記録ID: 6907143
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ハイキング
朝日・出羽三山
祝瓶山 ロックの日🎸花々彩る天空の塔列(鈴振尾根)
2024年06月09日(日) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:11
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,066m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:12
5:09
4分
スタート地点
7:11
7:11
51分
817p東の鞍部(ブノグラノタルミ)
8:02
8:02
43分
1068p
12:40
12:40
24分
817p東の鞍部(ブノグラノタルミ)
14:21
ゴール地点
このお山に限らず全部そうですが,とくに祝瓶山に関しては,ここ数年~最近に先行されたヤマレコでなじみの方々の,多くのレコが参考になりました。皆様ありがとうございます。
ロックの日は...たまたまですがロックの日ということで気分がブーストされ,脳内にローリング・ストーンズを響かせながら歩きました。
ロックの日は...たまたまですがロックの日ということで気分がブーストされ,脳内にローリング・ストーンズを響かせながら歩きました。
天候 | 高曇りのちときどき晴れ 風すこし 気温高め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■たいへんよく整備されており,全区間広めに刈られていて,緩いところも急なところも登りやすいです。ありがとうございます。危険箇所はなく,淡々と登ります。整備に参加されている方のHPを拝見しますと,一の塔直下の笹薮の刈払いに難渋されているとのことでした。 ■817pの先の鞍部(ブノグラノタルミというそうです)までは,基本的に緩登でゆっくり高度を上げていきます。大朝日側の展望がずっと良いです。 ■一の塔へのやや急な登りは低木帯のなかで見通しはききませんが,見晴らしポイントが2カ所あります。一か所は1068pです。 ■一の塔から先は高山漫歩な感じです。お花が急に増えます。 ■「鈴出の水場」はちょっとだけ入口を探してみましたがわかりませんでした。2000年代末の記録写真では,登山道上のキタゴヨウの木の脇に大きな木製標識が出ていました。 |
その他周辺情報 | ■交流センター「りふれ」 日帰り入浴(沸かし湯)300円。キャンプ場併設です。 ■一の塔は地元の方は一ノ戸と書かれるようです。二ノ戸は縦走路分岐のあるピーク(本レコの四番ピーク=登山道から一の塔の背後に見えるピーク)だそうです。 ■以下,「越後の山旅(新版2巻本)」より,祝瓶山に関連する部分から一部を拾い出し。主に小国側での文献・伝聞が出典で,著者の解釈が入っていると思われます。 [開山と衰微の伝承]役小角による開山祭神は,大朝日岳・天照大御神,中ノ岳・月読命,西朝日(奥朝日)岳・建御名方神ほか。この信仰は,鎌倉幕府の最明寺氏が弾圧して雲散した。 [祝瓶山の別名・別表記」 尖嶂(峰),伊波比加咩,小旭,小朝日 [近代の関係者]五味沢の斎藤家は朝日岳神社の山先達家。明治25年・30年に登山道改修を行った。 [(小国側の?)朝日岳神社由来書の解釈]「朝日岳神社」は祝瓶山にあり,石滝川の左右にある白太郎山(虚空蔵菩薩),足駄山(愛染明王)とセットであった。 [沢筋の掛小屋]多くは熊狩兼ゼンマイ小屋。"鈴出小屋"は鉱山小屋の跡。 [祝瓶山の合目表示]"823m"(現在の817p)が一合目。"1240m"(一の塔)が二合目。山頂が三合目。 [山頂]藤島氏の時代には,山頂に石の小祠と鉄鳥居があった。 |
写真
これもみんなが写真を撮る,最初に一の塔(一ノ戸)が見える場所。「鈴出の水場」の近くです。ここで休憩。奥に見えてるのは四番目のピーク(=ニノ戸)で,山頂ではありません。※水場入口は探索してもみつからず。
視界の左側は,大朝日様から綿々と続く山塊。登るにつれ背後の山々までだんだん見えてきて,気分アガります。大朝日岳は登り始めのかなり初期に見え始めまして歓喜,その後もほぼ登ってる間じゅう見えていました。
1068mの小ピークに来ました。一の塔があそこに近づいて,終盤に来たな,という感じです。ここで植生も変わって木の丈がぐっと低くなり,キタゴヨウはもう現れません。この場所は,目を引く「アカモノロード」になってました。
そして左を見ると,これは!すっごーい(@ ̄□ ̄@;)!。右に大玉山がどーんと現れ,左遠方に相模山の尾根筋がせりあがってきて,これまでよりも"全貌"に近い姿があらわれます。
長大な支尾根がぜんぶ主稜に向かって収れんしていって,その果てに西朝日・大朝日をどどーんといただく姿は,こりゃ神景色と言えましょう。
長大な支尾根がぜんぶ主稜に向かって収れんしていって,その果てに西朝日・大朝日をどどーんといただく姿は,こりゃ神景色と言えましょう。
再び見通しの効かない林間を登りつめて一の塔に着くと急に,背後も含む360度が開けます。劇的。さっき通った817pがだいぶ下に見え,徳網山の向こうに鷲ヶ巣山が(左奥)。ここから先は灌木帯で,まったく展望が途切れず,お花の種類も各段に増えて,1時間のビクトリーロードって感じでした。
…頭に思い浮かぶものがあります。...toujimaさんが先月の山行で大玉山側から撮られた,スーパーかっこいい祝瓶山の写真をトレースしました(お借りしました...ありがとうございます)。山頂稜線を真横から見ると,一の塔から山頂まで,ピークが五個あります。これを順に踏んでいく感じが,
一の塔から数えて三個めの小ピークに来ました。まもなく大玉山を経て大朝日に至る縦走路(写真右側の尾根)を分けます。いまや,大朝日の両翼に東の葉山(長井)〜御影森から西の桝形山まで,長大な朝日連峰がどっかーんと広がって見えるのでした。(主稜はごく一部しか見えてませんが)
数パーティの先行者さんたち(団体さん含む)がみな下山されて,たまたま貸し切りになった時間に山頂に着き,一時間近く過ごしました。至福です。名残惜しいですが下山です。また三角点の写真を撮って見納めです。
感想
ハンナリ平?,イワイガメ山?...空想をかきたてられる地名です。かなり以前に地名に惹かれ,周囲のお山や平地から遠巻きに眺め,ずっと心にひっかかってたお山に登れました。ありがたやです。
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コメント
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祝瓶山とストーンズの組み合わせ、最高です。
もちろん響かせた曲は、tell me や as tears go by などのバラードではなく、不満をぶちまけながらすべてを黒く塗りつぶすようなギンギンのロックですよね。(笑)
それにしてもストーンズのメンバーは高齢者の鑑ですね。あんなパワフルで素敵なじいさまになりたいものです。
鈴出の水場分岐はナチュラルすぎて見落としますね。
ストーンズのアルバムはほぼすべて所有してますがロックの日は寝坊して角田山でした(笑)
たくさん拍手をいただきましてありがとうございます。
皆さんのようにロックな山登りは羨ましい限りです。自分のそれは演歌調のような歩みです。そのうち人生を達観した能のような歩みになるかもしれません。
ちなみに途中からサックスの入るBrown Sugarがいいですね。高校の頃よく聞きました。あとややポップなout of timeもお気に入りです。
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