記録ID: 696967
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
蓮華温泉〜朝日岳〜白馬岳〜清水岳〜祖母谷温泉
2015年08月08日(土) ~
2015年08月12日(水)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 52.4km
- 登り
- 3,611m
- 下り
- 4,516m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:47
2日目
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:20
3日目
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:21
4日目
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:31
天候 | 5日間とも快晴。 珍しく1回も雨に降られませんでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新潟県糸魚川市、長野県小谷村、富山県が近くなりました。 行き:大宮6:54(はくたか551号)で糸魚川8:46着 大糸線乗換8:54発平岩9:29着 糸魚川バス9:38発 蓮華温泉10:35着予定のバスで風吹大池入口10:30下車 帰り:欅平9:16発のトロッコ列車で宇奈月10:38着 宇奈月温泉11:07発富山地方鉄道で新黒部11:30着 黒部宇奈月温泉12:08発(はくたか62号)で大宮14:00着 トロッコ列 車は予約制で朝10:00くらいまでは空いているそうです。 昼頃から往復切符購入の観光客で席の確保が 難しくなるかもしれないとのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
風吹大池入口〜風吹大池周回 一日目早めの到着に合わせて足慣らしのつもりであるきましたが、 足慣らしにしては長過ぎです。 行き会ったのは3名だけと今回の山歩きでは一番静かなエリアでした。 登山口から初っ端なの小一時間ほどの急登を超えれば、 小刻みなアップダウンを繰り返して風吹大池にたどりつけます。 蓮華温泉〜朝日岳 朝日小屋を予約するとき小屋のおかみさんから5時にはロッジを出て下さいと 言われます。 相部屋の単独行のお二人も4時過ぎには部屋を出て行かれました。 夏の日差しが強くなる前にできるだけ高くに登っておく方がいいかもしれません。 私は食い意地が張って朝飯をしっかり食べてからの出発としました。 まずは朝日岳正面に標高300mを下ります。 他の方たちの早立ちに刺激を受けて少々駆け下り気味になってしまいました。 広々とした気持ちのいい兵馬ノ平を過ぎ、瀬戸川橋を渡って登りの開始。 カモシカ坂の急坂もそれほど苦労せずに草原の稜線に。 このあたりから続々と下って来る人と行き違います。 背後には雨飾山から火打、妙高の山並みが見渡せたのですが 少々バテ気味に。 五輪の森の中の木陰で一息つく状態に。 この森を抜けて雪倉岳、旭岳が見渡せるようになったあたりから 下って来る人もいなくなり静かな山に戻ってきました。 豊富な水場とお花畑に助けられ体調も復活。 吹上のコルを過ぎ一気に静かな朝日岳山頂へ。 山頂からは二日後に歩く予定の白馬岳から旭岳、清水岳の稜線や剣岳が見渡せます。 絶好の展望を眺めながらの昼食が出来ました。 朝日小屋〜白馬岳 水平道の雪渓はクレパス状態のところがあり、少々ビビりました。 踏み抜き注意というより、下手をすると沢に落ちてしまいます。 水平道と朝日岳への分岐に気が付かず小桜ケ原や燕岩を通過。 地図はこまめにチェックしなければなりません。 気持のいい湿原やお花畑のコースです。 雪倉岳直下の雪渓み水を補給して山頂へ。 ここでは白馬岳からの登山客で山頂がにぎわっていました。 朝日岳へ向かう人もいますが、 軽身でピストンをしている人も多いようです。 白馬山荘〜清水岳〜祖母谷温泉 悪化に向かうという天気予報に反して天気は上々。 山荘前からは槍ヶ岳、立山、剣岳、毛勝三山を見渡せました。 歩いてきた朝日岳や剣岳、白馬鑓ケ岳を眺めながら清水岳へ。 清水岳山頂と思ったところの標識には「清水岳山頂直下」と。 かすかな踏み跡を最高点を目指します。 踏み跡の途切れたとことには何もなく 取りあえず朝日岳方面の写真を撮影して「直下」へ引き返しました。 清水尾根からは剣岳方面だけでなく、後立山連峰も見事です。 五竜、鹿島槍に白馬鑓ケ岳にかくれた唐松岳が徐々に姿を現します。 さて、百貫ノ大下りです。 4日間の疲れで足の踏ん張りも効かなくなってきたこともありますが、 ガレた沢の横断は難渋しました。 エアリアマップでは実線になっていますが、この時期はまだ点線コースでしょう。 多分秋に向けて道が整備されるのでしょう。 ガイドブックにも記載されていますが、 それまでは山慣れた人以外は入らないほうが無難です。 ガレ場は日々状況が変わりますので、トラロープを頼りにすると ルートを誤る箇所もありました。 |
その他周辺情報 | 白馬岳蓮華温泉ロッジ http://w2.avis.ne.jp/~renge/index.html 夕食17:00から、朝食6:00から(この日は5:45からで助かりました) 8畳部屋に私を含め翌日は朝日岳を目指す単独行の人3名。 時間が許せばぜひ露天風呂巡りをお勧めします。 私は日差しが弱くなってきた時間で人も少ないタイミングで良かったようです。 登山計画書入れが受付カウンターに置いてありました 朝日小屋 http://www.asahigoya.net/ 地元の食材を活かした夕食が美味しい山小屋。 山小屋の料理ではありません。 この日は今年一番の混み具合とのこと。 それでも布団一枚に一人の寝床は確保されました。 白馬山荘 http://www.hakuba-sanso.co.jp/hakubasanso/ 3000m近い標高のところで地上のレストラン並みの雰囲気で食事ができます。 生ビールとおつまみの料理が楽しめました。 寝床は機械的に順番に埋めているようです。 空いている部屋がだいぶあったので、 もうちょっと融通が利いた配置があってもいいのではないかとは思いました。 大きければ大きいほど難しいとは思いますが、、、、 翌日同宿した方で白馬岳頂上宿舎に宿泊された方の話では 同じ日の頂上宿舎は空いているのでと布団2つのスペースに一人が寝れたとのことでした。 祖母谷温泉小屋 http://www.kurotetu.co.jp/onsen/babadani/ ホームページがありません。 要予約ですが、当日遅くなった方が飛び込みで泊まることもできていました。 アットホームの雰囲気の山小屋です。 外湯の露天風呂は熱すぎました。 内湯がきれいでおすすめです。 下山後ののんびりした気分で同宿した人たちとの情報交換も楽しいものです。 この日は白馬山荘の夏山診療所の昭和大学の学生や 17:00過ぎに下山してきたグリーンパトロールの方たち、 山歩きをしながら巡礼をされている方などとお話が出来ました。 昭和大学の医学生たちは礼儀正しいのにはすがすがしいほどに 気持ちがいいものがありました。 テレビドラマの中の医学生のイメージを払しょくしてくれました。 但し、虫が多いのが玉に瑕です。 虫よけ対策は万全に。 |
写真
撮影機器:
感想
出発の1週間ほど前にあわただしくコースを探し始めました。
3月の腕の骨折以来の初の本格登山です。
あまり荷物を持たずに済むよう昼食を含めて山小屋活用できて
静かな山歩きが出来るところ、、、、
温泉湯治もできればいいな。
白馬鑓温泉も一度は入ってみたいなと思っているのですが、
混雑を予想してパス。
祖母谷温泉に下ることにしました。
白馬岳周辺以外は期待していた通りの山歩きが楽しめました。
静かで、お花もまだまだ咲き誇り、北アルプスの山並みを堪能。
また、蓮華温泉ロッジで相部屋だった方お二人と
朝日小屋、白馬山荘でもご一緒し、楽しい山小屋生活が出来ました。
話題の北陸新幹線には今は混んでいるだろうから
しばらくは乗ることもないだろうと考えていました。
今回は充分活用できました。
帰りの座席も駅ネットでスムーズに予約できました。
午前中に帰ったのが良かったのでしょう。
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