天気VSソロ縦走 北ア(蝶ヶ岳〜常念岳)
- GPS
- 14:59
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,281m
- 下り
- 2,382m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 6:38
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:46
天候 | 1日目 曇りのち小雨のち晴れ間あり午後は山頂爆風の雨 12℃程 2日目 曇り時折晴れ間あり夕方ガス 風は弱風 15℃程 3日目 曇りのち小雨 風は弱風 下山後本降りの雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
東京竹橋の23時発の毎日アルペン号にて途中でタクシー乗り換え三股登山口(バスには私入れて5人でしたが、他は中房温泉行きで三股登山口へは私1人下車でした) 4時15分くらい着 復路 一の沢登山口付近(道路陥没のため)タクシー乗り場より「蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ」タクシー5000円 ほりでーゆより14時10分発の毎日アルペン号で東京へ(貸し切りでした) 往路のバストイレ休憩先(諏訪湖SA、談合坂SA) 復路は諏訪湖SAと石川PA(道路状況とかで変わる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
泥濘、沢歩き、強風、岩場、滑りやすい箇所多数 登山口に登山届あり 登山口トイレあり 一の沢登山口は道路陥没のため、登山口駐車場より更に下ったところにタクシー乗り場あり 常念小屋よりタクシー予約 小屋の人に予約を頼む場合100円 電波通じるなら自分でかけてもOK 南安タクシー(交通系ICカードOK) スマホ電波(ドコモ) 三股登山口も一の沢登山口も電波なし 山頂は電波あり 蝶ヶ岳ヒュッテ小屋内は電波あるところと無いところあり(寝るところだけ使えました4G) 常念小屋は電波あり |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳ヒュッテ(洗面の水は飲用不可) 常念小屋(洗面の水は飲用可能) 両小屋トイレ清潔、更衣室あり、テン場あり 自炊室あり、乾燥室あり 宿泊者が少ないため、蝶ヶ岳ヒュッテも常念小屋も大部屋予約でしたが、個室みたいに使わせてもらえました 蝶ヶ岳ヒュッテ泊8人のみ(爆風のためテント泊の人も小屋へ避難) その日の常念小屋は宿泊者2人だったと常念岳から降りてきた人に言われました 蝶ヶ岳ヒュッテのビールがいくらだったか忘れました 常念小屋→350ml缶600円、500ml缶800円チューハイ500円(ハイボールやワイン、日本酒もあり) オリジナルブレンドコーヒードリップ300円 ビーフシチュー1500円(他にラーメンとか枝豆、モツ煮とかもあり) 蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ 600円(蝶ヶ岳ヒュッテに割引券あったけど貰うの忘れました) 内湯2個外湯2個サウナあり ドライヤー5分100円 レストランは閉鎖中 自販機にて冷食購入すれば休憩室で食べれる 土産物店あり |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今回のソロ縦走を決めたのは一ヶ月前
色々な準備を少しずつ進め、ほぼ後はパッキングするのみでした
そこに台風10号が発生したのが、出発の5日前
ちょっと体調も崩し、久しぶりに山へ登らない一週間
毎日ずっっっっっと、ありとあらゆるお天気情報とにらめっこ
毎日変わる進路情報を見ながら、山友と相談しながら、キャンセルすべきか考え、今回は当日キャンセルでもいいや
本当にダメなら毎日アルペン号も運行しない
前日までのコースなら風の影響も大きく、これは止めたほうがいいと山友から忠告
しかし、翌朝には更にコースが変わり、風の影響は無くなり行けることに!
バスはガラガラ、三股登山口行きは私1人
到着時の辺りは暗く、心細さもありましたが、元々明るくなってから行動する約束で組んでいた山行予定
ゆっくり朝ご飯食べながら、気持ちを整え、いざ出発時にはパラパラ雨が降ったり止んだり
でも、これは想定内(27日は雨降る風強予報)
クマも怖かったので、熊鈴2個にラジオもお供に歩きます
続々と下山してくるハイカーに挨拶しながら、今日はきっと私1人かもとゆっくり進む
今回の山行はいつものスピードハイクは完全封印!
ケガをしたりして身動き取れなくなってもダメなので、慎重に確実に!
雨と風強の予報も樹林帯のため、そんなに気になりませんでした
樹林帯を抜けて、森林限界にきた瞬間の爆風にはビックリ!
ザックカバーが吹き飛びそうに!
山頂に行ってからヒュッテにと思っていましたが、即座にヒュッテに避難
「本日、宿泊者は5人ですよ」と言われた時は、こんな日に登る人が他にも居たと笑ってしまいましたが、結局、爆風でテント泊組も全員避難して8人になりました(皆さんビショビショでした)
午前中に着くよう組んでいたため、着いたときは真っ白だった景色が、少しの時間だけガスと雲も抜け晴れ間と絶景が目の前に!
爆風は変わらず、身体も持っていかれそうな強さでしたが、山頂も踏め、見たかった景色が〜
お昼前にはまたガスになり、その後は晴れることはありませんでした
どんどん強まる雨と風
そこからまた天気情報とにらめっこ
お天気情報では明日は風の影響なし
午後には積乱雲湧く
ヒュッテの方には今日の風が残っていたら、常念岳へは行かず下りるとは伝えてましたが、夜には晴れて星空も
天気は回復、ただ風は強く寒くて10℃くらいでした
翌朝は雲はあるものの晴れの弱風
それでも天気が変わることも踏まえ、日の出前の少し明るくなってきた頃に出発
風が強かったら止めていた稜線歩き
槍様もお目見えの絶景パノラマ銀座!
写真撮りまくりで歩が進まないwww
カメラはザックの中だから、スマホでだけど
(今回、アップダウンや天気もあり、集中したかったので封印)
朝日は雲多くて見れず、それでも絶景
右手は雲海
左手は槍様
正面は常念岳
後ろは自分の歩いてきた道が、、、
本当に今日歩けて良かった!と噛み締めながら、アップダウンを抜けて
いざ、常念岳手前の岩稜帯へ
◯の印を探して目を凝らす
見づらいものもあったので、ガスってたり、雨降ってたりで視界が悪かったら見つけられないのもあったかもしれない
幸運にも何とかお天気も暑すぎず、寒すぎず、風も穏やかで、時々お日様が顔を出す
攣りそうな足を休み休みだけど、一歩ずつ山頂向かって登れました
だから、山頂着いた時は思わず「やった!」と声が出ました
360℃の展望!槍も雲もかからず!
コーヒー飲んで絶景見ながら一休み
ただね、ちょっと早く降りすぎたみたい
山頂には、雷鳥親子が7〜8羽いたようです
まぁ、それも運次第
この後、登られた方たちも見れた人と見れなかった人がいました
仕方ないですねwww
常念小屋は2回目の宿泊です
天気崩れるのを予想して午前中着にしたので、あとは飲むばかり
一緒に着いたテン泊の方たちは横通岳まで行ってたよ
健脚だなぁ
しかも、予報は外れて午後も晴れ間があり
タイムラプス撮ってみたり
緊張が解けたように飲みながら槍を眺めてました
最終日のこの日も朝日は雲の中
予想より早く天気が崩れそうで早めに出発しました
樹林帯では雨は感じずパラパラくらい
2年前に登った一の沢を下っていきます
橋は安定していたので怖くありません
でも、沢沿いの河原がリボンを辿って行けるとこと、ドコにある?どっち進むの?と悩む場所がありました
ヤマレコの地図、GPSと先行者がいたので踏み跡を探しながら何とか進めれましたが、雨が降って水が流れてたら、ますます混乱していたと思います
足元も岩は滑りやすく、足も疲れが出てきて躓くことも多くなり、一の沢の登山口着いた時は本当にホッと一息
ですが、タクシー乗るまでは安心出来ません
一の沢は道路が陥没のため下の方のタクシー乗り場まで歩きです
車が通らないからクマが道路まで出てくるとの目撃も多く、熊鈴はもちろん、ラジオの音量を上げ、たまにトレッキングポールを打ち鳴らしたりしました
崩落手前で、サルが10頭ほど道路を通せんぼしていたので、トレッキングポールをガンガンしてみたところ端に寄ってくれました
タクシー乗って温泉着く頃には雨は本降りに
今回の山行は天気に振り回されてギリギリまで読めなかったり、ソロ縦走なこともあり、すごくストレスに感じたこともありましたが、それでも挑戦出来て本当に良かったと思いました
相談にのってくれた山友、休みくれた職場の同僚たち、長野の親友や妹に感謝です
今回もありがとうございました!
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