雲取山と長沢背稜 /三峰神社〜小沢峠


- GPS
- 32:34
- 距離
- 50.2km
- 登り
- 3,435m
- 下り
- 4,282m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:58
- 山行
- 11:31
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 13:58
天候 | 3日 晴れ後曇り 4日 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り /小沢19:34−20:15飯能駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰神社〜雲取山 ・全体的に整備されたハイキングルート、ところどころ木の根の張り出し、石灰岩の露出した岩場等、足元の悪いところがあるので注意 イモノ木ドッケ〜小沢峠 /長沢背稜(都県境尾根) ・痩せ尾根、木の根の張り出し、露出した岩など、一部注意を要するところはあるが、全体的には良く踏まれた歩きやすいルート ・水松(アララギ)山から大栗山までは東京側をトラバースするコース。稜線上のコースを辿ることも可能だが、ところどころ踏み跡が薄くなっている ・コース後半の日向沢の峰から長尾ノ丸の区間が長く、急斜面の下りを数回繰り返す。疲れた体にはシンドイ区間 ・黒山と小沢峠のちょうど中間くらいの地点で2頭のクマを目撃 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 35L
ストック 1
水筒 2 2L+1L
ヘッドランプ 1
ナイフ 1
コンパス 1
地図 1 山と高原地図
ストーブ 1
ガスカートリッジ 1
ライター 1
コッヘル 1
カトラリー 1 スプーン、フォーク
食糧 4食分+予備
携行食
帽子 1
グローブ 1
レインウェア 1
フリース 1
着替え アンダー、靴下、下着
タオル 1
マット 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ツェルト 1
GPS 1
ファーストエイドキット 1
予備電池 単3/単4
エマージェンシーシート 1
ゴミ袋 2
携帯電話 1
健康保険証/運転免許証
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感想
今年3月に雲取山から石尾根で下山した時に並行して伸びる長い稜線
長沢背稜(都県境尾根)、芋ノ木ドッケから小沢峠まで30kmオーバーのロングコース
ただの稜線ということだけではなく、埼玉県と東京都の県境を歩くということも赤線繋ぎとしては格好のネタ
と言うことで、未踏区間の雲取山と三峰神社と、長沢背稜を組み合わせ、
1泊2日で約50km、累積標高3,300m、地図上に記載されている山だけで16座、
という、少し無理目のプランを実行
1日目は、三峰神社から雲取山までのハイキングコース
三峰神社のお参りでのんびりしすぎて、スタートが遅くなった以外は予定通りの行程
詳しくは、写真とコメントを参照し欲しい
泊まりは雲取山荘でツェルト泊
最近は、ツェルトの利用機会が増えている。軽量、コンパクトで、撤収が簡単、雨の心配さえなければ、それなりに快適で良い
2日目は、今回の山行のメインイベントである長沢背稜の縦走
1日で30kmは長いが、陽の長いこの時期ならではチャレンジ
コースは正規のルートを歩くだけなら、特に危険な場所はないが、とにかく長い
「山」と名のつくピークだけで地図上の12座、アップダウンも多く、今回は芋ノ木ドッケからの下りメインのコースだったからいいが、小沢峠からの縦走だったら、もっと体力的に厳しい内容になっていたと思う
今回も地図に名前の載っているピークは巻かないというマイルール
何度か、正規のコースを外しているが、薄らとある踏み跡と、都県境の三角点、木に貼り付けられた境界見出標のおかけでルートに悩むことは殆どなかった
実際、蕎麦粒山あたりで心が折れそうになり、諦めて下山しようかとも考えた
何とか根性で先に進むが、明らかのペースダウン
棒ノ折から先は、景色を楽しむ余裕もなく、ひたすらゴールまで、ただ歩いていた
ハプニングというわけではないが、黒山から馬乗馬場を過ぎて、小沢峠との中間あたりで熊を目撃
谷側50mほど下を2頭のクマが走り去っていった
クマ鈴に気付いて逃げっていった様子(逃げた方向が進行方向だったので少し不安だったが)
クマ鈴を携帯して良かったと、初めて実感した
予定より30分程オーバーしてしまったが何とか無事、小沢峠まで歩きとおし
19時過ぎには小沢バス停にゴール
帰りのバスを待つ間の一時、気付けば寝てしまいそうな重い疲労感、長い行程を歩きとおしたという達成感で、いつもとは違う満足感を味わう
ただ一つ、もやもやとした気持ちが残るのは、正規のルートで東京側を巻いている部分が多かったこと
埼玉県民としては、何だかなァ...という感じ
いっそのことルートを無視して尾根沿いを進み、本当の都県境を歩きとおしてみようか...
などと、体力的にキビシかったことを忘れて、もう次のことを考えてしまう
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