鹿島槍ヶ岳(1日目はライチョウ10羽。2日目は360°パノラマビュー)
- GPS
- 17:33
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,710m
- 下り
- 2,700m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:34
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:55
天候 | 9日曇り、10日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年白馬岳から白馬槍ヶ岳を縦走した二人。
その時、来年は鹿島槍ヶ岳へ行きましょう。
と約束したようなしないような…。
それでも今年の夏は鹿島槍ヶ岳へ行きましょうと
8月2・3日、予備日を9・10日として計画を立てました。
2・3日はあいにくの天気予報でしたので、一週間延ばして
今回の山行になりました。
長野県独自の山の天気予報では、曇りのち晴れの予報でしたが、
台風の影響が残り1日目はガスガスの空模様でした。
それでも、ガスガスならではこそ、ライチョウさんに会えるかも
と、いいふうに解釈して、強風視界ゼロの山行を続けます。
こんな日は雷は心配ないけど、
3:00過ぎれば天気が不安になると感じておりました。
爺が岳に登る途中、すれ違う人にライチョウ情報を聞いて、
ある程度の位置把握はしたものの半信半疑で探します。
先ずは一羽目、赤い足管をした個体発見。
続いて、はい松とガレ場の境目にまたまた一羽発見。
そしてついに親子4羽の団体さんを写真に収め満足満足。
爺が岳中峰に登り、天気の回復を待つのですがやはりダメダメでした。
がっかりしながら、ライチョウさんに会えたことを喜びにして、
北峰のトラバースコースに進むと、
更の4羽のライチョウが砂浴びをしております。
登山道を独占しているので、ただただ撮影にいそしみ、
登山道を開けておくれよと哀願していると
さらに後続のグループが来られます。
進むと逃げてしまうので、いましばらく進まないでとのことですので、
ただただ一緒に眺めます。
十分撮影を終えたので、進みますよというとやはり
セイフティーゾーンを越えたのでしょう、
ライチョウ親子は斜面を降りていきました。
冷乗越を過ぎあとは冷池山荘へ…
予約してあったのであっさり受付を済ませ、
部屋割りされた場所に荷物を置き、到着祝いの一杯。
しばらくすると雨が降り始め、やはり早い到着はだいじですね。
更にお酒が進みます。夕食まで小一時間ちょっとゆっくりしましょう。
17:00からは夕食。もちろん自前のお酒で晩酌付きです。
夕食後は、自炊室でコーヒーを飲み、翌日の天気予報を調べながら、
20:00消灯前には布団に入りぐっすり寝ます。
翌朝、4:00起床。冷池山荘の朝食は5:00から。
ちょうどご来光に時間にあたり、鹿島槍ヶ岳北峰を目指すには
5:00には出たいね!!!ということから、朝食は自炊です。
レトルトの雑炊とトン汁&缶詰めのおさかなを食べて、
4:50分には出発できました。
ご来光を見るなら、テント場でしょうと!!!提案したはいいものの、
そこまでダッシュでした。疲れたよ~
でも見事なご来光と、ちょっぴりのモルゲン。満足満足。
なんといっても昨日とはうって変わって最高の天気です。
雲海の上の世界を堪能しながらご来光を望み、
まずは布引岳を目指します。
立山&剱岳に差し込む光と布引岳のピラミダルな影…
ずっと興奮しながら、よかったねよかったねの連発です。
鹿島槍ヶ岳南峰に到着すると、それなりに多くの登山者がおります。
パノラマビューをチョイ見した後は北峰を目指します。
さすがこちらはそれなりにハードなコースです。
とはいえ、妙義山の鷹戻しを歩いた二人にとっては
たいした場所ではありませんでした。
慎重に一歩一歩進み、更には荷物デポしてからみで
北峰到着。こちらは数えるほどの山行者ですので、独占状態です。
もっとゆっくりしたいのですが、15:00前の下山到着を考えると
そうも言ってはおれません。帰りましょう帰りましょう。
戻った、鹿島槍ヶ岳南峰は先ほどよりは人も少なく、
ちょっぴ離れた場所からパノラマ撮影を楽しみ。
まずは冷池山荘に戻ります。
時間が経つにつれガスがわきはじめ少々気がかりになります。
冷池山荘の食堂で見た写真の撮影場所へ行って同じアングルで写したいな?
などと思っていたので、わいてくるガスがとても気になります。
それでも、どうにか増えることもなく
ある一定の高さになると消えていたので一安心。
冷池山荘を後にし、爺が岳へ…
晴れていればこんな風景が見られたんだと
昨日とは全く違う風景を堪能しながら、
緩みっぱなしの顔をお互いに見せながら帰ることにしました。
振り返ってみる鹿島槍ヶ岳…前の望む爺が岳、今日は南峰へ行きましょう。
と、進みながら、ライチョウさんに会えるのかな?といろいろ探しますが…
この時間帯、更にこの天気の良さでは
ハイマツの中に入ってしまっているのでしょう。
全く会えませんでした。
種池山荘までの稜線はとても気持ちがよく遠方を望みながら足を速めます。
私の知り合い、yumeさんの知り合いとすれ違うなど、
山を歩く回数が増えると、思わぬ出会いが待っているものですね。
種池山荘で昼食予定でしたが、日陰がなくあまりの暑さに辟易して
すぐさま下山。途中の木陰で食事することにしました。
食後はただただ下山するのみ。整備の行き届いた登山道は
安心して下山できました。
メリハリのはっきりしたいた天候だからこそ、それぞれの良さを味わった二日間。
二日目の天気が悪かったら、こんな感じで締めくくれなかったことでしょう。
お見事お見事。よかったね~…来年は…
二泊して穂高連峰にチャレンジでしょうか?
さてさて、どうなるかはわかりませんが
まずは、宿泊コラボ北アルプス第二弾。
素晴らしい山行ができたことを喜び、レコの締めくくりとしておきます。
yumeさんいろいろありがとうございました。
レコアップよろしくお願いします。
今年もaoさんと北アルプスへ行く事が出来ました。見る度に行きたかった鹿島槍ヶ岳への山行がaoさんのお蔭で実現しました。
登山口では指導員の人が登山届を預かってくれます。aoさんが作ってくれたので私はノータッチです。いよいよ登山開始です、手入れが行き届いた登山道にびっくりです、目をつぶっても登れそうです。それでも距離高度がかなりハードなのでゆっくり登ります。しばらくすると午前8時頃続々と下山してくる人がいます。種池山荘手前のお花畑がすごいですがガスが濃くて良く見えません。山荘も10m位手前でやっと確認できました。
この日の天気予報は悪く無かったのですが、ガスでは仕方ありません、せめてライチョウに会いたいです、下って来た人にaoさんが情報を聞きます、探しながら爺ケ岳を目指します。少し登るといました、1羽です逃げる様子は有りませんが遠くから写真に収めます、さらに上にもう1羽いました、向こうを向いたきり動きません、こちらが動いて違う角度から写真を撮ります。やがてハイマツの中に、さらに南峰を目指し登ると今度は親子の4羽、子供は戯れて親にじゃれついたり、勝手に離れたりです。人は気にしないように見えますので近づいて何枚も写真を撮りました。
本当なら絶景の稜線が見えるはずですが、今日はガスって何も見えません、ですがこれだけライチョウを見られて、南峰を巻いて進むとすぐ目の前にいました、また4羽の親子です、親鳥が登山道の砂に寝ています、子も真似をして砂浴びをします、親鳥は砂を跳ね上げ私のズボンに掛かります、1m位の先にいます。しばらく写真を撮りましたが先に行きにくくて困りました、後から来た人と変わって、過ぎてから横を通り過ぎました。10分から15分位ライチョウの砂浴びを見ていました。
爺ケ岳は中峰だけ登って、そこで昼食にしました。うどんを温めて掻き揚げの天ぷらを乗せて、本物のビールで乾杯して、バナナの乾杯もしますが背景はガスのみです。歩きやすい稜線の道を辿って冷池山荘に到着。
部屋に入って少ししたら、大粒の雨が降って来てタイミングが良かったです。テントを持って来る案もあったのですが、小屋泊まりで正解でした。
お酒やつまみを持って来たので、ミニ宴会で疲れを取りました。酔いも気持ち良さもあって、明日は良い天気になりますように祈って床に就くとすぐに熟睡してました。夜中人の声で目が覚めると窓から満天の星空です。すっかり雨が上がって、きれいです。夜中ですが少し外に出て星を眺めましたが少し寒く感じ、トイレに入りますが、どうも出る気がなさそうなのでまた寝ます、4時ころそろそろ明るくなりそうと気が気でなりません。持って行くもの置いて行くものを部屋の外で分けて、いたらaoさんが起きたので自炊室でaoさんが用意してくれた雑炊とスープの朝食を食べて、私は夜明けが気になって仕方有りません、私は先に外に出て雲海の小屋前の展望台から夜明けを楽しみます、デッキは雨で座ることはできません、それに東側のみの展望です、aoさんが登って来たのでテント場までダッシュで登ります、登っている間に太陽が出てしまってはと急ぎますが朝のダッシュは足にきました。
狙い通りテント場からは剣岳、立山の稜線と今登ろうとしている太陽のご来光を楽しむ事が出来ました、テント場では雨で大変だったようで、陽が登ってからテントから這い出す人もいました。ご来光を楽しみ鹿島槍ヶ岳へ向かって登ります、天気は最高、稜線歩きは気持ち良すぎ、溢れる幸せに来て良かったと喜び会います。仲間と共有出来て嬉しいです。どんどん登り遠かった鹿島槍ヶ岳が徐々に近づいて、後を振り返れば爺ケ岳の三峰、雲海の向こうに南アルプスや富士山、槍ヶ岳穂高が見えます、剣、立山はずっと一緒です。最後の登りは石の九十九坂をゆっくり楽しみます。山頂には10人位の人,写真を撮りあい北峰も登りましょう。厳しい岩場を降りて100m位を登り返して北峰へ山頂からはキレット小屋も見え、五竜や白馬が目の前に広がり、あれが杓子だ槍だと山座同定。ずっと居たい気持ちを抑えて、帰りの道を辿ります。帰り道を眺めると爺ケ岳の登りは大変そう、それでもあそこを越せば後は下りのみ、aoさんは冷池小屋と鹿島槍ヶ岳のショットを撮りたいと急ぎますが、私はどうもお腹の具合がで冷池山荘で用をたして、さぁ急ぎましょう。ガスが揚がってきて鹿島槍ヶ岳を隠してしまいそうです。
花有り、北アルプスの大展望有り、好天気に嬉しさを感じながら長い下り道を歩きました。aoさんと一緒だといつも楽しいです、もう一人加わればより一層賑やかになります。本当有りがたい山友を持って幸せです。
aoさん有難うございました。今度は3人で行きましょうね。
雷鳥にも出会えて、雨ものがれて、とても良かったね。
翌日はまた最高でしたね。
しばらく歩いていないから、そのうち縦走したいな〜
写真とてもgoodだよ。
ともかく良かったね!
hagureさん、こんにちは。
下山時の電話。それにレコへの一番の投稿
ありがとうございます。
先日は500回記念&長寿番付に載る富士山登山おめでとうございます。
お見事です。山行中hagureさんの話をしておりました。
それにしても、1:32の入稿?
どれほど遅くまで起きていらっしゃるのでしょう。
来年の夏は表銀座から槍ヶ岳?
それとも穂高縦走でしょうか?
二泊三日のコースでいける範囲でベストコース考えたいものです。
よろしくお願いします。
秋には鳥甲山へのコラボ実現しましょう。
hagureさん こんにちは。
孫がかえって少し時間が出来ました。
お盆休み前でまだ山が混む前で良かったです。メリハリのある天気でした。
ほとんどまだ足を掛けただけの北アですが、やっぱりいいですねー
一緒に歩きたいですね。動画もあるので編集出来たらアップしたいと思います。
500日目おめでとうございます。どうやっても追いつきそうも有りません。
夢さん
こんばんは
同じ日の同じ頃
同じ雲海に浮かぶ白馬や鹿島槍を
槍ヶ岳の西鎌尾根で見てました。
なぜかあのエリアだけがガスが多かったです。
今回は期せずして同じ日に北アルプス登山となりましたね。
また楽しみが増えました。
iiyuさん こんにちは。
あれー同じ日に西鎌尾根でしたか、知っていたら大きな声で読んだのに(#^.^#) 同じ山塊を共有していたとは嬉しいです。
鹿島から槍ヶ岳はよく見えていました、西鎌は裏銀座でしょうか?レコを拝見します。今頃は人が超混んで小屋は大変でしょうしょうね。
今回も知りあいと会いましたが北アでバッタリしたら
驚きですね。
aoさん、yumeさんおはようございます。
私も同じ日に槍ヶ岳あたりにいました。ライチョウは見たかったのですが会えませんでした。今年はまだライチョウに会っていません。お互い快晴の北アルプスを満喫できてよかったですね。
yamayuriさん こんにちは。
双六小屋から西鎌尾根でしたか、地図を見て本当に、長い距離をすごいですねー。yamayuriさんは私より5つも上なのに本当すごいです。3日前には鳥居峠から四阿山も楽しまれて、天気が不安定な中良かったですね。
爺ケ岳の9日はガスってちょうどライチョウが遊ぶのに良かったのでしょうね、あれ程長く近くで見られるなんて嘘のようでした。
砂浴びした砂が 足に掛かりました。子は思わず手で包んでみたいと思った程でした。
yamayuriさま&iiyuさま
コメントありがとうございます。
お二人のレコも拝見させていただきました。
お見事です。あれだけの長い距離を一泊で歩きとおすとは
ただただ、驚くばかりです。
ライチョウさんを見るのが今回の大きな目標でしたので
それはそれは嬉しく、長い時間そしてたくさんのショットを
費やさせていただきました。
翌朝の好天、稜線の素晴らしさ。
この天気が続くなら、稜線から降りたくない気持ちにもなりました。
いつかyumeさんとご一緒で来たらなんて思っております。
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