白馬三山縦走（大雪渓経由）

2015年07月31日(金) ~ 2015年08月01日(土)

• GPS: 18:12
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,319m
• 下り: 2,317m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:01

距離 7.5km 登り 1,690m 下り 203m

5:34 猿倉荘
6:38 6:39 白馬尻荘
6:46 6:48 白馬尻小屋
9:53 9:54 避難小屋
11:01 11:23 白馬岳頂上宿舎
12:29 白馬山荘
12:49 白馬岳
13:06 白馬山荘
13:35 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 0:25
• 合計: 10:09

距離 11.0km 登り 630m 下り 2,115m

4:15 白馬岳頂上宿舎
4:25 4:27 丸山
5:47 杓子岳
6:50 7:01 鑓ヶ岳
8:05 8:06 大出原
9:36 9:40 白馬鑓温泉小屋
11:03 11:04 崩沢
11:06 11:08 落石沢
11:38 11:39 サンジロ(三白平)
12:34 小日向のコル（1824m）
13:26 13:27 中山沢
13:52 13:54 水芭蕉平
14:24 猿倉荘

天候

7/31 晴れ
8/1 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/31 5:18

猿倉から出発です。

7/31 5:43

緩やかな登山道を進むと次々と花が出迎えてくれます。アジサイ

7/31 5:56

オオウバユリ？

7/31 6:05

7/31 6:24

タマガワホトトギス

7/31 6:25

モミジカラマツ

7/31 6:26

オタカラコウ

7/31 6:30

オオバミゾホウヅキ

7/31 6:33

チダケサシ？

7/31 6:35

ミソガワソウ？

7/31 6:36

ミヤマカラマツ

7/31 6:35

山頂は雲に隠れています。

7/31 6:46

1時間ほどで白馬尻小屋に到着。

7/31 6:55

この先大雪渓を登ります。

7/31 7:11

大雪渓に到着です。登山者の列が見えます。

7/31 7:19

アイゼンを装着します。

7/31 7:41

荷物が重いせいか、アイゼンがよく効きます。

7/31 7:51

空気が雪渓に冷やされ、ひんやりとして気持ちがいいです。

7/31 7:57

落石注意の札がそこここにあります。

7/31 7:59

大きな石が所々に落ちています。

7/31 8:02

振り返ってみると結構上がってきました。

7/31 8:35

ここまでいいペースで歩けました。大雪渓も終わりが見えてきました。時々杓子尾根の崖が崩れていました。

7/31 8:35

振り返ってみると結構な斜度です。

7/31 8:49

大雪渓も終わり、アイゼンを脱ぎます。後続の登山者の列が続きます。

7/31 8:50

葱平（ねぶかっぴら）の坂を登ります。ここもお花が一杯咲いていました。

7/31 9:00

シナノキンバイ

7/31 9:11

クルマユリ

7/31 9:12

結構急な坂ですがゆっくり登ります。

7/31 9:16

高度感があります。それにしても大雪渓の列は続いています。

7/31 9:16

タカネイブキボウフウ？

7/31 9:17

タカネナデシコ

7/31 9:31

次に渡る小雪渓が見えてきました。

7/31 9:40

ここもアイゼンをつけて渡ります。

7/31 9:51

小雪渓を渡り終えました。天狗菱が聳え立ちます。

7/31 9:58

避難小屋を通過します。この先がお花畑と言われる場所です。

7/31 10:03

ここは日本かと思うようなアルペン風景です。

7/31 10:12

ミヤマキンポウゲ

7/31 10:16

ハクサンフウロ

7/31 10:19

本日の泊地、白馬岳頂上宿舎が見えてきました。

7/31 10:20

ミヤマキオン

7/31 10:21

イブキジャコウソウ

7/31 10:22

イワオウギ

7/31 10:23

ミヤマオダマキ

7/31 10:24

「ここの高山植物は特別天然記念物」

7/31 10:27

白馬杓子岳がよく見えます。

7/31 10:31

7/31 10:31

クモマミミナグサ？

7/31 10:33

岩肌に目をやるとそこには猿が！

7/31 10:42

ミヤマアケボノソウ

7/31 10:49

ヨツバシオガマ？

7/31 10:51

ハクサンイチゲ

7/31 10:50

あともう少しです。

7/31 10:53

がんばります！

7/31 11:00

5時間半かけて到着です。1300mの高低差はこたえました。

7/31 11:01

テント場に向かいます。

7/31 13:56

今晩の宿です。

7/31 12:21

まだ時間があるので山頂に向けて出発です。

7/31 12:18

ウルップソウ

7/31 12:22

ミヤマダイモンジソウ

7/31 12:23

ミヤマクワガタ

7/31 12:23

イワギキョウ

7/31 12:26

日本一の収容人数を誇る白馬山荘。その奥に山頂はあります。

7/31 12:27

タカネツメクサ

7/31 12:34

白馬山荘を通過します。

7/31 12:43

山頂まであと一息です。

7/31 12:50

白馬岳頂上(2932m)に到着

7/31 12:49

剣岳、立山三山がよく見えます。

7/31 12:51

朝日岳の方角

7/31 12:51

小蓮華山への縦走路

7/31 13:03

山頂からの帰り道、明日登る杓子岳と鑓ヶ岳に剣岳。

7/31 13:10

テント場に戻る途中、白馬山荘に立ち寄り

7/31 13:15

北アルプスの山並みを見ながら

7/31 13:15

ケーキセットで疲れを癒す。

7/31 13:31

山頂に別れを告げ、キャンプ場に帰ります。

7/31 13:33

タカネシオガマ？

7/31 13:36

テント場に戻りました。

7/31 14:03

今日一日お疲れ様でした。

8/1 4:24

翌朝4：00過ぎに出発です。キャンプ場に別れを告げます。

8/1 4:24

キャンプ場では月に照らされて一晩中テントの中も明るかったです。

8/1 4:30

静寂の中、東空に雲海が広がっています。

8/1 4:30

本日登る杓子岳に鑓ヶ岳

8/1 4:33

剱岳に月

8/1 4:34

白馬岳も静まっています。

8/1 4:46

昨日登った大雪渓

8/1 4:49

もう一度、月と剱岳

8/1 4:56

ご来光です。まるで水平線から登ってくるようです。山々が海に浮かぶ島のように見えます。

8/1 5:15

杓子岳山頂へは縦走路から急登します。

8/1 5:39

ガレ道の急登。思うように足が進みません。杓子岳方面から大雪渓への落石が多いのもわかります。

8/1 5:44

杓子岳山頂（2812m）到着です。ガレ場に足をとられ、コースタイムを30分近くオーバーです。

8/1 5:45

太陽も大分高くなりました。

8/1 5:44

山頂からは八ヶ岳と富士山が見えました。

8/1 5:52

次の鑓ヶ岳に向かいます。

8/1 6:26

山頂に進むにはこの瘤を乗越えなければなりません。

8/1 6:37

山頂に続く登山路

8/1 6:44

山頂までの道もガレ道です。

8/1 6:52

もうすぐで山頂です。

8/1 6:54

あと少し

8/1 6:54

鑓ヶ岳山頂（2903m）到着です。

8/1 6:53

白馬三山の中でこの鑓ヶ岳からの景色が一番でした。白馬岳と杓子岳を振り返って。

8/1 6:53

もちろん剱岳もばっちりです。

8/1 6:55

槍ヶ岳

8/1 6:59

剣岳の奥には白山

8/1 7:02

よく見ると槍ヶ岳に加え、鹿島槍ヶ岳も見えます。槍ぞろい。

8/1 7:06

唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、いつかは登りたいです。

8/1 6:55

東側は雲海。何となく海を進む船の舳先に見えなくもない。

8/1 6:55

八ヶ岳と富士山

8/1 6:59

最後に白馬岳に別れを告げて下山します。

8/1 6:59

ケルンと白馬岳

8/1 7:17

下りもガレ道です。

8/1 7:21

ホソバツメクサ？

8/1 7:33

ここから白馬鑓温泉方面に下ります。

8/1 7:33

鑓ヶ岳にも別れを告げます。山頂に多くの登山者がいるのが見えます。絶景をありがとう。

8/1 7:34

ここから鑓温泉まで650mほど一気に下ります。

8/1 7:50

こちら側の斜面に下ると稜線の涼風はなくなり、一気に気温が上がります。

8/1 7:47

チングルマ

8/1 7:53

ミヤマコウゾリナ？

8/1 7:54

エゾシオガマ？

8/1 7:56

オンタデ？

8/1 7:58

ミヤマキンポウゲ

8/1 8:05

暑さで水の消費が増えますが、まだ雲の上です。

8/1 8:07

大出原（おおでっぱら）。ここも花の楽園です。

8/1 8:07

ハクサンコザクラの花畑

8/1 8:08

チングルマの花畑

8/1 8:09

まるで日本ではない風景

8/1 8:11

しばし暑さを忘れます。

8/1 8:11

コバイケイソウ

8/1 8:14

タカネウスユキソウ

8/1 8:18

ウサギギク

8/1 8:30

ハクサンイチゲ

8/1 8:30

一面花畑

8/1 8:44

ウラジロナナカマド？

8/1 8:48

スイスの絵葉書のようです。

8/1 8:50

ここからは鑓温泉に向け、足場が滑りやすい鎖場が続きます。

8/1 9:01

暑さと疲れで足がふらふらな上、滑りやすい岩なので、いつも以上に慎重に下ります。

8/1 9:03

滑りやすい岩が続きます。

8/1 9:12

足元が滑るので結構怖かったです。

8/1 9:26

ようやく鑓温泉が見えてきました。ここまで6時間もかかってしまいました。

8/1 10:17

ここは秘湯中の秘湯です。猿倉から4時間以上かかります。また汗まみれになるので温泉はパスし、20分ほど足休めをします。

8/1 10:19

鑓温泉の男湯は外から丸見えです。女性ハイカーは目の「やり」場に困りそうです。

8/1 10:23

ハナニガナ？

8/1 10:31

アイゼンを付けてこの雪渓を下ります。

8/1 11:13

雪渓の後は高度1800mぐらいで延々とアップダウンのあるトラバースが続きます。鑓温泉宿泊と思しき大きな荷物を背負った高校生の団体、何組かとすれ違いました。当初の計画では鑓温泉でテント泊でしたが、あまりの暑さに帰りを急ぐことにしました。

8/1 11:16

ときどき小雪渓がありますが、アイゼンなしで大丈夫です。

8/1 11:23

クガイソウ？

8/1 11:23

ホタルブクロ？

8/1 11:24

ミヤマコゴメグサ

8/1 11:27

白馬の峰にもこれでお別れです。

8/1 11:28

クロトウヒレン？

8/1 11:52

鑓温泉から2時間歩いて猿倉までまだ1/3しか来ていないことに愕然。あまりの暑さに足元がふらふらなので、1時間おきにしっかり休みをとるようにしてリズムを戻しました。

8/1 11:55

サンカヨウ

8/1 11:56

8/1 11:58

ズダヤクシュ？

8/1 12:08

8/1 12:28

8/1 12:37

キヌガサソウ

8/1 12:38

ミズバショウ

8/1 12:39

小日向のコル、ようやくここから下りに入ります。この辺りから湿地帯が続きます。

8/1 12:49

ニッコウキスゲ

8/1 12:51

8/1 12:51

シモツケソウ

8/1 12:56

群生しています。

8/1 12:52

オオバギボウシ？

8/1 14:18

大雪渓へのトレールとの合流点まで帰ってきました。猿倉はもうすぐです。もう水もほとんど残っていません。

8/1 14:27

猿倉荘が見えてきました。

8/1 14:35

猿倉到着です。

8/1 14:35

CCレモン、一気飲みです。

8/1 15:36

帰りは2日の疲れを癒すため八方の湯に立ち寄り。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 調理用食材 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ

感想

やまぼうし

夏休みを一日頂き、テントを背負って北アルプスの白馬三山を周回してきました。天候に恵まれ、山頂からは剣岳、立山から槍ヶ岳まで北アルプス・オールスターの絶景が楽しめました。登山道には色とりどりの高山植物が咲き乱れ、評判に違わない花の名山でした。お花畑、雪渓、ガレ場とバラエティーに富んだ登山道で、大満足の北アルプスデビューとなりました。