記録ID: 939495
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス南部縦走
2016年08月09日(火) ~
2016年08月13日(土)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 104:00
- 距離
- 73.0km
- 登り
- 6,475m
- 下り
- 6,718m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:16
2日目
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:42
14:45
3日目
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 11:13
14:55
4日目
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス:毎日アルペン 竹橋 22:40⇒ 畑薙夏期臨時駐車場 6:00(\9,800) バス:畑薙夏期臨時駐車場 7:30⇒ 椹島ロッジ 8:30(\3,000) バス代は、東海フォレストの山小屋での宿泊費に充当できます 【復路】 バス:白樺荘 14:40 ⇒ 横沢 16:43(井川地区自主運行バス(てしゃんまんくん)\1,100) バス:横沢 17:25⇒静岡駅 18:40(しずてつ \1,150) 白樺荘からのバス(てしゃんまんくん)は井川地区の自主運行バスです。バスといっても大きめのワンボックスカーで10人程度しか乗れません。途中で待機している車があるようで、1台が満席となった場合は、運転手さんが連絡を取り合って必ず乗れるように運行してくれるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島ロッジ⇒千枚小屋 登山道ははっきりしていますし危険な場所はありませんが、とにかく長いです。朝歩き始めて夕方までかかるでしょう。この区間は眺望もないので黙々と歩くのみです。 千枚小屋⇒千枚岳 30分くらいで到着します。小屋から15分くらいで稜線に上がり眺望が開けます。 千枚岳⇒悪沢岳 千枚岳から少し進んだところに核心部といわれる岩降りの場所があります。5m程度の岩場です。事前の調査ではテン泊装備で降りるのが大丈夫かと心配していましたが、意外なほどあっけなく普通に降りられました。 ここを抜けてしばらくすると丸山への登り、更に悪沢岳への稜線歩きです。 とても景色のいい登山道です。 悪沢岳の上部は、大きな岩がゴロゴロしています。 悪沢岳⇒荒川中岳・前岳 悪沢岳から一旦降ります。この降りの部分が急傾斜で滑りやすい小砂利の道です。焦らず確実に降りていくことをお勧めします。 コルまで降りると登山道も広くなり安心して歩けます。 荒川中岳・前岳⇒荒川小屋 中岳から前岳までは3000mの稜線歩き。富士山のほか南アルプスの山々が一望です。 荒川小屋までの降りは急傾斜の斜面をジグザグに降りていきます。登山道に危険な場所はありません。 降りはじめて早い段階から荒川小屋が見えてきますが、見えてからが結構長いです。 荒川小屋⇒赤石岳 大聖寺平までは楽々な登山道ですが、ここから小赤石岳までが非常にくたびれました。結構な標高を登らなければなりません。登山道に危険な場所はありません。 赤石岳⇒百間洞山の家 赤石岳から一気に降ります。傾斜のキツイ降りでザレているので慌てず降りたい場所です。傾斜が落ち着くと山体をトラバースするように降りていきますが、この区間はガレ場です。登山道自体は十分な道幅で、きれいに整備されていますので危険はないかと思います。 鞍部まで降りると、小さなアップダウンをこなしつつ百間平となります。雲の平ほどの規模はありませんが、やはり2500mを越える場所にある台地って不思議な感じがします。 百間平を超えると、百間洞山の家までは谷底にダイブするかのような急下降です。疲れがたまる1日の終盤に、ここの降りは膝に厳しいです。 百間洞山の家⇒中盛丸山 暗いうちに通過したので状況はよく分かりませんが、登山道は狭く樹林帯の急傾斜を登っていく感じでした。 稜線に上がると中盛丸山は目の前。結構きつそうに見えましたが20分ほどで上りきれました。 中盛丸山⇒兎岳 まずは降りですが傾斜がきついです。所々大きな岩もありましたのでゆっくり降りていきました。登山道は明瞭です。鞍部から小兎岳への登り返しはさほど時間はかかりませんでした。 小兎岳からは兎岳が目の前に見えますが、名前に似合わず大きな山です。登山道ははっきりしていて遠くからでも視認できますが、なんとも傾斜がきつそうです。 実際鞍部までの降りがとても長く、底からの登り返しはとてもキツイものでした。 兎岳⇒聖岳 登りがきつければ降りもキツイです。特に兎岳から聖岳に向かうルートは大きな岩が多く気を使います。登山道も急に細くなりすれ違いも大変かもしれません。 目の前にはっきりと聖岳を感じられる岩が出てきたら、そこが最低鞍部です。ここからは少しの間岩登りっぽい登山道となります。稜線に出るまでの間、何度か岩をよじ登るようなところがあります。 稜線に出ると単調な登り。とにかく登り。けど聖平小屋からの登りに比べれば半分以下です。 聖岳⇒聖平小屋 くだりとしてはとても単調です。聖平までに間に遮るものがないため、視界が良すぎる分歩いても進んでいないような錯覚を覚えます。 こちら側の降りは傾斜がきつく、ザレていますのでスリップ注意といった感じ。 聖平小屋⇒上河内岳 樹林帯の中をしばらく歩きます。ちょうど昼時に歩いたせいもありますが、この樹林らいから南岳の区間は風が無いようで、とても暑かったです。 上河内岳⇒茶臼小屋 距離はそこそこありますが、平らな区間が多いです。 茶臼小屋⇒易老岳 ガスに包まれていたので全体像は把握できませんが茶臼岳までは広い尾根道です。ガスに包まれていてもルートミスはありませんでしたので明瞭なんだと思います。 茶臼岳からは一旦下降し樹林帯に入ります。易老岳までの間、眺望はほとんどありません。登山道は明瞭です。アップダウンはありますが、ハイキングコースを歩いているような感じ。 易老岳⇒光小屋・光岳 距離は長いですが、ここまでと同様、ハイキングコースのような感じです。 静高平の水場はとてもおいしい水が出ていました。 ここから先は不思議な空間。2500mの高地にいるとは思えない、長閑な台地が広がっており「山」に登っている感じではなくなります。 光小屋から光岳までは15分ほど。光岳山頂から光石までは10分ほど下ります。 茶臼小屋⇒ウソッコ小屋 |
その他周辺情報 | 【椹島ロッジ】 山の中とは思えない施設の広さです。 登山者や釣りの方もいたようです。 宿泊施設のほか、小さめですが売店もありました。 【千枚小屋】 建て直して2年程度だと思います。 小屋の中はとてもきれいでした。 テント場は小屋から200mほど離れた森の中でした。 悪沢岳のバッジを入手しました。千枚岳のものは見当たりませんでした。 【荒川小屋】 ここは通過しただけですが、とてもきれいな小屋でした。 テント場は小屋から下った所にありました。あまり面積はないような感じです。水場はテント場の更に下で、小屋からの往復に10分程度かかりました。 悪沢岳のバッジを入手しました。 【赤石岳避難小屋】 避難小屋という名前ですが、2階建てのきれいな小屋でした。 覗く程度に立ち寄っただけです。 赤石岳のバッジを入手しました。 【百間洞山の家】 小屋とテント場が離れており、トイレや飲食物の入手は面倒です。 テント場も山の斜面を段々畑のように整地して作ってありますので、早めに到着して小屋に近いところを確保できないと、小屋への往復に結構な体力を使うことになります。 【聖平小屋】 山の中にいきなり広がる平地にある小屋です。 テント場もかなり広くて、ハイシーズンでも余裕がありそうな感じです。 通りすがりで昼食を頂いただけですが、噂のフルーツポンチをいただきました。 疲れた体にはとても美味しいです。 昼食にカレーを頂きましたが、山の中なのに激安(\500)でした 聖岳のバッジはここで入手しました 【茶臼小屋】 ここに2泊しました。テント場は小屋の近傍に点在しています。 山の日&TAJRのチェックポイントだったことも有り大混雑していました。 管理人さんのおかげで、かろうじてテントを張るところが確保できました。 茶臼岳、上河内岳のバッジを入手しました 【光小屋】 静岡県営の小屋との事です。 覗いただけですが、とてもきれいな小屋でした。 管理人さんもとても優しそうな方でした。 光岳のバッジを入手しました 【白樺荘】 入浴と食事ができます。 とてもきれいな施設で宿泊もできるようです。 お風呂も広めでゆっくり入れました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
|
---|---|
備考 | 毎日アルペンのバスを降りるときに、車内にトレッキングポールを忘れてしまいました。気づいたのはバスが帰ってしまってから。非常に困りました。 |
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [6日]
南アルプス7峰縦走(北岳-間ノ岳-塩見岳-悪沢岳-赤石岳-聖岳-光岳)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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