北アルプス裏表銀座縦走
- GPS
- 113:58
- 距離
- 57.3km
- 登り
- 5,470m
- 下り
- 5,363m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 10:33
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:54
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:37
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:32
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 6:58
天候 | 7/4 曇り→雨 7/5 雨→曇り→霧 7/6 雨→曇り→雨 7/7 雨→霧→晴れ 7/8 晴れ→雨 7/9 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
松本から信濃大町までJR。 信濃大町より高瀬ダムまでタクシー8200円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部源流付近は沢の増水あり。沢渡もあるため、増水時は危険。 西鎌尾根は残雪あり。雪渓上をトラバース。 通過時点にて野口五郎岳小屋、水晶小屋、雲ノ平山荘は小屋開きしておらず。 その他は一般登山道として利用可。 |
その他周辺情報 | クラブ燕山荘に入っているため、有明荘の日帰り風呂が半額。広くてきれいで、親切で、温泉も最高!!乾燥室もあり、濡れたものも乾かさせていただきました。本当に有り難い。 有明荘より安南タクシーの乗り合いバスにて穂高駅まで。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
コンパス
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
ナイフ
ポール
テント
|
備考 | 虫よけは必要。 |
感想
槍ヶ岳timelaps
北アルプス裏表銀座縦走🗻
早めの夏休みをいただき、憧れの北アルプス裏表銀座縦走してきました。
山行距離は57.13キロ、5泊6日です。
天気運には見放されましたが、高山植物は満開でした。
槍ヶ岳で晴れたのが何よりもの救い。
荷物はテント装備で30キロ。
テントを張れたのは1回で、夜中雨が降り、浸水しました>_<
こんなに重たい荷物持ったのは久しぶりで、こんな長距離、日程は初めてでした。正直自信がなかったんですが、相方のおかげでなんとかなりました笑
<日程>
2016/7/4〜7/9
7/4 曇り→雨
高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋
高瀬ダムではトラックの運転手さんが土を運び出す作業をしていて、みんな手を振って送り出してくれました。
高瀬ダムから烏帽子岳までは日本三大急登の1つでかなりキツかったです。
途中左手首を2箇所アブに刺され、やる気消失。パンパンに腫れました。
稜線に出ると今年もアルプスに来たんだなーっていう実感でテンション上がりました(^。^)
この日は雨で、初日ということもあり、素泊まり小屋泊。
雨が一瞬止んだ合間を狙って烏帽子岳トライしました!
山の形が烏帽子そのもの。ハリーポッターの組み分け帽子みたい!!
7/5 雨→曇り→霧
烏帽子小屋→野口五郎岳→真砂岳→黒部源流→三俣山荘
この日は超ロングルート!出発時から暴風雨。むしろ開き直ってなんでも来いって感じ。
しばらくすると雨も止み一瞬展望がありました。槍ヶ岳までくっきり!
ただ、その一瞬だけであとは霧でした。
野口五郎小屋、水晶小屋はまだ小屋開けしてなく、休憩できませんでした。
水晶小屋あいてたら、水晶小屋でやめよっか〜って言ってたかも!笑
当初の予定は雲の平予定。
しかし雲の平小屋もやってないとの噂。
風が強かったのもあり、鷲羽岳は諦めて黒部源流経由で三俣まで。
ワリモ分岐から黒部源流通って三俣はすごい悪路。普通に川渡るルートで岩もツルツル。熊もよく出没するみたい…
鷲羽岳経由の方が安全で楽だったかも…
この日も暴風雨で疲れてたのもあって素泊まり小屋泊。
7/6 雨→曇り→雨
三俣山荘→三俣蓮華岳→双六岳→双六小屋
朝から暴風雨。
いい加減にしてと思いながらも、前日の疲れもあったので短いルート。
双六小屋に着いた頃は小雨の暴風でしたが、いい加減テント泊したいとのことでテント泊。
夜中1時ごろ暴風雨の音で目がさめる…
朝になり、浸水してきてることに気づく。
いざ出発。
荷物激重>_<
テント水吸いすぎ…
7/7 雨→霧→晴れ
双六小屋→西鎌尾根→槍ヶ岳→ヒュッテ大槍
雨の中出発しましたが、途中から霧。
相変わらず荷物激重。
西鎌尾根を通り、槍ヶ岳に行くも最後の登りが急登。2人して心折れるがなんとか槍ヶ岳肩に到着。
ガスが抜けるのを見計らい荷物をデポして頂上アタック。
山頂つくもガスガス…
しょんぼりしながら槍ヶ岳肩まで下山。
テントも乾くほど天気も回復してこないので、少し離れたヒュッテ大槍に!
相方はもう歩きたくないはずなのは重々承知でした。目の前に槍ヶ岳山荘。どうしても槍ヶ岳山荘ではなく、ヒュッテ大槍が良かったので…
30分さらに歩きました。無理言ってすんません。
しかし、ヒュッテ大槍大当たり!疲れたし、ご飯もなくなってきたので初の小屋メシ!
ウェルカムドリンクで白ワインが出てきて、ご飯も豪華!
なんと小屋は貸し切り!
小屋の人も親切で、テントまで乾燥室で干させてくれました。
ヒュッテ大槍は槍ヶ岳の絶好の展望スポット。
夕方から晴れてきて、夕日、星まで見れました!
7/8 晴れ→雨
ヒュッテ大槍→槍ヶ岳→東鎌尾根→西岳→大天井岳→大天荘
朝起きると最高の展望。これはこれはと4:30から槍ヶ岳再アタック!
展望最高で頂上も貸切(^。^)
満足してこの日は東鎌尾根通って大天井岳まで。西岳ヒュッテで槍をバックにハーゲンダッツ食べて、このまま天気もよくなるんじゃないかと甘い期待をしてると大天井岳の急登を登ってると一気に暴風雨。
テント諦めこの日も素泊まり小屋泊。
7/9 雨
大天荘→燕岳→中房温泉→有明荘
結局雨は上がらず、ずっと雨。
最終日なのにと思いながら…
明日明後日は晴れるんか…と思いながらも良いペースで燕山荘到着。
コマクサが綺麗に咲いてました。
稜線歩きはここまで。ここからは北アルプス三大急登を下山。
景気付けに燕山荘のケーキセット。
燕山荘は3回目。
山の上でケーキ食べれるなんて夢のまた夢。
最高に美味いんです。
もう終わりかーと思いつつ下山するも結構体力消耗してることに気づき、お互い無言。
合戦小屋に到着。
名物のスイカを食べました。
ふと相方があれ、たぽーくんとあんなちゃんじゃない?って…
そんなはずねーだろ〜
こんな雨の中この急登を登ってくるバカは俺の友達にはいない!と思いつつも振り返ると…
…
…
…
たぽ、あんな…
…
ぎゃーーーー
お互いびっくり。
ひたすら騒いで、写真撮りましたw
数ある山の中でこの急登を雨の中登ってくる彼らのバイタリティ…
なんも言えないっす。
彼らに元気をいただき、元気に下山!
本当に元気が出ました。
最後の最後でサプライズだったな〜
有明荘にて温泉入浴。
6日ぶりの風呂。
最高でした。
有明荘では日帰り入浴客にも乾燥室貸してくれ、とても親切。施設も綺麗でここは立ち寄るべきところです(^。^)
下山後、松本で信州牛食べて帰宅しました。
高級すぎて久しぶりのお肉の脂が胃もたれw
でも美味しかったです!
<アクセス>
松本駅までJR特急あずさ
松本駅から信濃大町駅まではJR大糸線
信濃大町駅から高瀬ダムはタクシー
有明荘から穂高駅までは安南タクシー乗り合いバス
穂高駅から松本駅まではJR大糸線
松本駅からはJR特急あずさ
素敵なルートですね(^^)/
行きのトラバースにアイゼンは必要ありましたか?
コメントありがとうございます。最高のルートでした。雪も少ないせいか、全く必要なかったです。雪も解けて柔らかく、登山靴で歩けました。気温が下がると必要かもです。
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