谷川連峰馬蹄形縦走 蓬ヒュッテ泊

2024年06月08日(土) ~ 2024年06月09日(日)

• GPS: 18:12
• 距離: 25.8km
• 登り: 2,333m
• 下り: 2,900m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 1:59
• 合計: 9:10

6:08 白毛門登山口駐車場
6:16 6:16 谷川岳インフォメーションセンター
6:22 6:23 谷川岳山岳資料館
6:36 6:45 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
7:19 7:20 天神平
7:31 7:32 天神尾根・田尻尾根分岐点
7:41 7:41 天神平・天神峠分岐点
8:01 8:02 熊穴沢避難小屋
8:35 8:45 天狗の留まり場
9:05 9:06 天神ザンゲ岩
9:19 9:37 谷川岳・肩の小屋
9:42 9:48 トマノ耳
10:06 10:06 谷川岳
10:12 10:24 富士浅間神社奥の院
10:47 10:53 ノゾキ
11:21 11:21 一ノ倉岳
11:22 11:24 一ノ倉岳避難小屋
11:48 12:10 茂倉岳
13:15 13:15 笹平
13:49 14:04 武能岳
14:39 14:39 蓬峠
14:42 14:50 蓬ヒュッテ
15:00 15:06 蓬ヒュッテの水場
15:18 蓬ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:53
• 合計: 9:29

4:43 蓬ヒュッテ
4:52 4:53 1544ｍ地点分岐
5:29 5:35 七ツ小屋山
6:03 6:03 冬路ノ頭
6:20 6:20 清水峠
6:36 6:41 清水峠白崩避難小屋
8:37 8:43 ジャンクションピーク
9:07 9:07 朝日岳
10:14 10:34 笠ヶ岳避難小屋
10:41 10:42 笠ヶ岳
11:27 11:33 白毛門
12:21 12:27 松ノ木沢の頭
14:06 14:08 東黒沢
14:12 白毛門登山口駐車場

天候

6月8日 ほとんど晴れ、風も弱く日差しが強い。
6月9日 霧と強風で体感温度は低い、稜線では時々ふらつくほどの強い風。
白毛門まで標高が下がると、視界はよくなり風も収まったが、時々日差しがあり気温も上昇。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白毛門登山口の広い駐車場、土曜日の朝6時でかなり埋まってましたが、奥の駐車スペースはまだ空きがあり。

コース状況／危険箇所等

分岐には道標があり、迷う箇所は無し。
谷川岳肩の小屋下の残雪は、登りはステップを外さなければアイゼン不要。
時計周りなので白毛門からの下りが核心部、山頂から前半は滑る岩場の下りから後半はえぐれた根っこの段差、ルートを間違えると体力の消耗が激しく、最後まで気が抜けない。

その他周辺情報

下山後に土合山の家の日帰り温泉、新しい施設でした。
https://www.doai-yamanoie.com/onsen.php

写真

6/8 6:08

下山口に車を停めて、谷川岳ロープウェイ乗り場まで車道歩き。

6/8 7:03

昔より進化したロープウェイ、強風でも揺れない？。

6/8 7:18

天神平からの谷川岳、これだけで満足。

6/8 7:20

そして明日向かう朝日岳、笠ヶ岳と白毛門。

6/8 7:33

登り始めるとすぐにイワカガミ、この先二日間いつもそばで咲いていてくれました。

6/8 7:45

まだ背の低いギンリョウソウ。

6/8 7:49

今日の晴天に感謝。

6/8 8:35

白い花

6/8 8:39

黄色の花はミヤマキンバイ？
（ピントが甘い）

6/8 9:13

しっかりとステップがある残雪、傾斜も急ではなく距離も短い。

6/8 9:19

ここまで来れば、山頂までもう一息。

6/8 9:35

噴火口か？

6/8 9:42

トマノ耳に到着、ここから縦走の始まり。

6/8 9:44

隣のオキノ耳

6/8 9:56

縦走路を飾るハクサンイチゲ、こんなに見たのは初めてかも。

6/8 10:05

この素晴らしい景色の中を歩ける幸せ。

6/8 10:11

ハクサンコザクラかと思ったらユキワリソウも満開、ハクサンイチゲと競うように。

6/8 10:12

富士浅間神社の鳥居を見上げると、夏空。

6/8 10:36

一ノ倉沢へと続く雪渓。

6/8 11:14

一ノ倉岳避難小屋は小さかった。

6/8 11:15

一ノ倉岳の山頂標柱と一等三角点。

6/8 11:27

残雪の稜線の先に上越国境の稜線。

6/8 11:28

遅くまで雪が残ったから？まだショウジョウバカマが見頃。

6/8 11:38

ハクサンイチゲの先には、雲が被る谷川岳。

6/8 11:43

以外と地味な茂倉岳山頂。

6/8 12:15

武能岳へ続く道、残雪の模様が面白い。

6/8 12:31

ここは花道。

6/8 12:35

明日登る朝日岳から笠ヶ岳と白毛門を一緒に。

6/8 13:43

武能岳山頂への急坂。

6/8 13:46

その先に山頂。

6/8 13:49

武能岳の山名標柱は道標か？

6/8 13:50

大源太山の奥は巻機山？

6/8 13:51

眼下に蓬ヒュッテ。

6/8 14:12

フデリンドウ三人組

6/8 14:21

道の途中、シラナアオイが綺麗に咲いている。

6/8 14:39

キンポウゲの道で蓬ヒュッテへ。

6/8 14:39

朝日岳、笠ヶ岳から白毛門を望む池塘。

6/8 14:42

蓬ヒュッテに着くと、小屋番のお兄さんがニコニコしながら、往復約25分の水汲みを説明してくれます。

6/8 15:05

よく冷えた湧水、喉に染み渡る。

6/8 15:11

小屋へ戻る途中、ミツバツツジか？。

6/9 4:35

次の日の早朝、夜半からの強風は変わらず、おまけに霧で真っ白。
前日の天気予報（小屋の中でdocomoが普通に使えます）では、確かに曇り予報でしたが・・・昨日とは別世界。

6/9 5:14

黙々と登っていると霧の中から木道が出て来た。

6/9 5:18

昨日歩いた稜線が、なんとか見える。

6/9 5:29

七ッ小屋山の山頂、今にも雨が降りそう。

6/9 5:29

三等三角点

6/9 5:37

大源太山への分岐。

6/9 5:54

今日も道すがらのシラネアオイ。

6/9 6:03

通りすがりに、冬路ノ頭の山頂標識。

6/9 6:05

眼下に送電線監視所と白崩避難小屋。　

6/9 6:10

北側の空は、少し青空なんですけど。

6/9 6:18

新しく大きな送電線監視所、関係者以外は入れません。

6/9 6:20

白崩避難小屋、中にトイレもあります。
昨日は満員、泊まれない人もいたとか。

6/9 6:21

山の神様へ無事下山を願う。

6/9 6:48

立ちはだかる？送電鉄塔。

6/9 6:54

北側の霧が取れて、奥に巻機山が見える。

6/9 7:19

鮮やかなムラサキヤシオか？

6/9 7:22

エンレイソウとツバメオモト

6/9 7:24

見上げる先は、ジャンクシャンビークか？

6/9 7:37

今日もイワカガミと一緒に登るよ。

6/9 8:07

ジャンクションピークまでの辛い登り。

6/9 8:31

眺めのない急登を越えて辿り着く。

6/9 8:53

しばらくは穏やかな木道、天気が良ければ天国かも。

6/9 8:55

宝川温泉への分岐。

6/9 8:55

この先に宝川温泉が・・・。

6/9 8:59

チングルマで我慢する。

6/9 9:00

霧に濡れたホソバヒナウスユキソウ

6/9 9:01

朝日岳山頂に到着、関東百名山ですが一面真っ白。

6/9 9:02

二等三角点とお地蔵様

6/9 9:08

山頂周辺はホソバヒナウスユキソウの群生地でした。

6/9 10:04

鞍部まで降りても、笠ヶ岳が見えない。

6/9 10:10

笠ヶ岳山頂手前の避難小屋

6/9 10:11

強風から避難できました。

6/9 10:39

相変わらず白い山頂の笠ヶ岳。

6/9 10:39

三等三角点

6/9 11:19

風に揺れるタムシバの花。

6/9 11:28

最後の山頂、白毛門に到着です。

6/9 11:29

お賽銭を入れるのを忘れました。

6/9 11:37

白毛門からは少し谷川岳の斜面？が見える程度。

6/9 12:00

大きな岩の急降下が続く途中、ジジ岩とババ岩。

6/9 12:15

アカモノの花が咲くよ。

6/9 12:20

松ノ木沢ノ頭、まだまだ急降下は続く。

6/9 12:22

道の真ん中のクワガタムシで癒される。

6/9 12:23

鎖を使うより、足場のいいところを探す方が楽な時もある。

6/9 12:46

白毛門のオヤジ

6/9 14:04

長い急降下を耐えて、登山口に降りて来ました。

6/9 14:10

そして下山〜大変お疲れ様でした。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

cobalt

遅い梅雨入りに助けられて、上越国境谷川連峰を馬蹄形で縦走しての周回、前日の天気予報では土曜日は晴れ、日曜日も曇り時々晴れ。
予報通り土曜日は最高の山日和、日曜日も蓬ヒュッテのお兄さんの予報でも晴れるとのこと。
ところが、上越の山は二日連続の晴天は許してくれません。
想定外の強風と寒さ、そして霧で視界の悪い中を関東百名山の朝日岳を目指して、登って降りてまた登る。
天候は好天しませんでしたが時々視界が開け、雨にもふられずに白毛門から下山することができました。
山頂の往復だけではわからない景色の変化と、咲き始めた色々な花をたっぷり楽しめました。