ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7207140
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

初めての表銀座縦走。ついでに38年ぶりの槍穂縦走

2024年09月03日(火) ~ 2024年09月06日(金)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
31:47
距離
38.6km
登り
3,532m
下り
3,474m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:16
休憩
0:33
合計
3:49
12:10
23
12:33
12:39
33
13:12
13:19
24
13:43
13:48
32
14:20
14:27
28
14:55
15:00
17
15:17
15:20
39
15:59
2日目
山行
10:05
休憩
0:24
合計
10:29
4:15
42
4:57
4:58
30
5:28
97
9:40
32
10:12
10:15
55
11:10
11:15
135
13:30
13:45
59
3日目
山行
8:34
休憩
1:11
合計
9:45
4:33
22
4:55
4:59
18
5:17
5:19
28
5:47
5:48
37
6:25
29
6:54
6:55
6
7:01
7:21
92
8:53
8:56
123
10:59
11:30
4
11:34
11:35
10
11:45
45
12:30
80
13:50
13:58
20
4日目
山行
7:11
休憩
0:27
合計
7:38
4:19
61
5:36
5:38
28
6:06
12
6:18
6:24
67
7:31
7:33
79
8:52
8:57
51
9:48
9:56
36
10:32
10:33
9
10:42
10:43
4
10:47
39
11:52
11:53
4
11:57
ゴール地点
天候 9月3日(火):午後曇り
9月4日(水):午前晴れ、午後曇りのち一時雨
9月5日(木):午前晴れ、午後曇り
9月6日(金):午前晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往路>
新宿駅8:00発 →(あずさ5号)→ 穂高駅10:59着(チケットレス割引6,960円)
穂高駅11:10発 →(中房線乗合バス)→ 中房温泉登山口12:05着(予約不要、1,500円)
https://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html

<復路>
上高地 →(さわやか信州号)→ 新宿
158号線の事故渋滞と岡谷JCT手前の工事渋滞で、到着が3時間20分遅れた(泣)
コース状況/
危険箇所等
中房温泉登山口に登山ポストあり(私はコンパスでネット申請)

<トイレ>
中房温泉登山口と合戦小屋にトイレ棟あり。以降は各山小屋のみ

<水場>
中房温泉のトイレ棟の横の流しの水を汲める。しばらく水を流して冷たくなったら汲むとよいとのこと(中房温泉のスタッフ談)
合戦尾根は第一ベンチの下の沢にも水場あり
以降は水場がないので、各小屋で調達すること
パノラマコースの奥又白側の沢はすべて枯れていて水は汲めなかった

<コース状況>
登山口から燕山荘:
合戦小屋の少し上まで急登が続く(北ア三大急登の一つ)。樹林帯で暑い。その先は傾斜がやや緩くなり尾根を歩く。風はあるが日差しに晒される

燕山荘から大天井ヒュッテ:
喜作レリーフ手前と、その先の大天井岳トラバース路に鎖場などがあるが、慎重に歩けば難しくない。大天井岳山頂へ向かう場合は、喜作レリーフ先の分岐から常念方面のパノラマ銀座へ進んで大天荘まで行く(おいしいカレーあり)

大天井ヒュッテから西岳:
何度もアップダウンはあるが、槍を眺めながら歩く快適な登山路(ガスらなければ)

西岳から槍ヶ岳山荘:
水俣乗越までかなり標高を下げる。東鎌尾根は木段や鉄梯子の連続。ヒュッテ大槍から先はヘルメット推奨。穂先の真下を通過(鎖場などの岩場もあり)

槍ヶ岳山荘から南岳小屋:
アップダウンを繰り返しながら天空の尾根を進む。抜群の眺望

南岳小屋から北穂小屋:
まずは劇下り。鎖や鉄梯子多数。先行者や反対から来る登山者に配慮すること(落石の直撃リスクが無くなってから通過すること)

鞍部から大キレット方面へは厳しいアップダウンが続く。核心はHピーク(長谷川ピーク)。反対側からの登山者がいないことを確認して突入すること(途中でのスライドはほぼ無理)

Hピーク終了後の鞍部手前で休憩し、体調を整えて北穂の岩稜に取り付く(北穂小屋まで約200mの高度)。高度感のある登攀を進むと飛騨泣きの難所が現れる。飛騨泣きを通過したところで休憩して最後の登りに備える。ほぼ中間点で、残り約100mの標高。その先は途中でゆっくり休憩する場所はない

北穂小屋から穂高岳山荘:
大キレットに比較すると難易度は下がるが、事故の多いルートが続くので要注意。最後の涸沢岳への登りは急な斜面の鎖場を延々と登る。休憩して体調を整えてから取付くこと。急登が終わると涸沢岳の手前のピークに出る。山頂を踏んでから穂高岳山荘へ向かう下りはごく普通の登山道

穂高岳山荘から涸沢:
涸沢へ向かうザイテングラートにも鎖場や梯子の岩場の通過がある。気を抜かないように。ザイテンの難所が終わってしばらくすると、涸沢小屋と涸沢ヒュッテへ向かう分岐がある。涸沢ヒュッテへ向かう登山路は良く整備されたショートカット

涸沢からパノラマ経由で上高地:
名前につられて安易にパノラマコースに進まないこと(進入路の分岐に熟達者向けのコースとの注意看板あり)。最高点の屏風のコルまでは小刻みにアップダウンを繰り返して標高を上げていく。登山道の崩落によりステップ幅の細い箇所が多い。ロープなどが設置され良く整備されているが、2−3カ所において欲しいところにロープがない。屏風のコルからはひたすら下り。特に難所や危険個所はない
その他周辺情報 コンビニ:
穂高駅周辺にはないので、事前調達すること

上高地の日帰り温泉:時間的な制約が課題
以下のURL参照
https://www.kamikochi.or.jp/enjoy/public_baths/

小梨の湯:河童橋から約10分
14:00〜18:00(日曜、祭日、最盛期は12:00〜)、1,000円

上高地アルペンホテル:河童橋から約10分
9:30〜12:00(受付終了11:30)、1,000円(フェイスタオル含む)

上高地インフォメーションセンター:今回利用
8:00〜17:00、500円、湯舟や洗い場はなくシャワーブース2つのみ。シャンプーと石鹸は各50円、20分をめどに終える
中房登山口からスタート
2024年09月03日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 12:01
中房登山口からスタート
いつもながら合戦尾根の急登は堪える
2024年09月03日 12:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 12:15
いつもながら合戦尾根の急登は堪える
第一ベンチを振り返って。奥の登山者の左下に水場あり
2024年09月03日 12:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 12:39
第一ベンチを振り返って。奥の登山者の左下に水場あり
汗びっしょりで合戦小屋に到着。スイカどころかスタッフのお姉さんが店じまい中だった
2024年09月03日 14:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/3 14:56
汗びっしょりで合戦小屋に到着。スイカどころかスタッフのお姉さんが店じまい中だった
稜線を進むもガスですぐ先の小屋すら見えず
2024年09月03日 15:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 15:48
稜線を進むもガスですぐ先の小屋すら見えず
テン場はほぼ満員御礼
2024年09月03日 16:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 16:01
テン場はほぼ満員御礼
小屋も同じく。
2024年09月03日 16:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 16:02
小屋も同じく。
外はホワイトアウト同然。燕岳ピストンは取り止め
2024年09月03日 18:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/3 18:20
外はホワイトアウト同然。燕岳ピストンは取り止め
別館廊下の突き当りの上段。ラッキーなことに3人で入る空間に私一人だけ。カーテンを締めると個室ユース同然で超快適だった
2024年09月03日 19:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/3 19:39
別館廊下の突き当りの上段。ラッキーなことに3人で入る空間に私一人だけ。カーテンを締めると個室ユース同然で超快適だった
ヘッデン点けて4時過ぎに出立。ビーナスラインを眺めながら進む。すぐにジャケットを脱いで半袖に
2024年09月04日 04:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 4:47
ヘッデン点けて4時過ぎに出立。ビーナスラインを眺めながら進む。すぐにジャケットを脱いで半袖に
蛙岩。左を巻いていく。数年前の5月の雪の時は中央の穴を抜けて通った
2024年09月04日 04:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 4:57
蛙岩。左を巻いていく。数年前の5月の雪の時は中央の穴を抜けて通った
槍を見ながら歩く表銀座の真骨頂
2024年09月04日 04:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 4:59
槍を見ながら歩く表銀座の真骨頂
奥の右が剱岳、左が立山
2024年09月04日 05:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 5:22
奥の右が剱岳、左が立山
奥の右側が大天井岳。気持ちの良い稜線歩きだ
2024年09月04日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 5:28
奥の右側が大天井岳。気持ちの良い稜線歩きだ
東はすごい雲海。あのモコモコあたりからご来光のようだ
2024年09月04日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 5:31
東はすごい雲海。あのモコモコあたりからご来光のようだ
お出まし
2024年09月04日 05:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 5:35
お出まし
日が昇ったばかりなのに早くも雲が忍び寄ってきた
2024年09月04日 05:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 5:36
日が昇ったばかりなのに早くも雲が忍び寄ってきた
滝雲(動画を添付)
2024年09月04日 05:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 5:50
滝雲(動画を添付)
大天井岳のトラバース路で朝食弁当を食べていたら9回目のブロッケンとの遭遇
2024年09月04日 07:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 7:23
大天井岳のトラバース路で朝食弁当を食べていたら9回目のブロッケンとの遭遇
ここでお弁当を食べていたら、大天井も顔を見せてくれた
2024年09月04日 07:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 7:23
ここでお弁当を食べていたら、大天井も顔を見せてくれた
大天井ヒュッテ通過。大天井周辺もガス
2024年09月04日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 8:03
大天井ヒュッテ通過。大天井周辺もガス
パノラマ銀座の稜線は良い眺め
2024年09月04日 09:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 9:05
パノラマ銀座の稜線は良い眺め
肝心の槍方面は・・
2024年09月04日 09:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 9:05
肝心の槍方面は・・
中央右奥が大天井岳。ガスが取れた
2024年09月04日 09:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 9:15
中央右奥が大天井岳。ガスが取れた
槍と北鎌尾根のガスもしばらく取れた。表銀座はこうでなくちゃね
2024年09月04日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 9:16
槍と北鎌尾根のガスもしばらく取れた。表銀座はこうでなくちゃね
百高山の赤岩岳。午後に雨予報なのでスルーしていく
2024年09月04日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 9:32
百高山の赤岩岳。午後に雨予報なのでスルーしていく
ヒュッテ西岳。西岳もスルー
2024年09月04日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 10:11
ヒュッテ西岳。西岳もスルー
水俣乗越に向けて下降開始
2024年09月04日 10:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 10:12
水俣乗越に向けて下降開始
百高山の赤沢山に救助ヘリ。救助隊員が下りて行った。藪漕ぎ帯で事故か?無事を祈る
2024年09月04日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 10:20
百高山の赤沢山に救助ヘリ。救助隊員が下りて行った。藪漕ぎ帯で事故か?無事を祈る
水俣乗越まで下げた。ここから東鎌尾根の登り
2024年09月04日 11:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 11:17
水俣乗越まで下げた。ここから東鎌尾根の登り
これでもかというくらいの木段の連続。ここは鉄梯子を登ってきて見下ろした写真。この先、ヒュッテ大槍まで100mの看板で雨が降り出した
2024年09月04日 11:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 11:54
これでもかというくらいの木段の連続。ここは鉄梯子を登ってきて見下ろした写真。この先、ヒュッテ大槍まで100mの看板で雨が降り出した
ヒュッテの軒先でしばらく雨をやり過ごす。小降りになって歩き出すと、ほぼ雨がやんだ。メスの雷鳥も現れたよ
2024年09月04日 14:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 14:26
ヒュッテの軒先でしばらく雨をやり過ごす。小降りになって歩き出すと、ほぼ雨がやんだ。メスの雷鳥も現れたよ
100m毎のカウントダウン。残り100m。ビクトリーロードどころではない。小雨の中、濡れた岩に緊張しながら鎖場を抜けてきた
2024年09月04日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 14:32
100m毎のカウントダウン。残り100m。ビクトリーロードどころではない。小雨の中、濡れた岩に緊張しながら鎖場を抜けてきた
チェックイン後に濡れたレインウエアや衣服を干すも、乾燥室も満員御礼。16時頃にはガスが取れたが、穂先は数珠繋ぎの人だかり。夕食が始まって人が減ったが、アルコールをしこたま飲んだので槍もスルー
2024年09月04日 17:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 17:08
チェックイン後に濡れたレインウエアや衣服を干すも、乾燥室も満員御礼。16時頃にはガスが取れたが、穂先は数珠繋ぎの人だかり。夕食が始まって人が減ったが、アルコールをしこたま飲んだので槍もスルー
明日進む大喰岳。左奥に前穂の北尾根。小一時間、外でビールを飲みながら濡れた傘を乾かした
2024年09月04日 17:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 17:10
明日進む大喰岳。左奥に前穂の北尾根。小一時間、外でビールを飲みながら濡れた傘を乾かした
3日目。4時半出立。ビーナスラインに浮かぶあの雲は・・
2024年09月05日 04:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 4:45
3日目。4時半出立。ビーナスラインに浮かぶあの雲は・・
私には魚にしか見えない(笑)
2024年09月05日 04:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
9/5 4:45
私には魚にしか見えない(笑)
大喰岳から中岳、その奥に穂高連峰
2024年09月05日 05:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 5:17
大喰岳から中岳、その奥に穂高連峰
今日もご来光を拝めた。魚の雲は骨だけになった
2024年09月05日 05:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 5:18
今日もご来光を拝めた。魚の雲は骨だけになった
遠くに八ヶ岳
2024年09月05日 05:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 5:18
遠くに八ヶ岳
富士山と南アルプスも
2024年09月05日 05:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 5:19
富士山と南アルプスも
中岳への登り返し
2024年09月05日 05:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 5:33
中岳への登り返し
中岳山頂
2024年09月05日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 5:47
中岳山頂
中岳山頂から振り返る
2024年09月05日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 5:48
中岳山頂から振り返る
笠ヶ岳から抜戸岳の稜線には影槍
2024年09月05日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 5:48
笠ヶ岳から抜戸岳の稜線には影槍
お次は南岳
2024年09月05日 06:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 6:28
お次は南岳
南岳山頂から南岳小屋と穂高連峰。小屋前でレーズンパンの軽い朝食
2024年09月05日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 6:58
南岳山頂から南岳小屋と穂高連峰。小屋前でレーズンパンの軽い朝食
大キレット突入。山を再開して10年。やっと再訪できたよ。38年ぶりだ
2024年09月05日 07:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 7:34
大キレット突入。山を再開して10年。やっと再訪できたよ。38年ぶりだ
岩稜帯の下り。雪の急斜面と違って嫌いではない
2024年09月05日 07:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 7:49
岩稜帯の下り。雪の急斜面と違って嫌いではない
鎖や梯子で至れり尽くせり
2024年09月05日 07:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 7:58
鎖や梯子で至れり尽くせり
鞍部に下りてきた
2024年09月05日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 8:06
鞍部に下りてきた
中央右下の凹みが大キレット(大切戸)か?
2024年09月05日 08:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 8:15
中央右下の凹みが大キレット(大切戸)か?
Hピーク(長谷川ピーク)突入。知らないうちに大キレットを通過して危険ゾーンへ
2024年09月05日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 8:53
Hピーク(長谷川ピーク)突入。知らないうちに大キレットを通過して危険ゾーンへ
Hピークの奥には北穂小屋へ続く岩稜帯
2024年09月05日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 8:53
Hピークの奥には北穂小屋へ続く岩稜帯
赤いザックのお二人さんが、私のHピーク通過を待っててくれた。ありがとうございました
2024年09月05日 08:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 8:56
赤いザックのお二人さんが、私のHピーク通過を待っててくれた。ありがとうございました
Hピーク最後の部分、ステープル・ステップ(ホッチキス・ステップ)。下りてくるのは途中から一緒になった兵庫からの方。穂高岳山荘までご一緒した
2024年09月05日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 9:01
Hピーク最後の部分、ステープル・ステップ(ホッチキス・ステップ)。下りてくるのは途中から一緒になった兵庫からの方。穂高岳山荘までご一緒した
Hピークを終えて休憩中。写真下の鞍部は、上からの落石が怖いので、少し手前のここで充電中。鞍部から北穂小屋まで標高差200mを登り返す
2024年09月05日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 9:19
Hピークを終えて休憩中。写真下の鞍部は、上からの落石が怖いので、少し手前のここで充電中。鞍部から北穂小屋まで標高差200mを登り返す
北穂の岩稜に取り付いてHピークの稜線を振り返る。水平移動に思えたけど、結構下っていたんだ
2024年09月05日 09:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 9:25
北穂の岩稜に取り付いてHピークの稜線を振り返る。水平移動に思えたけど、結構下っていたんだ
飛騨泣きの難所を通過して休憩。半分の100mを登ってきた。前方のオレンジヘルメットの方は北穂までご一緒した。我々は上から青ヘルの方が下りてくるのを待機中
2024年09月05日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:07
飛騨泣きの難所を通過して休憩。半分の100mを登ってきた。前方のオレンジヘルメットの方は北穂までご一緒した。我々は上から青ヘルの方が下りてくるのを待機中
北穂の小屋が見えてきた(中央ピークの上)。最後の100mはオレンジヘルメットの方にペースを作ってもらった
2024年09月05日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:29
北穂の小屋が見えてきた(中央ピークの上)。最後の100mはオレンジヘルメットの方にペースを作ってもらった
振り返ると大キレットが雲に飲み込まれそう。予報より2時間くらい早いな
2024年09月05日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:34
振り返ると大キレットが雲に飲み込まれそう。予報より2時間くらい早いな
北穂小屋のテラスに着くと大キレットは完全にガスの中(涙)
2024年09月05日 11:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 11:01
北穂小屋のテラスに着くと大キレットは完全にガスの中(涙)
カレーを食べて粘るもダメだった。何とすぐ横に萩原編集長がいて、少しお話しさせてもらった。山渓主催の涸沢フェスで来ていて、北穂まで足を延ばしたとのこと
2024年09月05日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 11:14
カレーを食べて粘るもダメだった。何とすぐ横に萩原編集長がいて、少しお話しさせてもらった。山渓主催の涸沢フェスで来ていて、北穂まで足を延ばしたとのこと
涸沢岳もガスに巻かれ始めた
2024年09月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:35
涸沢岳もガスに巻かれ始めた
涸沢や常念山脈の方は良く見えるんだけどな・・
2024年09月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:35
涸沢や常念山脈の方は良く見えるんだけどな・・
涸沢岳への厳しい登りを終えて記念撮影。ガスガスで苦笑い
2024年09月05日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/5 13:57
涸沢岳への厳しい登りを終えて記念撮影。ガスガスで苦笑い
穂高岳山荘に到着。兵庫の方はテント泊なのでここでお別れ。大キレットを一緒に通過してきたお二人ともテン泊。私にはありえない。ザックに振られてすぐ落ちるだろう
2024年09月05日 14:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 14:18
穂高岳山荘に到着。兵庫の方はテント泊なのでここでお別れ。大キレットを一緒に通過してきたお二人ともテン泊。私にはありえない。ザックに振られてすぐ落ちるだろう
4日目の朝。この朝もビーナスラインがきれいだ
2024年09月06日 04:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 4:35
4日目の朝。この朝もビーナスラインがきれいだ
左の常念から中央右の前穂北尾根、その右には奥穂へ続く吊尾根
2024年09月06日 05:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 5:01
左の常念から中央右の前穂北尾根、その右には奥穂へ続く吊尾根
蝶槍の左からご来光。本日も拝むことができた
2024年09月06日 05:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 5:22
蝶槍の左からご来光。本日も拝むことができた
ヘッデン点けてザイテングラートを下りてきた
2024年09月06日 05:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 5:27
ヘッデン点けてザイテングラートを下りてきた
日の出のすぐ後に低い雲が太陽を遮り、鮮やかなモルゲンロートにはならなかった
2024年09月06日 05:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 5:43
日の出のすぐ後に低い雲が太陽を遮り、鮮やかなモルゲンロートにはならなかった
涸沢はもうすぐ紅葉だな
2024年09月06日 06:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 6:04
涸沢はもうすぐ紅葉だな
涸沢小屋の上部に北穂の東稜。左に北穂
2024年09月06日 06:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 6:04
涸沢小屋の上部に北穂の東稜。左に北穂
涸沢フェスティバルのデコレーション
2024年09月06日 06:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 6:17
涸沢フェスティバルのデコレーション
涸沢からパノラマコースを進んだ。涸沢と穂高の眺め
2024年09月06日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 6:29
涸沢からパノラマコースを進んだ。涸沢と穂高の眺め
ロープが張られて心強い
2024年09月06日 06:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 6:45
ロープが張られて心強い
でも足を置く幅は狭いのでちょっと気持ち悪い
2024年09月06日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 7:11
でも足を置く幅は狭いのでちょっと気持ち悪い
槍から北穂の稜線。楽しい再訪だった
2024年09月06日 07:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 7:28
槍から北穂の稜線。楽しい再訪だった
パノラマ最高点の屏風のコルを通過して下りに突入
2024年09月06日 07:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 7:30
パノラマ最高点の屏風のコルを通過して下りに突入
水流の音がするのだけれど水は岩の下で汲めない
2024年09月06日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 8:06
水流の音がするのだけれど水は岩の下で汲めない
奥又白も干上がっている
2024年09月06日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 8:46
奥又白も干上がっている
徳澤仮設橋を渡る
2024年09月06日 09:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 9:39
徳澤仮設橋を渡る
仮設橋からの梓川の眺め。仮設期間中の限定だ
2024年09月06日 09:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 9:39
仮設橋からの梓川の眺め。仮設期間中の限定だ
中央右奥に前穂の北尾根の各ピークの頭、中央から左は明神岳の各ピーク
2024年09月06日 09:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 9:43
中央右奥に前穂の北尾根の各ピークの頭、中央から左は明神岳の各ピーク
徳澤園の寄り道食堂でソフト。スルーできないアイテム
2024年09月06日 09:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 9:49
徳澤園の寄り道食堂でソフト。スルーできないアイテム
徳澤のテン場の半分くらいが涸フェスの会場になっていた
2024年09月06日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 9:56
徳澤のテン場の半分くらいが涸フェスの会場になっていた
明神岳。左手前から5峰、4峰、小さく1峰、その右のピラミダルなのが2峰、一番右が3峰、だと思う
2024年09月06日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 10:33
明神岳。左手前から5峰、4峰、小さく1峰、その右のピラミダルなのが2峰、一番右が3峰、だと思う
岳沢湿原
2024年09月06日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 11:27
岳沢湿原
六百山、奥に霞沢岳
2024年09月06日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 11:27
六百山、奥に霞沢岳
河童橋手前まで下りてきた。穂高連峰を眺める
2024年09月06日 11:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 11:51
河童橋手前まで下りてきた。穂高連峰を眺める
河童橋を渡って下流方面に焼岳
2024年09月06日 11:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 11:53
河童橋を渡って下流方面に焼岳
河童橋と穂高連峰
2024年09月06日 11:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/6 11:53
河童橋と穂高連峰
上高地バスセンター。食堂のテラスから撮影。午後は毎日ガスに見舞われたが、素晴らしい稜線歩きを楽しんだ。感謝感謝!
2024年09月06日 13:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/6 13:46
上高地バスセンター。食堂のテラスから撮影。午後は毎日ガスに見舞われたが、素晴らしい稜線歩きを楽しんだ。感謝感謝!

感想

「表銀座」という名前だけで若い頃は敬遠してきた気がする。当時は若気の至りで斜め上から目線で見ていたかも。百高山などを目指す過程で部分的には歩いていたものの、歳を取って素直に歩き通してみたいと思いはじめ、今回やっと実現できた。想像以上に東鎌尾根はきつかった、というのが率直な感想。槍に続く登山道はどこも厳しいな・・

一方、槍穂の縦走路を最後に歩いたのは29歳の独身最後の夏だった。10代、20代の頃は、槍に登ったらセットで大キレットを歩く、というような感じだった。四半世紀を過ぎて57歳で本格的に山を再開し、いつか再訪しようと思いながらも、百名山や百高山を優先したため、なかなか実行できなかった。今回やっと大キレット再訪の念願が叶い万感の思いだ

Hピークを過ぎて北穂小屋へ至る登りは、若い頃とルートが変わっているように思ったが、気のせいかな? 特に北穂小屋直下の登りが若い頃のイメージと違うような・・。もっと高度感のある垂直に近い登攀だったようなイメージなのだが、きっと歳のせいによる記憶の変質だろう。何せ38年ぶりのキレットなので

最近、山では行動不能や転倒・滑落事故による救助要請が増えていて、「体力や技術に見合った登山をするように」と注意喚起されている。ロングの縦走や難易度の高い山行はそろそろ自重した方がいいなと思っている

と言いつつも、ストックされている山行計画は、3泊4日から5泊6日程度のものばかり。晴れ予報しか山に行かないポリシーなので、なかなか実現できる天候の巡り合わせがこない(笑)。今回は2日目の午後に久々にレインジャケット・パンツを着て歩いたが、概ね天候に恵まれて計画を実行できた。本当に山の神様に感謝感謝だ

今後については、天気予報的にも体力的にも、もう少し計画を短縮してチャンスを窺うことにしよう



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:82人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら