360度パノラマ」ボタンを押すと「360度パノラマビューアー」が開き、マウスでぐるぐる見回すことが出来ます。
レコ下部のブログパーツ部分でも操作できます。
「360度パノラマ」ボタンを押すと「360度パノラマビューアー」が開き、マウスでぐるぐる見回すことが出来ます。
下のブログパーツ部分にも張ってあります。
出発前に朝日小屋のHPで確認したときには水平動は残雪の状況が良くなく通行禁止とのことでしたが水平道のロープがなくなっています。
・・・がここは予定通り山頂を回るコースを取りました。
(7/31に水平道は通行可能になっていたようです。ただし踏み抜きや木道のスリップに要注意とのこと)
今回のルートは右へ曲がり長栂山の南側とトラバースしていく。
雪渓が見え、ルートがトラバースしているのが見える。
1個目の雪渓が下りながら横断していく感じで滑りそうだったのでチェーンスパイクを着用した。(後に続いた団体は滑り止めなしで歩いていた)
この辺が標高1180mくらいで今回のルートで一番標高の低いところ。ここから蓮華温泉までは300mの登りになる。
特に兵馬の平までは距離は短いが急坂です。
5歩登っては10秒休憩、岩があったら腰をおろして休憩、という感じでのろのろと登りました。
・・・暑い・・・
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 2
予備電池 1
1/25,000地形図
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 2L
ティッシュ 1
三角巾 1
バンドエイド 5 靴ずれ用
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着
ストック 1
水筒 1
時計 1
非常食 5 行動食、おやつ
カメラ 2
虫よけ 1
日焼け止め 1
ガスバーナー 1
クッカー 1
折り畳み椅子 1
ナイフ(十徳) 1
飯 9
寝袋 1
枕 1
トイレットペーパー 1
|
---|---|
共同装備 |
サバイバルシート 1
ファーストエイドキット 1
医薬品
車 1
GPS 1
テント 1
マット 1
テントマット 1
ランタン 1
|
感想
山歩きに花は必要という訳ではないけれど、花が咲いていれば景色が一段と鮮やかになる。麻雀で言うと小三元が大三元になるくらい?
という訳で、「花をめでる山歩き」の最高峰の1つと言える白馬、雪倉、朝日を蓮華温泉から周回してきました。
3日間とも晴天で、剱岳がカッコ良い△で、雪倉岳~朝日岳は緑と白のコントラストが綺麗でした。アップダウンが激しく私には厳しいコースでしたが、蓮華温泉に戻った時の達成感は大きかった。
花は写真の通りに沢山、どこを見ても花だらけという感じでした。レコを書いている今でも雪渓の手前に咲くチングルマや雪倉避難小屋の脇に咲くタカネマツムシソウの花畑が目に浮かびます。
それと、水。赤男山トラバースの常水や朝日岳の雪渓から流れる沢水の冷たくておいしい事!晴天で暑さにへばっていた私には小屋で飲んだ500ml缶ビール以上に素晴らしかった!・・・というかあの水場が無かったらぶっ倒れていたかも知れない。
・・・という3日間でした。
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前にも書きましたが、花の写真を撮りつつの山行はバイアスロンとほぼ同じ。
スキー → 山を歩く
射撃 → 花の写真を撮る
この2つの複合競技みたいだな、と。山アスロンと呼んでも良いかと。
この、花の写真を撮る、というのが曲者で、ちょっとカッコイイのを撮ろうとすると、背景が青空や風景になるように花の前にしゃがみ込んで、無理な姿勢でファインダーか画面を見ながらピントを合せて、手振れしないように息を止めてシャッターを押し、失敗したらもう一回、ちゃんと取れたら立ち上がる(目眩)、という動作を一枚一枚繰り返します。20kgザック背負いながら。
「花をめでる山歩き」とかとてもゆるい感じがしないでもないですが、私のような山アスロン界の最底辺(体力が少ない)にとっては、写真の1枚1枚が殺るか殺られるかの真剣勝負。このハクサンコザクラを撮ったらもう2度と立ち上がれないかもしれない・・・
前置きが変な方へ進みかけましたが、今年の夏のアルプス歩きは「花をめでる山歩き」の最高峰とも言われる白馬・雪倉・朝日を蓮華温泉からの周回コースで行ってきました。
■1日目
蓮華温泉の脇から登山道に入り暫くは見晴らしの無い樹林帯を登る。次第に雪倉岳や朝日岳がちらちらと見えるようになってきて、一気に見晴らしが良くなったと思ったら天狗の庭に着いた。2時間くらいかかった。そこからまた樹林帯を登ると今度は1時間少々で這松帯に出る。青空がまぶしい。少し行くと白馬大池に出た。チングルマやハクサンコザクラの大規模なお花畑がある。雰囲気の良い池もあるので写真を撮るには絶好の場所だ。
天狗の庭で一緒だった方に声を掛けられ話をすると、今日はここにテントを張るらしい。池もあって花もあるので眺めの良いところでのんびりするのに最高のところだ。白馬岳にはテントを張った後、往復するらしい。
花の写真を撮るために何度もしゃがんで立ってを繰り返していたら疲れてしまい、雷鳥坂を登るペースががくんと落ちてしまった。休み休みゆっくり登る。
朝方低い位置にあった雲が次第に上に登って来た。小蓮華山に登るころには白馬大池は今にも雲に飲み込まれそうだった。
小蓮華山まで登るとようやく白馬岳が見えるようになり、三国境を越えると剱岳が見えるようになった。次第に異世界に踏み込んでいく感じ。
この辺で先ほど白馬大池にテントを張っていた方に追いつかれる。2名だったのだが1名になっている。1名は体調が良くなく大池でのんびりしているとのこと。ヤマレコの話が出て、YYTAIさんらしいことが判明、自己紹介。レコで名前を見たことがあるな、と思っていたら奥武蔵がホームグランドの人だった。山頂までご一緒させてもらった。
山頂には13時半頃に到着。大勢の人が居てさすがに人気の山だ。上がってきていた雲にも飲み込まれずに済んだようだ。YYTAIさんは写真を撮ったあと引き返していった。大池には17時前には着くだろうから大丈夫・・・朝からだと12時間行動?大変だぁ。
どうせ明日の朝も山頂に来るだろうからと思いつつもパノラマ写真を撮って頂上山荘に降りる。頂上山荘と言いながら白馬山荘の方が上にある。テントを張って、暇なのでテント場の裏にある丸山に登ってみたりした(結局、夕方、日没、夜、翌朝の4回登った(笑))。
■2日目
朝3時半に起きると物凄い風が吹いていた(様な気がした)。テント泊でこれほど風の吹いたことは無い。テント場は稜線ではなく小さな谷にあるので直接風に当たるわけではないのにこの風ということは稜線は相当な風だろう・・・と思ってうだうだしていたら4時半を回ってしまった。うだうだしていても仕方が無いのでテントを出て稜線に偵察に出てみると、たいして強い風ではなかった。急いで荷物をまとめて出発。日の出はタイミングを場所が合わず失敗。
白馬岳へはゆっくり登る。昨日にも増して人が多い。昨日雪渓を登って、今日山頂という人が多いのだろうか?それにしても今朝は天気がよく、剱岳どころか槍ヶ岳もクッキリ見える。であれば・・・と探すとやはり富士山も見えた。
今日のコースタイムは標準で8時間15分。6時に出発したので14時過ぎに朝日小屋に到着・・・するわけは無く、休憩などを見込むと16時頃になるだろうか。余りのんびりとしてられない。
白馬岳を越えて三国境で雪倉岳方面へ折れるととたんに人が少なくなった。岩礫の斜面を下るとそこかしこにコマクサが咲いていた。さらに下ると、タカネマツムシソウやらチングルマが出てきた。特にタカネマツムシソウが目を引いた。
鉱山道(雪の状態が悪く通行止めらしい)と道を分け、鉢ヶ岳をトラバースしていくと、斜面に雪渓とお花畑が現れるようになった。肉眼では一面の花に見えるのだけど、写真に撮ると緑一色の中に白や黄色の点がさびしく散在しているようにしか見えない。
雪渓のトラバースはこの日はここだけだった。アイゼンなどは付けなかったが、1つめの雪渓はもし滑って止まらなかったら危険かも知れない。
雪倉岳避難小屋の裏はタカネマツムシソウを始めとして何種類かの花で構成されるお花畑があって壮観だった。
雪倉岳へは200m程度の登り。40分くらいかと思ったが50分ほど掛かってしまった。山頂手前からの白馬岳方面の眺めが絶景だった。
雪倉岳から下っていって、赤男山との鞍部を越えると、標高が下がり、樹林帯を行くようになったので、とても暑く感じ始めた。常水の水場に付く頃にはもうヘトヘトになってしまった。水場で顔を洗ってスッキリし、冷たい水をがぶ飲みして水筒に補給した。見上げる朝日岳が結構でかい・・・これを越えていくのだが、標高差は400m近いので結構大変だ。もっとも水平道の方も結構なアップダウンがあるので大変らしい。水平道との分岐から山頂まではコースタイムは1時間30分だが20分余計に掛かった。最初の部分の急登ですっかり息が上がってしまい、それ以降ちょっと進んでは休んでを繰り返してようやく登りきった。ちなみに、雪倉岳前から抜きつ抜かれつしていた方はここを40分で登ったのだとか。凄いなー。
朝日小屋前にテントを張って、9時前には既に眠っていたようだ。途中1回起きたがそれ以外は熟睡。
■3日目
熟睡しすぎて寝坊した。4時には起きる予定が5時ちょっと前まで寝てしまった。荷物をまとめて6時に出発したら、テントは残り1張りになっていた。皆早い。
朝日岳への登りは、朝方で気温は低いはずなのに風が無いため結構暑く感じた。虫が多いのも不快指数を押し上げてる。
今日の行程は、朝日岳からはずっと下りで、最後蓮華温泉までが多少登ることはざっと把握していたが、その高低差は300mくらいと聞いてちょっとうんざり。昨日の朝日岳よりは標高差が小さいけども、標高は1200mくらいまで降りるので気温が高いはずだ。それに今日は風が弱い。暑そうだ・・・。ちなみに今日も赤外線紫外線が肌を焼いているのが実感できるほどで太陽を遮るものは無い。
朝日岳の山頂ではツアーの団体と一緒だった。白馬への登りでも合っていたので同じ日程で回っていたようだ。団体といっても6人くらいのこじんまりとしたもの。自分より年が少し?上の女性の方ばかりだったが、聞こえてくる話からは、朝日岳は何回目だとか、ここから見える山は大抵登ったとかで、ベテランぞろいのようだった。やはり朝日岳まで来る登山者の雰囲気は白馬に比べて、濃い。
朝日岳を越えて行くと昨日のようなフラワーロードを歩く。
雪渓の下の沢の水が冷たくておいしかった。水筒やらペットボトルに入るだけ入れておく。たぶん今日水は目一杯必要になる。
水場で休憩して朝飯を食べる。おいしい水と正面に雪倉岳が見えるいい景色でいい気分だ。
五輪高原までは花が多かったが、花園三角点を越えると樹林帯の中の急坂を下りていくことになる。ひたすら下って白高地沢の橋に到着。ここで休憩。
橋を渡ってさらに標高を下げていく。瀬戸川を橋で渡る辺りがもっとも標高が低く1180m程度。そこから兵馬の平までの登りが大変だ。既に午後になり気温も上昇しているので暑さで息があがる。5歩登ったら10秒休憩、座るのに丁度良い岩があると休憩…みたいなペースで登る。朝方保温ボトルにいっぱいにしておいた雪解け水を喉に流し込むと、まだ冷たさを保っていて生き返る。
この辺で、後ろから追いついてきたおっちゃんと一緒に歩くようになった。道を譲ろうとしたのだけど、追い抜いていく体力はないとのこと。聞くと今日は2時半頃に白馬頂上山荘を出発してきたとのこと。歳は65とのこと。凄いなー。
2人して休み休みヨロヨロと登っていくと、兵馬の平に出た。15時前か。意外と遅くない。ここまで来ればあとは緩い登りになるので、これなら16時頃には蓮華温泉に登れそうだ。
その後、猿倉までタクシーで戻ると言っていたおっちゃんを白馬駅まで車で送って家に帰った。
追伸)素晴らしい3日間の晴天。太陽を満喫した結果、日焼けが痛い・・・
Mt.Shiroumadake
Mt.Yukikuradake
Mt.Asahidake
コメント
この記録に関連する登山ルート
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一体どうやって撮影するのでしょうか??
はじめまして。
全く同じルートを計画していて、大変参考になりました。
静かな山歩きがしたく、少しだけ人気の山域から外れ、
のんびりポクポク歩きたいと思っています。
それにしても、素晴らしいぐるぐるフォトですね!
messiahさん、はじめまして。
白馬岳のようなど派手なところも悪くは無いですが、今思い返してみても雪倉岳~朝日岳~五輪高原あたりは特に良かったです!
いつか機会があれば黒岩平の方へも行ってみたいと思いますね。
ぐるぐるフォトは、対角魚眼レンズで全方向抜けの無いように、水平方向に6枚+真上1枚+真下2枚を撮って、PTGuiというソフト(フリーソフトならHuginとか)で繋ぎ合わせて360°×180°の全方位画像を作ります。
この辺は写真道場さんのサイトを見て真似しました(http://www.dowjow.com/panorama/2010/03/post-9.php)
出来た画像をヤマレコの写真としてアップすれば、パノラマ写真を開いて「360度パノラマ」ボタンからぐるぐるすることができます。
自分は360Cities(https://www.360cities.net/)にパノラマをアップロードしてEmbed Codeを取得し、ヤマレコのブログパーツに登録することでヤマレコ上でぐるぐるできるようにもしています。
ヤマレコではこんな方法も紹介しています(http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=725)
RicohのTheataなら一発でパノラマ写真を撮れるので、鎖場の途中とか、狭い足場の所とかでスリルあるパノラマが撮れて面白そうです
sako59さん こんばんは
3日間の縦走 お疲れ様
晴天に恵まれ 充実した3日間になったようですね
1日目 テン場から丸山へ4回も往復しちゃいましたか
そのときは まだまだ余裕だったのですね
朝日岳までも お花畑だらけで なかなか前に進まなかったのでは
最後は ヘトヘトなのに蓮華温泉まで登りなんですね
これはキツイ!しかし そんな時 おっちゃんとのいい出会いがありましたね
写真も みな素敵で360度写真 とても 面白いですね
皆さんの写真を参考に こうとったらいいのかな?
と撮るも いつまでたっても へたくそ写真です
朝日岳も行ってみたいですね 周回は無理だが朝日岳だけなら どうにか行けるか?
次のレコも 楽しみにしています
8月は暑いので 山ちょっとお休みの YYTAIでした
YYTAIさんこんばんは。
白馬ではどうもです。
1日目は余裕だったのですが、レコの通り2日目、3日目とヘロヘロになってました。
暑さに弱いのです・・・
これは真夏の奥武蔵で鍛えないといけませんかね
写真は難しいですねー
やっぱり実際の景色とは別物になってしまうので。
朝日岳は是非がんばって縦走をお勧めします!
小屋の食事もおいしいらしいですよ。
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