戸隠山、高妻山(戸隠キャンプ場から周回)

2024年06月11日(火) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,829m
• 下り: 1,810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:08

距離 17.8km 登り 1,829m 下り 1,810m

4:07 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
4:34 奥社前なおすけ
4:47 随神門
5:01 5:04 戸隠神社奥社
5:38 五十間長屋
5:44 5:45 百間長屋
6:21 6:22 蟻の塔渡・剣の刃渡
6:32 八方睨
6:47 戸隠山
7:13 7:15 九頭龍山
7:52 8:05 一不動避難小屋
8:06 8:07 一不動
8:13 二釈迦
8:17 8:20 三文殊
8:36 四普賢
8:50 五地蔵
8:52 五地蔵山
9:00 七薬師
9:20 9:21 八観音
9:30 九勢至
10:13 十阿弥陀
10:17 10:53 高妻山
10:56 十阿弥陀
11:20 九勢至
11:26 八観音
11:44 七薬師
11:47 11:55 六弥勒
12:25 12:26 弥勒尾根1596ｍ点
12:55 弥勒尾根入口
13:03 弥勒尾根コース分岐
13:13 戸隠牧場入口
13:15 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠キャンプ場登山者用駐車場(無料)

コース状況／危険箇所等

全体によく整備されていますが、戸隠神社奥の院から始まる戸隠山登山道は始めから山頂付近まで怒涛の急登。
上部は鎖場の連続、しかも危険度も高度感も高めで、個人的に重太郎新道や涸沢岳~北穂高岳間より緊張しました。
蟻の塔渡りは怖すぎ、前後に誰もいないのを良いことに狭い部分は遠慮無く四足歩行で通過しました。自信が無く渋滞を作るくらいならおとなしくトラバースの迂回路に逃げた方が賢明です。

戸隠山から一の不動までの縦走路は特に難しくは無いものの、南側はずっと断崖絶壁の上を歩くので間違っても踏み外さないように！
高妻山山頂までの最後の急登は結構えげつない斜度で一気に200m近く標高を上げるので、最後にかなり脚力を奪われます。

その他周辺情報

戸隠牧場のカフェフルーリーは火曜定休でしたが、そばソフトクリームは入り口付近の蕎麦屋「岳」で売ってます。
戸隠山と高妻山の山バッジは牧場入り口の事務所(登山届け提出もココ)で買えました。

写真

6/11 4:08

戸隠キャンプ場トイレ

6/11 4:08

登山者駐車場は4時時点で7台駐車

6/11 4:09

トイレ横のさかさ川遊歩道からスタート
朝4時でヘッドライトが要らないのはこの時期ならでは

6/11 4:10

湿原になっており水芭蕉だらけ
葉っぱしかないけどデカい

6/11 4:26

とても歩きやすい遊歩道を歩いて戸隠神社奥の院へ向かう

6/11 4:26

クリンソウらしい

6/11 4:26

the清流

6/11 4:28

ズダヤクシュというそうな

6/11 4:30

クルマムグラというらしい
見たことない植物がいっぱい

6/11 4:32

だいぶ明るくなってきた

6/11 4:36

戸隠神社奥の院入り口
社務所はまだお休み

6/11 4:36

戸隠神社奥の院鳥居到着

6/11 4:40

なんだかすごく立派な木

6/11 4:41

一本道の参道を進む

6/11 4:45

ミヤマヨメナというそうです

6/11 4:46

杉並木
デカい、高い

6/11 4:48

山門の屋根が植物園に…

6/11 4:48

新しいけど割と立派な彫刻も有り

6/11 4:49

また巨木並木を進む

6/11 4:51

ラショウモンカズラだそうです
トリカブトにしては時期が早いし葉っぱがなんか違うと思っていた
google先生は偉大だ！

6/11 4:54

戸隠山までの最後のトイレ

6/11 4:55

6/11 5:01

石段を上ると…

6/11 5:04

奥の院に寄り道

6/11 5:04

蟻の塔渡りで落ちないように一応お参り

6/11 5:06

登山道スタート

6/11 5:08

のっけから急登

6/11 5:12

足上げが大きい段差がたくさんあって結構脚力を使う

6/11 5:13

このあたりのイワカガミはほぼ終わり
この後稜線で飽きるほど咲いていた

6/11 5:16

ギンリョウソウ発見
他にもあるかもしれないが、戸隠山登山道で気付いたのはここだけ

6/11 5:25

とても危なそうな稜線が見えてきた

6/11 5:31

咲いているイワカガミが増えてきた

6/11 5:31

ウツギの花も咲いてます

6/11 5:31

ファースト鎖場
なんてことない

6/11 5:33

下界はやや雲海気味

6/11 5:34

アカモノ？シラタマノキ？

6/11 5:38

絶壁がそそり立っている

6/11 5:39

鎖が割と垂直気味になってきた
まだ序の口

6/11 5:40

五十間長屋

6/11 5:42

立派な礫岩層

6/11 5:44

百間長屋

6/11 5:44

上空は快晴
雲海も少し晴れてきた

6/11 5:45

ウツギ満開

6/11 5:46

掘った？ってくらいきれいにえぐれている

6/11 5:46

6/11 5:50

垂直鎖を登った先に祠があるけどスルー

6/11 5:52

西窟

6/11 5:53

鎖場が段々えぐくなってくる

6/11 5:56

手がかり、足がかりはあるが鎖が無いと結構苦しい

6/11 5:59

上から見るとこの角度

6/11 5:59

西岳が良く見える

6/11 6:00

鎖ラッシュ

6/11 6:01

ヨツバシオガマ

6/11 6:02

登る分には問題ないが下を見ると高度感が結構ある

6/11 6:02

飯綱山が丸見えに

6/11 6:03

ここもなんてことないんだが下を見ると結構怖い

6/11 6:09

胸突き岩の鎖は長くて高度感もピカイチ

6/11 6:12

けっこう緊張してトラバース

6/11 6:13

ついにやってきた蟻の塔渡り

6/11 6:18

分かっていたけど細い
細い部分ではとてもじゃないが立つ勇気が湧かず四足歩行でクリア

6/11 6:19

トラバースのう回路

6/11 6:23

塔渡り振り返り

6/11 6:25

登りでも下りでも怖いです

6/11 6:31

普通に垂直に垂れ下がる鎖

6/11 6:32

西岳分岐
西岳は上級者向きと書いてあるが、ここまでも十分上級者向きでは？

6/11 6:32

西岳は結構先です

6/11 6:34

稜線上はイワカガミまみれ

6/11 6:39

この稜線の主役級の花
シラネアオイ
稜線上にあちこちに咲いていて大きい花が目立つ

6/11 6:40

戸隠山到着

6/11 6:40

目指す高妻山は意外と近くに見える

6/11 6:41

再び下界は雲に包まれそう

6/11 6:41

大気は湿気が多く遠望は一日中霞んでいた

6/11 6:48

凄いオーバーハング

6/11 6:50

稜線歩きスタート
危なくは無いが南側に落ちるとずっと絶壁なので確実に死ねます

6/11 6:59

6/11 7:00

シラネアオイ再び
この後加速度的に増えてくる

6/11 7:06

稜線絶壁振り返り

6/11 7:11

キジムシロで合ってる？

6/11 7:11

タチツボスミレ？

6/11 7:14

イワカガミ街道

6/11 7:16

九頭竜山到着

6/11 7:18

黒姫山が良く見える

6/11 7:53

一不動避難小屋

6/11 7:53

6/11 8:06

こっちが一不動
地味

6/11 8:14

二釈迦
名前板が無ければ難の祠だか分からない

6/11 8:14

下界の雲が晴れた代わりに上層大気も霞がかってくる

6/11 8:22

ミツバツツジかな？
花と芽吹きが遅くないか？

6/11 8:24

五地蔵山全景

6/11 8:36

四普賢
三は見逃した

6/11 8:36

ハクサンチドリ

6/11 8:50

五地蔵

6/11 8:52

五地蔵山へ寄り道

6/11 8:52

妙高山が見えた！

6/11 8:53

さすがのとがりっぷり

6/11 8:53

黒姫山と信濃町

6/11 8:55

六弥勒

6/11 8:56

高妻山まではまだ先が長い

6/11 8:57

頚城三山が丸見え

6/11 8:57

戸隠山に少し雲がかかっている

6/11 8:59

ツマトリソウだそうです

6/11 9:00

ゴゼンタチバナ

6/11 9:00

ニガイチゴ？

6/11 9:01

七薬師

6/11 9:10

シラネアオイは色もきれいで花が大きく良く目立つ

6/11 9:11

オオカメノキ

6/11 9:20

八観音

6/11 9:22

6/11 9:22

ミツバオオレン

6/11 9:25

高妻山の稜線登山道の傾斜がエグイ

6/11 9:30

九勢至

6/11 9:31

戸隠からの稜線を振り返り

6/11 9:31

一番色が濃かったシラネアオイ

6/11 9:40

シラネアオイと高妻山

6/11 10:11

後立山連峰は稜線にぎりぎり雲が湧いている

6/11 10:14

十阿弥陀

6/11 10:14

やっと着いたと思ったらもう一息、岩稜の水平移動

6/11 10:18

ついに高妻山到着

6/11 10:18

霞んでなければもっと絶景なんだが、、

6/11 10:19

乙妻山も行くつもりだったが、高妻山までの急登でもうおなか一杯でパス

6/11 10:19

割と雲の比率が増えてきた

6/11 10:20

頚城三山素晴らしい並び

6/11 10:44

6/11 10:46

常念山脈すら霞んで良く分からない

6/11 11:20

一気に降りてきた

6/11 11:49

下山は弥勒尾根へ降りる

6/11 11:49

高妻山見納め

6/11 11:57

黒姫山も見納め

6/11 12:06

ここの鎖場は足元が泥で滑るので要注意

6/11 12:07

ゴールはまだはるか下

6/11 12:14

樹林帯に入ると暑い

6/11 12:29

ギンリョウソウまた発見

6/11 12:42

ブナ仙人
一本でもせんにん
それほど立派とは思えないが？

6/11 12:54

登山道終点

6/11 12:56

軽く渡渉

6/11 12:57

牧場に出た

6/11 12:58

あとはダラダラ牧場歩き

6/11 13:11

トイレ有

6/11 13:12

カフェでソフトクリームを食べるつもりが無念の定休日

6/11 13:24

代わりに蕎麦を食う
竹の子御前1950円は味は良いが、下山者には少しボリュームが足りなかった

6/11 13:36

蕎麦屋「岳」

撮影機器：

DC-TZ95D Panasonic

SHG10 SHARP

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 防寒帽子 靴 チェーンスパイク ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート コンパス ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池

感想

パイク王

冬に八方尾根スキー場から見えたやたらかっこいい山は調べてみると高妻山だった。
愛知県からだと北アルプスより遠いが、調べるともう雪も消えており、これは登るしかない！
せっかく行くなら戸隠山もセットにして噂の最恐ナイフエッジ「蟻の塔渡り」もぜひ体験してみよう！

季節が良く朝の4時から山の中も十分明るくヘッドライトも使わずにスタート。戸隠山は行ってみると想像以上の鎖祭りでかなり手強い。蟻の塔渡りはヘタレの自分にはとても立って歩ける場所ではなく、誰もいないのをいいことによちよちの4足歩行で何とかクリア。

あとは高妻山まで爽快稜線歩きと思いきや、高妻山はこれはこれで急登とアップダウンがなかなか手強くすっかり脚力を消耗しきって最後は疲労困憊で登頂。乙妻山もセットにする予定が疲れ果ててどうでもよくなってパスすることに。

ただコース全体に初夏の花が豊富に咲きそろい名前が分からないなりに見たことのない花々を存分に楽しめた。
やっぱり彩豊かな夏山はとても良いものだ。