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【偵察編・2016年11月】
2016年11月7日、いつか来るべきアタックに向け、裏巻機ルートの偵察へ。南魚沼市「天竺の里」へ向かいます。
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【偵察編・2016年11月】
2016年11月7日、いつか来るべきアタックに向け、裏巻機ルートの偵察へ。南魚沼市「天竺の里」へ向かいます。
【みやて小屋・駐車場】
7時25分、「みやて小屋」に到着。駐車スペースはおよそ20台。「みやて小屋」にはキレイな水道&水洗トイレあり。
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11/7 7:25
【みやて小屋・駐車場】
7時25分、「みやて小屋」に到着。駐車スペースはおよそ20台。「みやて小屋」にはキレイな水道&水洗トイレあり。
【ゲート・事前連絡で解錠】
ここに至る手前「森のきりん館」に車止めのゲートあり。本来は朝8時に解錠しますが、事前連絡しておけば開けておいてくれます。
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【ゲート・事前連絡で解錠】
ここに至る手前「森のきりん館」に車止めのゲートあり。本来は朝8時に解錠しますが、事前連絡しておけば開けておいてくれます。
駐車場からは、ススキの奥に牛ヶ岳&巻機山が霞んで見えます。「う〜ん、あそこまでは遠いっスねぇ…」
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駐車場からは、ススキの奥に牛ヶ岳&巻機山が霞んで見えます。「う〜ん、あそこまでは遠いっスねぇ…」
【裏巻機・自然探勝マップ】
本日は偵察のため、取水口まで行き、その後は「牛ヶ岳・新道」を少し歩いてみます。
(元サイズ→拡大)
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【裏巻機・自然探勝マップ】
本日は偵察のため、取水口まで行き、その後は「牛ヶ岳・新道」を少し歩いてみます。
(元サイズ→拡大)
【裏巻機・偵察開始】
7時39分、裏巻機ルート偵察開始。とは言いましても、ココを歩くのは初めてではないのですが…
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【裏巻機・偵察開始】
7時39分、裏巻機ルート偵察開始。とは言いましても、ココを歩くのは初めてではないのですが…
歩き始めるとすぐに進行方向、紅葉の奥に「割石沢」が見えてきます。滝の落ちる音が聞こえてきます。
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歩き始めるとすぐに進行方向、紅葉の奥に「割石沢」が見えてきます。滝の落ちる音が聞こえてきます。
【割石沢を通過
7時44分、歩き初めて5分で「割石沢」に着きました。コースの上道へ進み、滝壺を眺めます。
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【割石沢を通過
7時44分、歩き初めて5分で「割石沢」に着きました。コースの上道へ進み、滝壺を眺めます。
【割石沢を通過◆
滝壺からは沢水があふれ、ザバザバと網の目のごとき白いスジが流れ落ちます。
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【割石沢を通過◆
滝壺からは沢水があふれ、ザバザバと網の目のごとき白いスジが流れ落ちます。
【割石沢を通過】
本来のコースに戻り、コンクリートの橋を歩いて割石沢を渡ります。右手側が割石沢の上流となります。
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【割石沢を通過】
本来のコースに戻り、コンクリートの橋を歩いて割石沢を渡ります。右手側が割石沢の上流となります。
【割石沢を通過ぁ
コンクリートの橋を渡りながら右手側を見上げました。滝の轟音で周囲の物音がかき消されます。
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【割石沢を通過ぁ
コンクリートの橋を渡りながら右手側を見上げました。滝の轟音で周囲の物音がかき消されます。
割石沢を渡ると、いよいよ裏巻機渓谷の水平歩道が始まります。青いワイヤーロープにつかまりながら、切れ落ちた断崖の道を進みます。
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11/7 7:51
割石沢を渡ると、いよいよ裏巻機渓谷の水平歩道が始まります。青いワイヤーロープにつかまりながら、切れ落ちた断崖の道を進みます。
岩壁を削って作られた登山道。足元は五十沢川の谷底まで切れ落ちています。もし足を踏み外したらどうなるか?想像が付くでしょう…
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11/7 7:54
岩壁を削って作られた登山道。足元は五十沢川の谷底まで切れ落ちています。もし足を踏み外したらどうなるか?想像が付くでしょう…
頭上にせり出す岩塊に目を奪われつつ、木製の小さな橋を渡ります。「えぐって作っただけに、エグイ道だね…」
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11/7 7:55
頭上にせり出す岩塊に目を奪われつつ、木製の小さな橋を渡ります。「えぐって作っただけに、エグイ道だね…」
途中、断崖の道を外れ、コケむした登山道をしばらく歩きます。この辺りは展望も利きません。
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11/7 7:59
途中、断崖の道を外れ、コケむした登山道をしばらく歩きます。この辺りは展望も利きません。
【不治心得の岩
8時02分、「不治心得の岩」を通過。写真右に見える大岩の下をくぐります。奥には金城山方面のどこかのピークが見えます。
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【不治心得の岩
8時02分、「不治心得の岩」を通過。写真右に見える大岩の下をくぐります。奥には金城山方面のどこかのピークが見えます。
【不治心得の岩◆
大岩の下を歩きます。コースはバッチリ整備されているため、危険はありません。
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【不治心得の岩◆
大岩の下を歩きます。コースはバッチリ整備されているため、危険はありません。
「不治心得の岩」を通過し、安全な登山道を15分ほど進むと、進行方向に坪池沢にかかる堰堤が見えてきました。
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「不治心得の岩」を通過し、安全な登山道を15分ほど進むと、進行方向に坪池沢にかかる堰堤が見えてきました。
【坪池沢を渡渉
8時22分、坪池沢にやって来ました。パイプで組まれたハシゴで沢におります。
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11/7 8:22
【坪池沢を渡渉
8時22分、坪池沢にやって来ました。パイプで組まれたハシゴで沢におります。
【坪池沢を渡渉◆
砂防堰堤の手前、坪池沢を渡渉します。足元にちょうどいい間隔で大石が並び、渡渉は簡単でした。
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11/7 8:23
【坪池沢を渡渉◆
砂防堰堤の手前、坪池沢を渡渉します。足元にちょうどいい間隔で大石が並び、渡渉は簡単でした。
坪池沢渡渉後は、落ち葉が敷き詰められた安全な登山道をしばらく歩きます。
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11/7 8:27
坪池沢渡渉後は、落ち葉が敷き詰められた安全な登山道をしばらく歩きます。
足元の落ち葉とは対照的に、頭上の紅葉は美しい。
「素晴らしい紅葉ですね…」
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足元の落ち葉とは対照的に、頭上の紅葉は美しい。
「素晴らしい紅葉ですね…」
8時35分、大岩の間を通り抜け、コンクリートの急な階段をしばらく下る。さらにディープな世界へと突入。
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11/7 8:35
8時35分、大岩の間を通り抜け、コンクリートの急な階段をしばらく下る。さらにディープな世界へと突入。
【大ヒド沢を渡渉
コンクリートの階段を下りきると、大ヒド沢を渡渉します。対岸では鎖をつかんで体を引き上げます。
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【大ヒド沢を渡渉
コンクリートの階段を下りきると、大ヒド沢を渡渉します。対岸では鎖をつかんで体を引き上げます。
【大ヒド沢を渡渉◆
大ヒド沢を渡渉しながら上流側を眺めました。水量はかなり少ないです。
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11/7 8:38
【大ヒド沢を渡渉◆
大ヒド沢を渡渉しながら上流側を眺めました。水量はかなり少ないです。
【再び断崖の道へ…】
大ヒド沢を越えると、登山道は再び断崖の道へと変わります。左手側、五十沢川までは20m下まで切れ落ちています。
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【再び断崖の道へ…】
大ヒド沢を越えると、登山道は再び断崖の道へと変わります。左手側、五十沢川までは20m下まで切れ落ちています。
紅葉に染まった谷間を、五十沢川がザーザーと流れます。
「昔はあの右岸沿いにも登山道があったそうです…」
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11/7 8:42
紅葉に染まった谷間を、五十沢川がザーザーと流れます。
「昔はあの右岸沿いにも登山道があったそうです…」
【小滝沢を渡渉
8時44分、小滝沢を渡渉します。転石伝いに進んだ先で、コンクリートの橋を渡ります。
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【小滝沢を渡渉
8時44分、小滝沢を渡渉します。転石伝いに進んだ先で、コンクリートの橋を渡ります。
【小滝沢を渡渉◆
コンクリートの橋から、小滝沢上流を撮影。小さな滝が水しぶきをあげていました。
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【小滝沢を渡渉◆
コンクリートの橋から、小滝沢上流を撮影。小さな滝が水しぶきをあげていました。
【巨石・高倉を眺める】
左手側、五十沢川を挟んだ対岸に巨大な岩峰が聳え立ちます。巨石「高倉」をじっくりと眺めます。
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【巨石・高倉を眺める】
左手側、五十沢川を挟んだ対岸に巨大な岩峰が聳え立ちます。巨石「高倉」をじっくりと眺めます。
【新道との分岐点を通過】
8時52分、「新道」との分岐点を通過。まずは左の「取水口・旧道」方面へ歩を進めます。後ほど新道方面にも少し偵察に行きます。
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【新道との分岐点を通過】
8時52分、「新道」との分岐点を通過。まずは左の「取水口・旧道」方面へ歩を進めます。後ほど新道方面にも少し偵察に行きます。
【道祖神・さらに分岐】
分岐点から取水口方面へ数メートル先、右手側の大岩の影に道祖神が祀られています。ここでさらに分岐し、直進「取水口」と左「不動滝」に分かれます。
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【道祖神・さらに分岐】
分岐点から取水口方面へ数メートル先、右手側の大岩の影に道祖神が祀られています。ここでさらに分岐し、直進「取水口」と左「不動滝」に分かれます。
【不動滝へ向かう】
8時55分、登山道から左に外れ、アルミハシゴにて五十沢川へと下ります。不動滝を見に行きます。
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【不動滝へ向かう】
8時55分、登山道から左に外れ、アルミハシゴにて五十沢川へと下ります。不動滝を見に行きます。
川原に点在するいくつかの大岩をよじ登って上流側へ数メートル、不動滝が目の前に登場!「ゴクリ…」
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11/7 8:57
川原に点在するいくつかの大岩をよじ登って上流側へ数メートル、不動滝が目の前に登場!「ゴクリ…」
【五十沢不動滝
五十沢不動滝、落差はおよそ30m。黒光りする岩のあいだを「ドドドーッ」と大量の沢水が流れ落ちます。
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【五十沢不動滝
五十沢不動滝、落差はおよそ30m。黒光りする岩のあいだを「ドドドーッ」と大量の沢水が流れ落ちます。
【五十沢不動滝◆
滝壺の様子をズーム。叩きつける沢水が猛烈な水しぶきを上げ、ミストを豊富に含んだ風圧が我々の身体に襲いかかります。
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【五十沢不動滝◆
滝壺の様子をズーム。叩きつける沢水が猛烈な水しぶきを上げ、ミストを豊富に含んだ風圧が我々の身体に襲いかかります。
【五十沢不動滝】
滝壺から視線を移して左手側頭上を仰ぐと、先ほどの巨石「高倉」が紅葉を従えて聳え立っていました。
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【五十沢不動滝】
滝壺から視線を移して左手側頭上を仰ぐと、先ほどの巨石「高倉」が紅葉を従えて聳え立っていました。
【ルートを戻り取水口へ】
不動滝を後にしてルートを戻し、奥の取水口へ向かいます。「また断崖の道だね…」
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【ルートを戻り取水口へ】
不動滝を後にしてルートを戻し、奥の取水口へ向かいます。「また断崖の道だね…」
この辺りの登山道の様子はこんな感じ。荒削りされた岩の上を歩きます。右手側にはワイヤーロープも設置。
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11/7 9:10
この辺りの登山道の様子はこんな感じ。荒削りされた岩の上を歩きます。右手側にはワイヤーロープも設置。
【高度感アリ・道幅は十分】
左手側、足元のずっと下の谷底には、五十沢川が白くながれています。高度感がありますが、道幅は十分あります。
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11/7 9:10
【高度感アリ・道幅は十分】
左手側、足元のずっと下の谷底には、五十沢川が白くながれています。高度感がありますが、道幅は十分あります。
【V字渓谷・危険な美しさ】
奥へ進むにつれてV字渓谷はその鋭さを増し、岩肌に張り付いた紅葉がゾクゾクするような危険な美しさを放つ。
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【V字渓谷・危険な美しさ】
奥へ進むにつれてV字渓谷はその鋭さを増し、岩肌に張り付いた紅葉がゾクゾクするような危険な美しさを放つ。
【夫婦滝を眺める
9時12分、断崖の道の途中で足を止め、夫婦滝を眺めます。崖の端まで踏み込んで撮影。「危ないっスよ…」
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11/7 9:12
【夫婦滝を眺める
9時12分、断崖の道の途中で足を止め、夫婦滝を眺めます。崖の端まで踏み込んで撮影。「危ないっスよ…」
【夫婦滝を眺める◆
見事な段瀑を見せる夫婦滝。落差はおよそ15m。先ほどの不動滝とは異なり、落ち着いた印象を受けます。
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11/7 9:12
【夫婦滝を眺める◆
見事な段瀑を見せる夫婦滝。落差はおよそ15m。先ほどの不動滝とは異なり、落ち着いた印象を受けます。
夫婦滝から流れ落ちた沢水は、コバルトブルーの静かな水流をなして流れ下ります。
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11/7 9:13
夫婦滝から流れ落ちた沢水は、コバルトブルーの静かな水流をなして流れ下ります。
細い岩の間をすり抜けながら、さらに奥へと進み続けます。「どうにか通れた…」
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11/7 9:17
細い岩の間をすり抜けながら、さらに奥へと進み続けます。「どうにか通れた…」
【東中尾沢・風鼻滝】
対岸の崖からは東中尾沢が風鼻滝となり、急降下で五十沢川へと流れ落ちています。
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11/7 9:18
【東中尾沢・風鼻滝】
対岸の崖からは東中尾沢が風鼻滝となり、急降下で五十沢川へと流れ落ちています。
コンクリートの階段を登り、ハイキングコース終点の取水口が近づきます。「よくこんな道を作ったものです…」
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11/7 9:19
コンクリートの階段を登り、ハイキングコース終点の取水口が近づきます。「よくこんな道を作ったものです…」
【甌穴・ポットホール】
左手側、五十沢川へ十数メートル切れ落ちた眼下に「甌穴」が見えます。水流の浸食による丸いくぼみです。
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10/27 12:01
【甌穴・ポットホール】
左手側、五十沢川へ十数メートル切れ落ちた眼下に「甌穴」が見えます。水流の浸食による丸いくぼみです。
【取水口が見えてくる】
階段を登り切り断崖の道を少し進むと、左下の眼下に取水口が見えてきました。「アレですね…」
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【取水口が見えてくる】
階段を登り切り断崖の道を少し進むと、左下の眼下に取水口が見えてきました。「アレですね…」
前方には恐ろしい急角度をなしたV字渓谷、その奥には熊瑤ら立ち上がる尾根が見える。「危険な美しさだ…」
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11/7 9:24
前方には恐ろしい急角度をなしたV字渓谷、その奥には熊瑤ら立ち上がる尾根が見える。「危険な美しさだ…」
【取水口・周辺を観察
9時25分、取水口に到着し、堰堤周辺を観察。水路の左岸&右岸側ともに鎖が設置。奥から旧道が始まる。
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【取水口・周辺を観察
9時25分、取水口に到着し、堰堤周辺を観察。水路の左岸&右岸側ともに鎖が設置。奥から旧道が始まる。
【取水口・周辺を観察◆
堰堤に降り、永松沢の上流を撮影。両岸が岩壁で挟まれたゴルジュ帯が続きます。
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11/7 9:26
【取水口・周辺を観察◆
堰堤に降り、永松沢の上流を撮影。両岸が岩壁で挟まれたゴルジュ帯が続きます。
【取水口・周辺を観察】
さらに永松沢の下流側、こちらもゴルジュ帯。「水に流されたらヤバいね…」
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11/7 9:26
【取水口・周辺を観察】
さらに永松沢の下流側、こちらもゴルジュ帯。「水に流されたらヤバいね…」
【堰堤通過方法を考察
堰堤の水路を撮影。水が激しく流れ、渡渉できるか否か疑問。そもそも左岸側から鎖で降りられるのか?
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11/7 9:40
【堰堤通過方法を考察
堰堤の水路を撮影。水が激しく流れ、渡渉できるか否か疑問。そもそも左岸側から鎖で降りられるのか?
【堰堤通過方法を考察◆
2017年10月27日の写真。水路に水は流れていない。果たして、推定1.5m幅の堰堤をジャンプで越えられるか…
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【堰堤通過方法を考察◆
2017年10月27日の写真。水路に水は流れていない。果たして、推定1.5m幅の堰堤をジャンプで越えられるか…
堰堤の奥には不気味なスラブが立ちはだかっていた。頭を悩ます我々を、まるであざ笑うかのように…
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11/7 9:39
堰堤の奥には不気味なスラブが立ちはだかっていた。頭を悩ます我々を、まるであざ笑うかのように…
【新道・930m肩へ向かう】
9時42分、取水口より引き返し、新道にて930m肩へ向かいます。偵察は続きます。
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【新道・930m肩へ向かう】
9時42分、取水口より引き返し、新道にて930m肩へ向かいます。偵察は続きます。
【分岐点・新道へ侵入】
10時03分、分岐点「割引岳登山口」まで戻りました。ここから新道に行ってみることにしました。
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11/7 10:03
【分岐点・新道へ侵入】
10時03分、分岐点「割引岳登山口」まで戻りました。ここから新道に行ってみることにしました。
【新道・強烈な急斜面】
新道に入った途端、しょっぱなから強烈な急斜面。「落ち葉でスリップしやすいよ!」
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11/7 10:11
【新道・強烈な急斜面】
新道に入った途端、しょっぱなから強烈な急斜面。「落ち葉でスリップしやすいよ!」
急斜面の次はロープをつかんでのトラバース。足元には木の根が張り出しているため、なかなかイヤらしい感じ。
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11/7 10:19
急斜面の次はロープをつかんでのトラバース。足元には木の根が張り出しているため、なかなかイヤらしい感じ。
トラバースをパスした後、再び急斜面。ロープがない場所は、ヤブをつかんで体を引き上げる。「ココも急だね…」
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11/7 10:26
トラバースをパスした後、再び急斜面。ロープがない場所は、ヤブをつかんで体を引き上げる。「ココも急だね…」
【聳立する小兜山】
我々の背後、永松渓谷の対岸から、小兜山の鋭いピークが天を衝きます。我々を威嚇するかのようです。
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11/7 10:37
【聳立する小兜山】
我々の背後、永松渓谷の対岸から、小兜山の鋭いピークが天を衝きます。我々を威嚇するかのようです。
【930m肩が見えてくる】
13時39分、急斜面が一段落し、進行方向に「930m肩」が見えてきました。「今日はアソコまでですね…」
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11/7 10:39
【930m肩が見えてくる】
13時39分、急斜面が一段落し、進行方向に「930m肩」が見えてきました。「今日はアソコまでですね…」
930m肩手前、ザレた急斜面をロープとヤブをつかんで登る。足下の深い渓谷は底が見えない。「ヤバいよ!落ちたらアウトだよ!」
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930m肩手前、ザレた急斜面をロープとヤブをつかんで登る。足下の深い渓谷は底が見えない。「ヤバいよ!落ちたらアウトだよ!」
【永松渓谷が見えてくる】
高度が上がるにつれて、左手側の奥に上越国境の山々、そして眼下には永松渓谷の深く切れ落ちた谷間が見えてきました。
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【永松渓谷が見えてくる】
高度が上がるにつれて、左手側の奥に上越国境の山々、そして眼下には永松渓谷の深く切れ落ちた谷間が見えてきました。
【遙かに遠い牛ヶ岳】
さらに進行方向、奥には「牛ヶ岳」が見えます。「う〜ん、ココまで来ても、やっぱり牛ヶ岳は遠いね…」
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【遙かに遠い牛ヶ岳】
さらに進行方向、奥には「牛ヶ岳」が見えます。「う〜ん、ココまで来ても、やっぱり牛ヶ岳は遠いね…」
【930m肩に到着】
10時46分、本日終点の「930m肩」に到着。狭いですが休憩には十分。「あぁ、秋晴れの気持ちいい天気だ!」
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【930m肩に到着】
10時46分、本日終点の「930m肩」に到着。狭いですが休憩には十分。「あぁ、秋晴れの気持ちいい天気だ!」
【下山・偵察終了】
11時54分に930m肩より下山開始。そして13時19分、「みやて小屋」に到着して偵察山行終了となりました。
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11/7 13:19
【下山・偵察終了】
11時54分に930m肩より下山開始。そして13時19分、「みやて小屋」に到着して偵察山行終了となりました。
●*930m肩からの展望
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●*930m肩からの展望
●●*小兜山・高
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●●*小兜山・高
●●●*下津川山・小沢岳
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●●●*下津川山・小沢岳
●●●●*旧道が上へ続く
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●●●●*旧道が上へ続く
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4時57分、関越自動車道・六日町ICを降ります。早朝の薄明かりの中、巻機山の姿が浮かびます。「裏巻機、いよいよかぁ…」
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7/15 4:57
4時57分、関越自動車道・六日町ICを降ります。早朝の薄明かりの中、巻機山の姿が浮かびます。「裏巻機、いよいよかぁ…」
【森のきりん館を通過】
5時14分、「森のきりん館」を通過。ここで登山者カードを投函。すぐそばのキャンプ場にはテントが多数。
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【森のきりん館を通過】
5時14分、「森のきりん館」を通過。ここで登山者カードを投函。すぐそばのキャンプ場にはテントが多数。
【ゲート・すでに解錠済み】
車止めのゲートは事前連絡にて解錠してありました。手で押し開けて、「みやて小屋」へ向かいます。
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7/15 5:14
【ゲート・すでに解錠済み】
車止めのゲートは事前連絡にて解錠してありました。手で押し開けて、「みやて小屋」へ向かいます。
【駐車場・みやて小屋
5時32分、裏巻機渓谷の駐車場に到着。こちらの「みやて小屋」内のトレイは、相変わらずきれいでした。
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7/15 5:32
【駐車場・みやて小屋
5時32分、裏巻機渓谷の駐車場に到着。こちらの「みやて小屋」内のトレイは、相変わらずきれいでした。
【駐車場・みやて小屋◆
駐車場にはすでに車が1台ありました。「刈払いスタッフ」の方の車であることが後ほど分かりました。
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7/15 5:32
【駐車場・みやて小屋◆
駐車場にはすでに車が1台ありました。「刈払いスタッフ」の方の車であることが後ほど分かりました。
振り返れば、最初に向かう「牛ヶ岳」。すでに気温は上がり、モワッとした空気。「ゴクリ。厳しい1日になりそうだ…」
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振り返れば、最初に向かう「牛ヶ岳」。すでに気温は上がり、モワッとした空気。「ゴクリ。厳しい1日になりそうだ…」
【裏巻機・アタック開始】
5時32分、いよいよ裏巻機ルート周回へアタック開始。まずは沈砂池のそばを通過。「ついにこの日が来たか…」
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7/15 5:34
【裏巻機・アタック開始】
5時32分、いよいよ裏巻機ルート周回へアタック開始。まずは沈砂池のそばを通過。「ついにこの日が来たか…」
【割石沢を通過】
5時38分、コンクリートの橋を渡り「割石沢」を通過。右の頭上から滝がザバザバと流れ落ちます。
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7/15 5:38
【割石沢を通過】
5時38分、コンクリートの橋を渡り「割石沢」を通過。右の頭上から滝がザバザバと流れ落ちます。
【合掌・不落之割石尊】
橋を渡るとすぐ、右手側の斜面に小さな祠がありました。「不落之割石尊」と記されています。両手を合わせます。
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7/15 5:40
【合掌・不落之割石尊】
橋を渡るとすぐ、右手側の斜面に小さな祠がありました。「不落之割石尊」と記されています。両手を合わせます。
【切れたワイヤーロープ】
5時41分、断崖の道が始まりました。切断されたワイヤーロープがぶら下がっている。「大雪のせいでしょう…」
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7/15 5:41
【切れたワイヤーロープ】
5時41分、断崖の道が始まりました。切断されたワイヤーロープがぶら下がっている。「大雪のせいでしょう…」
【坪池沢・ハシゴなし】
5時53分、坪池沢へと下ります。以前あったパイプのハシゴは無く、設置ロープで沢へおります。
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7/15 5:53
【坪池沢・ハシゴなし】
5時53分、坪池沢へと下ります。以前あったパイプのハシゴは無く、設置ロープで沢へおります。
【坪池沢を渡渉】
そして坪池沢を渡渉。右手側の堰堤を撮影。流れは穏やかで水深も浅く、渡渉は楽勝です。
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7/15 5:54
【坪池沢を渡渉】
そして坪池沢を渡渉。右手側の堰堤を撮影。流れは穏やかで水深も浅く、渡渉は楽勝です。
【ガンガン飛ばして…】
断崖の道、転落に注意しつつもガンガン飛ばして進みます。「今日は長丁場。でもゲートは17時で閉まる。取水口まで目標は1時間スよ…」
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7/15 6:19
【ガンガン飛ばして…】
断崖の道、転落に注意しつつもガンガン飛ばして進みます。「今日は長丁場。でもゲートは17時で閉まる。取水口まで目標は1時間スよ…」
【夫婦滝・水量多いか?】
左手の眼下に「夫婦滝」が見えてきました。想定よりも水量が多め。「この水量で取水口はパスできるか…?」
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7/15 6:19
【夫婦滝・水量多いか?】
左手の眼下に「夫婦滝」が見えてきました。想定よりも水量が多め。「この水量で取水口はパスできるか…?」
【岩のトンネル】
岩の間をすり抜けて、断崖の道を歩き続けます。体が大きい方やザックが大きい場合は、通り抜けできないかもしれません。
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7/15 6:21
【岩のトンネル】
岩の間をすり抜けて、断崖の道を歩き続けます。体が大きい方やザックが大きい場合は、通り抜けできないかもしれません。
【ポットホールを通過】
コンクリートの階段を登り切ると、左手側の崖の下にポットホールが見え始めます。すると取水口はまもなくです。
12
7/15 6:24
【ポットホールを通過】
コンクリートの階段を登り切ると、左手側の崖の下にポットホールが見え始めます。すると取水口はまもなくです。
【取水口が現れる】
6時26分、ついに前方に取水口が現れました。「ザー」という永松沢の音が、我々の緊張感をあおります。
3
7/15 6:26
【取水口が現れる】
6時26分、ついに前方に取水口が現れました。「ザー」という永松沢の音が、我々の緊張感をあおります。
【流水が激しいか?】
取水口の水路をズーム。「う〜む、流水が激しい。これだとあの水路に下りるのはムリだ…」
3
7/15 6:26
【流水が激しいか?】
取水口の水路をズーム。「う〜む、流水が激しい。これだとあの水路に下りるのはムリだ…」
【険悪な永松渓谷】
視界の先、岩壁が奥まで続きます。険悪な永松渓谷を眺めながら、取水口へと向かいます。
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7/15 6:27
【険悪な永松渓谷】
視界の先、岩壁が奥まで続きます。険悪な永松渓谷を眺めながら、取水口へと向かいます。
【ジャンプしかないわ…】
コンクリートの急な階段、取水口へと下ります。高度638m。仲間から「やっぱりジャンプするしかないわ…」という声が響きます。
12
7/15 6:28
【ジャンプしかないわ…】
コンクリートの急な階段、取水口へと下ります。高度638m。仲間から「やっぱりジャンプするしかないわ…」という声が響きます。
取水口に降り立ち、永松渓谷の下流側を眺めます。美しいとも不気味とも言える風景。「それじゃ、飛びますよ…」
9
7/15 6:31
取水口に降り立ち、永松渓谷の下流側を眺めます。美しいとも不気味とも言える風景。「それじゃ、飛びますよ…」
【水路をジャンプ】
まずは私が水路の上をジャンプ。ザックなどを投げ渡し、次は仲間がジャンプです。「意外と大丈夫でした…」
18
7/15 6:32
【水路をジャンプ】
まずは私が水路の上をジャンプ。ザックなどを投げ渡し、次は仲間がジャンプです。「意外と大丈夫でした…」
ジャンプ後、初めて右岸側から堰堤の水路を眺めました。ザバザバと流水が勢いよく流れ落ちています。
7
7/15 6:31
ジャンプ後、初めて右岸側から堰堤の水路を眺めました。ザバザバと流水が勢いよく流れ落ちています。
【考察・流水なしの場合機
もし秋の季節などで流水がなければ、鎖で沢に下りて赤ラインのように渡渉することが可能でしょう。
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【考察・流水なしの場合機
もし秋の季節などで流水がなければ、鎖で沢に下りて赤ラインのように渡渉することが可能でしょう。
【考察・流水なしの場合供
あるいは、堰堤左岸を鎖で降り、水路から上流側に出て右岸に上がるのもアリです。
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【考察・流水なしの場合供
あるいは、堰堤左岸を鎖で降り、水路から上流側に出て右岸に上がるのもアリです。
【旧道・いよいよ核心部へ】
6時33分、堰堤からいよいよ旧道の核心部へ。ここから4合目「下り舟」までが難所。まずは鎖で一枚岩を斜上。
8
【旧道・いよいよ核心部へ】
6時33分、堰堤からいよいよ旧道の核心部へ。ここから4合目「下り舟」までが難所。まずは鎖で一枚岩を斜上。
そしてすぐさまゴロゴロした岩を通過した後、一気に急斜面の直登に変わります。
4
そしてすぐさまゴロゴロした岩を通過した後、一気に急斜面の直登に変わります。
ここからロープ&鎖場が連続。良くないとは知りつつも、鎖に全体重をかけて体を引き上げるしかありません。
5
7/15 6:38
ここからロープ&鎖場が連続。良くないとは知りつつも、鎖に全体重をかけて体を引き上げるしかありません。
【軍手かグローブ必携】
旧道も新道も、ロープや鎖場がイヤと言うほど続きます。グローブ無しでは、手の皮がむけてしまうでしょう。
10
7/15 6:39
【軍手かグローブ必携】
旧道も新道も、ロープや鎖場がイヤと言うほど続きます。グローブ無しでは、手の皮がむけてしまうでしょう。
直登を登り切ると登山道は右に切り返す。右手側、谷を挟んだ奥の視界が開け、永松渓谷右岸側を高巻く旧道ルートが目視できる。
8
直登を登り切ると登山道は右に切り返す。右手側、谷を挟んだ奥の視界が開け、永松渓谷右岸側を高巻く旧道ルートが目視できる。
大岩を鎖でよじ登る。足がかりが見つからず、フリクションを利かせて力任せで登った。すぐ右下は深い渓谷だ。
5
7/15 6:42
大岩を鎖でよじ登る。足がかりが見つからず、フリクションを利かせて力任せで登った。すぐ右下は深い渓谷だ。
【核心部中の核心部】
ヤブがせり出す中、ロープと鎖で斜面から這い上がる。取水口から高度を上げる序盤こそが、核心部中の核心部だ。
6
7/15 6:50
【核心部中の核心部】
ヤブがせり出す中、ロープと鎖で斜面から這い上がる。取水口から高度を上げる序盤こそが、核心部中の核心部だ。
右手側、永松沢を挟んだ対岸、スラブとなった巨大な岩壁が立ちはだかり、我々に「沈黙」というプレッシャーを与えてくる。
9
7/15 6:51
右手側、永松沢を挟んだ対岸、スラブとなった巨大な岩壁が立ちはだかり、我々に「沈黙」というプレッシャーを与えてくる。
【枝尾根に出る】
6時52分、写真110のトラバースを経た後、枝尾根に出る。足下には赤ペンキの矢印が見える。
2
7/15 6:52
【枝尾根に出る】
6時52分、写真110のトラバースを経た後、枝尾根に出る。足下には赤ペンキの矢印が見える。
【永松渓谷の真っ只中】
このとき後方を撮影。眼下の谷間は底が見えない。高度感と閉塞感。我々は深い渓谷の真っ只中にいるのだ。
9
7/15 6:53
【永松渓谷の真っ只中】
このとき後方を撮影。眼下の谷間は底が見えない。高度感と閉塞感。我々は深い渓谷の真っ只中にいるのだ。
松林となった枝尾根を登る。松の根が張りだしているものの、ごく普通の登山道で何も問題は無い。「やや急登。でも距離は短い…」
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7/15 6:56
松林となった枝尾根を登る。松の根が張りだしているものの、ごく普通の登山道で何も問題は無い。「やや急登。でも距離は短い…」
【熊瑤ら立ち上がる尾根】
高度が上がると、対岸の険しい地形が露わとなる。「熊堯廚ら恐ろしい角度で岩尾根が立ち上がっている。
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7/15 6:53
【熊瑤ら立ち上がる尾根】
高度が上がると、対岸の険しい地形が露わとなる。「熊堯廚ら恐ろしい角度で岩尾根が立ち上がっている。
【遠景写真で位置確認】
核心部である3合目周辺を遠景写真で観察。手前のヤブに隠れた奥、現在は赤ライン辺りの枝尾根を登っている。
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【遠景写真で位置確認】
核心部である3合目周辺を遠景写真で観察。手前のヤブに隠れた奥、現在は赤ライン辺りの枝尾根を登っている。
6時58分、枝尾根を外れてトラバースが始まる。ヤブで覆われ進路がどこに向かうのか分からない。山と対峙しながら、出たとこ勝負となる。
3
6時58分、枝尾根を外れてトラバースが始まる。ヤブで覆われ進路がどこに向かうのか分からない。山と対峙しながら、出たとこ勝負となる。
【手が届かない鎖場】
7時00分、トラバース途中でザレ岩場が現れる。手が届かない鎖をどうにか掴み、ザレ岩場をパスして斜上。
9
【手が届かない鎖場】
7時00分、トラバース途中でザレ岩場が現れる。手が届かない鎖をどうにか掴み、ザレ岩場をパスして斜上。
ザレ岩場から斜上すると奥に3合目が見えてくる。しかしその手前には長いトラバース道が横たわっている。2人は互いに苦い顔で見合わせる。
5
ザレ岩場から斜上すると奥に3合目が見えてくる。しかしその手前には長いトラバース道が横たわっている。2人は互いに苦い顔で見合わせる。
【対岸には高棚ノ頭】
高度が上がるとともに、対岸の景色も変化してゆく。鋭いピークが並ぶ「高棚ノ頭」「イワキ頭」がせり上がってくる。金城山は見えない。
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【対岸には高棚ノ頭】
高度が上がるとともに、対岸の景色も変化してゆく。鋭いピークが並ぶ「高棚ノ頭」「イワキ頭」がせり上がってくる。金城山は見えない。
【岩場トラバース
7時17分、草の付いた岩場のトラバースが始まる。ロープを掴んで、歩きやすい斜面を判断しながら進む。
5
【岩場トラバース
7時17分、草の付いた岩場のトラバースが始まる。ロープを掴んで、歩きやすい斜面を判断しながら進む。
【岩場トラバース◆
後方を撮影。ところどころに新しいトラロープが張られている。ロープがなければヤブをつかんで進む。足場はさほど悪くない。
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7/15 7:18
【岩場トラバース◆
後方を撮影。ところどころに新しいトラロープが張られている。ロープがなければヤブをつかんで進む。足場はさほど悪くない。
【3合目・三本松を通過】
7時20分、3合目「三本松」を通過。高度850m。取水口からは比高200mの急登を登りました。
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7/15 7:20
【3合目・三本松を通過】
7時20分、3合目「三本松」を通過。高度850m。取水口からは比高200mの急登を登りました。
3合目から先、草の付いた岩場トラバースが再び続く。足元の岩場はグリップが利く。ヤブをつかんで辛抱しながら粘り強く進む。
5
3合目から先、草の付いた岩場トラバースが再び続く。足元の岩場はグリップが利く。ヤブをつかんで辛抱しながら粘り強く進む。
【遠景写真で位置確認】
現在は赤ラインの位置。もうしばらくはトラバースが連続。気は許せないが、さほど難しくはなかった。
4
【遠景写真で位置確認】
現在は赤ラインの位置。もうしばらくはトラバースが連続。気は許せないが、さほど難しくはなかった。
【巻機山北面・裏の顔】
右手側、対岸に巻機山の北面が見える。見たことのない裏の顔。「御神楽岳を彷彿とさせる荒々しさだ…」
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7/15 7:29
【巻機山北面・裏の顔】
右手側、対岸に巻機山の北面が見える。見たことのない裏の顔。「御神楽岳を彷彿とさせる荒々しさだ…」
●*旧道・3合目からの展望
4
●*旧道・3合目からの展望
●●*牛ヶ岳・巻機山主稜線
6
●●*牛ヶ岳・巻機山主稜線
●●●*割引岳・神字山
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●●●*割引岳・神字山
●●●●*大窪沢の谷間
3
●●●●*大窪沢の谷間
トラバースが続く。草ヤブがせり出しているものの、踏み跡は明確。右手下の永松渓谷側、斜面が草木で覆われており転落の危険は少ない。
2
トラバースが続く。草ヤブがせり出しているものの、踏み跡は明確。右手下の永松渓谷側、斜面が草木で覆われており転落の危険は少ない。
【露岩・急斜面の下り】
7時29分、ひょっこりと露岩地帯に出る。前方、これから下る枝尾根が見える。
5
【露岩・急斜面の下り】
7時29分、ひょっこりと露岩地帯に出る。前方、これから下る枝尾根が見える。
枝尾根が急降下した先、眼下には「永松沢」が流れ、「下り舟」周辺や続く旧道が確認できる。まだだいぶ下だ。
4
枝尾根が急降下した先、眼下には「永松沢」が流れ、「下り舟」周辺や続く旧道が確認できる。まだだいぶ下だ。
【遠景写真で位置確認】
現在は赤ラインの位置。旧道の核心部は終盤。この先は4合目「下り舟」へ急な下り。
4
【遠景写真で位置確認】
現在は赤ラインの位置。旧道の核心部は終盤。この先は4合目「下り舟」へ急な下り。
【対岸・続く旧道を確認】
そして永松沢を挟んだ対岸、まもなく登ることになる尾根を観察。尾根はかなり急だ。そして牛ヶ岳はまだ遠い。
2
【対岸・続く旧道を確認】
そして永松沢を挟んだ対岸、まもなく登ることになる尾根を観察。尾根はかなり急だ。そして牛ヶ岳はまだ遠い。
【露岩地帯を通過】
7時31分、日当たりの良い露岩地帯を下る。足元のグリップはよく利く。ロープ無く、ヤブを掴みトラバース。
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7/15 7:31
【露岩地帯を通過】
7時31分、日当たりの良い露岩地帯を下る。足元のグリップはよく利く。ロープ無く、ヤブを掴みトラバース。
下り始めは展望良好。逆光と薄モヤの中、鋭鋒「高堯廚笋気蕕鳳には「三ツ石山」など上越国境の山が浮かび上がる。
2
下り始めは展望良好。逆光と薄モヤの中、鋭鋒「高堯廚笋気蕕鳳には「三ツ石山」など上越国境の山が浮かび上がる。
【下り舟への下り】
7時31分、枝尾根に入り、4合目「下り舟」への下りが始まる。いきなり急な下り。
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7/15 7:33
【下り舟への下り】
7時31分、枝尾根に入り、4合目「下り舟」への下りが始まる。いきなり急な下り。
【ロープ&鎖で激下り】
一気に勾配がキツくなり、ロープ&鎖場が連続する激下りとなる。滑り易い。常に後ろ向きになって下り続ける。
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7/15 7:41
【ロープ&鎖で激下り】
一気に勾配がキツくなり、ロープ&鎖場が連続する激下りとなる。滑り易い。常に後ろ向きになって下り続ける。
【4合目・下り舟に到着】
7時48分、ようやく4合目「下り舟」に到着。高度730m。核心部を無事に通過。駐車場からは2時間15分。
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7/15 7:48
【4合目・下り舟に到着】
7時48分、ようやく4合目「下り舟」に到着。高度730m。核心部を無事に通過。駐車場からは2時間15分。
【穏やかな永松渓谷】
永松沢の下流側を撮影。水量は少なく、辺りの雰囲気もどこか優しげ。穏やかな永松渓谷です♪
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7/15 7:50
【穏やかな永松渓谷】
永松沢の下流側を撮影。水量は少なく、辺りの雰囲気もどこか優しげ。穏やかな永松渓谷です♪
【渡渉・滑る岩に注意!】
永松沢を渡渉します。赤ペンキの付いた岩へジャンプ。その岩がかなり滑ります。どうかご注意を!
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【渡渉・滑る岩に注意!】
永松沢を渡渉します。赤ペンキの付いた岩へジャンプ。その岩がかなり滑ります。どうかご注意を!
【永松沢にてズブ濡れ】
渡渉後、永松沢の左岸にて小休止。十分に水を補給した上、頭から水をかぶります。「どーも、Forest21です。ズブ濡れ姿でスイマセン…」
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7/15 7:53
【永松沢にてズブ濡れ】
渡渉後、永松沢の左岸にて小休止。十分に水を補給した上、頭から水をかぶります。「どーも、Forest21です。ズブ濡れ姿でスイマセン…」
【上流へ数m遡って…】
7時56分、休憩を終えて登山再開。渡渉地点から赤ペンキに従い、永松沢左岸を上流へ10mほど遡ります。
3
【上流へ数m遡って…】
7時56分、休憩を終えて登山再開。渡渉地点から赤ペンキに従い、永松沢左岸を上流へ10mほど遡ります。
渡渉地点からの登り口を撮影。やや草がせり出した急斜面。奥にはピンクリボンが見えます。
4
7/15 7:57
渡渉地点からの登り口を撮影。やや草がせり出した急斜面。奥にはピンクリボンが見えます。
【強烈な急斜面の登り
4合目から5合目の少し先まで、ロープが連続する強烈な急斜面。背中にはギラギラした太陽が照りつけます。
2
7/15 8:13
【強烈な急斜面の登り
4合目から5合目の少し先まで、ロープが連続する強烈な急斜面。背中にはギラギラした太陽が照りつけます。
【強烈な急斜面の登り◆
登山道の様子。目の高さにブナや松の木の根が見えるほどの急登。片方の手でストック、そしてもう片方の手でヤブを掴みます。
7
7/15 8:16
【強烈な急斜面の登り◆
登山道の様子。目の高さにブナや松の木の根が見えるほどの急登。片方の手でストック、そしてもう片方の手でヤブを掴みます。
大汗を掻きながら、高度がグングン上がります。左手側の眼下には永松沢のV字渓谷が現れます。
4
7/15 8:10
大汗を掻きながら、高度がグングン上がります。左手側の眼下には永松沢のV字渓谷が現れます。
さらに後方、「小兜山」「高堯廚覆匹離圈璽群。その間には南中尾沢の谷間も確認できます。「めったにお目にかかれない展望です…」
6
さらに後方、「小兜山」「高堯廚覆匹離圈璽群。その間には南中尾沢の谷間も確認できます。「めったにお目にかかれない展望です…」
【5合目・松ノ廊下を通過】
8時28分、5合目「松ノ廊下」を通過。標高930m。4合目からは比高200mの急登でした。「キツかった…」
2
7/15 8:28
【5合目・松ノ廊下を通過】
8時28分、5合目「松ノ廊下」を通過。標高930m。4合目からは比高200mの急登でした。「キツかった…」
●*旧道・5合目から展望
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●*旧道・5合目から展望
●●*高堯β膤山
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●●*高堯β膤山
●●●*ネコブ山・下津川山
4
●●●*ネコブ山・下津川山
●●●●*三ツ石尾根の周辺
3
●●●●*三ツ石尾根の周辺
5合目で再び休憩。360度とはいきませんが、まあまあの展望。後方には三ツ石尾根の山々。そして右手側には写真の「高棚ノ頭」を望みます。
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5合目で再び休憩。360度とはいきませんが、まあまあの展望。後方には三ツ石尾根の山々。そして右手側には写真の「高棚ノ頭」を望みます。
【5合目から進路確認】
5合目から進行方向を確認。左から回り込んで大体赤ラインのように進む。1671mで折り返して「牛ヶ岳」へ。
6
【5合目から進路確認】
5合目から進行方向を確認。左から回り込んで大体赤ラインのように進む。1671mで折り返して「牛ヶ岳」へ。
【1050m・勾配ゆるむ】
8時53分、ザレ場を登ると1050m付近。ここから勾配がやや緩やかになります。
5
7/15 8:53
【1050m・勾配ゆるむ】
8時53分、ザレ場を登ると1050m付近。ここから勾配がやや緩やかになります。
【難所・苦しんだ区間
勾配が緩んだからと言って、油断してはならない。ここから7合目の水場まで、まあまあの斜面が延々と続くのだ。
2
7/15 9:08
【難所・苦しんだ区間
勾配が緩んだからと言って、油断してはならない。ここから7合目の水場まで、まあまあの斜面が延々と続くのだ。
【難所・苦しんだ区間◆
9時13分、6合目を通過。高度約1200m。展望の利かない斜面がまだまだ続く。ムシ暑い。額から汗が止めどなく流れる。苦しい。
2
7/15 9:13
【難所・苦しんだ区間◆
9時13分、6合目を通過。高度約1200m。展望の利かない斜面がまだまだ続く。ムシ暑い。額から汗が止めどなく流れる。苦しい。
「水場はまだか…」
単調な斜面がひたすら続く。沢の音が近づき、そしてまた遠のいてゆく。辺りには2人の「ハアハア」という息づかいしか聞こえない。
2
7/15 9:27
「水場はまだか…」
単調な斜面がひたすら続く。沢の音が近づき、そしてまた遠のいてゆく。辺りには2人の「ハアハア」という息づかいしか聞こえない。
【笹ヤブのトラバース】
9時42分、笹ヤブのトラバースを進む。刈払いは無く、足元が見えない。振り返ると、仲間が苦しんだ表情でコチラを見ていた。
8
【笹ヤブのトラバース】
9時42分、笹ヤブのトラバースを進む。刈払いは無く、足元が見えない。振り返ると、仲間が苦しんだ表情でコチラを見ていた。
【7合目・中ノ滝沢に到着】
9時48分、苦しんだ末にようやく7合目「中ノ滝沢」に到着。「ク〜、着いた!」
7
7/15 9:48
【7合目・中ノ滝沢に到着】
9時48分、苦しんだ末にようやく7合目「中ノ滝沢」に到着。「ク〜、着いた!」
【オアシス・中ノ滝沢
雪解け水がザバザバと流れる中ノ滝沢。開放感max。まるで山奥の秘密のオアシスのようでした(^^)
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7/15 9:48
【オアシス・中ノ滝沢
雪解け水がザバザバと流れる中ノ滝沢。開放感max。まるで山奥の秘密のオアシスのようでした(^^)
【オアシス・中ノ滝沢◆
4合目「下り舟」同様、またもや頭から水をかぶり、全身ズブ濡れ状態。さらに動物のごとく水をガブ飲み。「ウマイなんてもんじゃない!」
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7/15 9:52
【オアシス・中ノ滝沢◆
4合目「下り舟」同様、またもや頭から水をかぶり、全身ズブ濡れ状態。さらに動物のごとく水をガブ飲み。「ウマイなんてもんじゃない!」
水を飲み過ぎてお腹をタプタプいわせながら、ふと後方を振り返ると「八海山」「越後駒ヶ岳」が私たちの姿を見ていました。
5
水を飲み過ぎてお腹をタプタプいわせながら、ふと後方を振り返ると「八海山」「越後駒ヶ岳」が私たちの姿を見ていました。
【渡渉、そして左岸を登る】
9時57分、中ノ滝沢をラクに渡渉し、赤ペンキに従って左岸側の大岩を登ります。すぐ先で登山道に入ります。
4
7/15 9:57
【渡渉、そして左岸を登る】
9時57分、中ノ滝沢をラクに渡渉し、赤ペンキに従って左岸側の大岩を登ります。すぐ先で登山道に入ります。
沢筋から這い上がると笹原の登山道。小コブ「8合目」へ登ります。手前の斜面が意外にキツかったと記憶しています。
4
沢筋から這い上がると笹原の登山道。小コブ「8合目」へ登ります。手前の斜面が意外にキツかったと記憶しています。
【小コブ・8合目を通過】
10時21分、小コブとなった8合目・1600mを通過。涼風吹く草原を登り、そのまま右の「1671m」へ向かいます。
6
【小コブ・8合目を通過】
10時21分、小コブとなった8合目・1600mを通過。涼風吹く草原を登り、そのまま右の「1671m」へ向かいます。
【牛ヶ岳と中ノ滝沢】
草原上、ゆっくりと歩を進めるごとに、「牛ヶ岳」のどっしりとした山容、そして眼下に「中ノ滝沢」が大きくなってきます。
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7/15 10:25
【牛ヶ岳と中ノ滝沢】
草原上、ゆっくりと歩を進めるごとに、「牛ヶ岳」のどっしりとした山容、そして眼下に「中ノ滝沢」が大きくなってきます。
【後方・越後三山の展望】
さらに後方を振り返れば、私にとってなじみ深い「越後三山」「ネコブ山」などの姿が確認できます。
9
【後方・越後三山の展望】
さらに後方を振り返れば、私にとってなじみ深い「越後三山」「ネコブ山」などの姿が確認できます。
●*1671m付近から撮影
3
●*1671m付近から撮影
●●*中ノ岳・兎岳
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●●*中ノ岳・兎岳
●●●*丹後山・ネコブ山
5
●●●*丹後山・ネコブ山
●●●●*下津川山・小沢岳
4
●●●●*下津川山・小沢岳
【急斜面・脚が痙攣】
1671m肩に向けて最後の斜面。なかなかの急斜面です。疲労が蓄積しており、途中で脚がつってしまいました。
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【急斜面・脚が痙攣】
1671m肩に向けて最後の斜面。なかなかの急斜面です。疲労が蓄積しており、途中で脚がつってしまいました。
【1671m肩に到着】
10時32分、痙攣する脚をダマしながら、どうにか1671m肩に到着。「おや?仲間とは別の男性がいます。コンニチハ…」
11
7/15 10:32
【1671m肩に到着】
10時32分、痙攣する脚をダマしながら、どうにか1671m肩に到着。「おや?仲間とは別の男性がいます。コンニチハ…」
【刈払いスタッフの皆さん】
男性3人が刈払い作業をされており、私たちを笑顔で迎えてくれます。旧道を仮払いしながら下山していきました。「お疲れ様です!」
14
7/15 10:34
【刈払いスタッフの皆さん】
男性3人が刈払い作業をされており、私たちを笑顔で迎えてくれます。旧道を仮払いしながら下山していきました。「お疲れ様です!」
気持ちのいい草原が続きます。チラホラと見え始めたニッコウキスゲを横目に、奥の9合目へと登り続けます。「刈払いされたばかりの、草のいい匂いだ…」
8
気持ちのいい草原が続きます。チラホラと見え始めたニッコウキスゲを横目に、奥の9合目へと登り続けます。「刈払いされたばかりの、草のいい匂いだ…」
●*1671m肩にて撮影
7
●*1671m肩にて撮影
●●*牛ヶ岳・9合目周辺
8
●●*牛ヶ岳・9合目周辺
●●●*御機屋は見えない
5
●●●*御機屋は見えない
●●●●*割引岳・神字山
7
●●●●*割引岳・神字山
旧道・9合目周辺の花1
キンコウカ
6
7/15 10:57
旧道・9合目周辺の花1
キンコウカ
旧道・9合目周辺の花2
イワイチョウ
13
7/15 10:52
旧道・9合目周辺の花2
イワイチョウ
旧道・9合目周辺の花3
ニッコウキスゲ
17
7/15 10:48
旧道・9合目周辺の花3
ニッコウキスゲ
旧道・9合目周辺の花4
ワタスゲ
6
7/15 10:54
旧道・9合目周辺の花4
ワタスゲ
【中ノ滝沢源頭部の雪渓】
左手側の眼下、中ノ滝沢源頭部の雪渓が見えます。「チョロチョロ…」と水音が聞こえてきます。
5
7/15 10:43
【中ノ滝沢源頭部の雪渓】
左手側の眼下、中ノ滝沢源頭部の雪渓が見えます。「チョロチョロ…」と水音が聞こえてきます。
【9合目を通過・左折】
10時51分、9合目を通過し、進路が左に折れます。「牛ヶ岳」の頂上まであと少し。
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7/15 10:51
【9合目を通過・左折】
10時51分、9合目を通過し、進路が左に折れます。「牛ヶ岳」の頂上まであと少し。
【福岡かんだ猿】
牛ヶ岳直下の急登を登っていると、「福岡かんだ猿」と記された励ましの看板。「ハテ?誰なのでしょう…」
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7/15 11:09
【福岡かんだ猿】
牛ヶ岳直下の急登を登っていると、「福岡かんだ猿」と記された励ましの看板。「ハテ?誰なのでしょう…」
【ついに牛ヶ岳に到着】
11時13分、「牛ヶ岳」に到着。まずは長年の悲願だった裏巻機・旧道を踏破です!
「Wow、Jeeeeesus!!」
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7/15 11:13
【ついに牛ヶ岳に到着】
11時13分、「牛ヶ岳」に到着。まずは長年の悲願だった裏巻機・旧道を踏破です!
「Wow、Jeeeeesus!!」
●*牛ヶ岳から山座同定
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●*牛ヶ岳から山座同定
●●*丹後山・越後沢山
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●●*丹後山・越後沢山
●●●*平ヶ岳・燧ヶ岳
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●●●*平ヶ岳・燧ヶ岳
●●●●*至仏山・白根山
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●●●●*至仏山・白根山
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【賑わう牛ヶ岳山頂 曄
これまでとは打って変わり、賑やかな牛ヶ岳山頂。涼風の中で地図を広げ、谷川連峰や越後三山の展望を楽しみます。
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7/15 11:21
【賑わう牛ヶ岳山頂 曄
これまでとは打って変わり、賑やかな牛ヶ岳山頂。涼風の中で地図を広げ、谷川連峰や越後三山の展望を楽しみます。
【賑わう牛ヶ岳山頂◆
次々とパーティーや登山者達がやって来ます。そして、おしゃべりしながらランチを楽しんでいました。
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7/15 11:29
【賑わう牛ヶ岳山頂◆
次々とパーティーや登山者達がやって来ます。そして、おしゃべりしながらランチを楽しんでいました。
【牛ヶ岳でランチ♪】
私たちもココでランチ休憩。今日は仕事も特別に休みを取りましたので、缶チューハイで祝杯です♪
8
7/15 11:15
【牛ヶ岳でランチ♪】
私たちもココでランチ休憩。今日は仕事も特別に休みを取りましたので、缶チューハイで祝杯です♪
「いや〜、強烈でしたね…」
たったいま歩いてきた旧道のことを思い起こしました。駐車場からここまで5時間40分でした。
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7/15 11:18
「いや〜、強烈でしたね…」
たったいま歩いてきた旧道のことを思い起こしました。駐車場からここまで5時間40分でした。
【牛ヶ岳から見る巻機山】
すぐ奥には「朝日平」「巻機山」「御機屋」が並びます。牛ヶ岳山頂に来てようやく目にすることが出来る風景。
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【牛ヶ岳から見る巻機山】
すぐ奥には「朝日平」「巻機山」「御機屋」が並びます。牛ヶ岳山頂に来てようやく目にすることが出来る風景。
そしてコチラは裏巻機方面。赤ラインで登ってきました。「金城山」「坂戸山」、そして写真右上には野中集落などが確認できます。
3
そしてコチラは裏巻機方面。赤ラインで登ってきました。「金城山」「坂戸山」、そして写真右上には野中集落などが確認できます。
【裏巻機・注意の看板】
裏巻機が健脚向きであることを示す看板。これまでコレを見るたびに、想像を膨らませてきました。
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7/15 11:27
【裏巻機・注意の看板】
裏巻機が健脚向きであることを示す看板。これまでコレを見るたびに、想像を膨らませてきました。
【牛ヶ岳から巻機山へ】
11時31分、牛ヶ岳を後にして巻機山へ向かいます。左奥には武尊山、右奥には谷川連峰を望みます。
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7/15 11:31
【牛ヶ岳から巻機山へ】
11時31分、牛ヶ岳を後にして巻機山へ向かいます。左奥には武尊山、右奥には谷川連峰を望みます。
【たおやかな朝日平】
歩き出すとまもなく、木道の奥にたおやかな朝日平が見えてきます。ゆったりとした時間が流れます。
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7/15 11:35
【たおやかな朝日平】
歩き出すとまもなく、木道の奥にたおやかな朝日平が見えてきます。ゆったりとした時間が流れます。
左手側、池塘の奥にこれから向かう「割引岳」。さらに奥には神字山も見えます。
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左手側、池塘の奥にこれから向かう「割引岳」。さらに奥には神字山も見えます。
【ニッコウキスゲの大群落】
登山道脇にはニッコウキスゲの大群落。朝日平周辺には、さまざまな花たちが咲いていました(^^)
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【ニッコウキスゲの大群落】
登山道脇にはニッコウキスゲの大群落。朝日平周辺には、さまざまな花たちが咲いていました(^^)
【巻機山の夏の風物詩】
斜面いっぱいに咲くニッコウキスゲ。黄色に染まった稜線は、巻機山の夏の風物詩。
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7/15 11:42
【巻機山の夏の風物詩】
斜面いっぱいに咲くニッコウキスゲ。黄色に染まった稜線は、巻機山の夏の風物詩。
朝日平周辺の花たち1
キンコウカ
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朝日平周辺の花たち1
キンコウカ
朝日平周辺の花たち2
イワイチョウ
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朝日平周辺の花たち2
イワイチョウ
朝日平周辺の花たち3
ハクサンフウロ
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朝日平周辺の花たち3
ハクサンフウロ
朝日平周辺の花たち4
イワショウブ
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朝日平周辺の花たち4
イワショウブ
【遠のいていく牛ヶ岳】
後方、ゆっくりと「牛ヶ岳」が遠のいていきます。まだまだ牛ヶ岳に向かう方が大勢いました。
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【遠のいていく牛ヶ岳】
後方、ゆっくりと「牛ヶ岳」が遠のいていきます。まだまだ牛ヶ岳に向かう方が大勢いました。
【お花畑と一抹の不安】
お花畑の平和な風景。ただ、このあとハードな裏巻機「新道」からの下山路。心に一抹の不安がありました。
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【お花畑と一抹の不安】
お花畑の平和な風景。ただ、このあとハードな裏巻機「新道」からの下山路。心に一抹の不安がありました。
【巻機山山頂東面の雪田】
朝日平から眺めた、巻機山の山頂東面に広がる雪田草原。奥には「奥利根湖」や上州の山々が連なります。
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7/15 11:43
【巻機山山頂東面の雪田】
朝日平から眺めた、巻機山の山頂東面に広がる雪田草原。奥には「奥利根湖」や上州の山々が連なります。
11時46分、朝日岳方面との分岐点を過ぎ、木道の奥に巻機山山頂が見えてきました。「牛ヶ岳から近いです…」
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11時46分、朝日岳方面との分岐点を過ぎ、木道の奥に巻機山山頂が見えてきました。「牛ヶ岳から近いです…」
●*朝日平から上州側展望
4
●*朝日平から上州側展望
●●*至仏山・眼下に雪田
4
●●*至仏山・眼下に雪田
●●●*皇海山・刃物ヶ崎山
4
●●●*皇海山・刃物ヶ崎山
●●●●*赤城山・朝日岳
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●●●●*赤城山・朝日岳
●*巻機山山頂から展望
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●*巻機山山頂から展望
●●*朝日岳・米子頭山
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●●*朝日岳・米子頭山
●●●*谷川岳・万太郎山
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●●●*谷川岳・万太郎山
●●●●*平標山・佐武流山
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●●●●*平標山・佐武流山
【巻機山山頂を通過】
11時48分、巻機山山頂を通過。標高1967m。山頂にあるのはケルンのみで、標柱も看板もナシ。谷川岳方面の展望良好。
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7/15 11:48
【巻機山山頂を通過】
11時48分、巻機山山頂を通過。標高1967m。山頂にあるのはケルンのみで、標柱も看板もナシ。谷川岳方面の展望良好。
【三ツ池の池塘
11時53分、「三ツ池」を通過。3つの池塘が「笑顔マーク」「ハローウィンのおばけ」に見える撮影ポイント。
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7/15 11:53
【三ツ池の池塘
11時53分、「三ツ池」を通過。3つの池塘が「笑顔マーク」「ハローウィンのおばけ」に見える撮影ポイント。
【三ツ池の池塘◆
池塘の向こうには黒々としたオオシラビソ群、その右奥には上越国境稜線が谷川連峰へと続いています。
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7/15 11:53
【三ツ池の池塘◆
池塘の向こうには黒々としたオオシラビソ群、その右奥には上越国境稜線が谷川連峰へと続いています。
【御機屋を通過】
11時57分、「御機屋」を通過。ここの標柱に「巻機山頂」と記されていますが、便宜的なものなのでしょう。
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7/15 11:57
【御機屋を通過】
11時57分、「御機屋」を通過。ここの標柱に「巻機山頂」と記されていますが、便宜的なものなのでしょう。
【御機屋から割引岳へ】
御機屋では多くの登山者が休憩中。私たちは休憩なしで右奥の割引岳方面へ進みます。「牛ヶ岳から25分でした…」
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7/15 11:56
【御機屋から割引岳へ】
御機屋では多くの登山者が休憩中。私たちは休憩なしで右奥の割引岳方面へ進みます。「牛ヶ岳から25分でした…」
御機屋からは枕木の階段にて少し下ります。雪害のため、木道が斜めに傾いています。
3
御機屋からは枕木の階段にて少し下ります。雪害のため、木道が斜めに傾いています。
【お花畑が広がる】
階段を下りきった先には、ハクサンコザクラを始めとするお花畑が広がっていました。
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7/15 12:02
【お花畑が広がる】
階段を下りきった先には、ハクサンコザクラを始めとするお花畑が広がっていました。
右手側、眼下には草原が広がっており、その斜面にさまざまな花たちが咲いているのです。
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右手側、眼下には草原が広がっており、その斜面にさまざまな花たちが咲いているのです。
御機屋→割引岳 区間の花1
ハクサンボウフウ
6
7/22 12:03
御機屋→割引岳 区間の花1
ハクサンボウフウ
御機屋→割引岳 区間の花2
ダイモンジソウ
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7/22 11:30
御機屋→割引岳 区間の花2
ダイモンジソウ
御機屋→割引岳 区間の花3
イワショウブ
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7/22 11:33
御機屋→割引岳 区間の花3
イワショウブ
御機屋→割引岳 区間の花4
モミジカラマツ
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7/22 12:05
御機屋→割引岳 区間の花4
モミジカラマツ
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ1
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7/22 11:50
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ1
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ2
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7/22 11:52
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ2
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ3
26
7/22 11:57
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ3
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ4
9
7/22 11:53
御機屋→割引岳 区間
ハクサンコザクラ4
正面に割引岳が見えてきました。左手側から「ヌクビ沢コース」「天狗尾根コース」の登山道が合わさります。
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正面に割引岳が見えてきました。左手側から「ヌクビ沢コース」「天狗尾根コース」の登山道が合わさります。
割引岳への登り。ゴツゴツとした岩の合間を進みます。「割引岳方面にはほとんど登山者はいませんね…」
6
7/15 12:13
割引岳への登り。ゴツゴツとした岩の合間を進みます。「割引岳方面にはほとんど登山者はいませんね…」
【割引岳までの道程】
「割引岳」登りの途中で後方を撮影。牛ヶ岳から巻機山主稜線をこんな感じで歩いてきました。
7
【割引岳までの道程】
「割引岳」登りの途中で後方を撮影。牛ヶ岳から巻機山主稜線をこんな感じで歩いてきました。
【割引岳に到着】
12時18分、「割引岳」に到着。標高1930m。「天狗尾根コース」から登ってきたご家族と言葉を交わしました。
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7/15 12:18
【割引岳に到着】
12時18分、「割引岳」に到着。標高1930m。「天狗尾根コース」から登ってきたご家族と言葉を交わしました。
●*割引岳から巻機山展望
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●*割引岳から巻機山展望
●●*奥が朝日平周辺
6
●●*奥が朝日平周辺
●●●*巻機山・御機屋
6
●●●*巻機山・御機屋
●●●●*オオシラビソ群
4
●●●●*オオシラビソ群
●*割引岳から山座同定
1
●*割引岳から山座同定
●●*仙ノ倉山・日白山
1
●●*仙ノ倉山・日白山
●●●*岩菅山・苗場山
2
●●●*岩菅山・苗場山
●●●●*飯士山・湯沢町
1
●●●●*飯士山・湯沢町
1
0
0
0
【下山・裏巻機新道へ】
12時21分、割引岳山頂ではほとんど休憩せず下山開始。いよいよ裏巻機「新道」へ進みます。
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7/15 12:21
【下山・裏巻機新道へ】
12時21分、割引岳山頂ではほとんど休憩せず下山開始。いよいよ裏巻機「新道」へ進みます。
まずは割引岳の北斜面を下ります。両脇に笹ヤブが広がりますが、登山道はしっかり刈払いがなされています。
4
まずは割引岳の北斜面を下ります。両脇に笹ヤブが広がりますが、登山道はしっかり刈払いがなされています。
【分岐点を右へ進む】
12時25分、進行方向に分岐点が見えてくる。そこを右へ進みます。目印は無く、踏み跡のみのためご注意を!
6
【分岐点を右へ進む】
12時25分、進行方向に分岐点が見えてくる。そこを右へ進みます。目印は無く、踏み跡のみのためご注意を!
【気持ちのいい草原♪】
広々とした草原。涼風にサラサラと草がなびきます。歩いていて実に気持ちがよく、この場所はオススメです♪
「展望もスバラシイ…」
4
7/15 12:28
【気持ちのいい草原♪】
広々とした草原。涼風にサラサラと草がなびきます。歩いていて実に気持ちがよく、この場所はオススメです♪
「展望もスバラシイ…」
【1860m肩を通過】
12時30分、「1860m肩」を通過。越後三山を正面に、グングン高度を下げます。
4
【1860m肩を通過】
12時30分、「1860m肩」を通過。越後三山を正面に、グングン高度を下げます。
【神字山・金城山の展望】
左手側、鋸歯状のピーク「神字山」、さらに奥には「高棚ノ頭」「金城山」などがよく見えます。
2
【神字山・金城山の展望】
左手側、鋸歯状のピーク「神字山」、さらに奥には「高棚ノ頭」「金城山」などがよく見えます。
【急斜面・設置ロープ】
1860m肩からの下りは急斜面。設置ロープあり。「後ろ向きで下ります…」
2
7/15 12:37
【急斜面・設置ロープ】
1860m肩からの下りは急斜面。設置ロープあり。「後ろ向きで下ります…」
しばらく下ってから、後方を振り返って撮影。「1860m肩」がまるで鋭いピークのように見えます。
7
しばらく下ってから、後方を振り返って撮影。「1860m肩」がまるで鋭いピークのように見えます。
●*1860m肩より展望
2
7/15 12:30
●*1860m肩より展望
●●*神字山とその周辺
3
●●*神字山とその周辺
●●●*金城山・高棚ノ頭
2
●●●*金城山・高棚ノ頭
●●●●*六万騎山・桂山
2
●●●●*六万騎山・桂山
●*眼下に新道7合目付近
2
●*眼下に新道7合目付近
●●*越後駒ヶ岳・中ノ岳
6
●●*越後駒ヶ岳・中ノ岳
●●●*荒沢岳・ネコブ山
3
●●●*荒沢岳・ネコブ山
●●●●*旧道・牛ヶ岳
2
●●●●*旧道・牛ヶ岳
【1710m肩・左へ下降】
12時45分、「1710m肩」を通過。ここから尾根が左へと下降。尾根伝いに8合目へと下り続けます。
3
【1710m肩・左へ下降】
12時45分、「1710m肩」を通過。ここから尾根が左へと下降。尾根伝いに8合目へと下り続けます。
後方の風景が刻々と変化してゆきます。ここから眺める「割引岳」は、なだらかなピークです。
3
後方の風景が刻々と変化してゆきます。ここから眺める「割引岳」は、なだらかなピークです。
【下ノ滝沢支流の雪渓】
下ノ滝沢支流をズーム。雪渓の合間に、小さな滝が流れ落ちています。
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7/15 12:43
【下ノ滝沢支流の雪渓】
下ノ滝沢支流をズーム。雪渓の合間に、小さな滝が流れ落ちています。
【8合目・刈払いココまで】
12時52分、新道「8合目」を通過。この日、登山道の刈払いが済んでいたのは割引岳山頂からココまで。
2
7/15 12:52
【8合目・刈払いココまで】
12時52分、新道「8合目」を通過。この日、登山道の刈払いが済んでいたのは割引岳山頂からココまで。
8合目から先、腰から胸くらいの高さの笹ヤブをかき分けて進みます。正面の「1527m」を目指します。
2
8合目から先、腰から胸くらいの高さの笹ヤブをかき分けて進みます。正面の「1527m」を目指します。
【1527mを通過】
13時04分、1527mを通過。目印はありませんが、この辺りが新道・7合目になると思われます。
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7/15 13:04
【1527mを通過】
13時04分、1527mを通過。目印はありませんが、この辺りが新道・7合目になると思われます。
【断続的な急降下が始まる】
1527mから進路を確認。1270m肩に向けて断続的な急降下が始まります。「まだまだ展望は良好、爽快な下り…」
6
【断続的な急降下が始まる】
1527mから進路を確認。1270m肩に向けて断続的な急降下が始まります。「まだまだ展望は良好、爽快な下り…」
【1527mからの下り
ロープで急斜面を下ります。東側斜面は切れ落ちており、眼下に「中ノ又沢右俣」が小さく流れます。
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【1527mからの下り
ロープで急斜面を下ります。東側斜面は切れ落ちており、眼下に「中ノ又沢右俣」が小さく流れます。
【1527mからの下り◆
その急斜面を下りきってから撮影。「山と高原地図」に「急坂」と記された場所。「登るとしたらキツいね…」
2
【1527mからの下り◆
その急斜面を下りきってから撮影。「山と高原地図」に「急坂」と記された場所。「登るとしたらキツいね…」
ロープで下りながら右手側を撮影。「神字山」の岩峰、そして雪渓を抱いた「大窪沢」が確認できました。
2018年08月17日 15:39撮影
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8/17 15:39
ロープで下りながら右手側を撮影。「神字山」の岩峰、そして雪渓を抱いた「大窪沢」が確認できました。
【まるで潜水艇のごとく…】
急斜面はまだ続きます。木の枝を掴んで、まるで潜水艇のごとくヤブの中へと下りていきます。「スリップ注意…」
6
7/15 13:13
【まるで潜水艇のごとく…】
急斜面はまだ続きます。木の枝を掴んで、まるで潜水艇のごとくヤブの中へと下りていきます。「スリップ注意…」
【6合目付近を通過】
13時22分、6合目付近を通過。急斜面が一段落し、ヤセた岩尾根に変わります。奥には八海山のスバラシイ展望。
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7/15 13:22
【6合目付近を通過】
13時22分、6合目付近を通過。急斜面が一段落し、ヤセた岩尾根に変わります。奥には八海山のスバラシイ展望。
岩尾根の緩斜面の先にようやく「1270m肩」が見えてきました。アソコからは激下りが始まります。
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岩尾根の緩斜面の先にようやく「1270m肩」が見えてきました。アソコからは激下りが始まります。
【ヤブが最も濃い区間】
この6合目周辺がヤブが最も濃い区間でした。左右からせり出すヤブを手で払いながら進みます。「暑い…」
6
7/15 13:31
【ヤブが最も濃い区間】
この6合目周辺がヤブが最も濃い区間でした。左右からせり出すヤブを手で払いながら進みます。「暑い…」
【ついに激下りが始まる】
13時43分、「1270m肩」を通過。左折した少し先から、一気に激下り開始。必死に木の枝にしがみつきます。
3
7/15 13:43
【ついに激下りが始まる】
13時43分、「1270m肩」を通過。左折した少し先から、一気に激下り開始。必死に木の枝にしがみつきます。
ロープがある場所はまだマシです。無い場所も多いのです。登山道脇のヤブや木の枝だけを頼りに、急斜面をスベり降りる感覚。
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7/15 13:58
ロープがある場所はまだマシです。無い場所も多いのです。登山道脇のヤブや木の枝だけを頼りに、急斜面をスベり降りる感覚。
【スタミナを奪われる】
全身を使っての激下り。さらに真夏日となったこの日の暑さに、みるみるスタミナを奪われます。難所でした。
3
7/15 13:47
【スタミナを奪われる】
全身を使っての激下り。さらに真夏日となったこの日の暑さに、みるみるスタミナを奪われます。難所でした。
【目印あるが迷路に注意】
ポイントごとに目印はあるものの、道迷いしそうな場所が多少ありました。「おかしい…」と感じたら、よく見回して下さい。
3
7/15 13:54
【目印あるが迷路に注意】
ポイントごとに目印はあるものの、道迷いしそうな場所が多少ありました。「おかしい…」と感じたら、よく見回して下さい。
【新道・5合目を通過】
14時08分、5合目を通過。ここから多少は勾配がゆるむものの、急斜面であることには変わりありません。
3
7/15 14:08
【新道・5合目を通過】
14時08分、5合目を通過。ここから多少は勾配がゆるむものの、急斜面であることには変わりありません。
足元に咲くツルアリドウシ。5→4合目区間にずっと咲いています。この小さな白い花に、何度も勇気づけられました。
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7/15 14:16
足元に咲くツルアリドウシ。5→4合目区間にずっと咲いています。この小さな白い花に、何度も勇気づけられました。
【渡渉地点・雪渓アリ】
激下りすること40分、ようやく眼下に大窪沢が現れます。渡渉地点の対岸が雪渓で覆われ、ややこしい状況。
2
7/15 14:28
【渡渉地点・雪渓アリ】
激下りすること40分、ようやく眼下に大窪沢が現れます。渡渉地点の対岸が雪渓で覆われ、ややこしい状況。
【雪渓・ややこしい状況】
そのややこしい地点をズーム。手前の雪渓の周りには、深さ1mほどのラントクルフト。はまったら危険。雪渓の上からのパスは不可。
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【雪渓・ややこしい状況】
そのややこしい地点をズーム。手前の雪渓の周りには、深さ1mほどのラントクルフト。はまったら危険。雪渓の上からのパスは不可。
【4合目・大窪沢に到着
14時29分、最後にロープで後ろ向きで下り、4合目「大窪沢」に到着。高度850m。「上流が渡れる…」
2
【4合目・大窪沢に到着
14時29分、最後にロープで後ろ向きで下り、4合目「大窪沢」に到着。高度850m。「上流が渡れる…」
【4合目・大窪沢に到着◆
上流側を撮影。正面が大窪沢右俣。すぐ手前、左側から左俣が流れ込みます。左俣は泥で濁っています。
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7/15 14:29
【4合目・大窪沢に到着◆
上流側を撮影。正面が大窪沢右俣。すぐ手前、左側から左俣が流れ込みます。左俣は泥で濁っています。
下流側、スノーブリッジが邪魔をし、対岸の取付地点からは登れない。「どこかの斜面から突破するしかない…」
3
7/15 14:35
下流側、スノーブリッジが邪魔をし、対岸の取付地点からは登れない。「どこかの斜面から突破するしかない…」
【スノーブリッジをくぐる】
まずは左岸へと渡渉し、そこからスノーブリッジをくぐって奥へ進む。「頼む。崩れてくるなよ…」
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【スノーブリッジをくぐる】
まずは左岸へと渡渉し、そこからスノーブリッジをくぐって奥へ進む。「頼む。崩れてくるなよ…」
【4合目をパス・対岸へ
14時44分、スノーブリッジをくぐった先で、ぬかるんだ斜面を登る。ようやく4合目をパスです。
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【4合目をパス・対岸へ
14時44分、スノーブリッジをくぐった先で、ぬかるんだ斜面を登る。ようやく4合目をパスです。
【4合目をパス・対岸へ◆
ぬかるんだ斜面の先は、ピンクテープを目印にヤブがちの登山道を進みます。しばらくはトラバース道。
5
【4合目をパス・対岸へ◆
ぬかるんだ斜面の先は、ピンクテープを目印にヤブがちの登山道を進みます。しばらくはトラバース道。
トラバースが終わると、ゴロゴロした岩の斜面が現れます。赤ペンキに従って、斜め右上に斜上。「圧迫感がある…」
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7/15 14:49
トラバースが終わると、ゴロゴロした岩の斜面が現れます。赤ペンキに従って、斜め右上に斜上。「圧迫感がある…」
【最大の難所・敗退寸前
大窪沢渡渉後、そこから比高150mの登り返しがあります。実はこの「登り返し」こそがこの日最大の難所でした。
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7/15 14:53
【最大の難所・敗退寸前
大窪沢渡渉後、そこから比高150mの登り返しがあります。実はこの「登り返し」こそがこの日最大の難所でした。
【最大の難所・敗退寸前◆
登っても登っても現れる急斜面。すでに疲弊していた身体は限界。「オレ、もう脚があがらないよ…」
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【最大の難所・敗退寸前◆
登っても登っても現れる急斜面。すでに疲弊していた身体は限界。「オレ、もう脚があがらないよ…」
【小さな2つの沢を渡渉】
半ベソをかきながらギリギリで斜面を登り切る。そのあと小さな2つの沢を渡渉。930m肩へ向かいます。
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7/15 15:20
【小さな2つの沢を渡渉】
半ベソをかきながらギリギリで斜面を登り切る。そのあと小さな2つの沢を渡渉。930m肩へ向かいます。
小さなアップダウン&トラバースをいくつか越えて進みます。1ヶ所だけザレたトラバース区間があり、多少の注意が必要です。
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小さなアップダウン&トラバースをいくつか越えて進みます。1ヶ所だけザレたトラバース区間があり、多少の注意が必要です。
右手側、旧道や永松渓谷周辺の山々。この時は辛くて「もう二度と来るものか…」と思っていました。でも、いまは違います。
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7/15 15:34
右手側、旧道や永松渓谷周辺の山々。この時は辛くて「もう二度と来るものか…」と思っていました。でも、いまは違います。
【蛇行する永松沢】
永松渓谷をズーム。雪崩で磨かれた両岸のスラブ。その荒々しい岩壁の合間を、永松沢が蛇行して流れます。
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7/15 15:35
【蛇行する永松沢】
永松渓谷をズーム。雪崩で磨かれた両岸のスラブ。その荒々しい岩壁の合間を、永松沢が蛇行して流れます。
【新道・930m肩を通過】
15時38分、新道「930m肩」を通過。「偵察でここまで来たことがあるから、あとは分かります…」
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7/15 15:38
【新道・930m肩を通過】
15時38分、新道「930m肩」を通過。「偵察でここまで来たことがあるから、あとは分かります…」
930m肩より、ザレた急斜面をロープとヤブをつかんで下る。偵察時同様、足下の深い渓谷は底が見えない。「ゆっくりだよ!」
8
7/15 15:44
930m肩より、ザレた急斜面をロープとヤブをつかんで下る。偵察時同様、足下の深い渓谷は底が見えない。「ゆっくりだよ!」
ザレ斜面をパスし、そのままロープとヤブを掴んでの激下りへとなだれ込む。踏み跡は明確ですが、スリップ注意です。
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7/15 15:53
ザレ斜面をパスし、そのままロープとヤブを掴んでの激下りへとなだれ込む。踏み跡は明確ですが、スリップ注意です。
【偵察時とは異なる…】
偵察したのは2年も前。ヤブが出ていたり倒木があったりで、様相が違っていました。「こんなだったっけ…?」
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7/15 16:10
【偵察時とは異なる…】
偵察したのは2年も前。ヤブが出ていたり倒木があったりで、様相が違っていました。「こんなだったっけ…?」
【分岐点・裏巻機探勝路へ】
16時18分、クタクタになりながら分岐点「割引岳登山口」を通過。新道が終わり、裏巻機渓谷の探勝路で帰ります。
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7/15 16:18
【分岐点・裏巻機探勝路へ】
16時18分、クタクタになりながら分岐点「割引岳登山口」を通過。新道が終わり、裏巻機渓谷の探勝路で帰ります。
【ピンチ・ゲートが閉鎖
16時52分、疲労でめまいがし、ペースが上がらない。だが車道のゲートは17時で閉鎖。閉鎖されたら、車は外に出れない。仲間に「先に行ってくれ…」と頼んだ。
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7/15 16:52
【ピンチ・ゲートが閉鎖
16時52分、疲労でめまいがし、ペースが上がらない。だが車道のゲートは17時で閉鎖。閉鎖されたら、車は外に出れない。仲間に「先に行ってくれ…」と頼んだ。
【ピンチ・ゲートが閉鎖
17時03分、どうにか「みやて小屋」に到着し下山終了。仲間の車はすでに無い。一足先に「森のきりん館」へ向かい、時間外のゲート解錠を交渉しにいったのだ。
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7/15 17:03
【ピンチ・ゲートが閉鎖
17時03分、どうにか「みやて小屋」に到着し下山終了。仲間の車はすでに無い。一足先に「森のきりん館」へ向かい、時間外のゲート解錠を交渉しにいったのだ。
【交渉成功・完全終了】
仲間は「森のきりん館」へ車で急行しスタッフに交渉。時間外のゲート解錠が許可された。そして15分後に私を迎えに来てくれた。ようやく長い1日が終わった。
「終わった、なにもかも…」
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【交渉成功・完全終了】
仲間は「森のきりん館」へ車で急行しスタッフに交渉。時間外のゲート解錠が許可された。そして15分後に私を迎えに来てくれた。ようやく長い1日が終わった。
「終わった、なにもかも…」
【バックショット】
危険なまでの美しさを放つ永松渓谷、荒々しい裏巻機の姿を目にすることが出来ました。日帰り周回は遠慮したいですが、紅葉の季節にまた訪れてみたいです(^^)/
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7/15 6:31
【バックショット】
危険なまでの美しさを放つ永松渓谷、荒々しい裏巻機の姿を目にすることが出来ました。日帰り周回は遠慮したいですが、紅葉の季節にまた訪れてみたいです(^^)/
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【森のきりん館・ゲート】
2017年10月27日、紅葉を楽しみに裏巻機渓谷を訪問。おまけの番外編、開始で〜す♪
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10/27 9:00
【森のきりん館・ゲート】
2017年10月27日、紅葉を楽しみに裏巻機渓谷を訪問。おまけの番外編、開始で〜す♪
林道を走行。正面にはイワキ頭へと続く尾根。左奥には高棚ノ頭へと続く尾根。
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10/27 9:04
林道を走行。正面にはイワキ頭へと続く尾根。左奥には高棚ノ頭へと続く尾根。
林道を走行。さらに後方には「八海山」や高倉山、阿寺山などが望めます。
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林道を走行。さらに後方には「八海山」や高倉山、阿寺山などが望めます。
【森林公園「天竺の里」】
林道終点「天竺の里」。駐車場の傍らに「みやて小屋」。
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10/27 9:13
【森林公園「天竺の里」】
林道終点「天竺の里」。駐車場の傍らに「みやて小屋」。
写真左下には「牛ヶ岳」のシルエット。上空にはひつじ雲が広がっています。
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10/27 9:21
写真左下には「牛ヶ岳」のシルエット。上空にはひつじ雲が広がっています。
【紅葉の裏巻機渓谷へ】
9時25分、駐車場より紅葉の裏巻機渓谷へ向かいます。
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10/27 9:25
【紅葉の裏巻機渓谷へ】
9時25分、駐車場より紅葉の裏巻機渓谷へ向かいます。
ススキの道を歩き始めて2分で沈砂池。その奥には紅葉が絡みつく岩峰。
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10/27 9:27
ススキの道を歩き始めて2分で沈砂池。その奥には紅葉が絡みつく岩峰。
9時32分、探勝路をのんびり歩いていると、左奥に滝が見えてきます
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10/27 9:32
9時32分、探勝路をのんびり歩いていると、左奥に滝が見えてきます
【割石沢の無名滝
その滝をズーム。割石沢の名も無き滝。黄葉のフレームに囲まれていました。
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10/27 9:32
【割石沢の無名滝
その滝をズーム。割石沢の名も無き滝。黄葉のフレームに囲まれていました。
【割石沢の無名滝◆
その滝壺からは、網の目のごとき沢水があふれ出しています。
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10/27 9:36
【割石沢の無名滝◆
その滝壺からは、網の目のごとき沢水があふれ出しています。
割石沢から頭上を見上げる。だが、どこから沢水が流れ下ってきているのかは不明。
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10/27 9:52
割石沢から頭上を見上げる。だが、どこから沢水が流れ下ってきているのかは不明。
【断崖の道を往く】
岩を削って築かれた断崖の道を進みます。左奥には「朴ノ木平」。
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【断崖の道を往く】
岩を削って築かれた断崖の道を進みます。左奥には「朴ノ木平」。
水平歩道の黒いシルエット。その奥には紅葉した山肌が浮かび上がります。
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10/27 9:55
水平歩道の黒いシルエット。その奥には紅葉した山肌が浮かび上がります。
【裏巻機渓谷の懐中へ】
1つめの断崖の道を終え、さらに裏巻機渓谷の懐中へ。
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10/27 10:08
【裏巻機渓谷の懐中へ】
1つめの断崖の道を終え、さらに裏巻機渓谷の懐中へ。
正面には荒々しい岩尾根。左手側に坪池沢の堰堤が見え始めます。
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正面には荒々しい岩尾根。左手側に坪池沢の堰堤が見え始めます。
左手側やや後方、五十沢川の対岸に「朴ノ木平」。あそこには一生行けないでしょう。
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10/27 10:05
左手側やや後方、五十沢川の対岸に「朴ノ木平」。あそこには一生行けないでしょう。
風一つ無いスッキリとした秋晴れ。思い出深い1日となりました。
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10/27 10:11
風一つ無いスッキリとした秋晴れ。思い出深い1日となりました。
【坪池沢を渡渉】
10時15分、坪池沢を渡渉。長靴で来ましたので、ジャブジャブと沢の中を歩きます。
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【坪池沢を渡渉】
10時15分、坪池沢を渡渉。長靴で来ましたので、ジャブジャブと沢の中を歩きます。
坪池沢の上流側。堰堤から下る沢水が、岩肌を伝って流れます。
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10/27 10:17
坪池沢の上流側。堰堤から下る沢水が、岩肌を伝って流れます。
坪池沢の下流側。正面に「朴ノ木平」と「小兜山」が並びます。
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坪池沢の下流側。正面に「朴ノ木平」と「小兜山」が並びます。
登山道を坪池沢を渡渉後、深い渓谷の向こうに巨岩「高倉」が見えてくる。
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登山道を坪池沢を渡渉後、深い渓谷の向こうに巨岩「高倉」が見えてくる。
【再び断崖の道へ】
そして再び断崖の道へ。青いワイヤーロープが現れ、緊迫感に包まれます。
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【再び断崖の道へ】
そして再び断崖の道へ。青いワイヤーロープが現れ、緊迫感に包まれます。
進むごとに展望も素晴らしさが増幅。斜め後方を撮影。紅く染まった「大割山」、眼下に「五十沢川」。
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進むごとに展望も素晴らしさが増幅。斜め後方を撮影。紅く染まった「大割山」、眼下に「五十沢川」。
そして左手側の対岸、巨岩「高倉」が聳え立つ。首を痛めるほどに頭上を見上げます。
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そして左手側の対岸、巨岩「高倉」が聳え立つ。首を痛めるほどに頭上を見上げます。
その「高倉」から右へと続く尾根。この斜面の紅葉が、この日で一番見事でした。
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10/27 10:44
その「高倉」から右へと続く尾根。この斜面の紅葉が、この日で一番見事でした。
【不動明王像】
不動滝入口より順路と分かれます。途中、岩陰の奥に不動明王像が祀られています。
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10/27 10:58
【不動明王像】
不動滝入口より順路と分かれます。途中、岩陰の奥に不動明王像が祀られています。
【五十沢不動滝の伝説
宝暦年間のある年、日照り続きで大干ばつとなり、ある農民がこの滝に向かって水乞を始めました。
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10/27 11:17
【五十沢不動滝の伝説
宝暦年間のある年、日照り続きで大干ばつとなり、ある農民がこの滝に向かって水乞を始めました。
【五十沢不動滝の伝説◆
すると滝の水しぶきに中に不動明王の姿が現れ、人々の田畑は救われました。以後、この滝は「不動滝」と呼ばれるようになりました。
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10/27 11:06
【五十沢不動滝の伝説◆
すると滝の水しぶきに中に不動明王の姿が現れ、人々の田畑は救われました。以後、この滝は「不動滝」と呼ばれるようになりました。
探勝路の順路に戻り、さらに奥へ進みます。左手側の眼下、五十沢川がしだいに遠のき小さくなります。
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10/27 11:30
探勝路の順路に戻り、さらに奥へ進みます。左手側の眼下、五十沢川がしだいに遠のき小さくなります。
【段瀑をなす夫婦滝】
11時34分、奥に「夫婦滝」が出現。もしかすると、この眺めが探勝路のクライマックスかもしれません。
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10/27 11:34
【段瀑をなす夫婦滝】
11時34分、奥に「夫婦滝」が出現。もしかすると、この眺めが探勝路のクライマックスかもしれません。
夫婦滝は美しいものの、ここは断崖の道。防護柵などはないため、ワイヤーロープは手放せません。
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10/27 11:33
夫婦滝は美しいものの、ここは断崖の道。防護柵などはないため、ワイヤーロープは手放せません。
13時21分、取水口を見学した後、逆戻りして「みやて小屋」に到着。紅葉ハイキングが終わりました。
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10/27 12:53
13時21分、取水口を見学した後、逆戻りして「みやて小屋」に到着。紅葉ハイキングが終わりました。
●*天竺の里より山座同定
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●*天竺の里より山座同定
●●*大割山・北中尾沢
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●●*大割山・北中尾沢
●●●*中尾山・朴ノ木平
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●●●*中尾山・朴ノ木平
●●●●*牛ヶ岳・巻機山
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●●●●*牛ヶ岳・巻機山
Forest21さん、お疲れ様でした。
多大な労力をかけて、ここまで詳細なレコを作成されたことに敬意を表します。
御神楽岳蝉コースと八海山屏風道を比較の対象として頂いたおかげで、旧道2〜4合目区間(核心部)の難易度が分かり、とても参考になりました。
写真や説明を見ると、新道は、以前より藪っぽくなっていると感じましたが、そんな状況の中で、あのとんでもない激急コースを下るのは、さぞかし大変だったと思います。(笑)
ところで、刈払いをされていた方もいらっしゃったとのことですが、旧道のロープや鎖は、どんな状況でしたでしょうか?
sinobunoさん、こんばんは(^^)
このたびは私のマニアックなレコ(笑)をご覧いただきまして、ありがとうございます。
この裏巻機ルート・旧道&新道は、年間を通じて訪れる登山者が極めて少ないようです。
その大きな理由として、書籍やネット上での山行記録がほとんど見当たらないという「情報量の少なさ」にあるのでは無いかと思います。
また『山と高原地図』を見ますと、裏巻機ルートは「破線」となっているだけでなく、「危マーク」「険しい地形と急坂」「上級者(熟練者)向」「増水時渡渉不可」などと、何だか「脅し」にも思えるようなワードも記載されています。敬遠されても仕方ないかもしれません…(^^;)
そんなことから、「実際のところはどうなの?」という部分を分かってもらえるよう、そしてもっと多くの登山者に来ていただけるよう、本レコではどうしても詳細でマニアックな記述をせざるを得ませんでした。すべては、いつまでも「旧道&新道」が存続してほしいという願い、そして私なりの「巻機山」への愛です。
ご質問にお答え致します。
まず新道ですが、私が訪れた時点ではまだ刈払い作業の途中だったようです。そのため、あちこちでヤブが残った状態でしたが、いまごろはもっと快適に登下降できるのではないかと思います。急斜面には変わりありませんが…。
それから旧道ですが、核心部の「取水口→4合目」区間のみならず、「4合目→8合目」区間にもロープ&鎖が連続します。数は多いのですが、ロープや鎖で古ぼけたものはほとんど見当たりませんでした。中には今年変えたばかりと思われる真新しいトラロープも数ヶ所で目にしました。おそらく地元山岳会の方たちが整備されているものと思われます。ホントに頭が下がる思いですm(_ _)m
さっそくの詳細な情報、ありがとうございました。Forestさんのレコを参考に、いずれ、旧道についても、挑戦してみたいと思います。(^-^)
かつて、歩かれていた道がなくなってしまうのは、悲しいことですね。
私も、歩くだけでも大変な道を草刈機を回しながら一生懸命に手入れしてくださる方の姿を見ると、いつも、感謝の気持ちでいっぱいになります。
これからもマニアチックなレコを楽しみにしております。(^-^)
sinobunoさん、こんにちは
追記ですが、「御神楽岳」や「八海山」では険しいながらもすべての鎖がしっかり手に届き、また足元の岩が削ってあって足を掛けやすくなっていたりといった整備がなされています。一方、旧道の核心部「取水口→4合目」区間では、そうした部分がまだ十分とは言えない箇所がございました。まあ、命の危険を感じるほどではありませんでしたが…
もし旧道に行かれるようでしたら、どうかお気を付けてm(_ _)m
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